JPH05148142A - 逆流性食道炎を治療するためのニザチジンの使用 - Google Patents

逆流性食道炎を治療するためのニザチジンの使用

Info

Publication number
JPH05148142A
JPH05148142A JP4134856A JP13485692A JPH05148142A JP H05148142 A JPH05148142 A JP H05148142A JP 4134856 A JP4134856 A JP 4134856A JP 13485692 A JP13485692 A JP 13485692A JP H05148142 A JPH05148142 A JP H05148142A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
nizatidine
heartburn
reflux esophagitis
placebo
esophagitis
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP4134856A
Other languages
English (en)
Inventor
Michelle Louise Cloud
ミケーレ・ルイーズ・クロウド
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Eli Lilly and Co
Original Assignee
Eli Lilly and Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Eli Lilly and Co filed Critical Eli Lilly and Co
Publication of JPH05148142A publication Critical patent/JPH05148142A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K31/00Medicinal preparations containing organic active ingredients
    • A61K31/33Heterocyclic compounds
    • A61K31/395Heterocyclic compounds having nitrogen as a ring hetero atom, e.g. guanethidine or rifamycins
    • A61K31/41Heterocyclic compounds having nitrogen as a ring hetero atom, e.g. guanethidine or rifamycins having five-membered rings with two or more ring hetero atoms, at least one of which being nitrogen, e.g. tetrazole
    • A61K31/425Thiazoles
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P1/00Drugs for disorders of the alimentary tract or the digestive system
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P1/00Drugs for disorders of the alimentary tract or the digestive system
    • A61P1/04Drugs for disorders of the alimentary tract or the digestive system for ulcers, gastritis or reflux esophagitis, e.g. antacids, inhibitors of acid secretion, mucosal protectants

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Pharmacology & Pharmacy (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 本発明は、活性成分としてニザチジンを含有
することを特徴とする、逆流性食道炎に罹患している哺
乳動物の治療剤を提供する。 【効果】 本発明の製剤により、胸やけなどの、逆流性
食道炎に伴われる主な症状を軽減させ得るだけでなく、
さらに中度から重度の逆流性食道炎を治療することがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、活性成分としてニザチ
ジンを含有することを特徴とする逆流性食道炎を治療す
るための医薬製剤に関する。
【0002】
【従来の技術】胃食道の逆流性疾患(GERD)はごく普
通の問題である。一部の逆流は正常なものであり、時に
胸やけ、おくび、および前胃痛を有するほとんどの人
は、食事の変更、禁煙、制酸薬、または姿勢の変化(直
立位を取ることまたはベッドの頭部を持ち上げること)
により軽減される。西欧諸国では、GERDの有病率は
人口の5〜7%であると推定されている。逆流性食道炎
の症状は、重篤かつ衰弱性のものもあり、また、いくら
か弱い場合もあり、逆流性食道炎の重篤度と症状の程度
の間にははっきりとした関係はない。GERDの合併症
は、吸引から派生する再発性の肺疾患(気管支炎、コン
トロールしにくいぜん息、吸引性肺炎)、アンギナによ
く似た胸痛、慢性の嗄声をもたらす喉頭疾患、および下
咽頭または口腔の疾患を含む。さらに、逆流性食道炎の
合併症は、食道の狭窄、潰瘍、または出欠、およびバレ
ット食道の組織学的な収差(後者は前悪性の状態である)
を含むこともある。胃食道の逆流性疾患(GERD)の病
体生理学の基礎をなす機構には、低部食道括約筋の緊張
が不十分であること、食道および胃の運動性の異常、解
剖学的構造上の欠陥(裂孔ヘルニアなど)、および神経機
構の異常が含まれる。これらは最後には、食道内酸クリ
アランスの損傷と一緒になって、胃内圧と低部食道括約
筋の能力の間の不均衡をもたらす。酸およびペプシン
は、逆流物質の主たる有害成分である。
【0003】制酸薬または非薬物の処置に反応しない患
者におけるGERDの現在の治療法は、逆流物の酸度を
減少させ、食道および胃の運動性を改善し、そして/ま
たは低部食道括約筋の緊張を上昇させることを目的とす
る。シメチジンおよびラニチジンなどのH2レセプター
拮抗薬は、消化性潰瘍の治癒に非常に効果的である。し
かし、消化性潰瘍の治癒におけるこれらの効力とは対照
的に、この様な化合物は、胸やけおよび他のGERDと
関連する逆流の症状を全般的に縮小する一方で、通常の
潰瘍処置用量では逆流性食道炎の治癒率に有意な作用を
与えない。さらに、もし最初の治療が成功であるように
見られた場合には、再発を防ぐために充分な投与量での
長期の治療が必要とされる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は逆流性
食道炎を治療するための新しい方法であって、GERD
を有する患者において、特に中度から重度の逆流性食道
炎において迅速に逆流性食道炎の主な症状を緩和し、さ
らに該食道炎を治癒させる方法を提供することである。
さらに、逆流性食道炎の治癒、およびその症状の軽減の
ための方法であって、消化性潰瘍の処置で通常使用され
る投与処方を用いてそれらの軽減および治癒を行う方法
を提供することも本発明の目的である。上記の目的の両
方は、現在消化性潰瘍の治療のためにAXIDの商標で
市場化されているH2レセプター拮抗薬であるニザチジ
ンを用いて行い得ることが見いだされた。本発明の他の
目的、特徴および利点は、以下の記載および特許請求の
範囲から明らかとなるであろう。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、逆流性食道炎
に罹患しているヒトを含む哺乳動物の該疾患を治療する
方法であって、該哺乳動物に通常の潰瘍の投与処方で典
型的に使用される投与量でニザチジンを投与することか
らなる方法を提供する。
【0006】また、本発明は逆流性食道炎の治療のため
のニザチジンの使用を提供し、さらに逆流性食道炎の治
療に有用な薬物の製造におけるニザチジンの使用を提供
する。
【0007】さらに他の態様において、本発明はニザチ
ジンを含有する抗逆流性食道炎製剤、および既知の方法
で製造されたニザチジンを適当な不活性担体と混合し、
この混合物から逆流性食道炎の治療に適当な医薬組成物
を完成させることからなる医薬組成物の製造方法を提供
する。
【0008】本発明の方法は、逆流性食道炎に罹患して
いる患者において、特に中度から重度の逆流性食道炎に
おいて、このような状態の治癒に適当であると以前に知
られていた用量よりも低い用量で、逆流性食道炎の主な
症状を緩和し、そして該食道炎を治癒させるのに用いる
ことができる。
【0009】本明細書中で用いられる用語「逆流性食道
炎の治療」は、胸やけなどの逆流性食道炎に伴われる主
な症状を緩和し、さらに該食道炎、特に中度から重度の
逆流性食道炎を治癒させることの両方が可能である治療
方法を意味する。通常の潰瘍の処置の投与処方を用いて
逆流性食道炎を治癒させることは以前には知られていな
かった。このように、逆流性食道炎の潰瘍を治癒させる
能力は本出願において特許請求されている発明の重要な
側面である。
【0010】さらに、用語「通常の潰瘍の投与処方」は、
消化性潰瘍の治療において医師により通常用いられる投
与の用量および頻度を意味する。このような投与の量お
よび頻度は消化性潰瘍治療の分野における医師にとって
周知であり、したがって、これらについてさらに詳説し
ない。本発明の方法において用い得る好ましい通常の潰
瘍の投与処方は、ニザチジンを1日2回投与することで
ある。用い得る最も好ましい処方は、150mgのニザチ
ジンを1日2回投与することである。
【0011】ニザチジン、その合成法およびその医薬製
剤は、米国特許番号4,904,792に開示されてい
る。また、米国特許番号4,904,792中に教示され
ている製剤は、本発明により提供される食道炎の治療法
において用いることができる。したがって、ニザチジン
の合成法および医薬製剤の製造法に関する米国特許番号
4,904,792の記載は、本明細書の一部を構成する
ものとする。
【0012】上述したように、本発明はニザチジンを利
用する逆流性食道炎の治療法を提供する。本発明の方法
は、特に中度から重度の食道炎において、胸やけなどの
逆流性食道炎に付随する主な症状を緩和し、さらに該食
道炎を治癒させる。このような緩和および治癒を以下の
実験において示した。
【0013】
【実施例】6週間の実験 胃腸病学および内科学の58名の開業医によるランダ
ム、二重盲検法臨床実験において、年令18才以上の合
計515名の患者の登録を行った。登録は以下の包括基
準に基づいて行った:前7日間の間に5日間存在した症
状(胸やけ、吐きもどし、胸骨後の痛み)を有する、3か
月もしくはそれ以上前からのGERDの病歴;標準的な
抗逆流性処方(食事の変更、ベッドの頭部の持ち上げ、
および制酸薬の適切な使用)の失敗;および逆流性食道
炎の内視鏡的証拠。
【0014】認可された避妊法を使用していない出産可
能性のある女性は、妊娠または泌乳している女性であっ
たため除外した。また、食道、胃、または明確な酸低下
の手術歴(単一の穿孔の閉鎖を除く);幽門狭窄;活性な
消化性潰瘍;全身性の故障に付随する狭窄もしくは食道
炎もしくは食道輪;同時発生の重篤な全身性疾患(腎臓
もしくは肝臓の機能不全または癌を含む);潰瘍誘発性
薬物の処方による現在の処置;実験のための登録の前3
日以内に行ったH2レセプター拮抗薬、プロスタグラン
ジン、スクラルフェート、メトクロプラミド、ベタネコ
ール、またはGAVISCONRによる処置;最近30
日以内に行った研究薬による処置;患者のコンプライア
ンスが悪いことに関係する状態(アルコールまたは麻薬
の乱用など);または正常範囲外の、参加時の実験室値
(白血球数<3000GI/L;ヘモグロビン<6.2ミ
リモル/L[<10g/dL];尿素窒素>17.9ミリモル
/L[50mg/dL];ビリルビン>25.7モル[1.5mg/
dL]、ギルバート症候群によるものを除く、ビリルビン
の分画により記載;AST[SGOT]>50U/Lまた
は研究者の地域の試験所により計測されたその等価の
値)を有する患者を除外した。
【0015】合計6週間の治療のために、3週間隔てて
3回の患者の通院があった。コンピューターで作成され
たランダム化リストを用いて、患者は、ニザチジン15
0mgのカプセル、ニザチジン300mgのカプセル、また
は同じように見えるプラセボのカプセルの1日2回の投
与を受けるために順に割り当てられた。患者は、各通院
ごとに薬物およびGELUSILR(水酸化アルミニウム
200mg、水酸化マグネシウム200mg、シメチコン2
5mg)抗酸錠の3週間の供給を受けた。逆流性食道炎の
症状の緩和のために必要な際にGELUSILR2錠を
服用するが、研究薬物の前後1時間以内には服用しない
こととした。3週間後に患者を診て、許容性および有効
性を評価し、その時点でさらに研究薬物と制酸薬を供給
した。内視鏡により患者の逆流性食道炎が治癒したこと
が明らかにされた場合には、患者は2回目の通院(3週
間)で研究を終了し、またはいくつかの他の理由により
患者は実験を中止したが、そうでない限りは、薬物療法
は6週間の全研究期間にわたって行われた。患者、観察
者および分析者は、著しい副作用、死亡の場合、または
患者もしくは他のものを保護するための場合を除いて
は、結果の分析が終了するまでは処置の割り当てを知ら
されなかった。
【0016】痛みを緩和するためにアセトアミノフェン
を許容した。他の制酸薬、他のH2レセプター拮抗薬、
スクラルフェート、プロスタグランジン、抗コリン性薬
物、メトクロプラミド、およびベタネコールは認めなか
った。さらに潰瘍の薬物療法が必要とされる場合には、
効力を欠くとしてその患者の実験を中止した。
【0017】逆流性食道炎の治癒は内視鏡検査により測
定した。登録の際に内視鏡によりGERDを確認し、処
置の3および6週間後に内視鏡検査を繰り返した。逆流
性食道炎は以下のように等級付けした: 0=なし 1=胃食道連結部の局所的紅斑 2=広汎性紅斑および粘膜の破砕 3=糜爛、広汎性紅斑および粘膜の破砕(中度の逆流性
食道炎) 4=明らかな潰瘍、広汎性紅斑および粘膜の破砕(重度
の逆流性食道炎) 5=狭窄(実験中に狭窄が進展した場合には、その患者
を中止する) 逆流性食道炎の内視鏡検査での証拠が解消した患者(等
級0)は「治癒」として分類した。
【0018】「処置の意図」分析を用いて治癒を分析し
た。このような分析方法は、追跡調査の通院のために戻
って来ない患者を治療の失敗として扱うので、各群にお
ける治癒率が下方へ偏る傾向がある。3週目に「治癒」の
カテゴリーにあり(内視鏡による評価時に存在する逆流
性食道炎を有さない)、実験からはずされた患者は、6
週目に治癒したとみなした。処置群を比較するための加
重最小二乗法を用いて治療の3週目および6週目の累積
治癒率を分析した。さらに、潰瘍関連の内視鏡による異
常(すなわち胃炎、糜爛、瘢痕、出血、バレットの上皮)
のベースラインから終点までの変化をピアソンのカイ二
乗検定を用いて分析した。
【0019】このような実験の結果を以下の表1に示
す。表1において、欄1には、内視鏡による評価を行っ
た週を示す。欄2には、用いられた処置の方法(ニザチ
ジン300mg、ニザチジン150mgもしくはプラセボ)
を示す。欄3から6には、各々ベースライン(0週目)に
おいて1から4の等級の逆流性食道炎を有する各カテゴ
リーの患者に対する治癒した患者の累積百分率を示す。
最後に、欄7に実験の間に治癒した患者の合計累積百分
率を示す。
【0020】
【表1】 表1 3週目及び6週目での治癒患者の累積百分率(治療した全数) ベースラインでの逆流性食道炎 週 処置 1 2 3 4 合計 3 ニザチジン 300mg 19.6% 28.0% 14.9% 5.6% 17.2% (N=51) (N=25) (N=74) (N=18) (N=169) 3 ニザチジン 150mg 30.2% 11.5% 18.6% 5.6% 19.6% (N=53) (N=26) (N=70) (N=18) (N=168) 3 プラセボ 19.6% 14.3% 7.5% 5.6% 11.8% (N=51) (N=28) (N=80) (N=18) (N=178) 6 ニザチジン 300mg 45.1% 56.0% 27.0% 44.4% 38.5% (N=51) (N=25) (N=74) (N=18) (N=169) 6 ニザチジン 150mg 52.8% 50.0% 38.6% 5.6% 41.1% (N=53) (N=26) (N=70) (N=18) (N=168) 6 プラセボ 41.2% 32.1% 16.3% 16.7% 25.8% (N=51) (N=28) (N=80) (N=18) (N=178)
【0021】日中および夜間の胸やけの症状の頻度およ
び重篤度の緩和をさらに評価した。日中および夜間の胸
やけの症状は、患者により毎日、そして調査者により各
3週間目の通院時に評価された。5点の等級を用い、0
は症状なしを表し、4はひどくて無能になる症状(日々
の作業または睡眠を妨げるもの)または継続的な症状(前
回通院時から10日以上起こる)を表した。患者は、プ
ロトコールへの参加時および中止もしくは終了時に、0
は非常に悪く、4は非常に良いことを表す5点等級を用
いて満足状態を採点した。
【0022】胸やけ緩和の効力を、変動の分析により評
価した。3つの分析を行った:各通院から得たデータ;
実施段階の全ての通院から得た平均(3週目および6週
目);最終点での分析(データ収集を行う最後の通院)。
プラセボを含む効力の比較を片側検定により行った。ニ
ザチジンの2投与量間の比較は両側検定により行った。
【0023】このような試験の結果を以下の表2に示
す。表2において、欄1には評価された症状(日中また
は夜間の胸やけ)を示す。欄2には、症状の評価を行っ
た週を示す。最後に、欄3および4には、行った処置
(ニザチジン300mg、ニザチジン150mgまたはプラ
セボ)および胸やけの重篤度について得られた評点の平
均値を示す。
【0024】
【表2】 表2 胸やけの重篤度 症状 週 処置 平均重篤度スコア 日中の胸やけ 0 ニザチジン 300mg 2.23 日中の胸やけ 0 ニザチジン 150mg 2.29 日中の胸やけ 0 プラセボ 2.30 日中の胸やけ 3 ニザチジン 300mg 1.45 日中の胸やけ 3 ニザチジン 150mg 1.42 日中の胸やけ 3 プラセボ 1.76 日中の胸やけ 6 ニザチジン 300mg 1.35 日中の胸やけ 6 ニザチジン 150mg 1.36 日中の胸やけ 6 プラセボ 1.50 夜間の胸やけ 0 ニザチジン 300mg 2.12 夜間の胸やけ 0 ニザチジン 150mg 2.02 夜間の胸やけ 0 プラセボ 2.17 夜間の胸やけ 3 ニザチジン 300mg 1.33 夜間の胸やけ 3 ニザチジン 150mg 1.34 夜間の胸やけ 3 プラセボ 1.66 夜間の胸やけ 6 ニザチジン 300mg 1.25 夜間の胸やけ 6 ニザチジン 150mg 1.21夜間の胸やけ 6 プラセボ 1.26
【0025】上記に示したデータからわかるように、3
週目の全累積治癒(逆流性食道炎等級0として定義)は、
ニザチジン150mgを用いたものがプラセボを用いたも
のよりも大きく、6週目では両用量のニザチジンを用い
たものがプラセボより大きかった。さらに、逆流性食道
炎のベースラインでの重篤度に関する分析を行った。等
級1の逆流性食道炎を有する患者に対する処置群の間の
差はなかった。6週目には、ニザチジン300mgによっ
て、プラセボによる治癒よりも大きな割合(百分率)で等
級2の逆流性食道炎を有する患者が治癒した。3週目お
よび6週目において、等級3の逆流性食道炎を有する患
者における治癒の発生は、ニザチジン150mgを用いた
ものがプラセボによるものより大きく、ニザチジン30
0mgとプラセボの間の差異はほぼ有意であった。最後
に、6週目では、等級4の逆流性食道炎を有する患者に
おいては、治癒の発生はニザチジン300mgを用いたも
のが、ニザチジン150mgもしくはプラセボを用いたも
のより大きかった。
【0026】症状の重篤度および頻度の最終点での分析
により、ニザチジン300mgもしくは150mgを用いた
ものはプラセボを用いたものより日中の胸やけの重篤度
の低下は有意に大きいことが明らかとなった。さらに、
胸やけの頻度はニザチジン300mgおよびニザチジン1
50mgを用いたものではプラセボに比較して減少した。
通院による症状の分析によって、3週目の通院時に、プ
ラセボに比べて両用量のニザチジンによる日中の胸やけ
のすぐれた軽減およびニザチジン300mgによる夜間の
胸やけのすぐれた軽減が示された。6週目には処置の有
意差はなかった。
【0027】さらに、患者の症状の日誌を処置の最初の
7日間について分析した。日中の胸やけは、プラセボと
比較してニザチジン150mgを用いたものは初日以降
に、ニザチジン300mgを用いたものは2日目以降に有
意に軽減された。夜間の胸やけは、ニザチジン300mg
を用いたものは初日以降に有意に軽減された。しかし、
夜間の胸やけの軽減については、ニザチジン150mgを
用いたものは処置の初めの週の初日においてのみプラセ
ボと比較して統計学的に有意となった。
【0028】12週間の実験 胃腸病学および内科学の58名の開業医によるランダ
ム、二重盲検法臨床実験において、年令18才以上の合
計466名の患者の登録を行った。患者の登録は上記の
6週間の実験に対して示したものと同じ基準で管理し
た。
【0029】最初の通院を含めて合計12週間の治療の
ために、3週間隔てて5回の患者の通院があった。コン
ピューターで作成されたランダム化リストを用いて、患
者は、1日2回のニザチジン150mgのカプセル、また
は就寝時に1日1回のニザチジン300mgのカプセルお
よび同じように見えるプラセボのカプセルを朝に、また
は1日2回のプラセボのカプセルの投与を受けるために
順に割り当てられた。患者は、各通院ごとに薬物および
GELUSILR抗酸錠の3週間の供給を受けた。逆流
性食道炎の症状の緩和のために必要な際にGELUSI
R2錠を服用するが、研究薬物の前後1時間以内には
服用しないこととした。3週間の間隔を置いて患者を診
て、許容性および有効性を評価し、その時点でさらに研
究薬物と制酸薬を供給した。内視鏡により患者の逆流性
食道炎が治癒したことが明らかにされた場合には、患者
は通院3週間または6週間で研究を終了し、またはいく
つかの他の理由により患者は実験を中止したが、そうで
ない限りは、薬物療法は12週間の全研究期間にわたっ
て行われた。患者、観測者および分析者は、結果の分析
が終了するまでは処置の割り当てを知らされなかった。
【0030】痛みを緩和するためにアセトアミノフェン
を許容した。他の制酸薬、他のH2レセプター拮抗薬、
スクラルフェート、プロスタグランジン、抗コリン性薬
物、メトクロプラミド、およびベタネコールは認めなか
った。さらに潰瘍の症状の悪化のために潰瘍の薬物療法
が必要とされる場合には、効力を欠くとしてその患者の
実験を中止した。
【0031】逆流性食道炎の治癒は再び内視鏡検査によ
り測定した。登録の際に内視鏡によりGERDを確認
し、処置の6および12週間後に内視鏡検査を繰り返し
た。逆流性食道炎は既述の等級と同じものを用いて評価
した。6週目および12週目に逆流性食道炎の内視鏡検
査での証拠が解消した患者(等級0)は「治癒」として分類
した。
【0032】上述の「処置の意図」分析を用いて治癒を分
析した。処置群を比較するために加重最小二乗法を用い
て治療の6週目および12週目の累積治癒率を分析し
た。さらに、酸に関係する内視鏡による異常(胃炎、糜
爛、瘢痕、出血など)のベースラインから終点までの変
化をピアソンのカイ二乗検定を用いて分析した。
【0033】このような実験の結果を以下の表3に示
す。表3において、欄1には、内視鏡による評価を行っ
た週を示す。欄2には、用いられた処置(ニザチジン1
50mg1日2回、ニザチジン300mg就寝時1日1回も
しくはプラセボ)を示す。欄3から6には、各々ベース
ライン(0週目)において1から4の等級の逆流性食道炎
を有する各カテゴリーの患者に対する治癒した患者の累
積百分率を示す。最後に、欄7に実験の間に治癒した患
者の合計累積百分率を示す。
【0034】
【表3】 表3 6週目及び12週目での治癒患者の累積百分率(治療した全数) ベースラインでの逆流性食道炎 週 処置 1 2 3 4 合計 6 ニザチジン 300mg 31% 30% 10% 8% 17% 就寝時 (N=32) (N=23) (N=69) (N=26) (N=151) 6 ニザチジン 150mg 41% 19% 24% 16% 25% 1日2回 (N=29) (N=26) (N=68) (N=31) (N=155) 6 プラセボ 50% 29% 12% 7% 23% (N=40) (N=24) (N=65) (N=29) (N=160) 12 ニザチジン 300mg 53% 30% 25% 12% 29% 就寝時 (N=32) (N=23) (N=69) (N=26) (N=151) 12 ニザチジン 150mg 55% 42% 28% 32% 36% 1日2回 (N=29) (N=26) (N=68) (N=31) (N=155) 12 プラセボ 60% 46% 14% 10% 29% (N=40) (N=24) (N=65) (N=29) (N=160)
【0035】日中および夜間の胸やけの症状の頻度およ
び重篤度の緩和をさらに評価した。このような評価を行
うために用いた方法は上記の6週間の実験で記載したも
のと同じである。
【0036】このような試験の結果を以下の表4に示
す。表4において、欄1には評価された症状(日中また
は夜間の胸やけ)を示す。欄2には、症状の評価を行っ
た週を示す。最後に、欄3および4には、行った処置
(ニザチジン150mg1日2回、ニザチジン300mg就
寝時1日1回またはプラセボ)および胸やけの重篤度に
ついて得られた評点の平均値を示す。
【0037】
【表4】 表4 胸やけの重篤度 症状 週 処置 平均重篤度スコア 日中の胸やけ 0 ニザチジン 150mg 2.38 日中の胸やけ 0 ニザチジン 300mg 2.23 日中の胸やけ 0 プラセボ 2.34 日中の胸やけ 3 ニザチジン 150mg 1.25 日中の胸やけ 3 ニザチジン 300mg 1.58 日中の胸やけ 3 プラセボ 1.60 日中の胸やけ 6 ニザチジン 150mg 1.16 日中の胸やけ 6 ニザチジン 300mg 1.31 日中の胸やけ 6 プラセボ 1.43 日中の胸やけ 9 ニザチジン 150mg 1.07 日中の胸やけ 9 ニザチジン 300mg 1.29 日中の胸やけ 9 プラセボ 1.34 日中の胸やけ 12 ニザチジン 150mg 1.02 日中の胸やけ 12 ニザチジン 300mg 1.10 日中の胸やけ 12 プラセボ 1.16 夜間の胸やけ 0 ニザチジン 150mg 2.22 夜間の胸やけ 0 ニザチジン 300mg 1.96 夜間の胸やけ 0 プラセボ 2.20 夜間の胸やけ 3 ニザチジン 150mg 1.25 夜間の胸やけ 3 ニザチジン 300mg 1.58 夜間の胸やけ 3 プラセボ 1.60 夜間の胸やけ 6 ニザチジン 150mg 0.96 夜間の胸やけ 6 ニザチジン 300mg 0.87 夜間の胸やけ 6 プラセボ 1.17 夜間の胸やけ 9 ニザチジン 150mg 1.01 夜間の胸やけ 9 ニザチジン 300mg 0.87 夜間の胸やけ 9 プラセボ 1.17 夜間の胸やけ 12 ニザチジン 150mg 1.01 夜間の胸やけ 12 ニザチジン 300mg 0.87夜間の胸やけ 12 プラセボ 1.12
【0038】上記に示したデータからわかるように、6
週間目および12週間目の全累積治癒(逆流性食道炎等
級0として定義)は、ニザチジン処置群またはプラセボ
の間で有意な差はなかった。しかし、ニザチジン150
mg1日2回の処方に有利な、有意でない傾向が示唆され
た。逆流性食道炎のベースラインでの重篤度に関する分
析によると、ニザチジン150mg1日2回の12週目で
の評価は、中度(等級3)または重度(等級4)の逆流性食
道炎を有するサブグループにおいてはプラセボよりも有
意にすぐれており、6週目では中度の逆流性食道炎を有
する患者においてプラセボおよびニザチジン300mg就
寝時1日1回の両方よりもすぐれていた。ニザチジン3
00mg就寝時1日1回のものは、4つのサブグループに
おいてプラセボと差異はなかった。
【0039】ベースラインでの逆流性食道炎の等級1お
よび2を合わせ、そして等級3および4を合わせたもの
は、ベースラインでの粘膜損傷の治癒率に与える効果を
分析するためのより大きなサンプルサイズを与えた。6
週間後、ニザチジン150mg1日2回投与により、有意
に、プラセボもしくはニザチジン300mg1日1回就寝
時のものより大きな割合(百分率)で、より重篤な粘膜損
傷(等級3および4)を有する患者が治癒された。12週
目には、1日2回150mgの処方は、プラセボより(し
かし、1日1回300mgの処方よりではない)さらにす
ぐれていた。
【0040】症状の重篤度および頻度の最終点での分析
により、ニザチジン150mg1日2回を用いたものはニ
ザチジン300mg1日1回就寝時もしくはプラセボを用
いたものより日中の胸やけの重篤度の低下は有意に大き
いことが明らかとなった。胸やけの痛みの頻度は、ニザ
チジン150mg1日2回を用いた場合にプラセボに対し
て統計学的な有意性が得られた。通院による胸やけの分
析によって、3週目の通院時に、プラセボに比べてほと
んどの通院者においてニザチジン150mg1日2回によ
る日中の胸やけのすぐれた軽減が、また夜間の胸やけの
すぐれた軽減が示された。
【0041】さらに、患者の症状の日誌を処置の最初の
7日間、日中および夜間の胸やけについて分析した。日
中の胸やけは、プラセボと比較してニザチジン150mg
1日2回を用いたものは処置の初日以降に、および夜間
の胸やけについては処置の2日目以降に有意に軽減され
た。さらに、治療の5日後に夜間の胸やけを軽減するこ
とおよび継続的に日中の胸やけを軽減することにおいて
は、ニザチジン150mg1日2回のものは、ニザチジン
300mg1日1回就寝時のものよりすぐれていた。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 活性成分としてニザチジンを含有する抗
    逆流性食道炎製剤。
JP4134856A 1991-05-28 1992-05-27 逆流性食道炎を治療するためのニザチジンの使用 Withdrawn JPH05148142A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US70614591A 1991-05-28 1991-05-28
US706145 1991-05-28

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05148142A true JPH05148142A (ja) 1993-06-15

Family

ID=24836392

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4134856A Withdrawn JPH05148142A (ja) 1991-05-28 1992-05-27 逆流性食道炎を治療するためのニザチジンの使用

Country Status (10)

Country Link
EP (1) EP0516345A1 (ja)
JP (1) JPH05148142A (ja)
KR (1) KR920021144A (ja)
AU (1) AU1721892A (ja)
CA (1) CA2069162A1 (ja)
HU (1) HU9201751D0 (ja)
MX (1) MX9202507A (ja)
NO (1) NO922019L (ja)
TW (1) TW202387B (ja)
ZA (1) ZA923711B (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011503074A (ja) * 2007-11-13 2011-01-27 メリテイジ ファーマ,インク. 胃腸管の炎症治療用組成物

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8071128B2 (en) 1996-06-14 2011-12-06 Kyowa Hakko Kirin Co., Ltd. Intrabuccally rapidly disintegrating tablet and a production method of the tablets
US9358214B2 (en) 2001-10-04 2016-06-07 Adare Pharmaceuticals, Inc. Timed, sustained release systems for propranolol
US8367111B2 (en) 2002-12-31 2013-02-05 Aptalis Pharmatech, Inc. Extended release dosage forms of propranolol hydrochloride
US8747895B2 (en) 2004-09-13 2014-06-10 Aptalis Pharmatech, Inc. Orally disintegrating tablets of atomoxetine
US9884014B2 (en) 2004-10-12 2018-02-06 Adare Pharmaceuticals, Inc. Taste-masked pharmaceutical compositions
EP2417969A1 (en) 2004-10-21 2012-02-15 Aptalis Pharmatech, Inc. Taste-masked pharmaceutical compositions with gastrosoluble pore-formers
US9161918B2 (en) 2005-05-02 2015-10-20 Adare Pharmaceuticals, Inc. Timed, pulsatile release systems
NZ600256A (en) 2009-12-02 2014-05-30 Aptalis Pharma Ltd Fexofenadine microcapsules and compositions containing them

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011503074A (ja) * 2007-11-13 2011-01-27 メリテイジ ファーマ,インク. 胃腸管の炎症治療用組成物

Also Published As

Publication number Publication date
HU9201751D0 (en) 1992-08-28
MX9202507A (es) 1992-11-01
AU1721892A (en) 1992-12-03
TW202387B (ja) 1993-03-21
NO922019L (no) 1992-11-30
EP0516345A1 (en) 1992-12-02
ZA923711B (en) 1993-11-22
CA2069162A1 (en) 1992-11-29
NO922019D0 (no) 1992-05-22
KR920021144A (ko) 1992-12-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Vantrappen et al. Effect of 15 (R)-15-methyl prostaglandin E2 (arbaprostil) on the healing of duodenal ulcer: a double-blind multicenter study
Matheson et al. Lansoprazole: an update of its place in the management of acid-related disorders
IE64953B1 (en) Use of a composition for the manufacture of a medicament for curing the symptoms of overindulgence
Agrawal et al. Healing of benign gastric ulcer: A placebo-controlled comparison of two dosage regimens of misoprostol, a synthetic analog of prostaglandin E 1
JPH04230330A (ja) 非ステロイド系抗炎症薬によつて起こる胃腸症候の緩和のための薬剤配合物と緩和法
JPH05148142A (ja) 逆流性食道炎を治療するためのニザチジンの使用
Armbrecht et al. Treatment of reflux oesophagitis of moderate and severe grade with ranitidine or pantoprazole—comparison of 24‐hour intragastric and oesophageal pH
Reynolds Famotidine therapy for active duodenal ulcers: a multivariate analysis of factors affecting early healing
Hedenström et al. Intragastric pH after oral administration of single doses of ranitidine effervescent tablets, omeprazole capsules and famotidine fast‐dissolving tablets to fasting healthy volunteers
Dolby et al. A trial of cromoglycic acid in recurrent aphthous ulceration
Weberg et al. Low-dose antacids or cimetidine for duodenal ulcer?
McQuaid et al. Medical therapy of peptic ulcer disease
Morris et al. Antacids and peptic ulcer--a reappraisal.
EP3409271B1 (en) Local anesthetics to facilitate food intake and food retention
Hendel et al. Morning or evening dosage of omeprazole for gastro‐oesophageal reflux disease?
Kyrmizakis et al. Sucralfate alleviating post–laser-assisted uvulopalatoplasty pain
Brucker et al. Pharmacologic management of common gastrointestinal health problems in women
JP2001509791A (ja) 胃腸障害の治療用組成物及び方法
KR101153571B1 (ko) 테나토프라졸 및 히스타민 h2-수용체 길항제를 배합한제약 조성물
US20030118691A1 (en) Medicated chewing-gum
WO2010068913A2 (en) Compositions of proton pump inhibitors, kits and methods of their use to treat diabetes
Lam et al. Reducing meal-stimulated acid secretion versus reducing nocturnal acid secretion for healing of duodenal ulcer
CN112933091B (zh) 一种抗胃酸类疾病的药物组合物及应用
JPH10511637A (ja) ヒスタミンh▲下2▼−アンタゴニストの吸収を増強するためのグルコースのようなパラセルラー吸収エンハンサーの使用
Curtis et al. Non‐steroidal anti‐inflammatory drug‐induced gastroduodenal injury: therapeutic recommendations

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19990803