JPH05141192A - 沈埋函最終接続方法 - Google Patents

沈埋函最終接続方法

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JPH05141192A
JPH05141192A JP3331482A JP33148291A JPH05141192A JP H05141192 A JPH05141192 A JP H05141192A JP 3331482 A JP3331482 A JP 3331482A JP 33148291 A JP33148291 A JP 33148291A JP H05141192 A JPH05141192 A JP H05141192A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 連結筒ブロックの自重を大きくしなくても、
この連結筒ブロックの接合間隙への挿入を容易に行う。 【構成】 連結筒ブロック13を最終沈埋函11b,1
2内のテーパー状接合間隙31に挿入するに際し、連結
筒ブロック13の両側で接合相手11b,12との対向
接合端面30a,30a,30b,30bにそれぞれ設
けた各バルクヘッド20,40,20,40間の室4
2,42内を真空引きポンプ51で真空引きして負圧に
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、沈埋函を順次連結して
延長した沈埋トンネル同士、もしくは沈埋トンネルと沈
埋トンネル立坑との接続を行う沈埋函最終接続方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、沈埋トンネルにおける沈埋函最終
接続方法には、(1)水面上より最終接続部分周辺を仮
締切してドライ空間となすドライワーク方式、(2)沈
埋函の接続部周囲を型枠で囲い、その中に水中コンクリ
ートを打設する水中コンクリート方式、(3)沈埋函接
続部の周囲をパネルで囲い、水密を維持させて内部をド
ライ空間となす止水パネル方式、等がある。
【0003】上述した各従来の方法の内、ドライワーク
方式の場合は水深の深い箇所での施工が困難であり、ま
た仮締切によるドライ方式のため、その破損や高潮によ
る浸水事故が発生した場合、トンネル全体が水没する危
険性があり、これを防止するためにバルクヘッドを残し
たまま施工せざるを得ず、このため作業環境の良くない
狭い空間で作業しなければならず、作業上の制約が多く
なり、品質管理の面で多大の労力を要するという問題が
ある。
【0004】また従来の水中コンクリート方式において
は、型枠の組み立てが潜水夫による水中作業となり、安
全管理、作業性、品質管理の面で問題が多く、特に水深
が深い場合には顕著である。また水中コンクリートを施
工時の止水材として使用するため、コンクリートの品質
管理に問題があった。
【0005】更に止水パネル方式においては、止水パネ
ルの取り付けが水中作業となるため、上述の水中コンク
リート方式と同じ問題がある。
【0006】このような問題を解決するための本出願人
は、図5乃至図11に示す如き沈埋函最終接続方法を最
近提案した(特願平3−228257号)。
【0007】図5は、この方法により最終接続された沈
埋トンネルを示しており、同図において10a,10b
は立坑、11aは一方の立坑10aから順次延長した沈
埋函であり、11bはその先端部分の最終沈埋函、12
は他方の立坑10bに連結させた最終沈埋函である。こ
の両沈埋函11b,12間が楔状の連結筒ブロック13
をもって最終接続されている。
【0008】最終沈埋函11bと、その手前の沈埋函1
1aとの間は図6に示すごとき可撓性継手14により連
結されている。この継手14は、両函11a,11bの
接続端面間に圧縮して介在させた一次止水ゴム15と、
その端面間の内側にまたがらせて固着した二次止水ゴム
16を有し、かつ両函11a,11bの端面に連結ケー
ブル17a,17bを突出させ、両ケーブル17a,1
7bを前記一次止水ゴム15を圧縮させた状態でカプラ
ー18をもって連結することにより、両函11a,11
b間を伸縮可能に接続させている。立坑10bとこれに
連結した沈埋函12との間も前述と同じ構造の可撓性継
手14によって伸縮可能に連結されている。
【0009】またこれらの沈埋函11a,11b及び1
2の連結は、図7(A)に示すように先に沈設した函1
1a又は立坑10bの先端をバルクヘッド20にて閉鎖
した状態にしておき、次の函11a,11b又は12を
その両端をバルクヘッド20にて閉塞した状態で沈め、
既設函と新設函との間に一次止水ゴム15を介在させて
接合する。この状態で図7(B)に示すように接合部の
バルクヘッド20,20間の水を抜くことにより、水圧
によって新設函が既設函側に引き寄せられて水密状に仮
連結される。次いで図7(C)に示すようにバルクヘッ
ド20,20を除去し、ドライ状態の函内で連結ケーブ
ル等による完全連結作業を行う。
【0010】最終沈埋函11b及びこれと対向する立坑
側最終沈埋函12の最終接合端面30a,30bは、図
8に示すように、その端面間が下縁側より上縁側が広く
なるように傾斜されており、両端面間の接合間隙31が
上側が拡開したテーパー状となっている。この接合間隙
31内に連結筒ブロック13を挿入し、その両端の接合
端面32a,32bと既設函11b,12の両接合端面
30a,30bとのそれぞれの間に止水ゴム33a,3
3bを介在させて止水し、該連結筒ブロック13の連結
ケーブル34を両函11b,12から突出させた連結ケ
ーブル35a,35bにカプラー36を介して連結さ
せ、かつ端面間の空隙を場所打コンクリート37をもっ
て埋めている。これによって両函11b,12と連結筒
ブロック13とを剛結合させている。
【0011】次に、上述の如き構造の連結筒ブロック1
3を使用した最終接続の工程について説明する。
【0012】図9(A)に示すように最終沈埋函11b
及び立坑側最終沈埋函12は、予めその最終接合側の接
合端面30a,30bを必要な傾斜に成型し、接合端面
30a,30bには予じめ止水ゴム33a,33bを取
り付けたものを使用し、各端部はバルクヘッド20,2
0によって閉鎖した状態で沈設し、この両既設の沈埋函
11b及び12間の接合間隙31を上側が拡開したテー
パー状とす。一方連結筒ブロック13は、接合間隙31
の大きさ及びその両端のテーパー状に合わせた形状に製
作ヤードにて予め製作しておき、両端をバルクヘッド4
0,40にて閉鎖し、これを洋上に浮べる等の方法によ
り搬送し、接合間隙31上に移動させる。 次いで、図
9(B)に示すように接合間隙水底面に高さ調整用クッ
ション41を設置した後に連結筒ブロック13を接合間
隙31内に沈める。これによって各接合端面間が止水ゴ
ム33a,33bにて仮止水される。然る後、両バルク
ヘッド20,20と40,40との間に形成された密閉
室42,42内の水を水抜栓43,43から既設函側に
抜き取る。これによって連結筒ブロック13は外部水圧
によって接合間隙31内に引き込まれる方向に作用する
と同時に、既設の沈埋函11a,11b及び12を軸方
向に圧縮していた水圧が除かれることとなり、主として
可撓性継手14部分が伸びようとするが、その際の伸長
力分は連結ケーブル17a,17bをカプラー18にて
予じめ増し締めしておくか又は、沈埋函11a,11b
及び沈埋函12、立坑10bの間を鋼材等を用いて一次
的な仮剛結にしておくことで対処することも可能であ
る。
【0013】このようにして止水ゴム33a,33bに
よって止水させた状態で図9(C)に示すように各バル
クヘッド20,20,40,40を除き、内部を連通さ
せた後、連結ケーブル34と35a,35aとの連結及
び場所打コンクリート37の打設作業を函内のドライな
空間にて行う。場所打コンクリート37の施工完了後
は、先の仮剛結部分を開放し、連結筒ブロック13の圧
縮力によって受け持たせる。
【0014】なお上述の例では、既設の沈埋函間の接合
間隙31を上側が拡開したテーパー状としているが、図
10に示すように同接合間隙31間を左右のいずれかの
側面側を拡開させたテーパー状となし、これに対応させ
たテーパー状の連結筒ブロック13を使用してもよい。
また接合間隙31及び連結筒ブロック13は、図11示
すように片側のみにテーパー状となしてもよい。更に上
述の例では、両立坑10a,10bから延長させ、沈埋
函11a,12間を最終接続部としているが、一方の沈
埋函が立坑10bの躯体自体であってもよい。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな沈埋函最終接続方法では、沈埋函11b,12間の
テーパー状の接合間隙31にテーパー状の連結筒ブロッ
ク13を挿入するとき、接合端面間に止水ゴム33a,
33b等による摩擦抵抗等が発生し、挿入しにくい問題
点がある。これを解決する方法としては、連結筒ブロッ
ク13の自重を大きくする方法があるが、このようにす
るとコスト高になるとともに、挿入時に取扱にくくなる
問題点がある。
【0016】本発明の目的は、連結筒ブロックの自重を
大きくしなくても該連結筒ブロックの挿入を容易に行う
ことができる沈埋函最終接続方法を提供することにあ
る。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明の特徴は、第1に、相互の側で沈設されてい
る最終沈埋函同士、もしくは該最終沈埋函と沈埋トンネ
ル立坑のそれぞれバルクヘッドにて閉鎖されて互いに対
向している双方の接合端面間の接合間隙を互いに逆向き
のテーパー状となし、該接合間隙内にそのテーパー状と
対応させてテーパー状の接合端面を有し、かつ、それぞ
れの接合端面がバルクヘッドにて閉鎖されているテーパ
ー状の連結筒ブロックを挿入して、該連結筒ブロックの
両接合端面側でそれぞれ対向する接合端面間に止水ゴム
を介して最終接続する際に、前記連結筒ブロックを前記
テーパー状接合間隙内に挿入するに際し、前記最終沈埋
函又は前記沈埋トンネル立坑と、前記連結筒ブロックと
の各バルクヘッド間の室内に負圧をかけつつ挿入作業を
行うことを特徴とする沈埋函最終接続方法にあり、第2
に、相互の側で沈設されている最終沈埋函同士、もしく
は該最終沈埋函と沈埋トンネル立坑のそれぞれバルクヘ
ッドにて閉鎖されて互いに対向している双方の接合端面
間の接合間隙を互いに逆向きのテーパー状となし、該接
合間隙内にそのテーパー状と対応させてテーパー状の接
合端面を有し、かつ、それぞれの接合端面がバルクヘッ
ドにて閉鎖され、かつ、中間にゴムガスケットを介在さ
せた可撓性継手部を有するテーパー状の連結筒ブロック
を挿入して、該連結筒ブロックの両接合端面側でそれぞ
れ対向する接合端面間に止水ゴムを介して最終接続する
際に、前記連結筒ブロックを前記テーパー状接合間隙内
に挿入するに際して前記連結筒ブロック内を負圧に減圧
しつつ挿入作業を行うことを特徴とする沈埋函最終接続
方法にある。
【0018】
【作用】本発明においては、バルクヘッド間の室内を負
圧にすると、連結筒ブロックに作用する(水圧+大気
圧)が相対的に大きくなり、該連結筒ブロックの自重を
増大させるような方法をとらずに容易に該連結筒ブロッ
クを接合間隙間に挿入することができるようになる。ま
た、可撓性継手を有する連結ブロックを使用する場合
に、連結筒ブロック内を負圧に減圧すると、可撓性継手
部のガスケットが両側から圧縮されて縮み、該連結筒ブ
ロックの長さが短くなり、接合間隙内への挿入が容易と
なる。
【0019】
【実施例】以下、本発明の実施例を図を参照して詳細に
説明する。
【0020】図1(A)〜(C)及び図2は、本発明の
第一実施例を示したものである。
【0021】図1(A)に示すように、最終沈埋函11
b及び立坑側最終沈埋函12は、予めその最終接合側の
接合端面30a,30bを必要な傾斜に成型し、接合端
面30a,30bには予め止水ゴム33a,33bを取
り付けたものを使用し、各端部はバルクヘッド20,2
0によって閉鎖した状態で沈設し、この両既設の沈埋函
11b及び12間の接合間隙31間を上側が拡開したテ
ーパー状とする。また一方の最終沈埋管12のバルクヘ
ッド20の上部寄りの位置に三方弁よりなる真空引きバ
ルブ60を介して真空引きポンプ61を取り付けてお
く。
【0022】一方、連結筒ブロック13は、接合間隙3
1の大きさ及びその両端のテーパー状に合せた形状とな
し、かつ、両端をバルクヘッド40,40にて閉鎖する
とともに、その両バルクヘッド40,40外面間を下方
寄りの位置で連通路44にて連通させた状態に予め製作
ヤードにて製作しておく。これを洋上に浮べる等の方法
により搬送し、接合間隙31上に移動させる。
【0023】次いで、図1(B)に示すように、接合間
隙水底面に高さ調整用クッション41を設置した後に連
結筒ブロック13を接合間隙31内に沈める。これによ
って各接合端面間が止水ゴム33a,33bにて仮止水
される。然る後、両バルクヘッド20,20と40,4
0との間に形成された密閉室42,42内の水を一方の
沈埋函側の水抜栓43から既設函側に抜き取る。これに
よって両密閉室42,42内は同じ水位を保ちつつ排水
され、連結筒ブロック13は外部水圧によって接合間隙
31内に左右均一な状態で引き込まれる。更に、密閉室
42,42内の水の抜き取りが終わったら、水抜栓43
を閉じ、真空引きバルブ60を開き、真空引きポンプ6
1を作動させて真空引きし、密閉室42,42内を負圧
にする。これにより連結筒ブロック13に作用していた
(水+大気圧)が相対的に大きくなり、連結筒ブロック
13を最終目的位置まで摩擦抵抗に抗して比較的容易に
挿入することができる。
【0024】またこのとき、既設の沈埋函11a,11
b及び12を軸方向に圧縮していた水圧が除かれること
となり、主として可撓性継手14部分が伸びようとする
が、その際の伸長力分は連結ケーブル17a,17bを
カプラー18にて予め増し締めしておくか、又は沈埋函
11a,11b及び沈埋函12、立坑10bの間を鋼材
等を用いて一時的に仮剛結にしておくことで対処するこ
とも可能である。
【0025】このようにして止水ゴム33a,33bに
よって止水させた状態で図1(C)に示すように、各バ
ルクヘッド20,20,40,40を除き、内部を連通
させた後、連結ケーブル34と35a,35aとの連結
及び場所打コンクリート37の打設作業を函内のドライ
な空間にて行う。場所打コンクリート37の施工完了後
は、先の仮剛結部分を開放し、連結筒ブロック13の圧
縮力によって受け持たせる。
【0026】なお、上述の実施例では、両立坑10a,
10bから延長させ、沈埋函11a,12間を最終接続
部としているが、一方の沈埋函が立坑10bの躯体自体
であってもよい。
【0027】また、両密閉室42,42の真空引きは、
連通路44を用いず、各バルクヘッド20,20側で個
々に行うことができる。
【0028】図3及び図4は、本発明の第二実施例を示
したものである。
【0029】本実施例で用いる連結筒ブロック13は、
その中央部分に可撓性継手部50が一体的に組み込まれ
たものを使用する。この可撓性継手部50は、連結筒ブ
ロック13の製作時に予め組み付けておくものであり、
トンネル軸方向に直交する面にて連結筒ブロック13を
二分した形状の半体13a,13bの端面周囲の接合面
間に、一次止水用のゴムガスケット51を圧縮状態にて
介在させ、その内側に接合面間の間隙にまたがらせて貼
着した二次止水用のゴム板52及びゴムガスケット51
を一定の圧縮力をもって圧縮しつつ両半体を連結する多
数対の半体間仮連結ケーブル53a,53b及びこれを
連結するカプラー54とから構成されている。
【0030】また、この連結筒ブロック13には、その
内部を負圧に減圧するため、真空引きバルブ60を介し
て真空引きポンプ61が接続されている。
【0031】なお、この半体13a,13bの連結は、
前述したケーブルの他、ボルトを使用してもよく、また
ブロックの内外を問わない。
【0032】次にこの実施例の最終接続の工程について
説明する。本実施例では、連結筒ブロック13を接合間
隙31内に沈め、各接合端面間を止水ゴム33a,33
bにて仮止水する。然る後、両バルクヘッド20,20
と40,40と間に形成された密閉室42,42内の水
を水抜栓43から抜き取る。また、バルクヘッド40,
40間の連結筒ブロック13内を真空引きポンプ61で
真空引きして負圧に減圧し、これによりゴムガスケット
51を両側から半体13a,13bで圧縮し、連結筒ブ
ロック13の長さを縮める。これによって連結筒ブロッ
ク13はその長さの縮小と外部水圧によって接合間隙3
1内に引き込まれる方向に作用すると同時に、既設の沈
埋函11a,11b及び12を軸方向に圧縮していた水
圧が除かれることとなり、主として可撓性継手14部分
が伸びようとするが、その際の伸長力分は連結ケーブル
17a,17bをカプラー18にて予め増し締めしてお
くか、又は沈埋函11a,11b及び沈埋函12、立坑
10bの間を鋼材等を用いて一次的な仮剛結にしておく
ことで対処することも可能である。
【0033】連結筒ブロック13の挿入が完了したら、
真空引きを止め、その後は第一実施例と同様にバルクヘ
ッド20,20,40,40の除去工程に入る。
【0034】
【発明の効果】請求項1に記載の発明では、テーパー状
の接合間隙にテーパー状の連結筒ブロックを挿入するに
際し、双方のバルクヘッドで形成される室内を負圧する
ので、連結筒ブロックに作用する(水圧+大気圧)が相
対的に大きくなり、該連結筒ブロックの自重を増大させ
るような方法をとらずに容易に該連結筒ブロックを接合
間隙内に挿入することができる。
【0035】また、請求項2に記載の発明では、連結筒
ブロックとして中間にゴムガスケット介在させた可撓性
継手部を有する構造のものを用い、両端がバルクヘッド
で閉鎖された該連結筒ブロック内を負圧に減圧するの
で、これによりゴムガスケットが両側から圧縮されて、
該連結筒ブロックの長さが短縮され、接合間隙内への該
連結筒ブロックの挿入作業を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)〜(C)は本発明の第一実施例により施
工される沈埋トンネルの最終接続工程を示す断面図であ
る。
【図2】本発明の第一実施例により施工される沈埋トン
ネルの側面図である。
【図3】本発明の第二実施例で用いる連結筒ブロックの
縦断面図である。
【図4】本発明の第二実施例で施工される沈埋トンネル
の最終接続工程を示す縦断面図である。
【図5】本発明により施工される沈埋トンネルの概略の
側面図である。
【図6】最終接続端部の既設沈埋函同志の接合部の断面
図である。
【図7】同上の接続工程を示す断面図である。
【図8】最終接続部の断面図である。
【図9】同上の接続工程を示す断面図である。
【図10】最終接続部の他の実施例を示す傾斜図であ
る。
【図11】最終接続部の更に他の例を示す側面図であ
る。
【符号の説明】
10a,10b 立坑 11a 既設沈埋函 11b,12 最終沈埋函 13 連結筒ブロック 14 可撓性継手 15 一次止水ゴム 16 二次止水ゴム 17a,17b,34,35a,35b 連結ケーブル 18,36 カプラー 20,40 バルクヘッド 30a,30b 接合端面 31 接合間隙 32a,32b 接合端面 33a,33b 止水ゴム 37 場所打コンクリート 41 クッション 42 密閉室 43 水抜栓 50 可撓性継手部 51 ゴムガスケット 60 真空引きバルブ 61 真空引きポンプ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相互の側で沈設されている最終沈埋函同
    士、もしくは該最終沈埋函と沈埋トンネル立坑のそれぞ
    れバルクヘッドにて閉鎖されて互いに対向している双方
    の接合端面間の接合間隙を互いに逆向きのテーパー状と
    なし、該接合間隙内にそのテーパー状と対応させてテー
    パー状の接合端面を有し、かつ、それぞれの接合端面が
    バルクヘッドにて閉鎖されているテーパー状の連結筒ブ
    ロックを挿入して、該連結筒ブロックの両接合端面側で
    それぞれ対向する接合端面間に止水ゴムを介して最終接
    続する際に、前記連結筒ブロックを前記テーパー状接合
    間隙内に挿入するに際し、前記最終沈埋函又は前記沈埋
    トンネル立坑と、前記連結筒ブロックとの各バルクヘッ
    ド間の室内に負圧をかけつつ挿入作業を行うことを特徴
    とする沈埋函最終接続方法。
  2. 【請求項2】 相互の側で沈設されている最終沈埋函同
    士、もしくは該最終沈埋函と沈埋トンネル立坑のそれぞ
    れバルクヘッドにて閉鎖されて互いに対向している双方
    の接合端面間の接合間隙を互いに逆向きのテーパー状と
    なし、該接合間隙内にそのテーパー状と対応させてテー
    パー状の接合端面を有し、かつ、それぞれの接合端面が
    バルクヘッドにて閉鎖され、かつ、中間にゴムガスケッ
    トを介在させた可撓性継手部を有するテーパー状の連結
    筒ブロックを挿入して、該連結筒ブロックの両接合端面
    側でそれぞれ対向する接合端面間に止水ゴムを介して最
    終接続する際に、前記連結筒ブロックを前記テーパー状
    接合間隙内に挿入するに際して前記連結筒ブロック内を
    負圧に減圧しつつ挿入作業を行うことを特徴とする沈埋
    函最終接続方法。
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