JPH0515252Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0515252Y2 JPH0515252Y2 JP1989136157U JP13615789U JPH0515252Y2 JP H0515252 Y2 JPH0515252 Y2 JP H0515252Y2 JP 1989136157 U JP1989136157 U JP 1989136157U JP 13615789 U JP13615789 U JP 13615789U JP H0515252 Y2 JPH0515252 Y2 JP H0515252Y2
- Authority
- JP
- Japan
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- infant
- attached
- locking
- user
- shoulder strap
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- 239000000969 carrier Substances 0.000 description 2
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
- 239000000725 suspension Substances 0.000 description 2
- 210000001217 buttock Anatomy 0.000 description 1
- 239000012050 conventional carrier Substances 0.000 description 1
- 239000004744 fabric Substances 0.000 description 1
- 210000002414 leg Anatomy 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 238000011017 operating method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Portable Outdoor Equipment (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は幼児用の抱き具に関するものであり、
特に幼児を寝かせた状態で使用する抱き具の改良
に関するものである。
特に幼児を寝かせた状態で使用する抱き具の改良
に関するものである。
一般にベビーキーパーの名称で呼ばれる幼児用
の抱き具は、キーパーの上面に幼児を座わらせ、
キーパーに座つた幼児が使用者と対面するように
して使用するもの(対面式の抱き具)と、キーパ
ー上に幼児が水平に寝かされ、幼児を寝かせたキ
ーパーを使用者の前面位置で水平に吊るすよにし
て使用うするもの(仰臥式の抱き具)の二つが知
られている。
の抱き具は、キーパーの上面に幼児を座わらせ、
キーパーに座つた幼児が使用者と対面するように
して使用するもの(対面式の抱き具)と、キーパ
ー上に幼児が水平に寝かされ、幼児を寝かせたキ
ーパーを使用者の前面位置で水平に吊るすよにし
て使用うするもの(仰臥式の抱き具)の二つが知
られている。
上記した、キーパーのうち体面式構造のものは
ともかくとして、仰臥式の抱き具が採用している
構造は、幼児を載せる(寝かせる)ために適宜の
平面形状に形成した抱き具本体の両端部に肩掛け
帯を差し渡した構造としているだけであり、使用
に際しては、肩掛け帯の両端部に取付けた抱き具
本体が使用者の前面位置に吊り下げられるように
構成されていた。
ともかくとして、仰臥式の抱き具が採用している
構造は、幼児を載せる(寝かせる)ために適宜の
平面形状に形成した抱き具本体の両端部に肩掛け
帯を差し渡した構造としているだけであり、使用
に際しては、肩掛け帯の両端部に取付けた抱き具
本体が使用者の前面位置に吊り下げられるように
構成されていた。
しかしながら、上記した公知構造の場合には以
下のように各種の欠点を有することが指摘されて
いる。即ち 平板状に形成された抱き具本体の両端部に肩
掛け帯を差し渡しただけの構造であつたため、
抱き具本体上に寝かされた幼児は使用者である
母親等の身体に対して密着した感じを持つこと
ができない。
下のように各種の欠点を有することが指摘されて
いる。即ち 平板状に形成された抱き具本体の両端部に肩
掛け帯を差し渡しただけの構造であつたため、
抱き具本体上に寝かされた幼児は使用者である
母親等の身体に対して密着した感じを持つこと
ができない。
抱き具に収容された幼児は母親等の前面に吊
り下げられるだけであり、使用者である母親等
の身体に密着させるための構造がないために、
抱き具本体に寝かされている幼児の身体は使用
者である母親等の前面位置において左右に揺れ
動きやすく、不安定な状態のまま使用される。
り下げられるだけであり、使用者である母親等
の身体に密着させるための構造がないために、
抱き具本体に寝かされている幼児の身体は使用
者である母親等の前面位置において左右に揺れ
動きやすく、不安定な状態のまま使用される。
抱き具は、幼児を寝かせるための平板な抱き
具本体とその両端部に差し渡した肩掛け帯だけ
の組合せであり、使用時において抱き具本体に
寝かされた幼児の身体を前面から保護する構造
が何もないために、幼児の身体が前側に転落す
る危険があつた。
具本体とその両端部に差し渡した肩掛け帯だけ
の組合せであり、使用時において抱き具本体に
寝かされた幼児の身体を前面から保護する構造
が何もないために、幼児の身体が前側に転落す
る危険があつた。
前記したように抱き具本体は母親の前面位置
に吊り下げられているだけであるために、使用
者である母親等がお辞儀の姿勢をとると、抱き
具本体は母親の身体から離れた状態で垂直に吊
り下げられるため、使用時に幼児が抱き具から
離脱、転落する危険がある。
に吊り下げられているだけであるために、使用
者である母親等がお辞儀の姿勢をとると、抱き
具本体は母親の身体から離れた状態で垂直に吊
り下げられるため、使用時に幼児が抱き具から
離脱、転落する危険がある。
等の欠点がそれである。
本考案は上記した問題に対応することを目的と
するものであり、使用時において抱き具本体が常
に使用者である母親等の身体に密着した状態で装
着され、安定した抱きの状態を維持することがで
きるように構成した幼児用の抱き具を提供するこ
とを目的としている。
するものであり、使用時において抱き具本体が常
に使用者である母親等の身体に密着した状態で装
着され、安定した抱きの状態を維持することがで
きるように構成した幼児用の抱き具を提供するこ
とを目的としている。
また、本考案の他の目的は、幼児の身体が使用
者の前面位置において最適な仰臥状態(水平、若
しくは少許だけ幼児の頭部が高くなる状態)を保
つことができ、かつ、上記した仰臥の状態を採る
ための調節が極めて容易である幼児用の抱き具を
提供せんとするものである。
者の前面位置において最適な仰臥状態(水平、若
しくは少許だけ幼児の頭部が高くなる状態)を保
つことができ、かつ、上記した仰臥の状態を採る
ための調節が極めて容易である幼児用の抱き具を
提供せんとするものである。
本考案は、使用者の腰部に巻付けるための腰帯
と、先端部に長さ調節用のベルトを有し基端部を
腰帯の前面に取付けた抱き具本体と、一方の端部
を、抱き具本体の先端部に形成した長さ調節用の
ベルトの先端に係止させ、他方の端部を腰帯の両
脇部に形成した二つの係止金具に選択的に係止す
るようにした肩掛け帯との組合せからなる幼児用
の抱き具を考案の要点としている。
と、先端部に長さ調節用のベルトを有し基端部を
腰帯の前面に取付けた抱き具本体と、一方の端部
を、抱き具本体の先端部に形成した長さ調節用の
ベルトの先端に係止させ、他方の端部を腰帯の両
脇部に形成した二つの係止金具に選択的に係止す
るようにした肩掛け帯との組合せからなる幼児用
の抱き具を考案の要点としている。
以下、本考案の実施例を図面を参照して説明す
る。
る。
本考案の幼児用抱き具は腰帯1、抱き具本体2
及び肩掛け帯3の組合せによつて構成している。
及び肩掛け帯3の組合せによつて構成している。
腰帯1は使用者である母親等の要部に巻付けて
使用するものであり、長さの調節を自在とした帯
状体の両端部にバツクル等の係止具11,12が
取付けられている。
使用するものであり、長さの調節を自在とした帯
状体の両端部にバツクル等の係止具11,12が
取付けられている。
13,13は肩掛け帯3の先端部を係止させる
ため腰帯1に取付けた係止用環金具であり、使用
時において使用者の両脇位置に相当する部位、或
いは腰帯1に取付けた抱き具本体1の取付け基端
部の両側位置近くにそれぞれ取付けている。
ため腰帯1に取付けた係止用環金具であり、使用
時において使用者の両脇位置に相当する部位、或
いは腰帯1に取付けた抱き具本体1の取付け基端
部の両側位置近くにそれぞれ取付けている。
抱き具本体2は布帛等の素材を用いて長方形、
台形、正方形等のように幼児を載せるのに適当な
大きさに形成されており、基端部はその全長部分
が腰帯1の前面位置に縫着固定されている。
台形、正方形等のように幼児を載せるのに適当な
大きさに形成されており、基端部はその全長部分
が腰帯1の前面位置に縫着固定されている。
なお、前記した抱き具本体2の構造は、それ自
体を、幼児の身体全体を寝かせるのに適当な大き
さとして形成することもできるが、その他に、抱
き具本体2部分は幼児の身体の主要部分(肩部か
ら臀部まで)を載せることができる大きさとして
形成し、幼児の頭部は別に構成した枕板4によつ
て支承させるように構成することもできる。
体を、幼児の身体全体を寝かせるのに適当な大き
さとして形成することもできるが、その他に、抱
き具本体2部分は幼児の身体の主要部分(肩部か
ら臀部まで)を載せることができる大きさとして
形成し、幼児の頭部は別に構成した枕板4によつ
て支承させるように構成することもできる。
22は、枕板4を係止するために抱き具本体2
に取付けた係止具であり、所望とする面積を持つ
たベルベツト式フアスナーの雄片、若しくは雌片
によつて構成し、この係止具22が枕板4の裏面
に形成している係止部41部分に着脱自在に係止
できようにしている。
に取付けた係止具であり、所望とする面積を持つ
たベルベツト式フアスナーの雄片、若しくは雌片
によつて構成し、この係止具22が枕板4の裏面
に形成している係止部41部分に着脱自在に係止
できようにしている。
枕板4に形成した係止部41は、抱き具本体2
に形成した係止具22対応するものであり、この
係止具22と対をなすもう一方の係止機構(雌片
若しくは雄片)を取付けている。
に形成した係止具22対応するものであり、この
係止具22と対をなすもう一方の係止機構(雌片
若しくは雄片)を取付けている。
21,21は抱き具本体2の前面に一体的に形
成した吊り下げ帯であり、それぞれが長さの調節
を自在に行えるようループ状に構成している。
成した吊り下げ帯であり、それぞれが長さの調節
を自在に行えるようループ状に構成している。
前記した二つの吊り下げ帯21,21はその先
端部を一つの係止環23によつて取りまとめられ
ており、この係止環23には肩掛け帯3の先端部
に取付けた係止フツク31を着脱自在に係止させ
ている。
端部を一つの係止環23によつて取りまとめられ
ており、この係止環23には肩掛け帯3の先端部
に取付けた係止フツク31を着脱自在に係止させ
ている。
肩掛け帯3は長さ調節を自在とするように構成
しており、両端部には係止フツク31,31がそ
れぞれ取付けられている。
しており、両端部には係止フツク31,31がそ
れぞれ取付けられている。
肩掛け帯3の両端にそれぞれ取付けられた係止
フツク31,31は、一方の係止フツク31が吊
り下げ帯21,21の先端部に取付けられた係止
環23と係止し、他方の端部に取付けられた係止
フツク31は腰帯1に取付けられている係止用環
金具13,13の一方に選択的に係止させるもの
である。(抱き具本体を右抱きとして使用する場
合と左抱きとして使用する場合に応じていずれか
一方の係止用環金具13を選択して係止させる) 〔考案の使用方法〕 上記のように構成した本考案の抱き具は以下の
ようにして使用する。
フツク31,31は、一方の係止フツク31が吊
り下げ帯21,21の先端部に取付けられた係止
環23と係止し、他方の端部に取付けられた係止
フツク31は腰帯1に取付けられている係止用環
金具13,13の一方に選択的に係止させるもの
である。(抱き具本体を右抱きとして使用する場
合と左抱きとして使用する場合に応じていずれか
一方の係止用環金具13を選択して係止させる) 〔考案の使用方法〕 上記のように構成した本考案の抱き具は以下の
ようにして使用する。
*右抱きの場合
右抱きとして使用する場合(幼児の頭部が使
用者の右側に位置するように使用する場合)こ
の場合には、肩掛け帯3の一方の端部(基端
部)に形成している係止フツク31を、腰帯1
の右側の脇に取付けている係止用環金具13に
係止させておく。
用者の右側に位置するように使用する場合)こ
の場合には、肩掛け帯3の一方の端部(基端
部)に形成している係止フツク31を、腰帯1
の右側の脇に取付けている係止用環金具13に
係止させておく。
また、この場合肩掛け帯3の先端部に形成し
ているもう一方の係止フツク31と抱き具本体
1の先端部に形成した係止環23との係合は開
放しておく。
ているもう一方の係止フツク31と抱き具本体
1の先端部に形成した係止環23との係合は開
放しておく。
上記のように準備した抱き具の腰帯1部分を
使用者である母親等の腰部に巻付けて固定す
る。
使用者である母親等の腰部に巻付けて固定す
る。
なお、この場合、一方の端部(基端部)を腰
帯1の右側の係止用環金具13の係止させた肩
掛け帯3は使用者である母親等の左側の肩上か
ら前面に引き出し、その先端部は遊端としてお
く。
帯1の右側の係止用環金具13の係止させた肩
掛け帯3は使用者である母親等の左側の肩上か
ら前面に引き出し、その先端部は遊端としてお
く。
抱き具本体1の上に幼児の頭部が抱き具本体
1の右側に位置するように寝かせたのち、吊り
下げ帯21,21の先端部を取まとめている係
止環23に、使用者である母親等の左側肩部か
た引き出した肩掛け帯3の先端に取付けている
係止フツク31を嵌合係止させることによつて
抱きの状態を完成させる。(第2図、第3図参
照) *左抱きの場合 左抱きとして使用する場合には、右抱きの場
合について説明した操作方法のうち、肩掛け帯
3の基端部に形成している係止フツク31を、
腰帯1の左側に取付けている係止用環金具13
に係止させること、及び肩掛け帯3を使用者の
右側肩上を通つて前面に引き出すことを除きそ
の他操作は右抱きの場合と全く同様である。
1の右側に位置するように寝かせたのち、吊り
下げ帯21,21の先端部を取まとめている係
止環23に、使用者である母親等の左側肩部か
た引き出した肩掛け帯3の先端に取付けている
係止フツク31を嵌合係止させることによつて
抱きの状態を完成させる。(第2図、第3図参
照) *左抱きの場合 左抱きとして使用する場合には、右抱きの場
合について説明した操作方法のうち、肩掛け帯
3の基端部に形成している係止フツク31を、
腰帯1の左側に取付けている係止用環金具13
に係止させること、及び肩掛け帯3を使用者の
右側肩上を通つて前面に引き出すことを除きそ
の他操作は右抱きの場合と全く同様である。
*抱き姿勢の調整
高さの調整
使用者の身長に応じて、肩掛け帯3の長さを調
節すれば、幼児の身体は常に使用者の前面位置に
おいて最適な位置で水平状態を保つことができる
ようになる。
節すれば、幼児の身体は常に使用者の前面位置に
おいて最適な位置で水平状態を保つことができる
ようになる。
また、使用者の身長の如何にかかわらず、使用
者の希望により、幼児の位置(抱き具本体1の水
平状態を保つ位置)を変更したい場合にも前記し
た肩掛け帯3の長さを長短いずれかの方向へ調節
すれば、使用者の前面位置にある幼児の高さは自
由に調節することができる。
者の希望により、幼児の位置(抱き具本体1の水
平状態を保つ位置)を変更したい場合にも前記し
た肩掛け帯3の長さを長短いずれかの方向へ調節
すれば、使用者の前面位置にある幼児の高さは自
由に調節することができる。
傾斜状態の調整
抱き具本体2全体を水平に保てば、これに寝か
された幼児の身体も水平に保たれるが、この他に
例えば、幼児の頭部側に位置する吊り下げ帯21
だけその長さを短く調節すれば、幼児の頭部側を
脚部側よりも高くなるように調節することができ
る。
された幼児の身体も水平に保たれるが、この他に
例えば、幼児の頭部側に位置する吊り下げ帯21
だけその長さを短く調節すれば、幼児の頭部側を
脚部側よりも高くなるように調節することができ
る。
また、二本の吊り下げ帯21,21の双方の長
さを少許だけ短く調整すれば、水平状態にある幼
児の身体の外側部を少許だけ高くなるように傾斜
させた抱き状態を保つことができる。
さを少許だけ短く調整すれば、水平状態にある幼
児の身体の外側部を少許だけ高くなるように傾斜
させた抱き状態を保つことができる。
この場合幼児の身体が使用者である母親の方向
に傾斜させることによつて、恰も母親が幼児の身
体を直接抱いているのと同様の状態となり幼児に
安定した心理状態を保たせることができる。
に傾斜させることによつて、恰も母親が幼児の身
体を直接抱いているのと同様の状態となり幼児に
安定した心理状態を保たせることができる。
上記のように構成した本考案の効果を述べれば
以下の通りである。
以下の通りである。
(1) 腰帯1の両脇部に肩掛け帯3の基端部を係止
させるための係止用環金具13,13をそれぞ
れ形成したので、肩掛け帯3の基端部3の係止
位置を選択するだけで簡単に右抱き、或いは左
抱きのいずれの側でも簡単に使用することがで
きる。
させるための係止用環金具13,13をそれぞ
れ形成したので、肩掛け帯3の基端部3の係止
位置を選択するだけで簡単に右抱き、或いは左
抱きのいずれの側でも簡単に使用することがで
きる。
(2) 従来の抱き具は、使用時に母親等の身体の前
面で左右に揺れたり、或いは母親がお辞儀をし
た場合には母親の身体から離れるという不安定
な状態が起こりやすく、抱かれている幼児に不
安感を与えていたが、本考案では抱き具本体2
の基端部を腰帯1の前面に一体的に縫着させた
ので、抱き具に寝かされている幼児の身体は使
用者である母親等の身体から離されたり、左右
に揺れるようなことは絶無であり、使用時に幼
児に不安感を与えることがない。
面で左右に揺れたり、或いは母親がお辞儀をし
た場合には母親の身体から離れるという不安定
な状態が起こりやすく、抱かれている幼児に不
安感を与えていたが、本考案では抱き具本体2
の基端部を腰帯1の前面に一体的に縫着させた
ので、抱き具に寝かされている幼児の身体は使
用者である母親等の身体から離されたり、左右
に揺れるようなことは絶無であり、使用時に幼
児に不安感を与えることがない。
(3) 従来の抱き具は、抱き具本体の両端に肩掛け
帯を差し渡しただけの構造であり、幼児が抱き
具本体の前面に転落することを防止するための
構造が全くなかつたため、抱き具本体上に寝か
された幼児が使用時に抱き具本体の前側に転落
する危険があつた。
帯を差し渡しただけの構造であり、幼児が抱き
具本体の前面に転落することを防止するための
構造が全くなかつたため、抱き具本体上に寝か
された幼児が使用時に抱き具本体の前側に転落
する危険があつた。
これに対して、本考案は、抱き具本体の前面
に吊り下げ帯21,21を取付け、この吊り下
げ帯21,21の先端部を肩掛け帯3の先端部
に係止する構造としたので抱き具本体2上の幼
児は前記した二本の吊り下げ帯21,21と肩
掛け帯3によつて前側を保護されているので抱
き具本体2の前面に転落するという虞れは絶無
であるという極めて優れた完全性を有してい
る。
に吊り下げ帯21,21を取付け、この吊り下
げ帯21,21の先端部を肩掛け帯3の先端部
に係止する構造としたので抱き具本体2上の幼
児は前記した二本の吊り下げ帯21,21と肩
掛け帯3によつて前側を保護されているので抱
き具本体2の前面に転落するという虞れは絶無
であるという極めて優れた完全性を有してい
る。
(4) 肩掛け帯3の長さを調節自在としたので、使
用者の身長に対応して幼児を保持する位置を自
由に変更できるほか、使用者の好みにより幼児
を抱く位置(高低)を変更することも自由に行
なえるようにすることができる。
用者の身長に対応して幼児を保持する位置を自
由に変更できるほか、使用者の好みにより幼児
を抱く位置(高低)を変更することも自由に行
なえるようにすることができる。
(5) 抱き具本体2の先端に長さの調節を自在とし
た二つの吊り下げ帯21,21を取付ける構成
としたので、これを調節することにより幼児の
仰臥姿勢を地面と水平とさせる等最適な姿勢に
容易に調節をすることができる。
た二つの吊り下げ帯21,21を取付ける構成
としたので、これを調節することにより幼児の
仰臥姿勢を地面と水平とさせる等最適な姿勢に
容易に調節をすることができる。
また、幼児の頭部側を高くしたり、或いは幼
児の身体の外側全体を使用者側に引上げること
によつて幼児と使用者との対面状態を自然な状
態にすることができる。
児の身体の外側全体を使用者側に引上げること
によつて幼児と使用者との対面状態を自然な状
態にすることができる。
(6) 幼児の身体が抱き具本体2の大きさよりも大
きい場合には枕板4を装着することによつて、
幼児の頭部を支承させることができる。
きい場合には枕板4を装着することによつて、
幼児の頭部を支承させることができる。
また、前記した枕板4は抱き具本体2に対し
て左右いずれの方向からでも装着することがで
きるように構成しているので、右抱き、左抱き
の双方に自由に適応させることができる利点が
ある。
て左右いずれの方向からでも装着することがで
きるように構成しているので、右抱き、左抱き
の双方に自由に適応させることができる利点が
ある。
図は本考案の実施例を示すものであり、第1図
は枕板を分解して示す斜視図、第2図は右抱き状
態を示す前面から捉えた斜視図、第3図は同上図
の背面図、第4図は左抱き状態を示す前面から捉
えた斜視図である。 1……腰帯、11,12……係止具、13……
係止用環金具、2……抱き具本体、21……吊り
下げ帯、22……係止具、23……係止環、3…
…肩掛け帯、31……係止フツク、4……枕板、
41……係止部。
は枕板を分解して示す斜視図、第2図は右抱き状
態を示す前面から捉えた斜視図、第3図は同上図
の背面図、第4図は左抱き状態を示す前面から捉
えた斜視図である。 1……腰帯、11,12……係止具、13……
係止用環金具、2……抱き具本体、21……吊り
下げ帯、22……係止具、23……係止環、3…
…肩掛け帯、31……係止フツク、4……枕板、
41……係止部。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 両端に係止具を取付けると共に、使用時に両
脇に相当する位置に係止用環金具13,13を
取付けてなる腰帯1の前面に、先端部に長さ調
節を自在とした吊り下げ帯21,21を取付け
た抱き具本体2の基端部を縫着一体化させ、前
記吊り下げ帯21,21の先端に取付けた係止
環23に、肩掛け帯3の先端に形成した係止フ
ツク31を着脱自在に係止させ、肩掛け帯3の
基端部に形成した係止フツク31は、腰帯1の
両脇部にそれぞれ取付けた係止用環金具13,
13に選択的に係止するよう構成してなる幼児
用の抱き具。 (2) 抱き具本体2に枕板4を着脱自在に取付けて
なる実用新案登録請求の範囲第1項記載の幼児
用抱き具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989136157U JPH0515252Y2 (ja) | 1989-11-24 | 1989-11-24 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989136157U JPH0515252Y2 (ja) | 1989-11-24 | 1989-11-24 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0374856U JPH0374856U (ja) | 1991-07-26 |
JPH0515252Y2 true JPH0515252Y2 (ja) | 1993-04-22 |
Family
ID=31683381
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1989136157U Expired - Lifetime JPH0515252Y2 (ja) | 1989-11-24 | 1989-11-24 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0515252Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016002370A (ja) * | 2014-06-18 | 2016-01-12 | ピジョン株式会社 | 横抱き用子守帯 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6125398U (ja) * | 1985-03-18 | 1986-02-15 | 株式会社豊田自動織機製作所 | フオ−クリフトトラツクの騒音防止装置 |
-
1989
- 1989-11-24 JP JP1989136157U patent/JPH0515252Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6125398U (ja) * | 1985-03-18 | 1986-02-15 | 株式会社豊田自動織機製作所 | フオ−クリフトトラツクの騒音防止装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0374856U (ja) | 1991-07-26 |
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