JPH05144144A - カセツト・オートチエンジヤー - Google Patents

カセツト・オートチエンジヤー

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Publication number
JPH05144144A
JPH05144144A JP3334570A JP33457091A JPH05144144A JP H05144144 A JPH05144144 A JP H05144144A JP 3334570 A JP3334570 A JP 3334570A JP 33457091 A JP33457091 A JP 33457091A JP H05144144 A JPH05144144 A JP H05144144A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cassette
cassettes
bar code
pair
hand block
Prior art date
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Pending
Application number
JP3334570A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuro Tsubota
哲朗 坪田
Keiji Sato
敬二 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP3334570A priority Critical patent/JPH05144144A/ja
Publication of JPH05144144A publication Critical patent/JPH05144144A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数の収納棚に収納された複数のカセットの
バーコードを順次連続して読み取るようにすること。 【構成】 バーコードモジュール213を専用棚215
に収納し、搬送機に搭載されたハンドブロック11によ
ってバーコードモジュール213を専用棚215から取
り出して、このバーコードモジュール213を複数の収
納棚に収納された複数のカセット9b、9dのバーコー
ド212に沿って搬送して、これらのバーコード212
を順次連続して読み取ることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テープ状記録媒体やデ
ィスク状記録媒体を収納した各種のカセットを自動的に
交換しながら、長時間に亘る連続記録及び/又は再生を
行うためのカセット・オートチェンジャーに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】本発明の出願人は、複数のカセットを交
換しながら、長時間に亘る連続ビデオ再生や録画編集を
行うようにしたテレビジョン放送局用のカセット・オー
トチェンジャーにおける搬送機として、上下一対のカセ
ット挟持爪によってカセットを厚さ方向から挟持して収
納棚や記録再生装置に対して出し入れするようにしたも
の(例えば、特願平3−156382号)や、収納棚か
ら搬送機内にカセットを取り込んだ時に、搬送機内に設
けたバーコードリーダによってそのカセットの側面に表
示されているバーコードを読み取るようにしたもの(例
えば特開平1−91367号公報)等を先に出願してい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前者は、複数
の収納棚に収納された複数のカセットに表示されたバー
コードを読み取ることが全くできない。また、後者は、
複数の収納棚に収納された複数のカセットを1個づつ搬
送機内に取り込んで、そのカセットのバーコードを搬送
機内のバーコードリーダによって読み取る方式であるか
ら、全カセットのバーコードを読み取り終わるまでには
相当の時間がかかると言う問題があった。
【0004】本発明は、上記の問題を解決するためにな
されたものであって、複数の収納棚に収納された複数の
カセットのバーコードを順次連続して直接読み取ること
ができるようにしたカセット・オートチェンジャーを提
供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明のカセット・オートチェンジャーは、図1〜
図8に示すように、記録媒体が収納された複数のカセッ
トと、これら複数のカセットが収納された複数の収納棚
と、これら複数のカセットを選択的に記録及び/又は再
生する記録再生装置と、上記複数の収納棚と上記記録再
生装置との間で上記複数のカセットを選択的に搬送する
搬送機とを備えたカセット・オートチェンジャーにおい
て、上記収納棚に収納された上記複数のカセットの上記
搬送機側の端面にバーコードを表示し、上記複数のカセ
ットのバーコードを読み取るカセット型のバーコードモ
ジュールを専用棚に収納し、上記複数のカセット及びバ
ーコードモジュールを選択的に挟持して搬送するハンド
ブロックを上記搬送機に搭載するように構成したもので
ある。
【0006】
【作用】上記のように構成された本発明のカセット・オ
ートチェンジャーは、搬送機に搭載されたハンドブロッ
クによってカセットを挟持して搬送する一方、このハン
ドブロックによってカセット型のバーコードモジュール
を挟持して専用棚から取り出し、このバーコードモジュ
ールをハンドブロックによって複数の収納棚に収納され
た複数のカセットに沿って搬送して、これら複数のカセ
ットのバーコードを順次連続して直接読み取ることがで
きる。
【0007】
【実施例】以下、本発明をテレビジョン放送局用のビデ
オカセットのオートチェンジャーに適用した一実施例を
図を参照して説明する。
【0008】
【カセット・オートチェンジャーの概要説明】まず、図
9〜図11によって、カセット・オートチェンジャーの
概要を説明する。
【0009】カセット・オートチェンジャー本体(以下
単に本体と記載する)1は、前後各一対、合計4本の支
柱2a、2bと、これらの左右両側面及び背面を覆う外
装3とによって正面が開放された縦長の筐体によって構
成されていて、正面には開閉扉4が取り付けられてい
る。また、前後各一対の支柱2a、2b間には前後各一
対の取付フレーム5a、5bが垂直に配置されている。
【0010】そして、この本体1内の上部側には上下複
数段の収納棚ユニット6a〜6dが収納され、下部側に
は記録再生装置である上下複数段のVTR7a、7b等
が収納されている。そして、上下複数段の収納棚ユニッ
ト6a〜6dには、テープの記録フォーマットや大きさ
が異なる複数種類のビデオカセットをそれぞれ複数づつ
収納できる複数の収納棚8a〜8dが設けられている。
そしてこのカセット・オートチェンジャーでは、例え
ば、記録媒体である磁気テープの記録フォーマットが互
いに異なる8ミリカセット9aと、Sサイズ(小型)、
Mサイズ(中型)、Lサイズ(大型)の3種類のデジタ
ルカセット(以下単にS、M、Lサイズカセットと記載
する)9b、9c、9dとを複数の収納棚8a〜8dに
種類別にユニット化して混載している。なお、8ミリカ
セット9aはSサイズカセット9bと比べて外径及び厚
さが共に小さい。そして、S、M、Lサイズカセット9
b、9c、9dは厚さが同じで、外径が3種類の大きさ
に形成されている。また、上下複数段のVTR7a、7
bとして、例えばS、M、Lサイズカセット9b、9
c、9dを選択的に記録及び/又は再生することができ
るデジタル方式のVTR7aと、8ミリカセット9aを
記録及び/又は再生する8ミリVTR7b等とを混載し
ている。
【0011】そして、複数の収納棚ユニット6a〜6d
及びVTR7a、7bの前面を揃え、かつこれらの前面
を本体1の正面側(図10で下側のこと)を向けて上下
一列状に配置している。そして、これらの前面に沿って
上下方向に昇降される自走式の搬送機10が設けられて
おり、搬送機10はカセットを厚さ方向である上下から
挟持して出し入れするハンドブロック11を有してい
る。そして、収納棚ユニット6a〜6d及びVTR7
a、7bの前面の左側(図9で左側のこと)には、これ
らの種類を示す種類検出部12が縦一列状に配置されて
いて、搬送機10にはこれらの種類検出部12を読み取
る種類検出センサー(フォトカプラ等)13が取り付け
られている。なお、本体1内にはVTR7a、7b及び
搬送機10のコントロールボックス14が収納されてい
る。
【0012】そして、このカセット・オートチェンジャ
ーでは、複数の収納棚ユニット6a〜6dの複数の収納
棚8a〜8dにそれぞれ指定されたカセット9a〜9d
をオペレータが手で予め収納しておく。そして、搬送機
10を上下に搬送し、種類検出センサー13によって全
種類検出部12を走査して各収納棚8a〜8d及びVT
R7a、7bの種類を検出する。そして、搬送機10の
ハンドブロック11の後述する上下一対のカセット挟持
ピンによって指定された収納棚8a〜8dから指定され
たカセット9a〜9dを選択的に上下から挟持して自動
的に抜き取る。そして、その抜き取ったカセット9a〜
9dを指定されたVTR7a、7bまで搬送した後、こ
れらのVTR7a、7bのカセット挿入口15a、15
bに自動的に挿入して記録及び/又は再生を行う。そし
て、この動作の繰り返しにより、記録フォーマットや大
きさが互いに異なるカセット9a〜9dを巧みに使い分
けながら、長時間に亘る連続ビデオ再生や録画編集等を
行うことができる。
【0013】
【収納棚ユニットの説明】次に、図12〜図18によっ
て、収納棚ユニット6a〜6dを説明する。
【0014】まず、図12〜図14は、大カセットであ
るLサイズカセット9dを収納する収納棚ユニット6d
を示したものであり、ユニット本体41内の左右両側に
Lサイズカセット9dの左右方向の長さに合せた大間隔
で取り付けられた左右一対の垂直な棚枠42を取り付
け、これら棚枠42の対向面に例えば上下3段の水平な
棚板43を相対向する状態に形成し、これらの各棚板4
3によって上下3段の収納棚8dを形成している。な
お、棚枠42及び棚板43の前端である各収納棚8dの
開口端にはカセット案内用のテーパー面44a、44b
が形成されている。
【0015】そして、ユニット本体41の左右両側板4
1aの前面側の左右両側部に固着された左右一対のブラ
ケット45を上下一対のネジ46によって前面側の左右
一対の取付フレーム5aの前面側の複数の取付穴21に
着脱自在に固定することにより、収納棚ユニット6dが
本体1内の上下方向の希望する位置に交換可能に取り付
けられている。なおこの際、左右一対の取付フレーム5
aの前面側に取付穴21と同一ピッチで取り付けられて
いる左右各一対の位置決めピン47に左右一対のブラケ
ット45を挿入し収納棚ユニット6dの上下方向及び左
右方向の位置決めを行う。また、左側のブラケット45
の前面側の所定高さ位置に種類検出部12が取り付けら
れている。
【0016】次に、図15及び図16は中カセットであ
るMサイズカセット9cを収納する収納棚ユニット6c
を示したものである。この収納棚ユニット6cは、収納
棚ユニット6dと合同形状のユニット本体41内に左右
一対の棚枠42をMサイズカセット9cの左右方向の長
さに合せた中間隔で取り付けたものであり、その他の構
成は収納棚ユニット6dと同一である。
【0017】次に、図17及び図18は小カセットであ
るSサイズカセット9bを収納する収納棚ユニット6b
を示したものである。この収納棚ユニット6bは、収納
棚ユニット6dと合同形状のユニット本体41内の左右
2箇所に、左右各一対、合計4つの棚枠42をSサイズ
カセット9bの左右方向の長さに合せた小間隔で取り付
けて、例えば上下3段の水平な収納棚8bを左右2箇
所、合計6個形成したものであり、その他の構成は収納
棚ユニット6dと同一である。
【0018】従って、これらの収納棚ユニット6b〜6
dによれば、ユニット本体41の大きさが互いに同一で
あり、取付フレーム5a、5bに対する取付方法も同一
であるから、これらの収納棚ユニット6b〜6dをそれ
ぞれ本体1内の希望する位置に自由に交換して取り付け
ることができる。そして、各収納棚ユニット6b〜6d
の各収納棚8b〜8dにS、M、Lサイズカセット9b
〜9dを収納する。
【0019】以上のように、このカセット・オートチェ
ンジャーによれば、記録フォーマットや大きさが異なる
複数種類のカセット9a〜9d及びこれらを記録及び/
又は再生する複数種類のVTR7a、7bをユーザーの
希望に合せて自由にしかも、極めて簡単にセットするこ
とができる。
【0020】なお、8ミリカセット9aの収納ユニット
6aについての説明を省略するが、この収納棚ユニット
6aも収納棚ユニット6b〜6dと同じ大きさで同じ取
付方法によって取付フレーム5aに交換可能に取り付け
られている。但し、図9に示すように、この収納棚ユニ
ット6aには、厚さの小さい8ミリカセット9aを例え
ば上下4段で左右3列、合計12個収納できるように構
成されている。また、VTR7bもこれらの収納棚ユニ
ット6a〜6dと同じ取付方法によって取付フレーム5
aに交換可能に取り付けられる。そして、これらの収納
棚ユニット6a〜6dの左側のブラケット45の所定高
さ位置の前面に種類検出部12が取り付けられている。
【0021】
【収納棚への異種カセット挿入判別機構の説明】次に、
図12〜図18によって、収納棚8a〜8dへの異種カ
セットの挿入判別機構を説明する。
【0022】まず、収納棚ユニット6b、6c、6dの
各収納棚8b〜8dを構成する棚枠42及び棚板43の
左右方向の間隔L1、L2、L3、L4、L5、L6
が、S、M、Lサイズカセット9b、9c、9dの左右
方向の長さに合せて3つの大きさに設定されている。そ
して、収納棚ユニット6b、6c、6dの各ユニット本
体41の背面板41bには各収納棚8b、8c、8dと
同一高さ内にそれぞれ左右一対の誤挿入防止レバー51
が取り付けられている。なお、図14に示すように、こ
れらの誤挿入防止レバー51は背面板41bに水平な支
点ピン52を介して上下方向である矢印b、b′方向に
回転自在に取り付けられ、これらの誤挿入防止レバー5
1の後端にはシャッター53が一体成形されている。そ
して、これら各誤挿入防止レバー51は自重により矢印
b方向に回転して水平状態で停止するように構成されて
いる。また、これら各誤挿入防止レバー51のシャッタ
ー53によってON−OFFされるカセットセンサー
(フォトカプラ等)54が背面板41bに取り付けられ
ている。なお、背面板41bの内側には各収納棚8b、
8c、8dと同一高さ内に各一対のクッションゴム55
が取り付けられ、各棚板43の前端にはカセットストッ
パー56が水平な支点ピン57を介して上下方向である
矢印c、c′方向に回転自在に取り付けられ、捩りバネ
58によって矢印c′方向に回転付勢されている。ま
た、全収納棚ユニット6a〜6dに共通の3組のカセッ
ト喰み出しセンサー59a、59bがこれらの収納棚ユ
ニット6a〜6dの前面側における中央部と左右両側部
との3箇所にそれぞれ上下から相対向されて配置されて
いる。なお、これらの各カセット喰み出しセンサー59
a、59bは発光素子と受光素子とによって構成された
光センサーによって構成されている。
【0023】そこで、図12〜図14によって、収納棚
8d内へのLサイズカセット9dの正しい挿入を説明す
る。
【0024】まず、カセット9dの前端面91の上部に
はカット面92が形成されている。そこで、図14の中
段に示すように、カット面92を前向きにして、カセッ
ト9dを収納棚8dの左右一対の棚板43上に矢印d方
向から水平に正しく挿入する。
【0025】すると、図14の下段に示すように、カセ
ット9dのカット面92上に左右一対の誤挿入防止レバ
ー51が乗り上げて、これら左右一対の誤挿入防止レバ
ー51が矢印b′方向に押し上げられて、これらのシャ
ッター53によって左右一対のカセットセンサー54が
同時にOFFされて、収納棚8d内にカセット9dが正
しく挿入されたことが左右一対のカセットセンサー54
によって検出される。即ち、左右一対のカセットセンサ
ー54がカセット9dのカット面92を検出する。な
お、カセット9dが収納棚8d内に完全に挿入された
時、カセット9dの前端面91が左右一対のクッション
ゴム55に当接されると同時に、左右一対のカセットス
トッパー56が捩りバネ58によって矢印c′方向に回
転して、これらのカセットストッパー56によってカセ
ット9dの後端面93が位置決めされ、3組のカセット
喰み出しセンサー59a、59bが全てONとなり、カ
セット9dが収納棚8d内に正しく、かつ、完全に挿入
されたことが検出される。
【0026】次に、収納棚8d内へのカセット9dの誤
挿入を説明する。
【0027】図14の上段に鎖線で示すように、カセッ
ト9dの前後方向の向きを逆にしたり、カセット9dの
上下方向の向きを逆にした(この時にはカット面92が
下側に来る)ような誤挿入時には、左右一対の誤挿入防
止レバー51がカット面92に乗り上げることができな
いために、左右一対のカセットセンサー54がON状態
を保ち、誤挿入を検出することになる。なおこの時、3
組のカセット喰み出しセンサー59a、59bもOFF
状態を保ち、カセット9dの喰み出しを検出する。
【0028】ところで、収納棚8bの棚枠42の左右方
向の間隔L2はM、Lサイズカセット9c、9dより小
さいので、この収納棚8b内へのカセット9c、9dの
誤挿入は不可能である。
【0029】しかし、収納棚8d内への異種カセットで
あるMサイズカセット9cの誤挿入及び収納棚8c内へ
の異種カセットであるSサイズカセット9bの誤挿入は
可能である。しかし、これら誤挿入された各カセット9
c、9dは各収納棚8d、8cの左右一対の棚板43間
に跨って乗ることができないので、各収納棚8d、8c
の左右一対のカセットセンサー54を同時にOFFする
ことができず、異種カセットの誤挿入が検出される。
【0030】また、3/4インチのデジタルカセット9
b、9c、9dと左右の大きさが同じである1/2イン
チのカセットであれば、これらを各収納棚8b〜8dの
左右一対の棚板43上に誤挿入することが可能である。
しかし、1/2インチのカセットは3/4インチのデジ
タルカセット9b、9c、9dより厚さが小さいので、
左右一対の誤挿入防止レバー51を矢印b′方向に押し
上げて、左右一対のカセットセンサー54を同時にOF
Fすることができないので、やはり異種カセットの誤挿
入が検出される。
【0031】以上のように、このカセット・オートチェ
ンジャーは、1つのカセット・オートチェンジャー内で
記録フォーマットや大きさが異なる複数種類のカセット
9a〜9dを混載しておき、これらをそれぞれ専用のV
TR7a、7bによって選択的に記録及び/又は再生す
るものでありながら、複数の収納棚8a〜8dに記録フ
ォーマットや大きさが異なる異種カセット9a〜9dを
間違って誤挿入してしまうことを未然に防止することが
できるので、搬送機10が各VTR7a、7bに異種カ
セット9a〜9dを誤挿入する事故が全く発生しない。
【0032】
【自走式の搬送機と走行ガイドの説明】次に、図19〜
図23によって、自走式の搬送機と走行ガイドを説明す
る。
【0033】まず、図10及び図11に示すように、搬
送機10の上下方向の移動スペースの全域に亘って、左
右一対のラック71が垂直に設置されている。そして、
これら左右一対のラック71の後部にはスライドレール
72と固定レール73が左右一対の取付フレーム74
a、74bに取り付けられて垂直に設置されている。
【0034】次に、図19〜図23に示すように、搬送
機本体75の後部側にはピニオン軸76が左右に貫通す
る状態で水平に取り付けられていて、このピニオン軸7
6の左右両端に固着された左右一対のピニオン77が左
右一対のラック71に噛合されている。
【0035】次に、スライドレール72は一方の取付フ
レーム74aに固着された断面形状がほぼコ字状をなす
垂直なスライダーガイド78と、このスライダーガイド
78内で上下方向にスライドされるスライダー79とを
有している。そして、スライダーガイド78内でのスラ
イダー79のカセット出し入れ方向に対する直交方向で
ある左右方向(矢印f、f′方向)及びカセット出し入
れ方向である前後方向(矢印g、g′方向)の動き(ガ
タツキ)が規制されて、スライダー78がスライダーガ
イド79内で上下方向である矢印e方向にのみ円滑にス
ライドできるように構成されている。そして、搬送機本
体75の後部側の左右両端部に左右一対のブラケット8
3a、83bが固着されていて、一方のブラケット83
aの外側にスライダー79が固着されている。また、他
方のブラケット83bの外側に取り付けられた前後、上
下各一対、合計4つのガイドローラ84が他方の取付フ
レーム74bに固着された垂直な固定ガイドレール73
の前後両面に当接されている。そして、スライドレール
72と、固定ガイドレール73及びガイドローラ84と
によって、左右一対の走行ガイド85a、85bが構成
されている。
【0036】次に、搬送機本体75内にブラケット94
を介して駆動手段であるモータ95が取り付けられ、そ
のモータ軸95aに固着されたギア96が中間軸97に
固着されたギア98に噛合されている。そして、中間軸
97はピニオン軸76に直交していて、中間軸97に固
着されたウォーム99がピニオン軸76に固着されたウ
ォームホイール100に噛合されている。なお、中間軸
97は搬送機本体75の内側に取り付けられたほぼコ字
状の取付枠101によって支持されている。なお、搬送
機本体75の左右両端の上部には左右一対のカセット摺
動ガイド102が水平に取り付けられている。
【0037】以上のように構成された搬送機10は、モ
ータ95によりギア96、98、中間軸97、ウォーム
99、ウォームホイール100、ピニオン軸76を介し
て左右一対のピニオン77を回転駆動し、これらのピニ
オン77を左右一対のラック71に沿って上下方向であ
る矢印f方向に転動することによって、左右一対の走行
ガイド85a、85bによって案内しながら、搬送機1
0を上下方向である矢印e方向に高速で円滑に自走す
る。
【0038】この際、搬送機10の左右一対の走行ガイ
ド85a、85bのうち、一方をスライドレール72に
構成し、他方を固定ガイドレール73とガイドローラ8
4とによって構成し、スライドレール72によって搬送
機10の左右方向(矢印f、f′方向)及び前後方向
(矢印g、g′方向)の動き(ガタツキ)を規制してい
る。そして、左右一対の取付フレーム74a、74bの
曲り等に対しては、他方の走行ガイド85bの固定レー
ル73に対するガイドローラ84の矢印f、f′方向の
すべりによって吸収できるように構成されている。従っ
て、左右一対の取付フレーム74a、74bに曲り等が
あっても、搬送機10を何等支障なく、しかも、円滑に
走行案内することができ、その上、省スペース化も合せ
て達成することができる。
【0039】
【ハンドブロックの駆動機構の概要説明】次に、図19
〜図21及び図23によって、ハンドブロック11の駆
動機構を説明する。
【0040】搬送機本体75の上部に取り付けられたハ
ンドブロック11は、駆動部材であるスライダー121
と回転アーム122とによって収納棚8a〜8d及びV
TR7a、7bに対するカセット出し入れ方向である矢
印g、g′方向と、その直交方向である矢印f、f′方
向との2方向の水平面内で移動可能に取り付けられてい
る。
【0041】即ち、搬送機本体75内に固着された左右
一対の取付板123間に矢印f、f′方向と平行な送り
ネジ124とガイド軸125とが水平に取り付けられ、
スライダー121に水平に取り付けられたナット126
とスラスト軸受127とが送りネジ124とガイド軸1
25とに嵌合されている。そして、搬送機本体75内に
取り付けられたモータ128のモータ軸128aに固着
されたタイミングプーリ129と送りネジ124の端部
に固着されたタイミングプーリ130との外周にタイミ
ングベルト131が巻き掛けられている。そして、モー
タ128によりタイミングベルト131を介して送りネ
ジ124を回転駆動して、ナット126をネジ送りする
ことにより、スライダー121を搬送機本体75内でガ
イド軸125に沿って矢印f方向に直線的にスライド駆
動するように構成している。
【0042】また、スライダー121に減速機付のモー
タ132が上向きで垂直に取り付けられていて、そのモ
ータ132の上端に垂直に突出された出力軸132aに
水平な回転アーム122の一端122aが固着され、回
転アーム122の他端122bの上部に垂直な取付軸1
33を介してハンドブロック11が取り付けられてい
る。そして、モータ132の出力軸132aと一体に回
転アーム122を矢印h、h′方向に回転駆動する。そ
して、スライダー121によってハンドブロック11を
矢印f、f′方向に直線的に移動するようにし、回転ア
ーム122の矢印h、h′方向の回転運動と、スライダ
ー121の矢印f、f′方向の直線運動との合成運動に
よって、ハンドブロック11を矢印g、g′方向に直線
的に移動するように構成したものである。
【0043】この際、スライダー121のスライダーベ
ース121aの下部に減速機付のモータ132が上向き
で垂直に固着されていて、その出力軸132aがスライ
ダーベース121aの上方に垂直に突出されている。そ
して、出力軸132aに水平な回転アーム122の一端
122aが固着されている。そして、出力軸132aの
外周にベアリング(図示せず)を介して同一軸心状に配
置された固定タイミングプーリ148がライダーベース
121a上に固着されている。
【0044】次に、回転アーム122の他端に垂直な取
付軸133の下端が上方から挿入されて回転自在に支持
されている。そして、取付軸133の下端の外周に固定
タイミングプーリ148と同一直径の回転タイミングプ
ーリ156が固着されていて、これら固定タイミングプ
ーリ148と回転タイミングプーリ156との外周に回
転制御手段であるタイミングベルト157が巻き掛けら
れている。そして、回転アーム122に取り付けられた
一対のテンションプーリ158a、158bによってタ
イミングベルト157が緊張されている。なお、回転ア
ーム122は固定タイミングプーリ148、回転タイミ
ングプーリ156及びタイミングベルト157の外周を
上方から覆うカバー形状に形成されている。
【0045】そして、ハンドブロック11が取付軸13
3の上端の外周に上方から挿入されて、このハンドブロ
ック11が取付軸133と一体に回転するように取り付
けられている。
【0046】以上のように構成されたハンドブロック1
1の駆動機構によれば、図20に示すように、モータ1
32によって出力軸132aを矢印i、i′方向に正逆
回転駆動すると、回転アーム122が出力軸132aと
一体に矢印h、h′方向に正逆回転駆動される。この
際、回転アーム122はスライダーペース121a上に
固着されている固定タイミングプーリ148の外周で回
転されるため、回転アーム122の回転に伴って、固定
タイミングプーリ148の外周でのタイミングベルト1
57の位相が変化する。すると、タイミングベルト15
7が回転タイミングプーリ156を介して取付軸133
を出力軸132aの回転方向と逆方向である矢印k、
k′方向に同じ回転角分回転駆動する。そして、取付軸
133と一体にハンドブロック11を矢印k、k′方向
に回転駆動する。
【0047】この結果、出力軸132aの回転量が取付
軸133の逆回転量によってキャンセルされた形にな
り、ハンドブロック11は矢印f、f′方向に対して平
行な姿勢を保ったままで、矢印h、h′方向に平行運動
されることになる。
【0048】従って、このカセット・オートチェンジャ
ーによれば、図20に示すように、回転アーム122の
矢印h、h′方向の回転運動と、スライダー121の矢
印f、f′方向の直線運動との同期をとることによっ
て、これら回転運動と直線運動との合成運動によって、
ハンドブロック11を常に収納棚8a〜8dやVTR7
a、7bに平行に向けたままの姿勢で、カセット出し入
れ方向である矢印g、g′方向に直線運動させることが
できる。また、ハンドブロック11を左右一対の摺動ガ
イド102間においてカセット出し入れ方向に対する直
交方向である矢印f、f′方向に直線運動させることが
できる。
【0049】なお、この実施例では取付軸133の回転
制御手段としてタイミングベルト157を使用したが、
固定タイミングプーリ148と回転タイミングプーリ1
56を共にギアに変更し、これらのギアの間をギアで連
結したギア列で回転制御手段を構成することもできる。
【0050】
【ハンドブロックの説明】次に、図24〜図29によっ
て、ハンドブロック11の詳細を説明する。
【0051】まず、ハンドブロック本体181は平面形
状がほぼT形に形成され、正面形状が縦長の長方形状の
枠型に形成されている。そして、ハンドブロック本体1
81の正面181aにはカセット厚さ方向である上下一
対のカセット挟持部を構成する左右各一対の平行なカセ
ット挟持ピン182、183が上下に間隔を隔てて水平
に取り付けられている。この際、上部の左右一対のカセ
ット挟持ピン182は左右方向(図35で左右方向)の
間隔が小さく、垂直なスライダー184の正面に直角に
固着されていて、これらのカセット挟持ピン182は上
下方向である矢印m、m′方向に昇降自在に構成されて
いる。また、下部の左右一対のカセット挟持ピン183
は左右方向の間隔が大きく、ハンドブロック本体181
の正面181aの左右両側位置に直角に固着されてい
る。
【0052】次に、ハンドブロック本体181内の上下
壁181b、181b間に左右一対のガイド軸185と
1本の送りネジ186とが三角形配置で平行でかつ垂直
に取り付けられている。そして、スライダー184が左
右一対のガイド軸185にスラスト軸受184aを介し
て上下に昇降自在に挿通され、スライダー184に埋設
されたナット187が送りネジ186に螺合されてい
る。そして、ハンドブロック本体181内にはモータ1
88と垂直な中間軸189とが取り付けられていて、モ
ータ軸188aに固着されたギア190が中間軸189
に遊嵌されたトルクリミッターギア191に噛合され、
トルクリミッターギア191と中間軸189との間にト
ルクリミッター192が介在され、中間軸189に固着
されたギア193が送りネジ186に固着されたギア1
94に噛合されている。また、中間軸189に固着され
たシャッター円板195とハンドブロック本体181内
に取り付けられたセンサー(フォトカプラ等)196と
によって開き量制御手段であるエンコーダ197が構成
されている。また、スライダー184に取り付けられた
シャッター板198によってON−OFFされてカセッ
ト挟持ピン182の上限位置と下限位置とを検出する上
限センサー199及び下限センサー200がハンドブロ
ック本体181内に取り付けられている。
【0053】そして、図29の(A)(B)に示すよう
に、トルクリミッター192の一例としては、トルクリ
ミッターギア191に一体に形成した円筒部191a内
に円筒状の外輪202を圧入等にて固着し、中間軸18
9の外周に挿入した円筒状の内輪203をピン204に
よって中間軸189に固着し、これら内外輪202、2
03間に中間軸189と平行な複数、例えば4本のコロ
205を挿入し、これらのコロ205を外輪204の4
つの凹部206に保持された4つの圧縮コイルバネ20
7によって内輪203の外周面と外輪202の内周面に
形成した4つのクサビ状の摩擦面208との間に押圧さ
せるように構成したコロ式トルクリミッターを採用して
いる。なお、円筒部191aの開放端には封止具209
が取り付けられている。
【0054】そして、このトルクリミッター192は、
入力側のトルクリミッターギア191が矢印n方向に回
転駆動される際に、その回転トルクをコロ205を介し
て出力側の中間軸189に伝えるが、中間軸189の負
荷が一定のトルク値以下の時には、中間軸189をトル
クリミッターギア191と一体に回転し中間軸189の
負荷が一定のトルク値以上になると、摩擦面208に対
するコロ205のすべりにより、トルクリミッターギア
191に対する中間軸189の回転すべりを発生させ
る。なお、トルクリミッターギア191が矢印n′方向
に逆回転する時には、上記回転すべりが全く発生せずノ
ンスリップ状態となり、中間軸189の負荷の大小に拘
らず、中間軸189をトルクリミッターギア191と一
体に回転させる。
【0055】
【ハンドブロックの動作説明】次に、ハンドブロック1
1の動作を図28によって説明する。
【0056】
【原点サーチ動作】まず、カセット・オートチェンジャ
ーに電源が投入されると、モータ188が正回転され、
ギア190、191、トルクリミッター192、中間軸
189、ギア193、194を介して送りネジ186が
正回転駆動される。すると、送りネジ186によるナッ
ト187のネジ送り動作によってスライダー184が左
右一対のガイド軸185によって案内されて矢印m′方
向に下降され、スライダー184と一体にカセット挟持
ピン182が矢印m′方向に平行に下降される。そし
て、シャッター板198を下限センサー200が検出し
た位置がカセット挟持ピン182の下限位置に相当する
原点であり、左右一対のカセット挟持ピン182がこの
原点まで下降された時にモータ188が停止される。
【0057】
【カセット挟持動作】次に、カセット挟持命令が出る
と、モータ188が逆回転され、送りネジ186が逆回
転駆動される。そして、送りネジ186によるナット1
87のネジ送り動作によってスライダー184が左右一
対のガイド軸185によって案内されて矢印m方向に上
昇され、スライダー184と一体にカセット挟持ピン1
82が矢印m方向に平行に上昇されて、カセット挟持ピ
ン182がカセット挟持ピン183に対して上方に開か
れる。この時のトルクリミッター192の回転方向は図
29の(B)に示す矢印n′方向であり、中間軸189
はノンスリップ状態で回転し、エンコーダ197によっ
てカセット挟持ピン183に対するカセット挟持ピン1
82の開き量H1が正確にカウントされる。
【0058】そして、カセット挟持命令が出された時点
で、挟持するために指定されたカセットの厚さ情報が判
明しているので、このカセットの厚さ情報に基づいて、
カセット挟持ピン183に対するカセット挟持ピン18
2の開き量H1をエンコーダ197によってカウントし
て、所定の値に調整してモータ188を停止する。な
お、上限センサー199によってスライダー184の矢
印m方向の暴走を防止する。
【0059】そして、カセット挟持ピン182と183
との間に、図26及び図27に示すように、厚さが異な
るカセット9a、9d等が矢印o方向から水平に挿入さ
れたことがカセット傾きセンサー(図示せず)によって
検出されると、モータ188が再び正回転され、送りネ
ジ186の正回転駆動によってスライダー184と一体
にカセット挟持ピン182が矢印m′方向に再び平行に
下降される。そして、図26及び図27に示すように、
下部の左右一対のカセット挟持ピン183上に上部の左
右一対のカセット挟持ピン182によって厚さが異なる
カセット9a、9d等をこれらの厚さに対応して矢印
m′方向から平行に押え込むようにして、これらのカセ
ット9a、9d等を厚さの変化に拘らず、平行なカセッ
ト挟持ピン182、183によって、最も安定の良い姿
勢に挟持する。
【0060】この際、カセット挟持命令が出された時
に、カセット挟持ピン183に対するカセット挟持ピン
182の開き量H1を、予め挟持するために指定された
カセットの厚さに応じて最適な値に設定するので、カセ
ット挟持ピン182、183間に厚さが異なるカセット
9a、9d等が水平に挿入された後に、カセット挟持ピ
ン182を極く僅かな量だけ矢印m′方向に下降するだ
けで、厚さが異なるカセット9a、9d等を瞬時に挟持
することができる。従って、挟持しようとするカセット
の厚さがその都度変化しても、これら厚さが異なるカセ
ットの挟持動作を常に素早く行える。
【0061】また、図28において、カセット挟持ピン
182を矢印m′方向に下降駆動して、図26及び図2
7に示すように、カセット9a、9d等を挟持する際、
トルクリミッター192の回転方向は図29の(B)に
示す回転すべりが発生可能な矢印n方向である。そし
て、図26及び図27に示すように、カセット挟持ピン
182がカセット挟持ピン183上にカセット9a、9
d等を矢印m′方向から挟み込んだ時、カセット挟持ピ
ン182には矢印m方向の反発力、即ち負荷が働く。そ
して、この負荷が一定のトルク値を越えた時点で、トル
クリミッター192の出力側である中間軸189に回転
すべりが発生して、カセット挟持ピン182の矢印m′
方向の下降駆動を自動的に停止させる。そして、中間軸
189が回転すべりによって停止したことがエンコーダ
197によって検出されることにより、カセット挟持ピ
ン182、183によるカセット9a、9dの挟持完了
が検出されて、モータ188が停止される。
【0062】従って、このカセット・オートチェンジャ
ーによれば、厚さが異なるカセットを常に一定の値の挟
持力で、常に安定良く挟持することができ、カセットの
厚さの変化によってカセットの挟持力が過大となり、カ
セットを不測に破損してしまうような事故を未然に防止
できる。
【0063】また、このカセット・オートチェンジャー
によれば、カセット挟持ピン182を矢印m、m′方向
に直線的に駆動する駆動系の最終段階に摩擦の大きな送
りネジ186を使用しているので、カセット挟持ピン1
82、183間でカセットを挟持したままの状態で、カ
セット・オートチェンジャーの電源が不測に切れたとし
ても、カセットの自重によってカセット挟持ピン182
が矢印m方向へ押し上げられて不測に開き、挟持してい
るカセットを落下してしまうような不都合が全く発生し
ない。
【0064】また、送りネジ186によってカセット挟
持ピン182に矢印m′方向のカセット挟持力を付与し
ているにも拘らず、トルクリミッター192によってカ
セットの挟持力を常に一定の値に保持できるので、カセ
ットを挟持した時、スライダー184のナット187が
送りネジ186に喰い込んで送りネジ186をロックし
てしまうような事故は全く発生しない。
【0065】
【カセット・オートチェンジャー全体の動作説明】次
に、図9〜図11によって、カセット・オートチェンジ
ャー全体の動作を説明する。
【0066】搬送機10を上下方向である矢印e方向に
自走して複数の収納棚8a〜8dの指定された位置まで
移動する。次に、ハンドブロック11を矢印g方向に直
線運動して、図15、図25及び図26に示すように、
カセット挟持ピン182、183間に指定されたカセッ
ト9a〜9dを挿入して、これらのカセット挟持ピン1
82、183によって厚さ方向である上下方向から選択
的に挟持する。次に、ハンドブロック11を矢印g′方
向に直線運動して、指定されたカセット9a〜9dを収
納棚8a〜8dから矢印g′方向に選択的に抜き取る。
この際、最も大きいLサイズカセット9dについては、
ハンドブロック11を搬送機10の矢印f、f′方向の
センター上にて矢印g、g′方向に直線運動させるよう
にして、挟持したカセット9dの左右両端を(矢印F、
f′方向の両端)左右一対のカセット摺動ガイド102
上で摺動させるようにして矢印g′方向に抜き取る。ま
た、その他のカセット9a〜9dについては、これらの
各カセット9a〜9dの矢印f、f′方向のセンター位
置に合わせるように、ハンドブロック11を左右一対の
カセット摺動ガイド102間で矢印f、f′方向に移動
調整して、矢印g、g′方向に直線運動させるようにし
て、これらのカセット9a〜9dを矢印g′方向に抜き
取る。次に、搬送機10を指定されたVTR7a及び7
bまで矢印e方向に移動して、ハンドブロック11で挟
持している指定されたカセット9a〜9dをこれらのV
TR7a及び7bまで搬送する。次に、ハンドブロック
11で挟持しているカセット9a〜9dを指定されたV
TR7a及び7bに選択的に矢印g方向から挿入する。
最後に、カセット挟持ピン182、183を開いてカセ
ット9a〜9dを離してから、ハンドブロック11を矢
印g′方向に引き戻す。そして、この動作の繰り返しに
より、記録フォーマットや大きさが互いに異なるカセッ
ト9a〜9dをVTR7a及び7bを使って順次連続的
に記録及び/又は再生するようにして、長時間に亘る連
続ヒテオ再生や録画編集を行う。
【0067】
【バーコード読取装置の説明】次に、図1〜図6及び図
9によって、バーコード読取装置を説明する。
【0068】まず、図1及び図9に示すように、複数の
収納棚8a〜8bに収納された複数種類のカセット9a
〜9dの搬送機10側の端面である後端面93に横長の
バーコードラベル211が矢印f、f′方向に沿って貼
り付けられている。そして、これらのバーコードラベル
211にはそれぞれバーコード212が印刷等にて表示
されていて、これらのバーコード211には各カセット
9a〜9bの記録フォーマット、記録内容、記録場所や
時間、収納棚の棚番地等の様々なデータが記録される。
【0069】次に、複数種類のカセット9a〜9dの各
バーコード211を読み取るためのカセット型のバーコ
ードモジュール213が使用される。このバーコードモ
ジュール213は専用棚ユニット215に設けられた専
用棚214内に出し入れ可能に収納されている。なお、
専用棚ユニット214は複数の収納棚ユニット6a〜6
dと同じ取付構造によって本体1に交換可能に取り付け
られている。
【0070】そして、図4の(A)(B)に示すバーコ
ードモジュール213には、バーコード読取センサーで
あるバーコードリーダ部216と、バッテリー217
と、バーコードデータ送信部218とが内蔵され、この
バーコードモジュール213を専用棚215内に矢印g
方向から水平に挿入して収納した時に、専用棚215内
に設けられているバッテリー電源供給端子219にバー
コードモジュール213のバッテリー電源端子220が
差し込まれてバッテリー217への蓄電が行われるよう
に構成されている。なお、専用棚215内に挿入された
バーコードモジュール213は出口に設けられたストッ
パー221によって位置決めされる。そして、バーコー
ドモジュール213を専用棚215から矢印g′方向に
抜き取った時には、バーコードデータ送信部218から
専用棚ユニット214に設けられたバーコードデータ受
信部222にバーコードデータを無線送信するように構
成されている。
【0071】そして、図2及び図3に示すように、ハン
ドブロック11のカセット挟持ピン182、183間
で、バーコードモジュール213を複数のカセット9a
〜9dと同様に厚さ方向である上下方向から挟持して搬
送することができるように構成されている。
【0072】なお、図5の(A)(B)に示すように、
バッテリー電源供給端子219をハンドブロック11側
に設け、バーコードモジュール213をハンドブロック
11によって挟持すべく、カセット挟持ピン182、1
83をバーコードモジュール213の上下に矢印g方向
から挿入した時に、バーコードモジュール213にバッ
テリー電源端子220をバッテリー電源供給端子219
に矢印g′方向から差し込んで、バッテリー217への
蓄電を行うようにしても良い。
【0073】そして、バーコードモジュール213のバ
ーコードリーダ部216には、例えば、図6の(A)に
示すように、LED等の発光素子223から照射された
光をバーコードラベル211で反射させてフォトトラン
ジスタ等の受光素子224でバーコード212のデータ
を読み取る方式や、図6の(B)に示すように、LED
等の複数の発光素子223から照射された光をバーコー
ドラベル211で反射して光学系225を介してフォト
トランジスタ等の受光素子224でバーコード212の
データを読み取る方式等の非走査型センサーが使用され
る。
【0074】次に、複数の収納棚8a〜8dに収納され
ている複数種類のカセット9a〜9dのバーコード21
2を読み取る際には、図2及び図3に示すように、ハン
ドブロック11のカセット挟持ピン182、183によ
ってバーコードモジュール213を挟持して専用棚21
5から取り出す(抜き取ること)。そして、バーコード
モジュール213をハンドブロック11によって各カセ
ット9a〜9dの各バーコード212に沿って矢印f、
f′方向に直線的に平行移動させることによって、バー
コードリーダ部216で各バーコード212を走査し
て、これらのデータを読み取るようにしたものである。
この際、各収納棚8a〜8dに収納された各カセット9
a〜9dの後端面93がカセットストッパー56によっ
て正確に位置決めされているので、これらの後端面93
に対してバーコードリーダ部216を一定の読取可能距
離L7の範囲内に保ちながら矢印f、f′方向に直線運
動させることにより、各バーコード212のデータを正
確に読み取ることができる。
【0075】次に、図1は、複数の収納棚8a〜8dに
収納された複数種類のカセット9a〜9dのバーコード
212のバーコードリーダ部216による連続的な読取
方式を説明するものであって、図1の(A)は、例えば
Lサイズカセット9dやMサイズカセット9cのよう
に、複数のカセットが縦一列状に収納されている場合
に、これらのバーコード212を水平方向である矢印
f、f′方向にジグザグ状に順次連続して読み取る方式
を示している。また、図1の(B)は、例えばSサイズ
カセット9bや8mmカセット9aのように、複数のカ
セットが左右複数列状に収納されている場合に、これら
のバーコード212を水平列ごとに矢印f、f′方向に
ジグザグ状に順次連続して読み取る方式を示している。
【0076】以上のように、このバーコード読取装置に
よれば、搬送機10に搭載したハンドブロック11によ
ってバーコードモジュール213を挟持して、複数の収
納棚8a〜8dに収納された複数種類のカセット9a〜
9dの後端面93のバーコード212に沿って矢印f、
f′方向に平行に搬送させることができるので、複数の
収納棚8a〜8dに複数種類のカセット9a〜9dを収
納したままで、これらのバーコード212を順次連続し
て直接読み取ることができる。従って、カセット・オー
トチェンジャーに収納されている全カセット9a〜9d
のバーコード212を極めて短時間の間に読み取ること
ができる。この際、バーコードモジュール213をハン
ドブロック11のカセット挟持ピン182、183によ
って挟持して搬送するようにして、複数種類のカセット
9a〜9dのバーコード212を読み取るので、カセッ
ト挟持ピン182、183を収納棚8a〜8dやカセッ
ト9a〜9dと干渉させることなく、バーコードモジュ
ール213のバーコードリーダ部216をバーコード2
12に近接させて搬送させることができるので、バーコ
ードリーダ部216に焦点深度の浅いものを用いても、
バーコード212を正確に読み取ることができる。ま
た、バーコードモジュール213が搬送機10やハンド
ブロック11に対して完全に独立しているので、緊急時
にはオペレータがバーコードモジュール213を手動で
操作してバーコード212を読み取ることができるの
で、緊急時のカセット交換等を容易に行える。
【0077】なお、バーコード読み取り動作は、カセッ
ト・オートチェンジャーへの電源投入時、収納棚8a〜
8dのカセット9a〜9dをオペレータが入れ替えた時
や新しくカセット9a〜9dが追加された時、本体1の
開閉扉4が開けられた時に自動的に行われる。また、オ
ペレータの指令によりシステムのコンピュータを通して
特定の収納棚8a〜8dについても行うことができる。
そして、バーコードリーダ213によって読み取ったバ
ーコード212のデータはデータベースに貯えられて管
理され、カセット自動交換のシステムコントロールに活
用される。
【0078】なお、バーコードモジュール213のバー
コード読取センサーは、例えば図8に示すようなバーコ
ードスキャナー部227であっても良い。そして、この
バーコードスキャナー部227には、例えば、図8の
(A)に示すように、LED等の複数の発光素子228
でバーコードラベル211の全体を照射してバーコード
212の像をレンズ系229を通してリニア型CCD2
30に結像し、そのCCD230の内部をCCD駆動回
路231によって電気的に走査してバーコード232の
データを読み取る方式や、図8の(B)に示すように、
半導体レーザー223から照射された光をハーフミラー
233を通して反射鏡224で反射してバーコード21
2に照射し、その反射光を反射鏡224、ハーフミラー
233及びレンズ系235を通してフォトトランジスタ
等の受光素子236で受光するようにし、半導体レーザ
ー232から照射される光を反射鏡234によってバー
コードラベル211の長手方向に自動的に走査して、バ
ーコード212のデータを受光素子236を読み取る方
式等の自動走査型センサーが使用される。
【0079】そして、図7の(A)(B)に示すよう
に、バーコードモジュール213をハンドブロック11
によって挟持して移送する際、バーコードスキャナー部
227を各カセット9a〜9dの各バーコード212の
矢印f、f′方向のセンターである定位置で、バーコー
ド212に対する一定の読取可能距離L8の範囲内に位
置決めすることによって、バーコードスキャナー部22
7で各バーコード212を自動的に走査して、これらの
データを読み取るようにしたものである。
【0080】そして、図7は複数の収納棚8a〜8dに
収納された複数種類のカセット9a〜9dのバーコード
212のバーコードスキャナー部227による連続的な
読取方式を説明するものであって、図7の(A)は、例
えばLサイズカセット9dやMサイズカセット9cのよ
うに、複数のカセットが縦一列状に収納されている場合
に、これらのバーコード212を上下方向である矢印e
方向に順次連続して読み取る方式を示している。また、
図7の(B)は例えば、Sサイズカセット9bや8mm
カセット9aのように、複数のカセットが左右複数列状
に収納されている場合に、これらのバーコードを縦列ご
とに矢印e方向にジグザグ状に順次連続して読み取る方
式を示している。
【0081】以上、本発明の実施例に付き述べたが、本
発明は上記の実施例に限定されることなく、本発明の技
術的思想に基づいて各種の変更が可能である。また本発
明は、ビデオカセットのオートチェンジャーに限定され
ることなく、その他の各種のテープ状記録媒体やディス
ク状記録媒体を収納した各種のカセット・オートチェン
ジャーに適用可能である。
【0082】
【発明の効果】以上のように構成された本発明のカセッ
ト・オートチェンジャーは次のような効果を奏する。
【0083】複数の収納棚に収納された複数のカセット
の搬送機側の端面にバーコードを表示する一方、これら
のバーコードを読み取るカセット型のバーコードリーダ
を専用棚に収納し、搬送機に搭載したハンドブロックに
よって複数のカセット及びバーコードモジュールを選択
的に挟持して搬送できるようにしたので、ハンドブロッ
クによってカセット型のバーコードモジュールを挟持し
て専用棚から取り出し、このバーコードモジュールをハ
ンドブロックによって複数の収納棚に収納された複数の
カセットに沿って搬送して、これら複数のカセットのバ
ーコードを順次連続して直接読み取ることができる。従
って、複数のカセットを複数の収納棚に収納したまま
で、これら複数のカセットのバーコードを順次連続的に
直接読み取ることができるので、複数の収納棚に収納さ
れた全カセットのバーコードの読み取り所要時間を大巾
に短縮できる。
【0084】バーコードモジュールをハンドブロックに
よって挟持して搬送するようにして、複数のカセットの
バーコードを読み取るので、バーコードモジュールのバ
ーコード読取センサーに焦点深度の浅いものを用いて
も、ハンドブロックのカセット挟持部を収納棚やカセッ
トに干渉することなく、カセットのバーコードを正確に
読み取ることができる。
【0085】バーコードモジュールが搬送機やハンドブ
ロックに対して完全に独立しているので、緊急時にはオ
ペレータがバーコードモジュールを手動で操作してバー
コードを読み取ることができるので、緊急時のカセット
交換等を容易に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例によるカセット・オートチェン
ジャーのバーコードリーダ部を使用したバーコード読取
装置の読み取り動作を説明する斜視図である。
【図2】バーコードリーダ部を使用したバーコードモジ
ュールによるバーコードの走査位置を説明する概略平面
図である。
【図3】図2の側面図である。
【図4】バーコードモジュールと専用棚とを説明する斜
視図である。
【図5】バーコードモジュールの変形例を説明する斜視
図である。
【図6】バーコードリーダ部を説明する概略図である。
【図7】バーコードスキャナー部を使用したバーコード
読取装置の読み取り動作を説明する斜視図である。
【図8】バーコードスキャナー部を説明する概略図であ
る。
【図9】カセット・オートチェンジャー全体の正面図で
ある。
【図10】カセット・オートチェンジャー全体の概略平
面図である。
【図11】カセット・オートチェンジャー全体の概略側
面図である。
【図12】Lサイズカセットの収納棚ユニットの正面図
である。
【図13】図12の水平断面平面図である。
【図14】図12の垂直断面側面図である。
【図15】Mサイズカセットの収納棚ユニットの正面図
である。
【図16】図15の水平断面平面図である。
【図17】Sサイズカセットの収納棚ユニットの正面図
である。
【図18】図17の水平断面平面図である。
【図19】搬送機の正面図である。
【図20】搬送機の平面図である。
【図21】搬送機の側面図である。
【図22】搬送機の駆動部を示した平面図である。
【図23】搬送機のハンドブロックと回転アームを示し
た斜視図である。
【図24】ハンドブロックの正面図である。
【図25】ハンドブロックの正面図である。
【図26】大カセットを挟持したハンドブロックの側面
図である。
【図27】小カセットを挟持したハンドブロックの側面
図である。
【図28】ハンドブロックのカセット挟持ピンの開閉機
構を説明する概略断面側面図である。
【図29】図29の(A)は同上の開閉機構中のトルク
リミッターの垂直断面側面図であり、図29の(B)は
図29の(A)のA−A矢視での平面図である。
【符号の説明】
7a、7b VTR(記録再生装置) 8a、8b、8c、8d 収納棚 9a、9b、9c、9d カセット 10 搬送機 11 ハンドブロック 182、183 カセット挟持ピン(カセット挟持部) 212 バーコード 213 バーコードモジュール 215 専用棚 216 バーコードリーダ部(バーコード読取センサ
ー) 227 バーコードスキャナー部(バーコード読取セン
サー) f、f′ カセット出し入れ方向に対する直交方向 g、g′ カセット出し入れ方向

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】記録媒体が収納された複数のカセットと、
    これら複数のカセットが収納された複数の収納棚と、こ
    れら複数のカセットを選択的に記録及び/又は再生する
    記録再生装置と、上記複数の収納棚と上記記録再生装置
    との間で上記複数のカセットを選択的に搬送する搬送機
    とを備えたカセット・オートチェンジャーにおいて、 上記収納棚に収納された上記複数のカセットの上記搬送
    機側の端面にバーコードを表示し、 上記複数のカセットのバーコードを読み取るカセット型
    のバーコードモジュールを専用棚に収納し、 上記複数のカセット及びバーコードモジュールを選択的
    に挟持して搬送するハンドブロックを上記搬送機に搭載
    したことを特徴とするカセット・オートチェンジャー。
JP3334570A 1991-11-25 1991-11-25 カセツト・オートチエンジヤー Pending JPH05144144A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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