JPH05140959A - マンホール枠及びその周囲の舗装工法 - Google Patents
マンホール枠及びその周囲の舗装工法Info
- Publication number
- JPH05140959A JPH05140959A JP3329985A JP32998591A JPH05140959A JP H05140959 A JPH05140959 A JP H05140959A JP 3329985 A JP3329985 A JP 3329985A JP 32998591 A JP32998591 A JP 32998591A JP H05140959 A JPH05140959 A JP H05140959A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- side wall
- manhole frame
- paving
- stages
- pavement
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Underground Structures, Protecting, Testing And Restoring Foundations (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 舗装材に対する転圧が有効に作用し、各舗装
構成層が沈下を起こし難いマンホール枠及びその周囲の
舗装工法を提供する。 【構成】 筒状側壁３の上端内側に蓋受け部４を備える
と共に下端に据え付けフランジ部５を備えたマンホール
枠２において、側壁３を下拡がりに形成したことを特徴
とする。
構成層が沈下を起こし難いマンホール枠及びその周囲の
舗装工法を提供する。 【構成】 筒状側壁３の上端内側に蓋受け部４を備える
と共に下端に据え付けフランジ部５を備えたマンホール
枠２において、側壁３を下拡がりに形成したことを特徴
とする。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、マンホール枠及びその
周囲の舗装工法に関する。
周囲の舗装工法に関する。
【０００２】
【従来の技術】筒状側壁の上端内側に蓋受け部を備える
と共に下端に据え付けフランジ部を備えたマンホール枠
が周知であるが、このマンホール枠は側壁外側面に内側
への湾曲部を有し、特開昭６０−２３５２５号公報で指
摘されるように、上方からの転圧操作によりに舗装材を
前記湾曲部内へ十分に充填することが難しく、舗装後に
おいて走行車両の荷重を受けて各舗装構成層が沈下を起
こし易い等の問題があった。
と共に下端に据え付けフランジ部を備えたマンホール枠
が周知であるが、このマンホール枠は側壁外側面に内側
への湾曲部を有し、特開昭６０−２３５２５号公報で指
摘されるように、上方からの転圧操作によりに舗装材を
前記湾曲部内へ十分に充填することが難しく、舗装後に
おいて走行車両の荷重を受けて各舗装構成層が沈下を起
こし易い等の問題があった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、舗装
材に対する転圧が有効に作用し、各舗装構成層が沈下を
起こし難いマンホール枠及びその周囲の舗装工法を提供
することにある。
材に対する転圧が有効に作用し、各舗装構成層が沈下を
起こし難いマンホール枠及びその周囲の舗装工法を提供
することにある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明に係るマンホール
枠は、筒状側壁の上端内側に蓋受け部を備えると共に下
端に据え付けフランジ部を備えたマンホール枠におい
て、側壁を下拡がりに形成したことを特徴とする。
枠は、筒状側壁の上端内側に蓋受け部を備えると共に下
端に据え付けフランジ部を備えたマンホール枠におい
て、側壁を下拡がりに形成したことを特徴とする。
【０００５】前記において、マンホール枠の側壁外側面
を、所要高さの上端縁を残して複数の段により階段状に
形成することが好ましく、その場合に側壁の各段側面を
下方向に拡がるテーパー面に形成してもよい。また、側
壁の各段及び上端縁を各舗装構成層に対応して形成する
ことが好ましい。さらに、側壁外側面及び／又は内側面
に、必要に応じて、リブその他の補強体を突設してもよ
い。
を、所要高さの上端縁を残して複数の段により階段状に
形成することが好ましく、その場合に側壁の各段側面を
下方向に拡がるテーパー面に形成してもよい。また、側
壁の各段及び上端縁を各舗装構成層に対応して形成する
ことが好ましい。さらに、側壁外側面及び／又は内側面
に、必要に応じて、リブその他の補強体を突設してもよ
い。
【０００６】他方、本発明に係るマンホール枠周囲の舗
装工法は、据え付けた前記マンホール枠の周囲に側壁の
各段及び上端縁に対応するように各舗装構成層を順次打
設することを特徴とする。この舗装工法には、側壁の各
段及び上端縁を予め各舗装構成層に対応して形成した既
述のマンホール枠を用いることが好ましい。
装工法は、据え付けた前記マンホール枠の周囲に側壁の
各段及び上端縁に対応するように各舗装構成層を順次打
設することを特徴とする。この舗装工法には、側壁の各
段及び上端縁を予め各舗装構成層に対応して形成した既
述のマンホール枠を用いることが好ましい。
【０００７】
【作用】前記マンホール枠周囲の舗装に際して、マンホ
ール枠の周囲に常法に従って各舗装構成層を順次打設す
ると、投入された舗装材に対する転圧が有効に作用する
と共に各舗装構成層が十分に締め固められ、沈下が抑制
される。
ール枠の周囲に常法に従って各舗装構成層を順次打設す
ると、投入された舗装材に対する転圧が有効に作用する
と共に各舗装構成層が十分に締め固められ、沈下が抑制
される。
【０００８】また、側壁外側面を、所要高さの上端縁を
残して複数の段により階段状に形成し、さらに側壁の各
段側面を下方向に拡がるテーパー面に形成すると、前記
作用が促進される。また、側壁の各段及び上端縁を各舗
装構成層に対応して形成した場合、マンホール枠周囲の
舗装作業に際して側壁の各段及び上端縁を基準として各
舗装構成層を打設できる。
残して複数の段により階段状に形成し、さらに側壁の各
段側面を下方向に拡がるテーパー面に形成すると、前記
作用が促進される。また、側壁の各段及び上端縁を各舗
装構成層に対応して形成した場合、マンホール枠周囲の
舗装作業に際して側壁の各段及び上端縁を基準として各
舗装構成層を打設できる。
【０００９】
【実施例】図１は本発明の実施例に係るマンホール枠の
中央縦断面図である。同図において、レベル調整された
据え付け面１上にマンホール枠２が設置され、該マンホ
ール枠２は下拡がりに形成された筒状側壁３の上端内側
に蓋受け部４を備えると共に下端に据え付けフランジ部
５を備え、内側に側壁３内側面と据え付けフランジ部５
とで囲まれた凹部６が形成されると共に側壁３内側面に
側壁３の座屈を防止する複数の補強板７が放射状に突設
され、さらに側壁３外側面が高さ約３０ｍｍの上端縁８
を残して上段９及び下段１０により階段状に形成される
と共に該上段９及び下段１０の各側面は下方向に拡がる
テーパー面に形成されている。
中央縦断面図である。同図において、レベル調整された
据え付け面１上にマンホール枠２が設置され、該マンホ
ール枠２は下拡がりに形成された筒状側壁３の上端内側
に蓋受け部４を備えると共に下端に据え付けフランジ部
５を備え、内側に側壁３内側面と据え付けフランジ部５
とで囲まれた凹部６が形成されると共に側壁３内側面に
側壁３の座屈を防止する複数の補強板７が放射状に突設
され、さらに側壁３外側面が高さ約３０ｍｍの上端縁８
を残して上段９及び下段１０により階段状に形成される
と共に該上段９及び下段１０の各側面は下方向に拡がる
テーパー面に形成されている。
【００１０】前記マンホール枠２における側壁３の下段
１０及び上段９並びに上端縁８に各々対応して、安定処
理層１１、粗粒度層１２及び密粒度層（表層）１３の各
舗装構成層が順次打設され、所要の舗装施工が完了す
る。
１０及び上段９並びに上端縁８に各々対応して、安定処
理層１１、粗粒度層１２及び密粒度層（表層）１３の各
舗装構成層が順次打設され、所要の舗装施工が完了す
る。
【００１１】
【発明の効果】以上のように、請求項１の発明に係るマ
ンホール枠では、舗装材に対する転圧が有効に作用し、
各舗装構成層が沈下を起こし難い。また、請求項２及び
３の発明に係るマンホール枠では、請求項１の発明にお
ける転圧がより有効に作用すると共に舗装構成層の沈下
がより効果的に抑制される。さらに、請求項４の発明に
係るマンホール枠では、請求項５の発明をより効果的に
実施できる。
ンホール枠では、舗装材に対する転圧が有効に作用し、
各舗装構成層が沈下を起こし難い。また、請求項２及び
３の発明に係るマンホール枠では、請求項１の発明にお
ける転圧がより有効に作用すると共に舗装構成層の沈下
がより効果的に抑制される。さらに、請求項４の発明に
係るマンホール枠では、請求項５の発明をより効果的に
実施できる。
【００１２】他方、請求項５の発明に係るマンホール枠
周囲の舗装工法では、側壁３の各段及び上端縁を基準と
して各舗装構成層を打設できるので施工作業性が向上す
る。
周囲の舗装工法では、側壁３の各段及び上端縁を基準と
して各舗装構成層を打設できるので施工作業性が向上す
る。
【図１】本発明の実施例に係るマンホール枠の中央縦断
面図である。
面図である。
２ マンホール枠 ３ 側壁 ４ 蓋受け部 ５ 据え付けフランジ部
Claims (5)
- 【請求項１】 筒状側壁の上端内側に蓋受け部を備える
と共に下端に据え付けフランジ部を備えたマンホール枠
において、側壁を下拡がりに形成したことを特徴とする
マンホール枠。 - 【請求項２】 側壁外側面を、所要高さの上端縁を残し
て複数の段により階段状に形成した請求項１のマンホー
ル枠。 - 【請求項３】 側壁の各段側面を下方向に拡がるテーパ
ー面に形成した請求項２のマンホール枠。 - 【請求項４】 側壁の各段及び上端縁を各舗装構成層に
対応して形成した請求項２のマンホール枠。 - 【請求項５】 据え付けた請求項１、２、３又は４のマ
ンホール枠の周囲に側壁の各段及び上端縁に対応するよ
うに各舗装構成層を順次打設することを特徴とするマン
ホール枠周囲の舗装工法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3329985A JPH05140959A (ja) | 1991-11-18 | 1991-11-18 | マンホール枠及びその周囲の舗装工法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3329985A JPH05140959A (ja) | 1991-11-18 | 1991-11-18 | マンホール枠及びその周囲の舗装工法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05140959A true JPH05140959A (ja) | 1993-06-08 |
Family
ID=18227484
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3329985A Pending JPH05140959A (ja) | 1991-11-18 | 1991-11-18 | マンホール枠及びその周囲の舗装工法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05140959A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002194762A (ja) * | 2000-12-22 | 2002-07-10 | Asahi Tec Corp | 地中構造物用枠体 |
| GB2614910A (en) * | 2022-01-24 | 2023-07-26 | Wrekin Holdings Ltd | A ground surface access assembly frame |
-
1991
- 1991-11-18 JP JP3329985A patent/JPH05140959A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002194762A (ja) * | 2000-12-22 | 2002-07-10 | Asahi Tec Corp | 地中構造物用枠体 |
| JP4526183B2 (ja) * | 2000-12-22 | 2010-08-18 | 旭テック環境ソリューション株式会社 | 地中構造物用枠体 |
| GB2614910A (en) * | 2022-01-24 | 2023-07-26 | Wrekin Holdings Ltd | A ground surface access assembly frame |
| GB2614910B (en) * | 2022-01-24 | 2024-06-19 | Wrekin Holdings Ltd | A ground surface access assembly support frame |
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