JPH05152904A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JPH05152904A
JPH05152904A JP3312042A JP31204291A JPH05152904A JP H05152904 A JPH05152904 A JP H05152904A JP 3312042 A JP3312042 A JP 3312042A JP 31204291 A JP31204291 A JP 31204291A JP H05152904 A JPH05152904 A JP H05152904A
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JP
Japan
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circuit
signal
input
transmission gate
output
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JP3312042A
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Inventor
Masato Ishiguro
正人 石黒
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】フリップフロップ回路における、信号の不安定
状態であるメタステーブル状態を防止することを目的と
する。 【構成】入力信号のラッチを行うマスター回路1と、マ
スター回路1から出力された信号を入力信号としてラッ
チするスレーブ回路2への入力信号をそれぞれ制御する
トランスミッションゲートG1,G2に接続され、トランス
ミッションゲートG1がオフ後トランスミッションゲート
G2がオンすることによって入力信号を安定させる期間を
設けるよう制御する開閉制御回路3を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体装置に関し、特
にフリップフロップを有する半導体集積回路に関する。
フリップフロップ回路にクロック信号CKとデータ信号D
が非同期に入力される場合、フリップフロップ回路内に
レベルの不安定状態であるメタステーブル状態が発生す
ることがある。
【0002】このメタステーブル状態時における出力は
誤作動の原因となっているが、メタステーブル状態の出
力によって誤作動が起こっても、がメタステーブル状態
の出力によるものと判断するのが容易ではなかった。そ
のため、誤作動の原因を特定することができず、集積回
路の品質の向上を妨げていた。
【0003】従って、出力にレベルの安定しないメタス
テーブル状態が発生しないフリップフロップ回路が要求
されている。
【0004】
【従来技術】図6に従来のフリップフロップの回路図を
示す。マスター回路1とスレーブ回路2の二段構成をと
っているマスタースレーブ型のフリップフロップ回路
で、マスター回路1及びスレーブ回路2のそれぞれの回
路への入力信号を制御するトランスミッションゲートG
1,G2と、各回路内での入力信号のラッチを制御するト
ランスミッションゲートG3,G4とが設置されている。
【0005】各トランスミッションゲートG1〜G4はクロ
ック信号CKによってそれぞれをオンまたはオフするよう
になっていて、トランスミッションゲートG1,G4がオン
の時、トランスミッションゲートG2,G3がオフするよう
にクロック信号CKがそれぞれ入力されている。マスター
回路1、スレーブ回路2ともに二つのインバータを用
い、正帰還によってデータ信号Dをラッチするようにな
っている。
【0006】上述のフリップフロップ回路は通常の場合
で、このほかにもセット信号Sまたはリセット信号Rと
組み合わせる場合がある。図7にセット信号Sと組み合
わせた場合のフリップフロップ回路を示す。図6に示す
インバータI2,I3の位置にセット信号Sとのナンド回路
を組み、セット信号Sが入力された場合、データ信号D
によらず非反転出力Qからは高レベルが、反転出力XQか
らは低レベルが出力されるようになっている。
【0007】図8にリセット信号Rと組み合わせた場合
のフリップフロップ回路を示す。セット信号Sと組み合
わせた時と同様で、図6に示すインバータI1,I4の位置
にリセット信号Rとのナンド回路を組み、リセット信号
Rが入力された場合、データ信号Dによらず反転出力XQ
からは高レベル、非反転出力Qからは低レベルが出力さ
れるようになっている。
【0008】図10に波形図を示す。フリップフロップ回
路はセット信号Sまたはリセット信号Rによる出力制御
が行われなければ、クロック信号CKが立ち上がるとき
(図10のβの部分)、つまり、トランスミッションゲー
トがオフするときのデータ信号Dを保持し、出力するよ
うになっている。
【0009】従ってトランスミッションゲートG1がオフ
するときにマスター回路1側にデータ信号Dが入力され
る。このとき、トランスミッションゲートG1がオフと同
時にトランスミッションゲートG3がオンし、マスター回
路1内で入力されたデータ信号Dをラッチし、また、同
時にトランスミッションゲートG2もオンして、入力され
たデータ信号Dをスレーブ回路2から非反転出力Q,反
転出力XQとして出力をする。
【0010】続いて、トランスミッションゲートG1がオ
ンすると、同時にトランスミッションゲートG2がオフ、
トランスミッションゲートG4がオンして、今度はスレー
ブ回路2内で入力されたデータ信号Dをラッチし、非反
転出力Q及び反転出力XQを出力する。このデータ信号D
が高レベルから低レベルへ、または、低レベルから高レ
ベルに変化する(以下遷移するという)部分は実際には
ある時間幅(以下この幅のことを遷移幅という)をもっ
ているので、その間にクロック信号CKの立ち上がりがき
た場合、高レベルまたは低レベルといった一定状態(以
下安定状態という)ではないデータ信号Dが入力される
ことになる。
【0011】この安定状態ではない状態をメタステーブ
ル状態といい、この出力信号を受けた回路で誤動作が起
こる原因となっていた。このメタステーブル状態は、マ
スター回路1内またはスレーブ回路2内でラッチされて
いる間に、安定状態に変わるが、安定するまでにかかる
時間や、高レベルまたは低レベルのどちらに安定するか
は、遷移幅のどの部分でデータ信号Dとして入力される
かなどによるのだが、図10のαのようにデータ信号Dは
いつ遷移するかが安定していないなため、この場合にお
ける出力波形はそのときどきで異なっていた。
【0012】この場合における出力波形図は例えば、図
10のγのように、いったん高レベルから低レベルに下が
りかけてまた高レベルに戻ったり、遷移しても遷移幅が
通常より長くなっていた。データ信号Dとクロック信号
CKが同期の場合、遷移時のデータ信号Dを入力信号とし
てとらないようにクロック信号CKを設定し、メタステー
ブル状態を発生させないようすることによって解決して
いた。
【0013】しかし、データ信号Dとクロック信号CKが
非同期の場合、データ信号Dの遷移は周期的ではないの
で、遷移時のデータ信号Dを入力信号としてとらないよ
うにクロック信号CKを設定することはできなかった。そ
のため、非同期の場合、メタステーブル状態の発生を防
ぐため、二つのフリップフロップ回路を接続し、各フリ
ップフロップ回路に同一のクロック信号CKを入力すると
いった構成をとる方法があった。
【0014】図11に二つのフリップフロップ回路を用い
たときの波形図の一例を示す。図11においてDはデータ
信号、CKはクロック信号、Qは非反転出力で、それぞれ
の符号に付いている数字は、1は第一のフリップフロッ
プ回路、2は第二のフリップフロップ回路において入力
または出力されることを示している。第一のフリップフ
ロップ回路に入力されたデータ信号D1はクロック信号
CK1によってラッチされ非反転出力Q1として出力され
る。第二のフリップフロップ回路では、この非反転出力
Q1がデータ信号D2として入力される。ここでクロッ
ク信号CK2はクロック信号CK1が第一のフリップフロッ
プ回路に入力されるのと同時に第二のフリップフロップ
回路に入力されるが、データ信号D2は第一のフリップ
フロップ回路を通過する分データ信号D1が第一がフリ
ップフロップ回路への入力より遅れて第二のフリップフ
ロップ回路に入力される。図11では見やすくするため、
非反転出力Q1を遅らせて表記せず、クロック信号CK2
を進めて表記している(図中の*は同一の山を指す)。
【0015】図11からわかるように、第一のフリップフ
ッロップ回路による遅延を適当に調整すれば、第二のフ
リップフロップ回路ではデータ信号D2の遷移時にクロ
ック信号CK2の立ち上がりがこないので、第二のフリッ
プフロップ回路の出力にはメタステーブル状態は発生し
ない。しかし、クロック信号CK1,CK2の周期が短い場
合、第一のフリップフロップ回路で、連続してメタステ
ーブル状態が発生する場合がある。第一のフリップフロ
ップ回路から出力されるメタステーブル状態がクロック
信号CK1,CK2の一周期より長くなった場合、第二のフ
リップフロップ回路の出力におけるメタステーブル状態
の発生を防ぐことはできないので、クロック信号CKの周
期を短くすることができなかった。
【0016】従って、クロック信号CK1,CK2の周期を
一定値以上に短くできないので、高速動作に対応できな
かった。従来、このクロック信号CK,CK2に対する制限
の問題は、図9に示す原理図のように、フリップフロッ
プ回路をメタステーブル状態の発生しなくなるまで接続
することによって解決していた。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の回路を
用いた場合、以下のような問題点があった。複数のフリ
ップフロップ回路を使用するため、一つのフリップフロ
ップ回路を用いていた時に比べ回路が大きくなる。ま
た、セット信号S(リセット信号R)とクロック信号CK
が非同期で入力される回路においてはこの問題とは別
に、スレーブ側で高レベル(低レベル)をラッチしてい
るときにセット信号S(リセット信号R)が入力される
と同時にトランスミッションゲートG2がオンし、マスタ
ー側からトランスミッションゲートG2を通って高レベル
(低レベル)が入力されると、非反転出力Qに一瞬低レ
ベル(高レベル)がでるといった問題もあった。
【0018】従って、本発明は、クロック信号CKとデー
タ信号Dまたはセット信号S/リセット信号Rが非同期
に入力されても、出力にメタステーブル状態を発生させ
ず、かつ、回路の大型化をさせない、フリップフロップ
回路を提供することを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】図1に本発明の原理図を
示す。本発明は、マスタースレーブ型のフリップフロッ
プ回路の、マスター回路1の入力信号の制御を行うトラ
ンスミッションゲートG1と、マスター回路1から出力さ
れた出力信号を入力信号としてスレーブ回路2の入力信
号の制御を行うトランスミッションゲートG2と、トラン
スミッションゲートのオン/オフを行い、トランスミッ
ションゲートG1がオフ後遅れてトランスミッションゲー
トG2がオンするよう制御する回路(以下開閉制御回路3
という)によって構成される。
【0020】また、セット信号S(リセット信号R)と
組み合わせた場合では、図2に示すように、データ信号
DによらずトランスミッションゲートG1を介してマスタ
ー回路1に高レベル(低レベル)が入力されるようにす
る回路(以下信号制御回路4という)をさらに設けた構
成をとっている。
【0021】
【作用】トランスミッションゲートG1がオフ後遅れてト
ランスミッションゲートG2がオンするため、入力された
データ信号Dをスレーブ回路2に出力しないままマスタ
ー回路1でラッチしている期間ができる。この間に、メ
タステーブル状態は安定状態にかわり、その後出力され
るので、出力にメタステーブル状態は発生しない。
【0022】また、セット信号S(リセット信号R)と
クロック信号CKとで論理回路を組んだ場合でも、データ
信号Dによらずマスター回路1への入力信号を高レベル
(低レベル)にするので、スレーブ回路2で高レベルを
ラッチ時に、セット信号S(リセット信号R)の入力
と、トランスミッションゲートG2のオンが同時に行われ
ても、非反転出力Qに低レベル(高レベル)がでること
はない。
【0023】
【実施例】図3に本発明の回路図を示す。図3のように
本発明では同一のクロック信号CKをトランスミッション
ゲートG1,G3には直接、トランスミッションゲートG2,
G4には間に多層のインバータを介して入力することによ
って、トランスミッションゲートG1に入力されるクロッ
ク信号CKに対し、トランスミッションゲートG2に入力さ
れるクロック信号CKが遅くなるようになっている。この
ため、従来のようにトランスミッションゲートG1がオフ
すると同時にトランスミッションゲートG2はオンせず、
遅れてオンするようになる。
【0024】以下に動作を説明する。トランスミッショ
ンゲートG1がオフすると、同時にトランスミッションゲ
ートG2がオンし、クロック信号CKの立ち上がり時のデー
タ信号Dがマスター回路1でラッチされる。このときト
ランスミッションゲートG2はまだオフしていて、入力さ
れたデータ信号Dはマスター回路1でラッチされるだけ
で出力されない。入力されたデータ信号Dがメタステー
ブル状態であった場合、この間に安定状態に変わる。そ
の後トランスミッションゲートG2がオンし、マスター回
路1でラッチされているデータ信号Dが出力される。
【0025】図12に本実施例における波形図を、図13に
従来における波形図を示す。図12,13においてDは入力
信号、CKはクロック信号、Qは出力信号を、またそれぞ
れの記号に付帯しているMまたはSはそれぞれ、Mはマ
スター回路1、Sはスレーブ回路2における信号である
ことを示している。図12,13からわかるように、従来で
は出力にメタステーブル状態が発生し手いるのに対し、
本発明では出力にメタステーブル状態が発生しておら
ず、効果があることがわかる。
【0026】なお、複数のクロック信号を出力できる開
閉制御回路3を形成して、トランスミッションゲートG1
及びG2に別々のクロック信号を入力することによってト
ランスミッションゲートG1がオフ後遅れてトランスミッ
ションゲートG2がオンするようにしてもよいが、開閉制
御回路3が大きくなり、装置全体が大きくなるので望ま
しくない。
【0027】次にセット信号Sまたはリセット信号Rと
組み合わせたフリップフロップ回路について以下に示
す。図4にセット信号Sとクロック信号CKとで論理回路
を組んだ場合における本発明の実施例を示す。クロック
信号CKとセット信号Sとのアンド回路A1と、インバータ
I9をはさんでデータ信号Dとセット信号Sとのナンド回
路N5によって信号制御回路4を構成している。
【0028】この信号制御回路4によってセット信号S
が入力された場合アンド回路A1からはクロック信号CKに
よらず低レベルが出力され、トランスミッションゲート
G1はオン状態となり、ナンド回路N5からはデータ信号D
によらず高レベルが出力され、トランスミッションゲー
トG2のマスター回路1側は常に低レベルとなっている。
【0029】従って、トランスミッションゲートG2がオ
ンしたときスレーブ回路2に低レベルが出力され、非反
転出力Qには低レベルはでず、スレーブ回路2で高レベ
ルをラッチしているときにセット信号Sが入力されて
も、連続して非反転出力Qには高レベルが出力されるこ
とになる。また、この場合、前記したメタステーブルを
防ぐ方法の他に、図4におけるコンデンサーC1の容量に
比べコンデンサーC2の容量を大きくすることによっても
メタステーブル状態の防止ができる。
【0030】上述の方法をとれば、高レベルから中間レ
ベルのときはコンデンサC1に電荷がひかれるがすぐいっ
ぱいになるのでコンデンサC2からの放電は少なく、ほぼ
高レベルとみなせる。また、低レベルから中間レベルの
ときはコンデンサC2に電荷がひかれるが充電するのに時
間がかかるのであまりレベルがあがるらないのでほぼ低
レベルとみなせる。
【0031】従って、高レベルでも低レベルでもない状
態を避けることができメタステーブル状態の発生を防ぐ
ことができる。以上セット信号Sと組み合わせた場合に
ついて記述したが、リセット信号Rと組み合わせた場合
も、図5のように回路を形成することによって同様のこ
とを行うことができる。
【0032】なお、上述の回路は半導体集積回路内に形
成できるものでありコンデンサC1,C2も半導体集積回路
内に形成できる。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
データ信号Dまたはセット信号S/リセット信号Rとク
ロック信号CKが非同期に入力されても、メタステーブル
状態の出力を防ぐことができるので、メタステーブル状
態による誤動作を防ぐことができる。
【0034】また、一つのフリップフロップ回路によっ
てメタステーブル状態を防ぐので従来のような大型化を
防ぐことができる。従って、メタステーブル状態による
誤作動を無くし、また、他の原因による誤作動が起こっ
ても、その原因の特定を妨げないので回路の品質の向上
に寄与するところが大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のフリップフロップ回路の原理図
【図2】本発明のセット信号またはリセット信号と組み
合わせた場合のフリップフロップ回路の原理図
【図3】本発明のフリップフロップ回路の回路図
【図4】本発明のセット信号と組み合わせた場合のフリ
ップフロップ回路の回路図
【図5】本発明のリセット信号と組み合わせた場合のフ
リップフロップ回路の回路図
【図6】従来のフリップフロップ回路の回路図
【図7】従来のセット信号と組み合わせた場合のフリッ
プフロップ回路の回路図
【図8】従来のリセット信号と組み合わせた場合のフリ
ップフロップ回路の回路図
【図9】従来のフリップフロップ回路を複数組み合わせ
た場合の原理図
【図10】従来のフリップフロップ回路における波形図
【図11】従来のフリップフロップ回路を二段にしたとき
の波形図
【図12】本発明におけるマスター回路およびスレーブ回
路での波形図
【図13】従来におけるマスター回路およびスレーブ回路
での波形図
【符号の説明】
1 マスター回路 2 スレーブ回路 3 開閉制御回路 4 信号制御回路 G1〜G4 トランスミッションゲート I0〜I9 インバータ C1, C2 コンデンサ N1〜N5 ナンド回路 A1 アンド回路 D データ信号 CK クロック信号 S セット信号 R リセット信号 Q 非反転出力 XQ 反転出力

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第一のラッチ回路によって構成されるマス
    ター回路(1)と、 前記マスター回路(1)への入力信号を制御する第一の
    トランスミッションゲート(G1)と、 前記マスター回路(1)からの出力信号が入力される第
    二のラッチ回路によって構成されるスレーブ回路(2)
    と、 前記スレーブ回路(2)への入力信号を制御する第二の
    トランスミッションゲート(G2)と、 前記第一、第二のトランスミッションゲートのオン/オ
    フを行い、前記第一のトランスミッションゲート(G1)
    がオフした後、前記第二のトランスミッションゲート
    (G2)がオンするよう制御する開閉制御回路(3)とに
    よって構成されるフリップフロップ回路を有することを
    特徴とする電子回路。
  2. 【請求項2】第一のラッチ回路によって構成されるマス
    ター回路(1)と、 前記マスター回路(1)への入力信号を制御する第一の
    トランスミッションゲート(G1)と、 前記マスター回路(1)からの出力信号が入力される第
    二のラッチ回路によって構成されるスレーブ回路(2)
    と、 前記スレーブ回路(2)への入力信号を制御する第二の
    トランスミッションゲート(G2)と、 セット信号またはリセット信号の入力に応答して、前記
    マスター回路(1)に入力される入力信号を一定レベル
    に固定する信号制御回路(4)とを有することを特徴と
    した電子回路。
  3. 【請求項3】前記マスター回路(1)は、前記第一のト
    ランスミッションゲート(G1)を介して前記信号制御回
    路(4)の出力を入力として受けるインバータ(I1)
    と、前記インバータ(I1)の出力信号とセット信号とを
    受けるナンド回路(N2)と、入力端が前記ナンド回路
    (N2)の出力に、出力端が前記インバータ(I1)の入力
    に接続された第三のトランスミッションゲート(G3)と
    によって形成され、前記第一のトランスミッションゲー
    ト(G1)の入力端に付加されたコンデンサ(C1)の電気
    容量が、前記第一のトランスミッションゲート(G1)の
    出力端に付加されたコンデンサ(C2)の電気容量よりも
    小さいことを特徴とする請求項2記載の電子回路。
  4. 【請求項4】前記マスター回路(1)は、前記第一のト
    ランスミッションゲート(G1)を介して前記信号制御回
    路(4)から出力される信号と、リセット信号とを受け
    るナンド回路(N1)と、前記ナンド回路(N1)の出力信
    号を入力するインバータ(I2)と、入力端が前記インバ
    ータ(I2)の出力に、出力端が前記ナンド回路(N1)の
    入力に接続された第三のトランスミッションゲート(G
    3)とによって形成され、前記第一のトランスミッショ
    ンゲート(G1)の入力端に付加されたコンデンサ(C1)
    の電気容量が、前記第一のトランスミッションゲート
    (G1)の出力端に付加されたコンデンサ(C2)の電気容
    量よりも小さいことを特徴とする請求項2記載の電子回
    路。
JP3312042A 1991-11-27 1991-11-27 半導体装置 Withdrawn JPH05152904A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR19980064782A (ko) * 1996-12-30 1998-10-07 이데이노부유키 플립플롭회로
US7492202B2 (en) 2004-06-17 2009-02-17 Panasonic Corporation Flip-flop circuit
US8988268B2 (en) 2012-11-27 2015-03-24 Kabushiki Kaisha Toshiba Analog-digital converter and analog-digital conversion method

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