JPH05136421A - Eepromセル製造方法及びeepromセル - Google Patents

Eepromセル製造方法及びeepromセル

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JPH05136421A
JPH05136421A JP27765491A JP27765491A JPH05136421A JP H05136421 A JPH05136421 A JP H05136421A JP 27765491 A JP27765491 A JP 27765491A JP 27765491 A JP27765491 A JP 27765491A JP H05136421 A JPH05136421 A JP H05136421A
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JP
Japan
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polysilicon
layer
floating gate
select gate
silicon oxide
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JP27765491A
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Bungaku Cho
文 岳 張
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KAHO DENSHI KOFUN YUGENKOSHI
KAHOU DENSHI KOFUN YUUGENKOUSH
KAHOU DENSHI KOFUN YUUGENKOUSHI
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KAHO DENSHI KOFUN YUGENKOSHI
KAHOU DENSHI KOFUN YUUGENKOUSH
KAHOU DENSHI KOFUN YUUGENKOUSHI
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 高速度低消耗電力で耐久性に富み体積が小さ
く、容易に大型EEPROMの配列に使用できるEEP
ROMセルを提供する。 【構成】 Si基板10上にSiO、第1層ポリS
i、レジスト層を順に覆い、露光現像後選択ゲート予定
位置以外のポリSiを乾式エッチング除去し、その下に
残った区域外のSiO部表面を湿式エッチ除去し、ポ
リSi底面周縁に断面横V字状凹溝を形成させる。熱酸
化によりSi基板及び第1層ポリSi表面に、凹溝奥の
挟角がより鋭くなるようSiO層を形成させ、第2層
ポリSiを被覆し凹溝内に狭角を形成させる。第1層ポ
リSi周囲に側壁スペーサを残して第2層ポリSiをエ
ッチング除去し、次に浮遊ゲート上面にレジストを覆い
上記スペーサをエッチング除去する。その後基板10上
面の片側端にソース14、他側端にドレイン15、中央
にセレクトゲート12、その側辺に浮遊ゲート13を形
成させその先端を鋭角131にした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はROMセル製造方法及び
その構造に関し、特にEEPROMセル製造方法及びE
EPROMセルに関する。
【0002】
【従来の技術】フローティングゲート型の電気性消去可
能な書き込みROM(Electrically Erasable Programm
able Read Only Memory 以下EEPROMと略す)が世
に問うてから已に何年かたち、この間、数多くの異なる
構造のEEPROMセルが開発されて来た。これら殆ど
のメモリセルは、データを書き込む技術面において、ド
レイン通路付近の熱電子をフローティングゲートに導入
して行なうのであるが、電子をフローティングゲートに
導入させる電場条件と電子を加速して熱電子を生じさせ
る電場条件が互いに抵触するため、電子の導入効率は極
めて低く、その需要とする電流やパワーの消耗はともに
高い、一方、メモリ消去の技術方面においては、大部分
がフォーラ・ノードハイ氏(Fowler Nordheim )のトン
ネル効果(Tunneling Effect)を採用して、電子をフロ
ーティングゲートから酸化層を通り抜けさせソースに至
らしめるのであるが、このトンネル効果を達成するため
には強い外部電場と薄い酸化層が必要となり、しかも、
無欠陥(格子)の酸化層を生長させることはかなり困難
なことであるのみならず、メモリセルのデータ保存も酸
化層の欠陥密度に左右されるので、このような構造のメ
モリセルでは高度の耐久性(即ち、書き込み/消去回
数)を求めることができず、かつ強い電場のもとでは酸
化層の信頼度にもまた問題が生じる。更に、上記書き込
み/消去の問題の外に一般のEEPROMセルは、メモ
リセルの大小やその特性(例えば、書き込み/消去速
度)、または製造の複雑度及びパワーの消耗などの諸因
子について適当な利害得失の平衡点を折衷し出さなけれ
ばならない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来の
EEPROMセルにおける問題点を解決するため、高速
度かつ低いパワー消耗で、耐久性に富み体積が小さくっ
て容易に大型EEPROMセルの配列に使用され得るE
EPROMセルを提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のEEPROMセルは、シリコン基板上面に
酸化シリコンを生じさせる第1ステップ:上記酸化シリ
コン上面に第1層のポリシリコンを析出させる第2ステ
ップ:上記第1層のポリシリコン上面に更に一層のフォ
トレジストを覆い、かつ感光、現像、定着処理をへてセ
レクトゲート予定位置上にあるフォトレジストだけを残
す第3ステップ:上記セレクトゲート予定位置以外の区
域の第1層のポリシリコンを乾式エッチングによって除
去する第4ステップ:上記乾式エッチングをへて残留し
た第1層のポリシリコン下方以外の区域の酸化シリコン
上面を弗化水素溶液により部分エッチングを行い除去し
て、該第1層のポリシリコン底面周縁に断面V字横臥状
凹溝を形成させる第5ステップ:高温を導入して酸化作
用を促進し、シリコン基板及び上記第1層のポリシリコ
ンともに表面に酸化シリコン層を生じさせ、並びに上記
凹溝を依然として保存させる第6ステップ:上記第5,
第6ステップを重複して行ない、上記第1層のポリシリ
コン下方の凹溝奥の挾角がより鋭く、且つより該第1層
のポリシリコン側が斜面をなすようにしてデータの消去
機能を向上させる第7ステップ:更に第2層のポリシリ
コンを析出させ、かつ上記第1層のポリシリコン下方の
凹溝奥で挾角を形成させるようにする第8ステップ:上
記第1層のポリシリコン周囲に側壁ポリシリコンスペー
サを残してフローティングゲートとして使用できるよ
う、上記第2層のポリシリコンを異方性エッチングによ
り除去する第9ステップ:該フローティングゲート上面
にフォトレジストを被覆し、並びに上記異方性エッチン
グをへて残されたポリシリコンスペーサをエッチング除
去する第10ステップ:上記第10ステップをへた後、
イオン注入法によりドレイン及びソースを形成させる第
11ステップ:しかる後、一般の製造過程同様、平面仕
上げ、接触口穿設、スパッタリングなどの後続過程を施
す第12ステップ:の順をへて、そのシリコン基板上面
の片方側端にソース、他側端にドレインをそれぞれ設
け、かつ該基板上面中央位置にセレクトゲート並びに該
セレクトゲート底部に位置する該フローティングゲート
先端を銑角にするように構成される。
【0005】
【作用】上記のような製造ステップにより構成された本
発明のEEPROMセルは、データを書き込む時に、セ
レクトゲートに該基板が通路を形成するに足りる電圧を
印加し、かつ該ドレーンに小さき逆向き電圧を印加して
メモリセルが突抜け現象を生じないように防止し、並び
に該ソースに高電圧を印加させてセレクトゲートとフロ
ーティングゲート間の通路電子を加速させ、そして、コ
ンデンサの結合により、該ソースの電圧が結合コンデン
サをへて該フローティングゲートに充分な正電圧を提供
して通路の熱電子を吸引導入し、かつ電気容量の結合率
を高めるため、フローティングゲートとソース間の絶縁
層を必要程度に薄くして、両者を必要程度の大きさに重
合わせると、電子を加速させる最大横向き電圧と電子を
フローティングゲートに導入させる最大縦向き電圧は、
同一点上で発生しないので互いに抵触せず、電子のフロ
ーティングゲートに対する導入効率を向上することがで
きる。一方、データを消去する時は、該ソースがアース
して該トレーンが浮動(何れの電圧点とも連接せず)
し、該セレクトゲートに高電圧が印加し、フローティン
グゲートとソース間の高電気容量結合及びフローティン
グゲートとセレクトゲート間の低電気容量結合により、
該セレクトゲートとフローティングゲートとの間の電位
差がデータ消去するに足りる大きさになり、そして、セ
レクトゲートとフローティングゲートとの間の酸化シリ
コン層を相当な厚さに保たせて両者間の結合電気容量を
低めなければならないが、該セレクトゲート下方のフロ
ーティングゲートの銑角がその電場を大きく増強して、
該フローティングゲートの電子が素早く酸化シリコン層
をへてセレクトゲートに至ってデータを消去する。
【0006】更に、大きい高密度なメモリ配列を組立て
ることができ、各メモリセルのセレクトゲートをそのう
ちのある垂直語列に連接し、かつ各メモリセルのドレイ
ンを接触口を通じて水平のビット列に連接し、並びにフ
ローティングゲートを共通ソースとセレクトゲートとの
間に位置付かせて、先ずメモリセルの各端子に適当な電
圧を印加させれば、通路電子が加速されてフローティン
グゲートに導入し、該フローティングゲートの電位がマ
イナスになって、その下方基板が空乏され、それ故、該
メモリセルのスレッショルド電圧が上昇し、メモリセル
の電流を低めて“0”状態を呈してデータの書き込み:
また、満ち足りた電圧が各端子に印加されると、セレク
トゲートの強大な電場がフローティングゲートの電子を
銑角位置から放射してセレクトゲートに至らしめ、フロ
ーティングゲートの電位が上昇してプラス電位となり、
かつその下方基板に通路を形成してメモリセルのスレッ
ショルド電圧が下降し、並びに電流が上昇して“1”状
態を呈してデータ消去を行なうことができる。
【0007】この発明の上記またその他の目的、特徴お
よび利点は、図面を参照しての以下の実施例の詳細な説
明から一層あきらかとなろう。
【0008】
【実施例】図1に示す如く、本発明のEEPROMセル
製造過程は以下のステップ順に行なわれ、そのうち:第
1ステップは先ずシリコン基板(SUBSTRATE )10上面
に酸化シリコン20を生じさせ:第2ステップは該酸化
シリコン20上に第1層のポリシリコン(POLYSi)30
を図2に示すように析出させ:第3ステップは該第1層
のポリシリコン30の上に更に一層のフォトレジスト
(PHOTORESIST )40を覆い、かつ感光、現像、定着処
理をへてセレクトゲート(SELECT GATE )予定位置の上
にあるフォトレジスト40だけを残し(図3に示す如
く):第4ステップは該セレクトゲート予定位置外側区
域の第1層のポリシリコン30を乾式エッチングによっ
て除去し(図4に示すように):第5ステップは弗化水
素溶液を使って上記残留した第1層のポリシリコン30
下方以外区域の酸化シリコン20上面を部分エッチング
を行い除去して、該第1層のポリシリコン30底面周縁
に断面V字横臥状凹溝21を形成させ(図5に示す如
く):第6ステップは高温を導入して酸化作用を進め、
この際、基板10であらうと第1層のポリシリコン30
であらうと共に表面に酸化シリコン20層を生じ、並び
に該第1層のポリシリコン(セレクトゲート)30下方
の凹溝21は依然として存在する(図6の如く):第7
ステップは第5,第6ステップを重複して行ない、該第
1層のポリシリコン30下方の凹溝21奥の挾角がより
鋭く、且つより該第1層のポリシリコン側が斜面をなす
ようになってメモリセルのデータ消去機能を向上し:第
8ステップは更に第2層のポリシリコン50を析出さ
せ、この層ポリシリコン50を上記セレクトゲート30
下方の凹溝21内において挾角51を形成させる(図7
に示すように):第9ステップは異方性エッチング(an
isotropic etching)により、該セレクトゲート30周
囲に側壁ポリシリコンスペーサ(poly Si spacer)5
0′を残すよう該第2層のポリシリコン50をエッチン
グで除去し、このスペーサ50はメモリセルのフローテ
ィングゲート(floting gate)として使われる(図8に
示すように):第10ステップはフォトレジストを該フ
ローティングゲート50′上面に被覆させ、並びに余剰
のポリシリコンスペーサをエッチングで除去し(図9に
示す如く):第11ステップはイオン注入法によりドレ
ーン15及びソース14を作ったメモリセルを完成する
(図10に示す如く):そして、第12ステップは一般
の製造過程同様の平面仕上げ、接触口穿設、スパッタリ
ング等後続製造過程であり、ここでは詳細な説明を弄し
ない。
【0009】上記製造ステップをへて完成された本発明
のEEPROMセルは、図10に示す如く、基板10、
セレクトゲート12、フローティングゲート13、ソー
ス14、基板10、セレクトゲート12、フローティン
グゲート13、ソース14、及びドレーン15を含み、
そのうち:データを書き込む間、セレクトゲート12に
該基板10が通路を形成するに足りる電圧を印加し、か
つ該ドレーン15に小さい逆向き電圧を印加してメモリ
セルが突抜け現象(punch through )を生じないように
防止し、並びに該ソース14に高電圧を印加させてセレ
クトゲート12とフローティングゲート13間の通路電
子を加速させる。そして、コンデンサの結合により、該
ソース14の電圧が結合コンデンサをへて該フローティ
ングゲート13に充分な正電圧を提供して通路の熱電子
を吸引導入し、かつ電気容量の結合率を高めるため、フ
ローティングゲート13とソース14間の絶縁層を必要
程度に薄くして、両者を必要とする程度の大きさに重合
わせるようにする。因に、電子を加速させる最大横向き
電圧と電子をフローティングゲート13に導入させる最
大縦向き電圧は、同一点上で発生しないので互いに抵触
せず、電子のフローティングゲート13に対する導入効
率が向上され得る。
【0010】他方、データを消去する間は、該ソース1
4がアースとして該トレーン15が浮動(何れの電圧点
とも連接せず)し、該セレクトゲート12に高電圧が印
加して、フローティングゲート13とソース14間の高
電気容量結合及びフローティングゲート13とセレクト
ゲート12間の低電気容量結合により、該セレクトゲー
ト12とフローティングゲート13との間の電位差がデ
ータ消去するに足りる大きさになる。そして、セレクト
ゲート12とフローティングゲート13との間の酸化シ
リコン層20を相当な厚さに保たせて両者間の結合電気
容量を低めなければならないのであるが、該セレクトゲ
ート12下方のフローティングゲート13の銑角131
がその電場を大きく増強して、該フローティングゲート
13の電子が素早く酸化シリコン層をへてセレクトゲー
ト12に至りデータが消去される。
【0011】更に、図12に示すように、本発明のEE
PROMセルは大きい高密度なメモリ配列を組立てるこ
とができ、その態様は、各メモリセルのセレクトゲート
Eをそのうちのある垂直語列Aに連接し、かつ各メモリ
セルのドレーン15を接触口を通じて水平のビット列B
(図中の斜線部位)に連接し、並びにフローティングゲ
ートCを共通ソースDとセレクトゲートEとの間に位置
付かせる。そして、データの書き込みを次のようにして
行なう。即ち、先ずメモリセルの各端子に適当な電圧を
印加させれば、通路電子が加速されてフローティングゲ
ートに導入し、該フローティングゲートの電位がマイナ
スになって、その下方基板が空乏(Deplete )され、そ
れ故、該メモリセルのスレッショルド電圧(Threshold
Voltage)が上昇し、メモリセルの電流を低めて“0”状
態を呈する。また、データの消去は、満ち足りた電圧が
各端子に印加されると、セレクトゲートの強大な電場が
フローティングゲートの電子を銑角位置から放射してセ
レクトゲートに至らしめ、フローティングゲートの電位
が上昇してプラス電位となり、かつその下方基板に通路
形成してメモリセルのスレッショルド電圧が下降し、並
びに電流が上昇して“1”状態を呈する。このように、
貯存されたデータを読みとる時は、語列電圧が上昇して
メモリセルを開き、ある固定電圧がドレーンに加えられ
ることとなり、そして、メモリセルが“0”状態または
“1”状態にいることから電流の大小が異なるので、被
選択ビットストリングに連結された感応拡大器が電流の
大小を識別して、それぞれ状態に応じて異なる電圧を出
力するのである。
【0012】
【発明の効果】本発明は、上記のような製造ステップを
へて構成されているので、セレクトゲートに該基板が通
路を形成するに足りる電圧を印加し、かつ該ドレインに
小さい逆向き電圧を印加してメモリセルが突抜け現象を
生じないように防止し、並びに該ソースに高電圧を印加
させてセレクトゲートとフローティングゲート間の通路
電子を加速させ、そして、コンデンサの結合により、該
ソースの電圧が結合コンデンサをへて該フローティング
ゲートに充分な正電圧を提供して通路の熱電子を吸引導
入し、かつ電気容量の結合率を高めるために、フローテ
ィングゲートとソース間の絶縁層を必要程度に薄くし
て、両者を必要程度の大きさに重合わせると、電子を加
速させる最大横向き電圧と電子をフローティングゲート
に導入させる最大縦向き電圧は、同一点上で発生しない
ので互いに抵触せず、電子のフローティングゲートに対
する導入効率を向上してデータを書き込むことができ、
一方、該ソースをアースさせて該トレーンを浮動(何れ
の電圧点とも連接せず)させ、該セレクトゲートに高電
圧を印加して、フローティングゲートとソース間の高電
気容量結合及びフローティングゲートとセレクトゲート
間の低電気容量結合することにより、該セレクトゲート
とフローティングゲートとの間の電位差がデータを消去
するに足りる大きさとなり、そして、セレクトゲートと
フローティングゲートとの間の酸化シリコン層を相当な
厚さに保たせて両者間の結合電気容量を低めなくとも、
該セレクトゲート下方のフローティングゲートの銑角が
その電場を大きく増強して、該フローティングゲートの
電子が素早く酸化シリコン層をへてセレクトゲートに至
りデータを消去することができるので、書き込み/消去
速度が迅速となりかつ低いパワー消耗で、耐久性に富み
体積を縮小化できることとなる。
【0013】更に、大きい高密度なメモリ配列を組立て
ることができ、各メモリセルのセレクトゲートをそのう
ちのある垂直語列に連接し、かつ各メモリセルのドレイ
ンを接触口を通じて水平のビット列に連接し、並びにフ
ローティングゲートを共通ソースとセレクトゲートとの
間に位置付かせて、先ずメモリセルの各端子に適当な電
圧を印加すれば、通路電子が加速されてフローティング
ゲートに導入し、該フローティングゲートの電位がマイ
ナスになって、その下方基板が空乏され、それ故、該メ
モリセルのスレッショルド電圧が上昇し、メモリセルの
電流を低めて“0”状態を呈してデータの書き込み:ま
た、満ち足りた電圧が各端子に印加されると、セレクト
ゲートの強大な電場がフローティングゲートの電子を銑
角位置から放射してセレクトゲートに至らしめ、フロー
ティングゲートの電位が上昇してプラス電位となり、か
つその下方基板に通路を形成してメモリセルのスレッシ
ョルド電圧が下降し、並びに電流が上昇して“1”状態
を呈してデータ消去を行なうことができるので、容易に
大型EEPROMの配列に使用され得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るEEPROMセル製造
行程の第1ステップにおける素子断面図。
【図2】同第2ステップにおける素子断面図。
【図3】同第3ステップにおける素子断面図。
【図4】同第4ステップにおける素子断面図。
【図5】同第5ステップにおける素子断面図。
【図6】同第6ステップにおける素子断面図。
【図7】同第7、第8ステップにおける素子断面図。
【図8】同第9ステップにおける素子断面図。
【図9】同第10ステップにおける素子断面図。
【図10】同第11ステップにおける素子断面図。
【図11】上記製造行程を経て形成された本発明EEP
ROMセルの素子断面図。
【図12】本発明EEPROMセルを大型高密度なメモ
リ配列に組合せた際の部分拡大表示図。
【符号の説明】
10 シリコン基板 12 セレクトゲート 13 フローティングゲート 131 フローティングゲート銑角 14 ソース 15 ドレイン 20 酸化シリコン 21 凹溝 30 第1層のポリシリコン 40 フォトレジスト 50 第2層のポリシリコン 50′ ポリシリコンスペーサ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シリコン基板上面に酸化シリコンを生じさ
    せる第1ステップ:上記酸化シリコン上面に第1層のポ
    リシリコンを析出させる第2ステップ:上記第1層のポ
    リシリコン上面に更に一層のフォトレジストを覆い、か
    つ感光、現像、定着処理をへてセレクトゲート予定位置
    上にあるフォトレジストだけを残す第3ステップ:上記
    セレクトゲート予定位置以外の区域の第1層のポリシリ
    コンを乾式エッチングによって除去する第4ステップ:
    上記乾式エッチングをへて残留した第1層のポリシリコ
    ン下方以外の区域の酸化シリコン上面を弗化水素溶液に
    より部分エッチングを行い除去して、該第1層のポリシ
    リコン底面周縁に断面V字横臥状凹溝を形成させる第5
    ステップ:高温を導入して酸化作用を促進し、シリコン
    基板及び上記第1層のポリシリコンともに表面に酸化シ
    リコン層を生じさせ、並びに上記凹溝を依然として保存
    させる第6ステップ:上記第5,第6ステップを重複し
    て行ない、上記第1層のポリシリコン下方の凹溝奥の挾
    角がより鋭く、且つより該第1層のポリシリコン側が斜
    面をなすようにしてデータの消去機能を向上させる第7
    ステップ:更に第2層のポリシリコンを析出させ、かつ
    上記第1層のポリシリコン下方の凹溝奥で挾角を形成さ
    せるようにする第8ステップ:上記第1層のポリシリコ
    ン周囲に側壁ポリシリコンスペーサを残してフローティ
    ングゲートとして使用できるように、上記第2層のポリ
    シリコンを異方性エッチングにより除去する第9ステッ
    プ:該フローティングゲート上面にフォトレジストを被
    覆し、並びに上記異方性エッチングをへて残されたポリ
    シリコンスペーサをエッチング除去する第10ステッ
    プ:上記第10ステップをへた後、イオン注入法により
    ドレイン及びソースを形成させる第11ステップ:しか
    る後、一般の製造過程同様、平面仕上げ、接触口穿設、
    スパッタリングなどの後続過程を施す第12ステップ:
    を製作順に施してなるEEPROMセル製造方法。
  2. 【請求項2】そのシリコン基板上面の片方側端にソー
    ス、他側端にドレインをそれぞれ設け、かつ該基板上面
    中央位置にセレクトゲート並びに該セレクトゲート側辺
    にフローティングゲートをそれぞれ形成して、更に該セ
    レクトゲート底部に位置する該フローティングゲート先
    端を銑角にするようにしてなるEEPROMセル。
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