JPH0515292Y2 - - Google Patents

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JPH0515292Y2
JPH0515292Y2 JP1988061888U JP6188888U JPH0515292Y2 JP H0515292 Y2 JPH0515292 Y2 JP H0515292Y2 JP 1988061888 U JP1988061888 U JP 1988061888U JP 6188888 U JP6188888 U JP 6188888U JP H0515292 Y2 JPH0515292 Y2 JP H0515292Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、照明用ランプを内蔵する医療用、特
に歯科用ハンドピースに関するものである。
(従来の技術) 歯科治療に於いて、歯牙の切削、切削屑、歯石
或いは歯垢の除去の為に各種ハンドピース(エア
タービン或いはマイクロモータハンドピース、ス
ケーラ、スリーウエイシリンジ及びその他のシリ
ンジ等)が使用される。そして最近では、ハンド
ピース本体内にランプ及びこのランプ光を先端部
に導光させる導光体を内蔵して、上記治療作業と
同時に患部を照射し得るようにしたハンドピース
も開発され実用化されるようになつた。斯かるラ
ンプ内蔵ハンドピースは、特に狭い口腔内の治療
等には便利であり、歯科用はもとより他の医療分
野でもその需要の増大が見込まれるところであ
る。
(考案が解決しようとする課題) ところで、上記ランプとしてはハロゲンランプ
が主に用いられているが、斯かるランプは比較的
寿命が短く、従つてユーザーサイドでランプの交
換を必要とされることが多々ある。しかし、上記
従来のランプ内蔵ハンドピースに於いて、ランプ
の交換をする場合、カバーナツトを緩めたり、ラ
ンプ廻りの部品を取外したり、更には本体のハウ
ジングの一部を離脱したりする必要があり、その
交換作業は少なからず煩わしさを伴うものであつ
た。亦、ランプをカートリツジに収納してカート
リツジ毎交換し得るようにしたものもあるが、ラ
ンプの端子と電源側の接点との位置合せが必要で
あり、必ずしもその装着が適正になされるとは限
らなかつた。
本考案は上記に鑑みなされたものであり、ラン
プの交換が極めて簡易且つ適確になし得る新規な
医療用ランプ内蔵ハンドピースを提供し、上記需
要の増大に応えんとするものである。
(課題を解決する為の手段) 上記目的を達成する為、本考案の医療用ランプ
内蔵ハンドピースは、ハンドピース本体にランプ
及び該ランプからの光を先端部に導光する導光体
を内蔵したランプ内蔵ハンドピースであつて、上
記ハンドピース本体が接続部を介して上記導光体
を含む先側とランプを含む基部側とに分離可能と
され、上記基部側接続部が雌筒状であり、当該接
続部の底部に前後一対の受接点を内設した円筒形
ランプホルダーが内設され、先端の外周若しくは
内周にテーパ状鍔を備え且つ周体に前後一対のラ
ンプ接点を隔絶状態で具備した円筒状ランプカー
トリツジと、該カートリツジ内にランプ端子及び
上記ランプ接点が夫々接合状態で収納一体とされ
たランプと、から成るランプユニツトが、上記ラ
ンプホルダーに内装されて、且つ当該テーパ状鍔
を含むランプカートリツジ周面にランプ交換工具
挿入用のリング状空間が設けられると共に、上記
ランプ接点と受接点とが軸線の廻りに関していず
れの向角に於いても夫々合致可能とされ、上記ラ
ンプユニツトが前記接続部より光軸に沿つて取り
出し可能とされたことを特徴としている。
(作用) 上記構成のランプ内蔵ハンドピースに於いて、
ランプにより発せられた光は導光体を経てハンド
ピース本体の先端部より患部に照射される。ラン
プを交換する必要が生じた時は、ハンドピース本
体の先側を基部側より分離し、ランプをカートリ
ツジ(ランプユニツト)と共にその光軸に沿つて
基部側の接続部より取り出す。そして、別のラン
プユニツトを光軸に沿つて上記接続部より前方か
ら基部側内の所定位置に装着し、再び先側を基部
側に接続すればその交換が完了する。この場合、
ランプホルダーの受接点及びカートリツジのラン
プ接点は軸線方向の廻りに関していずれの向角に
於いても夫々合致可能とされているから、カート
リツジをランプホルダーに嵌入しさえすれば、両
接点が夫々完全に整合して電気的接続が適正にな
される。
亦、後述のランプ交換工具にてランプの交換を
行なう場合、先側を離脱した基部側の接続部より
工具の掛止部を挿入し、ランプカートリツジの先
端部にこれを弾性掛止させて引き抜けば、ランプ
ユニツトは該掛止部に掛止された状態でハンドピ
ース外に取り出すことが出来る。次に、別のラン
プユニツトを工具の保持部に保持させ、上記基部
側内に挿入してランプホルダーに押し込み、工具
を引き出せばランプユニツトはランプホルダーに
嵌受された状態で残留する。
(実施例) 次に添付図面に基づき本考案の実施例を説明す
る。ここに、第1図はスリーウエイシリンジを例
に採つた本考案ハンドピースの一例を示す縦断正
面図、第2図は同分解図、第3図はランプユニツ
トの部分切欠拡大正面図、第4図はランプホルダ
ーの部分切欠拡大正面図、第5図はエアタービン
ハンドピースを例に採つた部分切欠縦断面図、第
6図は本考案のランプ交換工具の一例を示す正面
図、第7図は第6図の線部縦断拡大図、第8図
は第6図の線部縦断拡大図、第9図は工具によ
るランプカートリツジの抜取要領を示す説明図、
第10図は同装着要領を示す説明図、第11図は
工具とランプカートリツジの掛止関係の別の態様
を示す説明図である。
(実施例 1) 第1図及び第2図はスリーウエイシリンジに於
ける適用例を示すものである。1はハンドピース
本体であり、該ハンドピース本体1は、グリツプ
部(基部側)11と、該グリツプ部11に接続部
12を介して屈折状態で接続されたノズル部(先
側)13とより成る。グリツプ部11の基端部に
は水、空気等の作用媒体の供給チユーブ141,
142を纏めて収納した可撓性チユーブ14が連
結され、該供給チユーブ141,142はグリツ
プ部11に内蔵された供給管路2,3に夫々接続
されている。これら作用媒体は、該供給管路2,
3及びノズル部13に内蔵された供給管路21,
31を経てノズル部13の先端より夫々単独で或
いは混合状態(ミスト)で患部に噴射される。
亦、グリツプ部11の先端接続部12は雌筒状
とされ、該接続部12内の底部にはノズル13の
軸線と同軸的に円筒状ランプホルダー4が配設さ
れ、該ランプホルダー4には前記接続部12より
ランプ5を収納一体としたランプカートリツジ6
がその光軸方向に沿つて着脱自在に装着されてい
る。この場合、ランプ5の光軸とノズル13の軸
線とが一致している例を示したが、一致しない場
合も除外するものではない。
ノズル部13内にはその軸線に沿つて先端にま
で及ぶ導光体(光フアイバー)7が配設され、グ
リツプ部11に接続した時にはその入光端71が
上記ランプ5の前面に対面すると共に、先端出光
端72より患部にランプ光が照射されるようにな
されている。ノズル部13は、グリツプ部11に
対し操作スリーブ121によつて抜出不能に且つ
その軸心の廻りに回動可能に接続され、接続部1
2の操作スリーブ121を圧縮スプリング122
の弾力に抗して操作することにより離脱可能とさ
れている。更に、ノズル部13の先端部131は
湾曲されており、上記回動可能な機能と相俟つて
患部に合わせてその先端を任意の方向に向位させ
ることが出来る。斯かる機能は、特に狭い口腔内
に於いて上下顎の歯表或いは歯裏を治療するに際
し極めて便利である。
上記接続部12に於いては、グリツプ部11と
ノズル部13とが雌雄の関係で嵌合され、各作用
媒体の供給管路2,21,3,31は、該接続部
12に形成された周溝22,32及び連通孔2
3,33を介して互いに連通する。尚、ノズル部
13内の空気の管路31は、途中からノズル部1
3の管内自体に共軛され、ノズル部13の先端部
で水の管路21の廻りから噴射されるようになさ
れている。
グリツプ部12の周体には2個の(図面上1個
しか現れない)操作レバー15が枢着具備され、
この操作レバー15のいずれか若しくは両方同時
に押動操作すると、上記作用媒体の供給管路2,
3の途中に配設されたボール弁20及び/若しく
は30が開となり、ノズル部13に水及び/若し
くは空気が供給される。また、該操作レバー15
のいずれかの操作により、リミツトスイツチ50
がONとなりランプ5が点灯するようになされて
いる。この場合、操作レバー15を軽く押すとリ
ミツトスイツチ50がONとなり、更に強く押す
とボール弁20,30が開となり、一方押圧を緩
めるとボール弁20,30が閉となりその後もラ
ンプ5が点灯するようにしておけば、治療の前後
でも患部が照射され、事前・爾後の患部の確認が
出来便利である。斯かる機能は、操作レバー15
と遅延リレー(不図示)とを組合せ電気的に行な
うようになすことも可能である。更に、グリツプ
部11内には、上記ランプカートリツジ6及びラ
ンプ5を冷却するための給気・排気管路16,1
7が設けられ、該給気管路16には上記操作レバ
ー15の操作に伴うリミツトスイツチ50の
ON・OFFにより開閉する器外の電磁弁(不図
示)を経て冷却空気が供給されるようになされて
いる。尚、このランプ冷却機構については後述す
る。
第3図は、ランプユニツトの詳細を示し、該ラ
ンプユニツトは上記の如く、ランプカートリツジ
6とランプ5とより成る。即ち、円筒状絶縁性カ
ートリツジケース60の内面対向位置に板ばね状
のランプ接点61,61が形設され、該ランプ接
点61,61と上記ケース60内に収納一体とさ
れたランプ5の端子51,51とが電気的に接合
一体とされている。該ランプ接点61,61の一
部はケース60の周体に湾曲状に稍々突出し、こ
の突出部分610,610はケースの軸線方向に
関して前後に隔絶状態で配置されている。また、
ケース60の前端部周体には、後記する工具8の
抜取用掛止部81に掛止し得る低丈なテーパ状外
向鍔62が形成されている。
第4図は、ランプホルダー4の詳細を示すもの
である。該ランプホルダー4は絶縁性材料により
円筒形に形成されたものであり、その内径は上記
ランプカートリツジケース60の外径より稍々大
とされ、固定ねじ40により前記グリツプ部11
側接続部12の雌穴底部に固定一体化されてい
る。また、該ホルダー4の内面には受接点として
リング接点41,41が、表面露出状態で且つ上
記ランプ接点61,61の突出部分610,61
0に対応するようその軸線方向に関して相互隔絶
状態で埋設されている。従つて、上記ランプカー
トリツジ6を該ホルダー4内にその底部に当接す
るよう挿入した時には、上記ランプ接点61,6
1の突出部分610,610はその軸線廻りの角
度に関係なく必ずリング接点41,41に夫々合
致し、その電気的接合が確実になされる。そして
上記湾曲突出部分610,610のフリクシヨン
作用によりランプカートリツジ6はランプホルダ
ー4の所定位置に安定保持される。この場合ラン
プカートリツジ6の前端部は、ランプホルダー4
より突出状態とされる。更に、ランプホルダー4
の前端部には切欠部42が形成され、該切欠部4
2をして上記冷却用給気管路16からの冷却空気
がランプホルダー4内に導入されカートリツジ6
及びランプ5の周囲が冷却される。一方カートリ
ツジケース60の周体にはランプ接点61,61
を導出する為の切欠孔63,63が開設され、冷
却空気はこの切欠孔63,63を通じてランプ5
の基部も冷却し、冷却用給気管路16とは別の位
置に連結された冷却用排気管路17より排出され
る。尚、上記リング接点41,41からは電線が
導出され、リミツトスイツチ50に結線されてい
ることは当然である。
上記ランプカートリツジ6とランプホルダー4
との保持関係において、ランプ接点61,61と
受接点41,41との電気的整合を上記と逆(例
えば、カートリツジ側をリング接点とすること)
としたり、或いはリング接点とランプホルダー底
部に於ける同心的当接接点とを組み合わせたりす
ることも可能である。
上記構成のハンドピースにあつては、第2図に
示す如くノズル部13を操作スリーブ121の操
作により抜き出した後、次に説明する工具8にて
ランプカートリツジ6を取り出し、その交換が簡
易になされるのである。
第6図乃至第10図は、本考案の望ましいラン
プ交換工具8の一例とその操作要領を示すもので
ある。即ち、該工具8は合成樹脂等の棒状部材よ
りなり、一端には抜取用掛止部81が他端には装
着用保持部82が形成されている。掛止部81
は、ランプカートリツジ6を抱持し得る円筒状凹
窪部811と、該凹窪部811先端の内周に形成
されたテーパ状内向鍔812と、凹窪部811の
側壁部813に軸線方向に沿つて割設された複数
のスリツト814とより成る。該掛止部81は、
ノズル部13が離脱されたグリツプ部11内に接
続部12より挿入され、ランプホルダー4に保持
されたランプカートリツジ6の前端部に外嵌する
よう押入される。この時、上記カートリツジ6の
外向鍔62及び内向鍔812のテーパー面同士の
摺接作用と、上記スリツト814の形設により、
側壁部813が外側に弾性変形し、更に強く押し
込むと該側壁部813の復元弾力により外向鍔6
2及び内向鍔812同士が互いに掛合する(第9
図参照)。この状態で、工具8を引き出せばラン
プカートリツジ6は、掛止部81に掛止された状
態でグリツプ部11外に取り出される。取り出さ
れたランプカートリツジ6を手で抜き出すように
すれば、掛止部81から簡単に取外すことが出来
る。
一方、装着用保持部82は、カートリツジケー
ス60とランプ5との隙間に挿入し得る円筒形を
なす。第10図に示す如く該保持部82にランプ
カートリツジ6を挿入保持させた状態で、ランプ
カートリツジが取り除かれたランプホルダー4内
に押入させると、前記ランプ接点61,61のフ
リクシヨン作用により該ホルダー4内に弾性保持
される。爾後、工具8を引き出せばランプカート
リツジ6のみがホルダー4内の所定位置に残留す
る。図例では工具8の胴部80周体に目印83が
付されているが、この目印83は、上記装着の為
の押入の際に、この目印83が接続部12の前縁
部に合致すれば、ランプカートリツジ6がその軸
線方向に関して適正位置に収納されたことを暗示
するもので、望ましく採用される。
第11図は、工具8の掛止部81とランプカー
トリツジ6の掛止関係の種々の態様を示すもので
ある。第11図イに於いては、掛止部81の前端
部にテーパー加工されない内向鍔812aが形成
され、一方カートリツジケース60の前端外周に
は上記と同様の外向鍔62及び該鍔62に隣接し
て係合溝63が周設されており、上記要領で掛止
部81をカートリツジケース60に外嵌させれ
ば、係合溝63に内向鍔812aが係合して、上
記と同様の掛止関係が得られる。亦、第11図ロ
の場合、掛止部81の凹窪部811bは、カート
リツジケース60とランプ5との隙間に挿入し得
る円筒形とされ、その先端外周にテーパー状外向
鍔812bが形成され、一方カートリツジケース
60の前端部内周にはテーパー状内向鍔62b及
びこれに隣接して係合溝63bが周設されてお
り、掛止部81を上記隙間に押入した時には、テ
ーパー面同士の摺接作用及びスリツト814の形
設により、上記同様外向鍔812bが係合溝63
bに係合してランプカートリツジ6を取り出し得
る掛止関係が達成されるのである。尚、第11図
中前例と共通する部分については同様の符号を用
いた。また、本図に示した掛止関係以外にも他の
変更が可能であることは云うまでもない。
(実施例 2) 第5図は、歯科用エアタービンハンドピースで
の適用例を示すものである。本図に於けるハンド
ピース本体1は、上記同様作用媒体の供給チユー
ブ141,142等を纏めて収納した可撓性チユ
ーブ14の接手(基部側)11と、該接手11に
接続部12を介して着脱可能に接続されたグリツ
プ部(先側)13とより成り、該グリツプ部13
の先端は切削工具を回動駆動させるタービン(い
ずれも不図示)を収納するヘツド部132とされ
ている。接手11内には同軸的にランプホルダー
4及びランプカートリツジ6が配設され、一方グ
リツプ部13内にはヘツド132にまで及ぶ導光
体7が内設され、その入光端71はランプカート
リツジ6内のランプ5に対面すると共にその先端
は上記ヘツド部132より露出した出光端72と
され、患部に向け照射されるようなされている。
亦、接手11及びグリツプ部13内には、上記
同様途中接続部12に於いて周溝22及び連通孔
23等を介して互いに連通する作用媒体の供給管
路2,21,3,31が一連的に設けられ、この
うち給気管路3,31より供給される空気は途中
導光体7を冷却しながらヘツド部132に至り、
該ヘツド部132内のタービン(不図示)駆動に
用いられ、また給水管路2,21から供給される
水はヘツド部132に設けられた注水口24より
患部に向け噴射される。
グリツプ部13と接手11とは、上記同様雌雄
の関係で且つ軸心の廻りに相互回動可能に嵌合接
続され、操作スリーブ121をスプリング122
の弾力に抗して操作することにより相互離脱可能
とされている。
ランプホルダー4及びランプカートリツジ6の
形状及び嵌合関係は上記と同様であり、従つて、
グリツプ部13を離脱すれば、上記交換工具8に
よりランプカートリツジ6の交換が簡易になされ
る。その他の構成は上記と同様であるのでその詳
細な説明は割愛する。
尚、上記実施例では、歯科用スリウエーシリン
ジ及びエアタービンハンドピースでの適用例を述
べたが、マイクロモータハンドピースやスケーラ
ー等の他の歯科用ハンドピース或いは他の医療用
ハンドピース(例えば、耳鼻科用等)にも適用す
ることは可能である。
(考案の効果) 叙上の如く、本考案の医療用ランプ内蔵ハンド
ピースは、ハンドピース本体の先側をその軸線方
向に沿つて取外せば、ランプをその光軸に沿つて
簡易に取り出すことが出来る。従つて、従来の如
くカバーナツトを緩めたり、ランプ廻りの部品を
取外したり、更には本体のハウジングの一部を離
脱したりする必要は全くなく、その煩わしさが著
減される。しかも、ランプホルダーとカートリツ
ジとの接点同士の整合が確実になされ、適確な装
着が約束される。
亦、ランプユニツトの採用により、その装着及
び離脱がより一層簡単となり、且つ上記適確な装
着がより確実になされる。
更に、ランプ交換工具を用いるので、上記ラン
プの交換がより簡易且つ確実になされ、ユーザー
サイドでのメインテナンスに極めて有益である。
特に、斯かる工具及び上記ランプ機構の採用によ
り、雌筒状の基部側接続部の底部にランプ及びラ
ンプカートリツジを配置することが出来、従つて
ランプが接続部の先端に露出することがなく、こ
れによりハンドピース本体の先側を交換したりす
る(治療態様によつて比較的頻多になされる)際
にも、ランプが他の部位に衝当して破損したりす
ることがないと云う利点が付加される。
このように、数多くの利点を有する本考案は歯
科用はもとより他の医療用(例えば、耳鼻科用
等)にも好ましく採用されるものであり、その実
用価値は極めて大である。
【図面の簡単な説明】
第1図はスリーウエイシリンジを例に採つた本
考案ハンドピースの一例を示す縦断正面図、第2
図は同分解図、第3図はランプカートリツジの部
分切欠拡大正面図、第4図はランプホルダーの部
分切欠拡大正面図、第5図はエアタービンハンド
ピースを例に採つた部分切欠縦断面図、第6図は
本考案のランプ交換工具の一例を示す正面図、第
7図は第6図の線部縦断拡大図、第8図は第6
図の線部縦断拡大図、第9図は工具によるラン
プカートリツジの抜取要領を示す説明図、第10
図は同装着要領を示す説明図、第11図は工具と
ランプカートリツジの掛止関係の別の態様を示す
説明図である。 符号の説明、1……ハンドピース本体、11…
…基部側、12……接続部、13……先側、2,
21,3,31……作用媒体の供給管路、4……
ランプホルダー、41……受接点(リング接点)、
5……ランプ、6……ランプカートリツジ、61
……ランプ接点、7……導光体、8……ランプ交
換工具、81……抜取用掛止部、82……装着用
保持部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ハンドピース本体にランプ及び該ランプからの
    光を先端部に導光する導光体を内蔵したランプ内
    蔵ハンドピースに於いて、上記ハンドピース本体
    が、接続部を介して上記導光体を含む先側とラン
    プを含む基部側とに分離可能とされ、上記基部側
    接続部が雌筒状であり、当該接続部の底部に前後
    一対の受接点を内設した円筒形ランプホルダーが
    内設され、先端の外周若しくは内周にテーパ状鍔
    を備え且つ周体に前後一対のランプ接点を隔絶状
    態で具備した円筒状ランプカートリツジと、該カ
    ートリツジ内にランプ端子及び上記ランプ接点が
    夫々接合状態で収納一体とされたランプと、から
    成るランプユニツトが、上記ランプホルダーに内
    装されて、且つ当該テーパ状鍔を含むランプカー
    トリツジ周面にランプ交換工具挿入用のリング状
    空間が設けられると共に、上記ランプ接点と受接
    点とが軸線の廻りに関していずれの向角に於いて
    も夫々合致可能とされ、上記ランプユニツトが前
    記接続部より光軸に沿つて取り出し可能とされた
    ことを特徴とするランプ内蔵ハンドピース。
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DE4216873C2 (de) * 1992-05-21 1995-02-16 Kaltenbach & Voigt Ärztliches oder zahnärztliches Behandlungsinstrument mit einem angetriebenen Behandlungswerkzeug und mit einer Beleuchtungseinrichtung

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS58170607U (ja) * 1982-05-11 1983-11-14 株式会社中西歯科器械製作所 光源部内蔵型光学ハンドピ−ス

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