JPH0515287U - 直流電気機器の印加電圧極性反転装置 - Google Patents

直流電気機器の印加電圧極性反転装置

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JPH0515287U
JPH0515287U JP6037691U JP6037691U JPH0515287U JP H0515287 U JPH0515287 U JP H0515287U JP 6037691 U JP6037691 U JP 6037691U JP 6037691 U JP6037691 U JP 6037691U JP H0515287 U JPH0515287 U JP H0515287U
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yoke
armature
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pieces
movable
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Application number
JP6037691U
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Inventor
光樹 永本
Original Assignee
松下電工株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 実質的に1個のリレーで、印加電圧の極性を
容易に反転させることができるようにする。 【構成】 中央片1aと両対向片1b,1c と支持片1eとから
なる継鉄1 と、継鉄1 の中央部1dの両側に巻回した2個
のコイル2,3 と、中央部4aが支持片1eに回動自在に支持
された接極子4 と、接極子4 の両端部4b,4c を付勢する
復帰ばね5 と、対向する一対の固定接点6a,7a 及び6b,7
b を設けた2個の固定接点板6,7 と、それら固定接点に
接離する可動接点8a,9a を設け接極子4 の両端部4b,4c
により駆動される2個の可動片8,9 と、を有し、2個の
可動片8,9 間に直流モータMを、2個の固定接点板6,7
間に直流電源Eを、2個のコイル2,3 の一端2a,3a と各
コイルの他端2b,3b との間にそれぞれスイッチS1,S2
介して直流電源Eを、それぞれ接続し得るようになした
構成にしてある。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、直流電気機器の印加電圧極性反転装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の装置として、第4図に示す直流モータ( 直流電気機器 )の正逆 転装置( 印加電圧極性反転装置 )がある。
【0003】 R1,R2 は2個のリレーのそれぞれのスイッチ部で、無励磁の場合は実線で示す ようにR1c −R1b , R2c −R2b が導通し、励磁した場合は破線で示すようにR1c −R1a , R2c −R2a が導通する、いわゆる1c型のリレーとなっている。
【0004】 Mは直流モータで、リレーR1,R2 のR1c とR2c 間に接続されている。 Eは直流電源で、R1a とR1b 間及びR2a とR2b 間に接続されている。
【0005】 いま、リレーR1,R2 が両方共無励磁の場合、直流モータMは、直流電源Eを介 しない閉回路となるので、動作しない。この状態で、リレーR1を励磁した場合、 R1c −R1a が導通することにより、直流電源Eの電圧が直流モータMに印加され て動作する。これに対し、リレーR2を励磁した場合、R2c −R2a が導通すること により、やはり直流電源Eの電圧が直流モータMに印加されて動作するが、この ときの電圧の極性はリレーR1の場合に対して反転しているので、直流モータMも 逆回転することになる。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
上記した従来の直流電気機器の印加電圧極性反転装置にあっては、いわゆる1 c型のリレーを2個使用する必要があるとともに、直流電気機器への印加電圧の 極性を反転させるために、それぞれのリレーの動作を制御する回路を設ける必要 がある。
【0007】 本考案は、上記事由に鑑みてなしたもので、その目的とするところは、実質的 に1個のリレーで、印加電圧の極性を容易に反転させることができる直流電気機 器の印加電圧極性反転装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記した課題を解決するために、本考案の直流電気機器の印加電圧極性反転装 置は、中央片と中央片の両端から延出したL字状の両対向片と中央片の中央部か ら立設した支持片とからなる継鉄と、継鉄の中央部の両側に巻回した2個のコイ ルと、中央部が継鉄の支持片に回動自在に支持された接極子と、接極子の両端部 が継鉄の両対向片の端部に略同じギャップを有して対峙するよう付勢する復帰ば ねと、対向する一対の固定接点のそれぞれを設けた2個の固定接点板と、対向す る一対の固定接点に接離する可動接点を設け接極子の両端部により駆動される2 個の可動片と、を有し、前記2個の可動片間に直流電気機器を、前記2個の固定 接点板間に直流電源を、前記2個のコイルの一端と他端との間にそれぞれスイッ チを介して直流電源を、それぞれ接続し得るようになした構成にしてある。
【0009】
【作用】
本考案による直流電気機器の印加電圧極性反転装置は、上記のように直流電気 機器と直流電源とスイッチとを接続することにより、2個のコイルの励磁をスイ ッチによって切り換えると、それに相応して、中央部を継鉄の支持片に回動自在 に支持された接極子が動作し、可動接点を設けた2個の可動片の一方を駆動する ことにより、2個の固定接点板にそれぞれ設けた対向する一対の固定接点に接離 する可動接点も入れ代わって切り換わるように動作するリレーを構成しているの で、そのリレーの2個の可動片に接続した直流電気機器には、2個の固定接点板 間に接続した直流電源の電圧の極性が反転して印加されることになる。
【0010】
【実施例】
本考案の一実施例を図1乃至図3に基づいて以下に説明する。このものは、直 流モータの正逆転装置である。
【0011】 1 は継鉄で、電磁軟鉄等の磁性材料により、中央片1aと、中央片1aの両端から 延出したL字状の両対向片1b,1c と、中央片1aの中央部1dから両対向片1b,1c に 平行に立設した支持片1eと、でもって形成されている。
【0012】 2,3 は2個のコイルで、継鉄1 の中央部1aの両側にコイル枠を介して巻回され るとともに、それぞれの一端2a,3a が互いに接続されている。
【0013】 4 は接極子で、電磁軟鉄等の磁性材料により、平板状に形成され、その中央部 4aが継鉄1 の支持片1eの先端に回動自在に支持されている。
【0014】 5 は復帰ばねで、接極子4 の両端部4b,4c が継鉄1 の両対向片1b,1c の端部1f ,1g に略同じギャップを有して対峙するよう、中央部を継鉄1 の支持片1eに支持 されて両端部が接極子4 の両端部4b,4c を付勢している。
【0015】 6,7 は2個の固定接点板で、対向する一対の固定接点6a,7a 及び6b,7b のそれ ぞれを両端部に設けて形成され、接極子4 の中央部4aの近傍で継鉄1 の支持片1e の反対側の位置に接極子4 と並設されている。
【0016】 8,9 は2個の可動片で、板ばね材により、平板状に形成され、対向する一対の 固定接点6a,7a 及び6b,7b にそれぞれ接離する可動接点8a及び9aをそれぞれの先 端部に設けて形成され、接極子4 の両端部4b,4c に設けた駆動片により駆動され るよう、基端部が固定されている。この場合、接極子4 により駆動されていない ときには、可動接点8a及び9aは、可動片8 及び9 の自己のばね力でもって一方の 固定接点6a及び6bに接触圧を有して当接している。
【0017】 以上のようなリレーとして構成された装置に、直流モータMが2個の可動片8, 9 間に接続され、直流電源Eが2個の固定接点板6,7 間に接続され、さらに直流 電源Eは2個のコイル2,3 の互いに接続した一端2a,3a と各コイルの他端2b及び 他端3bとの間にそれぞれスイッチS1及びスイッチS2を介してそれぞれ接続されて いる。
【0018】 次に、動作を説明する。 コイル2,3が無励磁の場合、図1の状態にあり、つまり、接極子4 は動作せず に可動接点8a及び9aは固定接点6a及び6bに当接しているから、2個の可動片8,9 間に接続された直流モータMは、直流電源Eを介しない閉回路となるので、動作 しない。
【0019】 この状態で、図2に示すように、一方のスイッチS1を閉じると、図中破線で示 すように一方のコイル2 が励磁され、接極子4 は中央部4aを継鉄1 の支持片4eに 回動自在に支持されて一方の端部4bが継鉄1 の一方の対向片1bの端部1fに吸引さ れる。そうすると、接極子4 の端部4bに設けた駆動片により一方の可動片8 が押 圧されて可動接点8aが反転して固定接点7aに当接する。これにより、直流モータ Mには直流電源Eの電圧が印加され、図中一点鎖線で示す方向に電流が流れて直 流モータMが動作する。そして、スイッチS1を開けば、接極子4 は復帰ばね5 に より付勢されて図1の状態に戻る。
【0020】 これに対し、図3に示すように、他方のスイッチS2を閉じると、図中破線で示 すように他方のコイル3 が励磁され、図2の場合とは逆に、接極子4 は他方の端 部4cが継鉄1 の他方の対向片1cの端部1gに吸引される。そうすると、接極子4 の 端部4cに設けた駆動片により他方の可動片9 が押圧されて可動接点9aが反転して 固定接点7bに当接する。これにより、直流モータMには直流電源Eの電圧の極性 が反転して印加され、図中一点鎖線で示すように図2の場合と逆方向に電流が流 れて直流モータMも逆回転して動作する。
【0021】 かかる直流モータの正逆転装置にあっては、2個のコイル2,3 の励磁をスイッ チS1,S2 によって切り換えると、それに相応して、中央部4aを継鉄1 の支持片1e に回動自在に支持された接極子4 が動作して2個の可動片8,9 の一方を駆動する ことにより、2個の固定接点板6,7 にそれぞれ設けた対向する一対の固定接点6a ,7a 及び6b,7b に接離する可動接点8a,9a も入れ代わって切り換わるように動作 するリレーを構成しているので、そのリレーの2個の可動片8,9 に接続した直流 モータMには、2個の固定接点板6,7 間に接続した直流電源Eの電圧の極性が反 転して印加されることになる。従って、従来例のように2個の1c型のリレーを 使用することなく、実質的に1個のリレーで、直流モータMへの印加電圧の極性 を容易に反転させることができるものとなる。
【0022】 なお、本実施例では、直流電気機器として直流モータの場合を示したが、印加 電圧の極性を反転して使用される他の直流電気機器にも使用できるのは、勿論の ことである。
【0023】
【考案の効果】
本考案の直流電気機器の印加電圧極性反転装置は、直流電気機器と直流電源と スイッチとが接続されることにより、2個のコイルの励磁をスイッチによって切 り換えると、それに相応して、中央部を継鉄の支持片に回動自在に支持された接 極子が動作し、可動接点を設けた2個の可動片の一方を駆動することにより、2 個の固定接点板にそれぞれ設けた対向する一対の固定接点に接離する可動接点も 入れ代わって切り換わるように動作するリレーを構成しているので、そのリレー の2個の可動片に接続した直流電気機器には、2個の固定接点板間に接続した直 流電源の電圧の極性が反転して印加されることになり、従って、従来例のように 2個の1c型のリレーを使用することなく、実質的に1個のリレーで、直流電気 機器への印加電圧の極性を容易に反転させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す断面正面図である。
【図2】同上の直流モータに一方の電圧極性が印加され
た場合の状態を示す断面正面図である。
【図3】同上の直流モータに図2と逆の電圧極性が印加
された場合の状態を示す断面正面図である。
【図4】従来例を示す回路図である。
【符号の説明】
1 継鉄 1a 中央片 1b 対向片 1c 対向片 1d 中央部 1e 支持片 1f 対向片の端部 1g 対向片の端部 2 コイル 2a 一端 2b 他端 3 コイル 3a 一端 3b 他端 4 接極子 4a 中央部 4b 端部 4c 端部 5 復帰ばね 6 固定接点板 6a 固定接点 6b 固定接点 7 固定接点板 7a 固定接点 7b 固定接点 8 可動片 8a 可動接点 9 可動片 9a 可動接点 M 直流電気機器 (直流モータ) E 直流電源 S1 スイッチ S2 スイッチ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中央片と中央片の両端から延出したL字
    状の両対向片と中央片の中央部から立設した支持片とか
    らなる継鉄と、継鉄の中央部の両側に巻回した2個のコ
    イルと、中央部が継鉄の支持片に回動自在に支持された
    接極子と、接極子の両端部が継鉄の両対向片の端部に略
    同じギャップを有して対峙するよう付勢する復帰ばね
    と、対向する一対の固定接点のそれぞれを設けた2個の
    固定接点板と、対向する一対の固定接点に接離する可動
    接点を設け接極子の両端部により駆動される2個の可動
    片と、を有し、前記2個の可動片間に直流電気機器を、
    前記2個の固定接点板間に直流電源を、前記2個のコイ
    ルの一端と他端との間にそれぞれスイッチを介して直流
    電源を、それぞれ接続し得るようになしたことを特徴と
    する直流電気機器の印加電圧極性反転装置。
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