JPH0514776U - 出湯管の取付け装置 - Google Patents

出湯管の取付け装置

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JPH0514776U
JPH0514776U JP7106791U JP7106791U JPH0514776U JP H0514776 U JPH0514776 U JP H0514776U JP 7106791 U JP7106791 U JP 7106791U JP 7106791 U JP7106791 U JP 7106791U JP H0514776 U JPH0514776 U JP H0514776U
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JP
Japan
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hot water
cap nut
water supply
supply pipe
mounting device
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Pending
Application number
JP7106791U
Other languages
English (en)
Inventor
英夫 稲垣
Original Assignee
パロマ工業株式会社
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Publication date
Application filed by パロマ工業株式会社 filed Critical パロマ工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 出湯管1が回転可能に挿入された状態で袋ナ
ット12にて給湯管2の先端に出湯管1をねじ締め接続
するもので、該袋ナット12が出湯管1の引き回しによ
り給湯管2と相対的な回転が生じて、袋ナット12が緩
められて外れるのを阻止する。 【構成】 給湯管2が挿入されるねじブッシュ22と出
湯管1が挿入される袋ナット12の端部の接触面22
1、121に夫々お互に嵌合する凹凸222、122を
同一円周上に形成するか或いは少なくとも袋ナット12
側に突起123を形成して両者が嵌合或いは摩擦状態が
保たれてなるものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
元止め型給湯器の先端に回転自在に取付けられた屈曲せる出湯管の取付け装置 に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
この種取付け装置にあっては袋ナットが挿通された屈曲せる出湯管が給湯管に 対して回転可能な状態で袋ナットをねじ込んで締付け状態で接続されている。そ して出湯管が袋ナットとの間に遊隙がない場合は勿論、両者の間には摩擦力は免 れず袋ナットが連れ回りする状態となっており、容易に袋ナットが緩む構造とな っていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
湯水の必要箇所への移動の為に出湯管が回転されると、該出湯管の回転により 袋ナットが連れ回され、給湯管2が固定されているのでねじブッシュ22との間 に摩擦が生じ、袋ナットは徐々にねじブッシュ22とのねじ込みが緩んで接続部 のシール材より漏水が生じてやがて外れると言う欠点があった。本考案はこの袋 ナットとねじブッシュのねじ込み緩みを防止することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
以下に本考案の実施例を示す第1図ないし第6図に基づいて本考案に係わる取 付け装置について説明する。 給湯管2に抜け止め挿入されたねじブッシュ22に、屈曲せる出湯管1の根本 側先端を挿入せる袋ナット12がねじ締めされる取付け装置であって、給湯管2 が出湯管1に水密を保って嵌入され、ねじブッシ22の対応する先端接触面にお 互に嵌合して回転移動を規制する凹凸122、222が同一円周上に形成される か或いは少なくとも袋ナット12が先端接触面に突起123が形成配置されてい てお互に摩擦力ないしは係止関係が保たれている。又、該凹凸222と軸方向に 若干離間して切欠溝23が形成されていて、切欠溝23方向に凹凸222が変形 移動可能となされるものである。
【0005】
【作用】
出湯管1の先端部を掴んで給湯管2の廻りに出湯管1を回転可能であり、袋ナ ット12とねじブッシュ22の夫々の凹凸122、222とが嵌合するので出湯 管1が給湯管2と確実に連れ回されることになり、又、突起123がねじブッシ ュの先端面と摩擦力を保っているので一定の回転阻止力が保たれることになって 、袋ナット12のねじ込み状態が緩む恐れはない。
【0006】
【実施例】
以下本考案の実施例を第1図ないし第6図に基づいて説明する。
【0007】 1は二曲がりで、先端に図示しない水流状態切替器等が取付け固定された出湯 管で、該出湯管1に給湯器の底面より突出して固定された給湯管2が嵌入される 。即ち、出湯管1の根本側に給湯管2を嵌入する接続部11が形成されており、 該接続部11の先端部にフランジ部111が形成され、その内側にOリングを装 着する拡径部112が膨出されて形成されていて、接続部11に給湯管2が嵌入 される。フランジ部111は袋ナット12の先端に形成された鍔部に抜け止めさ れて回転可能に嵌入されており。又、袋ナット12の先端の接触面121に袋ナ ット12の回転締付け方向(第4図において矢線bにて示す方向)になだらかな 下り斜面122aと該斜面122aと隣り合う逆方向の急峻な斜面122bとよ りなる鋸歯状の凹凸部122が略同一円周上に、かつ放射線上に交互に規則正し く形成されている。又、袋ナット12の内周に雌ねじが形成されていて、後記の ねじブッシュ22の外周に設けられた雄ねじと螺合され、締付けが行なわれる。 ねじブッシュ22は給湯管2のフレア部21に抜け止めされて給湯管2に挿入さ れており、先端部外周に前述の雄ねじが形成されており、根本側にフランジ部を 備え、フランジ部の先端側の接触面221に前記凹凸122と略同じ鋸歯状の凹 凸222が同じく同一円周上、放射線上に形成される。又、軸方向に一定寸法凹 凸222から離間して切欠溝23が凹凸222とラップする位置に形成されて変 形可能な係合片24が形成されて凹凸222は切欠溝23の方向に移動変形可能 となっている。尚該切欠溝23はねじブッシュ22が柔軟性の材料で製作されて いる場合は必ずしも必要でないことは勿論である。そして係合片24の凹凸22 2と袋ナット12の凹凸122とが嵌合可能となされており、且つ先端面121 、221は近接或いは接触可能となされている。この状態で袋ナット12の鍔部 13とねじブッシュ22の先端部外周との間に接続部11のフランジ部111が 遊びを有し、又、接続部11の最外周の拡径部112と鍔部13の内周とも遊び を保って拡径部112が装着されている。
【0008】 次に第5、6図に示すものは袋ナット12に回転阻止用の突起123が形成さ れており、一方ねじブッシュ22はプラスチック等の柔軟材料にて作成されてい て突起123が引掛かり可能となされるものである。この場合には上記切欠溝2 3は設ける必要はない。ここでねじブッシュ側に同様の突起を設けても良いこと は明らかである。
【0009】 以上の構成による本考案の取付け装置の動作について以下に説明する。 出湯管1に給湯管2を挿入して出湯管1に挿入された袋ナット12にねじブッ シュ22を挿入して、該袋ナット12のねじ込みを行なえば、袋ナット12の根 本側端部に形成された凹凸122の凸部がねじブッシュ22の先端に形成された 係合片24の凹凸222の凹部に嵌入した状態で袋ナット12がねじブッシュ2 2に密着締付けられ、又、出湯管1のフランジ部111はねじブッシュ22の端 面と袋ナット12の鍔部13との間に遊びを有して挟まれた状態で回転可能であ る。そして袋ナット12が給湯管2に対して相対的に緩み回転方向(第3におい て矢線aにて示す方向)に回転されるも急峻な斜面122bが同じく急峻な斜面 222bにその移動が規制されているので、袋ナット12は逆回転が阻止される ので緩む恐れはない。そこで袋ナット12のねじ込み締付け方向の回転(第4図 矢線bにて示す方向の回転)においては、なだらかな斜面122aが同じなだら かな斜面222aを押し上げ、而して係合片24が切欠溝23の方向に押し上げ られて凹凸122が凹凸222をスムースに通過可能で袋ナット12のねじブッ シュ22への締付けは支障なく行なえる。尚更に、袋ナット12に突起123が 形成され、ねじブッシュ22が柔軟材料で作成された場合には袋ナット12のね じ締め状態で突起123が若干圧入された状態で回転移動は摩擦力にて拘束され る。ねじブッシュ22側に突起123を設けても同様のことが言える。
【0010】 上記凹凸222、凹凸122とが嵌入する実施例において該凹凸222、12 2は鋸歯形状のもので、なだらかな斜面222a、122aと急峻な斜面222 b、122bよりなる場合を示したが、山形、円錐形、半球形状からなり、同じ 形状か或いは異なる形状の組合せとなしても良いことは明らかである。又、袋ナ ット12ないしはねじブッシュ22は柔軟性のある材料で製作される場合には上 記のなだらかな斜面222a、122aは必ずしも必要でなく、全て急峻な斜面 にて形成しても良い。更にこの場合には上記切欠溝23は必要としない。
【0011】
【考案の効果】
以上述べた如く、本考案に係わる出湯管を挿入せる袋ナットを、給湯管2を挿 入せるねじブッシュ22にねじ締めするもので、袋ナット12の先端接触面に種 々な形状の突起部(123、122)を有し、ねじブッシュ22には該突起部が 押し込まれるか或いは嵌合する突起部(222)を有する構成であるので、接触 面121と接触面121と接触面221とは一定の大きさの回転拘束力か或いは 充分な回転拘束力が確保されるので、ねじブッシュ22に対して袋ナット12の 廻り止めが確実に行なわれて出湯管の引き回しによって袋ナット12が給湯管2 に対して相対的に回って出湯管の取付けが緩んで0リングがはみ出て水洩れする と言う欠点が防止できる効果がある。更には凹凸222の根本側近くに切欠溝2 3が形成されて変形容易な係合片224が設けられている構成となした場合には 、係合片24は後退変形可能であるので、凹凸222の退避が行なわれて袋ナッ ト12のねじ締付けが円滑に支障なく行なえる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係わる取付け装置の一実施例を説明す
る縦断面図である。
【図2】図1のA−A断面視図である。
【図3】本考案の要部の嵌合部分の一実施例を説明する
概略拡大断面展開図である。
【図4】本考案の図3における実施例の締付け状態を説
明する断面展開図である。
【図5】本考案の要部の係止部分の一実施例を説明する
展開断面図である。
【図6】本考案の図5における実施例の係止状態を説明
する展開断面図である。
【符号の説明】
1 出湯管 2 給湯管 12 袋ナット 22 ねじブッシュ 121 接触面 221 接触面 122 凹凸 123 突起 222 凹凸 122a なだらかな斜面 222a なだらかな斜面 122b 急峻な斜面 222b 急峻な斜面 23 切欠溝 24 係合片

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 給湯管2の先端に装着されたねじブッシ
    ュ22に袋ナット12にて着脱可能に出湯管1を取付け
    る取付け装置であって、ねじブッシュ22と袋ナット1
    2の接触面221、121の少なくとも一方に回転方向
    の摩擦力を発生させる突起(123)が形成されてなる
    出湯管の取付け装置。
  2. 【請求項2】 給湯管2の先端に挿着されたねじブッシ
    ュ22に袋ナット12にて着脱可能に出湯管1を取付け
    る取付け装置であって、ねじブッシュ22ト袋ナット1
    2の接触面221、121に夫々嵌合する凹凸222、
    122が略同一円周上に形成されてなる出湯管の取付け
    装置。
  3. 【請求項3】 上記凹凸222の根本側に若干の肉厚を
    残して切欠溝23を形成して変形可能な係合片24を設
    けてなる請求項2記載の出湯管取付け装置。
JP7106791U 1991-08-09 1991-08-09 出湯管の取付け装置 Pending JPH0514776U (ja)

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JP7106791U JPH0514776U (ja) 1991-08-09 1991-08-09 出湯管の取付け装置

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6460714A (en) * 1987-08-21 1989-03-07 Clark Equipment Co Engine cooling device for sliding steering loader
JPS6444874U (ja) * 1987-09-14 1989-03-17

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6460714A (en) * 1987-08-21 1989-03-07 Clark Equipment Co Engine cooling device for sliding steering loader
JPS6444874U (ja) * 1987-09-14 1989-03-17

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