JPH0515020U - 表示装置 - Google Patents

表示装置

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Publication number
JPH0515020U
JPH0515020U JP6319891U JP6319891U JPH0515020U JP H0515020 U JPH0515020 U JP H0515020U JP 6319891 U JP6319891 U JP 6319891U JP 6319891 U JP6319891 U JP 6319891U JP H0515020 U JPH0515020 U JP H0515020U
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JP
Japan
Prior art keywords
circuit board
display device
panel frame
flexible circuit
backlight
Prior art date
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Pending
Application number
JP6319891U
Other languages
English (en)
Inventor
均 釜森
Original Assignee
セイコー電子工業株式会社
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 表示パネルと、駆動のためのICが実装され
たフレキシブル回路基板と、該フレキシブル回路基板に
信号を入力するための回路基板と、バックライトと、そ
れらを一体に固定するためのパネル枠からなる表示装置
において、該回路基板を自由度をもってバックライトま
たはパネル枠に保持することにより、従来より信頼性の
高い表示装置を提供する。 【構成】 回路基板をパネル枠に完全に固定させず、保
持に自由度をもたせた表示装置。 【効果】 表示装置の耐衝撃性、耐振動性が向上する。
更に、回路基板のパネル枠への保持が簡単な構造になる
ため、表示装置の組立性が向上する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ワープロ、ラップトップコンピュータ等、幅広い用途への応用が可 能な表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のフレキシブル回路基板を用いた表示装置の例を図3に示す。表示パネル 1に、駆動のためのIC4を実装した複数のフレキシブル回路基板3が接続され ており、さらに回路基板5により各フレキシブル回路基板間のバスラインが接続 されている。フレキシブル回路基板は表示装置をコンパクトにするため折り曲げ 構造がとられ、その際、折り曲げを容易にするため、図3のごとく折り曲げ部の 基材の一部をエッチングしてスリットにする方法がとられる。パネル枠2は上記 構成部品を固定、保護するためのもので表示パネル1はクッション6を介してバ ックライト7とパネル枠2で固定し、回路基板5はネジ9等でバックライト7と パネル枠2に固定される。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来の表示装置は、上述の構造から判るように、振動や衝撃が加わった場合、 表示パネル1がズレやすい。一方、回路基板5はパネル枠に固定されているため 、表示パネルのズレはフレキシブル回路基板3に引っ張り力を加えてしまう。前 述したごとくフレキシブル回路基板には、スリット部と、回路基板5との接続部 (通称OLB)の2箇所が銅パターンが剥き出しになっており、強度的に弱い。 従って、引っ張り力によりパターン切れが発生してしまう。すなわち、従来の表 示装置は耐振動性、耐衝撃性が十分ではなかった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、回路基板のパネル枠への保持に自由度をもたせた。 すなわち、回路基板をパネル枠に完全に固定せず、多少の遊びを設けた。
【0005】
【作用】
フレキシブル回路基板に遊びがあるため、表示パネルがズレても、そのズレを 吸収することができる。従って、フレキシブル回路基板に引っ張り力が加わらず 、耐振動性、耐衝撃性が向上する。 以下実施例により、本考案を詳説する。
【0006】
【実施例】
(実施例1) 図1をもとに説明する。 IC4が実装されたフレキシブル回路基板3(最近はTAB基板が使われる) は、一方の端子が異方性導電膜により表示パネル1に接続されており、他方の端 子(OLB)は回路基板5とハンダ接続されている。回路基板5は、バックライ ト7に設けられた固定ピン8の径より大きい穴が開けられており、この穴に固定 ピンを差し込んでパネル枠2およびバックライト7に保持される。
【0007】 本考案のこの構造では、回路基板5がパネル枠にもバックライトにも完全には 固定されておらず、遊びを有している。従って、パネルが衝撃によってズレても 回路基板もその方向に動くことができるため、フレキシブル回路基板に引っ張り 力が加わらず、耐衝撃および振動性が向上した。 さらに、従来のネジ締め等の工程が不要となるため、表示装置の組立性も向上 した。 (実施例2) 実施例1において回路基板を図2のごとく全くフリーにした。但し、フレキシ ブル回路基板3が折り曲げ構造のため、実際にはフレキシブル回路基板の弾性力 により回路基板5はパネル枠に押し付けられる。
【0008】 この構造で衝撃および振動性試験をしたところ、実施例1と同様な効果が得ら れた。 また、本実施例では回路基板の保持の組立工程も不要になるため、実施例1よ りさらに組立性が向上した。
【0009】
【考案の効果】
以上詳説したごとく、本考案は回路基板をパネル枠またはバックライトに完全 に固定せず、多少の遊びを設けるという簡単な方法で、フレキシブル回路基板を 用いた表示装置の耐衝撃性、耐振動性を向上したものである。 また、従来の表示装置と比べ、回路基板のパネル枠への保持が簡単な構造にな るため、表示装置の組立性が向上した。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による表示装置の模式断面図である。
【図2】本考案による他の実施例による表示装置の模式
断面図である。
【図3】従来の表示装置の模式断面図を示すものであ
る。
【符号の説明】
1 表示パネル 2 パネル枠 3 フレキシブル回路基板(TAB基板) 4 IC 5 回路基板 6 クッション 7 バックライト 8 ピン 9 ネジ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示パネルと、駆動のためのICが実装
    されたフレキシブル回路基板と、該フレキシブル回路基
    板に信号を入力するための回路基板と、バックライト
    と、それらを一体に固定するためのパネル枠からなる表
    示装置において、該回路基板が自由度を持ってバックラ
    イトまたはパネル枠に保持されていることを特徴とする
    表示装置。
JP6319891U 1991-08-09 1991-08-09 表示装置 Pending JPH0515020U (ja)

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JP6319891U JPH0515020U (ja) 1991-08-09 1991-08-09 表示装置

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JP6319891U JPH0515020U (ja) 1991-08-09 1991-08-09 表示装置

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JPH0515020U true JPH0515020U (ja) 1993-02-26

Family

ID=13222283

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JP6319891U Pending JPH0515020U (ja) 1991-08-09 1991-08-09 表示装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2020218726A1 (ko) * 2019-04-24 2020-10-29 엘지이노텍 주식회사 스트레처블 회로기판

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