JPH05138424A - 転削工具 - Google Patents
転削工具Info
- Publication number
- JPH05138424A JPH05138424A JP3302188A JP30218891A JPH05138424A JP H05138424 A JPH05138424 A JP H05138424A JP 3302188 A JP3302188 A JP 3302188A JP 30218891 A JP30218891 A JP 30218891A JP H05138424 A JPH05138424 A JP H05138424A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tool body
- chip
- tool
- cutting
- chips
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23Q—DETAILS, COMPONENTS, OR ACCESSORIES FOR MACHINE TOOLS, e.g. ARRANGEMENTS FOR COPYING OR CONTROLLING; MACHINE TOOLS IN GENERAL CHARACTERISED BY THE CONSTRUCTION OF PARTICULAR DETAILS OR COMPONENTS; COMBINATIONS OR ASSOCIATIONS OF METAL-WORKING MACHINES, NOT DIRECTED TO A PARTICULAR RESULT
- B23Q11/00—Accessories fitted to machine tools for keeping tools or parts of the machine in good working condition or for cooling work; Safety devices specially combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, machine tools
- B23Q11/0042—Devices for removing chips
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23C—MILLING
- B23C5/00—Milling-cutters
- B23C5/006—Details of the milling cutter body
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23C—MILLING
- B23C2250/00—Compensating adverse effects during milling
- B23C2250/08—Compensating adverse effects during milling compensating centrifugal force
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Auxiliary Devices For Machine Tools (AREA)
- Milling Processes (AREA)
Abstract
する。 【構成】 工具本体2のチップ装着穴3内に配置された
切刃チップ6のすくい面6aの前方にチップポケット1
5を設ける。チップポケット15の壁面15aから工具
本体2の外周面2bに向かって切屑排出孔16を形成す
る。 【効果】 工具本体2の回転に伴う遠心力で切屑が切屑
排出孔16から工具本体2の径方向外方へ排出される。
Description
やエンドミルなどの転削工具に係り、なかでも切刃チッ
プが工具本体の先端部内周側に配置された転削工具に関
する。
て、例えば特公平3−5925号公報に開示されている
ように、円盤状の工具本体の軸線方向一端側の中心部に
該工具本体の軸線方向他端側へ陥没する凹所が形成さ
れ、この凹所の内周壁部に、複数の切刃チップが周方向
へ適宜間隔をおいて着脱自在に取り付けられてなる、い
わゆる内周刃式の正面フライスが知られている。そし
て、この種の内周刃式正面フライスでは、工具本体が軸
線回りに回転せしめられるとともに工具本体と被削材と
の間に工具本体の径方向への相対運動が与えられ、これ
により各切刃チップの切刃が被削材に切り込まれて被削
材が平面加工されてゆく。
来の内周刃式正面フライスでは、工具本体の凹所の内周
壁部に切刃チップが設けられているため、切刃チップの
すくい面に沿って成長する切屑が凹所内に封じ込めら
れ、切屑の噛込みによる切刃の欠損や加工面の損傷が生
じ易いという欠点があった。この発明は、このような背
景の下になされたもので、切屑の排出性が良好で切刃欠
損や加工面損傷などの欠陥が生じにくい転削工具を提供
することを目的とする。
にこの発明の請求項1記載の転削工具は、工具本体に、
一端が工具本体の外周面に開口し、他端側が工具本体に
形成された凹所の内周壁部の表面に開口する切屑排出孔
を形成したものである。なお、ここでいう転削工具に
は、正面フライスの他、エンドミルや側フライスなど、
工具本体をその軸線回りに回転させて切削加工を行う構
成のあらゆる切削工具が含まれる。
1記載の転削工具において、工具本体に切刃チップと同
数の切屑排出孔を設ける一方で、工具本体の凹所の内周
壁部に、切刃チップのすくい面の前方に位置して工具本
体の外周側へ陥没するチップポケットを形成し、このチ
ップポケットの壁面に上記切屑排出孔を開口させたもの
である。そして、請求項3記載の転削工具は、請求項2
記載の転削工具において、チップポケットの壁面を当該
壁面の両端から中央に向かうほど大きく陥没する湾曲面
に形成したものである。
すくい面に沿って成長する切屑は、工具本体の回転に伴
う遠心力によって凹所の内周壁部の表面に押し付けられ
つつ内周壁部の表面を滑って切屑排出孔に導かれる。そ
して、切屑排出孔に達した切屑は工具本体の回転に伴う
遠心力によって切屑排出孔内を工具本体の外周側へ向か
って移動し、該切屑排出孔から工具本体の外方へと排出
される。
成される切屑が凹所内に散らばることなくチップポケッ
ト内に拘束されて切屑排出孔に導かれるので、切屑が迅
速かつ確実に切屑排出孔から排出される。そして、請求
項3の転削工具では、チップポケットの壁面の湾曲形状
に沿って切屑が丸め込まれた上で切屑排出孔に導かれる
ので、切屑の排出が一層容易になされる。
説明する。図1〜図3に示すように、本実施例に係る内
周刃式正面フライス1は、工具鋼等の金属材料からなる
円盤状の工具本体2を備え、この工具本体2の先端部に
当該工具本体2の先端面2aから円筒状に陥没するチッ
プ装着穴(凹所)3がその軸線を工具本体2の軸線Xに
一致させて形成され、このチップ装着穴3の内周壁部4
に当該内周壁部4の表面4a及び工具本体2の先端面2
aに開口する複数のチップ取付溝5…が周方向へ等間隔
をおいて形成され、これらチップ取付溝5に、超硬合金
などの硬質材料を正方形平板状に形成してなる切刃チッ
プ6…が、それぞれのすくい面6aを工具本体2の回転
方向(図2の矢印A1方向)に向け、かつそれぞの主切
刃7及び副切刃8を内周壁部4の表面4a及び工具本体
2の先端面2aから僅かに突出させて配設され、これら
切刃チップ6がクランプ機構10によってチップ取付溝
5内に強固に固定されて概略構成されている。
6を収納する凹部11aが設けられたサポータ11と、
上端側から下端側へ向かうに従って次第に接近する一対
の壁面12a、12bを備えた楔部材12と、一端側に
雄ネジ部13aが形成され、他端側に雄ねじ部13aと
逆方向に捩れる逆ネジ部13bが形成されたクランプネ
ジ13とを有してなるもので、クランプネジ13の雄ね
じ部13aを工具本体2のネジ穴14に螺合させるとと
もに、逆ネジ部13bを楔部材12のネジ穴12cと螺
合させて楔部材12をその下端側(壁面12a、12b
の間隔の狭い側)が工具本体2の径方向外周側を向くよ
うに保持する一方で、サポータ11を、その下面11b
及び側面11c、11dをチップ取付溝5の着座面5a
及び壁面5b、5cに当接させつつボルト10aで固定
し、この後、サポータ11の凹部11aに切刃チップ6
を挿入し、クランプネジ13をその雄ねじ部13aが工
具本体2の外周側へ移動するように回転させて楔部材1
2をチップ取付溝5の壁面5b側へ引き寄せ、これによ
り楔部材12の壁面12a、12bを切刃チップ6のす
くい面6a及びチップ取付溝5の楔支持面5dと強固に
密着させて切刃チップ6をチップ取付溝5の着座面5a
側へ押し付けるようになっている。
aと螺合する工具本体2のネジ穴14は工具本体2の外
周面2bに開口せしめられ、また、クランプネジ13の
雄ねじ部13aの端面側には断面多角形状のレンチ穴1
3cが形成されている。これは、クランプネジ13を回
転させるための作業用レンチ(図示略)を工具本体2の
外周側からクランプネジ13と嵌合させて、クランプネ
ジ13を工具本体2の外周側から操作可能とし、これに
よりクランプ作業を容易化するためである。
ップ6のすくい面6aの前方に位置して工具本体2の外
周側へ陥没するチップポケット15が形成されている。
これらチップポケット15は、切刃チップ6のすくい面
6aに沿って延びる切屑を丸め込んで分断を促進するた
めに設けられるもので、それぞれの壁面15aは工具本
体2の先端面2a側から見たときに工具本体2の外周側
へ円弧状に陥没する湾曲面に形成されている。ここで、
楔部材12の上面12dも湾曲面に形成されてチップポ
ケット15の壁面15aの一部を構成している。そし
て、これらチップポケット15の壁面15aは、本実施
例におけるチップ装着穴3の内周壁部4の表面4aの一
部を構成する。
の略径方向に延在する切屑排出孔16が切刃チップ6と
同数形成されている。そして、これら切屑排出孔16の
外周側の端部は工具本体2の外周面2bに開口せしめら
れ、他方、切屑排出孔16の内周側の端部はチップポケ
ット15の壁面15aのうち特に楔部材12の上面12
dよりも工具本体2の軸線方向後端側に寄った部分に開
口せしめられている。なお、図1及び図2において符号
17は工具本体2をアーバ(図示略)と連結するための
ボルト孔、18はアーバの端面と密着するボス面であ
る。
スの作用を図4及び図5を参照しつつ説明する。図4及
び図5は、本実施例の正面フライス1によってワークW
のボスBの周囲にフランジFを加工する状況を示すもの
で、工具本体2をその軸線Xの回りに回転させつつ、工
具本体2を、軸線X方向からの平面視で、その回転中心
P0が被削材WのボスBの中心P1の回りに直径L1の円
弧軌跡C1を描くように、被削材Wに対して相対運動さ
せることにより、切刃チップ6の主切刃7及び副切刃8
をボスBの外周に沿って移動させて所望のフランジFを
加工する。なお、図4における円弧C2は、工具本体2
の軸線Xを中心とする主切刃7の回転軌跡を示す。
すくい面6aに沿って成長する切屑は、チップポケット
15の壁面15aを構成する楔部材12の上面12dに
導かれ、該上面12dの湾曲に倣って丸め込まれる。続
いて、適当な曲率で丸め込まれた切屑は、工具本体2の
回転に伴う遠心力を受けて壁面15aに押し付けられつ
つ切刃7、8で新たに生成される切屑によって工具本体
2の後端側へ押し出されて切屑排出孔16の開口端に導
かれる。そして、切屑排出孔16に導かれた切屑は工具
本体2の回転に伴う遠心力によって切屑排出孔16内を
工具本体2の径方向外周側へ移動し、さらには切屑排出
孔16の工具本体外周面2b側の開口端から工具本体2
の径方向外方へ排出される。
よれば、切刃7、8で生成された切屑がチップ装着穴3
の内部に封じ込められることなく切屑排出孔16を介し
て工具本体2の径方向外方へ排出されるので、切屑の噛
込みによる切刃7、8の欠損や加工面の損傷といった欠
陥の発生が抑制され、この結果、工具寿命や加工面の品
位が向上する。また、特に本実施例では各切刃チップ6
と同数の切屑排出孔16を設けて、これらをすくい面6
aの前方に位置するチップポケット15に開口させてい
るので、切刃7、8で生成された切屑がチップ装着穴3
内に散らばることなくチップポケット15内に拘束され
て切屑排出孔16内に導かれるので、切屑が迅速かつ確
実に切屑排出孔16から排出される。そして、チップポ
ケット15の壁面15aを湾曲面とすることによって切
屑排出孔16に達する以前に切屑を丸め込んでいるの
で、切屑排出孔16を切屑が通過する際の抵抗も小さく
て切屑の排出が一層容易になされる。
は、被削材の材質によっては湾曲面とする必要がないこ
と勿論である。また、切屑排出孔16の個数も、切刃チ
ップ6と同数する必然性はなく、切削体積が微小な場合
などには、数個の切刃チップ6毎に一つの切屑排出孔1
6を設けるようにしても良い。さらに、本実施例では複
数の切刃チップ6が着脱自在に取り付けられたスローア
ウェイ式の正面フライスを例に挙げているが、単刃式の
転削工具や切刃チップをロウ付けしたロウ付け式転削工
具、あるいは切刃チップを工具本体と一体成形したソリ
ッド式の転削工具にも当然に応用可能である。
刃式正面フライスでボスBの周囲にフランジFを形成し
た場合には、工具本体の外周側に切刃チップを設けた外
周刃式正面フライスで同一形状を加工する場合に比して
切削所用時間を短縮し得る可能性があり、以下この点を
説明する。図4及び図5に示すように、内周刃式正面フ
ライス1でフランジFを形成する場合、フランジFの最
小外接円Cの直径をd0、主切刃7の回転中心P0に関す
る回転軌跡C2の直径をD1、フランジFの内径をdとす
れば、切削時に工具本体2の回転中心P0が被削材Wの
ボス中心P1の回りに描く回転軌跡C1の周長L1は、 L1=π・(D1−d) ……(a) で与えられる。なお、主切刃7の旋回径D1はd0よりも
大きい範囲で刃数に応じて設定される。
体20の外周側に切刃チップ6が取り付けられた外周刃
式正面フライス21でフランジFを加工した場合、切刃
チップ6の主切刃7が工具本体20の回転中心P0の回
りに描く回転軌跡C3の直径をD2とすれば、切削時に工
具本体20の回転中心P0が被削材Wのボス中心P1の回
りに描く回転軌跡C4の周長L2は、 L2=π・(D2+d) ……(b) となる。なお、D2は切刃チップ6の枚数に応じて決定
される。
を満たす範囲であれば、内周刃式正面フライス1を用い
る上記実施例の方が被削材Wに対するフライスの相対移
動量が少なくて済み、この結果切削所用時間が減少する
のである。
削工具によれば、切刃チップのすくい面に沿って成長す
る切屑を工具本体の回転に伴う遠心力を利用して切屑排
出孔から工具本体の外周へ排出させることができるの
で、工具本体の凹所内での切屑の滞留に起因する切屑の
噛込みを防止して切刃の欠損や加工面の損傷などの欠陥
を抑制することができるという優れた効果が得られる。
また、請求項2記載の転削工具によれば、チップポケッ
トに排出された切屑が当該チップポケット内に拘束され
つつ切屑排出孔に導かれて迅速かつ確実に切屑排出孔か
ら排出されるので、切屑の噛込み等が発生するおそれが
一層減少する。さらに、請求項3記載の転削工具によれ
ば、チップポケットの壁面の湾曲形状に沿って切屑が丸
め込まれた上で切屑排出孔に導かれるので、切屑の排出
が一層容易になされる。
断面図である。
工の一例を示す平面図である。
見た図である。
を示す平面図である。
見た図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 工具本体の軸線方向一端部に、当該工具
本体の軸線方向他端側へ陥没する凹所が形成され、この
凹所の内周壁部に少なくとも一の切刃チップが取り付け
られてなる転削工具において、 上記工具本体に、一端が工具本体の外周面に開口し、他
端側が上記凹所の内周壁部の表面に開口する切屑排出孔
を形成したことを特徴とする転削工具。 - 【請求項2】 上記工具本体に上記切刃チップと同数の
切屑排出孔が設けられる一方で、上記工具本体の上記凹
所の内周壁部には上記切刃チップのすくい面の前方に位
置して当該工具本体の外周側へ陥没するチップポケット
が形成され、これらチップポケットの壁面に上記切屑排
出孔が開口していることを特徴とする請求項1記載の転
削工具。 - 【請求項3】 上記チップポケットの壁面が、当該壁面
の両端から中央に向かうほど大きく陥没する湾曲面に形
成されていることを特徴とする請求項2記載の転削工
具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3302188A JP2948962B2 (ja) | 1991-11-18 | 1991-11-18 | 転削工具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3302188A JP2948962B2 (ja) | 1991-11-18 | 1991-11-18 | 転削工具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05138424A true JPH05138424A (ja) | 1993-06-01 |
JP2948962B2 JP2948962B2 (ja) | 1999-09-13 |
Family
ID=17905997
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3302188A Expired - Fee Related JP2948962B2 (ja) | 1991-11-18 | 1991-11-18 | 転削工具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2948962B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2540425A1 (de) * | 2011-07-01 | 2013-01-02 | Ledermann GmbH & Co. KG | Bearbeitungswerkzeug für die zerspanende Bearbeitung von Werkstoffen |
-
1991
- 1991-11-18 JP JP3302188A patent/JP2948962B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2540425A1 (de) * | 2011-07-01 | 2013-01-02 | Ledermann GmbH & Co. KG | Bearbeitungswerkzeug für die zerspanende Bearbeitung von Werkstoffen |
EP3103575A1 (de) | 2011-07-01 | 2016-12-14 | Ledermann GmbH & Co. KG | Bearbeitungswerkzeug für die zerspanende bearbeitung von werkstoffen |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2948962B2 (ja) | 1999-09-13 |
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