JPH05153370A - メモリ受信機能を備えたフアクシミリ装置 - Google Patents
メモリ受信機能を備えたフアクシミリ装置Info
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- JPH05153370A JPH05153370A JP3340318A JP34031891A JPH05153370A JP H05153370 A JPH05153370 A JP H05153370A JP 3340318 A JP3340318 A JP 3340318A JP 34031891 A JP34031891 A JP 34031891A JP H05153370 A JPH05153370 A JP H05153370A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 メモリ受信された画像データの具体的内容が
容易に確認できて、画像データの印字出力に際し、拡大
・縮小等の印字モード選択や記録紙サイズ等の的確な選
択を行うことができるメモリ受信機能を備えたファクシ
ミリ装置を提供する。 【構成】 ファクシミリ通信により受信した複数の画像
データを順次画像メモリ１１ｂに蓄積可能なメモリ受信
機能を備えたファクシミリ装置であって、前記画像メモ
リ１１ｂに蓄積された各画像データファイルの所定頁の
みを抽出して縮小した縮小画像データＤ１ａ，Ｄ２ａを
一覧配列した複合画像リストＤＡを生成し、その複合画
像リストを記録紙に印字出力又は表示部８に表示すべく
構成されている。
容易に確認できて、画像データの印字出力に際し、拡大
・縮小等の印字モード選択や記録紙サイズ等の的確な選
択を行うことができるメモリ受信機能を備えたファクシ
ミリ装置を提供する。 【構成】 ファクシミリ通信により受信した複数の画像
データを順次画像メモリ１１ｂに蓄積可能なメモリ受信
機能を備えたファクシミリ装置であって、前記画像メモ
リ１１ｂに蓄積された各画像データファイルの所定頁の
みを抽出して縮小した縮小画像データＤ１ａ，Ｄ２ａを
一覧配列した複合画像リストＤＡを生成し、その複合画
像リストを記録紙に印字出力又は表示部８に表示すべく
構成されている。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、メモリ受信機能を備え
たファクシミリ装置に関する。
たファクシミリ装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】近時、ファクシミリ装置の使用利便性を
高めるものとして、ファクシミリ通信で受信した画像デ
ータをリアルタイムで印字出力させることなく、画像メ
モリに順次蓄積して格納し、その後所望の時期にその画
像データを印字出力させ得るメモリ受信機能を備えたフ
ァクシミリ装置が開発されている。このようなファクシ
ミリ装置では、メモリ受信を行う都度、メモリ受信があ
った旨を、受信時刻等とともに表示部に表示させ、或い
は記録紙に印字出力させて、使用者に注意を喚起するよ
うに構成されているのが通例である。
高めるものとして、ファクシミリ通信で受信した画像デ
ータをリアルタイムで印字出力させることなく、画像メ
モリに順次蓄積して格納し、その後所望の時期にその画
像データを印字出力させ得るメモリ受信機能を備えたフ
ァクシミリ装置が開発されている。このようなファクシ
ミリ装置では、メモリ受信を行う都度、メモリ受信があ
った旨を、受信時刻等とともに表示部に表示させ、或い
は記録紙に印字出力させて、使用者に注意を喚起するよ
うに構成されているのが通例である。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のメモリ受信を行った旨を受信時刻等の形式的事項と
ともに表示又は印字出力するだけのものでは、メモリ受
信したデータの内容を容易に確認することができず、不
便である。また、受信した画像データの内容を確認する
ためには、その画像データを全て記録紙に印字出力させ
る必要があるが、これでは記録紙への印字出力時間や記
録紙自体が無駄になる場合が多々あった。即ち、画像デ
ータの印字出力に際しては、そのデータ内容に応じて拡
大、縮小等の印字モードや記録紙サイズ等の諸条件を種
々設定する必要がある。ところが、従来では実際に画像
データを印字出力しなければその画像内容や画像状況が
判らないから、その印字出力に最適な条件を事前に判断
することは困難であった。その結果、不鮮明な画像が印
字出力されて、再度印字をし直したり、或いは画像面積
が小さいにも拘わらず、大サイズの記録紙に印字を行う
等して、記録紙が無駄に消費されるような難点があっ
た。
来のメモリ受信を行った旨を受信時刻等の形式的事項と
ともに表示又は印字出力するだけのものでは、メモリ受
信したデータの内容を容易に確認することができず、不
便である。また、受信した画像データの内容を確認する
ためには、その画像データを全て記録紙に印字出力させ
る必要があるが、これでは記録紙への印字出力時間や記
録紙自体が無駄になる場合が多々あった。即ち、画像デ
ータの印字出力に際しては、そのデータ内容に応じて拡
大、縮小等の印字モードや記録紙サイズ等の諸条件を種
々設定する必要がある。ところが、従来では実際に画像
データを印字出力しなければその画像内容や画像状況が
判らないから、その印字出力に最適な条件を事前に判断
することは困難であった。その結果、不鮮明な画像が印
字出力されて、再度印字をし直したり、或いは画像面積
が小さいにも拘わらず、大サイズの記録紙に印字を行う
等して、記録紙が無駄に消費されるような難点があっ
た。
【０００４】本発明は、上記事情に鑑みて提案されたも
ので、メモリ受信を行った画像データの具体的内容が容
易に確認できて、印字出力に際しては拡大、縮小等の印
字モードや記録紙サイズ等の選択を的確に行うことがで
きるメモリ受信機能を備えたファクシミリ装置を提供す
ることを、その目的とする。
ので、メモリ受信を行った画像データの具体的内容が容
易に確認できて、印字出力に際しては拡大、縮小等の印
字モードや記録紙サイズ等の選択を的確に行うことがで
きるメモリ受信機能を備えたファクシミリ装置を提供す
ることを、その目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に提案された本発明に係るメモリ受信機能を備えたファ
クシミリ装置は、ファクシミリ通信により受信した複数
の画像データを順次画像メモリに蓄積可能なメモリ受信
機能を備えたファクシミリ装置であって、前記画像メモ
リに蓄積された各画像データファイルの所定頁のみを抽
出して縮小し且つ一覧配列した複合画像リストを生成
し、その複合画像リストを記録紙に印字出力又は表示部
に表示すべく構成されている。
に提案された本発明に係るメモリ受信機能を備えたファ
クシミリ装置は、ファクシミリ通信により受信した複数
の画像データを順次画像メモリに蓄積可能なメモリ受信
機能を備えたファクシミリ装置であって、前記画像メモ
リに蓄積された各画像データファイルの所定頁のみを抽
出して縮小し且つ一覧配列した複合画像リストを生成
し、その複合画像リストを記録紙に印字出力又は表示部
に表示すべく構成されている。
【０００６】
【作用】上記構成を特徴とするメモリ受信機能を備えた
ファクシミリ装置においては、ファクシミリ通信により
受信した複数の画像データが順次画像メモリに蓄積され
た場合に、これら画像メモリに蓄積された複数の画像デ
ータのファイルの所定頁のみが抽出されて、縮小された
状態で一覧配列された複合画像リストが生成される。し
かも、かかる複合画像リストは、記録紙に印字出力さ
せ、或いは表示部に表示させることができる。而して、
前記画像データファイルの所定頁を一覧配列した複合画
像リストは、メモリ受信した画像データの各々のファイ
ルの具体的内容を示すデータであるから、これを見れば
メモリ受信データの具体的内容を簡単に確認することが
できる。また、かかる複合画像リストを確認することに
より、拡大・縮小等の何れの印字モードを選択し、且つ
記録紙サイズを選択すればよいのかも容易に判断できる
ので、記録紙に無駄を生じさせず、或いは画像の読み取
りに際して支障を生じさせない鮮明度での印字出力が可
能となる。従って、各画像データを不都合な印字設定条
件で印字出力させる無駄を解消することができる。尚、
複合画像リストの各画像は縮小されたものであるから、
メモリ受信件数が多い場合であっても、当該複合画像リ
ストを小スペースで印字出力し、或いは効率よく表示部
に表示させることができる。そして、印字出力された複
合画像リストは、ファクシミリ通信の目録、又は目次と
して利用することも可能となる。
ファクシミリ装置においては、ファクシミリ通信により
受信した複数の画像データが順次画像メモリに蓄積され
た場合に、これら画像メモリに蓄積された複数の画像デ
ータのファイルの所定頁のみが抽出されて、縮小された
状態で一覧配列された複合画像リストが生成される。し
かも、かかる複合画像リストは、記録紙に印字出力さ
せ、或いは表示部に表示させることができる。而して、
前記画像データファイルの所定頁を一覧配列した複合画
像リストは、メモリ受信した画像データの各々のファイ
ルの具体的内容を示すデータであるから、これを見れば
メモリ受信データの具体的内容を簡単に確認することが
できる。また、かかる複合画像リストを確認することに
より、拡大・縮小等の何れの印字モードを選択し、且つ
記録紙サイズを選択すればよいのかも容易に判断できる
ので、記録紙に無駄を生じさせず、或いは画像の読み取
りに際して支障を生じさせない鮮明度での印字出力が可
能となる。従って、各画像データを不都合な印字設定条
件で印字出力させる無駄を解消することができる。尚、
複合画像リストの各画像は縮小されたものであるから、
メモリ受信件数が多い場合であっても、当該複合画像リ
ストを小スペースで印字出力し、或いは効率よく表示部
に表示させることができる。そして、印字出力された複
合画像リストは、ファクシミリ通信の目録、又は目次と
して利用することも可能となる。
【０００７】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
して説明する。図１は、本発明に係るメモリ機能を備え
たファクシミリ装置のハード構成を示すブロック図であ
る。当該ファクシミリ装置は、電話回線Ｌが接続された
ファクシミリ通信制御部１に、キー操作部７の操作等に
応じて各部を制御する信号処理部３が接続されて構成さ
れている。ここで、ファクシミリ通信制御部１は、電話
回線Ｌに対して電話機（図示せず）と画像データ送受信
用のモデム１ｄとを切換え接続させる回線制御部１ａの
他に、プロトコル信号の送受信を行うためのプロトコル
信号生成回路１ｂとプロトコル信号検出回路１ｃを具備
したものである。
して説明する。図１は、本発明に係るメモリ機能を備え
たファクシミリ装置のハード構成を示すブロック図であ
る。当該ファクシミリ装置は、電話回線Ｌが接続された
ファクシミリ通信制御部１に、キー操作部７の操作等に
応じて各部を制御する信号処理部３が接続されて構成さ
れている。ここで、ファクシミリ通信制御部１は、電話
回線Ｌに対して電話機（図示せず）と画像データ送受信
用のモデム１ｄとを切換え接続させる回線制御部１ａの
他に、プロトコル信号の送受信を行うためのプロトコル
信号生成回路１ｂとプロトコル信号検出回路１ｃを具備
したものである。
【０００８】信号処理部３は、ＣＰＵ等で構成されたも
ので、後述する諸機能を発揮する。当該信号処理部３に
は、キー操作部７の他に、画像読取部５、印字出力部
６、液晶表示器等で構成された表示部８、及び記憶部１
１等が接続されている。このうち、キー操作部７は、複
合画像リスト項目設定スイッチ７ａ及び複合画像リスト
出力スイッチ７ｂを備えたものである。前者の複合画像
リスト項目設定スイッチ７ａは、例えばファンクション
キーとテンキーとの組合せ操作等で構成され、後述する
複合画像リストの基本的なフォームを、表示部８に表示
される項目等を見ながら入力設定できるように構成され
ている。後者の複合画像リスト出力スイッチ７ｂは、前
者同様にファンクションキーとテンキーとの組合せ操
作、又はそれ専用のワッタッチキー等として構成されて
おり、そのオン操作によって所定の複合画像リストを表
示部８へ表示させるとともに、その複合画像リストを記
録紙に印字出力させることが可能である。
ので、後述する諸機能を発揮する。当該信号処理部３に
は、キー操作部７の他に、画像読取部５、印字出力部
６、液晶表示器等で構成された表示部８、及び記憶部１
１等が接続されている。このうち、キー操作部７は、複
合画像リスト項目設定スイッチ７ａ及び複合画像リスト
出力スイッチ７ｂを備えたものである。前者の複合画像
リスト項目設定スイッチ７ａは、例えばファンクション
キーとテンキーとの組合せ操作等で構成され、後述する
複合画像リストの基本的なフォームを、表示部８に表示
される項目等を見ながら入力設定できるように構成され
ている。後者の複合画像リスト出力スイッチ７ｂは、前
者同様にファンクションキーとテンキーとの組合せ操
作、又はそれ専用のワッタッチキー等として構成されて
おり、そのオン操作によって所定の複合画像リストを表
示部８へ表示させるとともに、その複合画像リストを記
録紙に印字出力させることが可能である。
【０００９】記憶部１１は、ＲＯＭ及びＲＡＭで構成さ
れたシステムメモリ１１ａや、メモリ受信を行った画像
データの記憶を行うための画像メモリ１１ｂを有する
他、メモリ受信項目ファイル用メモリ１１ｃをも有して
いる。かかるメモリ受信項目ファイル用メモリ１１ｃ
は、ＲＡＭ等で構成されたもので、キー操作部７で設定
される複合画像リストの作成フォームを記憶する以外
に、ファクシミリ通信の相手先ファクシミリ番号、受信
原稿サイズ、受信した原稿の頁数、及び受信した画像デ
ータの最大データ量密度等の諸データを記憶可能となっ
ている。但し、記憶部１１を一つのメモリとして構成
し、所望のデータ登録をアドレス指定により区分けして
行うことも可能である。
れたシステムメモリ１１ａや、メモリ受信を行った画像
データの記憶を行うための画像メモリ１１ｂを有する
他、メモリ受信項目ファイル用メモリ１１ｃをも有して
いる。かかるメモリ受信項目ファイル用メモリ１１ｃ
は、ＲＡＭ等で構成されたもので、キー操作部７で設定
される複合画像リストの作成フォームを記憶する以外
に、ファクシミリ通信の相手先ファクシミリ番号、受信
原稿サイズ、受信した原稿の頁数、及び受信した画像デ
ータの最大データ量密度等の諸データを記憶可能となっ
ている。但し、記憶部１１を一つのメモリとして構成
し、所望のデータ登録をアドレス指定により区分けして
行うことも可能である。
【００１０】一方、信号処理部３は、ファクシミリ通信
制御部１を介して受信した画像データを画像メモリ１１
ｂに順次格納させて蓄積させるが、これら画像メモリ１
１ｂに格納された各画像データファイルのうち受信側で
予め指定された所定の頁、例えば先頭頁のみの画像デー
タを抽出して、例えば１／４程度に縮小した上で、これ
らの縮小画像を一覧配列した複合画像を生成し、且つこ
れらの複合画像に付随させて、各画像の受信順位に対応
する整理番号、送信元のファクシミリ番号、原稿頁数、
及び画像データの最大データ量密度等のデータを、予め
設定された複合画像リストのフォームに則した様式で合
成する機能をも有している。かかる複合画像リストは、
既述の通り、キー操作部７の複合画像リスト出力スイッ
チ７ｂの操作によって、表示部８や印字出力部６へ出力
される。複合画像リストの作成方法としては、キー操作
部７の複合画像リスト出力スイッチ７ｂが操作された際
に、メモリ受信項目ファイル用メモリ１１ｃに記憶され
ていた送信元ファクシミリ番号等の所定項目のデータを
出力させながら、画像メモリ１１ｂからはそれに対応す
る画像データファイルの先頭頁のみの画像データを複合
画像リストのフォームに則した状態で出力させることに
より、これらを適宜合成させればよい。また、他の方法
としては、画像データが画像メモリ１１ｂに蓄積される
毎に複合画像を生成してその複合画像を記憶部１１に更
新させながら逐次記憶させておき、複合画像リスト出力
スイッチ７ｂが操作された際にその複合画像リストを記
憶部１１から出力させる方法も適用可能である。何れの
場合においても、画像メモリ１１ｂのメモリ領域におけ
る画像データファイルの各メモリアドレスを参考にし
て、各画像データファイルの先頭頁のみの画像データを
抽出させる必要がある。
制御部１を介して受信した画像データを画像メモリ１１
ｂに順次格納させて蓄積させるが、これら画像メモリ１
１ｂに格納された各画像データファイルのうち受信側で
予め指定された所定の頁、例えば先頭頁のみの画像デー
タを抽出して、例えば１／４程度に縮小した上で、これ
らの縮小画像を一覧配列した複合画像を生成し、且つこ
れらの複合画像に付随させて、各画像の受信順位に対応
する整理番号、送信元のファクシミリ番号、原稿頁数、
及び画像データの最大データ量密度等のデータを、予め
設定された複合画像リストのフォームに則した様式で合
成する機能をも有している。かかる複合画像リストは、
既述の通り、キー操作部７の複合画像リスト出力スイッ
チ７ｂの操作によって、表示部８や印字出力部６へ出力
される。複合画像リストの作成方法としては、キー操作
部７の複合画像リスト出力スイッチ７ｂが操作された際
に、メモリ受信項目ファイル用メモリ１１ｃに記憶され
ていた送信元ファクシミリ番号等の所定項目のデータを
出力させながら、画像メモリ１１ｂからはそれに対応す
る画像データファイルの先頭頁のみの画像データを複合
画像リストのフォームに則した状態で出力させることに
より、これらを適宜合成させればよい。また、他の方法
としては、画像データが画像メモリ１１ｂに蓄積される
毎に複合画像を生成してその複合画像を記憶部１１に更
新させながら逐次記憶させておき、複合画像リスト出力
スイッチ７ｂが操作された際にその複合画像リストを記
憶部１１から出力させる方法も適用可能である。何れの
場合においても、画像メモリ１１ｂのメモリ領域におけ
る画像データファイルの各メモリアドレスを参考にし
て、各画像データファイルの先頭頁のみの画像データを
抽出させる必要がある。
【００１１】尚、印字出力部６には、所謂ダブルカセッ
ト方式が適宜採用されており、例え印字出力を行う記録
紙を、Ａ４とＢ４サイズの何れにも任意に選択できるよ
うに構成されている。また、該印字出力部６は、画像デ
ータの印字出力時において、縮小、拡大、原寸での印字
出力が可能となるべく信号処理部３によって制御されて
いる。
ト方式が適宜採用されており、例え印字出力を行う記録
紙を、Ａ４とＢ４サイズの何れにも任意に選択できるよ
うに構成されている。また、該印字出力部６は、画像デ
ータの印字出力時において、縮小、拡大、原寸での印字
出力が可能となるべく信号処理部３によって制御されて
いる。
【００１２】次に、上記構成のファクシミリ装置の使用
例、並びに作用について説明する。先ず、メモリ受信の
実行に際しては、予めキー操作部７を操作して、複合画
像リストのフォームを所望の様式に設定しておく。次い
で、ファクシミリ通信により、例えば画像データＤ１〜
Ｄ４を受信した場合には、これら画像データＤ１〜Ｄ４
は画像メモリ１１ｂに順次格納され、蓄積される。ま
た、その際、メモリ受信項目ファイル用メモリ１１ｃに
は、図２に示すように、各画像データＤ１〜Ｄ４の受信
番号順の整理番号「０１」〜「０４」・・・とともに、
各画像データを送信してきた相手先ファクシミリ番号、
Ａ４、Ｂ４等の原稿の受信幅、原稿の頁数、及び最大デ
ータ量密度等の諸データが、区分されて格納される。こ
れらのデータのうち、相手先ファクシミリ番号と受信し
た原稿幅は、ファクシミリ通信開始時のＤＣＳ信号によ
り判別できるが、他の原稿頁数や最大データ量密度等
は、画像データを実際に受信した際に信号処理部３で判
断されるものである。
例、並びに作用について説明する。先ず、メモリ受信の
実行に際しては、予めキー操作部７を操作して、複合画
像リストのフォームを所望の様式に設定しておく。次い
で、ファクシミリ通信により、例えば画像データＤ１〜
Ｄ４を受信した場合には、これら画像データＤ１〜Ｄ４
は画像メモリ１１ｂに順次格納され、蓄積される。ま
た、その際、メモリ受信項目ファイル用メモリ１１ｃに
は、図２に示すように、各画像データＤ１〜Ｄ４の受信
番号順の整理番号「０１」〜「０４」・・・とともに、
各画像データを送信してきた相手先ファクシミリ番号、
Ａ４、Ｂ４等の原稿の受信幅、原稿の頁数、及び最大デ
ータ量密度等の諸データが、区分されて格納される。こ
れらのデータのうち、相手先ファクシミリ番号と受信し
た原稿幅は、ファクシミリ通信開始時のＤＣＳ信号によ
り判別できるが、他の原稿頁数や最大データ量密度等
は、画像データを実際に受信した際に信号処理部３で判
断されるものである。
【００１３】上記メモリ受信を行った後に、キー操作部
７の複合画像リスト出力スイッチ７ｂをオンにすると、
信号処理部３は前記画像メモリ１１ｂに格納されていた
画像データファイルＤ１〜Ｄ４の各先頭頁の縮小画像デ
ータＤ１ａ、Ｄ２ａ、Ｄ３ａ、Ｄ４ａを複合した複合画
像リストＤＡを出力する。複合画像リストＤＡとして
は、例えば図３に示すように、画像データファイルＤ１
〜Ｄ４の各先頭頁の縮小画像データＤ１ａ〜Ｄ４ａに対
応して、各画像データのの整理番号ａ、相手先ファクシ
ミリ番号ｂ、受信した原稿幅ｃ、原稿頁数ｄ、最大デー
タ量密度ｅ等の各データが付記された状態に構成されて
いる。当該複合画像リストＤＡは、表示部８に表示さ
れ、又必要に応じて印字出力部６で記録紙に印字出力さ
れる。
７の複合画像リスト出力スイッチ７ｂをオンにすると、
信号処理部３は前記画像メモリ１１ｂに格納されていた
画像データファイルＤ１〜Ｄ４の各先頭頁の縮小画像デ
ータＤ１ａ、Ｄ２ａ、Ｄ３ａ、Ｄ４ａを複合した複合画
像リストＤＡを出力する。複合画像リストＤＡとして
は、例えば図３に示すように、画像データファイルＤ１
〜Ｄ４の各先頭頁の縮小画像データＤ１ａ〜Ｄ４ａに対
応して、各画像データのの整理番号ａ、相手先ファクシ
ミリ番号ｂ、受信した原稿幅ｃ、原稿頁数ｄ、最大デー
タ量密度ｅ等の各データが付記された状態に構成されて
いる。当該複合画像リストＤＡは、表示部８に表示さ
れ、又必要に応じて印字出力部６で記録紙に印字出力さ
れる。
【００１４】従って、かかる複合画像リストＤＡを見れ
ば、メモリ受信により画像メモリ１１ｂに蓄積された画
像データＤ１〜Ｄ４の具体的な内容を容易に理解するこ
とができると同時に、この複合画像リストＤＡをファク
シミリで受信した書類の目次、又は目録として使用する
ことも可能となる。また、複合画像リストＤＡを見るこ
とにより、各画像データを正式に記録紙へ印字する場合
の文字サイズ、即ち拡大・縮小等の印字モードや、記録
紙の選択も的確に行える。即ち、縮小画像データＤ１ａ
〜Ｄ４ａが精密な図面等であったり、或いは最大データ
量密度ｅが大きい場合等には、拡大印字を選択すること
により鮮明な画像印字が行える。これとは反対に、大き
な文字で記載されたレター等の場合には、小サイズの記
録紙に縮小印字を行ってもその内容は理解できるから、
記録紙の節約が図れる。また、受信原稿幅ｃのデータ
は、記録紙のサイズ選択に役立つ。
ば、メモリ受信により画像メモリ１１ｂに蓄積された画
像データＤ１〜Ｄ４の具体的な内容を容易に理解するこ
とができると同時に、この複合画像リストＤＡをファク
シミリで受信した書類の目次、又は目録として使用する
ことも可能となる。また、複合画像リストＤＡを見るこ
とにより、各画像データを正式に記録紙へ印字する場合
の文字サイズ、即ち拡大・縮小等の印字モードや、記録
紙の選択も的確に行える。即ち、縮小画像データＤ１ａ
〜Ｄ４ａが精密な図面等であったり、或いは最大データ
量密度ｅが大きい場合等には、拡大印字を選択すること
により鮮明な画像印字が行える。これとは反対に、大き
な文字で記載されたレター等の場合には、小サイズの記
録紙に縮小印字を行ってもその内容は理解できるから、
記録紙の節約が図れる。また、受信原稿幅ｃのデータ
は、記録紙のサイズ選択に役立つ。
【００１５】図４のフローチャートのステップ１００〜
１０９は、複合画像リストの生成、出力に至る一連の動
作手順を示すものである。図５のフローチャートのステ
ップ２００〜２０５は、画像メモリに格納されている画
像データを印字出力させる一連の動作手順を示すもので
ある。図４のステップ１０８の印字出力は、画像データ
ファイルの先頭頁が縮小されて一覧配列された複合画像
リストの印字出力であるのに対して、図５のステップ２
０３の印字出力は、画像データファイルの内容を全頁に
渡って印字出力する点で相違する。
１０９は、複合画像リストの生成、出力に至る一連の動
作手順を示すものである。図５のフローチャートのステ
ップ２００〜２０５は、画像メモリに格納されている画
像データを印字出力させる一連の動作手順を示すもので
ある。図４のステップ１０８の印字出力は、画像データ
ファイルの先頭頁が縮小されて一覧配列された複合画像
リストの印字出力であるのに対して、図５のステップ２
０３の印字出力は、画像データファイルの内容を全頁に
渡って印字出力する点で相違する。
【００１６】尚、本発明では、必ずしも上記実施例のよ
うに、複合画像リストの表示部への表示と、記録紙への
印字出力との双方を行う必要はない。これらのうち何れ
か一方だけであってもよい。また、上記実施例では、画
像データファイルの各先頭頁の画像データを一覧配列し
て複合画像リストを作成したが、本発明はこれに限定さ
れない。例えば、各画像データファイルのうち、そのデ
ータファイルの内容の特徴を最もよく表す頁、即ち、先
頭頁に限らず、第２頁目、或いは第３頁目等を指定し
て、それらの複合画像リストを生成するようにしてもよ
い。更に、画像メモリに蓄積された画像データファイル
の数量が多く、複合画像リストを一枚のカットシートタ
イプの記録紙に印字出力できないような場合には、二
枚、或いはそれ以上の枚数の記録紙に跨がった状態に印
字出力させてもよい。
うに、複合画像リストの表示部への表示と、記録紙への
印字出力との双方を行う必要はない。これらのうち何れ
か一方だけであってもよい。また、上記実施例では、画
像データファイルの各先頭頁の画像データを一覧配列し
て複合画像リストを作成したが、本発明はこれに限定さ
れない。例えば、各画像データファイルのうち、そのデ
ータファイルの内容の特徴を最もよく表す頁、即ち、先
頭頁に限らず、第２頁目、或いは第３頁目等を指定し
て、それらの複合画像リストを生成するようにしてもよ
い。更に、画像メモリに蓄積された画像データファイル
の数量が多く、複合画像リストを一枚のカットシートタ
イプの記録紙に印字出力できないような場合には、二
枚、或いはそれ以上の枚数の記録紙に跨がった状態に印
字出力させてもよい。
【００１７】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
に係るメモリ受信機能を備えたファクシミリ装置によれ
ば、画像メモリに蓄積された画像データファイルの所定
頁を抽出して縮小し且つ一覧配列した複合画像リストを
確認することにより、メモリ受信した画像データの具体
的内容が容易に確認できて便利である他、メモリ受信し
た画像データを全頁に渡ってその後に印字出力する場合
には、その複合画像リストを参照することにより、拡
大、縮小の印字モードや記録紙サイズ等を画像データの
内容に則した条件に設定でき、無駄の少ない適切な印字
出力が行えるという効果がある。特に、本発明では、複
合画像リストの所定頁の画像を縮小させているために、
当該複合画像リストを小面積のものにできて、大型の表
示部を用いることなく表示部へ表示させ、或いは記録紙
を節約して印字出力できる利点がある。また、本発明で
は複合画像リストを記録紙に印字出力させた場合には、
当該複合画像リストをファクシミリ通信の目次や目録と
して使用でき、その書類管理等に一層の便宜が図れる。
に係るメモリ受信機能を備えたファクシミリ装置によれ
ば、画像メモリに蓄積された画像データファイルの所定
頁を抽出して縮小し且つ一覧配列した複合画像リストを
確認することにより、メモリ受信した画像データの具体
的内容が容易に確認できて便利である他、メモリ受信し
た画像データを全頁に渡ってその後に印字出力する場合
には、その複合画像リストを参照することにより、拡
大、縮小の印字モードや記録紙サイズ等を画像データの
内容に則した条件に設定でき、無駄の少ない適切な印字
出力が行えるという効果がある。特に、本発明では、複
合画像リストの所定頁の画像を縮小させているために、
当該複合画像リストを小面積のものにできて、大型の表
示部を用いることなく表示部へ表示させ、或いは記録紙
を節約して印字出力できる利点がある。また、本発明で
は複合画像リストを記録紙に印字出力させた場合には、
当該複合画像リストをファクシミリ通信の目次や目録と
して使用でき、その書類管理等に一層の便宜が図れる。
【図１】本発明に係るメモリ受信機能を備えたファクシ
ミリ装置のハード構成の一例を示すブロック図。
ミリ装置のハード構成の一例を示すブロック図。
【図２】メモリ受信項目ファイルに格納される複合画像
リストの生成に必要な諸データの一例を示す説明図。
リストの生成に必要な諸データの一例を示す説明図。
【図３】複合画像リストの一例を示す正面図。
【図４】複合画像リストの生成と印字出力までの一連の
動作手順を示すフローチャート。
動作手順を示すフローチャート。
【図５】画像メモリに蓄積された画像データの通常の印
字出力の動作手順を示すフローチャート。
字出力の動作手順を示すフローチャート。
１ ファクシミリ通信制御部 ３ 信号処理部 ５ 画像読取部 ６ 印字出力部 ７ キー操作部 ７ａ 複合画像リスト項目設定スイッチ ７ｂ 複合画像リスト出力スイッチ ８ 表示部 １１ 記憶部 １１ｂ 画像メモリ １１ｃ メモリ受信項目ファイル用メモリ Ｄ１〜Ｄ４ 画像データ Ｄ１ａ〜Ｄ４ａ 縮小画像データ ＤＡ 複合画像リスト
Claims (1)
- 【請求項１】ファクシミリ通信により受信した複数の画
像データを順次画像メモリに蓄積可能なファクシミリ装
置であって、前記画像メモリに蓄積された各画像データ
ファイルの所定頁のみを抽出して縮小し且つ一覧配列し
た複合画像リストを生成し、その複合画像リストを記録
紙に印字出力又は表示部に表示すべく構成されているこ
とを特徴とするメモリ受信機能を備えたファクシミリ装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3340318A JPH05153370A (ja) | 1991-11-28 | 1991-11-28 | メモリ受信機能を備えたフアクシミリ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3340318A JPH05153370A (ja) | 1991-11-28 | 1991-11-28 | メモリ受信機能を備えたフアクシミリ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05153370A true JPH05153370A (ja) | 1993-06-18 |
Family
ID=18335803
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3340318A Pending JPH05153370A (ja) | 1991-11-28 | 1991-11-28 | メモリ受信機能を備えたフアクシミリ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05153370A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6813038B1 (en) | 1995-11-08 | 2004-11-02 | Canon Kabushiki Kaisha | Apparatus for controlling image processing and a method for controlling image processing |
| JP2009302787A (ja) * | 2008-06-11 | 2009-12-24 | Konica Minolta Business Technologies Inc | データ処理装置及び同処理方法並びに同処理プログラム |
| US8134739B2 (en) | 2006-03-24 | 2012-03-13 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Information processing device for outputting reduced-size pages |
-
1991
- 1991-11-28 JP JP3340318A patent/JPH05153370A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6813038B1 (en) | 1995-11-08 | 2004-11-02 | Canon Kabushiki Kaisha | Apparatus for controlling image processing and a method for controlling image processing |
| US7289239B2 (en) | 1995-11-08 | 2007-10-30 | Canon Kabushiki Kaisha | Apparatus for controlling image processing and a method for controlling image processing |
| US7589848B2 (en) | 1995-11-08 | 2009-09-15 | Canon Kabushiki Kaisha | Apparatus for controlling image processing and a method for controlling image processing |
| US8134739B2 (en) | 2006-03-24 | 2012-03-13 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Information processing device for outputting reduced-size pages |
| JP2009302787A (ja) * | 2008-06-11 | 2009-12-24 | Konica Minolta Business Technologies Inc | データ処理装置及び同処理方法並びに同処理プログラム |
| JP4591553B2 (ja) * | 2008-06-11 | 2010-12-01 | コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社 | データ処理装置及び同処理方法並びに同処理プログラム |
| US8654359B2 (en) | 2008-06-11 | 2014-02-18 | Konica Minolta Business Technologies, Inc. | Apparatus, method and recording medium for determining document preview modes |
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| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
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