JPH05145833A - 撮像用照明装置 - Google Patents

撮像用照明装置

Info

Publication number
JPH05145833A
JPH05145833A JP3166740A JP16674091A JPH05145833A JP H05145833 A JPH05145833 A JP H05145833A JP 3166740 A JP3166740 A JP 3166740A JP 16674091 A JP16674091 A JP 16674091A JP H05145833 A JPH05145833 A JP H05145833A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
illuminance
light source
image pickup
lamp
light
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3166740A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyoharu Oku
清春 奥
Mitsuaki Ikeda
光章 池田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
K O DENSHI KOGYO KK
Original Assignee
K O DENSHI KOGYO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by K O DENSHI KOGYO KK filed Critical K O DENSHI KOGYO KK
Priority to JP3166740A priority Critical patent/JPH05145833A/ja
Publication of JPH05145833A publication Critical patent/JPH05145833A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)
  • Image Input (AREA)

Abstract

(57)【要約】 [目的] 外光などによる照度の変動を補償して照明動
作品質が向上され、かつ使用効率が格段に向上された撮
像用照明装置を提供することである。 [構成] 光源装置11に内蔵されるランプからの光
は、光ファイバ12およびリング状光ファイバ13を介
してワ−ク3に照射される。ワ−ク3の撮像位置4付近
には、照度検出センサ14が配置され、検出された照度
に対応する照度信号は光源装置11に入力され、光源装
置11に内蔵されるスイッチング電源回路18によっ
て、ワ−ク3上の照度が一定となるように前記ランプへ
の駆動電圧が調整される。この駆動電圧が予め定める基
準電圧を上回ると、前記ランプのランプ切れが間近であ
ると見做し、光源装置11に配置されているブザ−15
および交換時期報知ランプ16を駆動して、ランプの交
換時期が到達したことを外部に報知する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば工場などにおけ
る生産ラインあるいは検査ラインなどにおいいて搬送さ
れる製品を撮像して画像認識を行う場合などに用いられ
る撮像用照明装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、工場の生産ラインや検査ライ
ンなどでは、供給される部品や生産された製品の検査な
どのために、搬送される製品などをCCD(電荷結合素
子)撮像装置などで撮像して画像処理を行い、製品の形
状認識などを行っている。このような画像処理用の照明
装置の光源としてキセノンランプ、ハロゲンランプある
いは高周波蛍光灯などが用いられている。キセノンラン
プは高速で移動する対象物の像を静止画として得るため
のいわゆるフラッシュ光の光源として用いられる。ハロ
ゲンランプや高周波蛍光灯は、前記撮像装置の視野が暗
い場合や撮像場所が室内など、カメラ感度に対して撮像
のための光量が不足する場合などに用いられる。
【0003】前記画像処理を適正に行うためには、この
ような照明装置による光源からの光の光量が安定してい
ることが必要であり、光量の安定化のために一般にスイ
ッチング電源を使用し、光源の点灯のための電源電圧を
安定化し、商用交流電源の入力電圧の変動あるいは出力
負荷電圧の変動に対して、点灯のための、電源電圧を一
定に保持するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこのよう
な従来例では、前記入力電圧や出力負荷電圧の変動に対
して対処しているものの、たとえば昼夜の外光の照度の
変化やランプの劣化による光源の照度の変化に対して対
応できず、画像処理が濃淡デ−タや2値化デ−タを扱う
場合に、入力画像の照度が変動することにより対象物か
らの反射光を適正にデ−タ化できなくなる。
【0005】また、ランプ寿命は一般に、100〜36
00時間であるが、寿命によるランプの交換方法は一定
の使用期間経過後、自動的に交換する方法が採用される
場合があるが、実際には、このランプ寿命については、
個々のランプでばらつきがあり、この方法で交換された
ランプはほとんどの場合、使用寿命に到達していないこ
とが多い。したがってこのような交換方法では不経済で
あり、実際に光源のランプが切れた時点で交換する方法
も多く採用されている。しかしながらこのような方法で
も、ランプが切れる時期に近くなるとランプの照度が低
下し、多きな駆動電力を供給する必要があり、エネルギ
−消費量が大きくなるという課題を生じる。またランプ
切れが近付くと照度が低下するので、画像処理演算にエ
ラ−が生じやすいという課題がある。
【0006】本発明の目的は、上述の技術的課題を解決
し、外光などによる照度の変動を補償して照明動作品質
が向上され、かつ使用効率が格段に向上された撮像用照
明装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、対象物を撮像
する撮像手段と、撮像位置の対象物に光を照射する光源
と、撮像位置付近に配置され、撮像位置付近の照度を検
出し、照度に対応する照度信号を出力する照度検出手段
と、照度検出手段の出力に応答し、前記撮像位置におけ
る照度が予め定める照度となるように光源に駆動電力を
供給して光源からの照射光量を調整する処理手段とを含
むことを特徴とする撮像用照明装置である。
【0008】また本発明は、前記処理手段は、光源に供
給される駆動電力レベルを、予め定める基準電力レベル
と比較し、駆動電力レベルが大きいときには光源の疲労
を報知する報知信号を出力することを特徴とする撮像用
照明装置である。
【0009】
【作 用】本発明に従えば、対象物を撮像手段で撮像す
るに際して、光源によって撮像位置の対象物に光を照射
する。撮像位置付近には、照度検出手段が配置され、撮
像位置付近の照度を検出し、照度に対応する照度信号を
出力する。処理手段は、照度検出手段の出力に応答し
て、前記撮像位置における照度が予め定める基準照度と
なるように、光源に駆動電力を供給して光源からの照射
光量を調整する。
【0010】したがって前記撮像位置付近が光源以外の
外光によって、たとえば昼夜などで照度が変化する場合
や、光源の経時変化によって同一駆動電力では照度が漸
減する場合などに対応して、処理手段は前記撮像位置付
近の照度が予め定める基準照度となるように、光源に駆
動電力を供給して光源からの照射光量を調整する。
【0011】これにより、光源に供給される駆動電力の
電源側の電圧変動を補償できるに止まらず、前述した外
光による照度の変動や、光源の経時変化による照度の変
動も併せて補償することができ、照明動作品質を格段に
向上することができる。
【0012】また本発明によれば、前記処理手段は、光
源に供給される駆動電力レベルを予め定める基準電力レ
ベルと比較し、駆動電力レベルが大きいときには、光源
の前記経時変化による疲労が所定程度以上に到達したと
見做して報知信号を出力する。これにより、光源の交換
時期が各光源の特性に応じて適正に報知されることにな
り、効率的な使用を図ることができる。
【0013】
【実施例】図1は本発明の一実施例の撮像用照明装置
(以下、照明装置と略す)1の構成を示す系統図であ
る。本実施例は、たとえば工場の生産ラインや検査ライ
ンにおいて、製品などの形状認識などを画像処理技術に
よって行う場合である。コンベアライン2上には所定形
状に製造された製品などの複数のワ−ク3が乗載され搬
送される。コンベアライン2の撮像位置4付近には、ワ
−ク位置検出センサ5が備えられ、検出出力は後述する
ような構成を有する画像処理装置6に入力される。
【0014】一方、コンベアライン2の前記撮像位置4
の上方には、ワ−ク3をワ−ク位置検出センサ5のワ−
ク検出タイミングと同期して、撮像するCCD(電荷結
合素子)カメラなどの撮像装置7が配置され、得られた
画像信号は前記画像処理装置6に入力される。画像処理
装置6は撮像装置7からの画像信号に対して、輪郭抽出
などの画像処理を行い、処理結果に対して評価判定処理
を行い、撮像位置4のワ−ク3が例として設計どうりの
適正な形状であるか否かを判断し、適正報知部8および
不適正報知部9を備える表示装置10において、前記報
知部8,9のいずれかを点灯するなどの制御を行う。
【0015】前記撮像装置7の先端部付近には、光源装
置11内のたとえばハロゲンランプの光を光ファイバ1
2を介して導入するリング状光ファイバ13が配置さ
れ、このリング状光ファイバ13からの光が前記撮像位
置4におけるワ−ク3を照射する。
【0016】前記撮像位置4付近には、撮像位置4付近
の前記リング状光ファイバ13からの照明光や周辺の外
光などを含んで撮像位置4付近の照度を検出する照度検
出センサ14が配置され、照度に対応した照度信号を、
前記光源装置11に出力する。光源装置11は後述する
ような構成を有し、照度信号に対応してワ−ク3付近の
照度が一定となるように、リング状光ファイバ13から
の照射光量、すなわち光源装置11内の前記ハロゲンラ
ンプが発生する光量を調整する。また光源装置11は、
内蔵されている前記ハロゲンランプの経時変化による劣
化状態を後述するように判定し、このランプの交換時期
を光源装置11に備えられるブザ−15の鳴動動作、お
よび交換時期報知ランプ16の点灯動作などにより外部
に報知する。
【0017】図2は前記光源装置11に関連する構成を
示すブロック図である。光源装置11の商用電源入力部
17に、外部から商用交流電源が供給され、後述するよ
うな構成を有するスイッチング電源回路18に電源を供
給する。このスイッチング電源回路18には、前述した
ハロゲンランプなどの照明用光源19が接続され、その
光出力が図1に示す光ファイバイ12を介してリング状
光ファイバ13に供給される。
【0018】一方、前記照度検出センサ14は、たとえ
ば光学系などからなる検出部20と、検出部20で検出
された光を光量に対応したレベルの電気信号に変換する
光電変換器21とを含んで構成され、その出力である照
度信号S1は光源装置11に備えられるフィ−ドバック
回路22を介して、前記スイッチング電源回路18に入
力する。一方、スイッチング電源回路18の出力は、基
準電圧設定部23からの出力と共に比較器24に入力さ
れ、スイッチング電源回路18からの出力電圧のレベル
が基準電圧を上回る場合には、図1に示すブザ−15お
よび交換時期報知ランプ16として実現されるエラ−出
力器25が動作し、照明用光源19の交換時期を外部に
報知する。このとき、基準電圧設定部23で設定される
基準電圧は、ハロゲンランプなどの照明用光源19の寿
命および画像処理装置6の処理能力などを総合的に勘案
して決定される。
【0019】図3は前記スイッチング電源回路18の構
成を示すブロック図である。前記商用電源入力部17か
らのたとえば100V、60Hzの商用交流電力は、一
次整流平滑回路26を備え、前記交流電力を整流する。
チョッパ回路27は、この整流出力を後述するようなチ
ョッパ周波数で区分し交流化する。この交流化出力は、
昇降圧トランス28に入力され、必要に応じて昇圧ある
いは降圧される。トランス28からの出力は、二次整流
平滑回路29で再び直流電圧に変換され、この正流出力
は、直流電圧出力回路30で直流電圧として外部に出力
される。ここで、前記チョッパ回路27が一次整流平滑
回路26からの整流された直流出力をチョッパ周波数で
区分する際に、そのチョッパ周波数、すなわち当該区分
のデュ−ティを調整することにより、二次整流平滑回路
29でトランス28からの交流出力を積分して直流電力
に変換する際のたとえば直流電圧レベルを調整すること
ができる。
【0020】本実施例では、チョッパ回路27の前記チ
ョッパ周波数を調整するに際して、前記フィ−ドバック
回路22から入力される照度信号S1をパルス幅制御回
路31にフィ−ドバック入力し、照度信号S1を所望の
デュ−ティに設定する。つぎに高周波発振回路32に入
力され、パルス幅設定回路31で設定したデュ−ティで
発生し、前記チョッパ回路27に入力する。
【0021】図4は前記画像処理装置6に関連する構成
のブロック図である。前記撮像装置7からの複合画像信
号は、画像処理装置6の同期分離回路41に入力されて
同期信号が分離され、得られた画像信号はアナログ/デ
ジタル変換器42でデジタル信号に変換される。このデ
ジタル画像デ−タは画像メモリ33にストアされ、マイ
クロプロセッサなどを含んで構成される中央制御部36
の制御の下で読み出され、デジタル/アナログ変換器3
4で再び画像信号に変換され、たとえばモニタ装置35
などにワ−ク3の画像が表示される。一方、中央制御部
36は画像メモリ33にストアされた画像デ−タにたと
えば輪郭抽出などの画像処理を行い、当該画像デ−タに
対応するワ−ク3が設計どうりの適正な形状であるかど
うかを判定し、前述したように表示装置10に適正また
は不適正を表す表示を行う。このような中央制御部36
にはタイミング信号を生成して入力するタイミング入力
部37が接続される。
【0022】以下、本実施例の照明装置1の動作につい
て説明する。前記照明用光源19に基づくリング状光フ
ァイバ13からの光源光や他の外光を含む前記撮像位置
4付近の照度が、照度検出センサ14で検出される。こ
こで撮像位置4付近の照度が定常状態から低下した場合
を想定する。このとき、前記照度検出センサ14の光電
変換器21の抵抗値が大きくなり、照度検出センサ14
からの照度信号S1のレベルが増大する。照度信号S1
が光源装置11に入力され、フィ−ドバック回路22か
らの出力レベルが増大する。したがってスイッチング電
源回路18からの出力電圧V1が増大し、照明用光源1
9の光量が増大する。これにより、前記撮像位置4付近
の照度が一定に保持される。
【0023】前記撮像位置4付近の照度が定常状態から
増大した場合も動作内容は前述した説明と同様であり、
スイッチング電源回路18からの出力電圧V1のレベル
が低下することにより、照明用光源19からの光量が低
下し、これにより撮像位置4付近の照度が一定に保持さ
れる。
【0024】一方、図2に示すように、スイッチング電
源回路18からの出力電圧V1は比較器24で基準電圧
設定部23からの基準電圧Vthと比較され、出力電圧
V1が基準電圧Vth以上になると、エラ−出力器25
が動作し、前記ブザ−15および交換時期報知ランプ1
6を用いて報知動作を行う。
【0025】図5は、たとえばハロゲンランプなどの照
明用光源19の通電時間と発生光量との関係を示すグラ
フであり、図6は当該通電時間と照明用光源19を同一
照度に保持するための駆動電圧V1との関係を示すグラ
フである。ハロゲンランプなどの照明用光源19は、連
続して点灯した場合、通電時間に負の相関を有して発生
光量Cが変化する。この状態は図5ラインL1で示され
る。基準光量Cthはハロゲンランプなどの照明用光源
19がこの基準光量Cthを下回ると、まもなくランプ
切れとなるような値に選ばれる。
【0026】一方、照明用光源19を同一照度に維持す
る場合、通電時間の経過と共に前記発生光量の漸減に対
応して、駆動電圧V1は図6ラインL2で示すように上
昇する。このとき基準電圧Vthは、前記基準光量Ct
hに対応する値に選ばれる。すなわち、前記基準電圧設
定部23で設定された基準電圧Vthにスイッチング電
源回路18からの駆動電圧V1が到達すると、当該照明
用光源19はいわゆるランプ切れを発生する直前の状態
と見做すことができる。
【0027】すなわち本実施例では、前述したような動
作で比較器24が照明用光源19のランプ切れが近い状
態を検出しエラ−出力器25、すなわち前記ブザ−15
や交換時期報知ランプ16で照明用光源19の交換を外
部に報知する。この報知動作は、実際に用いられている
ハロゲンランプなどの照明用光源19の個々の物理的特
性に対応して、一般には使用開始時から異なる期間経過
後に起動されることになる。したがって従来例で説明し
たような照明用光源の交換方法と異なり、使用可能なラ
ンプを交換する無駄を解消でき、また照明用光源19が
実際にランプ切れを生じた後に交換を行うことにより、
撮像動作を停止してしまい、生産ラインあるいは検査ラ
インを停止するという不具合を防止している。したがっ
て証明動作品質を格段に向上できると共に、照明用光源
19したがって照明装置1の効率的な使用を図ることが
できる。
【0028】前記実施例で照明用光源19はハロゲンラ
ンプとして説明したが、これに代えて高周波蛍光灯を用
いるようにしてもよい、このとき図3のスイッチング電
源回路18において、出力される駆動電圧V1として交
流電圧が用いられるので、整流平滑回路26,29は不
要となる。
【0029】図7は本発明の他の実施例の画像処理装置
6aに関連する構成のブロック図である。本実施例は前
述の実施例に類似し、対応する部分には同一の参照符号
を付す。前述の実施例では図1に示す撮像位置4付近の
照度の変化を照度検出センサ14で検出し、その出力で
ある照度信号S1に基づいて光源装置11の制御で前記
撮像位置4付近の照度を一定にする処理を行い、また図
2に示す照明用光源19の寿命をスイッチング電源回路
18からの駆動電圧V1に基づいて判定した。これに対
し、本実施例では図2に示す照度検出センサ14、基準
電圧設定部23、比較器24に代えて、画像処理装置6
aにおける画像処理にて、前記撮像位置4付近の照度を
一定にする処理を行い、かつ前記照明用光源19の寿命
を検出して前述したような報知動作を行おうとするもの
である。
【0030】本実施例は、前述したように光源装置11
の構成が簡略化され、一方、画像処理装置6aの構成は
後述するように変更される。すなわち、画像メモリ33
には入力/出力制御回路38が接続され、この入力/出
力制御回路38には前記表示装置10とタイミング入力
部37とが接続され、更にインタフェ−ス回路39を介
してパ−ソナルコンピュ−タ40などの外部のコンピュ
−タが接続される。すなわち本実施例では、前記入力/
出力制御回路38の制御、あるいはパ−ソナルコンピュ
−タ40の制御によって後述する制御動作を行う。図8
は本実施例の制御動作を説明するフロ−チャ−トであ
る。ステップa1では画像処理装置6aに前記撮像装置
7からの画像信号が取込まれる。ステップa2では、取
込まれて画像メモリ33に前述したようにストアされた
画像デ−タに対して、ワ−ク3に相当する領域内の照度
C1を、たとえば当該領域全体の照度の平均値を演算す
るなどして算出する。ステップa3では予め定める基準
照度C0、すなわち新規に交換された直後の照明用光源
19の照度を維持するに必要な駆動電力P(C0)と、
照明用光源19からの照度が検出された照度C1である
場合に、この照度C1を実現する駆動電力P(C1)と
の差ΔP ΔP=P(C1)−P(C0) を演算する。
【0031】ステップa4では必要な駆動電力P P=P(C0)+ΔP を演算し、ステップa5でこの演算された電力Pに対応
する駆動電圧V1を照明用光源19に供給する。
【0032】ステップa6ではこの駆動電圧V1が前記
予め定める基準電圧Vth以上であるかどうかを判断
し、判断結果が否定ならば処理はステップa1に戻り前
述の処理を繰り返す。ステップa6の判断が肯定ならば
ステップa7に移り、照明用光源19のランプ切れが間
近であると判断して前述したような報知動作を行う。
【0033】このような実施例によっても前述の実施例
で述べた効果と同一の効果を達成できるのは明らかであ
る。
【0034】
【発明の効果】以上のように本発明に従えば、 本発明
に従えば、対象物を撮像手段で撮像するに際して、光源
によって撮像位置の対象物に光を照射する。撮像位置付
近には、照度検出手段が配置され、撮像位置付近の照度
を検出し、照度に対応する照度信号を出力する。処理手
段は、照度検出手段の出力に応答して、前記撮像位置に
おける照度が予め定める基準照度となるように、光源に
駆動電力を供給して光源からの照射光量を調整する。
【0035】したがって前記撮像位置付近が光源以外の
外光によって、たとえば昼夜などで照度が変化する場合
や、光源の経時変化によって同一駆動電力では照度が漸
減する場合などに対応して、処理手段は前記撮像位置付
近の照度が予め定める基準照度となるように、光源に駆
動電力を供給して光源からの照射光量を調整する。
【0036】これにより、光源に供給される駆動電力の
電源側の電圧変動を補償できるに止まらず、前述した外
光による照度の変動や、光源の経時変化による照度の変
動も併せて補償することができ、照明動作品質を格段に
向上することができる。
【0037】また本発明によれば、前記処理手段は、光
源に供給される駆動電力レベルを予め定める基準電力レ
ベルと比較し、駆動電力レベルが大きいときには、光源
の前記経時変化による疲労が所定程度以上に到達したと
見做して報知信号を出力する。これにより、光源の交換
時期が各光源の特性に応じて適正に報知されることにな
り、効率的な使用を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の照明装置1の系統図であ
る。
【図2】本実施例の光源装置11に関連する構成のブロ
ック図である。
【図3】スイッチング電源回路18のブロック図であ
る。
【図4】画像処理装置6に関連する構成のブロック図で
ある。
【図5】照明用光源19の通電時間と発生光量との関係
を示すグラフである。
【図6】照明用光源19の通電時間と同一照度を達成す
るに必要な駆動電圧V1との関係を示すグラフである。
【図7】本発明の他の実施例の画像処理装置6aのブロ
ック図である。
【図8】本実施例の動作を説明するフロ−チャ−トであ
る。
【符号の説明】
1……照明装置 3……ワ−ク 4……撮像位置 6,6a……画像処理装置 7……撮像装置 10……表示装置 11……光源装置 13……リング状光ファイバ 14……照度検出センサ 15……ブザ− 16……交換時期報知ランプ 18……スイッチング電源回路 19……照明用光源 23……基準電圧設定部 25……エラ−出力器

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】対象物を撮像する撮像手段と、 撮像位置の対象物に光を照射する光源と、 撮像位置付近に配置され、撮像位置付近の照度を検出
    し、照度に対応する照度信号を出力する照度検出手段
    と、 照度検出手段の出力に応答し、前記撮像位置における照
    度が予め定める照度となるように光源に駆動電力を供給
    して光源からの照射光量を調整する処理手段とを含むこ
    とを特徴とする撮像用照明装置。
  2. 【請求項2】前記処理手段は、光源に供給される駆動電
    力レベルを、予め定める基準電力レベルと比較し、駆動
    電力レベルが大きいときには光源の疲労を報知する報知
    信号を出力することを特徴とする請求項1記載の撮像用
    照明装置。
JP3166740A 1991-07-08 1991-07-08 撮像用照明装置 Pending JPH05145833A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3166740A JPH05145833A (ja) 1991-07-08 1991-07-08 撮像用照明装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3166740A JPH05145833A (ja) 1991-07-08 1991-07-08 撮像用照明装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05145833A true JPH05145833A (ja) 1993-06-11

Family

ID=15836876

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3166740A Pending JPH05145833A (ja) 1991-07-08 1991-07-08 撮像用照明装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05145833A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007135735A1 (ja) * 2006-05-23 2007-11-29 Glory Ltd. 顔認証装置、顔認証方法および顔認証プログラム
KR101331798B1 (ko) * 2006-06-22 2013-11-21 엘지디스플레이 주식회사 액정표시소자 결함 검사장치 및 그 제어방법
WO2022045047A1 (ja) * 2020-08-26 2022-03-03 株式会社サタケ 光学式選別機

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0227485A (ja) * 1988-07-16 1990-01-30 Mitsubishi Electric Corp 画像処理システム

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0227485A (ja) * 1988-07-16 1990-01-30 Mitsubishi Electric Corp 画像処理システム

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007135735A1 (ja) * 2006-05-23 2007-11-29 Glory Ltd. 顔認証装置、顔認証方法および顔認証プログラム
JPWO2007135735A1 (ja) * 2006-05-23 2009-09-24 グローリー株式会社 顔認証装置、顔認証方法および顔認証プログラム
KR101331798B1 (ko) * 2006-06-22 2013-11-21 엘지디스플레이 주식회사 액정표시소자 결함 검사장치 및 그 제어방법
WO2022045047A1 (ja) * 2020-08-26 2022-03-03 株式会社サタケ 光学式選別機
GB2612517A (en) * 2020-08-26 2023-05-03 Satake Eng Co Ltd Optical Sorter

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7608807B2 (en) Closed loop daylight harvesting light control system having auto-calibration
US6295085B1 (en) Method and apparatus for eliminating flicker effects from discharge lamps during digital video capture
JP5438414B2 (ja) 明るさ検知システムおよびそれを用いた照明システム
CN101040570A (zh) 用于照明系统的可控电源电路及其操作方法
JP5299722B2 (ja) Led照明装置
CN1767716A (zh) 通过频率控制的放电灯的点亮
US6404145B1 (en) Apparatus for and method of controlling backlight for liquid crystal display
JPS5999881A (ja) 自動光強度制御システム
JP4687612B2 (ja) 高圧放電灯点灯装置及び照明器具
JPH05145833A (ja) 撮像用照明装置
US5636040A (en) Automatic intensity control of the lamp within image scanning apparatus
JPH07151701A (ja) ストロボスコープの光量補正機能を有する検査装置
JP2003243195A (ja) 放電灯の点灯方法及びその交流バラストと交流点灯装置並びに該点灯装置を使用した光源装置
JP5114262B2 (ja) 照明システム
CN1433250A (zh) 放电灯点亮设备、光源设备和投影型显示设备
JP4172075B2 (ja) 放電ランプ点灯装置および照明装置
JP5376867B2 (ja) 照明点灯装置、照明器具、及び照明システム
TWI412872B (zh) 具有自動調整投影亮度功能的投影裝置及方法
JP4590327B2 (ja) 放電灯点灯装置
JP2005149729A (ja) ストロボ点灯装置
JP2005353382A (ja) 蛍光ランプ点灯装置および照明制御システム
JP5361510B2 (ja) 画像読取装置
JP2006155948A (ja) 照明装置
KR100267242B1 (ko) 스캐너램프제어장치
JP4227739B2 (ja) 製品等検査装置及び照明制御装置