JPH05139256A - 車両用リヤワイパ装置 - Google Patents

車両用リヤワイパ装置

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JPH05139256A
JPH05139256A JP30341791A JP30341791A JPH05139256A JP H05139256 A JPH05139256 A JP H05139256A JP 30341791 A JP30341791 A JP 30341791A JP 30341791 A JP30341791 A JP 30341791A JP H05139256 A JPH05139256 A JP H05139256A
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wiper
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Masami Goto
正美 後藤
Masahiro Araki
雅裕 荒木
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Nissan Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ストップランプが点灯しているとき、その点
灯表示をワイパブレードが遮ってしまうことがなく、し
かも、洗浄等の手間のかかることのない車両用ワイパを
提供する。 【構成】 リヤウインドパネル11の縁部側の内面と対
向する車室内に、ブレーキを作動させているとき点灯す
るストップランプ13を設けた車両であって、前記スト
ップランプと対応する対応外面S1を含む所定の範囲S
をワイパブレード15により前記リヤウインドパネルの
外面を払拭していく車両用リヤワイパ装置14におい
て、前記ワイパブレードの往復移動中、ストップランプ
13が点灯したとき、該ワイパブレードを前記対応外面
以外の範囲で往復移動させる制御手段60を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、リヤウインドパネル
の縁部側の内面と対向する車室内に、ブレーキを作動さ
せているとき点灯するストップランプ(ハイマウントラ
ンプ)を設けたリヤウインドパネルを払拭する車両用リ
ヤワイパ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、ブレーキの作動中点灯するス
トップランプを、リヤウインドパネルの下側の内面と対
向する車室内に設けた車両が知られている。かかる車両
のリヤウインドパネル1は、図13に示すようにワイパ
2で払拭するようにしている。
【0003】このワイパ2のワイパブレード3は、スト
ップランプ4と対向する対向面1aを含む所定範囲1A
を往復移動することにより、その範囲1Aを払拭してい
くものである(実開平1−81340号公報参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように、ワイパブ
レード3は、対向面1aをも払拭するので、ストップラ
ンプ4が点灯しているとき、その点灯表示をワイパブレ
ード3が遮ってしまう状態があり、好ましいものではな
かった。これを解消するために、A−Bの区間だけワイ
パブレード3を往復移動させればよいが、泥などが対向
面1aに付着した場合、ワイパブレード3がその泥を掻
き落とさないので、該泥がストップランプの点灯を遮え
ぎり続けてしまうという不具合が生じることになる。ま
た、その付着した泥を除去するのに、洗浄などを行なわ
なければならず、手間がかかる等の問題がある。
【0005】この発明は、上記問題点に鑑みてなされた
もので、その目的は、ストップランプが点灯していると
き、その点灯表示をワイパブレードが遮ってしまうこと
がなく、しかも、泥が付着してもその点灯を遮り続ける
ことのない、また、洗浄等の手間のかかることのない車
両用ワイパを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記目的を
達成するために、リヤウインドパネルの縁部側の内面と
対向する車室内に、ブレーキを作動させているとき点灯
するストップランプを設けた車両であって、前記ストッ
プランプと対応する対応外面を含む所定の範囲内でワイ
パブレードにより前記リヤウインドパネルの外面を払拭
する車両用リヤワイパ装置において、前記ワイパブレー
ドの往復移動中、前記ストップランプが点灯したとき、
該ワイパブレードを前記対応外面以外の範囲で往復移動
させる制御手段を設けたことを特徴とする。
【0007】また、ワイパブレードの往復移動中、前記
ストップランプが点灯したとき、該ワイパブレードを前
記対向面以外の位置で停止させる停止手段を設けたこと
を特徴とする。
【0008】
【作用】この発明は、上記構成により、制御手段は、ワ
イパブレードの移動中、ストップランプが点灯したと
き、該ワイパブレードを対応外面以外の範囲で往復移動
させる。
【0009】また、停止手段は、ワイパブレードの移動
中、ストップランプが点灯したとき、該ワイパブレード
を前記対応外面以外の位置で停止させる。
【0010】
【実施例】以下、この発明に係わる車両用リヤワイパ装
置の実施例を図面に基づいて説明する。
【0011】図2において、11は車室12の後部に設
けたリヤウインドパネル、13はブレーキ(図示せず)が
作動したとき点灯するストップランプ(ハイマウンラン
プ)で、これは、車室12の後部に設けられており、リ
ヤウインドパネル11の下側の内面と対向している。1
4はリヤウインドパネル11の外面を払拭するリヤワイ
パ装置で、このリヤワイパ装置14のワイパブレード1
5は、図3に示すように、ストップランプ13の下側
(縁部側)と対応する位置P1とストップランプ13の
上方かつ右側となる位置P2との間を往復移動し、この
往復移動によってストップランプ13と対応する対応外
面S1を含む扇状の所定の範囲Sを払拭していくもので
ある。Paは対応外面S1と非対応外面S2との境界位置
を示す。16はワイパアームである。
【0012】リヤワイパ装置14は、図4に示すよう
に、モータ20を備えており、このモータ20の駆動軸
21にはウオーム22が設けられている。ウオーム22
にはウオームホイール23が噛合し、モータ20の駆動
軸21の回転を減速してウオームホイール23の出力軸
24に伝達するようになっている。出力軸24にワイパ
アーム16が取り付けられており、モータ20の駆動軸
21の正逆回転によってワイパアーム16を往復移動さ
せるものである。ウオームホイール23には、ウオーム
ホイール23とともに一体的に回転していく絶縁性の回
転板30が取り付けられている。
【0013】回転板30には、図1に示すように、回転
板30の中心30a位置に円形の導電性の接点板31が
設けられ、この接点板31から少し離れた右方(図1に
おいて)位置に導電性の接点板32が設けられている。
また、接点板31の上側(図1において)には、導電性
の接点板33と接点板34とが設けられている。そし
て、各接点板31〜34は接地されている。
【0014】他方、回転板30と対向したフレーム板4
0(図4参照)には、接点41〜44が図1に示すよう
に半径方向に1列となるように配設されており、接点4
1が接点板31と接触している。接点42〜44は回転
板30の回転により接点板32〜34と接触するように
なっている。そして、ワイパブレード15が図3に示す
位置P2にあるとき、回転板30は図1に示す位置にあ
って接点43が接点板33と接触し、接点44が接点板
34と接触している。ワイパブレード15が位置P1ま
で移動してくると、回転板30は反時計方向へほぼ90
度回転して、接点42が接点板32と接触する。
【0015】また、ワイパブレード15が位置P1から
境界位置Paまでの範囲内で移動しているときには、接
点44は接点板34と接触するように、接点板34の長
さが設定されている。
【0016】図1において、51はフットブレーキ(図
示せず)を踏み込むとオンするブレーキスイッチで、こ
のブレーキスイッチ51がオンするとストップランプ1
3は点灯するようになっている。53はウオッシャー液
を噴出させるウオッシャーモータである。54はモータ
20,53を駆動させるワイパスイッチ(図示せず)やウ
オッシャースイッチ(図示せず)のオン・オフ操作によっ
て各スイッチに設けた接続端子55〜58の接続関係を
示した表で、ワイパスイッチをオンにすると接続端子5
5と接続端子56とが接続し、オフにすると接続端子5
5と接続端子57とが接続し、ウオッシャースイッチを
オンにすると接続端子56と接続端子58とが接続する
ものである。Vcはバッテリ(図示せず)の陽極端子に接
続される。
【0017】60は、マイクロコンピュータ等から構成
され制御回路(オートアンプ)で、これは、接続端子5
5と接続端子56とが接続されるとモータ20を駆動さ
せ、接続端子56と接続端子58とが接続されるとモー
タ53を駆動させ、接続端子55と接続端子57とが接
続されると、モータ20の駆動を停止させるものであ
る。
【0018】制御回路60は、接点42が接点板32と
接触するとモータ20を逆回転させてワイパブレード1
5を図3に示すように矢印E方向へ移動させ、接点43
が接点板33と接触するとモータ20を正転させてワイ
パブレード15を矢印F方向へ移動させる。また、スト
ップランプ13が点灯している場合に、接点44が接点
板34と接触するとモータ20を逆回転させる。また、
制御回路60は、ワイパブレード15を範囲S2で往復
移動させる制御手段と、ワイパブレード15を境界位置
Paで反転させる反転手段としての機能を有している。
【0019】次に、上記実施例のリヤワイパ装置14の
動作について説明する。
【0020】ワイパスイッチ(図示せず)がオフのときは
接続端子55と接続端子57とが接続されるので、制御
回路60はモータ20,53を駆動させない。この状態
では、ワイパブレード15は位置P1に位置し、回転板
30の接点板33が接点43と接触した状態となってい
る。
【0021】ワイパスイッチをオンにすると、接続端子
55と接続端子56とが接続され、これにより制御回路
60はモータ20を駆動させる。このとき、接点板33
が接点43と接触しているので、モータ20は正転され
てワイパブレード15は位置P1から矢印Fの方向であ
る位置P2へ移動していく。そして、ワイパブレード1
5が位置P2にくると、接点板32が接点42と接触さ
れる。この接触により、制御回路60はモータ20を逆
回転させる。この逆回転によりワイパブレード15は、
位置P1から矢印Eの方向である位置P2へ移動してい
く。このように、ワイパブレード15は位置P1と位置
P2との間を繰り返し往復移動することとなり、範囲S
を払拭していく。
【0022】ワイパブレード15の往復移動中にブレー
キスイッチ51がオンとなってストップランプ13が点
灯すると、制御回路60は接点44が接点板34と接触
したときモータ20を逆転させる。
【0023】例えば、ワイパブレード15が位置P2と
境界位置Paとの間の範囲S2内にあって位置P1に向か
って移動していれば、制御回路60はモータ20をその
まま駆動させ、ワイパブレード15が位置Paに達した
とき、すなわち、接点44が接点板34に接触したと
き、制御回路60はモータ20を逆回転させる。この逆
回転によりワイパブレード15は反転して位置Paから
位置P2へ移動していく。そして、上記と同様にワイパ
ブレード15が位置P2にくると、接点板32が接点4
2に接触し、モータ20は正転して、ワイパブレード1
5は位置P2から位置Paへ移動していく。つまり、ワイ
パブレード15は位置Paと位置P2との間の範囲S2を
繰り返し往復移動することになる。
【0024】ワイパブレード15が位置P1と位置Paと
の間にあって位置P1に向かって移動しているときにス
トップランプ13が点灯すれば、接点板32が接点42
に接触している状態にあるので、そのストップランプ1
3の点灯と同時にモータ20は逆回転される。すなわ
ち、ワイパブレード15はその点灯と同時に反転して位
置P2へ移動していく。その後は上記と同様にして、ワ
イパブレード15は制御回路60により位置Paと位置
P2との間を繰り返し往復移動することとなる。
【0025】ワイパブレード15が位置P1と位置Paと
の間にあって位置P2に向かって移動中であれば、スト
ップランプ13が点灯してもモータ20はそのまま逆回
転され、ワイパブレード15が位置Paと位置P2との間
に移動された後、上記と同様にしてワイパブレード15
は位置Paと位置P2との間を繰り返し往復移動する。
【0026】そして、ストップランプ13が消灯すれ
ば、通常の制御が行なわれて、ワイパブレード15は位
置P1と位置P2との間を繰り返し往復移動する。
【0027】このように、ストップランプ13が点灯す
れば、ワイパブレード15は位置Paと位置P2との間を
繰り返し往復移動されることにより、ストップランプ1
3の点灯表示を遮ってしまうことはない。また、ストッ
プランプ13の非点灯時には、ワイパブレード15は位
置P1と位置P2との間を繰り返し往復移動するので、対
応外面S1に泥等が付着しても、ワイパブレード15が
その泥を掻き落とす。したがって、付着した泥がストッ
プランプ13の点灯表示を遮えぎりつづけてしまうとい
う不具合は生じない。また、付着した泥を除去するのに
洗浄を行なう必要もない。
【0028】図5および図6は他の実施例を示したもの
で、この実施例のリヤワイパ装置70は、モータ71が
一方向のみに回転し、その回転をクランク機構72によ
って往復運動に変換してワイパブレード15を往復移動
させるものである。
【0029】図5および図6において、73はモータ7
1によって回転する絶縁体からなる回転板で、この回転
板73には、中央部に円形の導電性の接点板74が設け
られ、この接点板74の外周に設けた凹部74aの位置
に、所定幅の導電性の接点板75が設けられている。
【0030】回転板73の中心から上方(図6におい
て)へ延びる半径方向には接点76〜78が配置され、
その中心から下方に延びる垂線と所定角度をなす半径方
向に接点79,80が配置されている。これら接点76
〜80は例えば図4に示すフレーム板40等に設ける。
そして、回転板73は接点76〜80に摺接しながら回
転していくものである。
【0031】ワイパブレード15が図5に示す位置にあ
るとき、回転板73は図6の位置にあり、接点77,7
8は接点板75に接触し、接点76,79が接点板74
に接触し、接点80は各接点板74,75と非接触状態
となる。
【0032】また、ワイパブレード15が、位置P2か
ら図7に示す位置Paにきたとき、回転板73は図8に
示す位置の状態にある。この状態のとき、接点76と接
点77とが接点板74に接触し、接点79と接点80と
が接点板75に接触し、接点78は各接点板74,75
と非接触状態となる。
【0033】また、ワイパブレード15が、図9に示す
位置P1にあるとき、回転板73は図10に示す位置の
状態にある。この状態のとき、接点76,77,79は接
点板74と接触し、接点78,80は各接点板74,75
と非接触状態となる。
【0034】接点76は、図6に示すように接地され、
接点77はリレースイッチ81の接点81aと接続さ
れ、接点78はリレースイッチ82の接点82aと接続
されており、接点79はリレースイッチ81の接点81
bと接続され、接点80はリレースイッチ82の接点8
2bと接続されている。リレースイッチ81の接片81c
は、接点81aと常時接触しており、後述するリレーコ
イル84が通電すると接点81bと接触するものであ
る。リレースイッチ82の接片82cは、接点82aと常
時接触しており、リレーコイル84が通電すると接点8
2bと接触するものである。
【0035】接片82cは図示しないバッテリVcの陽極
に接続され、接片81cは後述する端子83bと接続され
ている。
【0036】84はリレーコイルで、これはワイパスイ
ッチがオンのときブレーキスイッチ51がオンになると
通電し、この通電によりリレースイッチ85の接片85
aが接点85b,85cと接触し、非導通のとき、接片85
aが接点85d,85eと接触する。接点85dは接地さ
れ、接点85bはモータ71の陰極端子71bに接続され
ている。
【0037】83は、ワイパスイッチ(図示せず)やウオ
ッシャースイッチ(図示せず)のオン・オフ操作によって
各スイッチに設けた接続端子83a〜83fの接続関係を
示した表で、ワイパスイッチをオンにすると接続端子8
3cと接続端子83dとが接続されるとともに接続端子8
3eと接続端子83fとが接続され、ワイパスイッチをオ
フにすると接続端子83bと接続端子83dとが接続さ
れ、ウオッシャースイッチをオンにすると接続端子83
aと接続端子83cとが接続される。
【0038】そして、接続端子83aがウオッシャーモ
ータ53を介してバッテリVcの陽極に接続され、接続
端子83cがリレースイッチ85の接点85eと接続さ
れ、接続端子83dがモータ71の陰極端子71bと接続
されている。このモータ71の陽極端子71aはバッテ
リVcの陽極に接続されている。また、接続端子83eが
バッテリVcの陽極端子に接続され、接続端子83fがリ
レーコイル84に接続されている。
【0039】次に、上記実施例の動作について説明す
る。
【0040】ワイパスイッチがオフにされているとき
は、ワイパブレード15は図5に示すように位置P2の
位置で待機している。この状態のときには、回転板73
は図6に示す位置にあり、接点76,79は接点板74
と接触し、接点77,78は接点板75と接触してい
る。
【0041】そして、ワイパスイッチがオフなので、モ
ータ71の陰極端子71bと接続されている接続端子8
3dは接続端子83bと接続される。この接続端子83b
はリレースイッチ81、接点77,78、リレースイッ
チ82を介してバッテリVcの陽極端子と接続され、結
局モータ71に電流を流す閉回路は形成されない。した
がって、モータ71に電流は流れず、モータ71は駆動
しない。この状態で、ブレーキスイッチ51がオンにな
ってストップランプ13が点灯しても、接続端子83e
と接続端子83fとが接続されていないので、リレーコ
イル84は通電せず、リレー81,82,85の接片81
c,82c,85aの接続状態は図6に示す状態で切り換わ
らない。この結果、上記と同様に、閉回路は形成され
ず、モータ71は駆動しない。
【0042】ワイパスイッチをオンにすると、接続端子
83cと接続端子83dとが接続されるとともに接続端子
83eと接続端子83fとが接続される。したがって、バ
ッテリVc、モータ71、接続端子83d,83c、リレー
スイッチ85の接点85e,85dのルートで閉回路が形
成され、モータ71に電流が流れる。モータ71が駆動
されると、ワイパブレード15は位置P1と位置P2との
間を繰り返し往復移動する。
【0043】このとき、回転板73はモータ71の駆動
により回転し、接点76〜80と接点板74,75との
接触状態が変わるが、上記閉回路は接点76〜80等に
拘りなく形成されているので、接点76〜80と接点板
74,75との接触状態に拘らずモータ71に電流は流
れ続け、ワイパブレード15の往復移動は繰り返し行な
われる。
【0044】ワイパブレード15の往復移動中に、ブレ
ーキスイッチ51がオンされると、接続端子83eと接
続端子83fとが接続されていることにより、リレーコ
イル84が通電し、ストップランプ13が点灯するとと
もに、図11に示すように、リレースイッチ85の接片
85aが接点85b,85cと接触し、リレースイッチ8
1,82の接片81c,82cは接点81b,82bと接触す
る。
【0045】この状態のとき、回転板73が図示の位置
にある場合、あるいはワイパブレード15が位置Pa以
外にある場合、モータ71、リレースイッチ85の接点
85b,85c、リレースイッチ81の接点81b、接点7
9,76のルートで閉回路が形成されるので、モータ7
1は駆動され続ける。そして、モータ71の駆動により
回転板73が図12に示す位置まで回転すると、すなわ
ち、図7に示すように、ワイパブレード15が位置P2
方向から位置Paにくると、接点76と接点79とが非
導通状態となり、接点79と接点80とが導通し、モー
タ71の陰極端子71bにバッテリVcの+電圧が印加さ
れ、モータ20の駆動は停止される。
【0046】この停止により、ワイパブレード15は位
置Paに停止されるので、ストップランプ13の点灯表
示を遮ってしまうことはない。
【0047】ブレーキスイッチ51がオフになると、リ
レースイッチ81,82,85は図8に示す状態となり、
モータ71に電流が流れるので、ワイパブレード15
は、位置P1と位置P2との間を繰り返し往復移動する。
【0048】このように、ストップランプ13の非点灯
時には、ワイパブレード15は位置P1と位置P2との間
を繰り返し往復移動するので、対応外面S1に泥等が付
着しても、ワイパブレード15がその泥を掻き落とすこ
とにより、付着した泥がストップランプ13の点灯表示
を遮えぎりつづけてしまう不具合は生じない。また、別
に洗浄を行なう必要もない。
【0049】
【効果】この発明によれば、ストップランプが点灯すれ
ば、ワイパブレードはストップランプの点灯表示を遮ら
ない範囲を往復移動し、あるいは遮らない位置に停止さ
れるので、ワイパブレードはストップランプの点灯表示
を遮らないこととなる。
【0050】また、ストップランプの非点灯時には、点
灯表示を遮る範囲も移動するので、その範囲に泥等が付
着しても、ワイパブレードがその泥を掻き落とすことに
より、付着した泥がストップランプの点灯表示を遮えぎ
りつづけてしまうという不具合は生じない。また、別に
洗浄を行なう必要もない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係わるワイパの制御系の構成を示し
た回路図、
【図2】この発明に係わるワイパを車両に取付けた状態
を示した斜視図、
【図3】ワイパブレードの払拭範囲を示した説明図、
【図4】ワイパブレードを回転させる駆動機構を示した
説明図、
【図5】他の実施例のワイパブレードと回転板との関係
を示した説明図、
【図6】他の実施例のワイパの制御系の構成を示した回
路図、
【図7】ワイパブレードの位置関係を示した説明図、
【図8】回転板の位置とリレーとの関係を示した説明
図、
【図9】ワイパブレードの位置関係を示した説明図、
【図10】回転板と接点との位置関係を示した説明図、
【図11】回転板の位置とリレーとの関係を示した説明
図、
【図12】回転板の位置とリレーとの関係を示した説明
図、
【図13】従来のワイパを示した説明図である。
【符号の説明】
11 リヤウインドパネル 13 ストップランプ 14 ワイパ装置 15 ワイパブレード 60 制御回路(制御手段) S 所定範囲 S1 対応外面

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リヤウインドパネルの縁部側の内面と対
    向する車室内に、ブレーキを作動させているとき点灯す
    るストップランプを設けた車両であって、前記ストップ
    ランプと対応する対応外面を含む所定の範囲内でワイパ
    ブレードにより前記リヤウインドパネルの外面を払拭す
    る車両用リヤワイパ装置において、 前記ワイパブレードの往復移動中、前記ストップランプ
    が点灯したとき、該ワイパブレードを前記対応外面以外
    の範囲で往復移動させる制御手段を設けたことを特徴と
    する車両用リヤワイパ装置。
  2. 【請求項2】 リヤウインドパネルの縁部側の内面と対
    向する車室内に、ブレーキを作動させているとき点灯す
    るストップランプを設けた車両であって、前記ストップ
    ランプと対応する対応外面を含む所定の範囲内でワイパ
    ブレードにより前記リヤウインドパネルの外面を払拭す
    る車両用リヤワイパ装置において、 前記ワイパブレードの往復移動中、前記ストップランプ
    が点灯したとき、該ワイパブレードを前記対応外面以外
    の位置で停止させる停止手段を設けたことを特徴とする
    車両用リヤワイパ装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、ワイパブレードが前記
    対応外面内を前記リヤワイパパネルの縁部に向かって移
    動している際に前記ストップランプが点灯したとき、該
    ワイパブレードをその点灯時における位置で反転させ、
    ワイパブレードが前記対応外面以外の範囲内を前記縁部
    に向かって移動している際に前記ストップランプが点灯
    したとき、前記対応外面とこの対応外面以外の範囲との
    境界位置で該ワイパブレードを反転させる反転手段を備
    えていることを特徴とする請求項1の車両用リヤワイパ
    装置。
  4. 【請求項4】 前記停止手段は、ストップランプが点灯
    したときワイパブレードを前記対応外面とこの対応外面
    以外の範囲との境界位置で停止させることを特徴とする
    請求項2の車両用リヤワイパ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO1996025311A1 (de) * 1995-02-15 1996-08-22 Itt Automotive Europe Gmbh Anordnung eines optischen regensensors
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CN105073497B (zh) * 2013-02-12 2017-08-04 标致·雪铁龙汽车公司 车辆的后车窗玻璃的擦拭装置和警报图像的显示装置

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