JPH0515536Y2 - - Google Patents

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JPH0515536Y2
JPH0515536Y2 JP16783786U JP16783786U JPH0515536Y2 JP H0515536 Y2 JPH0515536 Y2 JP H0515536Y2 JP 16783786 U JP16783786 U JP 16783786U JP 16783786 U JP16783786 U JP 16783786U JP H0515536 Y2 JPH0515536 Y2 JP H0515536Y2
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air
engine
cooling water
water
pipe
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はV型渦給エンジンの給気マニホールド
内に冷却エレメントを挿入した給気冷却装置に関
する。
〔従来の技術〕
第5〜6図は従来形の(ビルトイン)エアクー
ラを用いたエンジンの一例で第5図は前面図、第
6図は上面図である。
図において41,42はシリンダヘツドよりの
出口水管、43は冷却水の合流点、44,45は
サーモスタツトよりラジエータへの水管、51,
52は(ピルトイン)エアクーラ、53,54は
ターボチヤージヤ、55,56はエアダクト、5
7はエアクーラ冷却水入口パイプ、58,59は
エアクーラ冷却水出口パイプ、60はバイパスパ
イプ、61,62はサーモスタツト、63は水ポ
ンプである。
ターボチヤージヤ右列用53、左列用54が並
列にエンジンに取り付けられており、そのため排
気出口は2個となつている。またターボチヤージ
ヤ53,54と、エアクーラ51,52とは接続
用エアダクト55,56で連結され、これらの部
品はすべて専用部品となつている。
次に冷却水系統の構成について述るとエアクー
ラ51,52と水ポンプ63とは、点線の水パイ
プ40とエアクーラ入口パイプ57を介して連結
され、又エアクーラ51,52とサーモスタツト
61,62とはそれぞれエアクーラ出口パイプ5
8,59を介して連結されている。さらにサーモ
スタツト61,62にはエンジン冷却水出口パイ
プ41,42が連結されると共に、バイパスパイ
プ60を介して水ポンプ63とも連結され、バイ
パスパイプ60の他端にはサーモスタツト61が
位置し、バイパスパイプ60の中央部にはサーモ
スタツト62が配設されている。又第6図に示す
サーモスタツト61,62の上端部44,45と
バイパスパイプ60とは図示しない水パイプとラ
ジエータを介して連結されている。
次に前記従来例の作用について説明する。
ターボチヤージヤ53,54のブロアより流出
した給気は断熱圧縮されて高温となつているの
で、給気効率を向上させるためエアクーラ51,
52を介して水ポンプ63よりの冷却水で冷却さ
れ、エンジンシリンダ内に流入する。又エアクー
ラ51,52を冷却した冷却水はサーモスタツト
61,62に流入するとともにエンジン冷却後の
温水もサーモスタツト内に流入し、前記両冷却水
はサーモスタツト内で合体する。この合体した冷
却水の温度が高温のときは、図示しないラジエー
タを通して低温とし水ポンプ63に還流され、前
記冷却水温が低いときにはバイパスパイプ60を
へて直接水ポンプ63に還流され、以上のサイク
ルを繰返す。なお水ポンプ63よりエンジンへの
冷却水は水ポンプ本体より直接エンジンの水ジヤ
ケツト内に流入する。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところが前記給気冷却装置の従来例には次項の
ような問題点がある。
(1) 排気出口が2個あり艤装が面倒である。
(2) エアダクト55,56が左右で形状が違つて
いるため、給気抵抗及び容積が不均等となりV
型エンジン左右列シリンダの給気効率に相違を
生じる。
(3) 冷却水流量もバイパスパイプの配管構造上左
右シリンダで不均等を生じる。
(4) 上記(2),(3)項で述べたエアクーラの給気側、
及び冷却水側の左右不均等から左右シリンダに
エンジンの出力差を生じる。
〔問題点を解決するための手段、作用〕
本考案に係るV型エンジンの給気冷却装置は、
ターボチヤージヤ2個をエンジンの中心線上に排
気側を向い合わせて配置し、1個の排気管15で
連結し排気管出口15aを1個とした。この為排
気管出口15aを中心としてエアクーラ、エアダ
クト、冷却水配管の対称配置が可能となり、前記
部品の左右共通化がはかられる。又左右のサーモ
スタツトを連結しているバイパスパイプの分流点
21、及び左右のエアクーラに流入する冷却水入
口パイプへの合流点20をエンジン中心線上に設
けることにより、エアクーラの冷却水通路抵抗を
左右同一にして給気温度の左右列のバランスをは
かり、エンジンの性能の向上を実現するようにし
たのが特徴である。
〔実施例〕 以下第1〜4図を参照し本考案の一実施例につ
いて説明する。第1図は本考案に係るV型エンジ
ンの前面図、第2図は同上面図、第3図、第4図
は本考案のそれぞれ右列、左列用の(ビルトイ
ン)エアクーラの外観図を示す。
図において、1,2は(ビルトイン)エアクー
ラ、3,4はターボチヤージヤ、5,6はエアダ
クト、7,8はエアクーラ冷却水入口パイプ、
9,10はエアクーラ冷却水出口パイプ、11は
バイパスポンプ、12,13はサーモスタツト、
14は水ポンプ、15は排気管出口、16,17
は左右シリンダヘツドよりのエンジン冷却水の出
口パイプ、18,19は左右サーモスタツトから
図示しないラジエータをへて水ポンプ14に至る
水パイプ、21はバイパス回路11の分流点、2
0は水ポンプ14よりの水管(点線で表示)と左
右エアクーラへの冷却水入口パイプ7,8との合
流点である。
ターボチヤージヤ右列用3、左列用4はVバン
ク上方にシリンダ列方向で且排気側を向かい合わ
せて配置し、1個の排気管15で接続し排気管出
口15aをエンジン中心に設置している。ターボ
チヤージヤ3,4とエアクーラ1,2とは接続用
エアダクト5,6で連結され、又エアクーラ右列
用1、左列用2は第3〜4図に示すように本体3
1とクーラエレメント32は共通で組立方法のみ
が違うものとした。このようにして、左右給気系
は排気管出口を中心にして点対称に配置したので
エアダクト5,6の左右共通化と左右給気系の多
くの部品の共通化が実現できる。
次に冷却水系統の構成について説明する。
エアクーラ1,2と水ポンプ14とは点線の水
パイプ22とエアクーラ入口パイプ7,8とを介
して連結され、又エアクーラ1,2とサーモスタ
ツト12,13とはそれぞれエアクーラ出口パイ
プ9,10で連結されている。さらにサーモスタ
ツト12,13にはエンジン冷却水出口パイプ1
6,17が連結されると共に、バイパスパイプ1
1を介して水ポンプ14とも連結されている。又
第2図に示すサーモスタツト12,13の上端部
18,19とバイパスパイプ11とは図示しない
水パイプとラジエータを介して連結されている。
次に前記実施例の作用について説明する。
ターボチヤージ3,4のブロアより流出した加
圧空気は高圧縮されて高温となつているので、給
気効率を向上させるためにはエアクーラ1,2を
へた冷却空気をエンジンシリンダ内に流入させる
必要がある。又エアクーラ1,2をへた冷却水は
サーモスタツト12,13内に流入すると共に、
エンジン冷却後の温水が同サーモスタツト12,
13に流入し両温水と合体する。この合体した冷
却水が高温のときには図示しないラジエータを介
して低温化し水ポンプ14に還流され、前記冷却
水温が低温のときにはバイパスパイプ11をへて
直接水ポンプ14に還流され、以上のサイクルを
繰返す。なお水ポンプ14よりエンジンへの冷却
水は水ポンプ14のボデーより直接エンジンの水
ジヤケツト内に流入する。
又エアクーラの冷却水通路についても入口パイ
プ7と出口パイプ9、入口パイプ8と出口パイプ
10の長さを等しくして流れの抵抗を均等にした
ことと、サーモスタツト12,13と水ポンプ1
4を結ぶバイパスパイプ11についてもエンジン
中心線上で且サーモスタツト12,13の中央点
21から水ポンプ14に流すようにし、水ポンプ
14よりエアダクト用冷却水入口パイプ7,8へ
の合流点20もエンジンの左右方向中心点に配置
し左右の冷却水量のバランスをとるようにしてい
る。
〔考案の効果〕
本考案に係るV型エンジンの給気冷却装置を前
記のとおり構成し、右列、左列の給気及び冷却水
のバランス化をはかつたので左右シリンダの給気
効率が均一化されエンジン性能及び信頼性を確保
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例の前面図、第2図は同
上面図、第3〜4図は本考案の右列、左列用(ビ
ルトイン)エアクーラの外観図、第5〜6図は従
来例で第5図は第1図相当図、第6図は第2図応
当図である。 1,2……エアクーラ、3,4……ターボチヤ
ージヤ、5,6……エアダクト、15……排気
管、15a……排気出口管、20……合流点、2
1……分流点。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 同一形状のターボチヤージヤ2個を排気側で向
    かい合わせ排気管を1つに連結してVバンク上方
    にシリンダ列方向へ配置するとともに、エンジン
    左右両側に各々配されるエアクーラ及び該エアク
    ーラと上記ターボチヤージヤとを各々連結するエ
    アダクトを上記排気管の連結部を中心として点対
    象に配置し、かつ上記左右のエアクーラ間に連結
    される冷却水入口パイプ及び冷却水出口パイプの
    水ポンプとの連絡点をエンジンの左右方向中心点
    としたことを特徴とするV型エンジン。
JP16783786U 1986-10-31 1986-10-31 Expired - Lifetime JPH0515536Y2 (ja)

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JPS6373531U JPS6373531U (ja) 1988-05-17
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