JPH0513641B2 - - Google Patents

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JPH0513641B2
JPH0513641B2 JP1105572A JP10557289A JPH0513641B2 JP H0513641 B2 JPH0513641 B2 JP H0513641B2 JP 1105572 A JP1105572 A JP 1105572A JP 10557289 A JP10557289 A JP 10557289A JP H0513641 B2 JPH0513641 B2 JP H0513641B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sole
insert
molding
grounding
midsole
Prior art date
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JP1105572A
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English (en)
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JPH02283303A (ja
Inventor
Kazuo Hirakawa
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asahi Corp
Original Assignee
Asahi Corp
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Publication date
Application filed by Asahi Corp filed Critical Asahi Corp
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Publication of JPH02283303A publication Critical patent/JPH02283303A/ja
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  • Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、多質靴底の成形法に関するもので
ある。
(従来の技術) 従来、実公昭33−6084号によつて底面に区画壁
によつてインサート成形室を形成した下型と下面
を扁平な面で形成した上型とからなる多質靴底成
形型が提案されている。
しかしながらこのような多質靴底成形型を使用
し、インサート成形室に靴底本体とは異質のイン
サート片をセツトし、しかる後靴底本体成形室に
靴底本体成形材を導入して、これを加熱、加圧す
ることによつて靴底本体を成形するとともに、靴
底本体の接地面に異質のインサート片をインサー
ト成形することによつて、インサート成形時にイ
ンサート片がインサート成形室から流出すること
を防止し、インサート片と靴底本体の境界が鮮明
に区画された靴底を成形することができる。
しかしながら、このような多質靴底成形型で成
形された多質靴底は、インサート成形室を構成す
る区画壁によつてインサート片の周囲に凹溝が形
成され、この凹溝によつて靴底が部分的に薄肉に
されるため、その強度が著しく低下され着用時に
靴底が凹溝より引き裂かれ、耐久性に欠ける欠点
があつた。
特に多質靴底が薄肉な接地底の場合、これ等の
欠点は甚だしかつた。
(発明の解決しようとする問題点) この発明は、これらの欠点を除去し、耐久性に
優れしかも境界が鮮明に区画され、しかも履心地
が良好な多質靴底を提供しようとするものであ
る。
(問題点を解決するための手段) 以下この発明の実施状態を示す図面によつて説
明すれば、この発明は底面に区画壁111によつ
てインサート成形室11を形成した、下型1のイ
ンサート室11にインサート片aをセツトし、下
面に区画壁111に対向して凹溝211を形成し
た上型2を下型1に嵌合し、下型1と上型2とに
よつて形成された接地底成形キヤビテイ10に導
入された接地底成形bを加熱加圧して、接地底3
の底面にインサート片aをインサート成形した
後、この接地底3の上面にミツドソール4を発泡
積層成形するとともに接地底成形時に接地底上面
に上型の凹溝211に対応して形成された凸条3
1をミツドソール4に埋設することを特徴とする
多質靴底の成形法を発明の要旨とするものであ
る。この発明において使用される下型1のインサ
ート成形室11は、成形されるインサート片が接
地底に防滑性、耐摩耗性を付与するものであれば
下型1の爪先部12、踵部13に、成形される接
地底に屈曲性を付与するものであれば、下型1の
ボール部14に、成形される接地底にバネ性を付
与するものであれば、下型の不踏部15にそれぞ
れ区画壁111を接地底成形キヤビテイ10に突
出させることによつて形成されるものであるが、
インサート片aのインサート成形の目的に応じ
て、下型1の適宜個所に形成されることができ
る。
区画壁111に対向して上型2に形成される凹
溝211は、区画壁111の高さ、肉厚に応じて
その深さと幅が決定されるが、接地底成形後上型
2を開放する際、成形された接地底を上型2に保
持させておくのが便利な場合は、溝211はアン
ダーカツト状に形成しておくことが便利である。
このようにして構成された下型1と上型2を使
用して接地底3を成形するには、天然ゴム、塩化
ビニル、EVA等で防滑性、耐摩耗性、屈曲性、
バネ性等の物性において材質的に異質または色彩
的に異質に配合され、必要によつてはその上面に
接着剤を塗布し、インサート成形室の形状に対応
して形成されたインサート片aをインサート成形
室11にセツトした後、接地底成形室10に接地
底成形材bを導入して、これを加熱、加圧して接
地底3を形成するとともに接地底3の接地面にイ
ンサート片aをインサート成形する。
この発明において、インサート片aをインサー
ト成形室11にセツトする際、インサート片の肉
厚が区画壁111の高さよりも薄肉に形成されて
いる場合は、さらにインサート片aの上面に接地
底成形材bと同一な材質からなるインサート補助
片a′をセツトし、インサート片aとインサート補
助片a′を合せた容積をインサート成形室11の容
積とほぼ一致させておけば、インサート片aイン
サート成形時に接地底成形材bがインサート成形
室11に過度に流入され、インサート成形室11
での乱流現象が回避され、インサート片aの表面
に接地底成形材bが流出されることがなく、成形
されるインサート片aと接地底3との境界を一層
鮮明なものとすることができる。
このようにして成形された接地底3を下型1に
保持されたまま上型2をミツドソール成形用の上
型2′と交換することによつて、接地底3の上面
に形成されたミツドソール成形室10′に導入さ
れたミツドソール成形材cを加熱加圧して発泡成
形することにより、または別途準備された下型
1′の底部に、上記によつて成形された接地底3
をセツトし、さらにこの下型1′にサイドモール
1″,1″と胛被5を吊り込んだラスト(上型)
2″を組合せて接地底3の上面に形成されたミツ
ドソール成形室10′に導入されたミツドソール
成形材cを発泡成形することにより、接地底3の
上面にミツドソール4を積層成形するとともに接
地底3の上面に形成されている凸条31をミツド
ソール4中に埋設する。ミツドソール4を発泡成
形するに当つて、予め接地底3の上面に予め接着
剤を塗布、または接地底3が加硫ゴムで形成され
ている場合は、塩素処理等によつてその表面に接
着層30を形成しておけば、接地底3とミツドソ
ール4との接着性をより一層強固なものとするこ
とができる。
(発明の効果) この発明は以上のように構成され、接地底成形
時に下型1のインサート成形室11を区画形成す
る区画壁111に対向して、上型2に形成された
凹溝211に接地底成形材bが流入され、凹溝2
11に対応して接地底上面に凸条31が形成さ
れ、この凸条31によつて区画壁111によつて
接地底3の接地面に形成される凹溝32による薄
肉部が補填されるため、従来のようにインサート
片aを区画する凹溝によつて靴底使用時に接地底
3が引き裂かれることなく耐久性に優れ、しかも
凹溝32によつてインサート片aと接地底3が鮮
明に区画された多質靴底を提供できる。
また接地底3の上面に形成された凸条31は発
泡ミツドソール4中にミツドソール成形時に埋設
されているので、接地底3とミツドソール4との
接着が強固でしかも凸条31によつて履心地が阻
害されることなく履心地の良好な靴底が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
図面はこの発明の実施状態を示すものであつ
て、第1図は接地底成形状態を示す要部断面図で
あり、第2図はミツドソール成形状態を示す要部
断面図であり、第3図は他の実施例におけるミツ
ドソール成形状態を示す要部断面図である。 符合の説明、1,1′……下型、1″……サイド
モールド、10……接地底成形室、10′……ミ
ツドソール成形室、11……インサート成形室、
111……区画壁、12……爪先部、13……踵
部、14……ボール部、15……不踏部、2,
2′,2″……上型、211……凹溝、3……接地
底、31……凸条、32……凹溝、4……ミツド
ソール、5……胛被、a……インサート片、a′…
…インサート補助片、b……接地底成形材、c…
…ミツドソール成形材。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 底面に区画壁111によつてインサート成形
    室11を形成した、下型1のインサート室11に
    インサート片aをセツトし、下面に区画壁111
    に対向して凹溝211を形成した上型2を下型1
    に嵌合し、下型1と上型2とによつて形成された
    接地底成形キヤビテイ10に導入された接地底成
    形bを加熱加圧して、接地底3の底面にインサー
    ト片aをインサート成形した後、この接地底3の
    上面にミツドソール4を発泡積層成形するととも
    に接地底成形時に接地底上面に、上型の凹溝21
    1に対応して形成された凸条31を、ミツドソー
    ル4に埋設することを特徴とする多質靴底の成形
    法。
JP1105572A 1989-04-24 1989-04-24 多質靴底の成形法 Granted JPH02283303A (ja)

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JP1105572A JPH02283303A (ja) 1989-04-24 1989-04-24 多質靴底の成形法

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JP1105572A JPH02283303A (ja) 1989-04-24 1989-04-24 多質靴底の成形法

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Publication Number Publication Date
JPH02283303A JPH02283303A (ja) 1990-11-20
JPH0513641B2 true JPH0513641B2 (ja) 1993-02-23

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ID=14411239

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JP1105572A Granted JPH02283303A (ja) 1989-04-24 1989-04-24 多質靴底の成形法

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JPH02283303A (ja) 1990-11-20

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