JPH05151135A

JPH05151135A - 入出力装置のステータス確認方法

Info

Publication number: JPH05151135A
Application number: JP3315097A
Authority: JP
Inventors: Yoshihiko Suzuki; 恵彦鈴木
Original assignee: Fujitsu Ltd
Current assignee: Fujitsu Ltd
Priority date: 1991-11-29
Filing date: 1991-11-29
Publication date: 1993-06-18
Anticipated expiration: 2012-05-28
Also published as: JP2615520B2

Abstract

(57)【要約】【目的】本発明は、チャネル・パスリセット(RCHP)命
令発行時の、入出力装置(I/O) のステータスを確認する
方法に関し、入出力装置(I/O) の完了動作の妥当性を効
率よくテストする。【構成】各入出力装置(I/O) に対応した複数個の試験
機能タスクから、チャネル・パスリセットタスク, 及
び、各入出力装置の完了動作の妥当性をテストするタス
クを分離して、システムで唯一つのリセットタスク,
及び、入出力装置ステータス完了状態確認タスクを設
け、各入出力装置のステータスバイト，及び、入出力命
令の発行時の入出力装置起動情報, チャネル・パスリセ
ット命令(RCHP)の発行／完了情報に発生日時(TOD) を付
加し、上記試験機能タスク, リセットタスクの実行
に対応して生成，更新されている上記各発生日時(TOD)
付きの入出力装置のステータスバイト, 入出力装置起動
情報,RCHP 発行／完了情報を、上記入出力装置ステータ
ス完了状態確認タスクで時系列にトレースするように
構成する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、チャネル・パスリセッ
ト(RCHP)命令発行時の、入出力装置のステータスを確認
する方法に関する。

【０００２】複数個のチャネル・パスを介して、それぞ
れのチャネル・パスに複数個の入出力装置(I/O) が接続
されている計算機システムにおいて、中央処理装置(CP
U) がチャネル・パスリセット(RCHP)命令を発行したと
きの、各入出力装置(I/O) のステータスをテストする場
合、各チャネル・パスには、複数個の入出力装置が接続
されている為、例えば、ある入出力装置(I/O) をテスト
する試験機能タスクが、単独で、上記チャネル・パスリ
セット(RCHP)命令を発行すると、該試験機能タスクに関
係のない入出力装置(I/O) に影響がでる問題がある。

【０００３】又、各試験機能タスクで連携して、当該計
算機システムの全てのチャネル・パスを選択しながら、
該チャネル・パスリセット(RCHP)命令を発行するように
すると、該チャネル・パスリセット(RCHP)命令の排他制
御を行う関係で、複数個のタスク間での通信が必要とな
り、制御が複雑となる等の問題がある。

【０００４】このようなことから、任意に、チャネル・
パスリセット(RCHP)命令を発行しながら、効率よく、入
出力装置(I/O) をテストする方法が要求される。

【０００５】

【従来の技術】図５, 図６は、従来の入出力装置のステ
ータスの確認方法を説明する図であり、図５は、計算機
システムの構成例を示し、図６は、従来の入出力装置(I
/O) のテスト方法を説明する図である。

【０００６】図５において、各入出力装置(I/O) 6 は、
チャネル処理装置(CHP) 3 の配下にあるチャネル装置(C
H) 4に、入出力制御装置(IOC) 5 を介して接続されてお
り、中央処理装置(CPU) 1 が入出力命令を発行すること
により、チャネル処理装置(CHP) 3,チャネル装置(CH) 4
が自律的に、該入出力命令を解読して、必要なコマンド
(リード／ライト／センスコマンド）を、チャネル・パ
ス 40,入出力制御装置(IOC) 5 を介して、対応する入出
力装置(I/O) 6 に発行して、各入出力装置(I/O) 6 を制
御する。

【０００７】本発明に関連するチャネル・パスリセット
(RCHP)命令は、該チャネル・パスリセット(RCHP)命令が
指示するチャネル・パス識別子(CHPID) に対応したチャ
ネル・パス 40 配下の入出力制御装置(IOC) 5,入出力装
置(I/O) 6 のステータスをクリアする。

【０００８】又、該計算機システムに接続されている任
意の入出力装置(I/O) 6 をテストするのに、従来方法に
おいては、図６に示した構造の試験機能タスクＡ〜ａ
が用意され、中央処理装置(CPU) 1 が、それぞれの試験
機能タスクＡ〜ａを実行することにより、対応する入
出力装置(I/O) 6 をテストする。

【０００９】従って、この試験機能タスクＡ〜ａにお
いて、入出力制御装置(IOC) 5,入出力装置(I/O) 6 のハ
ードウェア動作を中断するチャネル・パスリセット(RCH
P)命令を実行することがある。

【００１０】従来、ハードウェア動作を中断するチャネ
ル・パスリセット命令（以下、ＲＣＨＰ命令という）の
テストにおいては、テストプログラムの複数の試験機能
タスクＡ〜ａが動作し、それぞれの試験機能タスクＡ
〜ａにおいて、単独で、任意のチャネル・パス識別子
（以下、ＣＨＰＩＤという）に対して、上記ＲＣＨＰ命
令を発行するか，又は、上記試験機能タスクａ群で連
携して、システムの全てのＣＨＰＩＤのチャネル・パス
40 を選択，制御しながらＲＣＨＰ命令を発行するよう
にして実施してきた。

【００１１】

【発明が解決しようとする課題】前者の、試験機能タス
クＡ〜ａ単独で、任意のチャネル・パス識別子（以
下、ＣＨＰＩＤという）に対して、上記ＲＣＨＰ命令を
発行する方法では、単独で任意のＣＨＰＩＤに対して、
該ＲＣＨＰ命令を発行するため、該ＣＨＰＩＤに接続さ
れているリセット処理の影響を受ける入出力装置(I/O)
6 の完了動作の妥当性を確認することが困難であるとい
う問題がある。

【００１２】即ち、リセットが何時, どのＣＨＰＩＤに
対して発行されたのかは、該ＲＣＨＰ命令を発行した試
験機能タスクＡａ以外では認識できない。通常、該試
験機能タスクＡａで該ＲＣＨＰ命令を発行すると、入
出力装置(I/O) 6 からの「デバイスエンド」割り込みが
得られなくなるが、別の試験機能タスクＢ〜ａでは、
入出力装置(I/O) 6 自身のエラーで、該「デバイスエン
ド」割り込みが得られないのか、上記ＲＣＨＰ命令で得
られないのかが判断できない。

【００１３】又、後者の上記試験機能タスクＡ〜ａ群
で連携して、システムの全てのＣＨＰＩＤを選択，制御
しながらＲＣＨＰ命令を発行する方法では、複数の試験
機能タスクＡ，〜ａ間ので通信で、該ＲＣＨＰ命令の
発行の排他制御が必要なため、制御が複雑になり、テス
トシステム全体における処理のオーバヘッドが大きくな
り、そのため効率的なテストが実施できないという問題
があった。

【００１４】本発明は上記従来の欠点に鑑み、複数個の
チャネル・パスを介して、それぞれのチャネル・パスに
複数個の入出力装置(I/O) が接続されている計算機シス
テムにおいて、チャネル・パスリセット命令（ＲＣＨＰ
命令）発行時の、入出力装置(I/O) の完了動作の妥当性
を効率よくテストする方法を提供することを目的とする
ものである。

【００１５】

【課題を解決するための手段】図１は、本発明の原理説
明図である。上記の問題点は下記の如くに構成した入出
力装置のステータス確認方法によって解決される。

【００１６】複数個のチャネル・パス 40 を介して、そ
れぞれのチャネル・パス 40 に複数個の入出力装置(I/
O) 6 が接続されている計算機システムにおいて、中央
処理装置(CPU) 1 がチャネル・パスリセット(RCHP)命令
を発行したときの、各入出力装置(I/O) 6 のステータス
をテストする方法であって、各入出力装置(I/O)6 に対
応した複数個の試験機能タスクから、チャネル・パス
リセットタスク, 及び、各入出力装置の完了動作の妥当
性をテストするタスクを分離して、システムで唯一つの
リセットタスク, 及び、入出力装置ステータス完了状
態確認タスクを設け、各入出力装置(I/O) 6 のステー
タスバイト 60,61, 及び、入出力命令を発行したときの
入出力装置起動情報 62,チャネル・パスリセット(RCHP)
命令の発行／完了情報 63 に発生日時(TOD) を付加し、
上記試験機能タスク, リセットタスクの実行に対応
して生成，更新されている上記各入出力装置(I/O) 6 の
ステータスバイト 60,61, 入出力装置起動情報62,チャ
ネル・パスリセット命令(RCHP)発行／完了情報 63 を、
上記入出力装置ステータス完了状態確認タスクで、時
系列にトレースして、該チャネル・パスリセット(RCHP)
命令の発行時の個々の入出力装置(I/O) 6 のステータス
の妥当性を確認するように構成する。

【００１７】

【作用】即ち、本発明においては、試験機能タスクＡ〜
ａからチャネル・パスリセット(RCHP)命令の試験処理
を分離して、専用タスク (リセットタスク) とする。
そして、この専用タスク (リセットタスク) がハード
ウェアシステムを構成する全てのチャネル処理装置(CH
P) 3 配下のチャネル・パス 40 に対してリセット試験
を実行する。

【００１８】従って、チャネル・パス 40 の一元管理が
可能となり、試験機能タスクＡ〜間の、上記ＲＣＨＰ
命令の競合がなくなる。さらに、本発明においては、該
チャネル・パスリセットの影響を受ける入出力装置(I/
O)6 群のステータスを確認するための入出力装置ステー
タス完了状態確認タスク (完了確認タスク) を、該試
験機能タスクＡ〜ａから分離して、専用に設ける。

【００１９】そして、本発明に置いては、各入出力装置
(I/O) 6 のステータスバイト 60,61, 及び、入出力命令
を発行したときの入出力装置起動情報 62,チャネル・パ
スリセット(RCHP)命令の発行／完了情報 63 に発生日時
(TOD) を付加し、上記試験機能タスク, リセットタス
クの実行に対応して生成，更新されている上記発生日
時(TOD) 付きの各入出力装置(I/O) 6 のステータスバイ
ト 60,61, 入出力装置起動情報 62,チャネル・パスリセ
ット命令(RCHP)発行／完了情報 63 を、上記試験機能タ
スクＡ〜とは独立した入出力装置ステータス完了状態
確認タスクで、時系列でトレースして、該チャネル・
パスリセット(RCHP)命令の発行時の個々の入出力装置の
ステータスの妥当性を確認する。

【００２０】該トレース情報は、複数個の試験機能タス
ク, リセットタスクが実行された時の、各入出力装
置(I/O) 6 に対する入出力命令の起動情報 62,ＲＣＨＰ
命令の発行／完了情報 63,各入出力装置の割り込みステ
ータスバイト 61,終了ステータスバイト 60 が、発生日
時（TOD)と共に生成されている情報を、上記入出力装置
ステータス完了状態確認タスクが時系列的にトレース
したものであるので、該ＲＣＨＰ命令が、入出力装置(I
/O) 6 の動作中のいつの時点で発行されたかを判定する
ことで、各入出力装置(I/O) 6 の完了状態について、Ｒ
ＣＨＰ命令により強制終了させられたのか、入出力命令
による試験の入出力動作の期待した終了であるのかの切
り分けが可能になる。

【００２１】

【実施例】以下本発明の実施例を図面によって詳述す
る。前述の図１は、本発明の原理説明図であり、図２，
図３，図４は本発明の一実施例を示した図であり、図２
は、チャネル・パスのリセット動作を示し、図３は、ト
レーステーブルの一例を示し、図４は、入出力装置ステ
ータス完了状態確認タスクによる上記トレーステーブ
ルを時系列的にトレースする動作を示している。

【００２２】本発明においては、複数個のチャネル・パ
ス 40 を介して、それぞれのチャネル・パス 40 に複数
個の入出力装置(I/O) 6 が接続されている計算機システ
ムにおいて、中央処理装置(CPU) 1 がチャネル・パスリ
セット(RCHP)命令を発行したときの、各入出力装置(I/
O) 6 のステータスをテストするのに、各入出力装置(I/
O) 6 に対応した複数個の試験機能タスクａから、チ
ャネル・パスリセットタスク, 及び、各入出力装置の完
了動作の妥当性をテストするタスクを分離して、システ
ムで唯一つのリセットタスク, 及び、入出力装置ステ
ータス完了状態確認タスク (完了確認タスク) を設
け、各入出力装置(I/O) 6 のステータスバイト，及び、
入出力命令を発行したときの入出力装置起動情報 62,チ
ャネル・パスリセット命令(RCHP)の発行／完了情報 63
に発生日時(TOD) を付加し、上記試験機能タスク, リ
セットタスクの実行に対応して生成，更新されている
上記発生日時付(TOD) 付きの各入出力装置(I/O) 6 のス
テータスバイト 60,61, 入出力装置起動情報 62,RCHP発
行／完了情報 63 を、上記入出力装置ステータス完了状
態確認タスクでトレースする手段が、本発明を実施す
るのに必要な手段である。尚、全図を通して同じ符号は
同じ対象物を示している。

【００２３】以下、図１を参照しながら、図２〜図４を
用いて、本発明の入出力装置のステータス確認方法を説
明する。先ず、本発明においては、図１に示したよう
に、リセットタスクが、各入出力装置(I/O) 6 に対応
した試験機能タスクＡ〜とは独立に構成されているの
で、該試験機能タスクＡ〜による入出力動作に対応し
て、図２に示したように、各ＣＨＰＩＤにより、各チャ
ネル・パス 40 を選択して、該チャネル・パス 40のリ
セットを行う。

【００２４】図２において、該リセットタスクは、各
チャネル・パス 40のリセット状況を、図示のチャネル
パス管理テーブルにより一元管理しておいる。図２の例
では、各チャネル・パス (ＣＨ１〜ＣＨ４対応) 40 を
一回リセットした後、現在、チャネル・パス (ＣＨ５対
応) 40のリセットを実行中であることが示されている。

【００２５】従って、各試験機能タスクＡ〜は、他の
試験機能タスクＢ〜によるＲＣＨＰ命令を意識するこ
となく、入出力命令を実行することができ，該試験機能
タスクＡ〜間における、該ＲＣＨＰ命令の排他処理を
行う為の通信が要らなくなり、該通信によるオーバヘッ
ドを削減することができる。又、上記チャネルパス管理
テーブルの参照，更新処理のオーバヘッドも削減するこ
とができる。

【００２６】次に、図３，図４によって、入出力装置ス
テータス完了状態確認タスクによる入出力装置(I/O)
の動作完了状態のトレース動作を説明する。図３(a),
(b) に示したように、各入出力装置(I/O) 6 は終了ステ
ータスバイト60 とか, 割り込みステータスバイト 61
等を備えており、本発明においては、これらのステータ
スバイト 60,61に発生日時(TOD) を付加する。

【００２７】又、各入出力装置(I/O) 6 に入出力命令を
発行したときの入出力起動情報｛図３(c) 参照｝62に
も、その発生日時(TOD) を付加し、更に、ＲＣＨＰ命令
を発行したときのＲＣＨＰ発行／完了情報｛図３(d) 参
照｝63にも、その発生日時(TOD)を付加しておく。

【００２８】従って、本発明を実施した場合、試験機能
タスクＡ〜が実行される毎に、上記入出力装置(I/O)
6 の終了ステータスバイト 60とか, 割り込みステータ
スバイト 61 が更新され、その更新日時(TOD) が記録さ
れていることになる。

【００２９】又、該試験機能タスクＡ〜とは独立に動
作するリセットタスクが実行される毎に、上記ＲＣＨ
Ｐ発行／完了情報 63 が、その発生／完了日時(TOD) と
共に、図示されていない主記憶装置(MSU) 2(図５参照)
上に記録される。

【００３０】従って、図４に示したように、本発明の入
出力装置ステータス完了状態確認タスクにより、上記
各入出力装置(I/O) 6 の完了状態60 とか、ＲＣＨＰ発
行／完了情報 63 を、時系列的にトレースして、該トレ
ースされた情報を解析することにより、該ＲＣＨＰ命令
の影響を受けた入出力装置(I/O) 6 のステータスの妥当
性を確認することがしできるようになる。

【００３１】例えば、試験機能タスクＡにより入出力
装置Ａに入出力命令が発行されたとき、その終了ステー
タスの日時(TOD) の後に、例えば、ＲＣＨＰ命令が発行
されていれば、正常終了していることを確認すること
で、その妥当性を認識することができる。又、該終了ス
テータスが設定されていない場合、上記ＲＣＨＰ命令の
発行／完了の日時(TOD) を確認することで、その妥当性
を確認することができる。

【００３２】このように、本発明は、複数個のチャネル
・パス 40 を介して、それぞれのチャネル・パス 40 に
複数個の入出力装置(I/O) 6 が接続されている計算機シ
ステムにおいて、中央処理装置(CPU) 1 がチャネル・パ
スリセット(RCHP)命令を発行したときの、各入出力装置
(I/O) 6 のステータスをテストするのに、各入出力装置
(I/O) 6 に対応した複数個の試験機能タスクａから、
チャネル・パスリセットタスク, 及び、各入出力装置の
完了動作の妥当性をテストするタスクを分離して、シス
テムで唯一つのリセットタスク, 及び、入出力装置ス
テータス完了状態確認タスクを設け、各入出力装置(I
/O) 6 のステータスバイト 60,61, 及び、入出力命令を
発行したときの入出力装置起動情報 62,チャネル・パス
リセット命令(RCHP)の発行／完了情報 63 に発生日時(T
OD) を付加し、上記試験機能タスク, リセットタスク
の実行に対応して生成, 更新されている上記発生日時
(TOD) 付きの各入出力装置(I/O)6 のステータスバイト
60,61, 入出力装置起動情報 62,RCHP発行／完了情報 63
を、上記入出力装置ステータス完了状態確認タスク
で、時系列でトレースして、該チャネル・パスリセット
(RCHP)命令の発行時の個々の入出力装置のステータスの
妥当性を確認するようにしたところに特徴がある。

【００３３】

【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明の
入出力装置の状態確認方法では、チャネル・パスをリセ
ットするテストをテストシステムで唯一の専用タスク
（リセットタスク）とする事で、リセットの実行対象
とするチャネル・パスの管理，制御が該リセットタスク
で一元管理ができ、試験機能タスク間の通信と記録
テーブルの更新といった処理が不要となる。このため、
テストシステムにおけるチャネル・パスをリセットする
テストに関する処理のオーバヘッドが解消され、チャネ
ル・パスをリセットするテストが効率的に実行される。
又、試験機能タスクとは別に、入出力装置ステータス
完了状態確認タスクを設け、各入出力装置(I/O) 6 の
ステータスバイト，及び、入出力命令を発行したときの
入出力装置起動情報, チャネル・パスリセット命令(RCH
P)の発行／完了情報に発生日時(TOD) を付加し、上記試
験機能タスク, リセットタスクの実行に対応して生
成,更新されている上記発生日時(TOD) 付きの各入出力
装置(I/O) 6 のステータスバイト, 入出力装置起動情
報,RCHP 発行／完了情報を、上記入出力装置ステータス
完了状態確認タスクで、時系列でトレースして、該チ
ャネル・パスリセット(RCHP)命令の発行時の個々の入出
力装置のステータスの妥当性を確認するようにしている
ので、従来困難であったチャネル・パスのリセットによ
り影響を受ける個々の入出力装置(I/O) のステータスの
妥当性を効率良く確認することが可能となる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の原理説明図

【図２】本発明の一実施例を示した図（その１）

【図３】本発明の一実施例を示した図（その２）

【図４】本発明の一実施例を示した図（その３）

【図５】従来の入出力装置のステータスの確認方法を説
明する図（その１）

【図６】従来の入出力装置のステータスの確認方法を説
明する図（その２）

【符号の説明】

1 中央処理装置(CPU) 2 主記憶装置
(MSU) 3 チャネル処理装置(CHP) 4 チャネル装
置(CH) 40 チャネル・パス 5 入出力制御
装置(IOC) 6 入出力装置(I/O) 60 終了ステータスバイト 61 割り込みス
テータスバイト 62 入出力装置起動情報 63 ＲＣＨＰ発
行／完了情報 , ａ試験機能タスクリセットタスク入出力装置ステータス完了状態確認タスク

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】複数個のチャネル・パス（40）を介して、
それぞれのチャネル・パス（40）に複数個の入出力装置
(I/O)(6)が接続されている計算機システムにおいて、中央処理装置(CPU)(1)がチャネル・パスリセット(RCHP)
命令を発行したときの、各入出力装置(I/O)(6)のステー
タスをテストする方法であって、各入出力装置(I/O)(6)に対応した複数個の試験機能タス
ク () から、チャネル・パスリセットタスク, 及び、
各入出力装置の完了動作の妥当性をテストするタスクを
分離して、システムで唯一つのリセットタスク (),及
び、入出力装置ステータス完了状態確認タスク () を
設け、各入出力装置(I/O)(6)のステータスバイト(60,61),及
び、入出力命令を発行したときの入出力装置起動情報(6
2), チャネル・パスリセット(RCHP)命令の発行／完了情
報(63)に発生日時(TOD) を付加し、上記試験機能タスク (),リセットタスク () の実行
に対応して生成，更新されている上記各入出力装置(I/
O)(6)のステータスバイト(60,61),入出力装置起動情報
(62), チャネル・パスリセット命令(RCHP)発行／完了情
報(63)を、上記入出力装置ステータス完了状態確認タス
ク () で、時系列にトレースして、該チャネル・パス
リセット(RCHP)命令の発行時の個々の入出力装置(I/O)
(6)のステータスの妥当性を確認することを特徴とする
入出力装置のステータス確認方法。