JPH0513923U - 果物の展示及び搬送箱 - Google Patents

果物の展示及び搬送箱

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JPH0513923U
JPH0513923U JP6737691U JP6737691U JPH0513923U JP H0513923 U JPH0513923 U JP H0513923U JP 6737691 U JP6737691 U JP 6737691U JP 6737691 U JP6737691 U JP 6737691U JP H0513923 U JPH0513923 U JP H0513923U
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JP
Japan
Prior art keywords
box
plate
plates
canopy
gable
Prior art date
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Pending
Application number
JP6737691U
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English (en)
Inventor
久雄 田村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Dai Nippon Printing Co Ltd filed Critical Dai Nippon Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は果物を収納する箱であって、特に展
示箱として使用する外に、その後で手提箱としても使用
することが出来る箱を目的としている。 【構成】 側板2,4、妻板3,5及び底板6,7等よ
り構成されるケース状の箱であって、該側板2の上縁に
傾斜板8、天蓋板9及び手提穴10を有する取手片11
を順に連設し、妻板3,5の上縁に傾斜板12及び切溝
14を有する天蓋板13を順に連設して形成し、更に前
記傾斜板8,12と天蓋板9,13とを夫々箱内に折り
込んだり、或いはこれ等で箱の開口部を被蓋し得るよう
に構成した果物の展示及び搬送兼用の箱の構造である。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、特にメロン等の果物を安定した状態で収納させながら展示販売する ことが出来、かつ販売された果物はそのまま包み込むことによって体裁の良い手 提箱にすることが出来る展示搬送兼用の箱を提供するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、メロン等の高級果物は、出荷されるに当たって、一個ずつ桐箱或いは段 ボール箱等に収納されたり、或いは仕切枠等で仕切られた大きな箱の中に複数個 が一緒に収納され、更に果物と箱との隙間には、発泡材等の緩衝材が充填されて 出荷されていた。 従って、商店等でこれを販売するに当たっては、箱の蓋を開き、且つ箱内の緩 衝材を除去して果物の上部を露出した状態で、展示販売していた。 また、販売された果物は、再び発泡材等の緩衝材で包まれた後で蓋をされ、か つ箱には紐掛けや、吊下具等が取り付けられてから顧客に手渡されていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
然るに、前述の従来の容器では、果物を保護する為の緩衝材を大量に必要とす ると共に、果物を展示販売する際には、容器の蓋とこれ等の緩衝材とを除去しな ければならず、作業が繁雑である問題があった。 また、一旦販売した果物は、再度緩衝材と蓋とで包み、更に箱全体に紐掛けを したり、場合によっては吊下具を別に取り付けて、手提式箱としなければならず 、多くの資材を必要とし、しかも販売業者及び消費者に無駄な手間と費用とを負 担せしめる等の問題があった。
【0004】 本件出願人は、前述の従来の問題点を改善する為に、既に次のような考案を開 発している。即ち、この考案は、箱内に折り込むことによって、果物を周りから 保持し得る蓋兼用の折込板を箱の上縁に連設し、この折込板を果物の緩衝材とし て使用すると共に、蓋として使用することが出来る箱の考案であり、既に実用新 案登録出願(実願平2−128661号)をしている。本考案は、前述の考案を 更に発展させ、箱を手提式の搬送箱としても使用することが出来るようにした全 く新規な技術を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、前述の従来の問題点に鑑み開発された技術であって、その要旨は側 縁に貼着片を有する側板,妻板,側板及び妻板が折曲線を介して順に連設され、 かつこれ等の側板及び妻板の下縁に夫々底板が連設されたケース状の箱に於いて 、前記複数の側板の夫々の上縁には箱内に折り込むことが可能な傾斜板,天蓋板 及び手提穴を有する取手片が順に連設され、また前記複数の妻板の夫々の上縁に は箱内に折り込むことが可能な傾斜板及び前記取手片を挿通し得る切溝を有する 天蓋板が順に連設されて構成されているものである。
【0006】
【作用】
本考案に係る箱に於いては、複数の側板と及び妻板とに、夫々箱内に折り込む ことが可能な傾斜板と天蓋板とを夫々連設したもので、これ等の傾斜板と天蓋板 とを夫々箱内に折り込むことによって、傾斜板と天蓋板とを、箱内に収納する果 物の緩衝材として使用することが出来、これによって果物を安定させて保護し、 従来の多量な緩衝材等を不要とすることが出来る。
【0007】 箱内に折り込まれた傾斜板と天蓋板とは、箱内で傾斜させて融通性及び弾力性 を持たせることが出来るので、これによって、サイズの異なる果物でもそのまま 安定した状態で保持することが出来る。 本考案に係る箱に於いては、一方の天蓋板には取手片を連設し、他方の天蓋板 にはこの取手片が挿通し得る切溝を穿設したので、販売された果物は、これ等の 傾斜板及び天蓋板等で完全に被覆されると共に、前記取手片を組立てることによ って、手提箱を簡単に組立構成することが出来る。
【0008】
【実施例】
図により、本考案に係る箱の一実施例を具体的に説明すると、図1は本考案に 係る箱の組立後の斜視図、図2はその箱のブランク板の平面図、図3は組立途中 の斜視図、図4は本考案に係る箱を展示箱として使用する状態の斜視説明図、図 5は図4に於けるA−A或いはB−B断面図、図6は果物を収納した状態の斜視 説明図である。
【0009】 図2に於いて、Aは本考案に係る箱のブランク板である。貼着片1、側板2、 妻板3、側板4及び妻板5が夫々縦折曲線を介して左右方向に順に連設されてい る。また、前記側板2,4及び妻板3,5の下縁には夫々従来公知のオートボト ム式(自動折畳式)底板6,7が夫々横折曲線を介して連設されている。 前記側板2,4の上縁には、夫々箱内に折り込むことが可能な傾斜板8、前記 妻板3,5の左右幅のほぼ2分の1の高さを持った天蓋板9、及び手提穴10を 有する取手片11が順に横折曲線を介して連設されている。
【0010】 前記妻板3,5の上縁には、夫々箱内に折り込むことが可能な傾斜板12、前 記側板2,4の左右幅より少し小さい高さを持った幅広の天蓋板13が順に横折 曲線を介して連設されている。この天蓋板13の中央部には縦方向に、切溝14 が穿設され、この切溝14には前記取手片11が挿通し得るように構成されてい る。 上記実施例に於いて、傾斜板8,12の下端部には、これ等の傾斜板8,12 を箱内に折り込んだ際に、箱の上縁に厚みを出す為の第1横折曲線aが夫々設け られている。
【0011】 かつ、傾斜板8の下部には、前述の第1横折曲線aと平行に2本の第2横折曲 線b,cが下方から順に設けられ、これによって傾斜板8の箱内の折込角度を変 化させ、収納する果物のサイズの差異に対応させることが出来るよう構成されて いる。更に、傾斜板12の上縁部にも、前記第2横折曲線b,cと同様な第3横 折曲線dが設けられている。
【0012】 本考案に係る箱の組立構成に当たっては、図3に示す如く、従来のケース箱と 同様に、貼着片1を妻板5に貼着して全体を筒状に形成した後、底板6,7を順 に折り曲げることによって、箱の底部を構成することが出来る。 次に、本考案の箱を展示箱として使用する場合には、図4乃至図6に示す如く 、両側の傾斜板12及び天蓋板13を夫々箱の内方に順に折り込み、傾斜板12 を箱内で傾斜させると共に、天蓋板13を箱の内底面に積層させる。
【0013】 続いて、今度は傾斜板8、天蓋板9及び取手片11を夫々箱の内方に順に折り 込み、傾斜板8を箱内で傾斜させると共に、天蓋板9と取手片11とを、夫々前 述の如く折り込まれた天蓋板13上に積層させる。 この状態でメロン等の果物Gを箱内に収納すると、果物Gは、前述の如く箱内 に折り込まれた傾斜板8,12、天蓋板9,13、及び取手片11等によって箱 内で浮き上がった状態で保持される。
【0014】 前記傾斜板8,12には、前述の通り、第1横折曲線aの他に、第2横折曲線 b,c、或いは第3横折曲線dが設けられているので、これ等の傾斜板8,12 には箱内に於いて、図5に示すように所定の形状に湾曲し、これによって果物G をソフトに保持することが出来、かつサイズの異なる果物Gも夫々安定した状態 で融通性を持って保持することが出来る。果物Gは図6に示すような状態で、展 示しながら販売することが出来る。 図6に於けるBは大箱であって、前記箱に個々に収納された果物Gを複数個収 納することが出来るように構成されている。
【0015】 本考案に係る箱を搬送箱として使用する場合には、図3及び図1に示す如く、 箱内に折り込まれていた傾斜板8,12、天蓋板9,13、及び取手片11を外 方に引き出し、箱内に果物Gを収納した後で、果物Gの上部を傾斜板8,12と 天蓋板9,13とで被覆した後、取手片11を天蓋板13の切溝14に挿通する ことによって、2個の取手片11で取手を組み立て、これによって手提箱を構成 することが出来る。
【0016】 この様に構成された手提箱は、前述の如く、傾斜板8,12の夫々の所定位置 に数本の横折曲線a,b,c,dが設けられているので、傾斜板8,12にはこ の横折曲線a,b,c,dの作用で自在に折り曲がり、これによって箱内に収納 した果物Gを上側方からぴったりと包み込み、安定せしめることが出来る。
【0017】
【考案の効果】
本考案に係る箱は、上述の如き構造と作用とを有するので、傾斜板、天蓋板、 及び取手片を箱内に折り込んだ場合には、これ等の傾斜板、天蓋板等で箱内に収 納された果物を周りからソフトに保持することが出来、これによって果物を安定 した状態で保護することが出来る。 従って、従来のような発泡材等の緩衝材を全く不要とすることが出来る。 更に、前記傾斜板に折曲線を設けた場合には、サイズの異なる果物にもより一 層自在に対応させることが出来る。 また、本考案に係る箱は、一対の天蓋板に取手片を連設し、他の一対の天蓋板 に切溝を設けたので、箱内に収納された果物を傾斜板と天蓋板とで被蓋した後、 蓋部の上方に取手を簡単な操作で組み立てることが出来、これによって体裁の良 い手提箱を構成することが出来る等の特徴を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る箱の組立後の斜視図である。
【図2】前記箱のブランク板の平面図である。
【図3】前記箱の組立途中の斜視図である。
【図4】本考案に係る箱を展示箱として使用する状態の
斜視説明図である。
【図5】図4に於けるA−A或いはB−B断面図であ
る。
【図6】果物を収納した状態の斜視説明図である。
【符号の説明】
A…ブランク板 B…大箱 G…果物 1…底板 2,4…側板 3,5…妻板 6,7…底板 8,12…傾斜板 9,13…天蓋板 10…手提穴 11…取手片 14…切溝 a,b,c,d…横折曲線

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 側縁に貼着片を有する側板,妻板,側板
    及び妻板が折曲線を介して順に連設され、かつこれ等の
    側板及び妻板の下縁に夫々底板が連設されたケース状の
    箱に於いて、前記複数の側板の夫々の上縁には箱内に折
    り込むことが可能な傾斜板,天蓋板及び手提穴を有する
    取手片が順に連設され、また前記複数の妻板の夫々の上
    縁には箱内に折り込むことが可能な傾斜板及び前記取手
    片を挿通し得る切溝を有する天蓋板が順に連設されて構
    成されていることを特徴とした果物の展示及び搬送箱。
JP6737691U 1991-07-31 1991-07-31 果物の展示及び搬送箱 Pending JPH0513923U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004299237A (ja) * 2003-03-31 2004-10-28 Kokuyo Co Ltd ボックスファイル

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2004299237A (ja) * 2003-03-31 2004-10-28 Kokuyo Co Ltd ボックスファイル

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