JPH01283007A

JPH01283007A - ガス絶縁開閉装置の据付方法

Info

Publication number: JPH01283007A
Application number: JP63109127A
Authority: JP
Inventors: Hiroaki Tsuchida; 土田　弘明
Original assignee: Toshiba Corp
Current assignee: Toshiba Corp
Priority date: 1988-05-06
Filing date: 1988-05-06
Publication date: 1989-11-14

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔発明の目的〕（産業上の利用分野）本発明は防振を施こしたガス絶縁開閉装置の据付方法に
関する。

（従来の技術）近年、変電機器は絶縁媒体としてＳＦ、ガス等の絶縁ガ
スを使用したガス絶縁開閉装置が主として採用されてい
る。

そして、ガス絶縁開閉装置の構成機器である遮断器の遮
断容量の増大により、その操作力が増大し、動作始原も
高速になっている。

このため、遮断器の振動や衝撃が増大する傾向にある。

この遮断器の振動や衝撃を吸収する方法として第４図に
示すような構造が考えられている。

即ち、遮断器１と据付面２との間に防振材３を装着して
いる。

これにより、遮断器１の協動は防振材３で効果的に吸収
され据付面２に伝達されることはない。

また、遮断器１に接続された他の機器への振動伝達を防
止する工夫が必要である。このため、遮断器１と他の機
器との接続はフレキシブル母線４を介して行なっている
。

ところで、このフレキシブル母線４は一般にベローズが
使用されるとともにベローズの内圧の圧力補償をするバ
ネが必要である。しかも、ベローズ内の内部導体もフレ
キシブルにする必要がある。

このため、フレキシブル母線４は高価なものとなり、ガ
ス絶縁開閉装置全体も高価なものとなる。

しかも、遮断器１と他の機器間にフレキシブル母線４を
装着することにより、ガス絶縁開閉装置が大形化すると
いう欠点がある。

（発明が解決しようとする課題）このように、従来のガス絶縁開閉装置にあっては遮断器
の振動及びｖＲ撃の周囲への伝達を防止するために、高
価なフレキシブル母線を必要としていた。そして、この
フレキシブル母線の使用によりガス絶縁開閉装置全体が
大形化していた。

本発明は上記の点に鑑み成されたもので、遮断器の振動
及び衝撃伝達を防止した小形のガス絶縁開閉装置の据付
方法を提供することを目的とする。

〔発明の構成〕

（課題を解決するための手段）上記目的を達成するために本発明においては、ガス絶縁
開閉装置を一つの共通ベース上に載置固定し、この共通
ベースを緩衝器を介して据付面に載置している。

（作　用）これにより、遮断器の振動及び衝撃は衝撃器により吸収
され据付面に伝達されないとともに、遮断器及び他の機
器が共通ベースにて一体化されているので遮断器と他の
機器間に無理な応力が発生せずフレキシブル母線が不要
となる。

（実施例）本発明の一実施例を第１図及び第２図を参照して説明す
る。尚、第１図及び第２図は夫々ガス絶縁開閉装置の正
面図及び平面図である。

遮断器１及び遮断器に接続される他の機器は回線毎にベ
ース１２上に載置固定される。そして、このベース１２
は工場内組立、輸送及び現地据付等に利用する。即ち、
工場内においてはベース１２上に各機器が接続され組立
てられる。また、輸送時には各機器の相対的位置が一定
に保持され、機器を破損することなく一体的に取扱うこ
とができる。

さらに、現地据付時には、機器の一括搬入が可能である
。

そして、１つの回線は第１図に示す如く、例えば遮断器
１１．変流器１３．接地開閉器１４．断路器１５゜計器
用変成器１６．抵抗付接地開閉器１７．ケーブルヘッド
１８．制御盤１９．変流器２０．断路器２１．接地開閉
器２２等から構成されている。

また、各回線間は主母線２３にて共通に連絡している。

そして、各回線のベース１２は共通ベース２４上に載置
固定されている。さらに、この共通ベース２４はバネ、
ダンパ、防振ゴム等からなる緩衝器２５を介して据付面
２６に載置されている。

次にガス絶縁開閉装置の据付手順について説明する。

１つの回線のガス絶縁開閉装置は、ベース１２上に工場
内あるいは現地で組立られる。

また、据付面２６には複数の緩衝器２５を介して一つの
共通ベース２４を載置する。この後、この共通ベース２
４に上述した各回線のガス絶縁開閉装置を並べて載置固
定するとともに各回線間を主母線２３にて連絡する。

本実施例においては、遮断器１１と他の機器とをベース
１２及び共通ベース２４に載置固定し、この共通ベース
２４を緩衝器２５を介して据付面２６に載置している。

これにより、遮断器１１の振動及び衝撃は緩衝器２５に
効果的に吸収され据付面２６に伝達されない。このため
、ガス絶縁開閉装置に隣接する機器への悪影響を防止す
ることができる。しかも、遮断器と他の機器との接続部
無理な応力が発生することがなく、フレキシブル母線が
不要となり、ガス絶縁開閉装置の小形化を図ることがで
きる。

尚、本実施例においては、１つの回線はベース１２上に
載置しているが、共通ベース２４に直接載置することも
できる。

また、第３図に示す如く据付面２６の一部に凹所２６ａ
を設け、この凹所２６ａに共通ベース２４を載置するこ
ともできる。これにより、ガス絶縁開閉装置の高さを低
減でき、耐振性能が向上する。さらに、水平方向に振動
に対して、共通ベース２４が凹所２６ａ側面に当接する
ので、水平方向の耐振性能も向上する。

〔発明の効果〕

以上説明したように、本発明においてはガス絶縁開閉装
置を一つの共通ベース上の載置固定し、この共通ベース
を緩衝器を介して据付面に載置したので、遮断器の振動
及び衝撃が据付面に伝達されず、遮断器と他の機器間に
無理な応力が発生しないのでフレキシブル母線が不要と
なり小形のガス絶縁開閉装置を提供することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示すガス絶縁開閉装置の正
面図、第２図は第１図に示すガス絶縁開閉装置の平面図
、第３図は本発明の他の実施例を示すガス絶縁開閉装置
の正面図、第４図は従来のガス絶縁開閉装置を示す正面
図である。１１・・・遮断器、　　　　　１２・・・ベース、１３
・・・変流器、　　　　　１４・・・接地開閉器、１５
・・・断路器、　　　　　１６・・・計器用変成器。１７・・・抵抗付接地開閉器、１８・・・ケーブルヘッ
ド、１９・・・制御盤、　　　　　２０・・・変流器、
２１・・・断路器、　　　　　２２・・・接地開閉器、
２３・・・主母線、２４・・・共通ベース、２５・・・
緩衝器、２６・・・据付面、２６ａ・・・凹　所。代理人　弁理士　則　近　憲　佑同　　　　第子丸　　　健第２図第１図第３図第４図

Claims

【特許請求の範囲】

遮断器を備えたガス絶縁開閉装置を全て一つの共通ベー
ス上に載置固定し、この共通ベースを緩衝器を介して据
付面に載置してなるガス絶縁開閉装置の据付方法。