JPH05145037A - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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JPH05145037A
JPH05145037A JP30871591A JP30871591A JPH05145037A JP H05145037 A JPH05145037 A JP H05145037A JP 30871591 A JP30871591 A JP 30871591A JP 30871591 A JP30871591 A JP 30871591A JP H05145037 A JPH05145037 A JP H05145037A
Authority
JP
Japan
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transistor
capacitor
electrode
source
bit line
Prior art date
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Pending
Application number
JP30871591A
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English (en)
Inventor
Tatsuya Ishii
達也 石井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 DRAMメモリセルのトランジスタをホット
キャリアによるトランジスタの特性劣化が生じない構造
とすることでチャネル長の縮小化を可能にし、トランジ
スタが占める面積の縮小を図ることを目的とする。 【構成】 DRAMメモリセルをワード線2aとソース
/ドレイン電極3,4とビット線5とを有するパンチス
ルートランジスタとストレージノード7とセルプレート
8からなるキャパシタより構成し、パンチスルー現象に
よりスイッチング動作を実現してホットキャリア現象に
よるトランジスタの特性劣化をなくす。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体記憶装置に関
し、特に1つのトランジスタと1つのキャパシタとで1
つのメモリセルが構成されたダイナミックランダムアク
セスメモリ(以下DRAMと呼ぶ)に関する。
【0002】
【従来の技術】近年の半導体記憶装置の進歩はめざまし
く、高集積化,高密度化に伴いその中に形成される半導
体素子の微細化が急速に進んでいて、高速でしかも大容
量,高信頼性への要求は強い。
【0003】これらの要求を満たすのに半導体素子のパ
ターンをますます微細化することが不可欠となってきて
いる。特にDRAMはその代表例でメモしセルを構成す
るトランジスタやキャパシタの占有面積の低減を図るた
めの技術開発が日夜進められている。
【0004】図6は、文献(M.Kumanoya e
t al,IEEEJ.Solid−State Ci
ritcuits,Vol.Sc−18,pp909t
o913October,1985)に示された従来の
DRAMにおけるメモリセルの断面構造図で、現在大量
に生産されている1MビットDRAMの代表的な構造を
示している。
【0005】1はSi基板、2cはワード線、3はビッ
ト線側ソース/ドレイン電極、4はキャパシタ側ソース
/ドレイン電極、5はビット線、8はストレージノー
ド、9はキャパシタ誘電体膜、10はセルプレート、1
3は表面保護膜、14は酸化膜分離層、22はゲート電
極である。
【0006】図7は、図6に示したメモリセルの1個分
の等価回路を示した回路図であり、21は絶縁ゲート型
電界効果トランジスタ(以下MISトランジスタと呼
ぶ)である。
【0007】次にこのDRAMメモリセルの動作につい
て説明する。MISトランジスタ21のゲート電極22
はワード線2cに接続され、一方のキャパシタ側ソース
/ドレイン電極4はキャパシタのストレージノード8に
接続され、他方のビット線側ソース/ドレイン電極3は
ビット線5に接続されている。
【0008】データの書き込み時には、ワード線2cに
所定の電圧が印加されることによってMISトランジス
タ21が導通し、ビット線5に印加された電荷がストレ
ージノード8に蓄えられる。
【0009】一方、データの読み出し時には、ワード線
2cに所定の電圧が印加されることによってMISトラ
ンジスタ21が導通するため、ストレージノード8に蓄
えられていた電荷がビット線5を介して放出される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図6に
示したDRAMにおいては、ストレージノード8のキャ
パシタの容量がある一定以上必要であることからキャパ
シタ面積の縮小には限界があるため、前述した半導体素
子のパターンの微細化に対してその要求を満たすことが
困難になってきた。
【0011】一方、MISトランジスタに対しては、特
にピンチオフ領域におけるドレイン端部でのインパクト
イオン化によって発生したホットキャリアにより、トラ
ンジスタの特性が長期的に劣化するという信頼性上の問
題から微細化によるチャネル長の縮小には限界があっ
た。
【0012】本発明は、前述のトランジスタがホットキ
ャリアによるトランジスタの特性劣化が生じない構造と
することでチャネル長の縮小化を可能にし、トランジス
タが占める面積の縮小を図ることを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体記憶装置
は、パンチスルー現象を利用してスイッチング動作をさ
せているトランジスタとキャパシタとにより構成したメ
モリセルからなる。
【0014】このトランジスタは、その基板電極をワー
ド線に接続し、一方の拡散電極はビット線に接続し、他
方の拡散電極はキャパシタの一方の電極に接続し、キャ
パシタの他方の電極はメモリセル共通の固定電位電極に
接続する。基板電極の電位によりトランジスタのパンチ
スルー現象を制御してスイッチング動作を実現する。
【0015】
【作用】本発明におけるメモセルのトランジスタは、パ
ンチスルー現象を利用してスイッチングをするようにし
たもので、ホットキャリアによるトランジスタの特性劣
化がなくなることからチャネル長の縮小が可能になる。
【0016】
【実施例】図1は本発明の1実施例を示すDRAMメモ
リセルの平面レイアウト図、図2は図1のI−I’線の
断面図、図3は図1のII−II’線の断面図である。さら
に図4は図1のメモリセルの1個分の等価回路を示す回
路図である。
【0017】図1〜図3を参照して、その構造を説明す
る。1はシリコン基板、2aはSi基板1上に形成され
たp型不純物拡散層からなるワード線、2bは金属配
線、3はワード線2aの上に形成されたn型不純物拡散
層からなるビット線側ソース/ドレイン電極,4は同じ
くn型不純物拡散層からなるキャパシタ側ソース/ドレ
イン電極である。
【0018】5はビット線であり、ビット線側ソース/
ドレイン電極3に接続しており、さらにワード線2aを
介してもう一方のキャパシタ側ソース/ドレイン電極4
に接続している。
【0019】なお、ビット線側ソース/ドレイン電極
3,キャパシタ側ソース/ドレイン電極4は、パンチス
ルー現象によるスイッチング動作をさせるために、ワー
ド線2aより十分に浅く形成されている。
【0020】6は第1の絶縁膜、7は第2の絶縁膜、8
はストレージノード、9はキャパシタ誘電体膜、10は
セルプレート、11は第3の絶縁膜、13は表面保護
膜、14は隣接するワード線2aを電気的に分離する酸
化膜分離層、15はストレージノードコンタクトであ
る。
【0021】キャパシタを構成するストレージノード8
とセルプレート10は、ワード線2aとビット線5の上
層に配線しているため、図1に示すようにチップ全域に
対してキャパシタの領域、すなわちストレージノード8
の領域を占有することができる。
【0022】なお、ストレージノード8は絶縁膜6を開
孔して形成したストレージノードコンタクト15を介し
て、n型不純物拡散層のキャパシタ側ソース/ドレイン
電極4に接続している。
【0023】図5は、本発明のパンチスルートランジス
タ20の動作を説明した模式図であり、ビット線側ソー
ス/ドレイン電極3,キャパシタ側ソース/ドレイン電
極4及びワード線2aの不純物拡散層を含むシリコン基
板1のみを示しており、30はp−n接合部の空乏層の
広がりを示す。
【0024】次に動作について説明する。図5(a)は
オフ状態の空乏層30の分布を示している。
【0025】ワード線2aはビット線側ソース/ドレイ
ン電極3,キャパシタ側ソース/ドレイン電極4より比
較的浅いマイナス電位が印加されており、パンチスルー
現象は起きていない。
【0026】しかしワード線2aの電位をビット線側ソ
ース/ドレイン電極3,キャパシタ側ソース/ドレイン
電極4より比較的深くマイナスにすると図5(b)に示
すようにビット線側ソース/ドレイン電極3,キャパシ
タ側ソース/ドレイン電極4のそれぞれの空乏層30が
広がり、両者の空乏層30が接続してパンチスルー電流
が流れる。
【0027】すなわちビット線側ソース/ドレイン電極
3,キャパシタ側ソース/ドレイン電極4間の電位分布
が段階的に変化し貫通電流が流れる。(オン状態)以上
のようにしてワード線2aの電位によりパンチスルー現
象を制御しトランジスタをスイッチングさせることがで
きる。
【0028】
【発明の効果】以上のように本発明の半導体記憶装置の
1構成単位のメモリセルは、パンチスルー現象を利用し
たトランジスタがスイチング動作をするため、ホットキ
ャリア現象によるトランジスタの特性が長期的に劣化す
る信頼性上の問題がなくなる。
【0029】これによりチャネル長の縮小化、すなわち
トランジスタの微細化が容易になりトランジスタの占め
る面積が縮小できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例を示す平面レイアウト図であ
る。
【図2】図1のI−I’方向断面を示す断面図である。
【図3】図1のII−II’方向断面を示す断面図である。
【図4】図1のトランジスタの等価回路を示す回路図で
ある。
【図5】本発明の動作状態を示す模式図である。
【図6】従来のDRAMの1例を示す断面図である。
【図7】図6のDRAMの1つのトランジスタの等価回
路を示す回路図である。
【符号の説明】
2a ワード線 2b 金属配線 5 ビット線 7 第2の絶縁膜 8 ストレージノード

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1つのキャパシタと、1つのトランジス
    タにより構成されたメモリセルを複数個隣接配置した半
    導体記憶装置において、 前記トランジスタがパンチスルー現象を利用してスイッ
    チング動作をさせていることを特徴とした半導体記憶装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の半導体記憶装置におい
    て、 前記トランジスタは半導体基板上に形成した第1導電型
    の拡散層からなるワード線と、このワード線上に形成し
    た第2導電型の1対の拡散層電極とからなり、 前記トランジスタの一方の拡散層電極はビット線に接続
    し、 前記トランジスタの他方の拡散層電極は情報電荷蓄積領
    域である前記キャパシタの一方の電極に接続し、 前記キャパシタの他方の電極は前記メモリセルに共通の
    固定電位電極に接続した半導体記憶装置。
JP30871591A 1991-11-25 1991-11-25 半導体記憶装置 Pending JPH05145037A (ja)

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JP30871591A JPH05145037A (ja) 1991-11-25 1991-11-25 半導体記憶装置

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JP30871591A JPH05145037A (ja) 1991-11-25 1991-11-25 半導体記憶装置

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JPH05145037A true JPH05145037A (ja) 1993-06-11

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JP30871591A Pending JPH05145037A (ja) 1991-11-25 1991-11-25 半導体記憶装置

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