JPH0514190Y2 - - Google Patents

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JPH0514190Y2
JPH0514190Y2 JP13439386U JP13439386U JPH0514190Y2 JP H0514190 Y2 JPH0514190 Y2 JP H0514190Y2 JP 13439386 U JP13439386 U JP 13439386U JP 13439386 U JP13439386 U JP 13439386U JP H0514190 Y2 JPH0514190 Y2 JP H0514190Y2
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JP
Japan
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water tank
workpiece
side wall
opened
water
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、鋳造品の欠陥を発見するための装
置に係り、特に鋳造時に生ずる巣や亀裂など圧力
漏れを生ずる欠陥を検出するための鋳造品の欠陥
検査装置に関する。
(従来の技術) 従来、例えば鋳造品の巣漏れ検査は、水槽内に
ワークを接地し、ワークの合せ面や貫通孔を密栓
した後水を水槽に満たし、この状態でワークに内
圧を加えて水面に浮上する気泡を発見して、欠陥
部分を検出していた。また、水を使用しないとき
は、水槽内に設置したダミーからのリーク量によ
つて検出するものである。
(考案が解決しようとする問題点) しかし、これらいずれの場合にあつても、ワー
クを水槽内に設置する作業は作業者が行つてお
り、重量物の操作であるために相当の負担となつ
ている。
従つて、この考案は検査すべきワーク水槽への
配置及び離脱が容易で作業者の負担を軽減した鋳
造品の欠陥検査装置を提供することを目的とす
る。
(問題点を解決するための手段及び作用) この目的を達成するために、この考案によれ
ば、水槽の作業者側の側壁の少なくとも一部を、
水槽の外側に開放自在とし、この側壁上にガイド
レールを水槽まで敷設し、このガイドレール上で
ワークを設置するための治具を作業者側と水槽内
との間で移動可能とするようにする。すなわち、
検査すべきワーク1を収納する水槽2と、この水
槽2内に配置した前記ワーク1の開口部を塞ぐク
ランパ11,14,15と、前記ワーク1内への
加圧により欠陥を検出する加圧検査装置と、前記
水槽2に流体を注入し又は排出することのできる
流体注排水装置とを備え、更に、前記水槽2の作
業者側の側壁4の少なくとも一部は開閉可能であ
り、また、この側壁4を開放した際前記水槽2内
部及び開放した側壁4内面に敷設したガイドレー
ル6,7と、このガイドレール6,7上を前記ワ
ーク1を塔載して移動可能な軸台車8とを備える
ようにする。
このような構成によれば、作業者はガイドレー
ル上でワークを塔載した治具台車を容易に移動さ
せることができる。
(考案の実施例) 以下、添付図面に従つてこの考案の実施例を説
明する。なお、各図において同一の符号は同様の
対象を示すものとする。
第1図乃至第3図はこの考案の実施例に係る鋳
造品の欠陥検査装置を示す。図面によれば、検査
すべきワーク1を収納する水槽2は、この水槽2
に供給すべき水を入れておく水貯溜槽3の上部に
設置してある。水槽2の作業者側の側壁4は駆動
装置5によつて開閉可能となつている。図示の状
態では側壁4は開いており、閉じた状態は鎖線4
aで示してある。この側壁4の開閉は、駆動アー
ム5a、このアーム5aに連結したリンク機構5
b、このリンク5bを作動させる油圧シリンダ5
cなどを備えた駆動装置5によつて行う。側壁4
及び水槽2の底部にはそれぞれガイドレール6,
7が敷設してあり、治具台車8が載せてある。こ
の治具台車8は、ワーク1を載せて水槽1内に収
納可能な大きさであり、油圧シリンダ9によつて
駆動する。水槽1の上部にはワーク1の上側の開
口を塞ぐための上部クランパ11が装備してあ
る。クランパ11は、駆動アーム12a及びこの
アーム12aを作動させる油圧シリンダ12bな
どを備えた駆動装置12によつて駆動する。ま
た、治具台車8にはワーク1の両側面の開口を塞
ぐためのサイドクランパ14,15が装備してあ
る。このサイドクランパ14,15は、水槽2の
互いに対向する側面2a,2bに設置した油圧シ
リンダ16,17によつて駆動する。
なお、各油圧シリンダ5c,9,12b,1
6,17は周知の電気制御系統によつて制御す
る。
このような鋳造品の欠陥検査装置によれば、開
放した側壁4上に治具台車8を引出し、これにワ
ーク1を塔載する。次に、油圧シリンダ9の操作
により治具台車8と共に、ワーク1を水槽2内に
引込む。このとき、水槽2の側壁4は開放したま
まにしておく。この後、各クランパ11,14,
15によりワーク1の開口部を塞ぎ、ワーク1の
内部に加圧検査装置(図示せず)により圧力を加
える。この段階で、所定時間内に加圧検査装置の
圧力が所定値に上昇しない場合には、漏れのある
ことが分る。また、加圧検査装置の圧力が所定値
に上昇した場合には、漏れがないと判断できる。
漏れがないと判定した場合には、ワーク1をその
まま水槽2から引出し、次の行程へ送り出す。漏
れがあると判定した場合には、駆動装置5により
隔壁4を閉じ、水貯溜槽3の水を注水ポンプなど
を含む流体注排水装置(図示せず)により水槽2
に注入する。この結果、気泡が生じた部分を作業
員が洩駆使発見することにより、欠陥の存在位置
を検出することができる。
なお、以上の実施例では水槽2には水を供給す
ることとしたが、必要に応じて適宜の流体を供給
することができるのはもちろんである。また、水
槽の側壁はその前部が開閉するとして説明した
が、必要な範囲のみが開閉するものであつてもよ
い。
(考案の効果) この考案によれば、以上のように水槽の側壁を
開閉可能とし、この側壁を介して水槽へのワーク
の出入れを治具台車によつて実行するようにした
ことにより、ワークの水槽への出入れを容易とし
作業員の負担を軽減すると共に、水を注入する前
に加圧検査を行うようにすることにより検査行程
を簡略化することのできる鋳造品の欠陥検査装置
を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図はそれぞれこの考案の実施例
に係る鋳造品の欠陥検査装置の側面図、正面図、
及び平面図である。 図面において、1はワーク、2は水槽、3は水
貯溜槽、4は開閉側壁、5は側壁駆動装置、6,
7はガイドレール、8は治具台車、9は治具台車
8の駆動手段、11は上部クランパ、12はクラ
ンパ11の駆動装置、14,15はサイドクラン
パ、16,17はそれぞれクランパ14,15で
ある。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 検査すべきワークを収納する水槽と、この水槽
    内に配置した前記ワークの開口部を塞ぐクランパ
    と、前記ワーク内への加圧により欠陥を検出する
    加圧検査装置と、前記水槽に流体を注入し又は排
    出することのできる流体注排水装置とを備えた鋳
    造品の欠陥検査装置において、 前記水槽の作業者側の側壁の少なくとも一部は
    開閉可能であり、また、この側壁を開放した際前
    記水槽内部及び開放した側壁内面に敷設したガイ
    ドレールと、このガイドレール上を前記ワークを
    塔載して移動可能な治具台車とを備えたことを特
    徴とする鋳造品の欠陥検査装置。
JP13439386U 1986-09-02 1986-09-02 Expired - Lifetime JPH0514190Y2 (ja)

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JP13439386U JPH0514190Y2 (ja) 1986-09-02 1986-09-02

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JP13439386U JPH0514190Y2 (ja) 1986-09-02 1986-09-02

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Publication Number Publication Date
JPS6341741U JPS6341741U (ja) 1988-03-18
JPH0514190Y2 true JPH0514190Y2 (ja) 1993-04-15

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