JPH0515232A - 電動芝刈機 - Google Patents

電動芝刈機

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JPH0515232A
JPH0515232A JP3166777A JP16677791A JPH0515232A JP H0515232 A JPH0515232 A JP H0515232A JP 3166777 A JP3166777 A JP 3166777A JP 16677791 A JP16677791 A JP 16677791A JP H0515232 A JPH0515232 A JP H0515232A
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JP
Japan
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warning
driving
wheel
lawn mower
electric motor
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Pending
Application number
JP3166777A
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English (en)
Inventor
Shinichi Tanba
晨一 丹波
Akio Ajiguchi
明夫 味口
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Kawasaki Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Kawasaki Heavy Industries Ltd
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Filing date
Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/60Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
    • Y02T10/70Energy storage systems for electromobility, e.g. batteries

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  • Harvester Elements (AREA)
  • Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
  • Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)
  • Guiding Agricultural Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 主としてバッテリーを電源とする電動芝刈機
において、外的要因により走行が停止した際における無
駄な電力の浪費をなくすことを目的としている。 【構成】 警告を発する警告装置と、動輪駆動用電動モ
ータに流れる電流を検知するモニターや従動輪の回転を
検知する回転センサー等のように外的要因による芝刈機
の走行停止を検知する手段を備え、動輪駆動用電動モー
タに流れる電流の異常を検知し、あるいは動輪駆動用電
動モータのオンと従動輪の回転停止を検知し、または動
輪駆動用電動モータに流れる電流の異常および従動輪の
回転停止を検知して、制御装置を介して警告装置を作動
させ、あるいはさらに動輪駆動用電動モータを自動的に
停止するようしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はバッテリーを主たる電源
とし、電動モータにより刈刃と自走用駆動輪を駆動させ
る電動芝刈機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の電動芝刈機において、外的要因に
より停止した場合等、機体は停止しているが電動モータ
等は作動し続ける構造になっている。電動モータ式の先
行技術として実開昭57−67505号がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
(1)外的要因により走行が停止した際、動輪駆動用電
動モータ及び刈刃駆動用電動モータには電流が流れ続け
るため、無駄な電力を消費する。 (2)動輪駆動用電動モータに過負荷がかかったまま停
止する可能性がある。 (3)外的要因で走行が停止した場合、刈取り作業の遅
れを管理することが困難である。
【0004】
【発明の目的】外的要因による停止、たとえば障害物等
による進行の妨げ、砂地あるいは泥地でのスティック、
起伏への乗り上げ、凹部への脱輪、などの際に起こる無
駄な電力の消費、電動モータあるいはバッテリーの発熱
等を回避し、エネルギー効率の高い自走式の電動芝刈機
を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決し、目的
を達成するために、バッテリーを主たる電源とし、電動
モータにより刈刃と自走用動輪を駆動させる電動芝刈機
において、本願請求項1記載の発明は、動輪駆動用電動
モータに流れる電流を検知するモニターと、警告を発す
る警告装置と、上記モニターが一定の範囲の電流値を検
知した時に警告を発するように警告装置に出力信号を送
る制御装置を備えている。
【0006】請求項2記載の発明は、走行により従動回
転する従動輪と、該従動輪の回転を検知する回転センサ
ーと、警告を発する警告装置と、動輪駆動用電動モータ
がオンで、かつ従動輪の回転が略0になるのを検知した
時に警告を発するように警告装置に出力信号を送る制御
装置を備えている。
【0007】請求項3記載の発明は、動輪駆動用電動モ
ータに流れる電流を検知するモニターと、走行により従
動回転する従動輪と、該従動輪の回転を検知する回転セ
ンサーと、警告を発する警告装置と、上記モニターが一
定の範囲の電流値を検知し、かつ従動輪の回転が略0に
なるのを検知した時に警告を発するように警告装置に出
力信号を送る制御装置を備えている。
【0008】請求項4記載の発明は、請求項1、請求項
2又は請求項3記載の電動芝刈機において、警告を発し
た後、一定時間経過後に刈刃駆動用及び動輪駆動用電動
モータにそれらをオフにする制御信号を発する制御装置
を備えている。
【0009】
【作用】走行中、障害物による進行の妨げ、砂地等での
スティック等で走行が停止した場合に、動輪駆動用電動
モータに流れる電流の異常を検知し、あるいは動輪駆動
用電動モータのオンと従動輪の回転停止を検知し、また
は動輪駆動用電動モータに流れる電流の異常および従動
輪の回転停止を検知して、制御装置を介して警告装置を
作動させる。また警告装置の作動後、一定時間経過後に
は刈刃駆動用及び動輪駆動用電動モータをオフにする。
【0010】
【実施例1】図1、図2及び図3は請求項3記載の発明
に、請求項4記載の構成を付加した電動芝刈機を示して
おり、水平断面図を示す図1において、本体ベース1の
前側に左右1対の自走用動輪2,3を備え、後側に左右
1対の従動輪4を備えている。左側の動輪2は左側減速
ギヤ機構5を介して左側の動輪駆動用電動モータ6に連
動連結され、右側の動輪3は右側減速ギヤ機構7を介し
て右側の動輪駆動用電動モータ8に連動連結されてい
る。
【0011】本体ベース1の前後方向の中間部には、左
右に刈刃駆動用電動モータ10,11が固定され、該電
動モータ10,11の各回転軸12,13は本体ベース
1を貫通して下方に延びてそれぞれ刈刃(ブレード)1
4,15を備えている。両刈刃駆動用電動モータ10,
11は互いに前後方向にずれた位置に配置されており、
これにより両刈刃14,15の刈幅を左右方向内で一部
オーバーラップ(S)させている。刈刃駆動用電動モー
タ10,11間にはバッテリー20が搭載され、前記各
動輪駆動用電動モータ6,8および刈刃駆動用電動モー
タ10,11に接続されている。各動輪駆動用モータ
6,8にはそれらの電流を検知するモニター17,18
がそれぞれ備えられている。
【0012】本体ベース1の前部には芝草の有無を感知
する光電センサー30が配置され、該光電センサー30
は発光素子30aと受光素子30bからなり、両素子3
0a,30bは左右方向に一定間隔を隔てて対向状に配
置されると共に刈刃14,15より高い位置に高さ調節
自在に設置されている。発光素子30aからの光を受光
素子30bで受光しており、両素子30a,30b間に
芝草が位置すると上記光が遮断され、それにより芝草の
存在を感知する。
【0013】従動輪4は回転軸28を一体的に備え、該
回転軸28は下向きコの字形のホルダ25に支承され、
該ホルダ25は上端に垂直な支軸26を備え、左右方向
揺動自在に本体ケース36(図2)に支持されている。
従動輪4の少くとも一方には、その回転軸28に回転セ
ンサー(DC発電機)29が連動連結されており、従動
輪4の回転により起電力が生じるようになっている。
【0014】図1の一部切欠き側面図を示す図2におい
て、本体ベース1を覆う本体ケース36は前後2段重ね
状の球面部36a,36bを一体に備えており、それら
の表面には太陽電池Tが略全面に貼り付けられ、該太陽
電池Tはバッテリー20に接続して、発電した電力をバ
ッテリー20に蓄えるようになっている。
【0015】前部の球面部36aには外的要因による走
行停止を知らせるための左右1対の警告ランプ37が設
けられ、また本体ケース36の前端部には警告ブザー3
8が設けられている。
【0016】本体ベース1の下面には芝刈機が所定の進
路上を走行するように誘導する誘導電波検知センサー4
0が備えられている。図3において、電波検知センサー
40は芝刈機の左右方向の一方端側に左右1対備えら
れ、一方地面には芝刈機の進路に予め誘導用電線Qが敷
設されており、該電線Qには一定の周波数をもつ電流が
流され、これにより一定強さの電波が発生している。両
電波検知センサー40は、誘導用電線Qから発せられる
電波の強弱を検知する。
【0017】図4は各動輪駆動用電動モータ6,8に流
れる電流の警告発生電流域を示しており、電流範囲Aは
空回り時の範囲、電流範囲Bは強制走行停止時の範囲で
あり、各動輪駆動用電動モータ6,8の少くとも一方の
電流値が上記範囲A又はB内にであって、かつ従動輪4
の回転が停止している時に警告が発せられるように下記
制御装置42はプログラムされている。
【0018】制御装置42のブロック図を示す図5にお
いて、制御装置42はCPU43と、各種入力信号を供
給する入力インターフェイス45と、各種制御用出力信
号を各種の制御対象に供給する出力インターフェイス4
6と、各種情報を記憶するメモリ44等を有し、入力イ
ンターフェイス45には、警告装置の制御のために、モ
ニター17,18及び回転センサー29からの信号が入
力され、刈刃制御用のために光電センサー30からの入
力信号が入力され、操舵制御用の信号として、電波検知
センサー40からの入力信号が入力される。
【0019】CPU43からの制御信号は出力インター
フェイス46から出力されるが、制御信号としては次の
ような各種出力信号が出される。モニター17,18の
うち少くとも一方の検出電流値が、図4の空回り電流範
囲Aあるいは強制停止電流範囲B内であり、かつ従動輪
4による起電力が概ね0であるときに、警告ランプ37
及び警告ブザー38を作動させるための警告用出力信号
と、警告用制御信号発信後、一定時間経過後に刈刃駆動
用及び動輪駆動用電動モータ10,11,6,8を停止
するための制御用出力信号と、光電センサー30からの
入力信号に対して各刈刃駆動用電動モータ10,11を
刈刃用タイマー35を介してオン,オフ制御する刈刃制
御用出力信号と、電波検知センサー40からの入力信号
に対して各動輪駆動用電動モータ6,8の回転を制御す
る操舵用出力信号等である。
【0020】刈刃のオン,オフ制御系に関し、光電セン
サー30の光が遮断された時に両刈刃駆動用モータ1
0,11を作動とし、芝草の感知終了時には、タイマー
等により、上記光の遮断が終了してから少くともL/V
の時間が経過した後に刈刃駆動用電動モータ10,11
を停止するようになっている。上記Lは光電センサー3
0の位置から後方の刈刃14の後端までの距離であり、
Vは芝刈機の走行速度である。
【0021】操舵制御系に関し、制御装置42内で左右
電波検知センサー40からの入力値を比較し、それらの
差が0となるように左右各動輪駆動用電動モータ6,8
に制御信号を出力する。たとえば右側の電波検知センサ
ー40の入力信号が左側の電波検知センサー40の入力
信号より弱い場合には、右側電波検知センサー40が誘
導線路Qから右側へ遠避かっていることであるので、信
号の強弱の差に応じて、右側動輪駆動用電動モータ8の
回転速度を左側動輪駆動用電動モータ6の回転速度より
も大きくし、左方向へと操舵する。
【0022】図9のフローチャートに基づいて走行中に
障害物等により停止した場合等の制御について説明す
る。芝刈り作業中、ステップ1において、右側動輪駆動
用電動モータ電流値IR と図4の空回り電流範囲Aの下
限値IAMINを比較して、IR >IAMINであるか否かを判
別し、NOであればステップ4まで進み、YESであれ
ばステップ2に進む。
【0023】ステップ2において、右側動輪駆動用電流
値IR と電流範囲Aの上限値IAMAXを比較して、IR <
IAMAXであるか否かを判別し、YESであればステップ
7に進み、NOであればステップ3に進む。
【0024】ステップ3において、右側動輪駆動用電動
モータ電流値IR と強制走行停止用電流範囲Bの下限値
IBMINを比較して、IR >IBMINであるか否かを判別
し、YESであればステップ7に進み、NOであればス
テップ4に進む。
【0025】ステップ4において、左側動輪駆動用電流
値IL と電流範囲Aの下限値IAMINを比較して、IL >
IAMINであるか否かを判別し、NOであればステップ1
まで戻り、YESであればステップ5に進む。
【0026】ステップ5において、左側動輪駆動用電流
値IL と電流範囲Bの上限値IBMAXを比較して、IL <
IBMAXであるか否かを判別し、YESであればステップ
7に進み、NOであればステップ6に進む。
【0027】ステップ6において、左側動輪駆動用電流
値IL と電流範囲Bの下限値IBMINを比較して、IL >
IBMINであるか否かを判別し、YESであればステップ
7に進み、NOであればステップ1に戻る。
【0028】ステップ7において、従動輪4の回転セン
サー29からの入力信号により、従動輪4が回転してい
るか否かを判別し、YESすなわち回転していて起電力
が生じていれば、ステップ1に戻り、NOすなわち回転
停止で起電力が略0であればステップ8に進む。
【0029】ステップ8において、制御装置42からの
警告用出力信号により警告ランプ37及び警告ブザー3
8を作動させて、光と音で警告し、ステップ9に進む。
【0030】ステップ9において、警告後一定時間経過
しているか否かを判別し、NOの場合はステップ8に戻
って警告動作を続け、YESの場合は刈刃駆動用及び動
輪駆動用モータ10,11,6,8を停止する。
【0031】即ちステップ1〜7において、少なくとも
一方の動輪駆動用電動モータ6,8が、図4の警告発生
電流域の範囲AまたはBのいずれかの電流値になったと
きをモニター17,18で検知し、かつ回転センサー2
9により従動輪4の回転が略0になったのを検知する
と、制御装置42から警告用出力信号を発し、警告ラン
プ37及び警告ブザー38を一定時間作動させ、そして
刈刃駆動用及び動輪駆動用モータ10,11,6,8を
停止するのである。
【0032】
【実施例2】図6は請求項1記載の発明に対応するフロ
ーチャートであり、図1〜図3の芝刈機において、警告
ランプ37、警告ブザー38及び動輪駆動用電動モータ
6,8の電流を検出するモニター17,18を備えてい
るが、従動輪4の回転センサー29及び制御装置42内
に警告後の作動停止機能を備えていない場合の制御の流
れである。
【0033】図6のステップ1〜ステップ6までは前記
図9のステップ1〜ステップ6の場合と同様であり、そ
の次のステップ7に音,光による警告を発生するステッ
プが位置している。すなわち一方の動輪駆動用電動モー
タ6,8が、図4の範囲AまたはBのいずれかの電流値
になったときを検知すると、警告ランプ37及び警告ブ
ザー38を一定時間作動させる。
【0034】
【実施例3】図7は請求項2記載の発明に対応するフロ
ーチャートであり、図1〜図3の芝刈機において、従動
輪4の回転センサー29、警告ランプ37及び警告ブザ
ー38を備え、また各動輪駆動用電動モータ6,8にモ
ニター17,18として、動輪駆動用電動モータ6,8
の電圧を検出して各動輪駆動用電動モータ6,8のオ
ン,オフを検出するモニター17,18を備えている。
【0035】ステップ1において、右側動力駆動用電動
モータ8の電圧ER が0か否かを判別し、NOであれば
ステップ3に進み、YESであればステップ2に進む。
ステップ2において、左側動力駆動用電動モータ6の電
圧EL が0か否かを判別し、YESであればステップ1
に戻り、NOであればステップ3に進む。ステップ3に
おいて、今度は図1の回転センサー29からの信号によ
り従動輪4が回転しているか否かを検出し、YES(回
転中)であればステップ1に戻り、NO(回転停止)で
あればステップ4に進んで警告ランプ37及び警告ブザ
ー38を作動させる。そしてステップ1に戻る。
【0036】すなわち、走行中、障害物等による進行の
妨げで停止した時などにおいて、動輪駆動用電動モータ
6,8のうち少くとも一方がオン状態で、かつ従動輪4
が停止している場合には、警告ランプ37及び警告ブザ
ー38により警告を発し、エネルギーの無駄な消費をな
くすのである。
【0037】
【実施例4】図8は請求項3記載の発明に対応するフロ
ーチャートであり、図1〜図3の電動芝刈機において、
動輪駆動用電動モータ6,8の電流を検出するモニター
17,18と、従動輪4の回転センサー29と、警告ラ
ンプ37及び警告ブザー38を備えているが、制御装置
42内に警告後の作動停止機能を備えていない場合の制
御の流れである。
【0038】図8のステップ1〜ステップ8は前記図9
の場合におけるステップ1〜ステップ8の内容と同様で
あり、ステップ9及び10を除去した内容である。すな
わち少なくとも一方の動輪駆動用電動モータ6,8が、
図4の範囲AまたはBのいずれかの電流値になったとき
を検知し、かつ従動輪4の回転が略0になったのを検知
すると、警告ランプ37及び警告ブザー38を作動させ
るのである。
【0039】
【その他の実施例】
(1)請求項2記載の発明において、従動輪の回転セン
サーとしては、DC発電機の他にたとえばロータリーエ
ンコーダを備えることもできる。
【0040】(2)また警告装置としては、警告ランプ
や警告ブザー等の現地警告方式の代りに、又はそれらと
共に電波により遠隔地のモニター端末を作動させて、管
理者に知らせる方式を採用することもできる。
【0041】(3)警告ランプと警告ブザーの一方のみ
を備えることも可能である。
【0042】(4)警告ランプはストロボ発光とするこ
ともでき、また警告ブザーの代りに鳥のさえずりの合成
音あるいは音楽等の警告音を発生させるようにすること
もできる。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように本願請求項1,2,
3及び4記載の発明によると、外的要因による停止、た
とえば障害物等による進行の妨げ、砂地あるいは泥地で
のスティック、起伏への乗り上げ、凹部への脱輪、など
で走行が停止した場合において、動輪駆動用電動モータ
に流れる電流の異常を検知し、あるいは動輪駆動用電動
モータのオンと従動輪の回転停止を検知し、または動輪
駆動用電動モータに流れる電流の異常および従動輪の回
転停止を検知して、制御装置を介して警告装置を作動さ
せ、あるいはさらに動輪駆動用電動モータを自動的に停
止するようしているので、それらの際に起こる無駄な電
力の消費、電動モータあるいはバッテリーの発熱等を回
避でき、エネルギー効率の高い自走式の電動芝刈機を提
供することができる。
【0044】また請求項2記載の発明のように従動輪の
回転を検出して、それが0の時に警告を発する構造で
は、請求項1記載の発明と比べて、下り坂等のように走
行負荷が低い場合に、動輪の空転と誤認しない効果があ
る。
【0045】また請求項3記載の発明の場合は、たとえ
ば請求項2記載の発明に比べると回転センサーを取り付
けた側の従動輪を中心に方向転換する場合に、走行停止
と誤認しないという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本願請求項1,2,3及び4記載の発明が適
用される電動芝刈機の水平断面図である。
【図2】 図1の一部切欠き側面図である。
【図3】 図1の電動芝刈機の前面図である。
【図4】 動輪駆動用電動モータの警告発生電流域を示
すグラフである。
【図5】 請求項4記載の発明に対応する制御装置に関
するブロック図である。
【図6】 請求項1記載の発明に対応するフローチャー
トである。
【図7】 請求項2記載の発明に対応するフローチャー
トである。
【図8】 請求項3記載の発明に対応するフローチャー
トである。
【図9】 請求項4記載の発明に対応するフローチャー
トである。
【符号の説明】
1 本体ベース 2 左側駆動輪 3 右側駆動輪 4 従動輪 6,8 動輪駆動用電動モータ 10,11 刈刃駆動用電動モータ 14,15 刈刃 17,18 動輪駆動用電動モータのモニター 20 バッテリー 29 DC発電機(回転センサー) 37 警告ランプ 38 警告ブザー 42 制御装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G05D 1/02 R 7828−3H

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バッテリーを主たる電源とし、電動モー
    タにより刈刃と自走用動輪を駆動させる電動芝刈機にお
    いて、動輪駆動用電動モータに流れる電流を検知するモ
    ニターと、警告を発する警告装置と、上記モニターが一
    定の範囲の電流値を検知した時に警告を発するように警
    告装置に出力信号を送る制御装置を備えたことを特徴と
    する電動芝刈機。
  2. 【請求項2】 バッテリーを主たる電源とし、電動モー
    タにより刈刃と自走用動輪を駆動させる電動芝刈機にお
    いて、走行により従動回転する従動輪と、該従動輪の回
    転を検知する回転センサーと、警告を発する警告装置
    と、動輪駆動用電動モータがオンで、かつ従動輪の回転
    が略0になるのを検知した時に警告を発するように警告
    装置に出力信号を送る制御装置を備えたことを特徴とす
    る電動芝刈機。
  3. 【請求項3】 バッテリーを主たる電源とし、電動モー
    タにより刈刃と自走用動輪を駆動させる電動芝刈機にお
    いて、動輪駆動用電動モータに流れる電流を検知するモ
    ニターと、走行により従動回転する従動輪と、該従動輪
    の回転を検知する回転センサーと、警告を発する警告装
    置と、上記モニターが一定の範囲の電流値を検知し、か
    つ従動輪の回転が略0になるのを検知した時に警告を発
    するように警告装置に出力信号を送る制御装置を備えた
    ことを特徴とする電動芝刈機。
  4. 【請求項4】 請求項1、請求項2又は請求項3記載の
    電動芝刈機において、警告を発した後、一定時間経過後
    に刈刃駆動用及び動輪駆動用の電動モータにそれらをオ
    フにする停止用出力信号を発する制御装置を備えたこと
    を特徴とする電動芝刈機。
JP3166777A 1991-07-08 1991-07-08 電動芝刈機 Pending JPH0515232A (ja)

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