JPH0515412A - 植毛機のピツカー - Google Patents

植毛機のピツカー

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JPH0515412A
JPH0515412A JP19504191A JP19504191A JPH0515412A JP H0515412 A JPH0515412 A JP H0515412A JP 19504191 A JP19504191 A JP 19504191A JP 19504191 A JP19504191 A JP 19504191A JP H0515412 A JPH0515412 A JP H0515412A
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Yoshiki Kato
芳樹 加藤
Fumiaki Saito
文昭 斎藤
Ryoichi Sato
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ピッカー本体の用毛排出用切欠に対する用毛
取入れ領域における用毛密度を常に高くすること。 【構成】 ピッカー本体1の用毛排出用切欠1cが形成
された側縁には、切欠開口部を始端として反用毛搬送方
向側に延びる一定長の陥凹状側縁部101と、陥凹状側
縁部101に続く突出状側縁部103が形成され、突出
状側縁部103の厚みが陥凹状側縁部101の厚みより
大きく設定されているようにしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ブラシ植毛機の中でブ
ラシのハンドルにブラシ用毛を、用毛マガジンから安定
して取出すためのピッカーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】植毛機のピッカーに関する従来の技術と
しては、特開平1-254112号公報に記載のものが知られて
いる。
【0003】上記特開平1-254112号公報には、ピッカー
本体にインナーブレードを内蔵してあるピッカーが記載
されている。そして、このピッカーにあっては、ピッカ
ー本体の側縁を用毛マガジン内の用毛群に接しながら円
弧状に前後進する間に用毛を受取るに際し、ピッカー本
体に設けてある用毛排出用切欠に用毛を取込み、且つ取
込んだ用毛をインナーブレードにて保持し、該用毛を搬
送するように構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】然しながら、上記の従
来の技術ではピッカー本体の用毛排出用切欠が形成され
た側縁が滑らかに連続する円弧面であるため、以下のよ
うな課題を有していた。
【0005】即ち、ピッカーの前進時に、ピッカー本体
の用毛排出用切欠に用毛を取入れるに際し、ピッカー本
体における切欠開口部の両側縁が用毛マガジン内の用毛
群に対し同一面上を滑らかに摺接する結果、用毛は必ず
しも確実且つ積極的に該切欠に取込まれ難い。
【0006】また、ピッカーの前進時に、ピッカー本体
の用毛排出用切欠に取入れた用毛をインナーブレードに
て保持しながら用毛マガジン外に搬送するに際し、用毛
マガジンの用毛搬送方向側内壁まわりに位置しているマ
ガジン内用毛群の一部のものがピッカー本体の前進と共
にその切欠まわりに引っ掛ける如くにより随伴して徒ら
にマガジン外に散逸せしめられるおそれがある。
【0007】また、ピッカーの前進によって、ピッカー
本体の用毛排出用切欠に取入れた用毛をインナーブレー
ドと共にマガジン外に搬送するとき、マガジン内の用毛
取入れ領域における用毛密度が低下する結果、ピッカー
の次サイクルの後退時にピッカー本体の上記切欠に必ず
しも所定本数の用毛を取入れできないおそれがある。
【0008】本発明は、ピッカーの後退時にピッカー本
体の用毛排出用切欠に確実且つ積極的に用毛を取込みで
き、ピッカーの前進時にピッカー本体の用毛排出用切欠
に取込んでいない用毛を随伴散逸せしめることなく、且
つピッカー本体の用毛排出用切欠に対する用毛取入れ領
域における用毛密度を常に高くすることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
は、用毛マガジンに対して前後進するピッカー本体を有
し、上記ピッカー本体は後退位置にて上記用毛マガジン
内の用毛取入れ領域から用毛を受取り、前進位置にて該
用毛を排出する、植毛機のピッカーにおいて、上記ピッ
カー本体は、インナーブレードを往復動可能に内蔵し、
該ピッカー本体のマガジン内用毛群に接する側縁には、
上記用毛マガジン内の用毛取入れ領域から上記用毛を取
込む用毛排出用切欠が形成され、上記インナーブレード
の先端には、該インナーブレードの往動によって上記用
毛排出用切欠を閉鎖する位置に進出して該用毛排出用切
欠に取込んだ用毛を保持する用毛保持部が形成され、上
記インナーブレードは、上記ピッカー本体が後退位置側
から前進位置側への前進過程にある間、該用毛排出用切
欠内に取込んだ用毛を該用毛保持部により保持する往動
位置に設定され、上記ピッカー本体が前進位置側から後
退位置側への後退過程にある間、該用毛排出用切欠を該
用毛保持部にて閉鎖しない復動位置に設定され、且つ、
上記ピッカー本体の上記用毛排出用切欠が形成された側
縁には、該切欠開口部を始端として反用毛搬送方向側に
延びる一定長の陥凹状側縁部と、該陥凹状側縁部に続く
突出状側縁部が形成され、該突出状側縁部の厚みが該陥
凹状側縁部の厚みより大きく設定されているようにした
ものである。
【0010】請求項2に記載の本発明は、用毛マガジン
に対して前後進するピッカー本体を有し、上記ピッカー
本体は後退位置にて上記用毛マガジン内の用毛取入れ領
域から用毛を受取り、前進位置にて該用毛を排出する、
植毛機のピッカーにおいて、上記ピッカー本体は、イン
ナーブレードを往復動可能に内蔵し、該ピッカー本体の
マガジン内用毛群に接する側縁には、上記用毛マガジン
内の用毛取入れ領域から上記用毛を取込む用毛排出用切
欠が形成され、上記インナーブレードの先端には、該イ
ンナーブレードの往動によって上記用毛排出用切欠を閉
鎖する位置に進出して該用毛排出用切欠に取込んだ用毛
を保持する用毛保持部が形成され、上記インナーブレー
ドは、上記ピッカー本体が後退位置側から前進位置側へ
の前進過程にある間、該用毛排出用切欠内に取込んだ用
毛を該用毛保持部により保持する往動位置に設定され、
上記ピッカー本体が前進位置側から後退位置側への後退
過程にある間、該用毛排出用切欠を該用毛保持部にて閉
鎖しない復動位置に設定され、且つ、上記ピッカー本体
の上記用毛排出用切欠が形成された側縁には、該切欠開
口部を始端として反用毛搬送方向側に延びる一定長の陥
凹状側縁部と、該陥凹状側縁部に続く突出状側縁部が形
成され、該ピッカー本体の該陥凹状側縁部の終端には、
上記用毛マガジン内の上記用毛取入れ領域に対する反用
毛搬送方向側領域から用毛を取込み可能とする用毛補填
用切欠が形成され、上記インナーブレードの後端側部分
には、上記ピッカー本体が上記前進過程にある間におい
て該インナーブレードが上記往動位置に設定されると
き、上記用毛補填用切欠と合致して該用毛補填用切欠へ
の用毛の取込みを許容する用毛取込凹部を備えると共
に、上記ピッカー本体が上記後退過程にある間において
該インナーブレードが上記復動位置に設定されるとき、
上記用毛補填用切欠と重合して該用毛補填用切欠内の取
込済用毛を押出すと共に新規用毛の取込みを排除する用
毛排除部を備えるようにしたものである。
【0011】請求項3に記載の本発明は、請求項2に記
載の本発明において更に、前記突出状側縁部の厚みが前
記陥凹状側縁部の厚みより大きく設定されるようにした
ものである。
【0012】
【作用】本発明によれば、ピッカー本体の用毛排出用切
欠が形成された側縁に、該切欠開口部を始端として反用
毛搬送方向側に延びる陥凹状側縁部を形成したので、下
記〜の如くの作用がある。
【0013】即ち、ピッカーの後退時に、ピッカー本
体の用毛排出用切欠に用毛を取入れるに際し、ピッカー
本体における切欠開口部に対する一方の非段差部側エッ
ジが、隣接する陥凹状側縁部に対して突出する結果、こ
の非段差部側エッジが用毛群中の用毛を掻き取る如くに
確実且つ積極的に上記用毛排出用切欠に取込む。
【0014】また、ピッカーの前進時に、ピッカー本
体の用毛排出用切欠に取入れた用毛をインナーブレード
にて保持しながら用毛マガジン外に搬送するに際し、用
毛マガジンの用毛搬送方向側内壁まわりに位置している
マガジン内用毛群を、ピッカー本体に対する一方の非段
差部にてマガジン内方の反ピッカー側に強く押込んだ
後、ピッカー本体の上記用毛排出用切欠を当該押込まれ
た用毛群の前面にて通過せしめるものとなる。従って、
このとき、ピッカー本体に取込まれていないマガジン内
用毛が該用毛排出用切欠まわりに引っ掛けられる如くに
随伴散逸せしめられることがない。
【0015】また、ピッカーの前進によって、ピッカ
ー本体の用毛排出用切欠に取入れた用毛をインナーブレ
ードと共に用毛マガジン外に搬送するとき、用毛マガジ
ン内の用毛取入れ領域において低下した用毛密度は、ピ
ッカー本体における陥凹状側縁部に対し他方側にて隣接
する突出状側縁部側エッジがその前進時にマガジン内用
毛群を上記用毛取入れ領域に押込みながら前進する結
果、該用毛取入れ領域における用毛密度は次サイクルの
用毛取入れに備えて常に高密度化され得る。
【0016】ここで、本発明によれば、ピッカー本体に
おける陥凹状側縁部に対し他方側にて隣接する突出状側
縁部の厚みを該陥凹状側縁部の厚みより大きく設定した
から、下記の如くの作用がある。
【0017】上記において、ピッカー本体の突出状
側縁部側エッジにてマガジン内用毛群を用毛取入れ領域
に押込みながら前進するに際し、該突出状側縁部側エッ
ジの押込み幅を広くし、結果として該突出状側縁部側エ
ッジは用毛を傾けることなく搬送し、安定した状態で上
記用毛取入れ領域に押込むことができる。従って、ピッ
カーによる次サイクルの用毛取込みを安定的に行なうこ
とができる。
【0018】更に、本発明によれば、ピッカー本体の陥
凹状側縁部の終端に用毛補填用切欠を形成したから、下
記の如くの作用がある。
【0019】上記において、ピッカー本体の突出状
側縁部側エッジにてマガジン内用毛群を用毛取入れ領域
に押込みながら前進するに際し、ピッカー本体の陥凹状
側縁部側にて互いに合致するピッカー本体の用毛補填用
切欠とインナーブレードの用毛取込凹部とにより、マガ
ジン内用毛群を確実且つ多量に取込んで上記用毛取入れ
領域の側に移送することができる。そして、ピッカー本
体が前進位置に達したときには、インナーブレードの用
毛排除部がピッカー本体の上記用毛補填用切欠内の多量
の取込済用毛を上記用毛取入れ領域に押出して補填する
こととなる。従って、ピッカーによる次サイクルの用毛
取込みを安定的に行なうことができる。
【0020】
【実施例】図1は本発明の植毛機のピッカーの一実施例
を動作と共に示す平面図、図2はピッカーの用毛排出用
切欠とインナーブレードの用毛保持部で用毛を保持する
状態を示す部分拡大図、図3は図1のIII −III 線断面
図、図4はピッカーと用毛マガジンの関係を示す部分拡
大図、図5〜図8はピッカーの動作を示す説明図で、図
5は用毛を搬送する状態、図6は用毛を解放する状態、
図7は用毛を用毛マガジンから受取る状態、図8は受取
った用毛を保持する状態をそれぞれ示す図、図9はピッ
カーにより用毛を保持する状態を示す断面図、図10は
ピッカーの植毛機への取付状態を示す斜視図、図11は
図1のピッカー本体を示す平面図、図12はピッカー本
体の陥凹状側縁部と突出状側縁部の厚み差を示す模式
図、図13はピッカーによる用毛の搬送状態を示す模式
図、図14は本発明の他の実施例を示す平面図である。
【0021】図1はピッカーを示す平面図で該ピッカー
は図10に示す如く植毛機に配設されている。
【0022】ピッカー本体1は、図1に示す如く先端か
ら基端に亘り漸次拡幅した円弧状に形成されており、基
端部の孔1aを介して図10に示す如くピッカーブラケ
ット2に固定されている。而してピッカー本体1は図1
矢示方向に円弧状に前進動するよう構成されている。
【0023】更にピッカー本体1はプレート状に形成さ
れているが、円弧の略中央部には円弧形状に沿って幅方
向に貫通した隙間δが形成されている。そしてこの隙間
δにはインナーブレード3がピッカー本体1の前進動と
共に隙間内においてピッカー本体1に対して円弧方向に
相対的に往復動するように挟持されている。このインナ
ーブレード3は、図3に示す如くピッカー本体1の両面
に配置された連結プレート4、4と一体に形成されてい
る。つまり、図3から明らかなようにピッカー本体1の
両面にはそれぞれ2個所ずつの円弧状の長穴1bが形成
されており、この長穴1bを貫通したピン5によってイ
ンナーブレード3と両連結プレート4、4とは連結され
て一体化している。従ってインナーブレード3はピン5
が長穴1bを往復動する範囲でピッカー本体1の隙間内
を円弧状に往復動することができるように構成されてい
る。
【0024】また、ピッカー本体1の先端側の外側縁に
はマガジンから用毛を受取る用毛排出用切欠1cが形成
されている。この用毛排出用切欠1cはピッカー本体1
が図1において反時計方向に回転(後退)すると、図4
に示す如く、ピッカー本体1の外側縁を挟むようにして
配設された用毛マガジン6を通過するときにこの用毛マ
ガジン6に収納された用毛7を図9に示した如く受取る
ように形成されている。
【0025】またインナーブレード3は、その先端に図
1、図2に示す如く切欠3aが形成され、その一部はピ
ッカー本体1の外側縁に沿う爪3b(用毛保持部)が形
成されている。この爪3bは尖端を有し、基部に向かっ
て漸次太く形成されている。従ってピッカー本体1が用
毛マガジン6から用毛7を用毛排出用切欠1cに受取る
際に、インナーブレード3は上記用毛排出用切欠1cに
向けて進出して爪3bの尖端を用毛用マガジン6内の用
毛7に突き差してピッカー本体1の用毛排出用切欠1c
を閉鎖し、且つ該切欠1cに納めた用毛7を分取すると
共に、進出端である往動位置に設定されるにおいては爪
3b基部が拡幅することによってピッカー本体1の用毛
排出用切欠1cとで強く保持し、用毛7の位置ずれをな
くし、用毛マガジン6内におけると同様に両端を揃った
状態で維持するように構成されている。
【0026】而して、ピッカー本体1の前進端の少し手
前(図1実線位置)であって、ピッカー本体1の経路の
稍々上方においてインナーブレード3に連結された連結
プレート4の一端、図1では右端に接触する解放用接触
片8が配設されている。従ってピッカー本体1が時計方
向に回転(前進)して前進端に達する前に連結プレート
4が解放用接触片8に接触してインナーブレード3を係
止し、ピッカー本体1のみが前進端位置に達し、インナ
ーブレード3は相対的にピッカー本体1内を反時計方向
にピッカー本体1の長穴1bの寸法分だけ移動して復動
位置に設定され、ピッカー本体1の用毛排出用切欠1c
からインナーブレード3の切欠3aを後退させて上記用
毛排出用切欠1cを解放するようになされている。また
ピッカー本体1の後退端の少し手前(図1仮想線位置)
であって、ピッカー本体1の経路の稍々上方において連
結プレート4の他端、図1では左端に接触する閉止用接
触片9が配設されている。従ってピッカー本体1が反時
計方向に回転(後退)して後退端に達する前に、先ずピ
ッカー本体1の用毛排出用切欠1cが用毛用マガジン6
を通過して後退端に達する時点でインナーブレード3が
往動位置に設定され、この用毛排出用切欠1cに上述の
如く用毛7を所定本数だけ分割、保持するようになされ
ている。
【0027】即ち、上記インナーブレード3は、上記ピ
ッカー本体1が後退位置側から前進位置側への前進過程
にある間、用毛排出用切欠1c内に取込んだ用毛7を爪
3bにより保持する往動位置に設定される。また、イン
ナーブレード3はピッカー本体1が前進位置側から後退
位置側への後退過程にある間、用毛排出用切欠1cを爪
3bにて閉鎖しない復動位置に設定される。
【0028】また、本実施例ではピッカー本体1の裏面
側には、図1、図3に示す如くピアノ線10がピッカー
本体1の円弧に沿って配設されている。ピアノ線10の
一端はピッカー本体1裏面の略中央に位置させて固定部
材11を介して固定され、他端は自由端として構成され
ている。このピアノ線10は、上記各図から明らかなよ
うに、ピッカー本体1の裏面側の連結プレート4の内側
縁に内方に向けて突出形成された突起部の溝4aに嵌入
し、連結プレート4を常時ピッカー本体1の径方向外方
に付勢し、自由状態にある連結プレート4、即ちインナ
ーブレード3の動きを拘束するようになされている。従
ってピッカー本体1が高速度で円弧状経路を往復動して
も上記接触片8、9に接触して移動するとき以外はピア
ノ線10の付勢力が制動作用を発揮してインナーブレー
ド3の自由な動きをなくし、用毛7を安定した状態で搬
送する。
【0029】然るに、ピッカー本体1にあっては、図1
1に示す如く、用毛排出用切欠1cが形成された外側縁
中間部に、切欠1c開口部を始端として反用毛搬送方向
側に延びる一定長の陥凹状側縁部101を形成し、陥凹
状側縁部101の一方であるピッカー本体1の先端側の
外側縁を非段差部102とし、陥凹状側縁部101の他
方であるピッカー本体1の基端側の外側縁を突出状側縁
部103としている。
【0030】更に、ピッカー本体1にあっては、図12
に示す如く、上記突出状側縁部103の厚みを上記陥凹
状側縁部101の厚みより大きく設定している。
【0031】また、ピッカー本体1にあっては、ピッカ
ー本体1の陥凹状側縁部101の終端に、用毛マガジン
6内の用毛取入れ領域に対する反用毛搬送方向側領域か
ら用毛7を取込み可能とする用毛補填用切欠1dを形成
している。
【0032】そして、インナーブレード3の後端側部分
には、ピッカー本体1が上記前進過程にある間において
インナーブレード3が上記往動位置に設定されるとき、
用毛補填用切欠1dと合致して該用毛補填用切欠1dへ
の用毛7の取込みを許容する用毛取込凹部3dを備え
る。
【0033】また、インナーブレード3の後端側部分で
上記用毛取込凹部3dに隣接する部分には、ピッカー本
体1が上記後退過程にある間においてインナーブレード
3が上記復動位置に設定されるとき、用毛補填用切欠1
dと重合して該用毛補填用切欠1d内の取込済用毛7を
押出すと共に新規用毛7の取込みを排除する用毛排除部
3eを備える。即ち、インナーブレード3はピッカー本
体1が前進端に達し後退過程に入るときに、用毛排除部
3eにて用毛補填用切欠1d内の取込済用毛7を押出す
ものであり、この用毛7の押出し領域はマガジン6内の
用毛取入れ領域に略一致するものとなっている。
【0034】次にピッカー本体1の動作を図5〜図8を
参照しつつ説明する。
【0035】図5は用毛7を保持して搬送している状態
を示す図で、ピッカー本体1は時計方向に回転移動して
いる。この状態から更にピッカー本体1が回転するとま
もなく開放用接触片8に連結プレート4の一端が接触し
て連結プレート4、即ちインナーブレード3を係止し
て、この時点から前進端までのピッカー本体1の回転に
対し、インナーブレード3は相対的に反時計方向に長穴
1bの寸法分だけ回転し、ピッカー本体1の用毛排出用
切欠1cからその先端の切欠3aを退動させて用毛排出
用切欠1cを解放して、保持している用毛7を解放して
次工程へと引き渡す。次いでピッカー本体1は、前進か
ら後退に移行して図7に示す如く反時計方向に回転移動
し、後退端手前で閉止用接触片9に連結ブレード4の他
端が接触してインナーブレード3を係止すると、インナ
ーブレード3はピッカー本体1に対し相対的に時計方向
に移動する。そしてインナーブレード3の切欠3aがピ
ッカー本体1の用毛排出用切欠1cに向かって進出し、
この間に用毛マガジン6で用毛7を受入れると、その間
にインナーブレード3が更に進出して爪3bによって用
毛排出用切欠1cを閉止してピッカー本体1の後退端に
おいてインナーブレード3は用毛排出用切欠1cへの進
出端に達して爪3bと用毛排出用切欠1cとで用毛7を
図8に示す如く保持する。その後は再び図5の状態へと
移行する。
【0036】上記実施例によれば、ピッカー本体1の用
毛排出用切欠1cが形成された側縁に、該切欠開口部を
始端として反用毛搬送方向側に延びる陥凹状側縁部10
1を形成したので、下記〜の如くの作用がある。
【0037】即ち、ピッカーの後退時に、ピッカー本
体1の用毛排出用切欠1cに用毛を取入れるに際し、ピ
ッカー本体1における切欠開口部に対する一方の非段差
部102側エッジが、隣接する陥凹状側縁部101に対
して突出する結果、この非段差部102側エッジが用毛
群中の用毛を掻き取る如くに確実且つ積極的に上記用毛
排出用切欠1cに取込む。
【0038】また、ピッカーの前進時に、ピッカー本
体1の用毛排出用切欠1cに取入れた用毛7をインナー
ブレード3にて保持しながら用毛マガジン6外に搬送す
るに際し、用毛マガジン6の用毛搬送方向側内壁まわり
に位置しているマガジン内用毛群を、ピッカー本体1に
対する一方の非段差部102にてマガジン内方の反ピッ
カー側に押込んだ後、ピッカー本体1の上記用毛排出用
切欠1cを上記押込まれた用毛群の前面にて通過せしめ
るものとなる。従って、このとき、ピッカー本体1に取
込まれていないマガジン内用毛が該用毛排出用切欠1c
まわりに引っ掛けられる如くに随伴散逸せしめられるこ
とがない。
【0039】また、ピッカーの前進によって、ピッカ
ー本体1の用毛排出用切欠1cに取入れた用毛7をイン
ナーブレード3と共に用毛マガジン6外に搬送すると
き、用毛マガジン6内の用毛取入れ領域において低下し
た用毛密度は、ピッカー本体1における陥凹状側縁部1
01に対し他方側にて隣接する突出状側縁部103側エ
ッジがその前進時にマガジン内用毛群を上記用毛取入れ
領域に押込みながら前進する結果、該用毛取入れ領域に
おける用毛密度は次サイクルの用毛取入れに備えて常に
高密度化され得る。
【0040】ここで、上記実施例によれば、ピッカー本
体1における陥凹状側縁部101に対し他方側にて隣接
する突出状側縁部103の厚みを該陥凹状側縁部101
の厚みより大きく設定したから、下記の如くの作用が
ある。
【0041】上記において、ピッカー本体1の突出
状側縁部103側エッジにてマガジン内用毛群を用毛取
入れ領域に押込みながら前進するに際し、該突出状側縁
部103側エッジの押込み幅を広くし、結果として該突
出状側縁部103側エッジは用毛7を傾けることなく搬
送し、安定した状態で上記用毛取入れ領域に押込むこと
ができる。従って、ピッカーによる次サイクルの用毛取
込みを安定的に行なうことができる。図13(A)は突
出状側縁部103の押込み幅が狭く搬送される用毛7が
傾き易い状態を示し、図13(B)は突出状側縁部10
3の押込み幅が広く搬送される用毛7が直立を保たれる
状態を示している。
【0042】更に、上記実施例によれば、ピッカー本体
1の陥凹状側縁部101の終端に用毛補填用切欠1dを
形成したから、下記の如くの作用がある。
【0043】上記において、ピッカー本体1の突出
状側縁部103側エッジにてマガジン内用毛群を用毛取
入れ領域に押込みながら前進するに際し、ピッカー本体
1の陥凹状側縁部101側にて互いに合致するピッカー
本体1の用毛補填用切欠1dとインナーブレード3の用
毛取込凹部3dとにより、マガジン内用毛群を確実且つ
多量に取込んで上記用毛取入れ領域の側に移送すること
ができる。そして、ピッカー本体1が前進位置に達した
ときには、インナーブレード3の用毛排除部3eがピッ
カー本体1の上記用毛補填用切欠1d内の多量の取込済
用毛を上記用毛取入れ領域に押出して補填することとな
る。従って、ピッカーによる次サイクルの用毛取込みを
安定的に行なうことができる。
【0044】図14の実施例が上記図1の実施例と異な
る点は、インナーブレード3の動きを拘束する手段とし
て、前述のピアノ線10に代わり、ばね式プランジャ1
0aを用いたことのみにある。即ち、ピッカー本体1に
は支持板10bを介してばね式プランジャ10aが支持
され、ばね式プランジャ10aの先端押圧子は、ピッカ
ー本体1に支持されている揺動レバー10cを押動し、
揺動レバー10cの先端に設けてある押付けローラ10
dを連結プレート4の内側縁に圧接せしめたものであ
る。これにより、連結プレート4はピッカー本体1の径
方向外方に付勢され、連結プレート4、即ちインナーブ
レード3の自由な動きを拘束し、用毛7を安定した状態
で搬送可能とする。
【0045】尚、上記各実施例は、ピッカー本体を円弧
状に前後進させるものについて例示したが、本発明の実
施において、ピッカー本体は直線に沿って前後進するも
のであってもよい。
【0046】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、ピッカー
の後退時にピッカー本体の用毛排出用切欠に確実且つ積
極的に用毛を取込みでき、ピッカーの前進時にピッカー
本体の用毛排出用切欠に取込んでいない用毛を随伴散逸
せしめることなく、且つピッカー本体の用毛排出用切欠
に対する用毛取入れ領域における用毛密度を常に高くす
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の植毛機のピッカーの一実施例を
動作と共に示す平面図である。
【図2】図2はピッカーの用毛排出用切欠とインナーブ
レードの用毛保持部で用毛を保持する状態を示す部分拡
大図である。
【図3】図3は図1のIII −III 線断面図である。
【図4】図4はピッカーと用毛マガジンの関係を示す部
分拡大図である。
【図5】図5はピッカーの動作を示し、特に用毛を搬送
する状態を示す説明図である。
【図6】図6はピッカーの動作を示し、特に用毛を解放
する状態を示す説明図である。
【図7】図7はピッカーの動作を示し、特に用毛を用毛
マガジンから受取る状態を示す説明図である。
【図8】図8はピッカーの動作を示し、特に受取った用
毛を保持する状態をそれぞれ示す説明図である。
【図9】図9はピッカーにより用毛を保持する状態を示
す断面図である。
【図10】図10はピッカーの植毛機への取付状態を示
す斜視図である。
【図11】図11は図1のピッカー本体を示す平面図で
ある。
【図12】図12はピッカー本体の陥凹状側縁部と突出
状側縁部の厚み差を示す模式図である。
【図13】図13はピッカーによる用毛の搬送状態を示
す模式図である。
【図14】図14は本発明の他の実施例を示す平面図で
ある。
【符号の説明】
1 ピッカー本体 1c 用毛排出用切欠 1d 用毛補填用切欠 3 インナーブレード 3a 切欠 3b 爪 3d 用毛取込凹部 3e 用毛排除部 6 用毛マガジン 7 用毛 101 陥凹状側縁部 103 突出状側縁部
フロントページの続き (72)発明者 斎藤 文昭 山形県飽海郡松山町字仲町41−3 (72)発明者 佐藤 良一 山形県東田川郡余目町廿六木80−3

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 用毛マガジンに対して前後進するピッカ
    ー本体を有し、上記ピッカー本体は後退位置にて上記用
    毛マガジン内の用毛取入れ領域から用毛を受取り、前進
    位置にて該用毛を排出する、植毛機のピッカーにおい
    て、上記ピッカー本体は、インナーブレードを往復動可
    能に内蔵し、該ピッカー本体のマガジン内用毛群に接す
    る側縁には、上記用毛マガジン内の用毛取入れ領域から
    上記用毛を取込む用毛排出用切欠が形成され、上記イン
    ナーブレードの先端には、該インナーブレードの往動に
    よって上記用毛排出用切欠を閉鎖する位置に進出して該
    用毛排出用切欠に取込んだ用毛を保持する用毛保持部が
    形成され、上記インナーブレードは、上記ピッカー本体
    が後退位置側から前進位置側への前進過程にある間、該
    用毛排出用切欠内に取込んだ用毛を該用毛保持部により
    保持する往動位置に設定され、上記ピッカー本体が前進
    位置側から後退位置側への後退過程にある間、該用毛排
    出用切欠を該用毛保持部にて閉鎖しない復動位置に設定
    され、且つ、上記ピッカー本体の上記用毛排出用切欠が
    形成された側縁には、該切欠開口部を始端として反用毛
    搬送方向側に延びる一定長の陥凹状側縁部と、該陥凹状
    側縁部に続く突出状側縁部が形成され、該突出状側縁部
    の厚みが該陥凹状側縁部の厚みより大きく設定されてい
    ることを特徴とする植毛機のピッカー。
  2. 【請求項2】 用毛マガジンに対して前後進するピッカ
    ー本体を有し、上記ピッカー本体は後退位置にて上記用
    毛マガジン内の用毛取入れ領域から用毛を受取り、前進
    位置にて該用毛を排出する、植毛機のピッカーにおい
    て、上記ピッカー本体は、インナーブレードを往復動可
    能に内蔵し、該ピッカー本体のマガジン内用毛群に接す
    る側縁には、上記用毛マガジン内の用毛取入れ領域から
    上記用毛を取込む用毛排出用切欠が形成され、上記イン
    ナーブレードの先端には、該インナーブレードの往動に
    よって上記用毛排出用切欠を閉鎖する位置に進出して該
    用毛排出用切欠に取込んだ用毛を保持する用毛保持部が
    形成され、上記インナーブレードは、上記ピッカー本体
    が後退位置側から前進位置側への前進過程にある間、該
    用毛排出用切欠内に取込んだ用毛を該用毛保持部により
    保持する往動位置に設定され、上記ピッカー本体が前進
    位置側から後退位置側への後退過程にある間、該用毛排
    出用切欠を該用毛保持部にて閉鎖しない復動位置に設定
    され、且つ、上記ピッカー本体の上記用毛排出用切欠が
    形成された側縁には、該切欠開口部を始端として反用毛
    搬送方向側に延びる一定長の陥凹状側縁部と、該陥凹状
    側縁部に続く突出状側縁部が形成され、該ピッカー本体
    の該陥凹状側縁部の終端には、上記用毛マガジン内の上
    記用毛取入れ領域に対する反用毛搬送方向側領域から用
    毛を取込み可能とする用毛補填用切欠が形成され、上記
    インナーブレードの後端側部分には、上記ピッカー本体
    が上記前進過程にある間において該インナーブレードが
    上記往動位置に設定されるとき、上記用毛補填用切欠と
    合致して該用毛補填用切欠への用毛の取込みを許容する
    用毛取込凹部を備えると共に、上記ピッカー本体が上記
    後退過程にある間において該インナーブレードが上記復
    動位置に設定されるとき、上記用毛補填用切欠と重合し
    て該用毛補填用切欠内の取込済用毛を押出すと共に新規
    用毛の取込みを排除する用毛排除部を備えることを特徴
    とする植毛機のピッカー。
  3. 【請求項3】 前記突出状側縁部の厚みが前記陥凹状側
    縁部の厚みより大きく設定される請求項2記載の植毛機
    のピッカー。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US10398220B2 (en) 2015-09-03 2019-09-03 The Procter & Gamble Company Tuft-picking device for a brush-making machine
US10492597B2 (en) 2015-09-03 2019-12-03 The Procter & Gamble Company Tuft picker for a tuft-picking device of a brush-making machine
US11058214B2 (en) 2017-01-24 2021-07-13 The Procter & Gamble Company Tuft picker for a brush making machine
US11089863B2 (en) 2017-01-24 2021-08-17 The Procter & Gamble Company Tuft picker for a brush making machine

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