JPH05136523A - カンシール型半導体レーザの取付け装置 - Google Patents
カンシール型半導体レーザの取付け装置Info
- Publication number
- JPH05136523A JPH05136523A JP30002391A JP30002391A JPH05136523A JP H05136523 A JPH05136523 A JP H05136523A JP 30002391 A JP30002391 A JP 30002391A JP 30002391 A JP30002391 A JP 30002391A JP H05136523 A JPH05136523 A JP H05136523A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- semiconductor laser
- reference plane
- mounting
- type semiconductor
- plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Semiconductor Lasers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 カンシール型半導体レーザAを、電気機器に
おけるピックアップボディーCの基準平面C2 に対して
取付けに際して、取付け位置を二つの方向についてでき
るようにすると共に、取付ける部の小型化を図る。 【構成】 金属板製のブラケット体1に、前記ピックア
ップボディーCの基準平面C2 と直角の支持板2と、前
記ピックアップボディーCにおける基準平面C 2 と平行
に延びる取付け板3とを一体的に造形し、このブラケッ
ト体1における支持板2に、カンシール型半導体レーザ
Aを、そのステムA1 が当該支持板2の表面に対して密
接した状態で溶接にて固着する一方、前記ブラケット体
1における取付け板3を、前記ピックアップボディーC
の基準平面C2 に対して、これに密接するように固着す
る。
おけるピックアップボディーCの基準平面C2 に対して
取付けに際して、取付け位置を二つの方向についてでき
るようにすると共に、取付ける部の小型化を図る。 【構成】 金属板製のブラケット体1に、前記ピックア
ップボディーCの基準平面C2 と直角の支持板2と、前
記ピックアップボディーCにおける基準平面C 2 と平行
に延びる取付け板3とを一体的に造形し、このブラケッ
ト体1における支持板2に、カンシール型半導体レーザ
Aを、そのステムA1 が当該支持板2の表面に対して密
接した状態で溶接にて固着する一方、前記ブラケット体
1における取付け板3を、前記ピックアップボディーC
の基準平面C2 に対して、これに密接するように固着す
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、図1に示すようなカン
シール型の半導体レーザを、当該半導体レーザより発射
されるレーザ光線によって作動する光学系手段を備えた
電気機器に対して取付けるための装置に関するものであ
る。
シール型の半導体レーザを、当該半導体レーザより発射
されるレーザ光線によって作動する光学系手段を備えた
電気機器に対して取付けるための装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種のカンシール型の半導体
レーザAは、従来から良く知られ、且つ、図1に示すよ
うに、金属板にて円盤型に形成したステムA1 の上面
に、ヒートシンクA2 を一体的に造形し、このヒートシ
ンクA2 の側面に半導体レーザチップA3 を、当該半導
体レーザチップA3 からのレーザ光線Bが前記ステムA
1 の上面に対して上向きに発射するようにマウントし、
前記ステムA1 の上面に、頂部に透明窓A5 を備えた金
属板製のキャップ体A4を、前記半導体レーザチップA
3 を覆うように固着する一方、前記ステムA1 の下面側
から三本のリード端子A6 ,A7 ,A8 を突出すると言
う構成にしている。
レーザAは、従来から良く知られ、且つ、図1に示すよ
うに、金属板にて円盤型に形成したステムA1 の上面
に、ヒートシンクA2 を一体的に造形し、このヒートシ
ンクA2 の側面に半導体レーザチップA3 を、当該半導
体レーザチップA3 からのレーザ光線Bが前記ステムA
1 の上面に対して上向きに発射するようにマウントし、
前記ステムA1 の上面に、頂部に透明窓A5 を備えた金
属板製のキャップ体A4を、前記半導体レーザチップA
3 を覆うように固着する一方、前記ステムA1 の下面側
から三本のリード端子A6 ,A7 ,A8 を突出すると言
う構成にしている。
【0003】そして、従来、前記カンシール型半導体レ
ーザAを、電気機器に対して取付けるに際しては、図1
1〜図14に示すような構成にしている。すなわち、電
気機器のピックアップボディーCにおいて、光学系手段
C1 を取付ける基準平面C2 に、フランジ部C3 を前記
基準平面C2 と直角に固着し、このフランジ部C3 の上
面に左右一対のねじDにて締結したホルダーEに、前記
カンシール型半導体レーザAにおけるステムA1 の直径
と等しい内径の嵌合孔E1 を穿設して、この嵌合孔E1
内に、前記カンシール型半導体レーザAを、そのステム
A1 が密接して嵌合するように挿入する一方、前記ホル
ダーEの上面側には、前記カンシール型の半導体レーザ
Aにおける各リード端子A6,A7 ,A8 の挿通孔
F1 ,F2 ,F3 を備えた押さえ板Fを当てがったの
ち、この押さえ板Fを、前記ホルダーEに対して複数本
のねじGにて締結すると言う構成にしている。
ーザAを、電気機器に対して取付けるに際しては、図1
1〜図14に示すような構成にしている。すなわち、電
気機器のピックアップボディーCにおいて、光学系手段
C1 を取付ける基準平面C2 に、フランジ部C3 を前記
基準平面C2 と直角に固着し、このフランジ部C3 の上
面に左右一対のねじDにて締結したホルダーEに、前記
カンシール型半導体レーザAにおけるステムA1 の直径
と等しい内径の嵌合孔E1 を穿設して、この嵌合孔E1
内に、前記カンシール型半導体レーザAを、そのステム
A1 が密接して嵌合するように挿入する一方、前記ホル
ダーEの上面側には、前記カンシール型の半導体レーザ
Aにおける各リード端子A6,A7 ,A8 の挿通孔
F1 ,F2 ,F3 を備えた押さえ板Fを当てがったの
ち、この押さえ板Fを、前記ホルダーEに対して複数本
のねじGにて締結すると言う構成にしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この従来に
おける取付け構造は、前記ホルダーEにおけるねじDの
挿通用ねじ孔E2 の内径を、ねじDの直径よりも大きく
することにより、カンシール型半導体レーザAのピック
アップボディーCに対する取付け位置を、当該半導体レ
ーザAにおけるレーザ光線Bの軸線と直角で基準平面C
2 と平行なX軸方向に沿って、前記ねじ孔E2 とねじと
のガタ付き分だけ移動調節できるように構成している。
おける取付け構造は、前記ホルダーEにおけるねじDの
挿通用ねじ孔E2 の内径を、ねじDの直径よりも大きく
することにより、カンシール型半導体レーザAのピック
アップボディーCに対する取付け位置を、当該半導体レ
ーザAにおけるレーザ光線Bの軸線と直角で基準平面C
2 と平行なX軸方向に沿って、前記ねじ孔E2 とねじと
のガタ付き分だけ移動調節できるように構成している。
【0005】しかし、その反面、従来における取付け構
造では、カンシール型半導体レーザAを、そのレーザ光
線Bの軸線と平行なZ軸方向に沿って移動調節すること
ができず、換言すると、半導体レーザAと、ピックアッ
プボディーCにおける光学系手段C1 との間の距離Lを
増減調節することができないと言う問題がある。しか
も、従来における取付け構造は、ピックアップボディー
Cにフランジ部C 3 を設けることに加えて、このフラン
ジ部C3 に対してねじDにて締結されるホルダーE及び
このホルダーEに対してねじGにて締結される押さえ板
Fを必要とすることにより、構造が複雑であると共に、
部品点数が多いから、コストが大幅にアップするばかり
か、取付け部が著しく大型化すると言う問題もあった。
造では、カンシール型半導体レーザAを、そのレーザ光
線Bの軸線と平行なZ軸方向に沿って移動調節すること
ができず、換言すると、半導体レーザAと、ピックアッ
プボディーCにおける光学系手段C1 との間の距離Lを
増減調節することができないと言う問題がある。しか
も、従来における取付け構造は、ピックアップボディー
Cにフランジ部C 3 を設けることに加えて、このフラン
ジ部C3 に対してねじDにて締結されるホルダーE及び
このホルダーEに対してねじGにて締結される押さえ板
Fを必要とすることにより、構造が複雑であると共に、
部品点数が多いから、コストが大幅にアップするばかり
か、取付け部が著しく大型化すると言う問題もあった。
【0006】本発明は、この問題を解消した取付け装置
を提供することを技術的課題とするものである。
を提供することを技術的課題とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この技術的課題を達成す
るため本発明は、金属板製のブラケット体に、電気機器
のピックアップボディーにおける基準平面と直角に延び
る支持板と、前記ピックアップボディーにおける基準平
面と平行に延びる取付け板とを一体的に造形し、このブ
ラケット体における支持板に、カンシール型半導体レー
ザを、そのステムの下面又は上面が当該支持板における
表面に対して密接した状態で溶接にて固着する一方、前
記ブラケット体における取付け板を、前記ピックアップ
ボディーにおける基準平面に対して、これに密接するよ
うに固着すると言う構成にした。
るため本発明は、金属板製のブラケット体に、電気機器
のピックアップボディーにおける基準平面と直角に延び
る支持板と、前記ピックアップボディーにおける基準平
面と平行に延びる取付け板とを一体的に造形し、このブ
ラケット体における支持板に、カンシール型半導体レー
ザを、そのステムの下面又は上面が当該支持板における
表面に対して密接した状態で溶接にて固着する一方、前
記ブラケット体における取付け板を、前記ピックアップ
ボディーにおける基準平面に対して、これに密接するよ
うに固着すると言う構成にした。
【0008】
【作 用】このように構成すると、ブラケット体にお
ける支持板に半導体レーザを固着し、次いで、このブラ
ケットにおける取付け板を、ピックアップボディーにお
ける基準平面に密接したのち、この取付け板を、前記ピ
ックアップボディー側に固着することにより、前記半導
体レーザを、ピックアップボディーに対して、ブラケッ
トを介して確実に取付けることができるのである。
ける支持板に半導体レーザを固着し、次いで、このブラ
ケットにおける取付け板を、ピックアップボディーにお
ける基準平面に密接したのち、この取付け板を、前記ピ
ックアップボディー側に固着することにより、前記半導
体レーザを、ピックアップボディーに対して、ブラケッ
トを介して確実に取付けることができるのである。
【0009】そして、前記支持板と取付け板とを備えた
ブラケット体は、その取付け板をピックアップボディー
における基準平面に密接した状態において、このピック
アップボディーにおける基準平面に沿って移動すること
ができるから、前記半導体レーザのピックアップボディ
ーに対する取付け位置を、当該半導体レーザにおけるレ
ーザ光線の軸線と直角で基準平面と平行なX軸方向に沿
って移動調節できると共に、前記半導体レーザを、その
レーザ光線の軸線と平行なZ軸方向に沿って移動調節す
ることができ、換言すると、半導体レーザと、ピックア
ップボディーにおける光学系手段との間の距離を増減調
節することができるのである。
ブラケット体は、その取付け板をピックアップボディー
における基準平面に密接した状態において、このピック
アップボディーにおける基準平面に沿って移動すること
ができるから、前記半導体レーザのピックアップボディ
ーに対する取付け位置を、当該半導体レーザにおけるレ
ーザ光線の軸線と直角で基準平面と平行なX軸方向に沿
って移動調節できると共に、前記半導体レーザを、その
レーザ光線の軸線と平行なZ軸方向に沿って移動調節す
ることができ、換言すると、半導体レーザと、ピックア
ップボディーにおける光学系手段との間の距離を増減調
節することができるのである。
【0010】
【発明の効果】従って、カンシール型の半導体レーザ
を、電気機器におけるピックアップボディーに対して、
そのレーザ光線の軸線と直角で基準平面と平行なX軸方
向と、レーザ光線の軸線と平行なZ軸方向との二つの方
向に沿って移動調節できる状態のもとで確実に取付けで
きるのであり、しかも、その取付けに際しては、支持板
と取付け板とを備えたブラケット体を使用するもので、
構造が簡単であるから、部品点数が少なくて、コストを
大幅に低減できると共に、取付け部を大幅に小型化でき
る効果を有する。
を、電気機器におけるピックアップボディーに対して、
そのレーザ光線の軸線と直角で基準平面と平行なX軸方
向と、レーザ光線の軸線と平行なZ軸方向との二つの方
向に沿って移動調節できる状態のもとで確実に取付けで
きるのであり、しかも、その取付けに際しては、支持板
と取付け板とを備えたブラケット体を使用するもので、
構造が簡単であるから、部品点数が少なくて、コストを
大幅に低減できると共に、取付け部を大幅に小型化でき
る効果を有する。
【0011】また、「請求項2」に記載したように、ピ
ックアップボディーの基準平面に密接する取付け板を、
支持板における高さ方向の中程部から一体的に延びるよ
うに構成することにより、前記ピックアップボディーの
基準平面からの突出高さを低くすることができるから、
取付け部をより小型化できる効果を有する。
ックアップボディーの基準平面に密接する取付け板を、
支持板における高さ方向の中程部から一体的に延びるよ
うに構成することにより、前記ピックアップボディーの
基準平面からの突出高さを低くすることができるから、
取付け部をより小型化できる効果を有する。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面について説明す
る。図2〜図5は、第1の実施例であり、この図におい
て符号1は、ブラケット体を示し、このブラケット体1
は、適宜厚さの金属板を直角に折り曲げることによっ
て、支持板2と、取付け板3とを一体的に備えたものに
構成され、その支持板2には、前記カンシール型半導体
レーザAにおける各リード端子A6 ,A7 ,A 8 に挿入
孔4が穿設されている。また、取付け板3における左右
両側面には、位置決め用のV型溝5が設けられている。
る。図2〜図5は、第1の実施例であり、この図におい
て符号1は、ブラケット体を示し、このブラケット体1
は、適宜厚さの金属板を直角に折り曲げることによっ
て、支持板2と、取付け板3とを一体的に備えたものに
構成され、その支持板2には、前記カンシール型半導体
レーザAにおける各リード端子A6 ,A7 ,A 8 に挿入
孔4が穿設されている。また、取付け板3における左右
両側面には、位置決め用のV型溝5が設けられている。
【0013】そして、前記ブラケット体1における支持
板2に、前記半導体レーザAを、図3及び図4に示すよ
うに、半導体レーザAにおけるステムA1 の下面又は上
面が当該支持板2における表面に対して密接する状態に
配設したのち、そのステムA 1 における外周の複数個所
を、前記支持板2に対してレーザ溶接することにより
(このレーザ溶接の個所を符号6で示す)、前記半導体
レーザAをブラケット1における支持板2に対して固着
する。
板2に、前記半導体レーザAを、図3及び図4に示すよ
うに、半導体レーザAにおけるステムA1 の下面又は上
面が当該支持板2における表面に対して密接する状態に
配設したのち、そのステムA 1 における外周の複数個所
を、前記支持板2に対してレーザ溶接することにより
(このレーザ溶接の個所を符号6で示す)、前記半導体
レーザAをブラケット1における支持板2に対して固着
する。
【0014】次いで、前記ブラケット1を、ピックアッ
プボディーCにおける基準平面C2 に、当該ブラケット
1における取付け板3が基準平面C2 に対して密接する
ように載置することにより、このブラケット1は、前記
基準平面C2 に沿って、レーザ光線Bの軸線と直角で基
準平面C2 と平行なX軸方向、及びレーザ光線Bの軸線
と平行なZ軸方向との二つの方向に自在に移動すること
ができる。
プボディーCにおける基準平面C2 に、当該ブラケット
1における取付け板3が基準平面C2 に対して密接する
ように載置することにより、このブラケット1は、前記
基準平面C2 に沿って、レーザ光線Bの軸線と直角で基
準平面C2 と平行なX軸方向、及びレーザ光線Bの軸線
と平行なZ軸方向との二つの方向に自在に移動すること
ができる。
【0015】そこで、前記ブラケット体1における取付
け板3を、左右一対の位置決め用ピンHにて、当該両位
置決め用ピンHの各々が前記取付け板3の両側における
V型溝5に嵌まるように挟み付けることにより、このブ
ラケット体1に固着した半導体レーザAを、ピックアッ
プボディーCにおける光学系手段C1に対して、正しい
位置にセットすることができるから、この状態で、前記
取付け板3の複数個所を、ピックアップボディーCに対
してレーザ溶接することにより(このレーザ溶接の個所
を符号7で示す)、固着するようにすれば良いのであ
る。
け板3を、左右一対の位置決め用ピンHにて、当該両位
置決め用ピンHの各々が前記取付け板3の両側における
V型溝5に嵌まるように挟み付けることにより、このブ
ラケット体1に固着した半導体レーザAを、ピックアッ
プボディーCにおける光学系手段C1に対して、正しい
位置にセットすることができるから、この状態で、前記
取付け板3の複数個所を、ピックアップボディーCに対
してレーザ溶接することにより(このレーザ溶接の個所
を符号7で示す)、固着するようにすれば良いのであ
る。
【0016】次に、図6は第2の実施例を示すものであ
り、この第2の実施例は、ブラケット体をピックアップ
ボディーCに対して溶接にて固着することに代えて、ね
じ止めにて固着するようにしたものである。すなわち、
支持板2aと取付け板3aとを備えたブラケット体1a
において、その取付け板3aにおける左右両側に、長溝
孔8を穿設し、この長溝孔8内に、当該長溝孔8におけ
る幅寸法よりも小さい直径のねじ9を各々挿入し、この
両ねじ9を、ピックアップボディーC側に穿設した雌ね
じ孔(図示せず)に螺合することにより締結するように
したものであり、この場合においても、半導体レーザA
のピックアップボディーCに対する取付け位置を、X軸
方向に沿って、前記長溝孔8における幅寸法とねじ9の
直径との間のガタ付き分だけ移動調節することができる
と共に、前記半導体レーザAを、そのレーザ光線Bの軸
線と平行なZ軸方向に沿って移動調節することができ、
換言すると、半導体レーザAと、ピックアップボディー
Cにおける光学系手段C1 との間の距離Lを増減調節す
ることができるのである。
り、この第2の実施例は、ブラケット体をピックアップ
ボディーCに対して溶接にて固着することに代えて、ね
じ止めにて固着するようにしたものである。すなわち、
支持板2aと取付け板3aとを備えたブラケット体1a
において、その取付け板3aにおける左右両側に、長溝
孔8を穿設し、この長溝孔8内に、当該長溝孔8におけ
る幅寸法よりも小さい直径のねじ9を各々挿入し、この
両ねじ9を、ピックアップボディーC側に穿設した雌ね
じ孔(図示せず)に螺合することにより締結するように
したものであり、この場合においても、半導体レーザA
のピックアップボディーCに対する取付け位置を、X軸
方向に沿って、前記長溝孔8における幅寸法とねじ9の
直径との間のガタ付き分だけ移動調節することができる
と共に、前記半導体レーザAを、そのレーザ光線Bの軸
線と平行なZ軸方向に沿って移動調節することができ、
換言すると、半導体レーザAと、ピックアップボディー
Cにおける光学系手段C1 との間の距離Lを増減調節す
ることができるのである。
【0017】また、図7〜図10は、第3の実施例を示
すものであり、この第3の実施例は、ブラケット体にお
ける取付け板を、前記両実施例のように、支持板の下端
から一体的に延びるように構成することに代えて、支持
板における中程部から一体的に延びるように構成したも
のである。すなわち、金属板製ブラケット体1bの支持
板2bにおける左右両側に、その高さ方向の中程部から
左右一対の取付け板3bを一体的に延びるように設け
て、この両取付け板3bを、ピックアップボディーCに
おける基準平面C2 に対して密接することによって、レ
ーザ光線Bの軸線と直角で基準平面C2 と平行なX軸方
向、及びレーザ光線Bの軸線と平行なZ軸方向との二つ
の方向に自在に移動することができるようにしたもので
ある。
すものであり、この第3の実施例は、ブラケット体にお
ける取付け板を、前記両実施例のように、支持板の下端
から一体的に延びるように構成することに代えて、支持
板における中程部から一体的に延びるように構成したも
のである。すなわち、金属板製ブラケット体1bの支持
板2bにおける左右両側に、その高さ方向の中程部から
左右一対の取付け板3bを一体的に延びるように設け
て、この両取付け板3bを、ピックアップボディーCに
おける基準平面C2 に対して密接することによって、レ
ーザ光線Bの軸線と直角で基準平面C2 と平行なX軸方
向、及びレーザ光線Bの軸線と平行なZ軸方向との二つ
の方向に自在に移動することができるようにしたもので
ある。
【0018】この場合、前記両取付け板3bは、前記第
1の実施例と同様に、ピックアップボディーCに対して
レーザ溶接等の溶接にて固着するように構成したり、或
いは、図示のように、この両取付け板3bに長溝孔10
を各々穿設し、この両長溝孔10内に、当該長溝孔10
における幅寸法よりも小さい直径のねじ11を各々挿入
し、この両ねじ11を、ピックアップボディーC側に穿
設した雌ねじ孔12に螺合することにより締結するよう
に構成しても良いのである。
1の実施例と同様に、ピックアップボディーCに対して
レーザ溶接等の溶接にて固着するように構成したり、或
いは、図示のように、この両取付け板3bに長溝孔10
を各々穿設し、この両長溝孔10内に、当該長溝孔10
における幅寸法よりも小さい直径のねじ11を各々挿入
し、この両ねじ11を、ピックアップボディーC側に穿
設した雌ねじ孔12に螺合することにより締結するよう
に構成しても良いのである。
【0019】なお、前記両取付け板3b間の間隔寸法W
を、半導体レーザAにおけるステムA1 の直径と略等し
くすることにより、この両取付け板3bにて、支持板2
bに対する半導体レーザAの固着位置の位置決めを行う
ように構成している。また、前記ピックアップボディー
Cにおける基準平面C2 には、前記半導体レーザAから
発射されるレーザ光線Bが通る凹み溝C4 が設けられて
いる。
を、半導体レーザAにおけるステムA1 の直径と略等し
くすることにより、この両取付け板3bにて、支持板2
bに対する半導体レーザAの固着位置の位置決めを行う
ように構成している。また、前記ピックアップボディー
Cにおける基準平面C2 には、前記半導体レーザAから
発射されるレーザ光線Bが通る凹み溝C4 が設けられて
いる。
【0020】そして、このように、ブラケット体1bに
おける取付け板3bを、支持板2bにおける中程部に一
体的に設ける構成にすることにより、前記ピックアップ
ボディーCにおける基準平面C2 から、支持板2bの上
端までの高さ寸法Tを、前記第1及び第2の実施例の場
合よりも低くすることができるから、ピックアップボデ
ィーCに対する半導体レーザAの取付け部をより小型化
できるのである。
おける取付け板3bを、支持板2bにおける中程部に一
体的に設ける構成にすることにより、前記ピックアップ
ボディーCにおける基準平面C2 から、支持板2bの上
端までの高さ寸法Tを、前記第1及び第2の実施例の場
合よりも低くすることができるから、ピックアップボデ
ィーCに対する半導体レーザAの取付け部をより小型化
できるのである。
【図1】カンシール型半導体レーザの一部切欠斜視図で
ある。
ある。
【図2】本発明における第1の実施例を示す分解状態の
斜視図である。
斜視図である。
【図3】第1の実施例においてブラケット体に半導体レ
ーザを固着したときの斜視図である。
ーザを固着したときの斜視図である。
【図4】図3のIV−IV視正面図である。
【図5】第1の実施例においてピックアップボディーに
取付けた状態の斜視図である。
取付けた状態の斜視図である。
【図6】本発明における第2の実施例を示す斜視図であ
る。
る。
【図7】本発明における第3の実施例を示す分解状態の
斜視図である。
斜視図である。
【図8】第3の実施例においてブラケット体に半導体レ
ーザを固着したときの斜視図である。
ーザを固着したときの斜視図である。
【図9】図8のIX−IX視正面図である。
【図10】第3の実施例においてピックアップボディー
に取付けた状態の斜視図である。
に取付けた状態の斜視図である。
【図11】従来における取付け装置を示す分解状態の斜
視図である。
視図である。
【図12】従来における取付け装置の縦断正面図であ
る。
る。
【図13】図12のXIII−XIII視正面図である。
【図14】図12のXIV −XIV 視断面図である。
A カンシール型半導体レーザ A1 ステム A2 ヒートシンク A3 半導体レーザチップ A4 キャップ体 A5 透明窓 A6 ,A7 ,A8 リード端子 C ピックアップボディー C1 光学系手段 C2 基準平面 1,1a,1b ブラケット体 2,2a,2b 支持板 3,3a,3b 取付け板
Claims (2)
- 【請求項1】金属板製のブラケット体に、電気機器のピ
ックアップボディーにおける基準平面と直角に延びる支
持板と、前記ピックアップボディーにおける基準平面と
平行に延びる取付け板とを一体的に造形し、このブラケ
ット体における支持板に、カンシール型半導体レーザ
を、そのステムの下面又は上面が当該支持板における表
面に対して密接した状態で溶接にて固着する一方、前記
ブラケット体における取付け板を、前記ピックアップボ
ディーにおける基準平面に対して、これに密接するよう
に固着することを特徴とするカンシール型半導体レーザ
の取付け装置。 - 【請求項2】前記取付け板を、支持板における高さ方向
の中程部から一体的に延びるように構成しことを特徴と
する「請求項1」に記載したカンシール型半導体レーザ
の取付け装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30002391A JPH05136523A (ja) | 1991-11-15 | 1991-11-15 | カンシール型半導体レーザの取付け装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30002391A JPH05136523A (ja) | 1991-11-15 | 1991-11-15 | カンシール型半導体レーザの取付け装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05136523A true JPH05136523A (ja) | 1993-06-01 |
Family
ID=17879781
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30002391A Pending JPH05136523A (ja) | 1991-11-15 | 1991-11-15 | カンシール型半導体レーザの取付け装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05136523A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5617441A (en) * | 1991-10-21 | 1997-04-01 | Rohm Co. Ltd. | Light source unit and its manufacturing method, adjusting method and adjusting apparatus |
-
1991
- 1991-11-15 JP JP30002391A patent/JPH05136523A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5617441A (en) * | 1991-10-21 | 1997-04-01 | Rohm Co. Ltd. | Light source unit and its manufacturing method, adjusting method and adjusting apparatus |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR100780522B1 (ko) | 반도체 레이저 | |
US6038203A (en) | Optical head with a photo-detector mounted on a flexible circuit board | |
US20010055265A1 (en) | Optical pickup | |
US5798879A (en) | Stress-free, adjustable optical support | |
US5404368A (en) | Semiconductor optical apparatus having an improved precision for the optical beam position | |
JPH05136523A (ja) | カンシール型半導体レーザの取付け装置 | |
JPH01279459A (ja) | ディスクドライブ装置のスピンドルモータ取付角度調整機構 | |
US6983472B2 (en) | Optical pickup | |
JP3092691B2 (ja) | 光ディスク装置の対物レンズ位置決め機構 | |
JPS61175617A (ja) | 半導体レ−ザ装置 | |
JP2003198039A (ja) | 半導体レーザ装置及びこれを用いた光ピックアップ装置 | |
JP3833872B2 (ja) | 光ピックアップ装置 | |
EP1923879B1 (en) | Optical pickup apparatus | |
US7046614B2 (en) | Optical pickup | |
JP3473663B2 (ja) | 光ヘッドアクチュエータ | |
KR0136007B1 (ko) | 광픽업엑츄에이터의 대물렌즈틸트조정장치(tilt modulating apparatus for object lens of optical pick-up actuator) | |
JPH0562209A (ja) | コリメート装置 | |
JPS60218891A (ja) | レ−ザ−発振管取付装置 | |
JP3177380B2 (ja) | 光ピックアップ装置 | |
JPH02168438A (ja) | レーザダイオード装置 | |
JPH11339299A (ja) | 光ピックアップ及びその組み込み方法 | |
JP3097527U (ja) | レーザダイオードの回路基板への取り付け構造及びレーザ | |
JP2529363Y2 (ja) | 光学素子 | |
KR0166238B1 (ko) | 광픽업 액츄에이터의 서스펜션 와이어 끼움구조 | |
JPH05334684A (ja) | 光ピックアップ |