JPH05137102A - 画像記憶装置 - Google Patents

画像記憶装置

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JPH05137102A
JPH05137102A JP3294384A JP29438491A JPH05137102A JP H05137102 A JPH05137102 A JP H05137102A JP 3294384 A JP3294384 A JP 3294384A JP 29438491 A JP29438491 A JP 29438491A JP H05137102 A JPH05137102 A JP H05137102A
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Hiroaki Kitazawa
宏明 北沢
Daisuke Nagai
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Mitsumi Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 テレビジョン信号の1フレームの画像を記憶
する画像記憶装置に関し、汎用のDRAMを使用した、
画質を損なうことのない小型で安価な装置を構成する。 【構成】 保持手段1は、ディジタル画像データDp を
所定時間τ保持してディジタル画像データDp(τ) を出
力する。切り換え手段2は、ディジタル画像データDp
およびDp(τ) を、信号生成手段4よりの制御信号CTL
により切り換えて記憶手段3に入力データDinとして出
力する。信号生成手段4は、アドレスデータDadとクロ
ック信号CK と制御信号CTLとを生成する。記憶手段3
は、アドレスデータDadをクロック信号CK により取り
込んで入力データDinをアドレスデータDadにより指定
される複数の記憶番地に順次記憶する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は画像記憶装置に係り、特
にテレビジョン信号の1フレームの画像を記憶する画像
記憶装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、テレビジョン信号の1フレー
ムの映像信号をアナログ−ディジタル変換した画像デー
タをメモリ(記憶手段)に記憶する画像記憶装置が知ら
れており、メモリとしては、映像信号の1水平走査期間
データを保持してメモリセルに出力するバッファ回路を
内部に有し記憶番地(アドレス)の列アドレスの切り換
えを高速で行える画像専用のSRAM(スタチック・ラ
ンダム・アクセス・メモリ)が使用されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来の画
像記憶装置では、画像データ専用のSRAMは記憶容量
が小さいため、たとえばテレビジョン信号の1フレ−ム
の映像信号を記憶するのに256KビットのSRAMを
5個乃至8個使用していた。また、SRAMは1ビット
当たりの素子数が多く比較的大きいため、装置の小型化
が困難であった。さらに、画像データ専用のSRAMは
大変に高価であり製造コストが高くなる欠点があった。
【0004】また、装置を安価に構成するために記憶手
段として汎用のDRAM(ダイナミック・ランダム・ア
クセス・メモリ)を使用すると、記憶番地の切り換え速
度が遅いために、記憶番地の切り換え時に画像データの
一部が失われて画質を損なう問題があった。
【0005】上記の点に鑑み本発明では、汎用のDRA
Mを使用して、画質を損なうことなく小型で安価に構成
出来る画像記憶装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の問題を解決するた
めに本発明では、図1に示す原理図のとおりに構成し
た。
【0007】すなわち、アドレスデータDadとクロック
信号CK と制御信号CTLとを生成する信号生成手段4
と、ディジタル画像データDp を所定時間τ遅延して出
力する遅延手段1と、アドレスデータDadをクロック信
号CK により取り込んで入力データDinをアドレスデー
タDadにより指定される複数の記憶番地に順次記憶する
記憶手段3と、ディジタル画像データDp を記憶手段3
の前回の記憶番地に入力データDinとして記憶した後遅
延手段1よりのディジタル画像データDp(τ)を記憶手
段3の今回の記憶番地に入力データDinとして記憶する
ようディジタル画像データDp と遅延手段1よりのディ
ジタル画像データDp(τ)とを制御信号C TLにより切り
換えて記憶手段3に出力する切り換え手段2とにより構
成した。
【0008】
【作用】上記構成の本発明によれば、切り換え手段2
は、ディジタル画像データDp および遅延手段1により
所定時間τ遅延されたディジタル画像データDp(τ)
を、信号生成手段4よりの制御信号CTLにより切り換え
て出力するよう作用する。
【0009】すなわち、ディジタル画像データDp が、
信号生成手段4よりのアドレスデータDadをクロック信
号CK により取り込んでアドレスデータDadにより指定
される記憶手段3の前回の記憶番地に記憶された後、遅
延手段1よりのディジタル画像データDp(τ)が、信号
生成手段4より出力される制御信号CTLにより切り換え
手段2により切り換えられて記憶手段3の今回の記憶番
地に記憶されるよう作用する。
【0010】
【実施例】図2は本発明の一実施例のブロック図であ
る。
【0011】本発明になる画像記憶装置は、NTSC方
式標準テレビジョン信号を静止画ディジタル画像データ
として取り込み、縮小、拡大等演算処理した画像データ
を複写機に転送するものである。
【0012】図2において、入力端子11に入来するN
TSC方式標準テレビジョン信号は、1HYC分離回路
13により輝度信号Y1 と色信号C1 とに分離されてス
イッチ回路14に入力される。スイッチ回路14にはま
た、入力端子12よりの輝度信号Y2 と色信号C2 とが
入力されており、いずれか所望の輝度信号と色信号をス
イッチ回路14により選択して出力するよう構成されて
いる。
【0013】スイッチ回路14より出力された輝度信号
Yは、AGC回路15により所定のレベルとされてデコ
ード回路16および同期分離回路25に入力される。デ
コード回路16にはまた、スイッチ回路14よりの色信
号Cが入力されている。デコード回路16は、輝度信号
Yと色信号Cとをデコードして、原色信号R,G,Bを
出力する。同期分離回路25は、AGC回路15よりの
輝度信号Yから複合同期信号Csを分離してゲートアレ
イ22に出力する。
【0014】上記の如く原色信号R,G,Bとされたテ
レビジョン信号は、スイッチ回路17を介してLPF
(ローパスフィルタ)回路18により帯域制限された
後、エンコード回路19によりNTSC方式標準テレビ
ジョン信号とされて出力端子20にモニタ信号として出
力される。
【0015】一方、画像取り込みスイッチにより、記憶
手段であるメモリ回路24に1フレームの静止画ディジ
タル画像データが書き込まれる。すなわち、LPF回路
18により帯域制限されたR,G,B信号は、AD(ア
ナログ−ディジタル)変換回路21により夫々8ビット
で量子化された並列の24ビットのディジタル画像デー
タとされる。そして、遅延手段と信号生成手段と切り換
え手段とを含むゲートアレイ22により後述する所定の
タイミングでデータバス26aを介してメモリ回路24
に書き込まれる。
【0016】また、ゲートアレイ22は、メモリ回路2
4に記憶された静止画ディジタル画像データを読み出し
てDA(ディジタル−アナログ)変換回路23に出力す
る。DA変換回路23によりディジタル−アナログ変換
されたR,G,B信号は、スイッチ回路17に入力され
る。
【0017】スイッチ回路17は、入力端子11または
12よりのNTSC方式標準テレビジョン信号をデコー
ドしたR,G,B信号と、メモリ回路24よりの静止画
ディジタル画像データをディジタル−アナログ変換した
R,G,B信号とを切り換えて出力する。よって、出力
端子20には、入力端子11(または12)よりのスル
ー複合映像信号と、メモリ回路24より読み出された静
止画ディジタル画像データのいずれかが選択出力され
る。
【0018】ところで、メモリ回路24に記憶された静
止画ディジタル画像データは、演算回路27よりの制御
コマンドによりゲートアレイ22によって所定のタイミ
ングでデータバス26bを介して演算回路27に出力さ
れ、画像を縮小、或いは拡大処理された後、図示されな
い複写機に出力される。
【0019】図3は本発明の一実施例の要部のブロック
図である。
【0020】図3において、ゲートアレイ22の内部ブ
ロック構成の一部を詳細に示した。ゲートアレイ22
は、大略して、遅延手段1と、切り換え手段であるデー
タバッファ回路31と、信号生成手段であるアドレス制
御回路32と、同期制御回路33とからなる。
【0021】遅延手段1は、直列に接続されたD形フリ
ップフロップ301,302,…305 により構成され、ク
ロックパルスCp(クロック信号)に同期して順次入力
データを遅延して出力する。尚、図3では省略したが、
遅延手段1はR,G,B信号の合計24ビットのデータ
用に全部で24組用意されている。
【0022】夫々のD形フリップフロップのQ出力の遅
延時間は、クロックパルスCpの周期Tpと出力される
までのD形フリップフロップの数の積とされる。すなわ
ち、D形フリップフロップ301 のQ出力の画像データ
Dp(τ0)はクロックパルスCpの周期Tpだけ遅延さ
れ、D形フリップフロップ303 のQ出力の画像データ
Dp(τ1)は3Tpだけ遅延され、D形フリップフロップ
305 のQ出力の画像データDp(τ2)は5Tpだけ遅延
され、夫々データバッファ回路31に出力される。
【0023】本実施例では、クロック周波数を776f
H (fHは水平同期周波数15.734kHz)、すな
わち12.21MHzとした。よって、クロックパルス
Cpの周期Tpはおよそ82nsecとされている。し
たがって、D形フリップフロップ303 のQ出力の画像
データDp(τ1)はD形フリップフロップ301 のQ出力
の画像データDp(τ0)に対して2×82nsec遅延さ
れ、D形フリップフロップ305 のQ出力の画像データ
Dp(τ2)はさらに2×82nsec遅延されている。
【0024】同期制御回路33は、同期分離回路25よ
りの複合同期信号Csを入力し、画像データの書き込み
と読み出しのタイミングと、記憶番地(アドレス)を指
定するデータをアドレス制御回路32に出力する。
【0025】アドレス制御回路32は、これに基づいて
ストローブ信号であるCAS′(Column Address Strob
e )とRAS′(Row Address Strobe)、メモリ回路2
4への書き込みを制御する書き込み制御信号WE′、お
よびアドレスデータDadをメモリ回路24に、制御信号
である切り換え信号S1およびS0をデータバッファ回
路31に夫々出力する。
【0026】データバッファ回路31は、クロックパル
スCpに同期して夫々所定時間Tp,3Tp,5Tp遅
延された遅延手段1よりの画像データを切り換え信号S
1,S0により切り換えて、データバス26a1 を介し
てメモリ回路24に選択出力する。
【0027】ところで、水平595画素、垂直440画
素をサンプリングして8ビットで量子化する場合には、 595×440×8=2.0944 Mビット の容量のメモリが必要となる。
【0028】一方、メモリ回路24は1Mビット(25
6Kワード×4ビット)のDRAM6個からなり、夫々
のDRAMは列アドレス(CAS),行アドレス(RA
S)とも512で構成され、1つのアドレスに4ビット
のデータが記憶される。すなわち、メモリ容量はDRA
M1個につき、 5122 ×4=1.049 Mビット とされている。
【0029】本実施例では、R,G,B各信号について
夫々2個のDRAMを割り当て、メモリ容量は各信号に
つき、 2×5122 ×4=2.0972 Mビット とした。これにより、一つの信号を水平595画素、垂
直440画素につきサンプリングして8ビットで量子化
した画像データが記憶できる。なお、1画素についての
一つの信号の8ビットのデータの4ビットずつを、別々
のDRAMに記憶するよう構成した。
【0030】また、全メモリ容量は、 3×2×5122 ×4=6.2915 Mビット とした。
【0031】図4は、図3に示した本発明の一実施例の
要部のタイミングチャートである。図4において、
(A)はクロックパルスCp、(B)はストローブ信号
RAS′、(C)はストローブ信号CAS′、(D)は
書き込み制御信号WE′、(E)はアドレスデータ
ad、(F)は切り換え信号S0、(G)は切り換え信
号S1、(H)は画像データDp(τ0)、(I)は画像デ
ータDp(τ1)を夫々示している。
【0032】図4中、アドレスデータDadは所謂アドレ
スマルチプレクス方式によっており、列アドレスデータ
1,R2,…R512 と行アドレスデータC1,C2,…C512
とが、図4(E)に示すとおりタイミングをずらして一
本の端子から入力されている。
【0033】このアドレスデータDadは、ストローブ信
号RAS′およびCAS′の立ち下がりでメモリ回路2
4に取り込まれる。たとえば、ストローブ信号RAS′
の立ち下がりで列アドレスデータR1 が取り込まれたの
ちに、1Tp毎にストローブ信号CAS′の立ち下がり
で行アドレスデータC1,C2,…C512 が順にメモリ回路
24のDRAMに取り込まれる。また、書き込み制御信
号WE′がローレベルのときは書き込み可能であるが、
ハイレベルのときは書き込みが禁止される。
【0034】次に、図3および図4とともに、1フレー
ムの静止画像データをメモリ回路24に書き込む場合に
ついて説明する。
【0035】まず、書き込み開始時は、アドレス制御回
路32よりの切り換え信号S1,S0はともにローレベ
ルとされていて、この時データバッファ回路31はD形
フリップフロップ301 よりの画像データDp(τ0)を出
力している。
【0036】図4中時刻t0 においてストローブ信号R
AS′の立ち下がりで列アドレスデータR1 が取り込ま
れ、つづいて時刻t1 においてストローブ信号CAS′
の立ち下がりで行アドレスデータC1 が取り込まれる。
同様にして、クロック信号周期Tp 毎に時刻t2 まで行
アドレスデータC2,…C512 が順にDRAMに取り込ま
れる。
【0037】ところでこのとき、D形フリップフロップ
301 よりの画像データDp(τ0)(図4(H))は時刻
1 においては最初の水平映像期間の1番目の画素の画
像データD1 となっている。そして、時刻t1 以降時刻
2 までクロック信号周期Tp 毎に、512番目の画素
の画像データD512 までが順次出力される。
【0038】そして、夫々のアドレスデータが取り込ま
れてから所定のアクセス時間ののちに、画像データD1
から画像データD512 までの最初の水平映像期間の51
2番目の画素までの各信号の8ビットの画像データが、
4ビットずつ1MのDRAMに取り込まれる。
【0039】次に、時刻t3 において、クロックパルス
Cpの立ち上がりに同期して、ストローブ信号RAS′
およびCAS′、書き込み制御信号WE′、切り換え信
号S0がハイレベルとなる。切り換え信号S1がローレ
ベルでS0がハイレベルのときは、データバッファ回路
31はD形フリップフロップ301 よりの画像データD
p(τ0)よりも2Tp遅延されたD形フリップフロップ3
3 よりの画像データDp(τ1)(図4(I))を出力す
る。
【0040】したがって、データバッファ回路31の出
力には、時刻t3 からt4 においては511番目の画素
の画像データD511が出力されている。ところが、この
とき書き込み制御信号WE′がハイレベルとされている
ので、この画像データD511 はDRAMには取り込まれ
ない。
【0041】次に、時刻t4 において書き込み制御信号
WE′がローレベルとなり、DRAMへのデータの取り
込みが可能とされる。
【0042】つづいて、時刻t5 においては、データバ
ッファ回路31の出力にはD形フリップフロップ303
より512番目の画素の画像データD512 が出力され
る。
【0043】ストローブ信号RAS′は、時刻t5 にお
いて1.5TP なるハイレベル期間ののちにクロックパ
ルスCpに同期してローレベルとなり、列アドレスデー
タR 2 がDRAM内に取り込まれる。これにより、記憶
番地の列アドレスがR1 からR2 に切り換えられる。こ
のとき、列アドレスデータR2 はDRAMに取り込まれ
るが、行アドレスデータは取り込まれておらず、画像デ
ータD512 はDRAMに取り込まれない。
【0044】そして、これより1Tp後の時刻t6 にお
いてストローブ信号CAS′がローレベルとされて行ア
ドレスデータC1 がDRAMに取り込まれ、つづいて、
クロック信号周期Tp 毎に行アドレスデータC1,C2,…
83が順に取り込まれる。
【0045】ところで、時刻t6 においては、データバ
ッファ回路31の出力にはD形フリップフロップ303
より最初の水平映像期間の513番目の画素の画像デー
タD 513 が出力されている。そして、時刻t6 から時刻
7 までクロック信号周期Tp 毎に、最初の水平映像期
間の513番目から595番目の画素の画像データD
595 までが順次出力される。
【0046】このように、512番目までの画素の画像
データの記憶番地の行アドレスデータ…C512 が取り込
まれたのち、時刻t3 において、データバッファ回路3
1の出力は2Tp遅延されたD形フリップフロップ30
3 よりの画像データDp(τ1)を出力するよう制御信号S
0によって切り換えられる。そして、時刻t3 から2T
pのちの時刻t5 において列アドレスデータR2 が取り
込まれ、さらに時刻t 5 から1Tpのちの時刻t6 以降
クロック信号周期毎に、513番目以降の画素の画像デ
ータの記憶番地の行アドレスデータC1 …が順に取り込
まれる。
【0047】したがって、512番目の画素の画像デー
タD512 の記憶番地の行アドレスデータC512 が取り込
まれた次に取り込まれるアドレスデータは、513番目
の画素の画像データD513 の記憶番地のアドレスデータ
となり、連続した画像データが連続した記憶番地に取り
込まれる。
【0048】そして、夫々のアドレスデータが取り込ま
れてから所定のアクセス時間ののちに、画像データD
513 から画像データD595までの最初の水平映像期間の
513番目以降の画素の各信号の8ビットの画像データ
が、列アドレスR2 の行アドレスC1 からC83までの各
行に、4ビットずつ1MのDRAMに取り込まれる。
【0049】このように、1水平映像期間の595画素
分のデータを512(行)×512(列)で構成される
DRAMに連続したデータとして取り込むために、画像
データDp(τ0)と、画像データDp(τ0)に対してD形フ
リップフロップ302,303 で2Tp遅延した画像デー
タDp(τ1)とを、時刻t3 においてデータバッファ回路
31により切り換えて出力している。これにより、1水
平映像期間の595画素分のデータを2 つの列アドレス
にわたって連続したデータとしてメモリ回路24のDR
AMに取り込んでいる。
【0050】次に、時刻t8 において、RAS′、CA
S′、WE′が同時にハイレベルとなり、画像データの
書き込みが禁止される。そして、時刻t8 から98Tp
のちの時刻t9 において、切り換え信号S0がローレベ
ルとされてデータバッファ回路31の出力はD形フリッ
プフロップ301 よりの画像データDp(τ0)(図4
(H))とされる。
【0051】なお、時刻t8 から時刻t9 までの間に水
平同期信号期間が含まれており、時刻t9 においてデー
タバッファ回路31の出力を切り換えると同時にDRA
Mの記憶データがリフレッシュされる。DRAMの記憶
データのリフレッシュは、このように1水平帰線消去期
間に1度行われる。
【0052】2番目以降の1水平映像期間の595画素
分のデータも、上記と同様に2つの列アドレス、あるい
は3つの列アドレスにわたって連続したデータとしてD
RAMに取り込まれる。
【0053】すなわち、時刻t9 から80Tpのちの時
刻t10において書き込み制御信号WE′がローレベルと
なりDRAMにデータの書き込みが可能となる。そし
て、時刻t11において、ストローブ信号RAS′の立ち
下がりで列アドレスデータR2 が再び取り込まれ、つづ
いて時刻t12においてストローブ信号CAS′の立ち下
がりで行アドレスデータC84が取り込まれる。以後同様
にして、クロック信号周期Tp 毎に行アドレスデータC
85, …C512 が順にDRAMに取り込まれる。ところ
で、時刻t8 から時刻t10までの間に水平帰線消去期間
が含まれている。
【0054】このとき、D形フリップフロップ301
りの画像データDp(τ0)は、時刻t 12においては2番目
の水平映像期間の1番目の画素の画像データD1 ′とな
っている。そして、時刻t12以降クロック信号周期Tp
毎に、2番目の水平映像期間の各画素の画像データが順
次出力される。列アドレスR2,行アドレス512 には、2
番目の水平映像期間の429番目の画素の画像データが
取り込まれる。
【0055】そして、以下前回と同様に、ローアドレス
のR2 からR3 への切り換えと同時にデータバッファ回
路31の出力データが画像データDp(τ0)から画像デー
タDp(τ1)へ切り換えられ、行アドレスデータC1,…C
166 が順に取り込まれて所定のアクセス時間ののち、2
番目の水平映像期間の430番目から595番目の画素
の画像データまでが2つの列アドレスR2,R3 にわたっ
て連続したデータとしてDRAMに取り込まれる。
【0056】また、7番目の1水平映像期間のデータを
記憶する場合には、列アドレスの切り換えが2度行われ
る。すなわち、図4に示さない列アドレスR7 のときの
行アドレスデータC499 がDRAMに取り込まれてから
所定のアクセス時間ののちに、その1番目の画素の各信
号のデータが、夫々2個の1MのDRAMに取り込まれ
る。
【0057】さらに図示しない列アドレスR8 の512
全ての行アドレスに15番目から527番目の画素のデ
ータが順次取り込まれ、さらに図示しない列アドレスR
9 のときの行アドレスデータC69がDRAMに取り込ま
れてから所定のアクセス時間ののちに、その595番目
の画素の各信号のデータが取り込まれ、全部で3つの列
アドレスにわたって連続したデータとしてDRAMに取
り込まれる。
【0058】このとき、データバッファ回路31の出力
画像データは、まずDフリップフロップ301 よりの画
像データDp(τ0)からDフリップフロップ303 よりの
画像データDp(τ1)に切り換えられ、つづいてDフリッ
プフロップ305 よりの画像データDp(τ2)へと2度切
り換えられる。すなわち、列アドレスデータR7 が取り
込まれるときは制御信号S0,S1ともローレベルとな
っており、D形フリップフロップ301 よりの画像デー
タDp(τ0)が出力されている。
【0059】つぎに、列アドレスデータR8 が取り込ま
れるときはストローブ信号RAS′の立ち上がりエッジ
に同期して制御信号S0がハイレベルとされて、D形フ
リップフロップ303 よりの画像データDp(τ1)が出力
される。そして、列アドレスデータR9 が取り込まれる
ときはストローブ信号RAS′の立ち上がりエッジに同
期して制御信号S1がS0とともにハイレベルとされ
て、D形フリップフロップ305 よりの画像データDp
2)がデータバッファ回路31より順次出力され、夫
々DRAMに取り込まれる。
【0060】このようにして、テレビジョン信号の1フ
レームの映像信号の440番目までの1水平映像期間の
595画素分のデータも、同様に2つの列アドレス、あ
るいは3つの列アドレスにわたって連続したデータとし
てDRAMに取り込まれるので、記憶番地を切り換える
時に画像データの一部を失うことなく、1フレームのデ
ィジタル静止画像データをメモリ回路24に記憶するこ
とができる。
【0061】以上説明したとおり本実施例によれば、画
像データ専用のSRAMに比べて小型で安価な汎用のD
RAMを使用して、画質を損なうことなく1フレームの
ディジタル静止画像データを記憶できて、これを随時読
み出して拡大、縮小等の所望の画像処理を施して複写機
に送出できる等の特長がある。
【0062】なお、メモリ回路の容量が充分であれば、
1フレームのディジタル静止画像データに限らず、動画
像データをも連続した画像データとして汎用のDRAM
に記憶することもできる。
【0063】
【発明の効果】上述の如く本発明によれば、アドレスデ
ータにより指定される記憶手段の前回の記憶番地にディ
ジタル画像データが記憶された後、切り換え手段は遅延
手段により所定時間遅延されたディジタル画像データを
記憶手段の今回の記憶番地に記憶するよう切り換えて出
力するので、ディジタル画像データは連続したデータと
して欠損することなく記憶手段に記憶されて、画質を損
なうことがない特長がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理図である。
【図2】本発明の一実施例のブロック図である。
【図3】本発明の一実施例の要部のブロック図である。
【図4】本発明の一実施例のタイミングチャートであ
る。
【符号の説明】
1 遅延手段 2 切り換え手段 3 記憶手段 4 信号生成手段 22 ゲートアレイ 24 メモリ回路(記憶手段) 301,…305 D形フリップフロップ(遅延手段) 31 データバッファ回路(切り換え手段) 32 アドレス制御回路(信号生成手段) τ 所定時間 Tp クロック信号周期 CTL, S0,S1 制御信号 Din 入力データ Dad,R1,R2,R3,…, C1,C2,…C512 アドレスデ
ータ Dp,Dp(τ),Dp(τ0), Dp(τ1), Dp(τ2), D1,…D
595,D1 ′, … ディジタル画像データ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年1月16日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】本実施例の画像記憶装置は、NTSC方式
標準テレビジョン信号を静止画ディジタル画像データと
して取り込み、縮小、拡大等演算処理した画像データを
複写機等の画像データを処理する装置、或いは画像デー
タを保存する記憶装置に転送するものである。本実施例
では、説明簡略化の為、複写機とする

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アドレスデータと、クロック信号と、制
    御信号とを生成する信号生成手段と、 ディジタル画像データを所定時間遅延して出力する遅延
    手段と、 前記アドレスデータを前記クロック信号により取り込ん
    で、入力データを前記アドレスデータにより指定される
    複数の記憶番地に順次記憶する記憶手段と、 前記ディジタル画像データを前記記憶手段の前回の記憶
    番地に前記入力データとして記憶した後前記遅延手段よ
    りのディジタル画像データを前記記憶手段の今回の記憶
    番地に前記入力データとして記憶するよう、前記ディジ
    タル画像データと前記遅延手段よりのディジタル画像デ
    ータとを前記信号生成手段よりの前記制御信号により切
    り換えて前記記憶手段に出力する切り換え手段とを具備
    したことを特徴とする画像記憶装置。
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