JPH05154477A - 電解アルカリイオン整水装置 - Google Patents
電解アルカリイオン整水装置Info
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- JPH05154477A JPH05154477A JP10672291A JP10672291A JPH05154477A JP H05154477 A JPH05154477 A JP H05154477A JP 10672291 A JP10672291 A JP 10672291A JP 10672291 A JP10672291 A JP 10672291A JP H05154477 A JPH05154477 A JP H05154477A
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- valve
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Abstract
(57)【要約】
〔目的〕取水バルブが電解槽の給水側管路に設けられて
いる元締式電解アルカリイオン整水装置において、給水
管路フロースイッチのダイアフラムチャンバ内の雑菌
が、アルカリイオン水に混入しないようにし、より好ま
しくはチャンバ内の流体が殺菌処理されて外部に放出さ
れるようにすることを目的とする。 〔構成〕給水側管路にフロースイッチを介装した元締式
電解整水装置において、フロースイッチのダイアフラム
に支持させた弁ロッドを通水室を通して通水室の外部ま
で液密に突出させ、弁ロッドの軸芯に貫設した通路によ
って、ダイアフラム上方のチャンバを通水室の外部へ連
通させる。好ましくはフロースイッチの通水室の外部下
段に第2の通水室を連設し、この第2通水室に弁ロッド
の通路が開放されるようにするとともに、電解槽の酸性
水排水管路を第2通水室に連通する。
いる元締式電解アルカリイオン整水装置において、給水
管路フロースイッチのダイアフラムチャンバ内の雑菌
が、アルカリイオン水に混入しないようにし、より好ま
しくはチャンバ内の流体が殺菌処理されて外部に放出さ
れるようにすることを目的とする。 〔構成〕給水側管路にフロースイッチを介装した元締式
電解整水装置において、フロースイッチのダイアフラム
に支持させた弁ロッドを通水室を通して通水室の外部ま
で液密に突出させ、弁ロッドの軸芯に貫設した通路によ
って、ダイアフラム上方のチャンバを通水室の外部へ連
通させる。好ましくはフロースイッチの通水室の外部下
段に第2の通水室を連設し、この第2通水室に弁ロッド
の通路が開放されるようにするとともに、電解槽の酸性
水排水管路を第2通水室に連通する。
Description
【0001】
【発明の利用分野】本発明は電解槽の給水側管路に電解
槽からの電解水の取水制御を行うバルブを設けるととも
に、このバルブと電解槽間の給水管路にフロースイッチ
を介装した元締式の電解アルカリイオン整水装置に関す
る。
槽からの電解水の取水制御を行うバルブを設けるととも
に、このバルブと電解槽間の給水管路にフロースイッチ
を介装した元締式の電解アルカリイオン整水装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】本発明者は先に、電解槽の給水側管路に
バルブを設けた元締式電解整水装置において、バルブと
電解槽の間の給水管路に図4に示すようなフロースイッ
チを設けたものを開発した。このものは電解槽の給水管
路、すなわち、アルカリ水に電解される前の水路にフロ
ースイッチを設けてあるのでアルカリ水中のカルシュウ
ムの析出によるフロースイッチのトラブルがなくなると
いう利点がある。
バルブを設けた元締式電解整水装置において、バルブと
電解槽の間の給水管路に図4に示すようなフロースイッ
チを設けたものを開発した。このものは電解槽の給水管
路、すなわち、アルカリ水に電解される前の水路にフロ
ースイッチを設けてあるのでアルカリ水中のカルシュウ
ムの析出によるフロースイッチのトラブルがなくなると
いう利点がある。
【0003】しかしながら、従来の装置はフロースイッ
チのダイアフラム上方のチャンバと通水室の弁座下方と
を通路を介して連通させているためダイアフラムの上下
作動の際に制御チャンバ内の水が原水に混入して電解槽
に給水される構造になっている。ところが、制御チャン
バ内の水は動きが少なく、滞留する傾向があるため、長
期間の間に雑菌が繁殖し、これが電解槽を通して飲用の
アルカリイオン水にも入ってしまうという問題がある。
チのダイアフラム上方のチャンバと通水室の弁座下方と
を通路を介して連通させているためダイアフラムの上下
作動の際に制御チャンバ内の水が原水に混入して電解槽
に給水される構造になっている。ところが、制御チャン
バ内の水は動きが少なく、滞留する傾向があるため、長
期間の間に雑菌が繁殖し、これが電解槽を通して飲用の
アルカリイオン水にも入ってしまうという問題がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の第1
の目的はフロースイッチの制御チャンバの雑菌が飲用の
アルカリイオン水に混入しない元締式電解アルカリイオ
ン整水装置を提供することにある。
の目的はフロースイッチの制御チャンバの雑菌が飲用の
アルカリイオン水に混入しない元締式電解アルカリイオ
ン整水装置を提供することにある。
【0005】さらに本発明の第2の目的は制御チャンバ
から流出した雑菌が電解酸性水で殺菌処理されて排出さ
れる上記電解イオン整水装置を提供することにある。
から流出した雑菌が電解酸性水で殺菌処理されて排出さ
れる上記電解イオン整水装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るために、本発明の電解イオン整水装置は、水の電解糟
と、この電解槽に原水を供給する給水管路と、電解槽か
らアルカリイオン水と酸性水を別々に取出す一対の電解
水排出管路と、前記給水管路に設けられ、開閉操作によ
り電解槽からの電解水の取水制御を行うバルブと、この
バルブと電解槽の間の給水管路に介装され、流体の流れ
を検出して信号を発信するフロースイッチとを具備し、
前記フロースイッチは、弁座を有する通水室と、通水室
の上方にダイアフラムを介して設けた制御チャンバと、
通水室の弁座口の流量を制御する弁体を取り付けた弁ロ
ッドの一側を前記ダイアフラムに固定するとともに該ダ
イアフラムと共に通水室の弁座口へ向けて弾発的に付勢
させた弁部材と、制御チャンバを前記通水室以外の外部
へ連通させる通路と、弁部材の位置を検出するスイッチ
とを有し、前記給水管路をフロースイッチの通水室を介
して電解槽に接続したことを特徴とする。
るために、本発明の電解イオン整水装置は、水の電解糟
と、この電解槽に原水を供給する給水管路と、電解槽か
らアルカリイオン水と酸性水を別々に取出す一対の電解
水排出管路と、前記給水管路に設けられ、開閉操作によ
り電解槽からの電解水の取水制御を行うバルブと、この
バルブと電解槽の間の給水管路に介装され、流体の流れ
を検出して信号を発信するフロースイッチとを具備し、
前記フロースイッチは、弁座を有する通水室と、通水室
の上方にダイアフラムを介して設けた制御チャンバと、
通水室の弁座口の流量を制御する弁体を取り付けた弁ロ
ッドの一側を前記ダイアフラムに固定するとともに該ダ
イアフラムと共に通水室の弁座口へ向けて弾発的に付勢
させた弁部材と、制御チャンバを前記通水室以外の外部
へ連通させる通路と、弁部材の位置を検出するスイッチ
とを有し、前記給水管路をフロースイッチの通水室を介
して電解槽に接続したことを特徴とする。
【0007】制御チャンバを通水室以外の外部に連通さ
せる手段としては、一側をダイアフラムに固定した弁ロ
ッドの他端を通水室の下方外部へ液密に突出させるとと
もに、弁ロッドの軸芯に前記チャンバと通水室下方外部
を連通する通路を設ける方式のほか、制御チャンバの上
部ケーシングに該制御チャンバと外部を連通する通路を
形成する方式等がある。
せる手段としては、一側をダイアフラムに固定した弁ロ
ッドの他端を通水室の下方外部へ液密に突出させるとと
もに、弁ロッドの軸芯に前記チャンバと通水室下方外部
を連通する通路を設ける方式のほか、制御チャンバの上
部ケーシングに該制御チャンバと外部を連通する通路を
形成する方式等がある。
【0008】また、上記第2の目的を達成するために、
本発明は上記イオン整水装置において、フロースイッチ
の通水室の下方外部に仕切部材を介した第2の通水室を
設け、 弁ロッドの通路を介して制御チャンバとこの通
水室を連通させるとともに、第2通水室に電解槽の酸性
電解水の排出管路を接続したことを特徴とする。
本発明は上記イオン整水装置において、フロースイッチ
の通水室の下方外部に仕切部材を介した第2の通水室を
設け、 弁ロッドの通路を介して制御チャンバとこの通
水室を連通させるとともに、第2通水室に電解槽の酸性
電解水の排出管路を接続したことを特徴とする。
【0009】
【発明の作用】給水側管路のバルブを開くと水道水など
の原水がフロースイッチの通水室に流入し、ダイアフラ
ムを押し上げ、ダイアフラムと一体の弁部材が開き水が
電解槽に流れる。また、弁部材の移動により検出スイッ
チが作動し、この信号により電解槽の電極に電圧が印加
され、電解が行われる。給水管路のバルブを開いている
間は給水、電解がなされ電解槽内に生成されたアルカリ
イオン水と酸性イオン水は各々の排水管路を通って排出
される。また、バルブを閉じると給排水が止まり、電解
も停止される。
の原水がフロースイッチの通水室に流入し、ダイアフラ
ムを押し上げ、ダイアフラムと一体の弁部材が開き水が
電解槽に流れる。また、弁部材の移動により検出スイッ
チが作動し、この信号により電解槽の電極に電圧が印加
され、電解が行われる。給水管路のバルブを開いている
間は給水、電解がなされ電解槽内に生成されたアルカリ
イオン水と酸性イオン水は各々の排水管路を通って排出
される。また、バルブを閉じると給排水が止まり、電解
も停止される。
【0010】本発明ではフロースイッチの制御チャンバ
が弁ロッド軸芯、あるいは制御チャンバのケーシングに
貫設した通路を介して通水室の外部に連通し、原水が通
る通水室には連通していない。従って、通水によって制
御チャンバが圧縮されても、チャンバ内の流体は通水室
の外部へ流れ、通水室すなわち原水には混入しない。
が弁ロッド軸芯、あるいは制御チャンバのケーシングに
貫設した通路を介して通水室の外部に連通し、原水が通
る通水室には連通していない。従って、通水によって制
御チャンバが圧縮されても、チャンバ内の流体は通水室
の外部へ流れ、通水室すなわち原水には混入しない。
【0011】また、上記のように、通水室の下方外部に
弁ロッドの通路を介して連通する第2の通水室を設け、
この第2通水室に電解槽からの酸性水排出管路を接続し
た場合はダイアフラムのチャンバから流出する雑菌が酸
性水によって殺菌される。
弁ロッドの通路を介して連通する第2の通水室を設け、
この第2通水室に電解槽からの酸性水排出管路を接続し
た場合はダイアフラムのチャンバから流出する雑菌が酸
性水によって殺菌される。
【0012】
【実施例】図1は本発明の第1の目的を達成するための
実施例を示すもので、1は電解槽、2は水道水などの給
水管路、3は電解アルカリイオン水排出管路、4は電解
酸性水排出管、5は給水管路2に設けたバルブ、6はバ
ルブ5と電解槽1の間の給水管路2に設けられているフ
ロースイッチ、7はアルカリイオン水排出管路3と酸性
水排出管路4の流量比率切換弁である。尚、図は省略し
たが、必要により給水管路には浄水器、ミネラル等の電
解薬液供給装置、流量計等が設置され、また、配管系の
適宜位置にpH計を設けてもよい。
実施例を示すもので、1は電解槽、2は水道水などの給
水管路、3は電解アルカリイオン水排出管路、4は電解
酸性水排出管、5は給水管路2に設けたバルブ、6はバ
ルブ5と電解槽1の間の給水管路2に設けられているフ
ロースイッチ、7はアルカリイオン水排出管路3と酸性
水排出管路4の流量比率切換弁である。尚、図は省略し
たが、必要により給水管路には浄水器、ミネラル等の電
解薬液供給装置、流量計等が設置され、また、配管系の
適宜位置にpH計を設けてもよい。
【0013】かくして、上記の装置は電解槽1の給水側
管路2に電解水の取水制御バルブ5を配設したいわゆる
元締式の電解アルカリイオン整水装置であり、バルブ5
を開くと水道水等の原水がフロースイッチ電解槽を通っ
て一対の排出管路3,4から排水されるとともに、フロ
ースイッチ6が原水の流れを検出するとその信号で電解
槽の電極に直流電解電圧が印加され、電解が行われるよ
うになっている。
管路2に電解水の取水制御バルブ5を配設したいわゆる
元締式の電解アルカリイオン整水装置であり、バルブ5
を開くと水道水等の原水がフロースイッチ電解槽を通っ
て一対の排出管路3,4から排水されるとともに、フロ
ースイッチ6が原水の流れを検出するとその信号で電解
槽の電極に直流電解電圧が印加され、電解が行われるよ
うになっている。
【0014】本発明の上記整水装置に使用されるフロー
スイッチ6は図1に示すように、弁座8を設けた通水室
9の弁座上流側に導入口10を有するとともに、下流側
に導出口11を有し、弁座上流側の通水室の上方にダイ
アフラム12で仕切った制御チャンバ13が一体に連設
されている。通水室9の中心軸方向には通水室9の弁座
8の流量を制御するための弁体14を取付けた弁部材1
5が配設されており、この弁部材15の弁ロッド16は
一端が前記ダイアフラム12に支持され、チャンバ13
内に設けたスプリング17によりダアフラム12ととも
に図の下方へ弾発的に付勢されているとともに、弁ロッ
ド16の他端は通水室9を通して通水室9の下部仕切部
材の下方外部まで突出している。そして、図1の実施例
では弁ロッド16の軸芯には通路18が貫設されてお
り、この通路18によって、制御チャンバ13が通水室
9の下方外部と連通している。すなわち、このフロース
イッチ6の特徴はダイアフラム12上方のチャンバ13
が通路18を介して通水室9の下方外部へ開放し、給水
によりダイアフラム12が上下作動するときにチャンバ
13内の流体(空気、水など)が通水室9の外部へ流出
し、外部から流入するようになっている。
スイッチ6は図1に示すように、弁座8を設けた通水室
9の弁座上流側に導入口10を有するとともに、下流側
に導出口11を有し、弁座上流側の通水室の上方にダイ
アフラム12で仕切った制御チャンバ13が一体に連設
されている。通水室9の中心軸方向には通水室9の弁座
8の流量を制御するための弁体14を取付けた弁部材1
5が配設されており、この弁部材15の弁ロッド16は
一端が前記ダイアフラム12に支持され、チャンバ13
内に設けたスプリング17によりダアフラム12ととも
に図の下方へ弾発的に付勢されているとともに、弁ロッ
ド16の他端は通水室9を通して通水室9の下部仕切部
材の下方外部まで突出している。そして、図1の実施例
では弁ロッド16の軸芯には通路18が貫設されてお
り、この通路18によって、制御チャンバ13が通水室
9の下方外部と連通している。すなわち、このフロース
イッチ6の特徴はダイアフラム12上方のチャンバ13
が通路18を介して通水室9の下方外部へ開放し、給水
によりダイアフラム12が上下作動するときにチャンバ
13内の流体(空気、水など)が通水室9の外部へ流出
し、外部から流入するようになっている。
【0015】尚、フロースイッチ6には弁部材15に一
体に固定したマグネット19とケースに固定した検出ス
イッチ20(リードスイッチなど)からなる検出手段が
設けられており、通水室9内の水の流れを検出して信号
を発信するように構成されている。
体に固定したマグネット19とケースに固定した検出ス
イッチ20(リードスイッチなど)からなる検出手段が
設けられており、通水室9内の水の流れを検出して信号
を発信するように構成されている。
【0016】かくして、上記フロースイッチ6は通水室
9の導入口10にバルブ5側の給水管路2aを接続し、
導出口11に電解槽1側の給水管路2bを接続して使用
される。
9の導入口10にバルブ5側の給水管路2aを接続し、
導出口11に電解槽1側の給水管路2bを接続して使用
される。
【0017】図2は通路18を弁ロッド16に貫設する
代わりに、制御チャンバのケーシング13aに貫設した
実施例を示すもので、図1の実施例と同様の目的が達成
される。もちろん、この場合は弁ロッド16を通水室9
の下方に突出させる必要はない。
代わりに、制御チャンバのケーシング13aに貫設した
実施例を示すもので、図1の実施例と同様の目的が達成
される。もちろん、この場合は弁ロッド16を通水室9
の下方に突出させる必要はない。
【0018】図3は本発明の別の実施例を示すものであ
る。この実施例ではフロースイッチ6の通水室9の下方
外部、すなわち弁ロッド16の通路18が開口している
位置に第2の通水室21を仕切部材22を介して上下二
段に連設し、これにより、チャンバ13と第2通水室2
1を前記通路18を介して連通させるとともに、電解槽
1の酸性水排出管路4を第2通水室21の導入口23に
接続し、チャンバ13から流出する流体が電解酸性水に
混入し酸性水の殺菌作用を受けるようにしてある。
る。この実施例ではフロースイッチ6の通水室9の下方
外部、すなわち弁ロッド16の通路18が開口している
位置に第2の通水室21を仕切部材22を介して上下二
段に連設し、これにより、チャンバ13と第2通水室2
1を前記通路18を介して連通させるとともに、電解槽
1の酸性水排出管路4を第2通水室21の導入口23に
接続し、チャンバ13から流出する流体が電解酸性水に
混入し酸性水の殺菌作用を受けるようにしてある。
【0019】図3では第2通水室21に弁座24を設け
るとともに、この弁座24を開閉する弁体25を弁ロッ
ド16の突出部に設けてあるが、これに限定されるもの
ではなく、第2通水室21は弁座24を省略し開放した
ままでもよい。ただし、第2通水室21に弁座24を設
ける場合は図3のように、通路18を弁ロッド16の先
端、すなわち、弁座24の下方へ向けて貫設し、弁ロッ
ド16で弁座24を閉じたときに、通路18が弁座の下
流側に開口し、これにより、通路18が弁座24上流側
の水圧の影響をうけないようにする必要がある。この理
由は、弁座を閉じているときは、通水室21の弁座24
上流側に水が充満しているので通路18が第2通水室2
1の弁座24よりも上流側に開口していると、弁座上流
側の水圧のために、バルブ5を開いたときに弁部材15
が作動しなくなるからである。また、図3では仕切部材
22にベローズを使用しているが、固定仕切壁に弁ロッ
ドを液密に貫通させた構造でももちろんよい。尚、第2
通水室21の導出口26はドレン等に接続される。
るとともに、この弁座24を開閉する弁体25を弁ロッ
ド16の突出部に設けてあるが、これに限定されるもの
ではなく、第2通水室21は弁座24を省略し開放した
ままでもよい。ただし、第2通水室21に弁座24を設
ける場合は図3のように、通路18を弁ロッド16の先
端、すなわち、弁座24の下方へ向けて貫設し、弁ロッ
ド16で弁座24を閉じたときに、通路18が弁座の下
流側に開口し、これにより、通路18が弁座24上流側
の水圧の影響をうけないようにする必要がある。この理
由は、弁座を閉じているときは、通水室21の弁座24
上流側に水が充満しているので通路18が第2通水室2
1の弁座24よりも上流側に開口していると、弁座上流
側の水圧のために、バルブ5を開いたときに弁部材15
が作動しなくなるからである。また、図3では仕切部材
22にベローズを使用しているが、固定仕切壁に弁ロッ
ドを液密に貫通させた構造でももちろんよい。尚、第2
通水室21の導出口26はドレン等に接続される。
【0020】
【発明の効果】本発明は上記構成になっているのでチャ
ンバ内の滞留水が原水に混入することがなく、従って、
生成される飲用のアルカリイオン水に滞留水の雑菌が混
入されるという問題が完全に解消される。
ンバ内の滞留水が原水に混入することがなく、従って、
生成される飲用のアルカリイオン水に滞留水の雑菌が混
入されるという問題が完全に解消される。
【0021】また、通水室の下方外部に仕切部材を介し
た第2の通水室を設け、この第2通水室に電解槽からの
酸性水排出管路を接続した場合はチャンバから流出する
雜菌が酸性水の殺菌力によって殺菌処理されてドレンに
排出されるので衛生上の効果も大である。
た第2の通水室を設け、この第2通水室に電解槽からの
酸性水排出管路を接続した場合はチャンバから流出する
雜菌が酸性水の殺菌力によって殺菌処理されてドレンに
排出されるので衛生上の効果も大である。
【図1】 本発明による電解アルカリイオン整水装置の
要部構成図。
要部構成図。
【図2】 本発明の他の具体例による要部構成図。
【図3】 本発明の他の実施例による電解アルカリイオ
ン整水装置の要部構成図。
ン整水装置の要部構成図。
【図4】 従来装置の要部構成図。
1…電解槽、 2…給水管路、 3…アルカリイオン水
排出管路、 4…酸性水排出管路、 5・・・バルブ、
6…フロースイツチ、 7…流量比率切換弁、8,24
…弁座、 9,21…通水室、 12…ダイアフラム、
13…制御チャンバ、 13a…制御チャンバケーシ
ング、 14,25…弁体、 15…弁部材、 16…
弁ロッド、 18…通路、 19…マグネット、 20
…検出スイッチ、 22…仕切部材。
排出管路、 4…酸性水排出管路、 5・・・バルブ、
6…フロースイツチ、 7…流量比率切換弁、8,24
…弁座、 9,21…通水室、 12…ダイアフラム、
13…制御チャンバ、 13a…制御チャンバケーシ
ング、 14,25…弁体、 15…弁部材、 16…
弁ロッド、 18…通路、 19…マグネット、 20
…検出スイッチ、 22…仕切部材。
Claims (5)
- 【請求項1】 水の電解糟と、この電解槽に原水を供給
する給水管路と、電解槽からアルカリイオン水と酸性水
を別々に取出す一対の電解水排出管路と、前記給水管路
に設けられ、開閉操作により電解槽からの電解水の取水
制御を行うバルブと、このバルブと電解槽の間の給水管
路に介装され、流体の流れを検出して信号を発信するフ
ロースイッチとを具備し、前記フロースイッチは、弁座
を有する通水室と、通水室の上方にダイアフラムを介し
て設けた制御チャンバと、通水室の弁座口の流量を制御
する弁体を取り付けた弁ロッドの一側を前記ダイアフラ
ムに固定するとともにダイアフラムと共に通水室の弁座
口へ向けて弾発的に付勢させた弁部材と、制御チャンバ
を前記通水室以外の外部へ連通させる通路と、弁部材の
位置を検出するスイッチとを有し、前記給水管路をフロ
ースイッチの通水室を介して電解槽に接続したことを特
徴とする電解アルカリイオン整水装置。 - 【請求項2】 一側をダイアフラムに固定した弁ロッド
の他端を通水室の下方外部へ液密に突出させるととも
に、弁ロッドの軸芯に前記チャンバと通水室下方外部を
連通する通路を形成したことを特徴とする請求項1記載
の電解アルカリイオン整水装置。 - 【請求項3】 制御チャンバの上部ケーシングに該制御
チャンバと外部を連通する通路を形成したことを特徴と
する請求項1記載の電解イオン整水装置。 - 【請求項4】 フロースイッチの通水室の下方外部に第
2の通水室を連設し、弁ロッド軸芯の前記通路によって
該第2の通水室と制御チャンバを連通させるとともに、
電解槽の酸性電解水排出管路を該第2の通水室に接続し
たことを特徴とする請求項2記載の電解アルカリイオン
整水装置。 - 【請求項5】 第2通水室に弁座を設けるとともに、弁
部材が該弁座を閉じたときに、弁ロッドの通路が弁座口
または弁座口下流側に開口するようにしたことを特徴と
する請求項4記載の電解アルカリイオン整水装置
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10672291A JPH05154477A (ja) | 1991-02-12 | 1991-04-11 | 電解アルカリイオン整水装置 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4093491 | 1991-02-12 | ||
JP3-40934 | 1991-02-12 | ||
JP10672291A JPH05154477A (ja) | 1991-02-12 | 1991-04-11 | 電解アルカリイオン整水装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05154477A true JPH05154477A (ja) | 1993-06-22 |
Family
ID=26380442
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10672291A Pending JPH05154477A (ja) | 1991-02-12 | 1991-04-11 | 電解アルカリイオン整水装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05154477A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0759013A1 (en) * | 1994-05-13 | 1997-02-26 | Austech Pty Ltd | Water sterilisation apparatus |
-
1991
- 1991-04-11 JP JP10672291A patent/JPH05154477A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0759013A1 (en) * | 1994-05-13 | 1997-02-26 | Austech Pty Ltd | Water sterilisation apparatus |
EP0759013A4 (en) * | 1994-05-13 | 1997-07-30 | Austech Pty Ltd | APPARATUS FOR STERILIZING WATER |
US5928481A (en) * | 1994-05-13 | 1999-07-27 | Austech Limited | Apparatus for sterilising water by the process of heavy metal sterilisation using silver |
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