JPH05148384A - 多孔性架橋ポリエステルビード軽量化材およびそれを配合した軽量化組成物 - Google Patents

多孔性架橋ポリエステルビード軽量化材およびそれを配合した軽量化組成物

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JPH05148384A
JPH05148384A JP28150691A JP28150691A JPH05148384A JP H05148384 A JPH05148384 A JP H05148384A JP 28150691 A JP28150691 A JP 28150691A JP 28150691 A JP28150691 A JP 28150691A JP H05148384 A JPH05148384 A JP H05148384A
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SHIRAISHI CHUO KENKYUSHO KK
Shiraishi Central Laboratories Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 熱によって変形または溶融することがなく、
かつ混合過程の際にその気泡構造が破壊されることのな
い軽量化材を提供する。 【構成】 不飽和ポリエステルとそれを架橋し得るビニ
ル系単量体とからなる油層中に、アルカリ土類金属の酸
化物および/または水酸化物の水懸濁液を分散させて油
中水型エマルジョンを形成する。この油中水型エマルジ
ョンを懸濁安定剤の水溶液中に再分散させて架橋硬化さ
せ、これを乾燥させることによって、この発明の多孔性
架橋ポリエステルビード軽量化材が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、多孔性架橋ポリエス
テルビード軽量化材およびそれを配合した軽量化組成物
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近、燃費−大気汚染の関係で、自動車
の軽量化が世界的に強く求められている。また構造物か
らその大小あらゆる部品に至るまで、材料の軽量化を如
何に図るかについて、現在研究開発に莫大な経費が投じ
られている。
【0003】自動車に限らず、航空機、車輌、および自
転車のような交通機関においても、同様の傾向がある。
また日常生活においても、家庭用品、履物、衣服、およ
びおもちゃなど、さらには建築部材などにも軽量化の波
が押寄せている。
【0004】現在、これらの研究開発が強力に行なわ
れ、ある程度は達成されているが、まだ不十分であり、
なお軽量化材料に対する要望には強いものがある。
【0005】軽量化の方法には、比重の大きい材料を比
重の小さい材料に置換えることがよくなされており、た
とえば鉄からアルミ、さらにはプラスチックに代えられ
ている。また、ガラスから透明プラスチックに置換える
ことも行われている。
【0006】もう1つの方法は、材料を発泡させるか、
あるいは空気を入れ込む方法であり、発泡セメント(L
AC)、スポンジゴム、発泡プラスチック、および軽量
化新聞などによく見かけられる一般的材料である。ま
た、これに類似した方法として、特定の材料に、軽量化
材を混合する方法もある。
【0007】軽量化材として、内部に空隙を有する粉末
は、これまでにも知られており、たとえばシリカバルー
ン、ガラスバルーン、シラスバルーン、およびガロライ
トのようなシリカ系バルーンなどが知られている。これ
らのシリカ系バルーンは、シリカを主成分とする無機物
から形成されている。
【0008】有機物から形成される軽量化材としては、
酢酸ビニル、アクリル酸、アクリル酸エステル、メタク
リル酸、メタクリル酸エステル、スチレン、塩化ビニリ
デンなどの熱可塑性樹脂から形成された中空あるいは多
孔性熱可塑性樹脂ビードが知られている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、シリカ
系バルーンではプラスチックおよびゴムなどに配合混練
する際にバルーンが破壊されてしまい、軽量化材として
の機能を達成できないという問題があった。
【0010】また多孔性熱可塑性樹脂ビードでは、これ
をプラスチックおよびゴムなどに配合するため加熱混練
するが、その場合熱によってビードが変形または溶融し
てしまい、やはり軽量化材としての機能を達成できない
という問題があった。
【0011】この発明は、このような従来の問題点を解
消し、熱によって変形または溶融することがなく、かつ
混合工程の際にその気泡構造が破壊されることのない軽
量化材を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明の軽量化材は、
不飽和ポリエステルとそれを架橋し得るビニル系単量体
とからなる油相中にアルカリ土類金属の酸化物および/
または水酸化物の水懸濁液を分散させて形成した油中水
型エマルジョンを懸濁安定材の水溶液中に再分散して架
橋硬化させ、これを乾燥させることによって形成した多
孔性架橋ポリエステルビード軽量化材である。
【0013】この発明のビード軽量化材の粒子径は、5
μm〜1mmであることが好ましく、さらに好ましくは
50〜200μmである。
【0014】粒子径が5μmよりも小さくなると、粒子
が凝集し、粉末として仕上げることが難しくなり、取扱
いが面倒なものとなる。また粒子径が1mmより大きく
なると、軽量化させる対象物との混合の工程において、
軽量化材の空隙構造が破壊される場合がある。
【0015】この発明のビード軽量化材は、空隙率が2
0〜90容量%であることが好ましく、さらに好ましく
は40〜80容量%である。空隙率が20容量%より小
さくなると軽量化の効果が十分に得られない場合があ
り、また90容量%以上を超えると軽量化材の空隙構造
が破壊されやすくなる。
【0016】この発明のビード軽量化材は、最終工程で
乾燥することによって得られるが、水分5%以下に乾燥
することが好ましい。
【0017】この発明のビード軽量化材は、内部の空隙
率に比較して表面における孔の存在が少ないことが特徴
である。このように表面において孔が少ないために軽量
化対象物が孔内部に進入することが抑制され、より軽量
化の効果を十分に発揮することができる。
【0018】この発明のビード軽量化材は、不飽和ポリ
エステルとビニル系単量体とからなる油相中にアルカリ
土類金属酸化物および/または水酸化物の水懸濁液を分
散させて形成した油中水型エマルジョンを懸濁安定剤の
水溶液中に再分散して架橋硬化させた後、これを乾燥す
ることによって得ることができる。
【0019】この発明のビード軽量化材の原料として用
いられる不飽和ポリエステルとしては、特に限定される
ものではなく、たとえば、α,β−不飽和酸もしくはそ
れと飽和酸との混合物と二価アルコールもしくは三価ア
ルコールとを重合させたものなどを挙げることができ
る。
【0020】不飽和酸としては、たとえば、フマル酸、
マレイン酸、イタコン酸などが、飽和酸としてはたとえ
ば、フタル酸、テレフタル酸、コハク酸、グルタル酸、
テトラヒドロフタル酸、アジピン酸、およびセバチン酸
などが挙げられる。
【0021】また二価アルコールおよび三価アルコール
としては、たとえば、エチレングリコール、ジエチレン
グリコール、プロピレングリコール、ネオペンチルグリ
コール、1,3−プロパンジオール、1,6−ヘキサン
ジオール、トリメチロールプロパンなどが挙げられる。
【0022】不飽和ポリエステルの酸価は特に限定され
ないが、油中水型エマルジョンの安定性を考慮すると、
5〜30mgKOH/g程度の酸価を有する不飽和ポリ
エステルを使用するのが好ましい。
【0023】この発明のビード軽量化材の原料となるビ
ニル系単量体としては、特に制限されず、たとえば、ス
チレン、クロルスチレン、ビニルトルエン、ジビニルベ
ンゼン、アクリル酸、メチルアクリレート、アクリロニ
トリル、エチルアクリレート、およびジアリルフタレー
トなどが挙げられる。
【0024】不飽和ポリエステルとビニル系単量体の配
合割合は特に制限されないが、通常、不飽和ポリエステ
ル100重量部に対してビニル系単量体50〜200重
量部程度配合すればよい。
【0025】不飽和ポリエステルとビニル系単量体に乳
化剤として添加されるアルカリ土類金属の酸化物および
/または水酸化物(以下「アルカリ土類金属塩」とい
う)としては、特に制限されず、たとえば、酸化マグネ
シウム、酸化カルシウム、酸化バリウム、酸化ストロン
チウム、水酸化マグネシウム、水酸化カルシウム、水酸
化バリウム、水酸化ストロンチウムなどが挙げられる。
【0026】アルカリ土類金属塩の使用量は特に制限さ
れないが、油相100重量部に対し、通常0.01〜2
0重量部程度、好ましくは0.1〜5重量部程度とすれ
ばよい。アルカリ土類金属塩を懸濁するための水の使用
量は、油相100重量部に対し、10〜800重量部程
度、好ましくは50〜400重量部程度とすればよい。
【0027】アルカリ土類金属塩の水への懸濁方法は特
に制限されず、たとえば、ボールミル、高速攪拌器など
で十分に懸濁すればよい。
【0028】油相にアルカリ土類金属塩の水懸濁液を加
えて油中水型エマルジョンを形成するには、攪拌などの
一般的な方法が採用できる。たとえば、油相中にアルカ
リ土類金属塩の水懸濁液を徐々に添加し、ディスパーミ
ル、コロイドミルなどで激しく攪拌すればよい。攪拌速
度は特に制限されないが、通常攪拌羽根の周速度が10
〜60m/秒程度、好ましくは15〜30m/秒程度で
あればよい。
【0029】油中水型エマルジョンを再分散させる懸濁
安定剤としては、たとえば、ポリビニルアルコール、部
分ケン化ポリビニルアルコール、ヒドロキシメチルセル
ロース、ヒドロキシエチルセルロースなどが挙げられ
る。
【0030】懸濁安定剤は単独でまたは2種以上の混合
物で使用できる。水溶液中の懸濁安定剤の濃度は、目的
とする多孔性ポリエステル樹脂粒子の粒子径などに応じ
て適宜選択すればよいが、通常0.1〜10重量%程度
とすればよい。
【0031】油中水型エマルジョンを懸濁安定剤の水溶
液中に再分散するときの攪拌速度は、得ようとする多孔
性架橋ポリエステルビード軽量化材の粒子径などに応じ
て適宜選択することができる。一般的には、攪拌速度が
速いと小さい粒子径のものが得られる、攪拌速度が遅い
と大きいものが得られる。
【0032】再分散体中の油中水型エマルジョンを架橋
硬化する方法は、通常の方法で行なうことができる。た
とえば、再分散体を攪拌しながら、重合開始剤を加えて
架橋硬化させればよい。重合開始剤としては、不飽和ポ
リエステル樹脂の重合開始剤として用いられるものを使
用することができる。具体的には、たとえば、過酸化ベ
ンゾイル、メチルエチルケトンパーオキサイド、クメン
パーオキサイド、t−ブチルパーオキサイドなどの有機
過酸化物、過硫酸アンモニウム、過硫酸ナトリウム、過
硫酸カリウムなどの無機過酸化物、メチルエチルケトン
パーオキサイド−コバルト有機酸塩、クメンハイドロパ
ーオキサイド−コバルト有機酸塩などのレドックス系重
合開始剤などが挙げられる。
【0033】重合開始剤は、不飽和ポリエステルおよび
ビニル系単量体の油相中に加えておいてもよい。また2
成分からなるレドックス系重合開始剤は、一方の成分を
油相に加え、もう一方の成分を再分散体に加えておいて
もよい。
【0034】重合開始剤の使用量は特に制限されない
が、通常油相100重量部に対して、0.5〜5重量部
程度とすればよい。重合温度は特に制限されないが、通
常10〜40℃程度でよい。また攪拌速度も特に制限さ
れないが、通常攪拌羽の周速度を1〜10m/秒程度と
すればよい。
【0035】架橋硬化後の乾燥は、一般には加熱乾燥に
よって行なうことができる。加熱温度としては特に制限
されないが、通常80〜120℃程度で行なえばよい。
【0036】この発明のビード軽量化材を混合すること
により軽量化する対象物は特に限定されるものではない
が、たとえば、SMCおよびBMCなどの繊維強化不飽
和ポリエステル樹脂、油粘土および紙粘土、接着剤、シ
ーラント、合成木材、人工大理石などのプラスチックコ
ンクリート、セメントコンクリート、床材および壁紙な
どのペーストPVC成形品、カーペットバッキング材、
ブイなどの浮力材、紙ボード、天井材、プラスチック成
形品ならびにゴム成形品などに添加して軽量化を図るこ
とができる。
【0037】繊維強化不飽和ポリエステル樹脂に配合す
る場合は、不飽和ポリエステル樹脂100重量部に対
し、この発明のビード軽量化材5〜1000重量部、さ
らに好ましくは10〜500重量部配合することが好ま
しい。5重量部より少ないと十分に軽量化の効果が得ら
れず、1000重量部より多くなると、不飽和ポリエス
テル樹脂組成物の粘度が高くなり、成型がしにくくな
る。
【0038】油粘土にこの発明のビード軽量化材を添加
する場合、油粘土100重量部に対し、この発明のビー
ド軽量化材5〜500重量部、さらに好ましくは10〜
300重量部配合することが好ましい。5重量部より少
ないと軽量化の効果が十分に得られず、500重量部よ
り多いと、油粘土の粘度が高くなり、細工がしにくくな
る。
【0039】接着剤に対しこの発明のビード軽量化材を
配合する場合は、接着剤100重量部に対し、この発明
のビード軽量化材5〜200重量部、さらに好ましくは
10〜150重量部配合することが好ましい。5重量部
より少ないと十分に軽量化の効果が得られず、200重
量部より多いと、接着力が低下する。
【0040】熱可塑性樹脂に対しこの発明のビード軽量
化材を配合する場合は、熱可塑性樹脂100重量部に対
し、この発明のビード軽量化材5〜500重量部、さら
に好ましくは10〜300重量部配合することが好まし
い。5重量部より少ないと十分に軽量化の効果が得られ
ず、500重量部より多いと、熱可塑性樹脂成形品の強
度が低下する。
【0041】ゴムに対しこの発明のビード軽量化材を配
合する場合は、ゴム100重量部に対し、この発明のビ
ード軽量化材5〜300重量部、さらに好ましくは10
〜200重量部配合することが好ましい。5重量部より
少ないと十分に軽量化の効果が得られず、300重量部
より多いと、ゴム成形品の強度が低下する。
【0042】
【発明の作用効果】この発明のビード軽量化材は、その
内部に、0.2〜2μm程度の小泡を多数有しており、
また素材が不飽和ポリエステル樹脂の硬化物からなるた
め、軽量化の対象物と混合する工程においても従来のシ
リカ系バルーンのようにその構造が破壊されることはな
い。
【0043】また不飽和ポリエステルの架橋硬化物から
なるものであるため、従来の熱可塑性樹脂から形成され
たビードのように加熱混練によって変形または溶融した
りすることもない。
【0044】したがって、この発明に従うビード軽量化
材は、プラスチック、ゴム、紙ボードおよび接着剤など
に混合して、従来にはない優れた軽量化の効果を発揮す
るものである。
【0045】また従来のシリカ系バルーンの場合は、バ
ルーンの構造が破壊すると素材がシリカを主成分とする
ため、たとえば油粘土や紙粘土などに配合すると破壊し
た破片によって指などを傷付けるおそれがあったが、こ
の発明のビード軽量化材はこのような破壊が生じず、ま
たたとえ破壊が生じたとしても不飽和ポリエステル樹脂
をベースとしているため、指などを傷付けるおそれがな
い。
【0046】また、この発明のビード軽量化材は内部に
多数の小泡を有する構造であるため、内部の小泡の径や
その空隙率などを広い範囲でコントロールすることがで
き、種々の用途に適合するビード軽量化材とすることが
できる。
【0047】
【実施例】
実施例1 不飽和ポリエステル樹脂[商品名:エポラックN−14
B,酸価12,スチレン含有量40%,日本触媒株式会
社製]65重量部、スチレン35重量部およびナフテン
酸コバルト(コバルト含有量6重量%)0.4重量部を
ディスパー攪拌機で、23.3m/秒の周速で攪拌しな
がら、水300重量部に酸化マグネシウム1重量部を添
加しボールミルに3時間かけて分散させた水懸濁液を徐
々に加えて、油中水型エマルジョンを得た。
【0048】次に、このエマルジョンに、PVA(重合
度2000,けん化度80%)4.0重量%水溶液30
0重量部を加え、プロペラ攪拌機で8m/秒の周速で1
0分間攪拌した。
【0049】さらに硬化触媒MEKPO1.5重量部を
添加し、30℃で緩やかに攪拌を続け、不飽和ポリエス
テル粒子のスラリーを得た。
【0050】このポリエステル粒子をろ過し、得られた
ポリエステル粒子のケーキを105℃で1昼夜乾燥し、
水分1.5%、粒子径15〜150μm、空隙率79%
の多孔性架橋ポリエステルビード軽量化材(以下この軽
量化材を「軽量化材A」という)を得た。
【0051】この軽量化材Aを市販の不飽和ポリエステ
ル樹脂(リゴラックM411,昭和高分子株式会社製)
に配合し、硬化触媒BPO2重量部を添加し、120℃
で加圧成形し、不飽和ポリエステル樹脂軽量化組成物を
得た。
【0052】軽量化材Aの配合量は、表1に示すよう
に、不飽和ポリエステル樹脂100重量部に対し、2、
9、30、200、500、1200重量部と変化させ
た(比較例1−1,本発明例1−2〜1−5,比較例1
−6)。
【0053】得られた不飽和ポリエステル樹脂の比重お
よび充填剤の破壊率(%)を表1に示した。なお、軽量
化材Aを1200重量部配合したものは、成形品にクラ
ックが発生し、不飽和ポルエステル樹脂組成物が得られ
なかった。
【0054】ここで破壊率は次式により算出される数値
である。
【0055】
【数1】
【0056】ここで、計算比重Aは、マイクロバルーン
など空洞を有した充填剤を組成物の配合して、空洞がす
べて壊れた場合の配合組成物の比重を示しており、破壊
率100%のときの比重を示している。
【0057】また計算比重Bは、マイクロバルーンなど
空洞を有した充填剤を組成物の配合して、空洞がまった
く壊れない場合の配合組成物の比重、すなわち破壊率0
%のときの比重を示している。
【0058】比較として、軽量化材Aの代わりに重質炭
酸カルシウムを用い、不飽和ポリエステル樹脂100重
量部に対し200重量部配合した不飽和ポリエステル樹
脂組成物を作製し、その比重および充填剤の破壊率を表
1に示した(比較例1−7)。
【0059】また比較として、軽量化材Aの代わりに、
シリカ系バルーンのQ−cel−300(旭ガラス株式
会社製,比重0.21)30重量部を配合し、不飽和ポ
リエステル樹脂組成物を作成した(比較例1−8)。こ
の組成物の比重および破壊率を表1に示した。
【0060】
【表1】
【0061】実施例2 市販の不飽和ポリエステル樹脂(リゴラックM411,
昭和高分子株式会社製)100重量部に実施例1で得た
軽量化材A9重量部または30重量部配合し、さらにガ
ラス繊維100重量部,硬化触媒BPO2重量部を添加
し、120℃で加圧成形し、不飽和ポリエステル樹脂軽
量化組成物を得た(本発明例2−1,2−2)。得られ
た組成物の比重および破壊率を表1に示した。
【0062】比較として、軽量化材Aの代わりに重質炭
酸カルシウムを用い、不飽和ポリエステル樹脂100重
量部に対し100重量部配合した不飽和ポリエステル樹
脂組成物を得た(比較例2−3)。その比重および破壊
率を表1に示した。
【0063】また比較として、軽量化材Aの代わりに、
シリカ系バルーンのQ−cel−300(旭ガラス株式
会社製比重0.21)8重量部を配合し、不飽和ポリエ
ステル樹脂組成物を得た(比較例2−4)。その比重お
よび破壊率を表1に示した。
【0064】実施例3 実施例1の軽量化材Aの製造において、水300重量部
を水100重量部にし、他の条件は同様にして、多孔性
架橋ポリエステル粒子のスラリーを得た。このポリエス
テル粒子をろ過して得られたケーキを、105℃で1昼
夜乾燥し、水分1.0%、粒子径20〜130μm、空
隙率49%の多孔性架橋ポリエステルビード軽量化材
(以下この軽量化材を「軽量化材B」という)を得た。
【0065】この軽量化材Bを、市販の不飽和ポリエス
テル樹脂(リゴラックM411,昭和高分子株式会社
製)100重量部に21重量部配合して加圧成形し、不
飽和ポリエステル樹脂軽量化組成物を得た(本発明例
3)。得られた樹脂組成物の比重および破壊率を表1に
示す。
【0066】表1から明らかなように、この発明に従う
軽量化材を不飽和ポリエステル樹脂に配合する場合、不
飽和ポリエステル樹脂100重量部に対するこの発明に
従う軽量化材の配合量は、5〜1000重量部が好まし
く、さらに好ましくは10〜500重量部であることが
わかる。
【0067】実施例4 実施例1で得た軽量化材Aにセリサイト10重量部を予
め混合しておき、流動パラフィン10重量部、マイクロ
クリスタリンワックス7重量部、グリセリン1.6重量
部、ステアリン酸カルシウム1.0重量部、カリ石鹸
0.4重量部等を混合し、50〜70℃で加熱して均一
な液状物とした。この液状物とセリサイトおよび軽量化
材Aの混合粉末とを擂解機で混合し、ついでニーダータ
イプの攪拌機で60〜90℃の温度で混合し、油粘土組
成物を作成した。
【0068】軽量化材Aの配合は、軽量化材A以外の油
粘土組成物100重量部に対し、それぞれ2重量部、2
3重量部、100重量部、および800重量部となるよ
うに配合した(比較例4−1,本発明例4−2および4
−3,比較例4−4)。
【0069】また比較として、軽量化材Aの代わりにQ
−cel−300を油粘土組成物100重量部に対し、
23重量部配合して油粘土軽量化組成物を作成した(比
較例4−5)。
【0070】得られた油粘土組成物中における充填剤の
破壊率を表2に示した。
【0071】
【表2】
【0072】実施例5 実施例1において得られた軽量化材Aとエポキシ樹脂
(エピコート815,シェル石油化学株式会社製)とを
混合し接着剤組成物を作製した。軽量化材Aの配合量
は、エポキシ樹脂100重量部に対し、それぞれ2重量
部、10重量部、150重量部、および300重量部と
なるように変化させた(比較例5−1,本発明例5−2
および5−3,比較例5−4)。
【0073】このようにして得られた接着剤組成物10
0重量部に対し、エチレントリアミン5重量部を添加し
て硬化させ、60℃で1時間さらにアフターキュアーを
行なった。
【0074】得られた接着剤組成物の比重およびせん断
強さを表3に示した。せん断強さは、両面鉄金属による
接着層のせん断強さ(kg/cm)である。
【0075】比較として、軽量化材Aの代わりに重質炭
酸カルシウムをエポキシ樹脂100重量部に対して10
0重量部配合したエポキシ樹脂接着剤組成物を作製した
(比較例5−5)。この接着剤組成物の比重およびせん
断強さも表3に示した。
【0076】また比較として、配合充填剤を加えていな
いエポキシ樹脂のみの硬化物を作製した(比較例5−
6)。この接着剤硬化物についても比重およびせん断強
さを表3に示した。
【0077】
【表3】
【0078】実施例6 不飽和ポリエステル樹脂[商品名ポリマール9802,
武田薬品株式会社製]60重量部、スチレン40重量
部、およびナフテン酸コバルト(コバルト含有量6%)
をディスパー攪拌機で25m/秒の周速で攪拌しなが
ら、水200重量部に水酸化ストリンチウム1重量部を
添加し、ボールミルで3時間かけて分散させた水懸濁液
を徐々に添加し、油中水型エマルジョンを得た。
【0079】次にこのエマルジョンをPVA(重合度2
000,ケン化度80%,和光純薬工業株式会社製)の
3.0重量部%水溶液160重量部と、ヒドロキシエチ
ルセルロース[商品名ナトロゾール250HHR,ハー
キュレス株式会社製]の1重量%水溶液90重量部の混
合物を加え、プロペラ攪拌機を用い周速10m/秒で1
0分間攪拌した。
【0080】さらに硬化触媒MEKPO1.5重量部を
添加し、30℃で緩やかに攪拌を続け、不飽和ポリエス
テルを架橋硬化させて、白色の多孔性架橋ポリエステル
粒子のスラリーを得た。
【0081】このポリエステル粒子を水洗ろ過して得た
ケーキを120℃で1昼夜乾燥し、水分05%、粒子径
10〜50μm、空隙率65%の架橋ポリエステルビー
ド軽量化材(以下この軽量化材を「軽量化材C」とい
う)を得た。
【0082】この軽量化材Cを、市販のABS樹脂(商
品名JSR ABS 15,日本合成ゴム株式会社製)
に、180℃で5分間熱ロールで混練した後、約90℃
で加圧成形し、ABS樹脂軽量化組成物を得た。
【0083】軽量化材Cの配合量は、ABS樹脂100
重量部に対し、1重量部、20重量部、300重量部、
および700重量部となるように配合した(比較例6−
1,本発明例6−2および6−3,比較例6−4)。
【0084】得られたABS樹脂組成物の比重、破壊
率、および引張り強さを表4に示した。
【0085】なお、比較として軽量化材Cの代わりに熱
可塑性プラスチックバルーン[商品名マツモトマイクロ
スフェアーF80ED,比重0.024,松本樹脂株式
会社製]をABS樹脂100重量部に対し30重量部配
合し、他は上記と同様にして加圧成形し、ABS樹脂成
形物を得た(比較例6−6)。このABS樹脂組成物の
比重、破壊率および引張り強さについても表4に示す。
【0086】上記の実施例において、不飽和ポリエステ
ル樹脂60重量部およびスチレン40重量部の代わり
に、それぞれ50重量部および50重量部とし、水20
0重量部の代わりに水960重量部として、その他の条
件は同様にして多孔性架橋ポリエステル粒子のスラリー
を作製した。
【0087】この多孔性架橋ポリエステル粒子のスラリ
ーをろ過して、得られたケーキを120℃で1昼夜乾燥
した。この結果、水分0.2%粒子径20〜80μm、
空隙率92%の多孔性架橋ポリエステルビード軽量化材
(以下この軽量化材を「軽量化材D」という)を得た。
【0088】この軽量化材D5重量部を、ABS樹脂1
00重量部に、180℃で5分間熱ロールで混練した
後、190℃で加圧成形し、比重1.00のABS樹脂
組成物を得た(比較例6−5)。この得られたABS樹
脂組成物についても、その比重、破壊率および引張り強
さを表4に示した。
【0089】
【表4】
【0090】実施例7 実施例6で得られた軽量化材CをEPDM(商品名EP
−21,日本合成ゴム株式会社製)に配合した。配合量
はEPDM100重量部に対し、それぞれ1重量部、2
0重量部、200重量部、および400重量部となるよ
うに配合した(比較例7−1,本発明例7−2および7
−3,比較例7−4)。またEPDM100重量部に対
し、ZnO5重量部、ステアリン酸1重量部、AccC
Z1重量部、AccTT1.5重量部、AccBZ0.
5重量部、硫黄2重量部、およびプロセスオイル(PW
−380)15重量部を加えて温度60℃でロール混練
した後、160℃で10分間加圧成形し、EPDM軽量
化組成物を得た。
【0091】得られたEPDM組成物の比重、破壊率お
よび引張り強さを表5に示す。なお、比較として、軽量
化材Cの代わりにシラスバルーン(商品名ウインライ
ト,比重0.45,伊地知化成株式会社製)30重量部
を配合し、上記と同様にしてEPDM組成物を作製した
(比較例7−5)。得られたEPDM組成物の比重、破
壊率および引張り強さを表5に示す。
【0092】また比較として、配合充填剤を充填してい
ないEPDM組成物を作製した(比較例7−6)。この
EPDM組成物についても、同様に比重、破壊率、およ
び引張り強さを表5に示した。
【0093】
【表5】
【0094】実施例8 不飽和ポリエステル樹脂の配合量および水の量を適当に
変化させることにより、空隙率が10%から92%まで
の種々の軽量化材を作製し、この軽量化材をABS樹脂
(比重1.05)に配合した。
【0095】配合割合は、ABS樹脂100重量部に対
し軽量化材30重量部とした。得られた組成物の比重を
測定し、組成物の比重と軽量化材の空隙率との関係を図
1に示した。
【0096】図1から明らかなように、軽量化材の空隙
率が30%ぐらいから軽量化効果があらわれ、90%を
越えると急激に軽量化効果が低下することが分かる。
【図面の簡単な説明】
【図1】軽量化材の空隙率と、軽量化材を配合した組成
物の比重との関係を示す図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C08J 3/24 CFE Z 9268−4F C08K 3/20 C08L 67:00 8933−4J

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 不飽和ポリエステルとそれを架橋し得る
    ビニル系単量体とからなる油相中にアルカリ土類金属の
    酸化物および/または水酸化物の水懸濁液を分散させて
    形成した油中水型エマルジョンを懸濁安定剤の水溶液中
    に再分散して架橋硬化させ、これを乾燥させることによ
    って得られる多孔性架橋ポリエステルビード軽量化材。
  2. 【請求項2】 粒子径が5μm〜1mmであり、かつ空
    隙率が30〜90容量%である、請求項1に記載の多孔
    性架橋ポリエステルビード軽量化材。
  3. 【請求項3】 不飽和ポリエステル樹脂100重量部に
    対し、請求項1または2に記載の多孔性架橋ポリエステ
    ルビード軽量化材を5〜1000重量部配合したことを
    特徴とする、不飽和ポリエステル樹脂軽量化組成物。
  4. 【請求項4】 油粘土100重量部に対し、請求項1ま
    たは2に記載の多孔性架橋ポリエステルビード軽量化材
    を5〜500重量部配合したことを特徴とする、油粘土
    軽量化組成物。
  5. 【請求項5】 接着剤100重量部に対し、請求項1ま
    たは2に記載の多孔性架橋ポリエステルビード軽量化材
    を5〜200重量部配合したことを特徴とする、接着剤
    軽量化組成物。
  6. 【請求項6】 熱可塑性樹脂100重量部に対し、請求
    項1または2に記載の多孔性架橋ポリエステルビード軽
    量化材を5〜500重量部配合したことを特徴とする、
    熱可塑性樹脂軽量化組成物。
  7. 【請求項7】 ゴム100重量部に対し、請求項1また
    は2に記載の多孔性架橋ポリエステルビード軽量化材を
    5〜300重量部配合したことを特徴とする、ゴム軽量
    化組成物。
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