JPH0515017Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0515017Y2
JPH0515017Y2 JP6022187U JP6022187U JPH0515017Y2 JP H0515017 Y2 JPH0515017 Y2 JP H0515017Y2 JP 6022187 U JP6022187 U JP 6022187U JP 6022187 U JP6022187 U JP 6022187U JP H0515017 Y2 JPH0515017 Y2 JP H0515017Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shoji
opening
frame
guide roller
arm
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP6022187U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63167572U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP6022187U priority Critical patent/JPH0515017Y2/ja
Publication of JPS63167572U publication Critical patent/JPS63167572U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0515017Y2 publication Critical patent/JPH0515017Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 「産業上の利用分野」 この考案は外開き窓、内開き窓、辷り出し窓等
の開き窓の開閉装置に設けられた引寄せ装置に関
するものである。
「従来の技術」 従来、開き窓の開閉装置としては、米国特許第
2767979号明細書に開示されている開閉装置があ
る。これを図面に示すと第9図乃至第12図のと
おりである。
図において、開口枠1の下枠1aに固定された
操作部本体2には、ハンドル3が枢支されてお
り、該ハンドル3の軸4にはウオーム5が設けら
れている。該操作部本体2内には、根元部に互に
噛合するギア6,6′を備えた一対のアーム7,
7′が枢着されており、該ギアの一方6に前記ウ
オーム5が噛合している。
該開口枠1の竪枠1bにはヒンジ8を介して障
子9が装着されている。
該障子9は該障子9の下框9aに該下框の長手
方向に沿つて固定されたレール10の案内溝10
aに係合するローラ11,11′を先端部に備え
た前記アーム7,7′によつてその開閉が支持さ
れている。
ハンドル3を回転すると、ウオーム5は該ウオ
ーム5と噛合するギア6を回転させる。該ギア6
の回転により、該ギア6と噛合するもう一方のギ
ア6′を回転させ、該ギア6,6′は互に逆方向に
回転する。該ギア6,6′の回転により、該ギア
6,6′と一体のアーム7,7′は先端部のローラ
11,11′を該レール10の案内溝10aに係
合させながら互に逆方向に回転し、該障子9の下
端を室外側に回転させて該障子9を開放させる。
該障子9の閉鎖時には、上記逆の作動を行なわ
せることにより、該障子9は該障子9の下框9a
に固定したレール10を該開口枠1の下枠1a上
に固定された枠体12で形成される溝12a内に
収納させて閉鎖される。
「考案が解決しようとする問題点」 上述した開き窓では、閉鎖時において障子9の
下框9aと開口枠1の下枠1aとの間はアーム
7,7′の回転によつて強く引寄せられるため密
な閉鎖が行なわれるが、障子9と開口枠の上部は
ヒンジ8によつてのみ引寄せられるため、該障子
に室外側の負荷が加わると障子9の上框と開口枠
1の上枠との間に〓間を生じるという問題点があ
る。
このような問題は上述した辷り出し窓に限ら
ず、この開閉装置を使用した外開き窓あるいは内
開き窓においても同様である。
このような問題点を解決する手段としては別に
窓上部に手操作による引寄せ具を備えてもよいが
障子の開閉の度に引寄せ具を操作しなければなら
ず面倒である。
この考案は上記従来の開き窓の問題点に着目し
て、開き障子を閉めた場合に障子の閉止につれて
自動的に引寄せが行われ、障子の開放につれて自
動的に引寄せが解除される引寄せ装置を提供する
ことを目的とするものである。
〔考案の構成〕
「問題点を解決するための手段」 この考案は、前述した従来の開閉装置を利用
し、該開閉装置と連動する引寄せ装置を設けるこ
とにより前述した問題点を解決したものである。
すなわち、この考案は、前述の開閉装置におい
て、開き障子と該開き障子を収納する開口枠とか
らなり、該開き障子の下框の長手方向に沿つて設
けられた案内溝に係合するガイドローラを先端部
に枢着したアームがその根元部に一体に形成され
たギア部を開口枠側に固定された操作部本体内に
配されたハンドルのウオームに噛合させ、該アー
ムがハンドルの回転操作によつてガイドローラを
案内溝に沿つて係合させながら回転することによ
つて該開き障子の開閉を支持するように構成され
た開き窓において、開き障子の竪框には受金が固
定されており、下框の案内溝の側壁部には開き障
子の閉鎖位置においてガイドローラが嵌入する欠
落部が形成されており、開き障子の下框と相対応
する開口枠の下枠上面には、開き障子を閉鎖する
際にガイドローラが案内溝の側壁部の欠落部から
案内溝を外れて見込方向に移動し、ガイドローラ
の欠落部から案内溝を外れる見込方向への移動に
伴つて、ガイドローラを枢着したアームの見込方
向への移動により回転せしめられるベルクランク
が該下枠に固定したピン軸に開き障子の解放方向
にバネによる回転力を加えられて回転可能に枢着
されており、該開口枠の竪枠には直動カム部を有
する掛金が前記竪框の受金に係脱可能に支承され
ており、該ベルクランクと掛金とは該開口枠の内
周に沿う剛な連結杆と該連結杆に連結され、下枠
と竪枠の内周に向つて凸に曲がる可撓性の帯状部
材とによつて連結されていることを特徴とする開
き窓の引寄せ装置。
「作用」 (障子を開放状態から閉鎖する場合) ハンドルの回転操作で障子を開閉位置まで回転
させる。該閉鎖位置において、さらにハンドルを
回転させることにより、該障子を開閉支持するア
ームの先端部上面に枢着され該障子下框に設けた
案内溝に係合したガイドローラが該案内溝の側壁
部の欠落部から案内溝を外れて見込み方向に移動
する。該ガイドローラの見込み方向への移動によ
り、該障子は該障子を収納する開口枠を押圧する
とともに該アームが開口枠の下枠に取付けられた
ベルクランクの一端を押圧し、該ベルクランクを
該ベルクランクに付勢されたバネ力に抗してピン
軸まわりに回転させる。該ベルクランクの回転力
は、該ベルクランクに連結された連結杆および帯
状部材を介して掛金へと伝達し該掛金を竪枠の長
手方向に沿つて移動させ、該掛金の直動カム部を
障子の竪框に固定された受金に係合させて該障子
は開口枠内に引寄せられる。
(障子を閉鎖状態から開放する場合) ハンドルを上記とは逆方向に回転させることに
より、アームに枢着されたガイドローラは案内溝
側壁部の欠落部から脱出して案内溝内に係合し、
該係合により、該アームは障子は開放側に回転さ
せるとともにアームとベルクランクの一端との当
接が解除され、該ベルクランクは該ベルクランク
に付勢されたバネ力によりベルクランクを枢着し
たピン軸まわりでアームに向かう方向に途中まで
追従回転する。該ベルクランクの回転力は、該ベ
ルクランクに連結された連結杆および帯状部材を
介して掛金へと伝達し該掛金を竪枠の長手方向に
沿つて移動させ、該掛金と障子の竪框に固定され
た受金との係合を解除し、該障子は開放される。
「実施例」 以下、図面により、この考案の実施例について
説明する。この実施例は、開き障子の横框と該障
子を収納する開口枠の横枠との間に枢支部を有
し、該枢支部を支点として回転する片開き窓に適
用したもので、第1図は片開き窓の縦断面図、第
2図は第1図のA−A矢視平面図、第3図は第1
図の右側方から見る一部正面図、第4図は引寄せ
装置の組立斜視図である。
片開き障子(以下単に障子という)13の下框
13aの底部室内側には下框13aの長手方向全
長にわたり、案内溝14dを備えたガイドローラ
案内金具14が固定されている。
先端部上面にガイドローラ15を備えたアーム
16が該ガイドローラ15を案内金具14の該案
内溝14dに係合させて配されている。案内溝1
4dの側壁部14aは障子9の閉鎖位置において
ガイドローラ15が案内溝14dより外れて内部
側見込方向に向つて移動可能なように欠落してい
る。このような欠落分として側壁部14aの一部
を切欠いて凹部14bを設け、凹部14bを蔽う
ようにカバー14cがガイドローラ案内金具14
に固定されている。尚、このような欠落部分とし
ては凹部14bに限らずガイドローラ案内金具1
4の案内溝の側壁部14aを障子9の閉止位置に
おけるガイドローラ15の位置において端部とな
るように終らせてもよい。
先端部上面にガイドローラ15を枢着したアー
ム16の根元部は開口枠17の下枠17aに固定
された操作部本体18内に固定された軸19に枢
着されている。
該アーム16の根元部にはギア20が設けられ
ており、該ギア20は該本体18内において該本
体18に枢支されたハンドル21の軸22に設け
られたウオーム23と噛合している。
該障子13の閉鎖位置において、該障子の下框
13aと相対応する開口枠17の下枠17a上面
にはピン軸24を備えたベース25が固定されて
おり、ピン軸24のまわりに回転可能にベルクラ
ンク27が枢着されている。ベルクランク27の
一端にはアーム16の側部に当接する高さを有す
る当てピン26が植設され、当てピン26は障子
13が閉まる際アーム16により押されるように
なつている。当てピン26は当金として作用する
のでピン形状に限られない。ベルクランク27の
他端には板面に垂直で内外部方向に長い長孔27
aが設けてある。
該ベルクランクの長孔27aにはベルクランク
27と後述の掛金とを連結する連結手段の一端と
なるピン28aがその長孔27aに移動自在に嵌
め合わされている。ピン28aは下枠17aの長
手方向に従つて配設された連結杆28に固定され
ている。連結杆28はピン28cを介して連結杆
28dに連結され、連結杆28dは連結具29a
を介して可撓性のある帯状部材29の一端に剛結
されている。
該帯状部材29は例えば鋼帯或は合成樹脂でで
きている。外周側に条溝31aを設けたコーナ案
内31は四分円相当の円弧を含み、両端は水平垂
直部分を有する。コーナ案内31は下枠17aと
竪枠17bとの内隅に当接固定されたコーナ取付
具33の四分円を含む凹面部33aに当接して固
定されている。このようにして構成された条溝3
1aに移動自在に帯状部材29が嵌合しており、
帯状部材29の他端は上にのびて連結具29bを
介して連結杆34の下端に剛結されている。連結
具29a,29bはコーナ取付具33に取付けら
れた下枠17a、竪枠17bの長手方向に夫々平
行なガイド32a,32bに滑合して案内される
ようになつている。
連結杆34は竪枠17bに沿つて配されてい
る。連結杆34の上端の孔は掛金装置36の掛金
としてのロツク金具37の下端に固定したピン3
8に嵌合している。
第5図は掛金装置を示し、第6図のB−B断面
図、第6図は第5図の側面図、第7図は第6図の
C−C断面図である。ロツク金具37は板金製で
中央部断面が溝形をしており、そのウエブはロツ
ク金具37の長手方向両端側へ延出され、下端は
クランク状に折曲され前記ピン38が植設されて
いる。ロツク金具37の上端には引張ばねででき
ている開復帰ばね39の一端が係止されるように
そのウエブは上方に突出して浅く屈曲されてい
る。ロツク金具37は溝形断面の片側フランジ端
に外方へ向うリツプを設けたケース40に滑合し
ている。ケース40の該リツプは取付部40aと
なつており、取付部40aの小ねじ孔を挿通して
小ねじ41cが竪枠17bの内周にねじ込まれて
いる。
従つて、ロツク金具37はケース40と竪枠1
7b内周に囲まれた案内孔内を摺動する。ケース
40の上端はウエブを折曲して端板40cとし端
板40cに溶接したばね掛け41に前記した開復
帰ばね39の上端が係止されている。ロツク金具
37の中央部の溝形断面部の下端の一方のフラン
ジ下端部分はウエブより切離され、その根本より
他方のフランジ下端37aに斜め下向に向つて折
曲して引寄せカム部37bが形成され、更に該引
寄せカム部37bの先端側で他方のフランジ下端
37aを越えて、ケース40のフランジ部下端4
0bに当接可能なストツパ37cとなつている。
このような掛金装置36は従来は例えばダイキ
ヤスト製品であつたが強度を充分に持たせるのが
困難であり、機械加工を行わないと精度良好なも
のが出来なかつたのであるが、上記のようにロツ
ク金具37の一方のフランジ下端を他方のフラン
ジ下端に向けて斜め方向に向きに折曲してカム部
37bを形成すると共にカム部37bより先端側
を他方のフランジ下端37aを越えて、ケース4
0の下端と当接可能なストツパ部37cを形成し
たので、構成簡単で鉄材を用いた板金製の故、強
度が充分あり、製作容易で安価である。
ロツク金具37と相対応する障子13の竪框1
3b上の位置には受金としてのロツクピン43が
固定されており、該ロツクピン43には該ロツク
金具37のカム部37bが係合する。
前述したベルクランク27にばね力を付勢する
のは連結されているベルクランク27、連結具2
9a,29bであつてもよく、帯状部材29の両
端側に備えることにより帯状部材29の移動時の
抵抗を軽減するようにしてもよい。
障子13の閉鎖位置において、開口枠17の該
障子13と当接する周縁部および開口枠17の該
障子13と当接する側面部にはゴムシール42が
装着されている。
次に上述した構成からなる引寄せ装置の作用に
ついて述べる。
障子13の開放状態においてはロツク金具37
は開復帰ばね39により引き上げられており、連
結杆34は上昇した位置に、連結杆28,28d
はベルクランク27から遠ざかつた位置にあり、
ベルクランク27はピン軸24を中心にして第2
図、第4図において時計回りの位置にあり、これ
らの限度位置はロツク金具37のストツパ部37
cがケース40の下端に当ることにより定まつて
いる。
障子13の開放位置において、開口枠17の下
枠17aに固定された操作部本体18に枢支され
たハンドル21を閉鎖方向に回転させることによ
り、該ハンドル21の軸22に設けられたウオー
ム23は回転し、該ウオーム23と噛合するギア
20を根元部に備えたアーム16は先端部のロー
ラ15を障子13の下框13aに設けられた案内
溝14dに係合させながら回転し、該障子13を
閉鎖方向に回転させる。
閉鎖位置において、アーム16は下枠17a上
のベース25にピン軸24により枢着されたベル
クランク27の一端に固定した当てピン26に当
接する。
この状態で、さらにハンドル21を閉鎖方向に
回転することにより、アーム16はガイドローラ
15をガイドローラ案内金具14に係合して移動
させながら回転し、アーム16の先端部上面に枢
着されたガイドローラ15は第8図aから第8図
bに示すように案内溝14dの側壁部14aに形
成された凹部14bに嵌入する。凹部14bはカ
バー14cにより蔽われている。
該ガイドローラ15の凹部14bへの嵌入によ
り、開口枠17の周縁部および開口枠17の側面
部に装着されたゴムシール42は障子13によつ
て押圧されてはいるがアーム16は前記ベルクラ
ンク27に設けた当てピン26との当接を強めて
該ベルクランク27を第2図、第4図においてピ
ン軸24まわりの反時計方向に回転させる。
該ベルクランク27の回転により、連結杆28
端のピン28aはベルクランクの長孔27aに対
して移動し乍ら掛金装置36を設けた竪枠17b
から遠ざかる方向に移動させられ、連結杆28,
28dは第3図において左方向に移動し、ガイド
32aにより水平方向に案内されている連結具2
9aを介して帯状部材29を引張る。
帯状部材29はコーナ案内31の条溝31a中
を移動し、その上端はガイド32bにより垂直方
向に案内される連結具29bを介して連結杆34
の下端を下方に引く、連結杆34は下方に移動
し、その上端部はピン38を介して開復帰ばね3
9の引張力に抗してロツク金具37を下方に移動
する。ロツク金具37はケース40に上下方向移
動可能に規正されてそのカム部37bはロツクピ
ン43の周部外部側から係合して内部側へロツク
ピン43を引寄せる。これにより該障子13の引
寄せが行なわれる。
障子13を閉鎖状態から開放する場合、ハンド
ル21を上記とは逆方向に回転させることにより
行なわれる。
すなわち、ハンドル21の回転により、アーム
16に枢着されたガイドローラ15は第8図bか
ら第8図aに示すように案内溝14dの側壁部1
4aに形成された凹部14bから脱出する。
該ガイドローラ15の凹部14bからの脱出に
より、該ガイドローラ15を枢着したアーム16
は該ガイドローラ15を前記案内溝14dに係合
させながら開放側に回転する。同時に開復帰ばね
39はロツク金具37、連結杆34を引上げ、連
結具29bを介して帯状部材29は連結杆34に
引かれてコーナ案内31の条溝31a中を移動
し、帯状部材29は連結具29aを介して連結杆
28d,28を引き、連結杆28に固定したピン
28aはベルクランクの長孔27aに対して移動
し、ベルクランク27の一端を引き、ベルクラン
ク27をピン軸24回りに第2図、第4図におい
て時計方向に回転させ、当てピン26はアーム1
6に暫時追従し、ついで当てピン26はロツク金
具37に設けたストツパ部37cがケース40の
下端に当接することにより定まるベルクランク2
7の時計回りの回動限度位置にてアーム16と離
れる。このような連結杆34からベルクランク2
7までの連動運動により連結杆34が引上げられ
る際連結杆34にピン38を介して連結したロツ
ク金具37は引上げられると該ロツク金具37の
カム部37bと障子竪框13bに固定されたロツ
クピン41との係合を解除し、該障子13の引寄
せ状態は解除される。
〔考案の効果〕
この考案の引寄せ装置は、その引寄せおよび解
除が障子開閉装置の開閉操作に連動して行なわれ
るため、別途手操作による引寄せ具を必要とせ
ず、操作の繁雑さを取り除くことができる。
また、引寄せ装置により障子は開口枠内に密に
収納されるため、閉鎖状態において該障子の開放
側に負荷が加わつても該障子と開口枠との間に〓
間を生じることはない。
開口枠の下枠の位置で先ず引寄せが行われ、こ
の引寄せが終了後に開口枠の上部で引寄せが行わ
れるために引寄せ力が分散され、操作に無理がな
く均一に引寄せが行われる。
連結手段により、掛金、受金の引寄せ具とベル
クランクを離隔してあるので引寄せ具に対して駆
動側を適当な場所に取付け得る。
連結手段が連結杆と帯状部材を備えているので
開口枠と障子との間の狭小な空間に設けるのも無
理がなく、下枠と竪枠との内隅において開口枠の
長手方向に沿つて運動が円滑に伝えられる。掛金
装置は掛金を縦枠に沿つて運動するようにしたの
で障子閉止装置の竪框の内外部方向の寸法内に納
められ、納まりがよい。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例の側面図、第2図は
第1図のA−A矢視平面図、第3図は第2図の一
部正面図、第4図は組立斜視図、第5図は掛金装
置を示し第6図のB−B断面図、第6図は第5図
の側面図、第7図は第6図のC−C断面図、第8
図a、第8図bは作用を説明するための平面図、
第9図は従来例の斜視図、第10図は第9図の開
閉装置の平面図、第11図は第9図の下枠の一部
斜視図、第12図は第9図の障子の下框の説明用
の平面図である。 1……開口枠、1a……下枠、1b……竪枠、
2……操作部本体、3……ハンドル、4……軸、
5……ウオーム、6,6′……ギア、7,7′……
アーム、8……ヒンジ、9……障子、9a……下
框、10……レール、10a……案内溝、11,
11′……ローラ、12……枠体、12a……溝、
13……片開き障子、13a……下框、13b…
…竪框、14……ガイドローラ案内金具、14a
……側壁部、14b……凹部、14c……カバ
ー、14d……案内溝、15……ガイドローラ、
16……アーム、17……開口枠、17a……下
枠、17b……竪枠、18……操作部本体、19
……軸、20……ギア、21……ハンドル、22
……軸、23……ウオーム、24……ピン軸、2
5……ベース、26……当てピン、27……ベル
クランク、27a……長孔、28……連結杆、2
8a……ピン、29……帯状部材、29a,29
b……連結具、31……コーナ案内、31a……
条溝、32a,32b……ガイド、33……コー
ナ取付具、33a……凹面部、34……連結杆、
36……掛金装置、37……ロツク金具、37a
……フランジ下端、37b……引寄せカム部、3
7c……ストツパ部、38……ピン、39……開
復帰ばね、40……ケース、40a……取付部、
40b……フランジ部下端、40c……端板、4
1……ばね掛け、41c……小ねじ、42……ゴ
ムシール、43……ロツクピン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 開き障子と該開き障子を収納する開口枠とから
    なり、該開き障子の下框の長手方向に沿つて設け
    られた案内溝に係合するガイドローラを先端部に
    枢着したアームがその根元部に一体に形成された
    ギア部を開口枠側に固定された操作部本体内に配
    されたハンドルのウオームに噛合させ、該アーム
    がハンドルの回転操作によつてガイドローラを案
    内溝に沿つて係合させながら回転することによつ
    て該開き障子の開閉を支持するように構成された
    開き窓において、開き障子の竪框には受金が固定
    されており、下框の案内溝の側壁部には開き障子
    の閉鎖位置においてガイドローラが嵌入する欠落
    部が形成されており、開き障子の下框と相対応す
    る開口枠の下枠上面には、開き障子を閉鎖する際
    にガイドローラが案内溝の側壁部の欠落部から案
    内溝を外れて見込方向に移動し、ガイドローラの
    欠落部から案内溝を外れる見込方向への移動に伴
    つて、ガイドローラを枢着したアームの見込方向
    への移動により回転せしめられるベルクランクが
    該下枠に固定したピン軸に開き障子の解放方向に
    バネによる回転力を加えられて回転可能に枢着さ
    れており、該開口枠の竪枠には直動カム部を有す
    る掛金が前記竪框の受金に係脱可能に支承されて
    おり、該ベルクランクと掛金とは該開口枠の内周
    に沿う剛な連結杆と該連結杆に連結され、下枠と
    竪枠の内周に向つて凸に曲がる可撓性の帯状部材
    とによつて連結されていることを特徴とする開き
    窓の引寄せ装置。
JP6022187U 1987-04-21 1987-04-21 Expired - Lifetime JPH0515017Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6022187U JPH0515017Y2 (ja) 1987-04-21 1987-04-21

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6022187U JPH0515017Y2 (ja) 1987-04-21 1987-04-21

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63167572U JPS63167572U (ja) 1988-11-01
JPH0515017Y2 true JPH0515017Y2 (ja) 1993-04-21

Family

ID=30892441

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6022187U Expired - Lifetime JPH0515017Y2 (ja) 1987-04-21 1987-04-21

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0515017Y2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007056470A (ja) * 2005-08-22 2007-03-08 Asahi Glass Co Ltd 窓構造
JP2016188495A (ja) * 2015-03-30 2016-11-04 三協立山株式会社 辷り出し窓用開閉装置及び辷り出し窓

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63167572U (ja) 1988-11-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
AU639631B2 (en) A window operator and hinge structure
US4266371A (en) Operator for a casement-type window
US5289656A (en) Geared casement window hinges
MXPA04002676A (es) Combinacion plegable de manija de manivela y fijador.
JPH0515017Y2 (ja)
KR200479683Y1 (ko) 초기 개폐 기능을 갖는 미닫이문용 잠금장치
JPH057393Y2 (ja)
JP3597727B2 (ja)
JPH0645029Y2 (ja) 開き窓の引き寄せ装置
JPH0427979Y2 (ja)
JPH024225Y2 (ja)
JP3168532B2 (ja) 引き戸開閉用ダンパー
JP3815971B2 (ja) 平行突き出し窓
JP2525630Y2 (ja) 縦軸開き窓
JPS6019889Y2 (ja) 引戸の障子引寄せ装置
JPH033037B2 (ja)
JPS6214306Y2 (ja)
JPH0542230Y2 (ja)
JP2524879Y2 (ja) フラット型引戸
JP2847256B2 (ja) 電動開閉装置
JPH051589Y2 (ja)
JPS5910286Y2 (ja) 障子の施錠引寄せ装置
JPH0334468Y2 (ja)
JPH0425375Y2 (ja)
JPH084554Y2 (ja) 窓障子用控え装置