JPH0514685U - 防振ゴム - Google Patents

防振ゴム

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JPH0514685U
JPH0514685U JP1063791U JP1063791U JPH0514685U JP H0514685 U JPH0514685 U JP H0514685U JP 1063791 U JP1063791 U JP 1063791U JP 1063791 U JP1063791 U JP 1063791U JP H0514685 U JPH0514685 U JP H0514685U
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JP
Japan
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rubber
bowl
elastic body
upper lid
fixed
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Pending
Application number
JP1063791U
Other languages
English (en)
Inventor
信 坪井
Original Assignee
昭和電線電纜株式会社
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 振動等に伴なう機器の転倒、移動を防止し、
またゴム状弾性体が大きな水平方向荷重を受けても破損
しない防振ゴムを提供する。 【構成】 ゴム状弾性体1の底面に、外縁部にボルト挿
通孔を有する固定板11を固設し、椀状上蓋に、椀状上
蓋の外面を包覆しかつ外縁部13aが固定板11にほぼ
平行するよう折曲げられたストッパカバーを固設し、固
定板11に、ストッパカバーの外縁部13aを適当間隔
を置いて包囲するストッパ部材14を固設した。 【効果】 ストッパカバー13がストッパ部材14およ
び固定板11に対して水平方向および垂直方向に一定以
上は動かない。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、機器の脚下に組み込まれて使用される防振ゴムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種の防振ゴムとして図4に示されるようなものがある。すなわち同 図において、上面に凹部を有し、かつ側面上部の周囲に突縁を有する円盤状のゴ ム状弾性体1と、このゴム状弾性体1の凹部内に嵌入されて加硫接着された皿型 の剛性受板2と、剛性受板2の上面およびゴム状弾性体1の突縁の外側面を包覆 するように接着された椀状上蓋3と、椀状上蓋3の中心部に螺入された取付ボル ト4とを備えている。
【0003】 上記従来の防振ゴムを使用する際は、機器脚5の下に置かれ、そして取付ボル ト4を機器脚5の貫通孔を通して椀状上蓋3のねじ孔に挿入し、剛性受板2に達 するまでねじ込む。さらに取付ボルト4をねじ込むことにより椀状上蓋3が押し 上げられることから機器脚5のレベルを調節することができる。最後にワッシャ 6を挟んでロックナット7を締め付けることにより取り付けが終了する。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の防振ゴムは床面上に載置してあるだけなので、地震 発生時のように機器に大きな外力が加わった際に、機器の振動に伴なって床上を 移動し易く、またゴム状弾性体が地震等により大きな水平方向荷重を受けたとき に大きなせん断力が加わり破損するという難点があった。
【0005】
【考案の目的】
本考案は、上記難点を解消すべくなされたもので、地震等の大きな外力が加わ った際にも移動せずかつゴム状弾性体の破損を防止しうる防振ゴムを提供するこ とを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案の防振ゴムは、上面に凹部を有し、かつ側面上部の周囲に突縁を有する ゴム状弾性体と、前記凹部内に嵌入された剛性受板と、前記剛性受板の上面およ び前記ゴム状弾性体の突縁の外側面を包覆するように配設された椀状上蓋と、前 記椀状上蓋の中心部に螺入されかつ下端面が前記剛性受板に当接する取付ボルト とを備えた防振ゴムにおいて、前記ゴム状弾性体の底面に、外縁部にボルト挿通 孔を有する固定板を固設し、前記椀状上蓋に、椀状上蓋の外面を包覆しかつ外縁 部が前記固定板にほぼ平行するよう折曲げられたストッパカバーを固設し、前記 固定板に、前記ストッパカバーの外縁部を適当間隔を置いて包囲するストッパ部 材を固設したことを特徴とするものである。
【0007】
【作用】
本考案の防振ゴムにおいては、機器の脚下に組み込まれて使用する際に固定板 がボルト等により床に固定され、ストッパカバーがストッパ部材および固定板に 対して水平方向および垂直方向に一定以上は動かないようにされる。このため振 動等に伴なう機器の移動が防止され、またゴム状弾性体が大きな水平方向荷重を 受けても一定以上のせん断力を受けることがないから破損しない。
【0008】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図に基づいて説明する。図1ないし図3は本考案の一 実施例を示す図であり、図4と共通する部分に同一符号を付している。
【0009】 図において本考案の防振ゴムにおいても上面に凹部1a、側面上部の周囲に突 縁1bをそれぞれ有する円盤状のゴム状弾性体1と、このゴム状弾性体1の凹部 内に嵌入されて加硫接着された皿型の剛性受板2と、剛性受板2の上面およびゴ ム状弾性体1の突縁の外側面を包覆するように接着された椀状上蓋3と、椀状上 蓋3の中心部に螺入された取付ボルト4とを備えている。
【0010】 本考案においてはゴム状弾性体1の底面にリング部材10が固設され、さらに 外縁部にボルト挿通孔11aを有する平板状の固定板11が固設されている。リ ング部材10はゴム状弾性体1に埋設されて接着され、このリング部材10に設 けられたねじ孔を利用して固定板11をねじ12で固定している。
【0011】 椀状上蓋3の外面にストッパカバー13が配設されている。このストッパカバ ーの外縁部13aは固定板11近傍まで延びておりかつ固定板11とほぼ平行す るように折曲げられている。
【0012】 固定板11の上面4隅に、ストッパカバーの外縁部13aを適当間隔を置いて 部分的に包囲する4枚のストッパ部材14がそれぞれ固設されている。ストッパ 部材14は平板を2回折曲げて雁木状とされたもので、固定板11に適宜ねじ止 めされている。
【0013】 本考案は上記のように構成され、使用する際にはストッパカバー13を外した 状態で固定板11がアンカーボルト等で床に固定される。そしてストッパカバー 13を取り付け、図4のように機器脚5下に組み込まれて取付ボルト4を機器脚 5の貫通孔を通して椀状上蓋3のねじ孔に挿入し、剛性受板2に達するまでねじ 込み、取付ボルト4をさらにねじ込むことにより椀状上蓋3を押し上げ機器脚5 の高さを調節する。このとき、椀状上蓋3の外縁部が可撓性を有する突縁1bの 外面に接着されていることにより椀状上蓋3の押上げを容易にする。
【0014】 本考案においては、固定板11が床に固定されていることから地震発生時のよ うに機器に大きな外力が加わっても機器の振動により床上を移動することがなく 、また地震等により大きな水平方向荷重を受けても突起部13がストッパカバー 13とストッパ部材14とにより水平方向および垂直方向の動きが制約されるか ら、ゴム状弾性体1に大きなせん断力が加わることがない。
【0015】
【考案の効果】 以上本考案の防振ゴムによれば、固定板を床に固定できることから機器の振動 に伴なって床上を移動することが防止され、またストッパカバーがストッパ部材 により水平方向および垂直方向の動きが制約されることから地震等により大きな 荷重を受けてもゴム状弾性体の破損および機器の転倒が防止される。また地震等 により水平方向に大荷重を受けても大きなせん断力を受けることがないためゴム 状弾性体の破損が防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1の実施例に係る防振ゴムを示す縦
断面図。
【図2】図1の平面図。
【図3】図2のA−A線に沿う縦断面図。
【図4】従来の防振ゴムおよびその取付け状況を示す縦
断面図。
【符号の説明】
1 ゴム状弾性体 2 剛性受板 3 椀状上蓋 4 取付ボルト 5 機器脚 10 リング部材 11 固定板 13 ストッパカバー 14 ストッパ部材

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】上面に凹部を有し、かつ側面上部の周囲に
    突縁を有するゴム状弾性体と、前記凹部内に嵌入された
    剛性受板と、前記剛性受板の上面および前記ゴム状弾性
    体の突縁の外側面を包覆するように配設された椀状上蓋
    と、前記椀状上蓋の中心部に螺入されかつ下端面が前記
    剛性受板に当接する取付ボルトとを備えた防振ゴムにお
    いて、前記ゴム状弾性体の底面に、外縁部にボルト挿通
    孔を有する固定板を固設し、前記椀状上蓋に、椀状上蓋
    の外面を包覆しかつ外縁部が前記固定板にほぼ平行する
    よう折曲げられたストッパカバーを固設し、前記固定板
    に、前記ストッパカバーの外縁部を適当間隔を置いて包
    囲するストッパ部材を固設したことを特徴とする防振ゴ
    ム。
JP1063791U 1991-03-01 1991-03-01 防振ゴム Pending JPH0514685U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015137306A1 (ja) * 2014-03-11 2015-09-17 株式会社 東芝 免震装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015137306A1 (ja) * 2014-03-11 2015-09-17 株式会社 東芝 免震装置
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