JPH0514422A - パルス整形回路 - Google Patents

パルス整形回路

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Publication number
JPH0514422A
JPH0514422A JP3161410A JP16141091A JPH0514422A JP H0514422 A JPH0514422 A JP H0514422A JP 3161410 A JP3161410 A JP 3161410A JP 16141091 A JP16141091 A JP 16141091A JP H0514422 A JPH0514422 A JP H0514422A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pulse
reception
negative
positive
mask
Prior art date
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Pending
Application number
JP3161410A
Other languages
English (en)
Inventor
Norihiro Asashiba
慶弘 浅芝
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP3161410A priority Critical patent/JPH0514422A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 インタフェース受信回路のレシーバで受信し
た受信信号からアンダーシュートによるパルスを除去す
ることを目的とする。 【構成】 受信信号のRZ(Return to Zero)の性質を利
用して正極受信パルスおよび負極受信パルスの立上がり
および立下がりを検出してアンダーシュートによるパル
スを判定し、マスクを付加してアンダーシュートによる
パルスを除去することを特徴としている。 【効果】 インタフェース受信回路で安定した受信クロ
ックが得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はパルス整形回路、さらに
詳しくは伝送路信号にバイポーラ信号を利用するインタ
フェース受信回路において、レシーバによる再生データ
にアンダーシュートによるパルスが存在する場合そのパ
ルスを除去するパルス整形回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4は伝送路信号にバイポーラ信号を利
用するインタフェース受信回路の構成を示すブロック図
で、図において、31はバイポーラ受信信号を正極受信
パルス(r)および負極受信パルス(s)に変換するレ
シーバ、32はORゲート、33は受信パルス(t)か
ら再生クロック(u)を生成するディジタルPLLであ
る。
【0003】次に図4に示すインタフェース受信回路の
動作について図5の動作タイミングチャートを用いて説
明する。CCITTにより勧告されている一次群速度イ
ンターフェース(I.431)レイヤ1では、図5に示
すようなアンダーシュートを付加したAMI(Alternate
Mark Inversion)信号が規定されている。このようなA
MI信号は、伝送距離が長くなると伝送ケーブルの特性
によりパルス波形の劣化が起こるためアンダーシュート
はなくなるが、伝送距離が短いと、図5に示すようにア
ンダーシュートはそのまま存在する。そして、AMI信
号はレシーバ31によりユニポーラパルスに変換され、
正極受信パルス(r)および負極受信パルス(s)に変
換されるが、伝送距離が短いとアンダーシュートもパル
スとして現れる。そして、正極受信パルス(r)および
負極受信パルス(s)からディジタルPLL33で再生
クロック(u)が生成される場合、それぞれの受信パル
スの位相を検出してクロックを同期させているが、ディ
ジタルPLL33がアンダーシュートの位相まで引き込
んでしまう現象が発生する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、上記のような図4,図5に示すインタフェース受
信回路では、ディジタルPLLが誤ってアンダーシュー
トの位相を引き込んでしまい再生クロックが不安定にな
る点にある。
【0005】本発明はかかる課題を解決するためになさ
れたもので、レシーバ出力の正極受信パルスおよび負極
受信パルスにアンダーシュートによるパルスが存在する
場合でも、安定した受信クロックが得られるパルス整形
回路を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係わるパルス整
形回路は、受信信号のRZ(Return to Zero)の性質を利
用して正極受信パルスおよび負極受信パルスの立上がり
および立下がりを検出してアンダーシュートによるパル
スを判定し、マスクを付加してアンダーシュートによる
パルスを除去することを特徴としている。
【0007】なお、AMI出力信号のアンダーシュート
を少なくする先行技術としては、ドライバ回路トランス
の入力に並列に抵抗を設けることで実現する,特開平2
−42813号公報「ドライバ回路」に開示された発明
がある。
【0008】
【作用】本発明においては、受信信号のRZ(Return to
Zero)の性質を利用することで、簡単な回路構成でアン
ダーシュートによるパルスの除去が可能となる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面について説明
する。図1は本発明の一実施例であるインタフェース受
信回路の構成を示すブロック図で、図において、1はバ
イポーラ受信信号を正極受信パルスおよび負極受信パル
スに変換するレシーバ、2は本発明におけるパルス整形
回路で、正極受信パルス(a)および負極受信パルス
(b)からアンダーシュートによるパルスを除去する。
3は正極整形パルス(c)および負極整形パルス(d)
から受信パルス(e)を生成するORゲート、4は受信
パルス(e)から再生クロック(f)を生成するディジ
タルPLLである。
【0010】図2は、図1に示すパルス整形回路の一実
施例を示すブロック図で、図において、11は正極受信
パルス(a)の立下がりを検出する立下がりエッジ検出
回路、12は負極受信パルス(b)の立下がりを検出す
る立下がりエッジ検出回路、13は正極受信パルス
(a)の立上がりを検出する立上がりエッジ検出回路、
14は負極受信パルス(b)の立上がりを検出する立上
がりエッジ検出回路、15は正極受信パルス(a)に遅
延を与える遅延回路、16は負極受信パルス(b)に遅
延を与える遅延回路である。
【0011】また、17は正極受信パルス(a)の立下
がりエッジから所定の幅を持つ第1の正マスク(j)を
生成するマスク生成回路、18は負極受信パルス(b)
の立下がりエッジから所定の幅を持つ第1の負マスク
(k)を生成するマスク生成回路、19は第1の正マス
ク(j)と負極受信パルスの立上がりエッジ(o)の位
相を比較するANDゲート、20は第1の負マスク
(k)と正極受信パルスの立上がりエッジ(n)の位相
を比較するANDゲート、21は位相比較結果(l)か
ら第2の負マスク(q)を生成するSRフリップフロッ
プ、22は位相比較結果(m)から第2の正マスク
(p)を生成するSRフリップフロップ、23は正極受
信パルスのアンダーシュートを第2の正マスク(p)に
より制御するANDゲート、24は負極受信パルスのア
ンダーシュートを第2の負マスク(q)により制御する
ANDゲートである。
【0012】次に本発明の動作について図3の動作タイ
ミングチャートを用いて説明する。正極受信パルス
(a)の立下がりエッジ(g)を立下がりエッジ検出回
路11で検出し、立上がりエッジ(n)を立上がりエッ
ジ検出回路13で検出する。同様に、負極受信パルス
(b)の立下がりエッジ(i)を立下がりエッジ検出回
路12で検出し、立上がりエッジ(o)を立上がりエッ
ジ検出回路14で検出する。
【0013】次に、マスク生成回路17で正極受信パル
スの立下がりエッジ(g)から任意の幅を持つ第1の正
マスク(j)を生成し、ANDゲート19で負極受信パ
ルスの立上がりエッジパルス(o)と位相比較を行う。
ここで、立上がりエッジパルス(o)がANDゲート1
9を通過した場合には、受信信号のRZ(Return to Zer
o)の性質からアンダーシュートによるパルス(l)と判
定できるので、SRフリップフロップ21により、次の
負極受信パルスの立上がりエッジ(o)が検出されるま
での間、負極受信パルスをマスクする第2の負マスク
(q)が生成される。そして、遅延回路16で適当な遅
延が付加された負極受信パルス(b)は、ANDゲート
24を通過する際に第2の負マスク(q)による制御を
受け、負極受信パルス(b)に存在したアンダーシュー
トは除去され、負極整形パルス(d)を得ることができ
る。
【0014】同様に、マスク生成回路18で負極受信パ
ルスの立下がりエッジ(i)から任意の幅を持つ第1の
負マスク(k)を生成し、ANDゲート20で正極受信
パルスの立上がりエッジパルス(n)と位相比較を行
い、立上がりエッジパルス(n)がANDゲート20を
通過した場合には、アンダーシュートによるパルス
(m)と判定できるので、SRフリップフロップ22に
より、次の正極受信パルスの立上がりエッジ(n)が検
出されるまでの間、正極受信パルスをマスクする第2の
正マスク(p)が生成される。そして、遅延回路15で
適当な遅延が付加された正極受信パルス(a)は、AN
Dゲート23を通過する際に第2の正マスク(p)によ
る制御を受け、正極受信パルス(a)に存在したアンダ
ーシュートが除去され、正極整形パルス(c)を得るこ
とができる。
【0015】なお、上述の実施例では、伝送信号にあら
かじめアンダーシュートが付加されている場合について
説明したが、受信回路のトランス等の特性上やむおえず
発生するアンダーシュートの除去に対しても同様に実施
することができる。
【0016】
【発明の効果】以上のように本発明のパルス整形回路
は、簡単な回路構成でレシーバ出力の正極受信パルスお
よび負極受信パルスにアンダーシュートによるパルスが
存在する場合、アンダーシュートによるパルスを除去し
て安定した受信クロックを得ることができる利点があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるインタフェース受信回
路の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明のパルス整形回路の一実施例を示すブロ
ック図である。
【図3】本発明の動作を示す動作タイミングチャートで
ある。
【図4】従来のインタフェース受信回路の構成を示すブ
ロック図である。
【図5】図4に示す回路の動作を示す動作タイミングチ
ャートである。
【符号の説明】
11,12 立下がりエッジ検出回路 13,14 立上がりエッジ検出回路 15,16 遅延回路 17,18 マスク生成回路 19,20,23,24 ANDゲート 21,22 SRフリップフロップ a 正極受信パルス b 負極受信パルス c 正極整形パルス d 負極整形パルス l 負極アンダーシュート検出パルス m 正極アンダーシュート検出パルス p 第2の正マスク q 第2の負マスク

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 アンダーシュートを有するバイポーラ受
    信信号が入力されるレシーバとユニポーラパルスに変換
    された正極受信パルスおよび負極受信パルスから受信ク
    ロックを再生するディジタルPLLとの間に設けられ、 正極受信パルスおよび負極受信パルスからパルスの立下
    がりエッジを検出する立下がりエッジ検出手段、 正極受信パルスおよび負極受信パルスからパルスの立上
    がりエッジを検出する立上がりエッジ検出手段、 正極受信パルスの立下がりエッジから一定の幅を持つ第
    1の正マスクを生成する第1の正マスク生成手段、 負極受信パルスの立下がりエッジから一定の幅を持つ第
    1の負マスクを生成する第1の負マスク生成手段、 第1の正マスクと負極受信パルスの立上がりエッジパル
    スの位相を比較する第1のゲート、 この比較において立上がりエッジパルスが上記第1のゲ
    ートを通過した場合には受信信号のRZ(Return to Zer
    o)の性質からアンダーシュートによるパルスと判定し次
    に負極受信パルスの立上がりエッジが検出されるまで第
    2の負マスクを生成する第2の負マスク生成手段、 第1の負マスクと正極受信パルスの立上がりエッジパル
    スの位相を比較する第2のゲート、 この比較において立上がりエッジパルスが上記第2のゲ
    ートを通過した場合には受信信号のRZ(Return to Zer
    o)の性質からアンダーシュートによるパルスと判定し次
    に正極受信パルスの立上がりエッジが検出されるまで第
    2の正マスクを生成する第2の正マスク生成手段、 遅延手段により正極受信パルスを遅延させて同期させ、
    上記第2の正マスクを用いて該正極受信パルスに存在す
    るアンダーシュートによるパルスを除去する手段、 遅延手段により負極受信パルスを遅延させて同期させ、
    上記第2の負マスクを用いて該負極受信パルスに存在す
    るアンダーシュートによるパルスを除去する手段、 を備えたことを特徴とするパルス整形回路。
JP3161410A 1991-07-02 1991-07-02 パルス整形回路 Pending JPH0514422A (ja)

Priority Applications (1)

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JP3161410A JPH0514422A (ja) 1991-07-02 1991-07-02 パルス整形回路

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JP3161410A JPH0514422A (ja) 1991-07-02 1991-07-02 パルス整形回路

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JPH0514422A true JPH0514422A (ja) 1993-01-22

Family

ID=15734567

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JP3161410A Pending JPH0514422A (ja) 1991-07-02 1991-07-02 パルス整形回路

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JP (1) JPH0514422A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009052871A (ja) * 2007-08-29 2009-03-12 Mitsubishi Electric Corp 空気調和機、空調システム
JP2011135283A (ja) * 2009-12-24 2011-07-07 Denso Corp 通信信号処理装置及び通信装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009052871A (ja) * 2007-08-29 2009-03-12 Mitsubishi Electric Corp 空気調和機、空調システム
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