JPH0514279Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0514279Y2 JPH0514279Y2 JP1985148763U JP14876385U JPH0514279Y2 JP H0514279 Y2 JPH0514279 Y2 JP H0514279Y2 JP 1985148763 U JP1985148763 U JP 1985148763U JP 14876385 U JP14876385 U JP 14876385U JP H0514279 Y2 JPH0514279 Y2 JP H0514279Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- transparent plate
- cooling air
- copying machine
- document placement
- flow
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000001816 cooling Methods 0.000 claims description 40
- 239000011521 glass Substances 0.000 claims description 21
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 claims description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 10
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 230000001737 promoting effect Effects 0.000 description 2
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 1
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 1
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Holders For Sensitive Materials And Originals (AREA)
- Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
- Light Sources And Details Of Projection-Printing Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(イ) 産業上の利用分野
この考案は複写機の冷却装置に関し、特に原稿
台ガラスを、その下面を流れる強制冷却風によつ
て冷却する複写機の冷却装置に関する。
台ガラスを、その下面を流れる強制冷却風によつ
て冷却する複写機の冷却装置に関する。
(ロ) 従来の技術
原稿を載置するための原稿台ガラスは、このガ
ラスを通してその原稿に照射される光線によつて
加熱され、複写作業に支障が生じることがある。
ラスを通してその原稿に照射される光線によつて
加熱され、複写作業に支障が生じることがある。
この問題に対しては、原稿台ガラスの下面に強
制的に冷却風を送つてその原稿台ガラスの温度低
下をはかるものが知られている。例えば、原稿台
ガラスの下面に沿つて一方向に冷却風が流れるよ
う、そのガラスの両側にそれぞれ吹出ダクトと吸
引ダクトを設け、且つ各ダクトにフアンを設けた
ものである(特開昭59−149340号公報参照)。
制的に冷却風を送つてその原稿台ガラスの温度低
下をはかるものが知られている。例えば、原稿台
ガラスの下面に沿つて一方向に冷却風が流れるよ
う、そのガラスの両側にそれぞれ吹出ダクトと吸
引ダクトを設け、且つ各ダクトにフアンを設けた
ものである(特開昭59−149340号公報参照)。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点
上述のごとくガラスの下面に沿つて流れる冷却
風によつて冷却される原稿台ガラスは、その冷却
風が層流の場合、原稿台ガラスの下面近傍の流速
はゼロに近く、必ずしも冷却効果が良好とは言え
ない。
風によつて冷却される原稿台ガラスは、その冷却
風が層流の場合、原稿台ガラスの下面近傍の流速
はゼロに近く、必ずしも冷却効果が良好とは言え
ない。
(ニ) 問題点を解決するための手段及びその作用
この考案は複写機の本体上部に設置された原稿
載置用透明板と、この原稿載置用透明板の下面に
沿つて一方向に原稿載置用透明板の冷却風を供給
するために、複写機の本体内に形成された送風ダ
クト及びこの送風ダクトに設置されたフアンとか
らなり、更にこの送風手段と原稿載置用透明板と
の間の原稿載置用透明板近傍で、その原稿載置用
透明板の下面に沿う送風ダクトの天井壁に、冷却
風の一部の流れを原稿載置用透明板に近接するよ
う偏曲させる、なめらかな翼状で、その長手方向
を初期の冷却風の流れ方向又はこの流れ方向に対
して傾斜する方向の複数の突起物を初期の冷却風
の流れ方向とは略直角方向に間隔をおいて設けて
なる複写機の冷却装置である。
載置用透明板と、この原稿載置用透明板の下面に
沿つて一方向に原稿載置用透明板の冷却風を供給
するために、複写機の本体内に形成された送風ダ
クト及びこの送風ダクトに設置されたフアンとか
らなり、更にこの送風手段と原稿載置用透明板と
の間の原稿載置用透明板近傍で、その原稿載置用
透明板の下面に沿う送風ダクトの天井壁に、冷却
風の一部の流れを原稿載置用透明板に近接するよ
う偏曲させる、なめらかな翼状で、その長手方向
を初期の冷却風の流れ方向又はこの流れ方向に対
して傾斜する方向の複数の突起物を初期の冷却風
の流れ方向とは略直角方向に間隔をおいて設けて
なる複写機の冷却装置である。
すなわち、この考案は原稿載置用透明板に沿
う、ダクトの特定個所に所定の突起物を設けるこ
とによつて、流速の速い層の流れを偏曲させ、原
稿載置用透明板に近接して流れるようにして原稿
載置用透明板の冷却効果を上昇させようとするも
のである。特に複数の突起物が初期の冷却風の流
れ方向とは略直角方向に間隔をおいて設けられて
いるので、各突起物の下流側に形成される負圧部
分が幅方向に間隔をおいて形成され、それによつ
て冷却風の流れ方向の偏曲に、幅方向への偏曲を
も加えてうず流の発生を更に促進し、より高い冷
却効果をもたらすことができる。
う、ダクトの特定個所に所定の突起物を設けるこ
とによつて、流速の速い層の流れを偏曲させ、原
稿載置用透明板に近接して流れるようにして原稿
載置用透明板の冷却効果を上昇させようとするも
のである。特に複数の突起物が初期の冷却風の流
れ方向とは略直角方向に間隔をおいて設けられて
いるので、各突起物の下流側に形成される負圧部
分が幅方向に間隔をおいて形成され、それによつ
て冷却風の流れ方向の偏曲に、幅方向への偏曲を
も加えてうず流の発生を更に促進し、より高い冷
却効果をもたらすことができる。
(ホ) 実施例
以下図に示す実施例に基いてこの考案を詳述す
る。なお、これによつてこの考案が限定されるも
のではない。
る。なお、これによつてこの考案が限定されるも
のではない。
第1〜2図において、複写機の原稿台冷却装置
1は、複写機Fの本体2上部に設置された原稿載
置用透明板としての原稿台ガラス3と、この原稿
台ガラスの下面4に沿つて右から左へ冷却風を供
給するための送風ダクト5及びクロスフローフア
ン6とから主としてなる。なお、7は原稿台ガラ
ス上に載置される原稿の原稿押え、8は光源9、
ミラー10などからなる光学系、11は感光体ド
ラムである。
1は、複写機Fの本体2上部に設置された原稿載
置用透明板としての原稿台ガラス3と、この原稿
台ガラスの下面4に沿つて右から左へ冷却風を供
給するための送風ダクト5及びクロスフローフア
ン6とから主としてなる。なお、7は原稿台ガラ
ス上に載置される原稿の原稿押え、8は光源9、
ミラー10などからなる光学系、11は感光体ド
ラムである。
而して送風ダクト5は、本体2の左右側壁に形
成された排気口12と、吸引口13と、この吸引
口より吸引された冷却風を原稿台ガラス3の下面
4に沿つて右から左へ一方に流れるよう案内する
屈曲壁14及び垂直壁15と、本体2内を略水平
に仕切る水平壁16とから主としてなる。もちろ
ん本体2の天井壁17及び原稿台ガラス3自身
は、その送風ダクトの一部を構成していることに
なる。
成された排気口12と、吸引口13と、この吸引
口より吸引された冷却風を原稿台ガラス3の下面
4に沿つて右から左へ一方に流れるよう案内する
屈曲壁14及び垂直壁15と、本体2内を略水平
に仕切る水平壁16とから主としてなる。もちろ
ん本体2の天井壁17及び原稿台ガラス3自身
は、その送風ダクトの一部を構成していることに
なる。
そして送風ダクト5の天井壁17には、特に第
2〜第4図に示すごとく、下向きに突出する翼状
の突起物18,19,20,21…を複写機本体
2の奥行方向(第2図では紙面に垂直な方向)に
1列に形成している。更に詳しく言えば、突起物
18は、表面がなめらかな突面よりなる翼状で、
その長手方向(A方向)を初期の冷却流の流れ方
向(B方向)に対して特定の角度(θ=30°)に
傾斜して配設されている。そして突起物19は、
同様の形状であるが、先の突起物18とは逆に長
手方向を初期の冷却流の流れ方向(B方向)に対
して反対側に同一角度(−θ=−30°)傾斜する
よう配設している。
2〜第4図に示すごとく、下向きに突出する翼状
の突起物18,19,20,21…を複写機本体
2の奥行方向(第2図では紙面に垂直な方向)に
1列に形成している。更に詳しく言えば、突起物
18は、表面がなめらかな突面よりなる翼状で、
その長手方向(A方向)を初期の冷却流の流れ方
向(B方向)に対して特定の角度(θ=30°)に
傾斜して配設されている。そして突起物19は、
同様の形状であるが、先の突起物18とは逆に長
手方向を初期の冷却流の流れ方向(B方向)に対
して反対側に同一角度(−θ=−30°)傾斜する
よう配設している。
かくして、以上のような突起物18,19…の
列設によつて、原稿台ガラス3の下面4に沿つて
右から左へ略層流にて流れようとする冷却風の一
部が突起物18,19…の下流側に形成される負
圧部分へ流速の速い冷却風が天井壁17に近接す
るように流れて原稿台ガラス3の冷却効果を大幅
に上昇させる。また冷却風の偏曲程度によつて
は、原稿台ガラス3の下面にうず流を発生させ、
上記冷却効果を飛躍的に増大させる。このように
うず流を伴う冷却風の偏曲は単なる偏曲ではない
ので、その後の流れで容易には収まらず、原稿台
ガラス3全体にわたつて冷却効果をおよぼすこと
ができる。特に突起物18,19…が初期の冷却
風の流れ方向とは直角方向(幅方向)に間隔をお
いて列設されているので、突起物18,19…の
下流側に形成される負圧部分の大きさが幅方向に
変化をつけて形成され、冷却風の流れ方向の偏曲
に幅方向への偏曲をも加え、それによつてうず流
の発生を促進し、より高い冷却効果をもたらす。
なめらかな翼状の突起物は、実施例のごとく複数
個列設する場合、長手方向を初期の冷却流の流れ
方向に対して同方向にしてもよい。
列設によつて、原稿台ガラス3の下面4に沿つて
右から左へ略層流にて流れようとする冷却風の一
部が突起物18,19…の下流側に形成される負
圧部分へ流速の速い冷却風が天井壁17に近接す
るように流れて原稿台ガラス3の冷却効果を大幅
に上昇させる。また冷却風の偏曲程度によつて
は、原稿台ガラス3の下面にうず流を発生させ、
上記冷却効果を飛躍的に増大させる。このように
うず流を伴う冷却風の偏曲は単なる偏曲ではない
ので、その後の流れで容易には収まらず、原稿台
ガラス3全体にわたつて冷却効果をおよぼすこと
ができる。特に突起物18,19…が初期の冷却
風の流れ方向とは直角方向(幅方向)に間隔をお
いて列設されているので、突起物18,19…の
下流側に形成される負圧部分の大きさが幅方向に
変化をつけて形成され、冷却風の流れ方向の偏曲
に幅方向への偏曲をも加え、それによつてうず流
の発生を促進し、より高い冷却効果をもたらす。
なめらかな翼状の突起物は、実施例のごとく複数
個列設する場合、長手方向を初期の冷却流の流れ
方向に対して同方向にしてもよい。
(ヘ) 考案の効果
この考案によれば、送風ダクトの天井壁に特定
の突起物を設けるだけで、原稿載置用透明板の冷
却効果が、大幅に上昇する。
の突起物を設けるだけで、原稿載置用透明板の冷
却効果が、大幅に上昇する。
第1図はこの考案に係る複写機の冷却装置の一
実施例を示す機能説明図、第2図はその要部拡大
説明図、第3図はその下面説明図、第4図はその
斜視説明図である。 1……複写機の原稿台冷却装置、2……本体、
3……原稿台ガラス、4……下面、5……送風ダ
クト、6……クロスフローフアン、17……天井
壁、18……翼状の突起物。
実施例を示す機能説明図、第2図はその要部拡大
説明図、第3図はその下面説明図、第4図はその
斜視説明図である。 1……複写機の原稿台冷却装置、2……本体、
3……原稿台ガラス、4……下面、5……送風ダ
クト、6……クロスフローフアン、17……天井
壁、18……翼状の突起物。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 複写機の本体上部に設置された原稿載置用透明
板と、この原稿載置用透明板の下面に沿つて一方
向に原稿台ガラスの冷却風を供給するために、複
写機の本体内に形成された送風ダクト及びこの送
風ダクトに設置されたフアンとからなり、 更にこのフアンと原稿載置用透明板との間の原
稿載置用透明板近傍で、その原稿載置用透明晩の
下面に沿う送風ダクトの天井壁に、冷却風の一部
の流れを原稿載置用透明板に近接するよう偏曲さ
せる、なめらかな翼状でその長手方向を初期の冷
却風の流れ方向又はこの流れ方向に対して傾斜す
る方向の複数の突起物を初期の冷却風の流れ方向
とは略直角方向に間隔をおいて設けてなる複写機
の冷却装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985148763U JPH0514279Y2 (ja) | 1985-09-28 | 1985-09-28 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985148763U JPH0514279Y2 (ja) | 1985-09-28 | 1985-09-28 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6257248U JPS6257248U (ja) | 1987-04-09 |
JPH0514279Y2 true JPH0514279Y2 (ja) | 1993-04-16 |
Family
ID=31063338
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985148763U Expired - Lifetime JPH0514279Y2 (ja) | 1985-09-28 | 1985-09-28 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0514279Y2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS495266U (ja) * | 1972-04-12 | 1974-01-17 | ||
JPS563308A (en) * | 1979-06-25 | 1981-01-14 | Miura Co Ltd | Heat exchange fluid flow path equipped with blade |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS52119822U (ja) * | 1976-03-09 | 1977-09-10 | ||
JPS616320Y2 (ja) * | 1979-12-27 | 1986-02-25 | ||
JPS58133150U (ja) * | 1982-03-03 | 1983-09-08 | 株式会社東芝 | 複写機の冷却装置 |
-
1985
- 1985-09-28 JP JP1985148763U patent/JPH0514279Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS495266U (ja) * | 1972-04-12 | 1974-01-17 | ||
JPS563308A (en) * | 1979-06-25 | 1981-01-14 | Miura Co Ltd | Heat exchange fluid flow path equipped with blade |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6257248U (ja) | 1987-04-09 |
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