JPH0515229A - 乗用型芝刈機における芝収容装置 - Google Patents

乗用型芝刈機における芝収容装置

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JPH0515229A
JPH0515229A JP3158756A JP15875691A JPH0515229A JP H0515229 A JPH0515229 A JP H0515229A JP 3158756 A JP3158756 A JP 3158756A JP 15875691 A JP15875691 A JP 15875691A JP H0515229 A JPH0515229 A JP H0515229A
Authority
JP
Japan
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grass
lawn
container
turf
posture
Prior art date
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Pending
Application number
JP3158756A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeyuki Ishimaru
雄之 石丸
Wakao Enomoto
和加雄 榎本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Original Assignee
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Publication date
Application filed by Iseki and Co Ltd, Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd filed Critical Iseki and Co Ltd
Priority to JP3158756A priority Critical patent/JPH0515229A/ja
Publication of JPH0515229A publication Critical patent/JPH0515229A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】乗用型芝刈機に装着の昇降動させる芝収容装置
が、昇降状態から不測に下降するのを防止し、もって、
機材の破損や人への傷害を発生させないことを防止す
る。 【構成】乗用型の走行車体1に芝刈装置11と当該芝刈
装置11から搬送される刈り芝を収容させる芝収容器1
9とを設け、この芝収容器19を昇降機構23を介して
昇降可能に設けると共に当該芝収容器19の芝排出口2
1側が下位側に向い内部に収容の芝を所定高さから排出
するよう傾斜ならしめる排出姿勢作動機構30を設け、
この排出姿勢作動機構30には、排出姿勢維持状態に自
動ロックする姿勢維持機構31を設けてなる乗用型芝刈
機における芝収容装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、乗用型芝刈機における
芝収容装置に関するもので、詳しくは、この芝収容装置
の排出姿勢を不測に変更させない安全機構を設けた構成
のものに係るものでる。
【0002】
【従来の技術】従来、乗用型の走行車体に芝刈装置と当
該芝刈装置から搬送される刈り芝を収容させる芝収容器
とを設け、この芝収容器を昇降機構を介して昇降可能に
設けると共に当該芝収容器の芝排出口側が下位側に向い
内部に収容の芝を所定高さから排出するよう傾斜ならし
める排出姿勢作動機構を設けた構造の乗用型芝刈機にお
ける芝収容装置はあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来技術のものでは、
芝収容装置の収容器を高く上昇させた状態で、更に排出
口が下向きになるよう姿勢変更させて内部に収容した刈
り芝を排出しているときに、不測にその姿勢が基の状態
に復元してしまう事態が発生し、極めて危険であった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、乗用型の走行
車体1に芝刈装置11と当該芝刈装置11から搬送され
る刈り芝を収容させる芝収容器19とを設け、この芝収
容器19を昇降機構23を介して昇降可能に設けると共
に当該芝収容器19の芝排出口21側が下位側に向い内
部に収容の芝を所定高さから排出するよう傾斜ならしめ
る排出姿勢作動機構30を設け、この排出姿勢作動機構
30には、排出姿勢維持状態に自動ロックする姿勢維持
機構31を設けてなる乗用型芝刈機における芝収容装置
とする。
【0005】
【実施例】1は走行車体で、左右一対の操舵用の駆動前
輪2,2と左右一対の後輪3,3とを有し、前側に操縦
ステップ4を設けて操縦枠5をその左右中央部に立設
し、ハンドル6を設け、その後方に操縦座席7を配設し
ている。また、操縦座席の後方にはボンネット8でカバ
−されたエンジン9を搭載している。10は車体フレ−
ムを示す。
【0006】11は芝刈装置で、下側を開放して内部に
回転刈刃を軸架した刈取ケ−ス12を前記車体1のフレ
−ム側からリンク機構13を介して昇降操作可能に設け
て構成する。そして、この芝刈装置11の前記ケ−ス1
2部分には接地転動輪14,15,16を取付けてい
る。17は正面視が門字状をした支柱で、前記操縦座席
7とエンジン9を覆うボンネット8との間に配置立設さ
れ、この支柱17に透明状の樹脂板18を立設ならし
め、後方側が透視可能な構成にしている。
【0007】19は芝収容器で前側が上位に傾斜する底
板20を囲うべく左右側壁と前壁と天井壁とで後方側開
放の箱体に形成し、後方開放口21には上部を枢支して
後方上方へ芝収容器自体の作動で相対的に開く開閉蓋2
2を設けている。23は昇降機構で、夫々れ左右側に一
対設けられる上リンク24と下リンク25の基部側を前
記支柱17に枢支し、この両リンクの後端側を側面視が
L字型をした支持枠26で枢結ならしめ平行リンク機構
に構成し、前記下リンク25を車体フレ−ム10から油
圧装置27で昇降作動可能に構成している。
【0008】前記支持枠26には、前記芝収容器19と
一体の支枠41の下端側を横方向の軸28で枢支しする
と共に、芝収容器19の底板20に固着のブラケット2
0aにピストン先端を枢着した油圧装置29を該支持枠
26に枢結し、該芝収容器19を軸28回りに回動させ
て後方側の開放口21が下方に向かう芝排出姿勢になる
よう排出姿勢作動機構30を構成している。
【0009】31は姿勢維持機構で、前記上リンク24
の上面側に、ラック32とそのラックの頂点に沿うライ
ンから上方に所定の間隙33を形成させてラック方向に
延ばしたガイド杆34を設け、一方該上リンク24には
操作レバ−35でリンク上面に対して上下作動される可
動ガイド板36を平行リンク板37を介して構成し、前
記支持枠26に基部を枢着した連杆38の先端側に取付
けたストッパ−ピン39を前記間隙33内に挿通させて
いる。また、連杆38はスプリング40で常時下方側に
引き付けてピン39が前記ラック32に係合弾持される
ように構成している。そして、操作レバ−35で可動ガ
イド板36を上動させるとピン39がラック32から外
れて当該ガイド板36で案内され姿勢維持機構の解除が
行われるように構成されている。
【0010】前記の開閉蓋22の開閉機構について説明
すると、前記芝収容器19の開放口21側の該容器19
と一体の前記支枠41の上端側に開閉蓋22をピン42
で枢着ならしめ、同時に前記支持枠26側から当該支持
枠26に対して連結長さがセットナット45で張設でき
るボルト43を介して開閉蓋と一体のア−ム44を連結
し、開閉蓋22が前記支持枠26に対して平行リンク状
の機構で略々一定の姿勢に保持されるようになってい
る。したがって、芝収容器19を軸28回りに前側が上
方に向かうよう回動させると相対的に蓋22が開かれる
構成になっている。そして、ボルト43のセット長さを
ナット45で変更すると、その開閉蓋22の密閉度が変
更でき確実に密閉を保てるように張設可能になってい
る。
【0011】46は揚草機で、吸引揚上フアンを内装し
たフアンケ−ス47側を車体1の側面に取付けその排出
筒部47aを上向きに配置する。そして、その吸引口に
は前記芝刈装置11のケ−ス12内に連通した搬送筒4
8を連通させている。48aは搬送筒48の中間部を透
明状の樹脂材で形成した部分であり、この部分は可撓性
になっていて屈曲可能である。
【0012】49は芝収容器19の外側面に設けた固定
の搬送路で、該容器の側面に膨出した形態で設けられ上
端部では該容器19内に開口され、下端回口部は前記排
出筒部47aに嵌脱自在になっていて、芝収容器19が
上昇するとき外れ、下降すると連通するようになってい
る。尚、この部分にも可撓性の搬送筒を介在させて常時
連通状体に構成すれば便利である。
【0013】図中、50は操縦座席7側から芝収容器1
9内の状態が覗けるようにした透明窓を示す。上例の作
用について詳細に説明すると、先ず、第1図、第2図で
示した状態で芝生場の芝を刈り取る。すると、芝刈装置
11の刈取ケ−ス12内で刈り取られた芝は揚草機46
の吸引部で吸引搬送されて搬送筒48内を通りフアンケ
−ス47内に入り、上送されて搬送路49を経て芝収容
器19内へ送り込まれる。
【0014】このようにして、次第に芝収容器19内に
多量の芝が堆積されると、これを伴走車等の刈り芝運搬
車内に排出する。この排出にあたっては、先ず、第4図
のように昇降機構23を油圧装置27で作動させ、支持
枠26を上昇させる。この時、姿勢維持機構31が働い
ていて、上昇と共にロックピン39がラック32の歯面
にそって摺動し常時下降を許さない状態になりながら上
昇される。
【0015】次に、この芝収容器19が第4図のように
上昇された後、油圧装置29を作動して第6図のように
軸28回りに芝収容器19を回動させる。このとき、開
閉蓋22はリンク機構で常時元の姿勢にあるから排出口
21が開かれ内部の芝が排出される。次に、元の刈取り
姿勢に戻すには、油圧装置29を元に作動させて一旦、
第3図の姿勢にし、次に、操作レバ−35でガイド板3
6を上動させてピン39がラック32の歯面に係合しな
い状態とし、この状態で油圧装置27を縮めて支持枠2
6共々下降させ、元の刈取り姿勢にする。
【0016】第7図は、姿勢維持機構を有しない従来の
昇降機構を示し、これで作動されるの改良型の芝収容器
19を開示している。この改良部分は、芝排出口21を
開閉する開閉蓋22に関する。即ち、図示の通り、開閉
蓋22は芝収容器19内が密閉状態であると芝送込みに
抵抗がかかるために外気と通気させるように窓を形成さ
せる必要があり、該開閉蓋22の上部を一部開口22a
させると共に、これより下位側に通気網22bを張設し
て後方側へ空気を排出させる構成にしている。そして、
更に、この排気内には塵埃が混入するからこれを外気風
等で拡散させないように上方、側面及び背面を覆う風導
51を設けて下向きに排出するように構成している。5
2は芝が、前記開口22aから直接排出されるのを防止
するガイド板を示す。第8図は、第7図で示した実施例
の開閉蓋22の開閉作動状態を開示したもので、芝収容
器19を昇降リンク機構で上昇させないままで、地面に
直接刈り芝を排出する状態が仮想線で示されている。即
ち、油圧装置27を作動させないで油圧装置29を伸長
させて芝収容器19を傾けた状態である。
【0017】尚、更に第9図で示した通り、前記開閉蓋
22の内面部分にこの蓋22が開口される際、芝収容器
19内の芝を掻き出す機能を備える芝排出装置としての
排出補助部材53を設けると排出を円滑に行うことがで
きる。この排出補助部材53は、芝収容器19内の底板
20の上面に接近して相対的に作動し、上側に堆積する
芝を蓋の動きと共に外方へ引き出す作用を司る構造であ
り、平面視では内側向けてコ字型になっていて下側が解
放状態になると芝が上部に積もらないで落下するよう構
成されている。尚、この構成については、これに限らな
いで色々な排出手段が考えられるが、要は、開閉蓋22
の内面に排出手段を講じた点を改良案として開示する。
図中、54は運搬車を示す。
【0018】
【発明の作用効果】この発明によれば、昇降機構23で
芝収容器19側を上昇させて容器19内の芝を排出させ
る場合、不測に芝収容器19側が下降して部材の破損を
招いたり、周辺で働く人を怪我させるような事態を防止
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】乗用型芝刈機全体の側面図
【図2】乗用型芝刈機全体の正面図
【図3】要部の斜面図
【図4】作用状態を示した側面図
【図5】要部の斜面図
【図6】作用状態を示した要部の側面図
【図7】別例の要部の断面図
【図8】第7図における作用状態を示した要部の側面図
【図9】別例の作用状態を示した一部破断の側面図
【符号の説明】
1 走行車体 11 芝刈装置 19 芝収容器 21 芝排出口 23 昇降機構 30 排出姿勢作動機構 31 姿勢維持機構

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 乗用型の走行車体1に芝刈装置11と当
    該芝刈装置11から搬送される刈り芝を収容させる芝収
    容器19とを設け、この芝収容器19を昇降機構23を
    介して昇降可能に設けると共に当該芝収容器19の芝排
    出口21側が下位側に向い内部に収容の芝を所定高さか
    ら排出するよう傾斜ならしめる排出姿勢作動機構30を
    設け、この排出姿勢作動機構30には、排出姿勢維持状
    態に自動ロックする姿勢維持機構31を設けてなる乗用
    型芝刈機における芝収容装置。
JP3158756A 1991-06-28 1991-06-28 乗用型芝刈機における芝収容装置 Pending JPH0515229A (ja)

Priority Applications (1)

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JP3158756A JPH0515229A (ja) 1991-06-28 1991-06-28 乗用型芝刈機における芝収容装置

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JP3158756A JPH0515229A (ja) 1991-06-28 1991-06-28 乗用型芝刈機における芝収容装置

Publications (1)

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JPH0515229A true JPH0515229A (ja) 1993-01-26

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ID=15678658

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JP (1) JPH0515229A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2746253A1 (fr) * 1996-03-22 1997-09-26 Kubota Kk Appareil de deversement pour tondeuse a gazon
EP1138187A1 (en) * 2000-03-30 2001-10-04 Kubota Corporation Mower with a grass catcher
EP1142466A1 (en) * 2000-04-04 2001-10-10 OFFICINE BIEFFEBI S.r.l. Front cutting grass-cutting machine with central container and rear unloading system
JP2006094851A (ja) * 2004-09-01 2006-04-13 Kubota Corp 乗用型草刈機
US7730706B2 (en) 2007-05-09 2010-06-08 Kubota Corporation Lawn mower with pivotable grass collector

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