JPH05146011A - ガス絶縁開閉装置 - Google Patents

ガス絶縁開閉装置

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Publication number
JPH05146011A
JPH05146011A JP4132238A JP13223892A JPH05146011A JP H05146011 A JPH05146011 A JP H05146011A JP 4132238 A JP4132238 A JP 4132238A JP 13223892 A JP13223892 A JP 13223892A JP H05146011 A JPH05146011 A JP H05146011A
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JP
Japan
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bushing
container
gas
insulated switchgear
natural frequency
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Application number
JP4132238A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Yamamoto
宏 山本
Kenji Sasamori
健次 笹森
Seiichi Murase
成一 村瀬
Hiroshi Aoki
浩 青木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 効果的な耐震性能を確保し且つ経済性も維持
できるガス絶縁開閉装置を提供する。 【構成】 ブッシング5および接地容器1を、ブッシン
グ5および接地容器1等の質量で決まる固有振動数が、
ブッシング5単体の固有振動数の1/1.4以下のバネ
定数を有する緩衝手段7を介して架台2で支持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ガス絶縁開閉装置に
係り、特に接地容器内の開閉部と接地容器外とを電気的
に接続するためのブッシングの耐震性能向上に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】図19は例えば特開昭64−45409
号公報に示された従来のガス絶縁開閉装置のブッシング
部の構成を示す正面図である。図において、1は内部に
例えばSF6ガス等のような絶縁ガスが充填されるとと
もに開閉部(図示せず)を収容する接地容器、2はこの
接地容器1を支持する架台で、基礎3上に据付けられて
いる。4は接地容器1の側部から分岐する他機器への接
続用口出端、5は接地容器1の上部に機械的に接続され
接地容器1内の開閉部と接地容器1外とを電気的に接続
するためのブッシングである。
【0003】従来のガス絶縁開閉装置は、接地容器1の
上部にブッシング5を接続し、接続されたものを架台2
で支持して基礎3上に据付ける構造となっている。ブッ
シング5の耐震性能は基礎3に一定加速度を持った地震
力が印加された時のブッシング5先端の応答加速度の値
で評価され、一般的にはブッシング5先端の応答加速度
が大きい程耐震性能は厳しく、応答加速度が小さい程耐
震性能は良好となる。したがって、地震時には基礎3に
印加された地震の加速度が接地容器1、架台2のばね系
で増幅された後、この増幅された地震加速度がブッシン
グ5の加震入力波となるため、(ブッシング5先端の応
答加速度)=(地震力)×(接地容器1、架台2の増幅
率)×(ブッシング5単体の応答倍率)となり、接地容
器1、架台2の剛性如何では非常に大きな値となって耐
震性能をそこねる結果ともなっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のガス絶縁開閉装
置は以上のように構成されているので、地震時の性能を
確保するためには、接地容器1および架台2の剛性を大
幅に増大させなければならず、大型化は勿論のこと経済
的にも不利になるといった問題点があった。
【0005】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、効果的に耐震性能を確保し且つ
経済性も維持できるガス絶縁開閉装置を提供することを
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係る請求項1
のガス絶縁開閉装置は、接地容器を緩衝手段を介して架
台で支持するようにしたものであり、請求項2のガス絶
縁開閉装置は、請求項1においてブッシングおよび接地
容器等の質量で決まる固有振動数がブッシング単体の固
有振動数の1/1.4以下になるように緩衝手段のバネ
定数を設定したものであり、請求項3のガス絶縁開閉装
置は、請求項1において接地容器に密閉容器を取り付け
るとともに密閉容器内に液体を封入し且つ液体のスロッ
シング固有振動数をブッシングの固有振動数とほぼ同値
になるように設定したものであり、請求項4のガス絶縁
開閉装置は、ブッシングの上部に密閉容器を取り付ける
とともに密閉容器内に液体を封入し且つ液体のスロッシ
ング固有振動数をブッシングの固有振動数とほぼ同値に
なるように設定したものであり、請求項5のガス絶縁開
閉装置はブッシングの上部に質量mの物体をばね定数k
を有するバネ部材を介して取り付けるとともに、質量m
およびばね定数kによって定まる固有振動数をブッシン
グの固有振動数とほぼ同値になるように設定したもので
あり、請求項6のガス絶縁開閉装置は、請求項5におい
てブッシングの上部に収納容器を連結するとともに、こ
の収納容器内に質量mの物体を減衰部材を介して移動可
能に支持したものであり、請求項7のガス絶縁開閉装置
は、請求項6において減衰部を外周部が収納容器の内壁
に、又、内周部が質量mの物体にそれぞれ固着された筒
状の弾性部材で構成したものであり、請求項8のガス絶
縁開閉装置は、請求項5においてブッシング上部に取り
付けられる物体をブッシング上部の径より大なる径を有
する円筒状に形成したものである。
【0007】
【作用】この発明における請求項1のガス絶縁開閉装置
の緩衝手段は地震力を吸収し、請求項2のガス絶縁開閉
装置の緩衝手段はブッシングの固有振動数を装置全体の
固有振動数と異ならせ、請求項3のガス絶縁開閉装置の
密閉容器内に封入された液体はブッシングあるいは密閉
容器とは逆方向にスロッシング運動をし、請求項4のガ
ス絶縁開閉装置の密閉容器内に封入された液体はブッシ
ングの振動とは逆方向にスロッシング運動をし、請求項
5のガス絶縁開閉装置のブッシング上部にバネ部材を介
して取り付けられた物体はブッシング頭部の振動とは逆
方向に振動し、円筒状に形成された物体はブッシング頭
部の電界を緩和する。
【0008】
【実施例】以下、この発明の各実施例を図について説明
する。 実施例1.図1はこの発明の実施例1におけるガス絶縁
開閉装置のブッシング部の構成を示す正面図である。図
において、接地容器1、架台2、基礎3、接続用口出端
4およびブッシング5は図8における従来装置のものと
同様である。6はブッシング5と接地容器1とを一体に
支持する取付板、7はこの取付板6と架台2との間に介
挿される緩衝手段で、接地容器1およびブッシング5を
弾性支持している。
【0009】上記のように構成された実施例1における
ガス絶縁開閉装置において、地震等が発生した場合、接
地容器1、ブッシング5等の質量mと緩衝手段7のばね
定数kによりf=(k/m)1/2で定まる固有振動数で
振動する時が一番厳しい条件となる。図2は振動数pを
有する周期的外力が加わった時の固有振動数ωを有する
系の応答倍率を示す図である。図中、C/CCは減衰定
数を示しており、通常ガス絶縁開閉装置ではC/C
C《1である。今、緩衝手段7を取り付けた場合のブッ
シング5部の固有振動数をωとすると、ω/p=1の
時、すなわち共振時がブッシング5部の応答倍率は最大
となる。
【0010】したがって、ブッシング5単体の固有振動
数を緩衝手段7を取り付けた系の約1.4倍程度に設定
しておくと、図2から明らかなようにブッシング5単体
の応答倍率は1となり、ブッシング5単体は応答しない
ことになる。すなわち、ブッシング5単体の発生応力を
低減するためには、緩衝手段7を取り付けた系の固有振
動数をブッシング5単体の固有振動数の1/1.4以下
になるように、緩衝手段7のばね定数を設定すればよ
い。
【0011】又、ブッシング5単体の固有振動数で振動
する時は、印加された地震力を緩衝手段7の粘性、摩擦
力等で吸収するため、応答は少なく耐震強度は問題がな
くなる。なお、緩衝手段7はゴム系、輪ばねあるいは皿
ばね等のエネルギーを吸収し得るものではあれば何でも
よい。このように上記実施例1によれば、地震時のエネ
ルギーを緩衝手段7によって吸収するようにしているの
で、接地容器1、架台2およびブッシング5の地震時の
ひずみエネルギーを少なくすることができ、機器発生応
力を抑制することが可能になる。
【0012】実施例2.図3はこの発明の実施例2にお
けるガス絶縁開閉装置のブッシング部の構成を示す正面
図である。図において、接地容器1、架台2、基礎3、
接続用口出端4、ブッシング5、取付板6および緩衝手
段7は図1における実施例1のものと同様である。8は
接地容器1の下部に取り付けられた密閉容器、9はこの
密閉容器8内に封入された例えば水、油等の液体であ
り、密閉容器8は内部に封入される液体9のスロッシン
グ固有振動数fnが、ブッシング5部の固有振動数fと
同一となるように、液体深さHおよび底面長L等の関係
を定めた容量に形成されている。
【0013】上記のように構成された実施例2における
ガス絶縁開閉装置において、地震等が発生した場合、実
施例1と同様に、接地容器1、ブッシング5等の質量m
と緩衝手段7のばね定数kによりf=(k/m)1/2
定まる固有振動数で振動する時が一番厳しい条件とな
る。この場合、液体9が封入された密閉容器8が無いと
すれば、図4の破線で示すようにブッシング5先端の応
答倍率は振動力の約7〜10倍程度に増幅されることに
なる。
【0014】しかしながら、この実施例2のように液体
9が封入された密閉容器8が取り付けられた場合には、
液体9が接地容器1あるいはブッシング5の振動方向と
反対方向にスロッシング運動を行い、しかも、スロッシ
ング固有振動数fnがブッシング5部固有振動数fと同
一に設定されているので、スロッシング時の流体力が液
体質量の数倍にも増幅されてブッシング5の振動を抑制
する力として働くため、ブッシング5先端の応答倍率を
図4の実線で示すように効果的に低減することが可能と
なり、ブッシング5部の耐震性能を向上させることがで
きる。
【0015】実施例3.図5はこの発明の実施例3にお
けるガス絶縁開閉装置のブッシング部の構成を示す正面
図である。図において、接地容器1、架台2、基礎3、
接続用口出端4およびブッシング5は図8における従来
装置のものと同様である。10はブッシング5の上部に
取り付けられた密閉容器、11はこの密閉容器10内に
封入された例えば水、油等の液体であり、実施例2にお
けると同様に、密閉容器10は内部に封入される液体1
1のスロッシング固有振動数fnが、ブッシング5部の
固有振動数fと同一となるように、液体深さHおよび底
面長L等の関係を定めた容量に形成されている。
【0016】上記のように構成された実施例3における
ガス絶縁開閉装置において、地震等が発生した場合、接
地容器1、ブッシング5等の質量mとばね定数kにより
f=(k/m)1/2で定まる固有振動数で振動する時が
一番厳しい条件となる。この場合、液体11が封入され
た密閉容器10が無いとすれば、図4の破線で示すよう
にブッシング5先端の応答倍率は振動力の約7〜10倍
程度に増幅されることになる。
【0017】しかしながら、この実施例3のように液体
11が封入された密閉容器10が取り付けられた場合に
は、実施例2と同様に液体11が接地容器1あるいはブ
ッシング5の振動方向と反対方向にスロッシング運動を
行い、しかも、スロッシング固有振動数fnがブッシン
グ5部固有振動数fと同一に設定されているので、スロ
ッシング時の流体力が液体質量の数倍にも増幅されてブ
ッシング5の振動を抑制する力として働くため、ブッシ
ング5先端の応答倍率を図4の実線で示すように効果的
に低減することが可能となり、ブッシング5部の耐震性
能を向上させることができる。
【0018】実施例4.図6はこの発明の実施例4にお
けるガス絶縁開閉装置のブッシング部の構成を示す正面
図である。図において、接地容器1、架台2、基礎3、
接続用口出端4およびブッシング5は図8における従来
装置のものと同様である。12は質量mを有する円筒状
の物体で、ブッシング5の上部にばね定数kを有するバ
ネ部材13を介して接続されており、この物体12の固
有振動数f=(k/m)1/2はブッシング5の固有振動
数とほぼ同一になるように設定されている。
【0019】上記各実施例において述べたように、地震
時におけるブッシング5の強度はブッシング5の固有振
動数で振動している場合が一般的に最も厳しく、この場
合、図4の破線で示すようにブッシング5先端の応答倍
率は振動力の約7〜10倍程度に増幅される。しかしな
がら、上記実施例4のように物体12をバネ部材13を
介してブッシング5の上部に接続した場合は、ブッシン
グ5の上部振動が物体12の加振力となって物体12は
振動するが、その振動方向はブッシング5とは逆方向に
なり且つ共振状態で振動するため、質量mの7〜10数
倍の力がブッシング5頭部の振動を抑制する力として働
くため、ブッシング5頭部の応答倍率を図4の実線で示
すように効果的に低減することが可能となる。又、物体
12はブッシング5頭部の電界緩和用シールドの役目を
果たすこともできる。
【0020】実施例5.尚、上記実施例4における物体
12は円筒状に形成されているが、図7に示すように物
体14はブロック状のものとし、バネ部材15を介して
ブッシング5の上部に接続しても同様の効果を奏する。
【0021】実施例6.図8はこの発明の実施例6にお
けるガス絶縁開閉装置のブッシング部上部の構成を示す
断面図である。図において、16はブッシング5の上部
に連結される収納容器、17は一端がブッシング5の上
部に固着され、他端で収納容器16内に収納される物体
18を支持するコイルばね、19は内周部が物体18
に、又、外周部が収納容器16の内壁にそれぞれ固着さ
れた減衰部材としての弾性部材で、例えばゴム等で形成
されている。
【0022】上記のように構成される実施例6において
も、実施例4において説明したと同様に、ブッシング5
の下部から入ってきた振動は、ブッシング5を通して収
納容器16内にも伝達され、物体18が大きく振動する
ことによって振動エネルギーの吸収が行われ、その結
果、ブッシング5の振れは抑制される。なお、弾性部材
19で減衰効果を持たせているので、さらにスムーズに
抑制効果を発揮することができる。
【0023】実施例7.又、上記実施例6における物体
18はコイルばね16によって支持されているが、図9
に示すように、同等のばね作用を有する板状あるいは棒
状のばね20で物体18を担持しても同様の効果を奏す
る。
【0024】実施例8.又、上記各実施例6、7では、
物体18をコイルばね18および板ばね20を下方から
担持しているが、図10に示すように、物体18を弾性
部材19で収納容器16の下方に固着し、コイルばね1
7で上方から吊持するようにしても同様の効果を奏す
る。
【0025】実施例9.又、上記各実施例6、7、8で
は、物体18を弾性部材19を介して収納容器16の内
壁に連結することによって減衰効果を持たせているが、
図11に示すように、摩擦特性を有する例えばテフロン
板等のような摩擦部材21を収納容器16の底部に配設
し、この摩擦部材21の上面にコイルばね17で吊持さ
れた物体18を載置するようにしても、物体18と摩擦
部材21との間の滑りにより減衰効果を得ることができ
る。
【0026】実施例10.又、上記各実施例6、7、
8、9では、コイルばね17または板ばね20で物体1
8を吊持または担持しているが、図12に示すように、
物体18の周囲から収納容器16の内壁に向けて複数の
コイルばね22を水平に張架し、摩擦部材21の上面で
物体18を担持するようにしても良く、同様の効果を奏
する。
【0027】実施例11.又、上記各実施例6、7、
8、9では、コイルばね17または板ばね20で物体1
8を吊持または担持しているが、図13に示すように、
一対のコイルばね23で上方および下方から吊持および
担持しても良く、同様の効果を奏する。
【0028】実施例12.又、上記各実施例6〜11で
は、コイルばね17または板ばね20で物体18を吊持
または担持しているが、図14に示すように、柱状の積
層ゴム24で物体18を担持しても良く、同様の効果を
奏する。
【0029】実施例13.又、上記実施例7では、板状
あるいは棒状のばね20で物体18を担持しているが、
図15および図16に示すように、複数の板ばね25
を、ブッシング5の上部に放射状に配置し、これら板ば
ね25の各上面で物体18を担持するようにしても良
く、同様の効果を奏する。
【0030】実施例14.又、上記実施例13では、複
数の板ばね25で物体18を担持するようにしている
が、図17に示すような、円筒状部材26で担持するよ
うにしても良く、同様の効果を奏する。
【0031】実施例15.さらに、上記実施例14にお
ける円筒状部材26の上部に、図18に示すような、複
数のスリット27aを形成した筒状部材27で担持する
ようにしても良く、同様の効果を奏する。
【0032】
【発明の効果】以上のように、この発明の請求項1によ
れば接地容器を緩衝手段を介して架台で支持し、請求項
2によればブッシングおよび接地容器等の質量で決まる
固有振動数がブッシング単体の固有振動数の1/1.4
以下になるように緩衝手段のバネ定数を設定し、請求項
3によれば接地容器に密閉容器を取り付けるとともに密
閉容器内に液体を封入し且つ液体のスロッシング固有振
動数をブッシングの固有振動数とほぼ同値になるように
設定し、請求項4によればブッシングの上部に密閉容器
を取り付けるとともに密閉容器内に液体を封入し且つ液
体のスロッシング固有振動数をブッシングの固有振動数
とほぼ同値になるように設定し、請求項5によればブッ
シングの上部に質量mの物体をばね定数kを有するバネ
部材を介して取り付けるとともに質量mおよびばね定数
kによって定まる固有振動数をブッシングの固有振動数
とほぼ同値になるように設定し、請求項6によればブッ
シング上部に収納容器を連結するとともに、この収納容
器内に質量mの物体を減衰部材を介して移動可能に支持
し、請求項7によれば減衰部を外周部が収納容器の内壁
に、又、内周部が質量mの物体にそれぞれ固着された筒
状の弾性部材で構成したので、効果的に耐震性能を確保
し且つ経済性も維持できるガス絶縁開閉装置を提供する
ことが可能になる。又、請求項9によればブッシング上
部に取り付けられる物体をブッシング上部の径より大な
る径の円筒状に形成したので、ブッシング頭部の電界を
緩和することも可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1におけるガス絶縁開閉装置
のブッシング部の構成を示す正面図である。
【図2】振動数pを有する周期的外力が加わった時の固
有振動数wを有する系の応答倍率を示す図である。
【図3】この発明の実施例2におけるガス絶縁開閉装置
のブッシング部の構成を示す正面図である。
【図4】ブッシング頭部応答倍率を示す曲線図である。
【図5】この発明の実施例3におけるガス絶縁開閉装置
のブッシング部の構成を示す正面図である。
【図6】この発明の実施例4におけるガス絶縁開閉装置
のブッシング部の構成を示す正面図である。
【図7】この発明の実施例5におけるガス絶縁開閉装置
のブッシング部の構成を示す正面図である。
【図8】この発明の実施例6におけるガス絶縁開閉装置
のブッシング上部の構成を示す断面図である。
【図9】この発明の実施例7におけるガス絶縁開閉装置
のブッシング上部の構成を示す断面図である。
【図10】この発明の実施例8におけるガス絶縁開閉装
置のブッシング上部の構成を示す断面図である。
【図11】この発明の実施例9におけるガス絶縁開閉装
置のブッシング上部の構成を示す断面図である。
【図12】この発明の実施例10におけるガス絶縁開閉
装置のブッシング上部の構成を示す断面図である。
【図13】この発明の実施例11におけるガス絶縁開閉
装置のブッシング上部の構成を示す断面図である。
【図14】この発明の実施例12におけるガス絶縁開閉
装置のブッシング上部の構成を示す断面図である。
【図15】この発明の実施例13におけるガス絶縁開閉
装置のブッシング上部の構成を示す断面図である。
【図16】図15における板ばねの構成を示す斜視図で
ある。
【図17】この発明の実施例14におけるガス絶縁開閉
装置に適用される円筒状部材を示す斜視図である。
【図18】この発明の実施例15におけるガス絶縁開閉
装置に適用される円筒状部材を示す斜視図である。
【図19】従来のガス絶縁開閉装置のブッシング部の構
成を示す正面図である。
【符号の説明】
1 接地容器 2 架台 3 基礎 4 接続用口出端 5 ブッシング 6 取付板 7 緩衝手段 8、10 密閉容器 9、11 液体 12、14、18 物体 13、15 バネ部材 16 収納容器 17、22、23 コイルばね 19 弾性部材(減衰部材) 20 ばね 21 摩擦部材 24 積層ゴム 25 板ばね 26 円筒状部材 27 筒状部材 27a スリット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 青木 浩 尼崎市塚口本町8丁目1番1号 三菱電機 株式会社伊丹製作所内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁ガス雰囲気中に開閉部を収容する接
    地容器と、この接地容器の上部に機械的に接続され上記
    接地容器内の上記開閉部と上記接地容器外とを電気的に
    接続するためのブッシングと、上記接地容器を支持する
    架台とを備えたガス絶縁開閉装置において、上記架台は
    緩衝手段を介して上記接地容器を支持していることを特
    徴とするガス絶縁開閉装置。
  2. 【請求項2】 ブッシングおよび接地容器等の質量で決
    まる固有振動数が上記ブッシング単体の固有振動数の1
    /1.4以下になるように緩衝手段のバネ定数を設定し
    たことを特徴とする請求項1記載のガス絶縁開閉装置。
  3. 【請求項3】 接地容器に密閉容器を取り付けるととも
    に上記密閉容器内に液体を封入し且つ上記液体のスロッ
    シング固有振動数をブッシングの固有振動数とほぼ同値
    になるように設定したことを特徴とする請求項1記載の
    ガス絶縁開閉装置。
  4. 【請求項4】 絶縁ガス雰囲気中に開閉部を収容する接
    地容器と、この接地容器の上部に機械的に接続され上記
    接地容器内の上記開閉部と上記接地容器外とを電気的に
    接続するためのブッシングと、上記接地容器を支持する
    架台とを備えたガス絶縁開閉装置において、上記ブッシ
    ングの上部に密閉容器を取り付けるとともに上記密閉容
    器内に液体を封入し且つ上記液体のスロッシング固有振
    動数を上記ブッシングの固有振動数とほぼ同値になるよ
    うに設定したことを特徴とするガス絶縁開閉装置。
  5. 【請求項5】 絶縁ガス雰囲気中に開閉部を収容する接
    地容器と、この接地容器の上部に機械的に接続され上記
    接地容器内の上記開閉部と上記接地容器外とを電気的に
    接続するためのブッシングと、上記接地容器を支持する
    架台とを備えたガス絶縁開閉装置において、上記ブッシ
    ングの上部に質量mの物体をばね定数kを有するバネ部
    材を介して取り付けるとともに、上記質量mおよびばね
    定数kによって定まる固有振動数を上記ブッシングの固
    有振動数とほぼ同値になるように設定したことを特徴と
    するガス絶縁開閉装置。
  6. 【請求項6】 ブッシングの上部に収納容器を連結する
    とともに、上記収納容器内に質量mの物体を減衰部材を
    介して移動可能に支持したことを特徴とする請求項5記
    載のガス絶縁開閉装置。
  7. 【請求項7】 減衰部材は外周部が収納容器の内壁に、
    又、内周部が質量mの物体にそれぞれ固着された筒状の
    弾性部材であることを特徴とする請求項6記載のガス絶
    縁開閉装置。
  8. 【請求項8】 ブッシングの上部に取り付けられる物体
    を上記ブッシングの上部の径より大なる径を有する円筒
    状に形成したことを特徴とする請求項5記載のガス絶縁
    開閉装置。
JP4132238A 1991-08-27 1992-05-25 ガス絶縁開閉装置 Pending JPH05146011A (ja)

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55118610A (en) * 1979-03-05 1980-09-11 Mitsubishi Electric Corp Electric apparatus
JPH01283007A (ja) * 1988-05-06 1989-11-14 Toshiba Corp ガス絶縁開閉装置の据付方法
JPH01291611A (ja) * 1988-05-19 1989-11-24 Toshiba Corp ガス絶縁開閉装置

Patent Citations (3)

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