JPH05145823A - 動体追尾装置 - Google Patents

動体追尾装置

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JPH05145823A
JPH05145823A JP3308765A JP30876591A JPH05145823A JP H05145823 A JPH05145823 A JP H05145823A JP 3308765 A JP3308765 A JP 3308765A JP 30876591 A JP30876591 A JP 30876591A JP H05145823 A JPH05145823 A JP H05145823A
Authority
JP
Japan
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moving body
background
image
moving
picture
Prior art date
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Pending
Application number
JP3308765A
Other languages
English (en)
Inventor
Eiichi Tanaka
栄一 田中
Takashi Niwa
孝 丹羽
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP3308765A priority Critical patent/JPH05145823A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 画像により背景修正を行ないながら動いてい
る物を自動的に追いかけて移動方向にカメラを向ける。 【構成】 画像入力手段1から得られた複数の画像から
画像間の背景を修正する背景修正手段2と、背景修正手
段2で修正された背景から動体を認識する動体認識手段
7が設けられ、さらにこの動体認識手段7の信号により
画像入力手段1を回転させるための駆動部と、支持台1
2に支えられた駆動部8の制御を行う制御手段11が設
けられている。これにより画像入力手段1に入力された
画像の中から動いている動体を認識し動いている動体が
常に画像の中央に位置するように画像入力手段1を動か
し動体を追尾する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は画像中から動体を検出
し、画像の特徴から動体を認識してその動体を追尾する
ビデオカメラ用の動体認識装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の動体認識装置は、ビデオ
カメラのオートフォーカスのために画像をいくつかの領
域に分割して各々の領域でのエッジ検出によりエッジが
出ているところが動いているところとして検出し、これ
によりカメラのオートフォーカスを行なっていた。一方
画像により動体を検出する手段として、図3のように、
背景画面Aと現画面Bの差分画面Cを取り、動いた部分
のみ抽出する手段や、図4に示すように、前画面Dと現
画面Eのフレーム間差分画面Fをとるいわゆる画像の微
分値を求める手段があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成において、カメラのオートフォーカスに使用する
場合は被写体の方向に自らビデオカメラを持ち、被写体
を自らの目で見て考えて追いかけるというものであり、
動体を自動追尾するものではなかった。
【0004】一方、カメラから入力された画像から背景
画像と現在の画像との差分画面を取り、動いた部分のみ
を抽出するという手段は、背景画面を取り除くため、動
体の形状を取り出すことができ、正確な動体形状から各
部の位置を検出できるという長所がある反面、カメラが
移動して背景が次々と変化している場合には単純に背景
を取り除いても動いている動体の抽出はできないという
課題があった。また、画像の微分値を求める手段は、前
画面とのフレーム間差分を取る画像の微分値であるため
に、(1)動体のエッジの部分が抽出されるが、動体全
体でないため、位置検出等の時にはエッジの線が切れて
いたりするので検出が難しく、誤った位置を検出してし
まう。(2)動体の動きが少なくなるとエッジの線が細
くなりついに消えてしまう。そのため動体が消えたり現
れたりして誤動作の原因になるという課題があった。
【0005】従って、この2つの手段による動体の抽出
方法ではカメラを動かして画像中から動体を抽出するこ
とはできなかった。
【0006】本発明は上記課題を解決し、画像の背景修
正を行ないながら人体等の動いている物を自動的に追い
かけてその人体等の移動方向にカメラを向けるようにす
ることを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】そして、上記目的を達成
するために、本発明は画像入力手段と、前記画像入力手
段を動かす駆動部と、前記駆動部を支持する支持台と、
前記画像入力手段より得られた複数の画像から画像間の
背景を修正する背景修正手段と、前記背景修正手段で修
正された画像から動体を認識する動体認識手段と、前記
動体認識手段の出力に基づいて前記駆動部を制御する制
御手段とを設けたものである。
【0008】
【作用】本発明のビデオカメラ用の動体認識装置は上記
構成によって、人体等の移動領域を撮像する画像入力手
段により得られた信号から背景修正手段により背景画像
の修正を行い、修正された画像から動体認識手段により
動体を認識してその動体を追尾するために動体の位置検
出を行ない、検出された位置信号により支持台により支
えられた駆動部を動かし、画像入力手段を動体の方向に
向けて動体を追尾する。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付図面を参照し
て説明する。
【0010】図1において、1は画像入力手段であるビ
デオカメラ、2はビデオカメラから信号ケーブル3を介
して得られた複数の画像から画像間の動きベクトルを検
出する動きベクトル検出手段4と、動きベクトル検出手
段4により検出された動きベクトルの中から画面全体の
動きを検出する代表動きベクトル検出手段5と、代表動
きベクトル検出手段5の出力により画面の拡大縮小及び
移動を行なう画面修正手段6により構成してある背景修
正手段、7は背景修正手段2で修正された背景から動体
を認識する動体認識手段、8は動体認識手段7の信号に
よりXY方向駆動部9とZ方向駆動部10で構成される
駆動部、11は駆動部8の制御を行う制御手段である。
また、カメラは駆動部8の上に固定されXY方向駆動部
9とZ方向駆動部10により上下左右に回転できるよう
になっている。さらに、駆動部8は三脚である支持台1
2に固定され一定の高さに調整できるようになってい
る。なお、13は動いている人体を示す。
【0011】次に、この一実施例の構成に於ける動作を
説明する。図2はこの動作を示すフローチャートであ
る。今、人体13が走っている時に、人体13を追尾し
て人体の運動状態を解析する場合について説明する。画
像入力手段1は人体13が通過する近傍の一点に三脚1
2により設置されている。最初は、人体が存在しない背
景をステップ101において画像入力手段1により画像
入力を行い背景修正手段2に背景画像を記憶させる。次
にステップ102にて次の現画像を入力して、ステップ
103において背景修正手段2にて現画像と背景画像の
比較を行うために前処理としての形状検出を行なう。即
ち現画像と背景画像の各々の空間微分等によりエッジ検
出を行ない、その後、検出されたエッジ線を平滑化等に
よりエッジ線をつなぎ合わせて入力した画像の修正を行
ない形状検出をする。更に、ステップ104で前に求め
た背景画像のエッジ線と現画像のエッジ線の対応点を求
め、ステップ105で動きベクトル検出手段4により各
対応点を結ぶベクトルの検出を行い、図3に示すように
複数のベクトルのなかでステップ106にて多数の一定
方向に検出される(例えば、XY方向駆動部9により水
平右方向の回転をカメラに与えると通常画像の中の各動
体が水平左方向に移動する。この移動の方向を検出す
る。また、三脚12が設置されている近くを人体が通過
するときに振動により画像入力手段1に上下の振動があ
った場合には上下方向のベクトルが検出される)一連の
ベクトル(以下代表動きベクトルとする)の方向を代表
動きベクトル検出手段5により検出する。ここで、図3
において画面Aは修正前の背景画像、画面Bは現画像、
画面Cは修正後の背景画像である。ステップ107では
画面修正手段6により現画像の拡大縮小、あるいは移動
を行ない、その後、前に処理された画像を背景画像と重
ねて現時点での背景を検出する(最初は人体13が検出
されず背景のみであり三脚12に設置してある駆動部8
が駆動せず画像は変化がない。従って背景修正を行なっ
ても同一背景となる。図3において画面Cの状態であ
る)。ステップ108では現画像から背景修正手段2で
求めた背景画像を差分演算して動体認識手段7にて動体
の抽出を行ない、ステップ109で動体が存在するかし
ないかを動体認識手段7で認識して、人体13が検出さ
れれば動体認識手段7によりステップ110で人体13
の位置を検出して制御手段11に信号を送り、ステップ
111で人体13が画像のほぼ中央になるように人体1
3と画像の中心との距離だけ移動するように駆動部8を
動かす。その後、ステップ102へ行き、現画像を画像
入力手段2にて入力してステップ102からステップ1
11までの操作を繰り返す。もし、ステップ109で人
体の存在がなければそのまま次のサイクルに移行し、ス
テップ102からステップ111までの操作を行なう。
【0012】尚、動体抽出手段として、動きベクトル検
出手段4の中から代表動きベクトル検出手段5により検
出された動きベクトル以外のベクトルの中から違った動
きをするベクトル、即ち、特定動きベクトル検出を行な
うことにより動体の抽出を行なうようにしても良い。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように本発明の動体追尾装
置は、画像入力手段より得られた信号から動き検出をし
て背景修正を行ない特定の動きから人や動いている動体
の認識を行ない、人体が常に画面の中央になるように駆
動部を動かしカメラを回転させることにより次の効果が
得られる。
【0014】(1)入力された画像の中から背景を修正
して特定の動きと区別するため、人体等の動いているも
のをカメラが自動的に追尾することができる。
【0015】(2)三脚等の支持台上に駆動部が設置し
てありカメラから離れていても人体等の動いている動体
を自動的に追尾することができる。
【0016】(3)カメラの支持台の振動により入力さ
れた画像が上下動しても背景が修正されて動いている動
体の認識ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における動体追尾装置の構成
を示すブロック図
【図2】同装置のフローチャート
【図3】同装置の背景修正に使用する画面を説明する模
式図
【図4】従来の動体識別装置の差分画面を説明する動作
模式図
【図5】同装置のフレーム間差分画面を説明する動作模
式図
【符号の説明】
1 画像入力手段 2 背景修正手段 7 動体認識手段 8 駆動部 11 制御手段 12 支持台

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像入力手段と、前記画像入力手段を動か
    す駆動部と、前記駆動部を支持する支持台と、前記画像
    入力手段より得られた複数の画像から画像間の背景を修
    正する背景修正手段と、前記背景修正手段で修正された
    画像から動体を認識する動体認識手段と、前記動体認識
    手段の出力に基づいて前記駆動部を制御する制御手段を
    具備した動体追尾装置。
JP3308765A 1991-11-25 1991-11-25 動体追尾装置 Pending JPH05145823A (ja)

Priority Applications (1)

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JP3308765A JPH05145823A (ja) 1991-11-25 1991-11-25 動体追尾装置

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JP3308765A JPH05145823A (ja) 1991-11-25 1991-11-25 動体追尾装置

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Publication Number Publication Date
JPH05145823A true JPH05145823A (ja) 1993-06-11

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ID=17985031

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JP3308765A Pending JPH05145823A (ja) 1991-11-25 1991-11-25 動体追尾装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000182065A (ja) * 1998-12-17 2000-06-30 Xerox Corp 動画像リアルタイム変換方法、キ―フレ―ム選択方法、及び動画像変換システム
US7295237B2 (en) 2003-07-18 2007-11-13 Konica Minolta Holdings, Inc. Image capturing apparatus capable of extracting a moving object
JP2020020699A (ja) * 2018-08-01 2020-02-06 株式会社キーエンス 三次元座標測定装置

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