JPH0514248Y2 - - Google Patents

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JPH0514248Y2
JPH0514248Y2 JP1985100998U JP10099885U JPH0514248Y2 JP H0514248 Y2 JPH0514248 Y2 JP H0514248Y2 JP 1985100998 U JP1985100998 U JP 1985100998U JP 10099885 U JP10099885 U JP 10099885U JP H0514248 Y2 JPH0514248 Y2 JP H0514248Y2
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JP
Japan
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optical fiber
connector
main body
cutter
system component
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Description

【考案の詳細な説明】 〔技術分野〕 この考案は、光フアイバコネクタに関する。
〔背景技術〕
光フアイバコネクタが用いられている光フアイ
バシステム部品の一例としては、第6図に示す光
電スイツチがある。
この種光電スイツチにおいては、スイツチボデ
イである光フアイバシステム部品本体1と、それ
に挿通して固定された光フアイバコネクタ9とを
有するとともに、光フアイバシステム部品本体1
には、その内部にプリント基板3と、そのプリン
ト基板3に上下をなして配列された受光素子4と
投光素子5とが突出して設けられている。
さらに、各素子4,5には、一端部に光フアイ
バ支持孔6aを有する素子キヤツプ6が被せられ
て、これら素子キヤツプ6側の光フアイバシステ
ム部品本体1一端部には、開口状のコネクタ挿通
孔8が形成されている。
これに対し、光フアイバコネクタ9は、1対の
光フアイバ挿通孔14,14と凹部23とを備え
たコネクタピース10を1対合わせてなるもので
あり、上記光フアイバ挿通孔14,14に光フア
イバ15,15を挿通して、光フアイバシステム
部品本体1のコネクタ挿通孔8に挿入して係合さ
せてのち、二つのピースを取付具16で締め付け
て光フアイバ15の固定を行うものとされてい
る。
この場合、この種光電スイツチとしては、光フ
アイバ15,15を被接合対象である受光素子4
と投光素子5に臨ませることが必要である。
そのため、従来はフリーカツト方式と呼ぶこと
もできるような方法を採用していた。すなわち、
光フアイバコネクタ9に挿通させた状態では、取
付具16を締め付けずに光フアイバ15,15を
ある程度自由にしておき、そののち、光フアイバ
システム部品本体とは別に用意されたカツト用の
治具を用いて光フアイバ15,15を第6図に示
すように、各素子4,5に当たるであろう長さに
カツトし、カツト後に、光フアイバコネクタ9を
光フアイバシステム部品本体1に挿入して固定
し、その際、光フアイバ15,15を各素子4,
5に臨むように移動調整して最後に締付具16に
よつて光フアイバコネクタ9を締め付けて光フア
イバ15,15を各素子4,5に臨む状態に固定
するようにしていた。
ところが、こうした方式をとると、治具を光フ
アイバコネクタ9との関係でセツトしてカツトし
たり、光フアイバ15,15を移動調整してのち
固定したりすることから、作業工程が煩雑化す
る。
それだけでなく、光フアイバ15を移動調整す
るため、光フアイバ15,15が各素子4,5に
近接して臨んでいるかどうかが疑わしいという問
題があつた。
〔考案の目的〕
この考案は、上記問題を解決するためになされ
たもので、作業工程を簡易化するとともに、光フ
アイバを被接合位置に精度良く臨むようにするこ
とを可能とさせる光フアイバコネクタを提供する
ことを目的とする。
〔考案の開示〕
上記目的を達成するため、この考案は、光フア
イバの端部を挿通固定した状態で光フアイバシス
テム部品本体に取り付けられ、この取り付け状態
において、上記光フアイバの端面を、上記本体に
おける光フアイバ被接合位置に臨ませる光フアイ
バコネクタにおいて、本体部分は一対の分割ピー
スが取付具により互いに接合されて構成されてい
るとともに、この本体内部にスライド式のカツタ
を備えていて、前記光フアイバの端部が、前記分
割ピースの間に挿通され挟み付けられた状態で固
定され、前記カツタで、その切断端面が上記光フ
アイバ被接合位置に臨む長さに切断されるように
なつていることを特徴とする光フアイバコネクタ
を、その要旨とする。
以下、この考案を、その一実施例をあらわした
図面にしたがつて説明する。
第1図は光電スイツチについての一例であり、
1は光フアイバシステム部品本体で、ここでは、
アンプユニツトを主要な部分として有する。2は
コネクタ取付ピースで、光フアイバシステム部品
本体1の一端部に矩形の枠体として取り付けられ
ている。このコネクタ取付ピース2は、第2図に
示すように、内部にプリント基板3と、このプリ
ント基板3の一側に配置された受光素子4および
投光素子5とを有し、各素子4,5に、光フアイ
バ支持孔6aつきの素子キヤツプ6を被せてな
る。
また、7は係合孔で、コネクタ取付ピース2の
上下の壁に形成され、さらに、8はコネクタ挿通
孔で、コネクタ取付ピース2の矩形の枠内におい
て形成されている。
これに対し、9は光フアイバコネクタで、第1
図に示すように、その本体は第1と第2のコネク
タピース10,11からなる1対の分割ピースで
構成されている。
各コネクタピース10,11は、光フアイバ固
定部12と、挿通固定部13とを一体に備えると
ともに、光フアイバ固定部12には、その内面側
となる一側に上下1対の光フアイバ挿通孔14,
14が形成されて、その各光フアイバ挿通孔1
4,14の周囲に光フアイバ15を強固に挟み付
けるためのリブ14aが配列され、また、光フア
イバ固定部12のそれぞれには、取付具16を挿
通するための取付孔17が形成されている。
さらに、18は係合ピンで、一方のピースの光
フアイバ固定部12に突出形成され、この係合ピ
ン18に対応して、他方のピースの光フアイバ固
定部12には、図示しない係合ピン孔が形成され
ている。
一方、上記挿通固定部13は、上方からみる
と、第1コネクタピース10についてはJ字形と
され、第2コネクタピース11についてはL字形
とされており、上記J字形挿通固定部13の上下
には、第2図に示すように、係合孔7に係合する
係合突起19が形成されている。
こうして、両コネクタピース10,11を第3
図に示すように合わせると、両挿通固定部13,
13の合わせられた部分に、合わせ面20と直交
するスリツト状のスライド溝21が形成され、こ
れに対してスライド自在にカツタ22が同時組み
込みされている。
上記カツタ22は、第1図に示すように、刃部
22aと、上下の操作つまみ22b,22bから
なる。
上記構成においては、第1図の光フアイバ1
5,15を光フアイバ挿通孔14,14間に挿通
するように2つのコネクタピース10,11を合
わせ、同時にスライド溝21内の一側にカツタ2
2を組み込んでおき、取付具16によつて両コネ
クタピース10,11を締め付けて、光フアイバ
15,15を第3図のようにやや長く延ばした状
態で固定する。
その状態は、第4図a,bに示されており、光
フアイバ15,15の端部一側方にカツタ22が
位置している。
ここで、第4図aの状態から矢印方向にカツタ
22を第5図aの位置までスライドさせることに
より、第5図bに示すように、両光フアイバ1
5,15の端部は所定の長さにカツトされる。
その長さは、第2図に示すように、光フアイバ
システム部品本体1に光フアイバコネクタ9を挿
入固定した際に、光フアイバ15,15の切断端
面が各素子4,5に接する位置に臨むように設定
されている。
このように、光フアイバ15を光フアイバコネ
クタ9に挿通固定してカツタ22でカツトして、
あとは光フアイバシステム部品本体1内に光フア
イバコネクタ9を結合すれば、光フアイバ15,
15を各素子4,5に臨ませることができ、これ
が簡易な作業工程を踏んで可能となり、しかも光
フアイバコネクタ9の所定位置にカツタ22が組
み込まれているので、光フアイバ15の切断端面
が常に各素子4,5に臨む関係となつて、臨むか
否かが疑わしいということもなくなる。そのこと
から、組み込み後には、高精度な光フアイバシス
テム部品を得ることができる。
なお、上記実施例では、カツタ22の刃部22
aが両光フアイバ15,15を同時に切断するよ
うにしてあるが、タイミングをずらせて切断する
ように構成してもよい。さらに、カツタ22は、
コネクタ内に完全に収納されていて、外部のプツ
シユボタンの操作により、ばね力によつて作動さ
せるなどのようにしてもよい。
〔考案の効果〕
以上説明したように、この考案によれば、光フ
アイバの端面を、本体における光フアイバ被接合
位置に臨ませる光フアイバコネクタにおいて、挿
通固定された状態の光フアイバを、その切断端面
が上記光フアイバ被接合位置に臨む長さに切断す
るカツタを備えているので、そのカツタを作動さ
せるのみで光フアイバの切断端面を直ちに受光素
子や投光素子の端面等、光フアイバ被接合位置に
臨ませることができ、作業工程を簡易化するとと
もに、光フアイバの位置合わせが精度良くなる。
この切断は、本体を構成する分割ピースの挟み付
け力で光フアイバ端部をしつかりと固定した状態
で行うため、切断位置が極めて正確になり、この
位置が以後も充分に保持される。前記カツタは、
スライド式であつて本体に内蔵されているので、
カツタを設けたことによつて全体の寸法が殆ど増
大することがなく、コンパクトである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す光電スイツ
チの分解斜視図、第2図はその組立状態を示す要
部断面図、第3図は光フアイバコネクタに光フア
イバを挿通固定した状態の斜視図、第4図aは光
フアイバをカツト前の状態で示す第3図X矢視断
面図、第4図bは第4図aのY−Y断面図、第5
図aは光フアイバカツト後の状態を第4図aに対
応して示す断面図、第5図bは第5図aのZ−Z
断面図、第6図は従来構造を示す光電スイツチの
要部断面図である。 1……光フアイバシステム部品本体、9……光
フアイバコネクタ、15……光フアイバ、22…
…カツタ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 光フアイバの端部を挿通固定した状態で光フア
    イバシステム部品本体に取り付けられ、この取り
    付け状態において、上記光フアイバの端面を、上
    記本体における光フアイバ被接合位置に臨ませる
    光フアイバコネクタにおいて、本体部分は一対の
    分割ピースが取付具により互いに接合されて構成
    されているとともに、この本体内部にスライド式
    のカツタを備えていて、前記光フアイバの端部
    が、前記分割ピースの間に挿通され挟み付けられ
    た状態で固定され、前記カツタで、その切断端面
    が上記光フアイバ被接合位置に臨む長さに切断さ
    れるようになつていることを特徴とする光フアイ
    バコネクタ。
JP1985100998U 1985-07-01 1985-07-01 Expired - Lifetime JPH0514248Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985100998U JPH0514248Y2 (ja) 1985-07-01 1985-07-01

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985100998U JPH0514248Y2 (ja) 1985-07-01 1985-07-01

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Publication Number Publication Date
JPS629217U JPS629217U (ja) 1987-01-20
JPH0514248Y2 true JPH0514248Y2 (ja) 1993-04-16

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ID=30971335

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1985100998U Expired - Lifetime JPH0514248Y2 (ja) 1985-07-01 1985-07-01

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4715374B2 (ja) * 2005-08-03 2011-07-06 住友電気工業株式会社 光接続部品および光接続部品の接続方法

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5840513A (ja) * 1981-06-22 1983-03-09 ト−マス・アンド・ベツツ・コ−ポレ−シヨン 光学繊維を切断及び成端せしめる装置
JPS59119A (ja) * 1982-04-16 1984-01-05 ト−マス アンド ベツツ コ−ポレ−シヨン 操作自在のフアイバ保持手段を有するフアイバオプテイカルコネクタ

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JPS629217U (ja) 1987-01-20

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