JPH05155178A - ページめくり装置 - Google Patents

ページめくり装置

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Publication number
JPH05155178A
JPH05155178A JP32194391A JP32194391A JPH05155178A JP H05155178 A JPH05155178 A JP H05155178A JP 32194391 A JP32194391 A JP 32194391A JP 32194391 A JP32194391 A JP 32194391A JP H05155178 A JPH05155178 A JP H05155178A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
page
roller
booklet
movable
column
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP32194391A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaaki Horikawa
昌明 堀川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP32194391A priority Critical patent/JPH05155178A/ja
Publication of JPH05155178A publication Critical patent/JPH05155178A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ページめくり装置を、簡単な構造で小型にす
るとともに、確実な改ページ行えるようにする。 【構成】 上下動可能で冊子原稿の各ページの境界線に
平行な回転軸を持つ正逆回転可能なローラと、冊子原稿
の一端部から他端部へと移動可能な支柱と、その支柱に
沿って上下動可能である鋭利端を有する改ページ板とを
設け、ローラでページをずらし、現れた次ページを改ペ
ージ板が押さえ、前記改ページ板の上にずれた前記ペー
ジを戻したのち、改ページ板を移動してページをめく
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、自動読書機などに適
用されるページめくり装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、ページめくり装置では、比較
的簡単な機構で小型なものとしてローラなどによりペー
ジをずらして改ページする方式を採用しているものがあ
る。
【0003】図6(A)、(B)は、従来のページめく
り装置の一例の動作説明図である。
【0004】このページめくり装置では、ローラとペー
ジめくり用ピンを用いている。
【0005】同図(A)では、冊子原稿B’は必要なペ
ージが開かれて載置されている。改ページしたいページ
B’1上の端部よりにローラ51を押し当て、ページ
B’1とローラ51の接触部で改ページ方向(図中矢
印)になるようにローラ51を回転させる。これにより
生じたページB’1のたわみに冊子原稿B’の側面(冊
子原稿の通常状態の上下)より改ページ用ピン52を挿
入する。そして同図(B)のように改ページ用ピン52
を改ページ方向に移動して行う。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ような方法では、次のような問題点があった。
【0007】ページめくり装置は、通常他の主装置に適
用されるものであり、簡単な構造、小型であること、低
コストなどが必要な条件とされている。ところが、改ペ
ージ用ピンを用いると、ピンを冊子原稿の側面(通常状
態の上下)から挿入するため機構が複雑であるととも
に、冊子原稿の上下の外側にピンを保持、移動するため
のスペースが必要となり装置が小型にならない。また、
機構が複雑になるため、部品点数が多く組立工程も複雑
になり、コスト的にもユーザのニーズに応えることがで
きない。
【0008】そこで、この発明の目的は、簡単な構造で
小型かつ低コストのページめくり装置を提供することに
ある。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明のページめくり
装置では、開いて載置した冊子原稿のページ面に対し垂
直に上下動可能であるとともに、前記冊子原稿の各ペー
ジの境界線に平行な回転軸を有し、かつ正逆回転可能な
ローラと、前記開いて載置した冊子原稿の一端部から他
端部へと移動可能な支柱と、前記支柱に上下動可能に固
定された鋭利なエッジを有する改ページ板と、を設けた
ことを特徴とする。
【0010】
【作用】この発明に係るページめくり装置では、上下動
可能で冊子原稿の各ページの境界線に平行な回転軸を持
つ正逆回転可能なローラと、冊子原稿の一端部から他端
部へと移動可能な支柱と、その支柱に沿って上下動可能
である鋭利なエッジを有する改ページ板とを設けたの
で、改ページしたいページを改ページ板の上へ載せて移
動することができる。
【0011】すなわち、開いて載置された冊子原稿の改
ページしたいページにローラを降ろし、前記ローラをペ
ージとの接触部で改ページ方向に回転(以下正転と呼
ぶ)させて、前記ページを改ページ方向にずらす。前記
ページの端部に次ページが現れ、支柱に沿って改ページ
板の鋭利なエッジを前記次ページに下降させて押さえ
る。前記ローラを逆転させ前記ページを元に戻し次ペー
ジを押さえている改ページ板の上へと載せる。その後ロ
ーラを元位置に戻した後改ページ板を上昇させ前記ペー
ジを浮き上がらせてから、支柱を改ページ方向(他端
部)へと移動し改ページを完了する。
【0012】
【実施例】図1(A)〜(G)は、本発明の実施例であ
るページめくり装置の動作説明図である。原稿台6の冊
子原稿載置位置の端部に支柱5が配設されている。支柱
5は矢印c方向へ他端部まで移動可能である。支柱5に
は改ページ板4がその鋭利なエッジ42の支軸41によ
り支柱5に沿って上下動可能に固定されている。改ペー
ジ板4の形状は後述の図3で説明する。ローラ1は図示
せぬ上下移動機構により上下移動可能である。
【0013】図1(A)で、原稿台6の上に開いて載置
された冊子原稿Bの改ページしたいページB1の上にロ
ーラ1を下降させ押さえる。図1(B)では、ローラ1
を正転(矢印a方向)させるとページB1が改ページ方
向にたわんで移動し、次ページB2が現れる。図1
(C)では改ページ板4の支軸41を下降させエッジ4
2で次ページB2を押さえる。改ページ板4の他端は図
のようにカーブ状に形成されていて、自然とページの上
に横たわるようになっている。図1(D)では、ローラ
1を逆転(矢印b方向)させる。これによりページB1
はたわんでずれていたのが元に戻るが、鋭利なエッジ4
2が次ページB2を押さえているので、その上に載るこ
とになる。図1(E)では、ローラ1を支柱5の矢印c
方向の移動の障害とならないよう元の位置へと移動させ
る。図1(F)で、改ページ板4の支軸41を支柱5に
沿って上昇させる。するとページB1は冊子原稿Bから
浮き上がる。最後に図1(G)で、支柱5を矢印c方向
他端へと移動させる。こうすることにより、改ページ板
4上に載っていたページB1は改ページ板4とともに移
動して改ページされる。
【0014】図2は、同ページめくり装置の側面概略図
である。
【0015】ページめくり装置本体10の底部に原稿台
6があり、その上に冊子原稿Bが載置されている。ロー
ラ1は本体10の側壁に軸11で上下動可能に設けら
れ、モータ(1)12により駆動される。冊子原稿Bの
通常時の上下(図では両側)には紙面に対し垂直にガイ
ドレール51配設され、支柱5がモータ(2)54によ
りガイドレール51に沿って移動する。支柱5には改ペ
ージ板4がその鋭利なエッジ42で支軸41により回動
自在に固定され、支軸41は支柱5のガイド溝(後述)
に沿って上下動する。支軸41の移動はモータ(2)5
4により行われる。動作は図1と同様なので省略する。
【0016】図3は、同ページめくり装置の改ページ板
が次ページを押さえた状態の外観図である。冊子原稿B
は図示せぬ原稿台の上に載置され改ページしたいページ
B1が開かれている。冊子原稿Bの上下方向に設けられ
た支柱5は矢印c方向にガイドレール51に沿って移動
可能であり、支柱5には支軸41を介して改ページ板4
がエッジ42で支えられている。エッジ42は鋭利に形
成されていて、支軸41をガイド溝52に沿って下降さ
せて次ページB2に押し当てると、エッジ42も次ペー
ジB2に密着して、図のように横たわり、エッジ42に
より次ページB2から自然な勾配がつくようになってい
る。
【0017】図4は、同改ページ板の上下動時の変移説
明図である。改ページ板4は、そのエッジ42の支軸4
1により支柱5に形成されたガイド溝52に沿って4’
の状態まで下降、そして逆に上昇する。そのときの変移
の模様が点線である。
【0018】図5は、同ページめくり装置の機能ブロッ
ク図である。
【0019】原稿ずらし処理部21、改ページ処理部2
2、制御回路部23より構成される。原稿ずらし処理部
21にはローラおよびその駆動部などが含まれ、改ペー
ジ処理部22には改ページ板や支柱、それらの関連部な
どが含まれ、制御回路部23はローラの回転、移動、改
ページ板の移動などの制御を司る。
【0020】なお改ページ板の形状や移動機構、支柱へ
の固定方法など、本実施例に限られるものではなく、ず
らしたページを戻したときにスムーズに改ページ板の上
へ載ることができる構造であれば差し支えない。
【0021】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、ロー
ラを用いて改ページ板の上に改ページしたいページを載
せた後、支柱を改ページ方向に移動して改ページするた
め、冊子原稿の上下側より長いピンなどの挿入が不要で
あり、ピンを挿入に必要なスペースなど省くことができ
る。従って、装置の水平方向の広さは「冊子原稿の大き
さ+α」程度に収まり、装置の小型化が実現できた。さ
らに構造が簡単になるとともに、引いてはコストの低減
を図ることができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例であるページめくり装置の動
作説明図である。
【図2】同ページめくり装置の側面概略図である。
【図3】同ページめくり装置の改ページ板が次ページを
押さえた状態の外観図である。
【図4】同改ページ板の上下動時の変移説明図である。
【図5】同ページめくり装置の機能ブロック図である。
【図6】従来のページめくり装置の一例の動作説明図で
ある。
【符号の説明】
1 ローラ 4 改ページ板 42 改ページ板のエッジ 5 支柱

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開いて載置した冊子原稿のページ面に対
    し垂直に上下動可能であるとともに、前記冊子原稿の各
    ページの境界線に平行な回転軸を有し、かつ正逆回転可
    能なローラと、 前記開いて載置した冊子原稿の一端部から他端部へと移
    動可能な支柱と、 前記支柱に上下動可能に固定され鋭利なエッジを有する
    改ページ板と、 を設けたことを特徴とするページめくり装置。
JP32194391A 1991-12-05 1991-12-05 ページめくり装置 Pending JPH05155178A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32194391A JPH05155178A (ja) 1991-12-05 1991-12-05 ページめくり装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32194391A JPH05155178A (ja) 1991-12-05 1991-12-05 ページめくり装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05155178A true JPH05155178A (ja) 1993-06-22

Family

ID=18138158

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP32194391A Pending JPH05155178A (ja) 1991-12-05 1991-12-05 ページめくり装置

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JP (1) JPH05155178A (ja)

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