JPH05143468A - 電源断復帰装置 - Google Patents

電源断復帰装置

Info

Publication number
JPH05143468A
JPH05143468A JP3304691A JP30469191A JPH05143468A JP H05143468 A JPH05143468 A JP H05143468A JP 3304691 A JP3304691 A JP 3304691A JP 30469191 A JP30469191 A JP 30469191A JP H05143468 A JPH05143468 A JP H05143468A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
eeprom
viewing
time
advance payment
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3304691A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinichi Oi
伸一 大井
Shigeru Tashiro
成 田代
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP3304691A priority Critical patent/JPH05143468A/ja
Publication of JPH05143468A publication Critical patent/JPH05143468A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、メモリのデータ書換え時に当該シ
ステムの電源が遮断される等して、データが破壊された
場合においてもシステムを保全する電源断復帰装置を提
供することを目的とする。 【構成】 本発明の電源断復帰装置は、EEPROMに
2つのメモリエリアを設け、入力されるデータをこの2
つのメモリエリアに交互に書換えていく記憶手段と、こ
の記憶手段がメモリエリアを書換えるときに当該データ
の破損を検出するための誤り訂正符号を付与する付与手
段と、この付与手段で付与された符号によってデータ書
換えの際のデータの破損が検出されたときには当該書換
えの前のデータを採用する復帰手段とを有して構成され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はマイコンシステムの電源
断復帰装置に関し、特にメモリのデータ書換え時に当該
システムの電源が遮断され、データが破壊された場合に
おいてもシステムを保全するようにした電源断復帰装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、マイコンシステムを利用した有料
放送デコーダに対しては、放送側と視聴者との間の契約
内容を示すデータ(以下、単に個別情報という)が予
め、例えば契約時、番組放送開始時あるいは番組放送時
に、放送側から電波を通じて或いはICカード等により
与えられる。有料放送デコーダはこの個別情報を不揮発
性のメモリとしてのEEPROM(Electrically Erasa
ble Programable Read Only Memory)内に格納し、映像
や音声信号に多重して送られてくる番組に関するデータ
(以下、単に番組情報という)と、このEEPROM内
の個別情報を比較判定し、当該受信者が視聴できるか否
かの判定を下す。ここで視聴可の判定が成された場合は
入出力ポート回路を通じて映像デスクランブラおよび音
声デスクランブラを制御し、受信した放送を当該受信者
が視聴できるように映像および音声信号をデスクランブ
ルして出力する。また、視聴不可の場合には入出力ポー
ト回路を通じて映像および音声デスクランブラを制御し
て、映像および音声信号をデスクランブルしないように
する。
【0003】一方、受信した番組を視聴する方法には契
約内容によって異なる幾つかの方法がある。この契約内
容は上述したように個別情報として取り扱われ、契約内
容に応じて、例えば以下のような視聴方式に分類でき
る。
【0004】(1)フラットフィー視聴方式 例えば、チャンネル毎に月極で一定の視聴料を支払い、
当該チャンネルの番組は全て視聴しうる視聴方式であ
る。
【0005】(2)ペーパビュー(プログラム型)視聴
方式 番組毎に設定される所定の視聴料を支払うことにより、
当該番組を視聴することが可能となる視聴方式で、視聴
したい番組に対してのみ視聴料を支払えばよいという利
点がある。
【0006】 (3)ペーパビュー(タイム型)視聴方式単位時間毎に
所定の視聴料が設定されており、番組を見た時間に対し
て視聴料を支払う視聴方式で、これも視聴したい番組の
見たい部分に対してのみ視聴料を支払えばよいという利
点がある。
【0007】以上、三つの視聴方式のうち、フラットフ
ィー視聴方式は月極であることから、毎月、一定の視聴
料を銀行振込み等で支払うことにより視聴料の支払いが
行なわれる。
【0008】一方、ペーパビュー(プログラム型、タイ
ム型)視聴方式の視聴料の支払い方法として、例えば前
払いによる方法と後払いによる方法とがある。この内、
前払いによる方法は、ペーパビュー視聴方式で支払う視
聴料を視聴者がまとめて放送側に前払いすることによ
り、この前払い金に係る情報(以下、単に前払い金情報
という)が個別情報の一部として放送側から視聴者に予
め与えられ、この前払い金情報によって視聴の可否を判
定するようにしたものである。
【0009】この前払いによる方法の場合、マイコンシ
ステムは個別情報を取り込みEEPROM内に格納す
る。そして、視聴者がペーパビュー視聴方式により視聴
をする毎に、EEPROM内に格納された前払い金情報
の前払い金から当該視聴に対応する料金の引き去り(以
下、これを単に前払い金からの減算若しくは書換えを行
うともいう)を行う。
【0010】この場合、ペーパビュー視聴方式により視
聴をする毎に、前払い金から当該視聴に対応する料金の
引き去り、つまりEEPROMの書換えを行うことにな
る。ところが、マイコンシステムでは、電源OFF時で
も保持したいデータはEEPROMに保持するようにし
ているが、通常、EEPROMは書換可能な回数、具体
的には104 〜106 回程度と限度があることから、書
換えを制限するようにしていた。
【0011】例えば、ペーパビュー(タイム型)方式で
は、ある時間に対する所定の視聴料が決められている。
例えば、1単位で視聴できる時間が番組毎に予め設定さ
れると共に、1単位当りの単価も設定されている。具体
的には、1単位で視聴出来る時間が、ある特定の番組で
は1分間と設定され、1単位当りの単価は1円に設定さ
れる。したがって、この特定の番組では1分間あたり1
円というように視聴料が設定されたことになる。また、
いわゆるプレミア的な番組で1単位で視聴できる時間
が、例えば10秒に設定されたときには、1分間あたり
6円の視聴料が設定されることになる。
【0012】また、この視聴料に係る情報は番組情報の
一部として送られてくる。従って、視聴者が、その番組
を視聴するために、例えばボタンを押すなどの操作を行
い、この従来の有料放送デコーダを操作した場合、マイ
コンはこの送られた番組情報のデータに従い、上記の例
では1分間毎に1円をEEPROM内に格納された前払
い金から減算していく。このとき、番組情報で指定され
た時間毎にこのEEPROM内の前払い金からの減算
(つまり書換え)を行うとEEPROMへの書換え回数
が増加することから、EEPROMへの書換え回数を減
らすために、下記に示すような方式が提案されている。
【0013】まず第1に、所定時間毎に書換えを行う方
式がある。例えば、所定時間を10分間とし、10分毎
に書換えを行うと決めた場合、番組情報で指定された時
間、すなわち1単位で視聴できる時間が10分以下であ
れば10分間に視聴した金額(例えば、1分間毎に1円
の番組ならば、8分間で8円、10分間で10円とな
る)を一時的にRAMに蓄えておき、10分毎にまとめ
て視聴した金額をEEPROM内の前払い金から減算す
る。同様に、番組情報で指定された時間が10分以上で
あれば、番組情報で指定された時間毎にEEPROM内
の前払い金からの減算を行う。このようにすることによ
って、書換の最低間隔を10分間に制限することができ
る。
【0014】第2に、指定時間の所定倍毎に書換えを行
う方式がある。例えば、番組情報で指定された時間、す
なわち1単位で視聴できる時間が1分で所定倍がa倍で
あれば、視聴によって生じた料金は一時的にRAMに蓄
えておき、5分毎にEEPROM内の前払い金からの減
算をおこなう。このようにすることによってEEPRO
Mの書換え回数がa分の1に制限できる。
【0015】さらに、第3番目として番組終了時あるい
は視聴解消時に書換えを行う方式がある。通常、有料放
送で放送される番組には、番組を識別するためのコード
が番組毎に付与されている。従って、この識別コードが
変化するまで、すなわち番組終了までの視聴料金をRA
Mに蓄えておき、番組終了時にまとめてEEPROM内
の前払い金からの減算をおこなう。あるいは、視聴者が
番組の視聴申込みを取り消した時点で、RAMに蓄えて
あった申込みから取り消した時点までの視聴料金をまと
めてEEPROM内の前払い金からの減算をおこなう。
【0016】以上、説明したように、一時的にRAMで
視聴料金を管理し、まとめてEEPROMへの書換えを
行うことによりEEPROMの書換え回数を減らすよう
にしている。そのため、RAMに視聴料金等のデータが
格納されている状態のときに当該セキュリティ保持装置
の電源がオフされると、RAM内に格納されたデータ、
すなわち番組を視聴した料金がクリアされてしまうこと
から、当該料金を徴収することができなくなり放送側が
不利益を被ることになる。
【0017】次に、ペーパビュー(プログラム型)方式
の場合について説明すると、ペーパビュー(プログラム
型)方式では、ある番組に対する視聴料金及び一定の無
料視聴時間が設定されている。例えば、視聴料金は番組
の視聴料金=500円などというように設定され、この
番組の視聴料金の情報は番組情報の一部として送られて
くる。視聴者は番組を視聴するためにPPV申込器を操
作した場合、マイコンはこの番組情報のデータに従い、
例えば番組の視聴料金=500円をEEPROM内の前
払い金から減算していく。
【0018】また、無料視聴時間は、視聴者が有料番組
の視聴の申込みをしてから所定時間(例えば5分間)の
視聴に対しては無料ということになっており、マイコン
が内蔵するタイマを利用してこの無料視聴時間の管理す
るようにしている。従って、視聴者は一旦、有料番組の
視聴の申込みをしても、この無料視聴時間内に取消しを
すれば視聴料を支払う必要はないことになる。
【0019】一方、この無料視聴時間を示すデータを保
持するには、視聴の申込みからの時間をカウントするタ
イマーの値を、例えば1秒毎にEEPROMに書き込む
ようにすれば良いが、このEEPROMへの書換えは、
前述したようにEEPROMの寿命を縮めることとな
る。従って、書換えを十秒に1回とか、あるいは全くE
EPROMに書き込まずRAMへの書込みのみで管理す
るという方法によってEEPROMの書換え回数を減ら
すようにしている。
【0020】また、後払いによる方法では、視聴者がペ
ーパビュー後払い方式により視聴をする毎に、EEPR
OM内に視聴した番組のペーパビュー視聴料あるいは番
組番号等を格納する。ペーパビュー方式により視聴をす
る毎にEEPROMの書換えを行うことになる。そして
放送側は例えば所定期間ごとにこの情報を電話やICカ
ード等によって回収し精算する。
【0021】以上、前払いによる方法、後払いによる方
法のいずれの場合においてもEEPROMの書換えが行
なわれることになっている。
【0022】次に、視聴料金の減算(EEPROMの書
換え)を実際のマイコンシステムのソフトウェアに対応
させて、ペーパビュー(プログラム型)方式の課金処理
を示す。図14に課金処理の手順を示すフローチャート
の一例を示す。なお、この例ではPPVの課金処理以外
の処理は示していないが、実際にはマイコンシステムに
おいてはこれ以外の処理、例えば映像及び音声デスクラ
ンブラを制御して、映像及び音声信号をデスクランブル
し視聴できるようにすることなどを時分割で処理する。
【0023】図14において、まずステップS301で
CPUはPPV申込器からのPPV申込みに対する待機
状態にある。ここで、PPV申込みがあった場合、ステ
ップS303へ進みEEPROMから前払い金情報をC
PU内の第1のレジスタに取り込む。次にステップS3
05で番組情報内の視聴料金をCPU内のさらに別の第
2のレジスタに取り込む。この場合の番組情報は、映像
や音声信号に多重して送られてくる番組情報をそのまま
入出力ポートを通じて、この第2のレジスタに取り込ん
でもよく、一旦映像や音声信号に多重して送られてくる
番組情報をRAMに格納しておいて、改めてこのRAM
からこの第2のレジスタに取り込んでもよい。続いて、
ステップS307で第1のレジスタ内の前払い金から第
2のレジスタ内の視聴料金を減算し、ステップS309
でこの結果を再びEEPROMに書き込む。以上のよう
にしてEEPROM内に格納される前払い金から視聴料
金の減算、すなわちEEPROMの書換えが行われる。
【0024】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したよ
うに、前払い金から視聴料金を減算するためのEEPR
OMの書換えが行われている途中で電源がOFFされる
と、EEPROM内のデータが破壊されることがある。
この破壊によって、視聴者あるいは番組供給者のどちら
かに不利益になるようにデータが変わってしまう可能性
がある。また、上記説明ではEEPROMに書き込むデ
ータとして前払い金に注目して説明をしたが、それ以外
の個別情報、例えば有効期限、暗号復号用のワーク鍵、
契約チャンネルなどの情報等が放送側から与えられ、E
EPROM内に格納される。このようなデータを格納す
る場合にも、書換えが行われている途中で電源がOFF
されると、データが破損され、視聴者あるいは番組供給
者のどちらかに不利益になるようにデータが変わってし
まう可能性がある。
【0025】このように、データが破壊された場合、前
払い金や個別情報がまったくでたらめなデータに変わっ
てしまうような最悪の状態を考えると、デスクランブル
そのものが出来なくなるような状態になってしまうこと
が考えられる。
【0026】本発明は上記課題に鑑み成されたもので、
データが破壊された場合でも、システムとして動作不能
の状態にならないようにすることを目的とする。
【0027】
【課題を解決するための手段】本発明の電源断復帰装置
は、複数の記憶領域を有し、入力されるデータによって
順次所定の記憶領域を書換える記憶手段と、この記憶手
段が記憶領域を書換えるときに当該データの破損を検出
するための符号を付与する付与手段と、この付与手段で
付与された符号によってデータ書換えの際のデータの破
損が検出されたときには当該書換えの前のデータを採用
する復帰手段とを有することを要旨とする。
【0028】
【作用】前払い金情報、個別情報などを格納する場合、
記憶領域を複数の領域、例えば2つに分けて、交互に書
換えを行う。また、この書換え時には、付与手段により
データの破壊を確実に検出するための誤り訂正符号ある
いは書換えフラグ等の符号を付与しておくことにより、
データの破壊が容易に判別することができる。すなわ
ち、データの破壊が判別されたときには、復帰手段によ
り1つ前のデータが採用されることによりシステムとし
て動作不能の状態にまで至ることがない。
【0029】
【実施例】図1乃至図7を参照して本発明に係る一実施
例を説明する。図1に示す有料放送視聴装置のマイコン
システム1は、放送信号をスクランブルした信号をデス
クランブルするデスクランブラ3を有している。このデ
スクランブラ3は、入力されるスクランブルされた映像
信号をデスクランブルする映像デスクランブラ3aと、
入力されるスクランブルされた音声信号をデスクランブ
ルする音声デスクランブラ3bによって構成される。
【0030】セキュリティ保持装置7はCPU9とこの
CPU9とアドレスバス11A,データバス11D及び
コントロールライン11Cを介して接続される、ROM
13、RAM15、EEPROM17及び入出力ポート
19によって構成される。CPU9は、記憶手段、付与
手段及び復帰手段を有しており、有料放送視聴装置全体
の制御をも行う。ROM13は、主にCPU9で行われ
る各種制御等のプログラムを格納している。RAM15
は、管理中の視聴料金に係るデータ或いはペーパビュー
(プログラム型)方式における無料視聴時間に係るデー
タ等を一時的に格納する。EEPROM17は、個別情
報の視聴料金に係るデータの他、電源遮断時にRAM1
5から退避される上記管理中の視聴料金に係るデータ或
いはペーパビュー(プログラム型)方式における無料視
聴時間に係るデータ等を一時的に格納する。これらRO
M13、RAM15及びEEPROM17は、CPU9
とともに記憶手段を構成するものである。
【0031】入出力ポート19は、該入出力ポート19
を介してデスクランブラ3とPPV申込器5及びセキュ
リティ保持装置7とを接続する。
【0032】PPV(ペーパビュー)申込器5は入出力
ポート19に接続されており、申込みが行われるとソフ
トウェアでこの申込みの検出が可能となっている。ま
た、番組情報パケットにはデスクランブルの鍵が書かれ
ており、これをデスクランブル鍵出力によって戻すこと
により音声及び映像のデスクランブルが可能である。
【0033】図2に本実施例における前払い金情報のメ
モリエリアの一例を示す。例えば、前払い金情報のメモ
リエリアとして4バイト必要な場合、従来は前払い金情
報のメモリエリアとしてはこの4バイトだけですむもの
の、本実施例では、例えば更新番号に1バイト、前払い
金情報と更新番号に対する誤り訂正符号に1バイト使用
すると仮定すると、両メモリエリア全体で(4+1+
1)×2=12バイト必要となる。
【0034】次に、本実施例のフローチャートの一例を
図3乃至図6に示す。この例は放送局から前払い金情報
があたえられ、EEPROM17内に格納する場合を示
すものである。なお、初期状態ではEEPROM17内
のデータはオール0であるとする。また、図14に示す
フローチャートの場合と同様に、この例において読み出
しとは、EEPROM17からCPU9のレジスタへデ
ータを取り込むこと、あるいはEEPROM17からR
AM15へデータを転送することを意味し、書き込みと
はCPU9のレジスタからEEPROM17へデータを
書き込むこと或いはRAM15からEEPROM17へ
データを転送することを意味するものとする。
【0035】まず図3を参照するに、ステップS25の
実行中に電源がOFFされてEEPROM17内のメモ
リエリア1のデータが破壊された場合、次にステップS
1で前払い金情報を受信したときに、メモリエリア2の
データがオール0であるのでステップS7でメモリエリ
ア1から前払い金情報、更新番号及び誤り訂正符号が読
み出され、さらにステップS9でデータ破壊により誤り
有りと判断され、ステップS19へ進む。ステップS1
9では、当該メモリエリア1に今回受信した前払い金情
報の書き込みを行い、ステップS21では更新番号を新
たに0とし、さらにステップS23で誤り訂正符号を計
算し、ステップS25でこれら前払い金情報、更新番号
及び誤り訂正符号がメモリエリア1のデータとして書き
込まれる。
【0036】これにより、次にステップS1で前払い金
情報を受信したときには、ステップS9で誤りが解消さ
れているので、ステップS11へ進みメモリエリア1の
前払い金に今回受信した前払い金が合算され、更新番号
が0から1に1つ更新(インクリメント)される。さら
に、ステップS15で誤り訂正符号を計算し、ステップ
S17でこれら前払い金情報、更新番号及び誤り訂正符
号がメモリエリア2のデータとして書き込まれる。
【0037】また、ステップS17の実行中に電源がO
FFされてEEPROM17内のデータが破壊された場
合について説明する。この場合、次に前払い金情報を受
信したときに(ステップS1)、メモリエリア1及びメ
モリエリア2共にデータがオール0ではないので、図4
に示すステップS31に進む。ここでメモリエリア1に
は誤りが生じていないので(ステップS33)、ステッ
プS35からステップS37に進む。
【0038】ステップS37でデータ破壊により誤り有
り、すなわちYESと判断されたときには、ステップS
49に進む。ステップS49では、前述のステップS1
1乃至ステップS17と同様に、メモリエリア2に前払
い金情報、更新番号が1つ更新された更新番号及び誤り
訂正符号が書き込まれる。
【0039】また、ステップS47の実行中に電源がO
FFされてEEPROM17内のデータが破壊された場
合、次に前払い金情報を受信したときにステップS33
でYESと判断し、メモリエリア1に書き込みが行われ
る。
【0040】また、ステップS55の実行中に電源がO
FFされてEEPROM17内のデータが破壊された場
合、次に前払い金情報を受信したときにステップS37
でYESと判断し、メモリエリア2に書き込みを行う。
また、メモリエリア1及び2両方とも誤りが無い場合に
は更新番号の小さい、すなわち古いデータの書かれたメ
モリエリアに書き込みが行なわれる。
【0041】次に、ペーパビュー(プログラム)で視聴
料金の減算(EEPROM17の書換え)を行う場合の
例を図5及び図6に示す。なおこの例では視聴料金の減
算を行った後に、映像音声デスクランブラ3を制御し視
聴可能にする処理や前払い金の不足で視聴不可というよ
うな場合の処理等は除いている。
【0042】まず、図5を参照するに、ステップS77
の実行中に電源がOFFされてEEPROM17内のデ
ータが破壊された場合、次にPPV申込器5を介してP
PV申込があったときにステップS87でYESと判断
され、メモリエリア2に書き込みが行なわれる。
【0043】また、ステップS97の実行中に電源がO
FFされてEEPROM17内のデータが破壊された場
合、次にPPV申込みがあったときにステップS83で
YESと判断され、メモリエリア1に書き込みが行なわ
れる。
【0044】また、ステップS105の実行中に電源が
OFFされてEEPROM17内のデータが破壊された
場合、次にPPV申込みがあったときにステップS87
でYESと判断され、メモリエリア2に書き込みが行な
われる。また、メモリエリア1及び2両方とも誤りが無
い場合には更新番号の小さい、すなわち古いデータの書
かれたメモリエリアに書き込みが行なわれる。
【0045】次に、図7を参照して、放送局から前払い
金情報があたえられ、EEPROM17内にメモリし、
ペーパビュー(プログラム)で視聴料金の減算(EEP
ROM17の書換え)を行う場合について説明する。
【0046】まず、最初はメモリに何も書き込まれてい
ないので、処理番号1の行に示すようにメモリエリア
1,2ともにオール0となっている。次に、放送局から
前払い金情報、例えば2000円が与えられると、メモ
リエリア1に更新番号1と共に当該前払い金情報が書き
込まれる(処理番号2)。
【0047】ここで、PPV視聴すると、メモリエリア
1,2へ交互に、前払い金からPPV視聴料金を引いた
金額と1づつインクリメントした更新番号が順次書き込
まれていく(処理番号3,4,5)。
【0048】また、さらに放送局から前払い金情報(2
000円)があたえられると、残りの前払い金に今回与
えられた前払い金を加えた金額と更新番号5がメモリエ
リア1に書き込まれる(処理番号6)。続いて、PPV
視聴すると、メモリエリア1,2へ交互に、前払い金か
らPPV視聴料金を引いた金額と1づつインクリメント
した更新番号が書き込まれる(処理番号7,8)。
【0049】次に、電源がOFFなどによる影響でデー
タが正しく書き込まれない場合について説明する。この
データが正しく書き込まれない場合のPPV視聴では、
メモリエリア2に、前払い金からPPV視聴料金を引い
た金額と更新番号8を書き込もうとするものの、エラー
となってしまう(処理番号9)。
【0050】次のPPV視聴では、メモリエリア2のデ
ータにエラーが有るため、再びメモリエリア1から前払
い金を読みだし、この前払い金からPPV視聴料金を引
いた金額と更新番号8がメモリエリア2に書き込まれる
(処理番号10)。続いて、PPV視聴すると、メモリ
エリア1に、前払い金からPPV視聴料金を引いた金額
と更新番号9が書き込まれる(処理番号11)。
【0051】次に、放送局から前払い金情報(2000
円)があたえられると、残りの前払い金に今回与えられ
た前払い金を加えた金額と更新番号0がメモリエリア1
に書き込まれる(処理番号12)。なお、この例では更
新番号は1から始まりインクリメントして9までいった
あと0になり再び1にもどる規則としている。
【0052】続いて、PPV視聴すると、メモリエリア
1,2へ交互に、前払い金からPPV視聴料金を引いた
金額と1づつインクリメントした更新番号が書き込まれ
る(処理番号13,14)。
【0053】次のPPV視聴では、メモリエリア1に、
前払い金からPPV視聴料金を引いた金額と更新番号3
を書き込もうとするが、電源がOFFなどによる影響で
データが正しく書き込まれないものとすると(処理番号
15)、次のPPV視聴では、メモリエリア1のデータ
にエラーが有るため、再びメモリエリア1から前払い金
を読みだし、この前払い金からPPV視聴料金を引いた
金額と更新番号3がメモリエリア1に書き込まれる(処
理番号16)。
【0054】続いて、PPV視聴すると、メモリエリア
2に、前払い金からPPV視聴料金を引いた金額と更新
番号4が書き込まれる(処理番号17)。
【0055】次に、放送局から前払い金情報(2000
円)があたえられると、残りの前払い金に今回与えられ
た前払い金を加えた金額と更新番号5をメモリエリア1
に書き込もうとするが、電源がOFFなどによる影響で
データが正しく書き込まれないものとする(処理番号1
8)。
【0056】次に、再び放送局から前払い金情報(20
00円)があたえられると、メモリエリア1にはエラー
があるため、メモリエリア内にある残りの前払い金に今
回与えられた前払い金を加えた金額と更新番号5をメモ
リエリア1に書き込む(処理番号19)。
【0057】続いて、PPV視聴すると、メモリエリア
2に、前払い金からPPV視聴料金を引いた金額と更新
番号6が書き込まれる(処理番号20)。以下、同様に
データの破壊等に対して処理が行われる。
【0058】以上説明した例は、誤り訂正符号を付与す
る場合を示したが、誤り訂正符号にはパリティー符号の
ような簡単なものからBCH符号、SDSC符号などい
ろいろな方法があり、どのような誤り訂正符号でも本提
案に適用可能である。
【0059】また、誤り訂正符号を利用しなくても1ビ
ットの書き込みフラグを利用するという方法もある。こ
の例を図8乃至図12に示す。図8には前払い金情報の
メモリエリアの一例を示す。例えば、前払い金情報のメ
モリエリアとして4バイト、更新番号に1バイト、書き
込みフラグに1ビット使用している。
【0060】次に、放送局から前払い金情報があたえら
れ、EEPROM17内に格納する場合について、図9
及び図10のフローチャートを参照して説明する。な
お、初期状態ではEEPROM17内のデータはオール
0であるとする。
【0061】まず図9を参照するに、ステップS137
の実行中に電源がOFFされてEEPROM17内のデ
ータが破壊された場合、次にステップS111で前払い
金情報を受信したときに、メモリエリア1にはステップ
S137でデータが書き込まれ、メモリエリア2はオー
ル0であるのでステップS113からステップS115
を介してステップS117へ進み、メモリエリア1から
書き込みフラグを読み出し、ステップS119に進む。
ここでステップS137の実行中に電源がOFFされて
EEPROM17内のデータが破壊されていることか
ら、ステップS135で立てられた書き込みフラグがス
テップS139で消去されていないことから、ステップ
S119でフラグ有り、すなわちYESと判断されステ
ップS131に進む。ステップS131では、当該メモ
リエリア1に今回受信した前払い金情報の書き込みを行
い、ステップS133では更新番号を新たに0とし、さ
らにステップS135で書き込みフラグが書き込まれ、
ステップS137でこれら前払い金情報、更新番号及び
誤り訂正符号がメモリエリア1のデータとして書き込ま
れ、さらにステップS139で書き込みフラグが消去さ
れる。これにより、次にステップS111で前払い金情
報を受信したときには、ステップS119で書き込みフ
ラグが消去されているので、ステップS121へ進みメ
モリエリア1の前払い金に今回受信した前払い金が合算
され、更新番号が0から1に1つ更新される。さらに、
ステップS125で書き込みフラグが書き込まれ、ステ
ップS127でこれら前払い金情報、更新番号及び誤り
訂正符号がメモリエリア2のデータとして書き込まれ、
さらにステップS129で書き込みフラグが消去され
る。
【0062】以下、同様にステップS127の実行中に
電源がOFFされてEEPROM17内のデータが破壊
された場合、次に前払い金情報を受信したときに(ステ
ップS111)、メモリエリア1及びメモリエリア2共
にデータがオール0ではないので、図10に示すステッ
プS141に進む。ここでメモリエリア1には書き込み
フラグがないので(ステップS143)、ステップS1
45からステップS147に進む。
【0063】ステップS147でデータ破壊により書き
込みフラグ有りと判断され、すなわちYESと判断さ
れ、ステップS161に進む。ステップS161では、
前述のステップS121乃至ステップS129と同様
に、メモリエリア2に前払い金情報、更新番号が1つ更
新された更新番号及び誤り訂正符号が書き込まれる。
【0064】また、ステップS157の実行中に電源が
OFFされてEEPROM内のデータが破壊された場
合、前記と同様に、次に前払い金情報を受信したときに
ステップS143でYESと判断され、メモリエリア1
に書き込みが行なわれる。
【0065】また、ステップS167の実行中に電源が
OFFされてEEPROM17内のデータが破壊された
場合、前記と同様に、次に前払い金情報を受信したとき
にステップS147でYESと判断され、メモリエリア
2に書き込みが行われる。また、メモリエリア1および
2両方とも誤りが無い場合には更新番号の小さい、すな
わち古いデータの書かれたメモリエリアに書き込みが行
なわれる。
【0066】次に、ペーパビュー(プログラム)で視聴
料金の減算、すなわちEEPROM17の書換えを行う
場合の例を図11及び図12に示す。なおこの例では視
聴料金の減算を行った後に映像音声デスクランブラ3を
制御し視聴可能にする処理や前払い金の不足で視聴不可
というような場合の処理等は除いている。
【0067】まず図11を参照するに、ステップS18
7の実行中に電源がOFFされてEEPROM17内の
データが破壊された場合、前記と同様に、次にPPV申
込みがあったときにステップS198でYESと判断さ
れ、メモリエリア2に書き込みが行われる。
【0068】また、ステップS207の実行中に電源が
OFFされてEEPROM17内のデータが破壊された
場合、前記と同様に、次にPPV申込みがあったときに
ステップS193でYESと判断し、メモリエリア1に
書き込みが行われる。
【0069】また、ステップS217の実行中に電源が
OFFされてEEPROM17内のデータが破壊された
場合、前記と同様に、次にPPV申込みがあったときに
判断BでYと判断し、メモリエリア2に書き込みが行わ
れる。
【0070】また、メモリエリア1及び2両方とも誤り
が無い場合には更新番号の小さい、すなわち古いデータ
の書かれたメモリエリアに書き込みが行われる。
【0071】次に、図13を参照してマイコンシステム
を利用した有料放送デコーダの一部、例えば図1に示す
セキュリティ保持装置7をいわゆるICカード内に組み
入れた場合を説明する。この例では、セキュリティ保持
装置そのものをICカード27に組み込んだ場合を示
し、映像音声デスクランブラ21側にICカード27と
の通信を制御する通信制御回路23が追加されている。
【0072】またこの他、ICカード27には図示しな
い映像音声デスクランブラ21側との通信を制御する回
路や映像音声デスクランブラの機能の一部を組み入れる
場合もある。また、ICカード27の一側面には、外部
処理装置、例えば映像音声デスクランブラ21側との電
気的接続部分としての外部接続端子が設けられる。例え
ば、ISO準拠のICカードとする場合には、端子記号
C4、C8等を映像音声デスクランブラ21側との通信
用端子としても良い。
【0073】以上説明したように、上記各実施例では前
払い金情報、個別情報、後払い用の番組番号などを格納
するEEPROM内にメモリエリアを2つ確保し、交互
に書換えを行うと共に、書換え時には更新番号、誤り訂
正符号あるいは書換えフラグなども付与するようにし
た。これにより、データの破壊が生じた場合でも、ひと
つ前のデータを使用できるためシステムとして動作不能
の状態にならないようにすることが可能となった。
【0074】また、現在使用しているデータの1つ前の
データを常に保持していることになるので、データの破
壊時に限らず、必要に応じて当該1つ前のデータを呼び
出し、利用することが可能となる。
【0075】さらに、EEPROM内のメモリエリアが
交互に使用されることから、当該EEPROMの書換え
回数を減らすことができ、従ってEEPROMの寿命を
延ばすことができる。
【0076】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、複数の記
憶領域を用意し、順次書換えを行うとともに、書換え時
にはデータ破壊の検出のための符号を付与するようにし
た。これによって万一データが破壊された場合でも、前
のデータの使用が可能となり、システムとして動作不能
の状態を免れることができる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る有料放送デコーダの一例を示すブ
ロック図である。
【図2】本発明に係るEEPROMのメモリエリアの一
例を示す図である。
【図3】図1に示す実施例の動作を説明するためのフロ
ーチャートである。
【図4】図1に示す実施例の動作を説明するためのフロ
ーチャートである。
【図5】図1に示す実施例の動作を説明するためのフロ
ーチャートである。
【図6】図1に示す実施例の動作を説明するためのフロ
ーチャートである。
【図7】図1に示す実施例のデータ更新の際の動作を説
明するための図である。
【図8】本発明に係るEEPROMのメモリエリアの他
の一例を示す図である。
【図9】図8に示す実施例の動作を説明するためのフロ
ーチャートである。
【図10】図8に示す実施例の動作を説明するためのフ
ローチャートである。
【図11】図8に示す実施例の動作を説明するためのフ
ローチャートである。
【図12】図8に示す実施例の動作を説明するためのフ
ローチャートである。
【図13】本発明に係る有料放送デコーダの他の一例を
示すブロック図である。
【図14】従来のデータ書換えの際の動作手順を示すフ
ローチャートである。
【符号の説明】 1 マイコンシステム 3 デスクランブラ 3a 映像デスクランブラ 3b 音声デスクランブラ 5 PPV申込器 7 セキュリティ保持装置 9 CPU 11A アドレスバス 11D データバス 11C コントロールライン 13 ROM 15 RAM 17 EEPROM 19 入出力ポート

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の記憶領域を有し、入力されるデー
    タによって順次所定の記憶領域を書換える記憶手段と、 この記憶手段が記憶領域を書換えるときに当該データの
    破損を検出するための符号を付与する付与手段と、 この付与手段で付与された符号によってデータ書換えの
    際のデータの破損が検出されたときには当該書換えの前
    のデータを採用する復帰手段とを有することを特徴とす
    る電源断復帰装置。
JP3304691A 1991-11-20 1991-11-20 電源断復帰装置 Pending JPH05143468A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3304691A JPH05143468A (ja) 1991-11-20 1991-11-20 電源断復帰装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3304691A JPH05143468A (ja) 1991-11-20 1991-11-20 電源断復帰装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05143468A true JPH05143468A (ja) 1993-06-11

Family

ID=17936064

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3304691A Pending JPH05143468A (ja) 1991-11-20 1991-11-20 電源断復帰装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05143468A (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0728708A (ja) * 1993-07-09 1995-01-31 Nec Corp ディスク装置のバックアップ方法
US5668726A (en) * 1993-12-17 1997-09-16 Nippondenso Co, Ltd. Data backup apparatus utilized in an electronic control system and data backup method performed in the data backup apparatus
WO1999032977A1 (fr) * 1997-12-22 1999-07-01 Tdk Corporation Systeme de memoire flash
WO2002093918A1 (en) * 2001-05-16 2002-11-21 Sanyo Electric Co., Ltd. Digital broadcast reception apparatus
JP2006510099A (ja) * 2002-12-12 2006-03-23 アエスカ エス.ア. メモリカードに記録されているデータの安全な変更方法
JP2007310590A (ja) * 2006-05-17 2007-11-29 Toshiba Tec Corp 無線タグシステム、無線タグデータ書込み方法、無線タグリーダ/ライタ装置及び無線タグ
US7925843B2 (en) 2003-01-22 2011-04-12 Fujitsu Limited Memory controller having a plurality of memory regions for protection against power failure
JP2011123560A (ja) * 2009-12-08 2011-06-23 Oki Electric Industry Co Ltd フラッシュディスク装置

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0728708A (ja) * 1993-07-09 1995-01-31 Nec Corp ディスク装置のバックアップ方法
US5668726A (en) * 1993-12-17 1997-09-16 Nippondenso Co, Ltd. Data backup apparatus utilized in an electronic control system and data backup method performed in the data backup apparatus
WO1999032977A1 (fr) * 1997-12-22 1999-07-01 Tdk Corporation Systeme de memoire flash
US6591329B1 (en) 1997-12-22 2003-07-08 Tdk Corporation Flash memory system for restoring an internal memory after a reset event
WO2002093918A1 (en) * 2001-05-16 2002-11-21 Sanyo Electric Co., Ltd. Digital broadcast reception apparatus
GB2392593A (en) * 2001-05-16 2004-03-03 Sanyo Electric Co Digital broadcast reception apparatus
GB2392593B (en) * 2001-05-16 2005-06-29 Sanyo Electric Co Digital broadcast reception apparatus
JP2006510099A (ja) * 2002-12-12 2006-03-23 アエスカ エス.ア. メモリカードに記録されているデータの安全な変更方法
US7925843B2 (en) 2003-01-22 2011-04-12 Fujitsu Limited Memory controller having a plurality of memory regions for protection against power failure
JP2007310590A (ja) * 2006-05-17 2007-11-29 Toshiba Tec Corp 無線タグシステム、無線タグデータ書込み方法、無線タグリーダ/ライタ装置及び無線タグ
JP2011123560A (ja) * 2009-12-08 2011-06-23 Oki Electric Industry Co Ltd フラッシュディスク装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4797918A (en) Subscription control for television programming
US5003591A (en) Functionally modifiable cable television converter system
RU2187207C2 (ru) Генерирование сигналов и их вещание
RU2196389C2 (ru) Система вещания и приема, а также система условного доступа для нее
CA1278855C (en) Pay television system
US4905280A (en) High security videotext and videogame system
US4907273A (en) High security pay television system
JP3023160B2 (ja) 放送受信制御方式
KR20000076398A (ko) 암호화된 방송신호의 수신기에 사용하는 스마트카드, 및 수신기
US20010009038A1 (en) Universal remote control system
JPH05143468A (ja) 電源断復帰装置
JP3023161B2 (ja) 放送受信制御方式
KR100695086B1 (ko) 디지털 멀티미디어 방송에서 유료 프로그램 서비스 방법 및이를 위한 스마트 카드
US20050236475A1 (en) Protocol for entering, disabling and/or erasing scrambled data access rights and the corresponding access control module
CA1256197A (en) Subscription control for television programming
JP2592462B2 (ja) 放送用受信機
JP2578793B2 (ja) 端末制御装置
JP3169980B2 (ja) 半固定データ書換装置
JP3091513B2 (ja) 有料放送視聴装置
JPH0568250A (ja) 有料同報システムの課金方式
JP2845896B2 (ja) 加入者テレビジョンシステム
JP3153738B2 (ja) デスクランブラ装置
KR0166754B1 (ko) 스마트카드를 이용한 위성방송수신기 및 케이블 tv수신기의 고유번호부여방법
EP1632829A1 (en) Data integrity checking circuit
JPH09204503A (ja) デコーダ用icカード及びスクランブルシステム