JPH0515095Y2 - - Google Patents

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JPH0515095Y2
JPH0515095Y2 JP7466487U JP7466487U JPH0515095Y2 JP H0515095 Y2 JPH0515095 Y2 JP H0515095Y2 JP 7466487 U JP7466487 U JP 7466487U JP 7466487 U JP7466487 U JP 7466487U JP H0515095 Y2 JPH0515095 Y2 JP H0515095Y2
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JP7466487U
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JPS63183552U (ja
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  • Investigating Or Analysing Biological Materials (AREA)
  • Centrifugal Separators (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この考案は遠心分離機のロータにバケツトを装
着し、そのバケツトの底部に試験管を保持するた
めに用いられる遠心分離機用アダプタに関する。
「従来の技術」 微量の血液のようなサンプルを遠心分離する場
合は微量用試験管が用いられる。通常の試験管用
のバケツトにそのまま微量用試験管を入れると、
バケツトの深さより試験管の長さが短かいため、
指で試験管を取出すことができなくなる。そこで
ピンセツトを用いて試験管を取出すことになる
が、ピンセツトで試験管を取出すと滑り易く、折
角遠心分離した試料が再び混合してしまつたり、
試料をこぼしてしまい、検査を失敗してしまうよ
うな不都合があつた。
これを防止するために従来からバケツトにアダ
プタを用いて試験管をバケツトの開口端部より突
出させて指で試験管を直接掴めるようにしてい
た。即ち第6図に示すようにバケツト11に上げ
底のアダプタ12が挿入され、そのアダプタ12
に微量用試験管13が挿入保持され、この時試験
管13はバケツト及びアダプタの上端より外部に
突出するようにアダプタの底が高く上げられてい
た。なおバケツトの上端部の外周にリング状突条
14が形成され、そのリング状突条14と係合し
て管掛15が掛けられ、この管掛15によりバケ
ツト11をロータに掛けて遠心分離を行うように
されている。
このように従来のアダプタを使用すると、その
試験管13の位置がバケツトの上部に位置し、従
つて遠心分離する際のその回転の中心に対する試
験管までの距離が短かくなり、つまり試験管の回
転半径が小さくなつてしまい、その結果遠心分離
力が弱くなつてそれだけ長い時間遠心分離を行う
必要が生じてくる。このように遠心分離を長く行
うことは早く検査処理を行う点からは好ましくな
い。つまり検査処理時間を短縮しようとする要望
に反することになる。
「問題点を解決するための手段」 この考案によれば、試験管の長さより短かく、
かつ試験管が収容される試験管保持部と、その試
験管保持部からバケツトの開口より上方に突出し
た取つ手とからアダプタが構成される。
つまりこの考案のアダプタによれば、試験管を
バケツトの底近くに位置させることができ、しか
も取つ手を利用することによつて簡単にバケツト
から試験管を取出すことができる。
「実施例」 第1図はこの考案の実施例を示し、第6図と対
応する部分には同一符号を付けて示してある。こ
の考案によるアダプタ21はバケツト11の底に
挿入されて試験管13が収容保持される試験管保
持部22と、その試験管保持部22よりバケツト
11の開口より外部に突出した取つ手23とより
構成される。
この例においては第2図に拡大して示すよう
に、試験管保持部22は底を持つた管体であつ
て、その底の外周面はバケツト11の内周面にほ
ぼ沿うような形状とされ、その開口側の内周面は
母螺24が形成されている。一方取つ手23は上
端が閉塞された筒状部25を備え、筒状部25の
下端の外周面にねじ26が形成され、ねじ26は
母螺24内にねじ込むことができるようにされて
いる。筒状部25の上端より棒状部27が一体に
上方に突出し、これがバケツト11より外部に導
出されている。必要に応じて第1図に示すように
バケツト11の開口の近くにおいて、取つ手23
とバケツトとの間に間隔片28が挿入され、間隔
片28によつて取つ手23が揺れるのを防止する
ようにすることができる。取つ手23の機械的強
度が強ければこのような間隔片28は不要であ
る。
第3図に示すようにねじ26の上方端外周にO
リング29を装着し、ねじ26を母螺24に締め
付けた時、Oリング29が試験管保持部22の上
端面を押えて、このアダプタ12の内部が外部と
遮断され、いわゆるバイオハザード対策とするこ
とができる。
第4図、第5図に示すように試験管保持部22
の上端に針金状の取つ手23の下端を固定し、そ
の上端部を折返し、その折返し部がバケツト11
の開口部端部に引掛るように構成することもでき
る。
「考案の効果」 以上述べたようにこの考案によれば、そのアダ
プタを用いてバケツト11の底に試験管保持部2
2を収容し、その試験管保持部22に試験管13
を保持させることができ、従つて試験管13の回
転半径が大きくなり、試験管13内の試料に対し
大きな遠心力を与えることができる。
しかもこのアダプタ12には取つ手23が取付
けられており、取つ手はバケツト11よりも突出
しているため、その取つ手23により試験管保持
部22を容易にバケツトから取出すことができ、
従つて試験管13内の試料をこぼしたり、また遠
心分離した試料を混合してしまうような恐れはな
く、確実に検査を行うことが可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案によるアダプタをバケツト内
に装着した状態を示す断面図、第2図は第1図中
のこの考案によるアダプタを示す拡大断面図、第
3図はその一部変形を示す断面図、第4図はこの
考案の他の実施例をバケツトに装着した状態を示
す断面図、第5図は第4図のアダプタの斜視図、
第6図は従来のアダプタをバケツトに装着した状
態を示す断面図である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 遠心分離機のロータにバケツトを装着し、その
    バケツトの底に位置してバケツト内に試験管を保
    持するために用いられる遠心分離機用アダプタで
    あつて、 上記試験管の長さより短かく、かつ試験管が収
    容される試験管保持部と、 その試験管保持部から上記バケツトの開口部よ
    り上側に突出した取つ手とからなる遠心分離機用
    アダプタ。
JP7466487U 1987-05-18 1987-05-18 Expired - Lifetime JPH0515095Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7466487U JPH0515095Y2 (ja) 1987-05-18 1987-05-18

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JP7466487U JPH0515095Y2 (ja) 1987-05-18 1987-05-18

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Publication Number Publication Date
JPS63183552U JPS63183552U (ja) 1988-11-25
JPH0515095Y2 true JPH0515095Y2 (ja) 1993-04-21

Family

ID=30920086

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JP7466487U Expired - Lifetime JPH0515095Y2 (ja) 1987-05-18 1987-05-18

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JPS63183552U (ja) 1988-11-25

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