JPH0514879A - 静止画伝送システム - Google Patents

静止画伝送システム

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JPH0514879A
JPH0514879A JP3157125A JP15712591A JPH0514879A JP H0514879 A JPH0514879 A JP H0514879A JP 3157125 A JP3157125 A JP 3157125A JP 15712591 A JP15712591 A JP 15712591A JP H0514879 A JPH0514879 A JP H0514879A
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JP
Japan
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still image
transmission device
file
file name
magneto
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Application number
JP3157125A
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English (en)
Inventor
Tetsuya Yamamoto
哲也 山本
Tomonori Tawara
知典 田原
Hideki Koyanagi
秀樹 小柳
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】別の静止画伝送装置のファイル装置に記憶され
ている静止画ファイルを順次連続して受信する。 【構成】 静止画伝送装置の間で伝送される静止画ファ
イル名のうちから特定のファイル名を指定すると、指定
されたファイル名の静止画ファイルが順次送信される。
例えば、ポータブル型静止画伝送装置1と据置型静止画
伝送装置2とを電話回線5を介して接続する。伝送装置
1の操作パネル面の機能キー13を使用して伝送装置2
にファイル名要求を送信すると、光磁気ディスクを検索
して伝送装置2よりファイル名データが送信されてく
る。数字キー14、機能キー13を使用して取得したフ
ァイル名より複数のファイル名を指定すると、伝送装置
1より伝送装置2に指定したファイル名に対応する静止
画ファイルが順次要求される。伝送装置2は光磁気ディ
スクを検索し、指定したファイル名の静止画ファイルを
伝送装置1に順次送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は静止画伝送システムに
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、静止画伝送装置間で静止画像デー
タの伝送を行なう静止画伝送システムが提案されてい
る。静止画伝送装置にはポータブル型と据置型とがあ
る。据置型の静止画伝送装置には光磁気ディスク装置等
のファイル装置が接続される。例えば、ポータブル型静
止画伝送装置より電話回線を介して据置型静止画伝送装
置に静止画像データが伝送される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のポータ
ブル型静止画伝送装置は据置型静止画伝送装置と通信す
ることができず、例えば光磁気ディスクに記録されてい
る静止画ファイルを電話回線を介して受信することも不
可能であった。
【0004】一方、据置型静止画伝送装置間では、付属
のキーボードでファイル名をタイプインすることによっ
て希望の静止画ファイルを受信することは可能であった
が、希望の静止画ファイルを順次連続して受信すること
は不可能であった。つまり、静止画ファイルのファイル
名をキーボードから入力して1ファイルずつ受信する必
要があった。これはタイプインによるファイル名入力お
よび1ファイルずつの受信操作指示を要するため、煩雑
さと時間浪費を伴っていた。
【0005】そこで、この発明では、一方の静止画伝送
装置でもって他方の静止画伝送装置側のファイル装置に
記憶されている静止画ファイルのうち所望の静止画ファ
イルを順次連続して受信できる静止画伝送システムを提
供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、第1の静止
画伝送装置と第2の静止画伝送装置との間で静止画像デ
ータを伝送するようになされた静止画伝送システムにお
いて、第2の静止画伝送装置はそれぞれファイル名が付
された複数の静止画ファイルを記憶するファイル装置を
備え、第1の静止画伝送装置は、取得したファイル名の
うち所望のファイル名を指定するファイル名指定手段
と、第2の静止画伝送装置を介してファイル装置より指
定されたファイル名に対応する全ての静止画ファイルを
順次読み出す制御手段とを備えるものである。
【0007】
【作用】第1の静止画伝送装置はファイル名指定手段で
指定されたファイル名に対応する静止画ファイルの要求
を第2の静止画伝送装置に順次送信する。そのため、第
1の静止画伝送装置には第2の静止画伝送装置より指定
されたファイル名に対応する静止画ファイルが順次送信
されてくる。
【0008】
【実施例】以下、図面を参照しながら、この発明の一実
施例について説明する。
【0009】図1は、本例の静止画伝送システムの構成
を示すものである。同図において、1はポータブル型静
止画伝送装置(SFU)である。図2は、伝送装置1の
操作パネル面を示すものであり、11は電源スイッチ、
12は液晶表示器、13は機能キー、14は数字キーで
ある。
【0010】図1に戻って、2は据置型静止画伝送装置
(DIH)である。3は伝送装置2に接続されるキーボ
ード、4は伝送装置2に接続されるファイル装置として
の光磁気ディスク装置である。
【0011】伝送装置1と伝送装置2とはアナログ電話
回線5を介して接続され、伝送装置1および伝送装置2
との間における静止画像データの伝送あるいは通信が行
なわれる。
【0012】図3は静止画伝送システムのブロック構成
を示しており、図1と対応する部分には同一符号を付し
ている。同図において、伝送装置1にはビデオ信号の入
力装置としてビデオデッキ1a、ビデオカメラ1bが接
続され、その出力装置としてモニター1cが接続されて
いる。また、伝送装置2にはビデオ信号の入力装置とし
てビデオデッキ2a、ビデオカメラ2bが接続され、そ
の出力装置としてモニター2cが接続されている。
【0013】ポータブル型静止画伝送装置1は、図4に
示すように構成される。同図において、CPU101に
はシステムバス102が接続される。このシステムバス
102にはデコード(データ伸長処理)やエンコード
(データ圧縮処理)の処理プログラム等が格納されたシ
ステムROM103、データ処理に使用されるワークR
AM104、日時のデータを出力するリアルタイムクロ
ック105が接続される。
【0014】また、システムバス102にはバッファR
AM106を介してディジタルシグナルプロセッサ(D
SP)107が接続される。DSP107では、静止画
像データのエンコード(データ圧縮処理)およびデコー
ド(データ伸長処理)が行なわれる。
【0015】また、システムバス102にはフレームメ
モリ108が接続される。フレームメモリ108には、
ビデオデッキ1aやビデオカメラ1b等(図3に図示)
からのビデオ信号がA/D変換器109でディジタル信
号に変換されて静止画像データとして供給される。一
方、フレームメモリ108より読み出される静止画像デ
ータはD/A変換器110でアナログ信号に変換されて
モニター1c(図3に図示)に供給される。
【0016】また、システムバス102は内部モデム1
11を介してアナログ電話回線5に接続される。この内
部モデム111を使用して伝送装置2との間で静止画像
データの伝送および通信が行なわれる。なお、伝送装置
1はディジタル回線(ISDN回線)には接続すること
ができない。
【0017】また、システムバス102にはバックアッ
プRAM112が接続される。このバックアップRAM
112にはパワーオフ時に設定パラメータが保存され、
パワーオン時にその設定パラメータでもってシステムが
イニシャライズされる。
【0018】また、システムバス102には表示器イン
ターフェース113を介して液晶表示器12(図2に図
示)が接続される。この表示器12には、ファイル名の
表示や、機能キー13に対応した機能表示等が行なわれ
る。
【0019】また、システムバス102にはキースイッ
チインターフェース114を介して機能キー13や数字
キー14(図2に図示)を含むキースイッチ115が接
続される。
【0020】一方、据置型静止画伝送装置2は、図5に
示すように構成される。同図において、201は、光磁
気ディスク装置4に対する書き込み、読み出しの制御、
伝送装置1に対する静止画像データの伝送および通信の
制御、エンコードあるいはデコード処理部に対する静止
画像データの伝送の制御等を行なうCPUである。
【0021】CPU201にはシステムバス202が接
続される。このシステムバス202には処理プログラム
等が格納されるシステムROM(EPROM)203、
データ処理に使用されるワークRAM204、日時のデ
ータを出力するリアルタイムクロック206が接続され
る。
【0022】また、システムバス202にはバックアッ
プRAM205が接続される。このバックアップRAM
205にはパワーオフ時に設定パラメータが保存され、
パワーオン時にその設定パラメータでもってシステムが
イニシャライズされる。
【0023】また、システムバス202にはシリアルコ
ントローラ207が接続される。キーボード3(図1に
図示)はコントローラ207を介してシステムバス20
2に接続される。
【0024】また、システムバス202にはSCSIコ
ントローラ208が接続される。光磁気ディスク装置4
はコントローラ208を介してシステムバス202に接
続される。
【0025】また、システムバス202には制御チャネ
ル用のLAPDコントローラ209およびデータチャネ
ル用のLAPBコントローラ210が接続される。シス
テムバス202をディジタル回線(ISDN回線)と接
続するときは、これらコントローラ209、210を介
して接続されることになる。上述したように伝送装置1
とはディジタル回線をもって接続できないが、伝送装置
2と同種の他の伝送装置との接続は可能である。
【0026】また、システムバス202は内部モデムイ
ンターフェース211および内部モデム212を介して
アナログ電話回線5に接続される。この内部モデム21
2を使用して伝送装置1との間で静止画像データの伝送
および通信が行なわれる。
【0027】また、システムバス202にはDTMFエ
ンコーダ/デコーダ213が接続される。
【0028】221は、静止画像データ(自然画デー
タ)のエンコード(データ圧縮処理)やデコード(デー
タ伸長処理)、文字や手書きデータのデコード処理やエ
ンコード処理等を制御するCPUである。
【0029】CPU221にはシステムバス222が接
続される。このシステムバス222には処理プログラム
等が格納されるシステムROM(EPROM)223、
データ処理に使用されるワークRAM224、第1水準
の漢字ROM225、第2水準の漢字ROM226が接
続される。
【0030】また、システムバス222にはDSP基板
インターフェース227を介してディジタルシグナルプ
ロセッサ(DSP)228が接続される。DSP228
では、静止画像データのエンコード(データ圧縮処理)
およびデコード(データ伸長処理)が行なわれる。
【0031】また、システムバス222にはフレームメ
モリ229が接続される。フレームメモリ229には、
ビデオデッキ2aやビデオカメラ2b等(図3に図示)
からのビデオ信号がA/D変換器230でディジタル信
号に変換されて静止画像データとして供給される。一
方、フレームメモリ229より読み出される静止画像デ
ータはD/A変換器231でアナログ信号に変換されて
モニター2c(図3に図示)に供給される。なお、DS
P228はフレームメモリ229にも直接接続される。
【0032】また、システムバス202と222との間
には共有RAM241および双方向FIFO242が接
続される。共有RAM241にはデコード処理やエンコ
ード処理等を指示するデータがその都度格納される。ま
た、双方向FIFO242を使用してシステムバス20
2と222の間における静止画像データの伝送が行なわ
れる。
【0033】以上の構成において、伝送装置1のフレー
ムメモリ108に書き込まれている静止画像データを伝
送装置2に送信する場合について説明する。
【0034】フレームメモリ108に書き込まれている
静止画像データはDSP107でエンコード(データ圧
縮処理)された後内部モデム111を介して電話回線5
に供給され、この電話回線5より伝送装置2の内部モデ
ム212に供給される。
【0035】内部モデム212からの静止画像データは
内部モデムインターフェース211、システムバス20
2を介して一旦ワークRAM204に格納される。そし
て、ワークRAM204からの静止画像データは、シス
テムバス202、双方向FIFO242、システムバス
222およびDSP基板インターフェース227を介し
てDSP228に供給されてデコード(データ伸長処
理)される。DSP228でデコードされた静止画像デ
ータはフレームメモリ229に書き込まれ、これによる
画像がモニター2cに表示される。
【0036】また、ワークRAM204からの静止画像
データは、システムバス202、SCSIコントローラ
208を介して光磁気ディスク装置4に供給され、必要
に応じて光磁気ディスク(MOディスク)に記録保存さ
れる。
【0037】次に、伝送装置2のフレームメモリ229
に書き込まれている静止画像データを伝送装置1に送信
する場合について説明する。
【0038】フレームメモリ229に書き込まれている
静止画像データはDSP228でエンコード(データ圧
縮処理)された後システムバス222、双方向FIFO
242、システムバス202、内部モデムインターフェ
ース211および内部モデム212を介して電話回線5
に供給され、この電話回線5より伝送装置1の内部モデ
ム111に供給される。
【0039】内部モデム111からの静止画像データは
システムバス102を介して一旦ワークRAM104に
格納される。そして、ワークRAM104からの静止画
像データはシステムバス102、バッファRAM106
を介してDSP107に供給されてデコード(データ伸
長処理)される。DSP107でデコードされた静止画
像データはフレームメモリ108に書き込まれ、これに
よる画像がモニター1cに表示される。
【0040】次に、光磁気ディスク装置4の光磁気ディ
スクに記録されている静止画像データを伝送装置1に送
信する場合について説明する。
【0041】光磁気ディスク装置4で光磁気ディスクに
書き込まれている静止画像データが読み出され、この静
止画像データはSCSIコントローラ208、システム
バス202、内部モデムインターフェース211および
内部モデム212を介して電話回線5に供給され、この
電話回線5より伝送装置1の内部モデム111に供給さ
れる。以下は、伝送装置2のフレームメモリ229に書
き込まれている静止画像データを伝送装置1に送信する
場合と同様である。
【0042】次に、伝送装置2のフレームメモリ229
に書き込まれている静止画像データを光磁気ディスクに
記録保存する場合について説明する。
【0043】フレームメモリ229に書き込まれている
静止画像データはDSP228でエンコード(データ圧
縮処理)された後システムバス222、双方向FIFO
242、システムバス202およびSCSIコントロー
ラ208を介して光磁気ディスク装置4に供給されて光
磁気ディスクに記録保存される。
【0044】さらに、光磁気ディスク装置4の光磁気デ
ィスクに記録されている静止画像データによる画像をモ
ニター2cに表示する場合について説明する。
【0045】光磁気ディスク装置4で光磁気ディスクに
記録されている静止画像データが読み出され、この静止
画像データはSCSIコントローラ208、システムバ
ス202、双方向FIFO242、システムバス222
およびDSP基板インターフェース227を介してDS
P228に供給されてデコード(データ伸長処理)され
る。DSP228でデコードされた静止画像データはフ
レームメモリ229に書き込まれ、これによる画像がモ
ニター2cに表示される。
【0046】また、本例においては、伝送装置1より電
話回線5を介して伝送装置2に、光磁気ディスク装置4
内の光磁気ディスクに記録されている静止画ファイルの
ファイル名を要求することができる。
【0047】図6は、ファイル名を要求する際の伝送装
置1側の動作を示すものである。
【0048】まず、数字キー14(図2参照)を使用し
て伝送装置2に回線を接続する(ステップ151)。
【0049】次に、機能キー13を使用してファイル名
を要求する(ステップ152)。この場合、機能キー1
3の右端のキー(表示器12の「↓」の表示に対応)を
順次押圧して表示器12に「DIR」が表示されるよう
にする(図9に表示例を図示)。そして、機能キー13
の「DIR」に対応するキーを押圧することで、伝送装
置1のCPU101よりシステムバス102、内部モデ
ム111を介してファイル名要求を伝送装置2に送信す
る。
【0050】次に、OKメッセージあるいはエラーメッ
セージのいずれを受信したか判断する(ステップ15
3)。OKメッセージを受信したときは、ファイル名デ
ータを受信したか判断する(ステップ154)。
【0051】ステップ154でファイル名データを受信
したときは、ファイル名データをワークRAM104に
格納する(ステップ155)。そして、表示器12にフ
ァイル名を表示する(ステップ156)。この場合、表
示器12には、例えば最初の1個のファイル名のみ表示
される(図10に表示例を図示)。
【0052】なお、数字キー14を操作することで他の
ファイル名を表示させることができる。「5」を押圧す
るときは、通し番号が1つ後退してそのファイル名が表
示される。「8」を押圧するときは、通し番号が1つ前
進してそのファイル名が表示される。「2」を押圧する
ときは、通し番号が連続して後退してそのファイル名も
連動して表示される。「0」を押圧するときは、通し番
号が連続して前進してそのファイル名も連動して表示さ
れる。
【0053】ステップ153でエラーメッセージを受信
したときは、表示器12にエラーメッセージを表示する
(ステップ157)。
【0054】図7は、伝送装置1がファイル名を要求す
る際の伝送装置2側の動作を示すものである。
【0055】まず、伝送装置1からファイル名要求があ
るか判断する(ステップ251)。ファイル名要求があ
るときは、光磁気ディスク装置4に光磁気ディスク(M
Oディスク)が有るか判断する(ステップ252)。な
お、光磁気ディスク装置4が接続されていないときは、
光磁気ディスクがないと判断する。
【0056】光磁気ディスクが有るときは、CPU20
1よりシステムバス202、内部モデムインターフェー
ス211、内部モデム212を介してOKメッセージを
伝送装置1に送信する(ステップ253)。
【0057】次に、CPU201の制御によって光磁気
ディスクを検索する(ステップ254)。この場合、光
磁気ディスクの「ディレクトリエントリー」の領域を検
索することになる(図8に光磁気ディスクの記録内容を
図示)。この領域には、光磁気ディスクに静止画像デー
タがファイルされるとき、そのファイル名データが記録
保存される。
【0058】このファイル名データを光磁気ディスクよ
り読み出し、SCSIコントローラ208、システムバ
ス202、内部モデムインターフェース211、内部モ
デム212を介して伝送装置1に送信する(ステップ2
55)。なお、静止画ファイルがないときは、ファイル
名データの代りにファイルなしのデータが送信される。
このとき、伝送装置1の表示器12には何も表示されな
くなる。
【0059】ステップ252で光磁気ディスクがないと
きは、CPU201よりシステムバス202、内部モデ
ムインターフェース211、内部モデム212を介して
伝送装置1にエラーメッセージを送信する(ステップ2
56)。
【0060】また、本例の伝送装置1では、上述したよ
うにファイル名を受信した後は、以下のようにして所望
ファイル名の静止画ファイルを受信することができる。
【0061】図11は、静止画ファイルを要求する際の
伝送装置1側の動作を示すものである。
【0062】まず、上述したように数字キー14(図2
参照)のうち「5」、「8」、「2」、「0」を使用し
て所望のファイル名を選択して表示器12に表示する
(ステップ161)。
【0063】次に、機能キー13を使用して静止画ファ
イルを要求する(ステップ162)。この場合、機能キ
ー13の右端のキーを順次押圧して表示器12に「GE
T」が表示されるようにする(図10に表示例を図
示)。なお、ファイル名要求をしてファイル名データが
受信された直後は、表示器12に「GET」が自動的に
表示される状態となる。
【0064】この状態でユーザーが機能キー13の「G
ET」に対応するキーを押圧することで、伝送装置1の
CPU101よりシステムバス102、内部モデム11
1を介して静止画ファイル要求が伝送装置2に送信され
る。この静止画ファイル要求は、表示器12に表示され
たファイル名の静止画ファイル(指定静止画ファイル)
に関するものである。
【0065】次に、OKメッセージあるいはエラーメッ
セージのいずれを受信したか判断する(ステップ16
3)。OKメッセージを受信したときは、静止画像デー
タを受信したか判断する(ステップ164)。
【0066】ステップ164で静止画像データを受信し
たときは、静止画像データをワークRAM104に格納
する(ステップ165)。そして、静止画像データをD
SP107でデコード(データ伸長処理)した後フレー
ムメモリ108に書き込み、モニター1cに指定静止画
ファイルによる静止画像を表示する(ステップ16
6)。
【0067】ステップ163でエラーメッセージを受信
したときは、表示器12にエラーメッセージを表示する
(ステップ167)。
【0068】図12は、伝送装置1が静止画ファイルを
要求する際の伝送装置2側の動作を示すものである。
【0069】まず、伝送装置1から静止画ファイル要求
があるか判断する(ステップ261)。静止画ファイル
要求があるときは、光磁気ディスク装置4に光磁気ディ
スク(MOディスク)が有るか判断する(ステップ26
2)。なお、光磁気ディスク装置4が接続されていない
ときは、光磁気ディスクがないと判断する。
【0070】光磁気ディスクが有るときは、CPU20
1の制御によって光磁気ディスクを検索する(ステップ
263)。この場合、光磁気ディスクの「ディレクトリ
エントリー」の領域を検索することになる(図8に光磁
気ディスクの記録内容を図示)。
【0071】次に、光磁気ディスクに指定静止画ファイ
ルが有るか判断する(ステップ264)。上述したよう
に光磁気ディスクを検索した結果、指定静止画ファイル
が有るときは、CPU201よりシステムバス202、
内部モデムインターフェース211、内部モデム212
を介してOKメッセージを伝送装置1に送信する(ステ
ップ265)。
【0072】次に、光磁気ディスクの「FAT」領域
(図8に図示)を参照して指定静止画ファイルを検索す
る(ステップ266)。そして、光磁気ディスクより読
み出される指定静止画ファイルの静止画像データをSC
SIコントローラ208、システムバス202、内部モ
デムインターフェース211、内部モデム212を介し
て伝送装置1に送信する(ステップ267)。
【0073】また、ステップ262で光磁気ディスクが
ないとき、あるいはステップ264で指定静止画ファイ
ルがないときは、CPU201よりシステムバス20
2、内部モデムインターフェース211、内部モデム2
12を介してエラーメッセージを伝送装置1に送信する
(ステップ268)。
【0074】図13は、ファイル名要求時、静止画ファ
イル要求時における伝送装置1と伝送装置2との間の信
号シーケンスを示している。伝送装置1より伝送装置2
にファイル名要求を送信すると、伝送装置2より伝送装
置1にファイル名データまたはエラーメッセージが送信
される。そして、表示器12にファイル名またはエラー
メッセージが表示される。
【0075】また、伝送装置1でファイル名を選択した
後伝送装置2に静止画ファイル要求を送信すると、伝送
装置2より伝送装置1に静止画像データまたはエラーメ
ッセージが送信される。そして、静止画像データがデコ
ードされてモニター1cに静止画像が表示され、または
表示器12にエラーメッセージが表示される。
【0076】また、本例の伝送装置1では、上述したよ
うにファイル名を受信した後は、以下の操作によって全
てのファイル名の静止画ファイルを順次連続して受信す
ることができる。
【0077】図14は、全静止画ファイルを要求する際
の伝送装置1側の動作を示すものである。
【0078】まず、上述したように数字キー14(図2
参照)のうち「5」、「8」、「2」、「0」を使用し
て、表示器12に全ての静止画ファイルを受信するメニ
ュー画面を表示する(ステップ170)。図15には、
表示器12の表示例を示している。
【0079】次に、機能キー13を使用して連続順次受
信の機能選択を指示する(ステップ171)。この場
合、機能キー13の右端のキーを順次押圧して表示器1
2に「GET」が表示されるようにする(図15参
照)。そして、この状態で機能キー13の「GET」に
対応するキーを押圧する。
【0080】このようにして連続順次受信の機能選択が
指示されると、まず最初のファイル名を設定する(ステ
ップ172)。そして、伝送装置1のCPU101より
システムバス102、内部モデム111を介して設定さ
れたファイル名に対応する静止画ファイル要求を伝送装
置2に送信する(ステップ173)。
【0081】次に、OKメッセージあるいはエラーメッ
セージのいずれを受信したか判断する(ステップ17
4)。OKメッセージを受信したときは、静止画像デー
タを受信したか判断する(ステップ175)。
【0082】ステップ175で静止画像データを受信し
たときは、静止画像データをワークRAM104に格納
する(ステップ176)。そして、静止画像データをD
SP107でデコード(データ伸長処理)した後フレー
ムメモリ108に書き込み、モニター1cに受信した静
止画ファイルによる静止画像を表示する(ステップ17
7)。
【0083】次に、受信したファイル名に対応する全て
の静止画ファイルを受信したか判断する(ステップ17
8)。全ての静止画ファイルを受信していないときは、
次のファイル名を設定して(ステップ179)、ステッ
プ173に戻る。全ての静止画ファイルを受信したとき
は、静止画ファイルの受信動作を終了する。
【0084】ステップ174でエラーメッセージを受信
したときは、表示器12にエラーメッセージを表示して
(ステップ180)、静止画ファイルの受信動作を終了
する。
【0085】なお、伝送装置1が全静止画ファイルを要
求する際の伝送装置2側の動作は、図12に示したもの
と同様であるので説明は省略する。
【0086】図16は、全静止画ファイル要求時におけ
る伝送装置1と伝送装置2との間の信号シーケンスを示
している。伝送装置1で受信したファイル名に対応した
全静止画ファイルの連続受信を指示すると、最初のファ
イル名が設定された後伝送装置1より伝送装置2に静止
画ファイル要求が送信され、それに対応する静止画像デ
ータまたはエラーメッセージが伝送装置2より伝送装置
1に送信される。
【0087】以下、最後のファイル名までファイル名が
順次自動的に設定されて伝送装置1より伝送装置2に静
止画ファイル要求が送信され、それに対応する静止画像
データまたはエラーメッセージが伝送装置2より伝送装
置1に送信される。
【0088】さらに、本例の伝送装置1では、上述した
ようにファイル名を受信した後は、以下の操作によって
指定した複数のファイル名の静止画ファイルを順次連続
して受信することができる。
【0089】図17は、指定した全静止画ファイルを要
求する際の伝送装置1側の動作を示すものである。
【0090】まず、上述したように数字キー14(図2
参照)のうち「5」、「8」、「2」、「0」を使用し
て表示器12に受信を希望する静止画ファイルのファイ
ル名を表示する。そして、機能キー13を使用してその
ファイル名を指定する(ステップ182)。この場合、
機能キー13の右端のキーを順次押圧して表示器12に
「MARK」が表示されるようにし(図18Aに表示例
を図示)、この状態で機能キー13の「MARK」に対
応するキーを押圧する。図18Bは「MARK」に対応
するキーを押圧してファイル名を指定した後の表示器1
2の表示例であり、“FILE”部分が“MARK”に
変化する。なお、このようにファイル名を指定した状態
で、再度「MARK」に対応するキーを押圧してファイ
ル名の指定を解除できる(図18A参照)。以下、同様
の操作をして複数のファイル名を指定することができ
る。
【0091】次に、機能キー13を使用して連続順次受
信の機能選択を指示する(ステップ183)。この場
合、機能キー13の右端のキーを順次押圧して表示器1
2に「GET」が表示されるようにする(図15参
照)。そして、“MARK”が付されたファイル名のい
ずれかを表示器12に表示した状態で機能キー13の
「GET」に対応するキーを押圧する。なお、“MAR
K”が付されておらず、“FILE”が付されたファイ
ル名を表示器12に表示した状態で「GET」に対応す
るキーを押圧するときは、図11に示した動作をする。
【0092】このように、ユーザーによって連続順次受
信の機能選択が指示されると、まず指定された複数のフ
ァイル名から最初のファイル名を設定する(ステップ1
84)。そして、伝送装置1のCPU101よりシステ
ムバス102、内部モデム111を介して設定されたフ
ァイル名に対応する静止画ファイル要求を伝送装置2に
送信する(ステップ185)。
【0093】次に、OKメッセージあるいはエラーメッ
セージのいずれを受信したか判断する(ステップ18
6)。OKメッセージを受信したときは、静止画像デー
タを受信したか判断する(ステップ187)。
【0094】ステップ187で静止画像データを受信し
たときは、静止画像データをワークRAM104に格納
する(ステップ188)。そして、静止画像データをD
SP107でデコード(データ伸長処理)した後フレー
ムメモリ108に書き込み、モニター1cに受信した静
止画ファイルによる静止画像を表示する(ステップ18
9)。
【0095】次に、指定されたファイル名に対応する全
ての静止画ファイルを受信したか判断する(ステップ1
90)。全ての静止画ファイルを受信していないとき
は、次のファイル名を設定して(ステップ191)、ス
テップ185に戻る。全ての静止画ファイルを受信した
ときは、ファイル名の指定を解除して(ステップ19
2)、静止画ファイルの受信動作を終了する。
【0096】ステップ186でエラーメッセージを受信
したときは、表示器12にエラーメッセージを表示し
(ステップ193)、ファイル名の指定を解除して(ス
テップ192)、静止画ファイルの受信動作を終了す
る。
【0097】なお、伝送装置1が指定されたファイル名
に対応する全静止画ファイルを要求する際の伝送装置2
側の動作は、図12に示したものと同様であるので説明
は省略する。
【0098】図19は、指定された全静止画ファイル要
求時における伝送装置1と伝送装置2との間の信号シー
ケンスを示している。伝送装置1で指定したファイル名
に対応した全静止画ファイルの連続受信を指示すると、
最初のファイル名が設定された後伝送装置1より伝送装
置2に静止画ファイル要求が送信され、それに対応する
静止画像データまたはエラーメッセージが伝送装置2よ
り伝送装置1に送信される。
【0099】以下、最後のファイル名までファイル名が
順次自動的に設定されて伝送装置1より伝送装置2に静
止画ファイル要求が送信され、それに対応する静止画像
データまたはエラーメッセージが伝送装置2より伝送装
置1に送信される。
【0100】このように本例においては、伝送装置1で
もって伝送装置2に接続されている光磁気ディスク装置
4の光磁気ディスクに記録されている静止画ファイルの
ファイル名データを受信することができ、伝送装置1で
ファイル名を検知することができる。
【0101】また、伝送装置1にファイル名が受信され
た後は、数字キー14で表示器12に受信を希望する静
止画ファイルのファイル名を表示した状態で機能キー1
3の「GET」に対応するキーを押圧して、伝送装置2
(光磁気ディスク装置4)より表示器12に表示された
ファイル名の静止画ファイルを受信できる。そのため、
ファイル名をタイプインする等の煩わしい操作をするこ
となく、簡易なキー操作のみで所望の静止画ファイルを
受信できる。
【0102】また、伝送装置1にファイル名が受信され
た後は、数字キー14で表示器12に全ファイルを受信
するメニュー画面を表示した状態で機能キー13の「G
ET」に対応するキーを押圧するだけで、伝送装置2
(光磁気ディスク装置4)より受信されたファイル名に
対応する全静止画ファイルを順次連続して受信できる。
そのため、1ファイルずつファイル名をタイプインした
り、受信操作指示をする等の煩わしさがなく、簡易なキ
ー操作のみで受信されたファイル名に対応する全静止画
ファイルを連続して受信することができる。この場合、
同じ類のファイル名のみを予め受信できれば、同種の静
止画ファイルだけを順次受信することが可能となる。
【0103】また、伝送装置1にファイル名が受信され
た後は、数字キー14、機能キー13で受信を希望する
複数のファイル名を指定した状態で機能キー13の「G
ET」に対応するキーを押圧するだけで、伝送装置2
(光磁気ディスク装置4)より指定されたファイル名に
対応する全静止画ファイルを順次連続して受信できる。
そのため、1ファイルずつファイル名をタイプインした
り、受信操作指示をする等の煩わしさがなく、簡易なキ
ー操作のみでファイル名を指定できると共に、指定した
全静止画ファイルを連続して受信することができる。
【0104】なお、上述実施例においては、据置型静止
画伝送装置2に接続されるファイル装置を光磁気ディス
ク装置4としたが、光ディスク装置、磁気ディスク装置
等のその他のファイル装置であっても、この発明を同様
に適用することができる。
【0105】また、上述実施例においては、ポータブル
型静止画伝送装置1と据置型静止画伝送装置2とを電話
回線5で接続した静止画伝送システムを示したものであ
るが、この発明は複数の据置型静止画伝送装置どうしを
接続した静止画伝送システムにも同様に適用できること
は勿論である。
【0106】
【発明の効果】この発明によれば、第1の静止画伝送装
置は、第2の静止画伝送装置側のファイル装置に記憶さ
れている静止画ファイルのうち所望のものを順次連続し
て受信でき、第1の静止画伝送装置の使い勝手を大幅に
向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】静止画伝送システムの概観を示す図である。
【図2】ポータブル型静止画伝送装置の操作パネル面を
示す図である。
【図3】静止画伝送システムの構成を示すブロック図で
ある。
【図4】ポータブル型静止画伝送装置の構成を示すブロ
ック図である。
【図5】据置型静止画伝送装置の構成を示すブロック図
である。
【図6】ポータブル型静止画伝送装置の動作(ファイル
名要求時)を示すフローチャートである。
【図7】据置型静止画伝送装置の動作(ファイル名要求
時)を示すフローチャートである。
【図8】光磁気ディスク(MOディスク)の記録内容を
示す図である。
【図9】液晶表示器の表示例(ファイル名要求時)を示
す図である。
【図10】液晶表示器の表示例(静止画ファイル要求
時)を示す図である。
【図11】ポータブル型静止画伝送装置の動作(静止画
ファイル要求時)を示すフローチャートである。
【図12】据置型静止画伝送装置の動作(静止画ファイ
ル要求時)を示すフローチャートである。
【図13】信号シーケンス(ファイル名要求時、静止画
ファイル要求時)を示す図である。
【図14】ポータブル型静止画伝送装置の動作(全静止
画ファイル要求時)を示すフローチャートである。
【図15】液晶表示器の表示例(全静止画ファイル要求
時)を示す図である。
【図16】信号シーケンス(全静止画ファイル要求時)
を示す図である。
【図17】ポータブル型静止画伝送装置の動作(指定全
静止画ファイル要求時)を示すフローチャートである。
【図18】液晶表示器の表示例(指定全静止画ファイル
要求時)を示す図である。
【図19】信号シーケンス(指定全静止画ファイル要求
時)を示す図である。
【符号の説明】
1 ポータブル型静止画伝送装置 2 据置型静止画伝送装置 3 キーボード 4 光磁気ディスク装置 5 アナログ電話回線 12 液晶表示器 13 機能キー 14 数字キー 101,201,221 CPU 104,204,224 ワークRAM 107,228 ディジタルシグナルプロセッサ 108,229 フレームメモリ 111,212 内部モデム

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 第1の静止画伝送装置と第2の静止画伝
    送装置との間で静止画像データを伝送するようになされ
    た静止画伝送システムにおいて、 上記第2の静止画伝送装置はそれぞれファイル名が付さ
    れた複数の静止画ファイルを記憶するファイル装置を備
    え、 上記第1の静止画伝送装置は、取得したファイル名のう
    ち所望のファイル名を指定するファイル名指定手段と、
    上記第2の静止画伝送装置を介して上記ファイル装置よ
    り上記指定されたファイル名に対応する全ての静止画フ
    ァイルを順次読み出す制御手段とを備えることを特徴と
    する静止画伝送システム。
JP3157125A 1991-06-27 1991-06-27 静止画伝送システム Pending JPH0514879A (ja)

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JP3157125A JPH0514879A (ja) 1991-06-27 1991-06-27 静止画伝送システム

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