JPH05146314A - 電動歯ブラシ - Google Patents

電動歯ブラシ

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JPH05146314A
JPH05146314A JP30960591A JP30960591A JPH05146314A JP H05146314 A JPH05146314 A JP H05146314A JP 30960591 A JP30960591 A JP 30960591A JP 30960591 A JP30960591 A JP 30960591A JP H05146314 A JPH05146314 A JP H05146314A
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Kazuhiko Yugawa
和彦 湯川
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 歯ブラシ部は動かず、刷毛だけが往復動する
ことで効率良く歯磨きをする。 【構成】 刷毛36列が歯ブラシ部3に対して軸方向に
往復動作する手段を設ける。このことにより刷毛36だ
けが往復動して歯磨きをすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、口腔衛生用具として使
用される歯ブラシ、特に電動歯ブラシに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来の電動歯ブラシにおいては、歯ブラ
シ部が往復動またはローリングするものがほとんどであ
り、歯ブラシの柄部分が歯茎や頬等に触れると振動が伝
わり不快であった。また、従来の電動歯ブラシの中で刷
毛部が反復回転又は刷毛束が反復回転するものがある
が、このものにおいては一歯一歯又は歯と歯の間に一箇
所当ててする必要があり、時間がかかっていた。
【0003】また、従来の歯ブラシの刷毛は毛先が外側
に開いて初めて新しいブラシと交換することが多いが、
それまでに毛先が磨耗し、刷掃効果が低減しているもの
であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の点に鑑
みて発明したものであって、その目的とするところは、
歯ブラシ部は動かず、刷毛だけが往復動や往復動且つ回
転反復動することで効率良く歯と歯茎の間や歯と歯の間
を掃除できる電動歯ブラシを提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の従来例の問題点を
解決して本発明の目的を達成するため、本発明の電動歯
ブラシは、軸方向の直線運動可能な出力部を有する電動
歯ブラシにおいて、刷毛36列が歯ブラシ部3に対して
軸方向に往復動作する手段を設けて成ることを特徴とす
るものである。
【0006】複数の刷毛36列が互いに異方向に動作す
る手段を有するようにしてもよい。また、複数の刷毛3
6列全体が動作する手段を有するようにしてもよい。ま
た、複数の刷毛36列の両端部が動作する手段を有する
ようにしてもよい。また、軸方向の直線運動可能な出力
部を有する電動歯ブラシにおいて、刷毛36列が歯ブラ
シ部3に対して円運動する手段を設けてもよい。
【0007】また、刷毛36が磨耗したことを明示する
手段を備えてもよい。。更に、複数の刷毛36束全体が
反転回転動作する手段を有するようにしてもよい。ま
た、複数の刷毛36列が互いに異方向に回転反復動作す
る手段を有するようにしてもよい。
【0008】また、複数の刷毛36列が同方向に回転反
復動作する手段を有するようにしてもよい。更に、ま
た、複数の刷毛36列の両端列が回転反復動作する手段
を有するようにしてもよい。
【0009】
【作用】軸方向の直線運動可能な出力部を有する電動歯
ブラシにおいて、刷毛36列が歯ブラシ部3に対して軸
方向に往復動作する手段を設けることで、刷毛36列部
分のみを動かすことができて歯茎や口腔内の刺激を少な
くするようになっている。そして、複数の刷毛36列が
互いに異方向に動作する手段を有するようにすること
で、巾広い部分が磨けるものである。
【0010】また、複数の刷毛36列全体が動作する手
段を有するようにすると刷毛36列全体が歯ブラシ部3
に対して動くことになり、振動が少なく、しかも刷毛3
6列全体を動作させて歯磨きができるものである。ま
た、複数の刷毛36列の両端部が動作する手段を有する
ようにすると手で微振動させながら磨けば、刷毛36の
中央部と両端部とで異なる歯磨きができるものである。
【0011】また、軸方向の直線運動可能な出力部を有
する電動歯ブラシにおいて、刷毛36列が歯ブラシ部3
に対して円運動する手段を設けたものにおいては、刷毛
36列部分のみを動かすことができて歯茎や口腔内の刺
激を少なくできるだけでなく、回転することで巾広い部
分が磨けるものである。刷毛36が磨耗したことを明示
する手段を備えたものにおいては、刷毛36の磨耗時が
良くわかるので歯垢除去のよい状態を明確にすることが
できるものである。
【0012】また、複数の刷毛36束全体が反転回転動
作する手段を有するものにおいては反復回転しながら往
復することで広い面積で歯磨きできるものである。ま
た、複数の刷毛36列が互いに異方向に回転反復動作す
る手段を有するようにしたものにおいては、反復回転し
ながら往復することで広い面積を歯磨きできるものであ
る。
【0013】また、複数の刷毛36列が同方向に回転反
復動作する手段を有するようにしたものにおいては、回
転反復動作することにより広い面積を歯磨きできるもの
である。更に、また、複数の刷毛36列の両端列が回転
反復動作する手段を有するようにしたものにおいては、
手で微振動させながら磨けば、刷毛36の中央部と両端
部とで異なる歯磨きができるものである。
【0014】
【実施例】以下、本発明を添付図面に示す実施例に基づ
いて詳述する。電動歯ブラシは、蓄電池5やモータ40
等を内蔵した細長円筒状の本体1と、本体1の先端から
突出している駆動軸4に連結される連結軸及び歯ブラシ
部とから構成される。図1〜図3に示すように、上端と
下端とに各々カバー11、12が取付けられた本体1の
内部には、モータ40やカムブロック41が装着された
フレーム13と、蓄電池5が装着された電池ホルダー5
0とが収納されている。上記駆動軸4もフレーム13で
支持されており、カムブロック41を介してモータ40
に連結されている。図中15は本体1先端部の防水のた
めの防水ゴム、2はスイッチであって、これは本体1の
前面に配されたプッシュオンスイッチ22とプッシュオ
フスイッチ23の交互操作によってシーソ動を行うスイ
ッチプレート29と、スイッチプレート29の動きに伴
ってオンオフされる接点部(図示せず)とからなるもの
として形成されている。
【0015】上記カムブロック41はモータ40の回転
を駆動軸4の往復直線運動に変換するもので、図4に示
すように、フレーム13で両端が支持された軸47によ
って支持されてモータ40の出力軸に装着されているピ
ニオン42にかみ合うフェースギア43と、フェースギ
ア43と一体に形成された偏心軸44と、偏心軸44と
係合するカムフォロア46とからなるもので、横長穴の
内部に偏心軸44を位置させるカムフォロア46は、フ
レーム13に軸方向スライドが自在に装着された駆動軸
4の下端に設けられている。
【0016】モータ40がピニオン42とフェースギア
43とを介して偏心軸44を回転させる時、偏心軸44
はカムフォロア46及び駆動軸4を上下に往復運動させ
る。駆動軸4は軸方向の往復運動を行うことから、フレ
ーム13への駆動軸4の取付けは軸受けを介して行う必
要があるわけであるが、ここではフレーム13に装着し
たころがり軸受81、81によって駆動軸4の支持を行
っている。
【0017】駆動軸4先端部を支持するころがり軸受8
1は、図5に示すように、環状のリテーナ82と、リテ
ーナ82に複数個形成されている軸方向の溝84内に各
々配されるボール83と、リテーナ82におけるボール
83の両端部の外周を囲むアウターリング85とから構
成され、駆動軸4が軸方向の往復動を行う時、ボール8
3が軸方向に動き得るようにされている。
【0018】そして、往復直線運動を行う駆動軸4の先
端には歯ブラシ部6が着脱自在に取付けられる。本体1
の一端から突出する駆動軸4の先端に歯ブラシ部6を連
結し、モータ40を作動させたならば、歯ブラシ部6内
に設けられた連結軸31は細かい往復振動を行う。
【0019】図6、図7には歯ブラシ部6の一実施例を
示している。歯ブラシ部6はカバー11に対して着脱自
在に連結され、この場合、駆動軸4の先端部が歯ブラシ
部6の孔30にスライド自在に挿入した連結軸31の後
端部に着脱自在に連結されるものである。連結軸31の
先端部は刷毛基台32に嵌合してあり、駆動軸4の軸方
向の往復動が連結軸31を介して刷毛基台32に伝わる
ものである。刷毛36は刷毛束台39に植毛され、刷毛
束台39を刷毛基台32に圧入して取付けてある。刷毛
基台32は歯ブラシ部6の先端部の前面側に凹設した溝
部33にはめ込まれ、刷毛基台32の両側に設けた溝状
のガイド部34が溝部33の内面の両側の突条の被ガイ
ド部35に対してスライド自在に取付けてある。そし
て、連結軸31を歯ブラシ部6の孔30の後部開口から
挿入し、連結軸31の先端部を溝部33の開口から入れ
た刷毛基台32の後部にはめ込むことにより刷毛基台3
2を連結軸31に取付けるものである。
【0020】しかして、モータ40を作動させることで
駆動軸4が軸方向に往復動し、連結軸31を介して図7
(c)、(d)に示すように刷毛基台32が往復動し、
このことにより歯磨きをするものであり、この場合、歯
ブラシ部6が動かず、歯ブラシ基台32のみが動くの
で、振動が少なく、また歯茎や口腔内の刺激も少なく歯
磨きができることになる。
【0021】ここで、刷毛36が磨耗したり、毛先が開
いたりした場合には刷毛束台39ごと交換するものであ
る。図8には本発明の他の実施例が示してある。この実
施例においては、刷毛基台32が2つの刷毛基台32
a、32bに分割してあり、対向する刷毛基台32a、
32bの対向面にギア部37が設けてあり、対向するギ
ア部37間に介在し且つ歯ブラシ部6側に回転自在に取
付けたピニオン38にそれぞれかみ合わせてある。連結
軸31は一方の刷毛基台32aに嵌合してあり、連結軸
31が往復動すると図8(b)、(c)に示すように2
つの刷毛基台32a、32bが異方向に動作する。尚、
刷毛36束は図6に示すように刷毛束台39に植毛して
刷毛基台32a、32bにそれぞれ圧入するような構成
にすると、刷毛の磨耗によって全体を取り替えなくても
一部の取り替えのみで済むものである。
【0022】図9には本発明の更に他の実施例が示して
あり、刷毛基台32を3分割し、中央部の刷毛基台32
cは歯ブラシ部6に固定されて動かないようにし、両側
の刷毛基台32a、32bが歯ブラシ部6に対してスラ
イド自在に取付けてあり、この両側の刷毛基台32a、
32bの後端部に連結軸31の先端部の2叉となったは
め込み部31aをそれぞれはめ込んで連結してある。こ
こで、中央部の刷毛基台32cの後部には連結軸31が
当たらないようにするための段落部61が設けてある。
そして、連結軸31が往復動すると、図9(b)、
(c)に示すように中央の刷毛基台32cは動かないが
両側の刷毛基台32a、32bが同時に同じ向きに往復
動するものである。
【0023】図10には本発明の更に他の実施例が示し
てあり、刷毛基台32を3分割し、中央部の刷毛基台3
2cは歯ブラシ部6に固定されて動かないようにし、両
側の刷毛基台32a、32bが歯ブラシ部6に対してス
ライド自在に取付けてあり、この両側の刷毛基台32
a、32bの後端部に連結軸31の先端部の2叉となっ
たはめ込み部31aをそれぞれはめ込んで連結してあ
る。また、中央部の刷毛基台32cの下面部には凹所6
2が設けてあり、この凹所62部分において対向する両
側の刷毛基台32a、32bの対向面にそれぞれギア部
37を形成し、対向するギア部37間に介在したピニオ
ン38(凹所62内のボスに枢支してある)にそれぞれ
かみ合わせてある。そして、連結軸31が往復動する
と、図10(b)、(c)に示すように中央の刷毛基台
32cは動かないが両側の刷毛基台32a、32bが異
方向に往復動するものである。
【0024】図11には本発明の更に他の実施例が示し
てあり、歯ブラシ部6の溝部33は円条をしており、こ
の溝部33の底の中央部にボス63を突設し、このボス
63にリンク64の一端を枢支し、連結軸31の先端に
リンク65の一端を枢支し、図11(c)に示すように
リンク64、65の他端をそれぞれピン66により刷毛
基台32に下方より軸支して結合してある。溝部33の
開口部には円盤状をした蓋67が取付けられ、連結軸3
1が往復動するとリンク64、65を介して刷毛基台3
2が円運動するするのであるが、この場合、ちょうど図
11に示すようにピン66が蓋67の内周に沿って円運
動するように設定するのが好ましい。
【0025】図12には刷毛36の1本を拡大したもの
であり、刷毛36を図12(a)に示すように同軸でナ
イロンやPBT樹脂等を押し出し成形する。ここで、図
12のア部とイ部とでは色を変える(例えばアは青色、
イは白色)ものであり、図12(b)のように磨耗後は
イの部分からすり減って内部のアの色が見えるようにな
り、この結果、アの色が見えたら磨耗していることが一
目で理解できるようになっている。
【0026】図13には本発明の更に他の実施例が示し
てある。この実施例においては、歯ブラシ部6の溝部3
3内に移動自在にはめ込まれた刷毛基台32に軸68を
突設し、この軸68に円盤状の刷毛束台39を回転自在
に軸支してあり、刷毛束台39の外周にピニオン69が
設けてあり、このピニオン69が溝部33の内壁に設け
たラック74に噛み合っており、連結軸31を往復動す
ることで図13(b)、(c)示すように刷毛基台32
が往復動しながら刷毛36を植設した刷毛束台39が反
復回転するものである。
【0027】図14には本発明の他の実施例が示してあ
り、この実施例においては、歯ブラシ部6の溝部33内
に移動自在にはめ込まれた刷毛基台32に2列に複数本
の軸68を突設し、各列の軸68にそれぞれ円盤状の刷
毛束台39を回転自在に軸支してあり、各刷毛束台39
の外周にピニオン69が設けてあり、両側の列の複数の
ピニオン69がそれぞれ溝部33の両内壁に設けたラッ
ク74の一方に噛み合っており、連結軸31を往復動す
ることで図14(b)、(c)に示すように刷毛基台3
2が往復動しながら両側の刷毛36を植設した刷毛束台
39が反復回転するものである。この場合、両側の列の
刷毛束台39が互いに異なる方向に反復回転する。
【0028】図15には本発明の更に他の実施例が示し
てあり、この実施例においては、歯ブラシ部6の溝部3
3内に移動自在にはめ込まれた刷毛基台32に3列に複
数本の軸68を突設し、両側の列の軸68にそれぞれ円
盤状の刷毛束台39を回転自在に軸支してあり、各刷毛
束台39の外周にピニオン69が設けてあり、両側の列
の複数のピニオン69がそれぞれ溝部33の両内壁に設
けたラック74の一方に噛み合っており、中央の列の軸
68にピニオン69aが回転自在に取付けてあり、両側
の列のピニオン69がそれぞれ中央の列のピニオン69
aに噛み合っており、連結軸31を往復動することで図
15(b)、(c)に示すように刷毛基台32が往復動
しながら両側の刷毛36を植設した刷毛束台39が反復
回転するものである。この場合、両側の列の刷毛束台3
9が互いに同じ方向に反復回転する。
【0029】図16には本発明の更に他の実施例が示し
てあり、この実施例においては、歯ブラシ部6の溝部3
3内に移動自在にはめ込まれた刷毛基台32に3列に複
数本の軸68を突設し、両側の列の軸68にそれぞれ円
盤状の刷毛束台39を回転自在に軸支してあり、各刷毛
束台39の外周にピニオン69が設けてあり、両側の列
の複数のピニオン69がそれぞれ溝部33の両内壁に設
けたラック74の一方に噛み合っており、中央の列の軸
68にピニオン69aが回転自在に取付けてあり、両側
の列のピニオン69がそれぞれ中央の列のピニオン69
aに噛み合っており、連結軸31を往復動することで図
16(b)、(c)に示すように刷毛基台32が往復動
しながら両側の刷毛36を植設した刷毛束台39が反復
回転するものである。そして、この実施例においては歯
ブラシ部6の溝部33の開口部の中央部に固定刷毛台7
1が架設してあり、この固定刷毛台71にも刷毛36が
植設してある。したがって中央の列の刷毛36列は固定
で、両側の列の刷毛36列が往復動しながら反復回転す
るものである。この場合、両側の列の刷毛束台39が互
いに同じ方向に反復回転する。
【0030】図17には本発明の更に他の実施例が示し
てある。この実施例においては、歯ブラシ部6の溝部3
3内に移動自在にはめ込まれた刷毛基台32に2列に複
数本の軸68を突設し、各列の軸68にそれぞれ円盤状
の刷毛束台39を回転自在に軸支してあり、各刷毛束台
39の外周にピニオン69が設けてあり、両側の列の複
数のピニオン69がそれぞれ溝部33の両内壁に設けた
ラック70の一方に噛み合っており、連結軸31を往復
動することで図17(b)、(c)に示すように刷毛基
台32が往復動しながら両側の刷毛36を植設した刷毛
束台39が反復回転するものである。そして、この実施
例においては歯ブラシ部6の溝部33の開口部の中央部
に固定刷毛台71が架設してあり、この固定刷毛台71
にも刷毛36が植設してある。したがって中央の列の刷
毛36列は固定で、両側の列の刷毛36列が往復動しな
がら反復回転するものである。この場合、両側の列の刷
毛束台39が互いに異方向に反復回転する。
【0031】
【発明の効果】本発明にあっては、上述のように、刷毛
列が歯ブラシ部に対して軸方向に往復動作する手段を設
けるので、歯磨きに当たって歯ブラシ部が動かずに刷毛
列部分のみを動かすことができて歯ブラシ部が振動して
歯茎や口腔内の刺激を与えることがなくて快適な歯磨き
ができるものである。
【0032】また、複数の刷毛列が互いに異方向に動作
する手段を有するようにしたものにおいては、更に、歯
の巾広い部分が磨けるという利点がある。また、複数の
刷毛列全体が動作する手段を有するようにしたものにお
いては、更に刷毛列全体が歯ブラシ部に対して動くこと
になり、振動が少なく、しかも刷毛列全体を動作させて
効率的に歯磨きができるものである。
【0033】また、複数の刷毛列の両端部が動作する手
段を有するようにしたものにおいては、更に、手で微振
動させながら磨けば、刷毛の中央部と両端部とで異なる
磨きができて効率的な歯磨きができるものである。ま
た、軸方向の直線運動可能な出力部を有する電動歯ブラ
シにおいて、刷毛列が歯ブラシ部に対して円運動する手
段を設けたものにおいては、歯磨きに当たって歯ブラシ
部が動かずに刷毛列部分のみを動かすことができて歯ブ
ラシ部が振動して歯茎や口腔内の刺激を与えることがな
くて快適な歯磨きができるだけでなく、これに加えて回
転することで巾広い部分が効率的に磨けるものである。
【0034】また、刷毛が磨耗したことを明示する手段
を備えたものにおいては、刷毛の磨耗時が良くわかるの
で歯垢除去のよい状態を明確にすることができる。ま
た、複数の刷毛束全体が反転回転動作する手段を有する
ものにおいては、更に反復回転しながら往復することで
効率的に広い面積で歯磨きできるものである。
【0035】また、複数の刷毛列が互いに異方向に回転
反復動作する手段を有するようにしたものにおいては、
更に、反復回転しながら往復することで効率的に広い面
積を歯磨きできるものである。また、複数の刷毛列が同
方向に回転反復動作する手段を有するようにしたものに
おいては、更に、回転反復動作することで効率的に広い
面積を歯磨きできるものである。
【0036】更に、また、複数の刷毛列の両端列が回転
反復動作する手段を有するようにしたものにおいては、
更に、手で微振動させながら磨けば、刷毛の中央部と両
端部とで異なる磨きができて効率的な歯磨きができるも
のである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一部分解斜視図である。
【図2】同上の本体の断面図である。
【図3】同上の本体の断面図である。
【図4】同上の駆動ブロックの分解斜視図である。
【図5】同上の軸受の分解斜視図である。
【図6】同上に用いる歯ブラシ部と連結軸と刷毛基台と
の分解斜視図である。
【図7】(a)は同上の断面図であり、(b)は(a)
のAーA線断面図であり、(c)、(d)はそれぞれ同
上の動作状態説明図である。
【図8】(a)は同上に用いる歯ブラシ部と連結軸と刷
毛基台との他の実施例の分解斜視図であり、(b)、
(c)は同上の動作状態説明図である。
【図9】(a)は同上に用いる歯ブラシ部と連結軸と刷
毛基台との更に他の実施例の分解斜視図であり、
(b)、(c)は同上の動作状態説明図である。
【図10】(a)は同上に用いる歯ブラシ部と連結軸と
刷毛基台との更に他の実施例の分解斜視図であり、
(b)、(c)は同上の動作状態説明図である。
【図11】(a)は同上に用いる歯ブラシ部と連結軸と
刷毛基台との更に他の実施例の分解斜視図であり、
(b)は一部切欠平面図であり、(c)は同上のリンク
の動作状態説明図である。
【図12】(a)は刷毛の新しい状態を示す平面図と正
面断面図を示し、(b)は刷毛の磨耗後の平面図と正面
断面図である。
【図13】(a)は同上に用いる歯ブラシ部と連結軸と
刷毛基台との更に他の実施例の分解斜視図であり、
(b)、(c)は同上の動作状態説明図である。
【図14】(a)は同上に用いる歯ブラシ部と連結軸と
刷毛基台との更に他の実施例の分解斜視図であり、
(b)、(c)は同上の動作状態説明図である。
【図15】(a)は同上に用いる歯ブラシ部と連結軸と
刷毛基台との更に他の実施例の分解斜視図であり、
(b)、(c)は同上の動作状態説明図である。
【図16】(a)は同上に用いる歯ブラシ部と連結軸と
刷毛基台との更に他の実施例の分解斜視図であり、
(b)、(c)は同上の動作状態説明図である。
【図17】(a)は同上に用いる歯ブラシ部と連結軸と
刷毛基台との更に他の実施例の分解斜視図であり、
(b)、(c)は同上の動作状態説明図である。
【符号の説明】
3 歯ブラシ部 36 刷毛

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸方向の直線運動可能な出力部を有する
    電動歯ブラシにおいて、刷毛列が歯ブラシ部に対して軸
    方向に往復動作する手段を設けて成ることを特徴とする
    電動歯ブラシ。
  2. 【請求項2】 複数の刷毛列が互いに異方向に動作する
    手段を有することを特徴とする請求項1記載の電動歯ブ
    ラシ。
  3. 【請求項3】 複数の刷毛列全体が動作する手段を有す
    ることを特徴とする請求項1記載の電動歯ブラシ。
  4. 【請求項4】 複数の刷毛列の両端部が動作する手段を
    有することを特徴とする請求項1記載の電動歯ブラシ。
  5. 【請求項5】 軸方向の直線運動可能な出力部を有する
    電動歯ブラシにおいて、刷毛列が歯ブラシ部に対して円
    運動する手段を設けて成ることを特徴とする電動歯ブラ
    シ。
  6. 【請求項6】 刷毛が磨耗したことを明示する手段を備
    えたことを特徴とする請求項1又は請求項5記載の電動
    歯ブラシ。
  7. 【請求項7】 複数の刷毛束全体が反転回転動作する手
    段を有することを特徴とする請求項1記載の電動歯ブラ
    シ。
  8. 【請求項8】 複数の刷毛列が互いに異方向に回転反復
    動作する手段を有することを特徴とする請求項1記載の
    電動歯ブラシ。
  9. 【請求項9】 複数の刷毛列が同方向に回転反復動作す
    る手段を有することを特徴とする請求項1記載の電動歯
    ブラシ。
  10. 【請求項10】 複数の刷毛列の両端列が回転反復動作
    する手段を有することを特徴とする請求項1記載の電動
    歯ブラシ。
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