JPH0515346B2 - - Google Patents

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JPH0515346B2
JPH0515346B2 JP60024756A JP2475685A JPH0515346B2 JP H0515346 B2 JPH0515346 B2 JP H0515346B2 JP 60024756 A JP60024756 A JP 60024756A JP 2475685 A JP2475685 A JP 2475685A JP H0515346 B2 JPH0515346 B2 JP H0515346B2
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Ikuo Akyama
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Nippon Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は電荷転送型撮像素子や電荷転送型遅延
線等から出力されるアナログ信号をデイジタル信
号に変換するための信号処理装置に関する。
(従来技術) 最近のデイジタル技術の進歩は、半導体集積回
路技術の発達と相まつて目覚ましいものがある。
これは64Kビツト、256Kビツト等の大容量デイ
ジタルメモリや、A/D変換器、D/A変換器等
が比較的安価にしかも大量に市場に供給されるよ
うになつたことによる。このデイジタル技術の台
頭は映像機器の分野においてても例外ではなく、
フレームシンクロナイザーやノイズリデユーサー
など、従来のアナログ方式では実現が困難であつ
た装置も、デイジタル化により簡単に実現可能と
なつた(テレビジヨン学会誌、1979年4月号〔第
33巻、第4号〕)。さらにデイジタル方式は装置の
経済化、安定化、調整工数の削減、他の装置との
接続の容易さなどの面で優れているため、従来ア
ナログ方式が主流であつたテレビカメラやテレビ
受像機にも応用されようとしている(日経エレク
トロニクス、1983 11−23,p.259〜p.273)。
(従来技術の問題点) ところで上述したテレビカメラなどのデイジタ
ル化に際し、最も問題となるのは、撮像管あるい
は固体撮像素子から出力されるアナログ信号をデ
イジタル信号に変換する部分の回路構成である。
第4図は、固体撮像素子の代表とも言うべき電荷
転送型撮像素子からデイジタル信号を得るための
従来例を示すブロツク図である。同図において、
インターライン転送方式電荷転送型撮像素子61
は、入射光量に応じた信号電荷を蓄積するために
光入射面にマトリツクス状に配列された光電変換
部62と、この光電変換部62に蓄積された信号
電荷を一垂直走査周期(フイルドまたはフレー
ム)ごとに読み出すための転送ゲート(図示せ
ず)と、読み出した信号電荷を一水平走査周期
(1H)ごとに垂直方向に転送するための垂直レジ
スタ63と、各垂直レジスタ63の一端に電気的
に結合して信号電荷を水平方向に転送するための
水平レジスタ64と、この水平レジスタ64から
の信号電荷を検出して順次電圧信号に変換するた
めの電荷検出回路65とから構成されている。か
かる撮像素子61の外部には、外部雑音の混入を
防ぐために、インピーダンス変換の役目を担うバ
ツフアアンプ66が電荷検出回路65の近傍に接
続されている。バツフアアンプ66からの振幅変
調信号はクランプ回路67で基準電圧に設定され
た後、サンプルホールド回路68で電荷検出期間
のみがサンプリングされ、次いでローパスフイル
タ69で高次の側波帯成分が除去され、通常のア
ナログ信号へと変換される。該アナログ信号はア
ンプ70で規定の振幅に増幅された後、A/D変
換器71に入力され、ここで初めてデイジタル信
号への変換が行なわれる。
上述した回路構成によれば、アナログ量からデ
イジタル量への変換は可能であるが、幾つかの問
題点もある。第1の問題点は、撮像素子61から
の振幅変調信号を一旦アナログ信号に直してから
A/D変換しているため、再生画像がクランプ回
路67やサンプルホールド回路68およびローパ
スフイルタ69での特性劣化に影響され易い点で
ある。もちろん、撮像素子61からの振幅変調信
号を直接A/D変換すれば、外部回路での特性劣
化による影が最も少なく、またこれは技術的にも
可能である。しかしこの場合、基準電圧レベルと
電荷検出期間の両方をA/D変換した後、両者の
差を取る操作をせねばならず、回路規模の増大や
使用部品のの高価格化からみて、テレビカメラ等
小規模の装置に応用するには不向きである。
第2の問題点は、撮像素子61は本来アナログ
デバイスであるため、駆動および信号処理には独
特のアナログ技術を駆使せねばならず、デイジタ
ル回路技術者には馴染みにくい点である。かかる
問題を解決するためには、もし技術的に可能であ
れば、撮像素子61から直接デイジタル信号が出
力されるようにするのがも手つ取り早い。
第3の問題点は、最近のA/D変換器は低価格
化および高速化がなされてはいるものの、消費電
力、量子化の精度などの面においていまだ問題が
あり、テレビカメラ等の小規模装置に応用しにく
点である。
(発明の目的) 本発明は上述した従来の欠点を除去したもの
で、その目的とするところは、電荷転送型撮像素
子などとオンチツプ化が可能な信号処理装置を提
供することにある。
(発明の構成) 本発明の信号処理装置は、電荷転送素子からの
出力信号をNビツト(N:正の整数)の分解能
で、デイジタル信号に変換する信号処理装置にお
いて、出力信号電荷の大きさを一転送ごとに非破
壊的に検出する2M−1個(M:正の整数、M<
N)の第1の出力手段を備えた第1の端子付電荷
転送遅延線を設け、各出力手段からの出力電圧を
2M−1個の第1のアナログ比較器群に供給し、且
つこのアナログ比較器群に基準電圧の1/2Mの整
数倍となるそれぞれ異なる比較電圧を供給して、
これら比較電圧が前記第1の出力手段からの出力
電圧より大きいときローレベル、小さいときハイ
レベルとなる判別信号を得るようになし、これら
判別信号をそれぞれ遅延時間の異なる第1のデイ
ジタルシフトレジスタ群に供給して、信号出力の
同時化をはかり、且つこれら同時化された判別信
号を第1の符号器に供給して、Mビツトの2進数
を得るようにした上位Mビツト変換部と、前記第
1のアナログ比較器群からの判別信号をそれぞれ
電荷生成手段に供給して、これら判別信号がロー
レベルのときのみ前記基準電圧の1/2Mの電圧に
相当するバイアス電荷を生成するようになし、且
つ前記電荷生成手段からのバイアス電荷を加算す
るようにしたバイアス電荷生成部と、前記第1の
端子付電荷転送遅延線からの出力信号電荷と前記
バイアス電荷生成部からのバイアス電荷を電荷レ
ベルで合成するようにした電荷合成部と、この電
荷合成部から電荷の大きさを一転送ごとに非破壊
的に検出する2N-M−1個の第2の出力手段を備え
た第2の端子付電荷転送遅延線を設け、各出力手
段からの出力電圧を2N-M−1個の第2のアナログ
比較器群に供給し、且つこのアナログ比較器群に
前記基準電圧の1/2Nの整数倍に前記基準電圧の
(1−1/2M)倍を加えたそれぞれ異なる比較電
圧を供給して、これら比較電圧が前記第2の出力
手段からの出力電圧より大きいときローレベル、
小さいときハイレベルとなる判別信号を得るよう
になし、これら判別信号をそれぞれ遅延時間の異
なる第2のデイジタルシフトレジスタ群に供給し
て信号出力の同時化をはかり、且つこれら同時化
された判別信号を第2の符号器に供給して、N−
Mビツトの2進数を得るようにした下位N−Mビ
ツト変換部とを有している。
(実施例) 次に本発明の実施例について図面を用いて説明
する。ここでの説明は、電荷転送型撮像素子を代
表する電荷結合素子(以下CCDと称す)にオン
チツプ化された電荷転送型A/D変換器(以下単
にA/D変換器と称す)からなる信号処理装置に
ついて行なう。また説明を簡単にするため、この
A/D変換器はそれぞれ2ビツト/サンプルのレ
ベル分解能を有する上位2ビツトA/D変換部と
下位2ビツトA/D変換部とによつて構成され、
トータルのレベル分解能は4ビツト/サンプルで
あるものとする。
第1図は本発明による処理装置の一実施例を示
すA/D変換器のブロツク図、第2図は第1図の
動作機能を説明する図、第3図は本実施例のA/
D変換器をさらに具体的に示す回路構成図であ
る。
第1図において端子付電荷転送型遅延線1は、
CCD撮像素子や遅延線の出力部と電荷レベルで
結合されている。ここで、転送方向2から転送さ
れて来た出力信号電荷は、端子付電荷転送型遅延
線1中を転送されると同時に、この信号電荷の大
きさを一転送ごとに非破壊的に検出する出力手段
によつて、信号電荷出力端子(以下単に端子と称
す)3,4,5より信号電圧として出力される。
次いで、端子3,4,5よりの信号電圧は、アナ
ログ比較器群6を構成するアナログ比較器7,
8,9のそれぞれの信号端子に印加される。一
方、アナログ比較器7,8,9の比較電圧端子に
は、基準電圧をVRとすると、比較電圧発生回路
10からのそれぞれ異なる比較電圧3VR/4,
VR/2,VR/4が印加される。ここでアナログ
比較器7の動作を説明すると、端子付電荷転送型
遅延線1によつて検出された信号電圧VSと比較
電圧3VR/4との間にVS>3VR/4なる関係が成
立する場合、その判別信号C1はハイレベル
“1”となる。またVS<3VR/4なる関係が成立
する場合にはローレベル“0”となる。他のアナ
ログ比較器8,9の動作も比較電圧がVR/2,
VR/4と異なるのみで、あとは全く同様である。
よつて、信号電VSの変化に対するアナログ比較
器7,8,9のそれぞれの判別信号C1,C2,
C3の状態は、第2図に示すごとく、VS/3VR
4の場合C1,C2,C3のすべてがハイレベル
“1”、3VR/4>VS>VR/2の場合C2,C3
がハイレベル“1”、VR/2>VS>VR/4の場
合C3のみがハイレベル“1”、VR/4>VSの場
合C1,C2,C3のすべてがローレベル“0”
となる。
次に、アナログ比較器群6からの判別信号C
1,C2,C3はそれぞれ遅延時間の異なるデイ
ジタルシフトレジスタ11,12,13に印加さ
れる。これは端子付電荷転送型遅延線1の動作か
らも明らかなように、同一信号電荷に対する検出
が端子3→4→5の順に1クロツク周期分ずつ遅
れるためである。デイジタルシフトレジスタ1
1,12,13を端子付電荷転送型遅延線1と同
一クロツク周期で動作させ、且つ遅延時間をそれ
ぞれ1,2,3クロツク周期分に選ぶことによ
り、上述した遅れは補償される。最後に、デイジ
タルシフトレジスタ11,12,13で同時化さ
れた判別信号C1,C2,C3は符号器14に入
力され、ここで第2図に示すごとく2ビツトの2
進数D1,D2に変換される。以上の説明からも
明らかなように、端子付電荷転送型遅延線1とア
ナログ比較器群6、比較電圧発生回路10、デイ
ジタルシフトレジスタ11,12,13および符
号器14とにより、上位2ビツトA/D変換部が
構成されている。
次に、アナログ比較器群6からの判別信号C
1,C2,C3はバイアス電荷生成部15にも印
加されている。このバイアス電荷生成部15では
判別信号C1,C2,C3のそれぞれの状態に応
じて、判別信号がローレベル“0”のときのみ基
準電圧VRの1/4の電圧に相当するバイアス電荷が
生成、加算されるうになつている。すなわち、第
2図において、判別信号C1,C2,C3のすべ
てがハイレベル“1”のときにはバイアス電荷は
零であるが、、C1のみがローレベル“0”とな
るVR/4に相当するバイアス電荷が生成、加算
され、次いでC1,C2の両方がローレベル
“0”の場合VR/2に相当するバイアス電荷が、
またC1,C2,C3のすべてがローレベル
“0”の場合3VR/4に相当するバイアス電荷が
それぞれ生成、加算される。
次いで、端子付電荷転送型遅延線1からの出力
信号電荷とバイアス電荷生成部15からのバイア
ス電荷は、電荷合成部16において電荷レベルで
合成される。これは後述する下位2ビツトのA/
D変換に備えるもので、第2図からも明らかなよ
うに、合成後の電荷(以後、合成電荷と称す)は
常に3VR/4に相当する電荷よりも大きくなつて
いる。よつて、VR>VS>3VR/4の範囲4レベ
ルに区切つて、その大小関係を調べることによ
り、下位2ビツトのA/D変換が可能となる。
最後に、電荷合成部16からの合成電荷は端子
付電荷転送型遅延線17中を転送されると同時
に、一転送ごとに非破壊的に検出され、端子1
8,19,20より合成信号電圧として出力され
る。この端子18,19,20よりの合成信号電
圧は、アナログ比較器群21を構成するアナログ
比較器22,23,24のそれぞれの信号端子に
印加される。一方、アナログ比較器22,23,
24の比較電圧端子には、比較電圧発生回路25
からのそれぞれ異なる比較電圧15VR/16,
14VR/16,13VR/16が印加される。よつて、合
成信号電圧をVCとすると、その変化に対するア
ナログ比較器22,23,24のそれぞれの判別
信号C4,C5,C6の状態は、VC>15VR/16
の場合C4,C5,C6のすべてがハイレベル
“1”、15VR/16>VC>14VR/16の場合C5,C
6がハイレベル“1”、14VR/16>VC>13VR
16の場合C6のみがハイレベル“1”、13VR/16
>VC>12VR/16の場合C4,C5,C6のすべ
てがローレベル“0”となる。ここで合成信号電
圧VCに含まれるバイアス電荷分は、上述したよ
うに0,VR/4,VR/2,3VR/4の4種類あ
ることから、信号電圧VSに対する判別条件は、
第2図に示すごとく、16種類存在することにな
る。次に、アナログ比較器群21からの判別信号
C1,C2,C3はそれぞれ遅延時間の異なるデ
イジタルフイルタ26,27,28に印加されて
同時化された後、符号器29に入力され、ここで
第2図に示すごとく2ビツトの2進数D3,D4
に変換される。すなわち、端子付電荷転送型遅延
線17とアナログ比較器群21、比較電圧発生回
路25、デイジタルシフトレジスタ26,27,
28および符号器29によつて下位2ビツトA/
D変換部が構成されたことになる。よつて、前述
した上位2ビツトA/D変換部も合わせて、トー
タルでレベル分解能4ビツト/サンプルのA/D
変換器が実現されたことになる。
以上の説明からも明らかなように、本実施例に
よるA/D変換器はCCDと同一クロツクで動作
するため非常に高速である。また信号電圧と基準
電圧との比較を1つの端子付電荷転送型遅延線だ
けで実行するタイプに比べ、回路規模が大幅に縮
少される。例えば、4ビツトのA/D変換に必要
とされる比較器の数は、通常は15個であるが、本
実施例によれば6個の減らすことができる。さら
にアナログ比較器やデイジタルシフトレジスタお
よび符号器等はCCDと同一の半導体プロセス技
術によつて製造可能なため、CCDとのオンチツ
プ化が容易である等の多くの利点がある。
次に、第3図について説明する。図において第
1図と同一符号は同一構成要素を示している。本
実施例では、信号電荷の非破壊的検出にフローテ
イング電極30〜35を用いている。これらフロ
ーテイング電極30〜35は転送パルスφ1,φ2
が印加された転送電極対の間に設けられ、DCバ
イアス電圧が印加されている。よつて、端子付電
荷転送型遅延線1および17での電荷転送は、い
わゆる2 1/2相駆動で行なわれる。端子付電荷
転送型遅延線17の終端には転送電荷を吸収する
ためのドレイン36が設けられている。ここでフ
ローテイング電極30〜35で検出された信号電
圧は、アナログ比較器群6および21を構成する
アナログ比較器7,8,9および22,23,2
4のそれぞれの信号端子に印加される。一方、比
較電圧発生回路37は抵抗38〜44を直列接続
することにより構成されている。ここで抵抗38
〜40を同一抵抗値Rに選び、抵抗41〜44を
Rの1/4の抵抗値に選ぶことにより、比較器7,
8,9および22,23,24の比較電圧端子に
は、それぞれ異なる比較電圧3VR/4,VR/2,
VR/4および15VR/16,14VR/16,13VR/16が
印加される。よつて、アナログ比較器群6および
21は、第1図により説明した場合と全く同様に
動作する。
次に、バイアス電荷生成部15を構成する電荷
入力部45,46,47では、当該分野の技術者
には周知の電位平衡入力法などにより、基準電圧
VRの1/4の電圧に相当するバイアス電荷が生成さ
れる。また、電荷入力部45,46,47に隣接
して、ゲート電極48,49,50が設置されて
いる。これらゲート電極48,49,50には、
アナログ比較器群6から判別信号C1,C2,C
3がインバーター51,52,53を介してそれ
ぞれ印加されている。よつて、判別信号C1,C
2,C3がローレベル“0”のときのみ、電荷入
力部45,46,47からCCDチヤネル中へバ
イアス電荷が注入される。バイアス電荷生成部1
5での電荷転送は、転送パルスφ1,φ2とバイア
ス電圧VBにより、端子付電荷転送型遅延線1お
よび17と同一クロツク周期で2 1/2相駆動さ
れる。また電荷入力部45,46,47およびゲ
ート電極48,49,50は1クロツク周期分ず
つずらせて設置されている。これはフローテイン
グ電極30,31,32における同一信号電荷に
対する検出の遅れを補償するためである。
次いで、端子付電荷転送型遅延線1からの出力
信号電荷とバイアス電荷生成部15からのバイア
ス電荷は、電荷合成部16を形成する加算電極5
4をオンにすることにより、電荷レベルで合成さ
れる。以後の動作は第1図により説明した場合と
全く同様なため、ここでは説明を省略する。
なお本実施例では、レベル分解能が4ビツト/
サンプルのA/D変換器について説明したが、一
般にNビツト/サンプルのA/D変換器も、2M
1個(N>M、M:正の整数)のアナログ比較器
による上位MビツトA/D変換部と、2N-M個のア
ナログ比較器による下位N−MビツトA/D変換
部を備えることにより、同様な構成で実現可能で
ある。
(発明の効果) 以上述べた通り、本発明によれば、2つの端子
付電荷転送型遅延線、2つのアナログ比較器群、
バイアス電荷生成部および電荷合成部とにより、
上位A/D変換部と下位A/D変換部とを構成す
ることにより、電荷転送型撮像素子等とオンチツ
プ化が可能で、しかも高速動作が可能な信号処理
装置が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による信号処理装置の一実施例
を示すA/D変換器のブロツク図、第2図は第1
図の動作機能を説明するための図、第3図は本実
施例のA/D変換器をさらに具体的に示す回路構
成図、第4図は従来例の信号処理装置を示すブロ
ツク図である。 1,17……端子付電荷転送型遅延線、2……
転送方向、3,4,5,18,19,20……信
号電荷出力端子、6,21……アナログ比較器
群、7,8,9,22,23,24……アナログ
比較器、10,25,37……比較電圧発生回
路、11,12,13,26,27,28……デ
イジタルシフトレジスタ、14,29……符号
器、15……バイアス電荷生成部、16……電荷
合成部、30〜35……フローテイング電極、3
6……ドレイン、38〜44……抵抗、45,4
6,47……電荷入力部、48,49,50……
ゲート電極、51,52,53……インバータ
ー、54……加算電極、61……電荷転送型撮像
素子、62……光電変換部、63……垂直レジス
タ、64……水平レジスタ、65……電荷検出回
路、、66……バツフアアンプ、67……クラン
プ回路、68……サンプルホールド回路、69…
…ローパスフイルタ、70……アンプ、71……
A/D変換器。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 電荷転送素子からの出力信号をNビツト
    (N:正の整数)の分解能でデイジタル信号に変
    換する信号処理装置において、出力信号電荷の大
    きさを一転送ごとに非破壊的に検出する2M−1個
    (M:正の整数、M<N)の第1の出力手段を備
    えた第1の端子付電荷転送遅延線を設け、各出力
    手段からの出力電圧を2M−1個の第1のアナログ
    比較器群に供給し、且つこのアナログ比較器群に
    基準電圧の1/2Mの整数倍となるそれぞれ異なる
    比較電圧を供給して、これら比較電圧が前記第1
    の出力手段からの出力電圧より大きいときローレ
    ベル、小さいときハイレベルとなる判別信号を得
    るようになし、これら判別信号をそれぞれ遅延時
    間の異なる第1のデイジタルシフトレジスタ群に
    供給して信号出力の同時化をはかり、且つこれら
    同時化された判別信号を第1の符号器に供給し
    て、Mビツトの2進数を得るようにした上位Mビ
    ツト変換部と、前記第1のアナログ比較器群から
    の判別信号をそれぞれ電荷生成手段に供給して、
    これら判別信号がローレベルのときのみ前記基準
    電圧の1/2Mの電圧に相当するバイアス電荷を生
    成するようになし、且つ前記電荷生成手段からの
    バイアス電荷を加算するようにしたバイアス電荷
    生成部と、前記第1の端子付電荷転送遅延線から
    の出力信号電荷と前記バイアス電荷生成部からの
    バイアス電荷を電荷レベルで合成するようにした
    電荷合成部と、この電荷合成部からの電荷の大き
    さを一転送ごとに非破壊的に検出する2N-M−1個
    の第2の出力手段を備えた第2の端子付電荷転送
    遅延線を設け、各出力手段からの出力電圧を2N-M
    −1個の第2のアナログ比較器群に供給し、且つ
    このアナログ比較器群に前記基準電圧の1/2N
    整数倍に前記基準電圧の(1−1/2M)倍を加え
    たそれぞれ異なる比較電圧を供給して、これら比
    較電圧が前記第2の出力手段からの出力電圧より
    大きいときローレベル、小さいときハイレベルと
    なる判別信号を得るようになし、これら判別信号
    をそれぞれ遅延時間の異なる第2のデイジタルシ
    フトレジスタ群に供給して信号出力の同時化をは
    かり、且つこれら同時化された判別信号を第2の
    符号器に供給して、N−Mビツトの2進数を得る
    ようにした下位N−Mビツト変換部とを備えるこ
    とを特徴とする信号処理装置。
JP60024756A 1985-02-12 1985-02-12 信号処理装置 Granted JPS61184978A (ja)

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