JPH0513637Y2 - - Google Patents

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JPH0513637Y2
JPH0513637Y2 JP1988039949U JP3994988U JPH0513637Y2 JP H0513637 Y2 JPH0513637 Y2 JP H0513637Y2 JP 1988039949 U JP1988039949 U JP 1988039949U JP 3994988 U JP3994988 U JP 3994988U JP H0513637 Y2 JPH0513637 Y2 JP H0513637Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、シートクツシヨンの側部に隣接して
コンソールボツクスが配設され、シートバツクが
前倒して略水平になつた該シートバツクの裏面を
簡易ベツドの一部として使用可能な車両用シート
に関する。
「従来の技術」 従来、この種の車両用シートとしては、例え
ば、第9図および第10図にそれぞれ示すような
ものがある。
すなわち、第9図に示すものは、車体フロア1
に、ドライバシート2、センタシート3およびア
シストシート4が並設され、背後に簡易ベツト5
が配設され、センタシート3のシートクツシヨン
6の側部に隣接してコンソールボツクス7のメイ
ンケース7aがその取出口を上に向けて配設さ
れ、シートバツク9の側部に隣接してサブケース
8がその内面側の収納部8aを前方に向けて配設
されている。サブケース8がシートバツク9の起
倒にともなつて起倒せず、メインケース7a側に
固定されているものである。
第10図に示すものは、第9図に示すものとほ
ぼ同じであるが、サブケース8がシートバツク9
の起倒にともなつて起倒するようになつているも
のである。センタシート3のシートバツク9、サ
ブケース8などを前倒してベツド状態にし、シー
トバツク9の裏面ばかりでなくサブケース8の背
面も簡易ベツト5と滑らかに連続させて広いベツ
ド面積を確保するようにしたものである。
「考案が解決しようとする課題」 しかしながら、このような従来の車両用シート
では、前者のものは、センタシート3のシートバ
ツク9などがベツド状態にある場合、コンソール
ボツクス7のサブケース8は起立した状態のまま
であるので、実質的なベツド面積が狭くなつて自
由で楽な姿勢をとれない場合があり、居心地がよ
くないという問題点があつた。
後者のものは、シートバツク9の裏面ばかりで
なくサブケース8の背面も簡易ベツト5と滑らか
に連続させて広いベツド面積を確保するようにし
たので、前者のような問題点はない。しかしなが
ら、第10図において実線で示すように、サブケ
ース8がその内面側の収納部8aを下にした状態
でメインケース7aの取出口を塞ぐので、そのま
まではメインケース7aばかりでなくサブケース
8の収納部8aから小物の出入れができない。
小物の出入れをする際には、出入れの都度、シ
ートバツク9を起倒させ、起倒するシートバツク
9およびサブケース8に体が当たらないように、
体勢を変える必要があり、操作が煩わしい上に素
早く小物を出入れできないという問題点があつ
た。
小物の出し入れを素早くするように、サブケー
ス8およびシートバツク9を共に起立させたまま
の状態にしておくと、前者のような問題点が再び
生ずる。
本考案は、このような従来の問題点に着目して
なされたもので、コンソールボツクスのサブケー
スの内面側に収納部を設け、サブケースの内面が
上へ向いた状態でメインケースの取出口を閉扉す
るとともに、サブケースの内面と前倒したシート
バツクの裏面とを滑らかに連続するようにし、ベ
ツド状態においても、サブケース側の収納部から
素早く小物を出入れすることができるようにした
車両用シートを提供することを目的としている。
「課題を解決するための手段」 かかる目的を達成するための本考案の要旨とす
るところは、 シートクツシヨンの側部に隣接してコンソール
ボツクスが配設され、シートバツクを前倒して略
水平になつた該シートバツクの裏面を簡易ベツド
の一部として使用可能な車両用シートにおいて、 シートクツシヨンの側部に隣接してコンソール
ボツクスのメインケースを配し、 シートバツクの側部に、サブケースの内面が前
方へ向いた状態と前記サブケースの背面が前方へ
向いた状態とに反転可能に前記サブケースを枢支
し、前記サブケースの内面側に収納部を設け、 シートバツクが前倒した際、前記サブケースの
背面を上にした状態および前記サブケースの内面
を上にした状態の各状態で前記メインケースの取
出口を閉扉可能にするとともに、前記各状態で、
前記サブケースの背面および内面がシートバツク
の裏面に滑らかに連続するように前記サブケース
を配設したことを特徴とする車両用シートに存す
る。
「作用」 シートバツクが起立した通常の状態では、コン
ソールボツクスのメインケースの取出口が開扉さ
れ、サブケースの内面側の収納部が前方へ向いた
状態にあり、メインケースおよびサブケースの収
納部から小物を出入れすることができる。
シートバツクなどを前倒していわゆるベツド状
態にする場合、サブケースを適宜反転させ、シー
トバツクを前倒した際、サブケースがその内面側
を上に向けてメインケースの取出口を閉扉するよ
うにする。それにより、サブケースの内面側の収
納部が使用可能となり、ベツド状態においても、
小物の出し入れの都度、シートバツクを起立して
サブケースを起立させる必要がなく、サブケース
の収納部から素早く小物を出入れすることができ
る。
またサブケースの内面は、シートバツクの裏面
と滑らかに連続するようになり、サブケースが簡
易ベツドの一部としても使用可能である。
「実施例」 以下、図面に基づき本考案の一実施例を説明す
る。
第1図から第8図は本考案の一実施例を示して
いる。
第3図に示すように、キヤブオーバー車の図示
省略したドライバシートと同じく図示省略したア
シストシートとの間には、センタシート10が配
設され、センタシート10のシートクツシヨン2
0には、シートバツク30が前倒可能に枢支され
ている。センタシート10の側部に隣接してコン
ソールボツクス40が配設されている。
センタシート10の後方位置には、シートバツ
ク30が前倒した際、シートバツク30の裏面3
1が滑らかに連続する図示省略した簡易ベツド本
体が配設されている。
シートクツシヨン20の側部22には、コンソ
ールボツクス40のメインケース50がその取出
口52を上に向けて装着されている。
第3図および第6図に示すように、一方、シー
トバツク30の側部32には、コンソールボツク
ス40のサブケース60が、その内面61が前方
へ向いた第3図に示す状態とその背面62が前方
へ向いた第6図に示す状態とに反転可能に枢支さ
れている。
すなわち、第1図および第2図に示すように、
シートバツク30は、パツド材33,33でバツ
クフレーム34を挟むようにしたものに表皮材3
5を被覆して成る。表皮材35の裏面がシートバ
ツク30の裏面31になつている。バツクフレー
ム34の側部には、サブケース60のサブフレー
ム63の側部が略水平な枢軸64により回転可能
に枢支されている。枢軸64には抜止め用のEリ
ング64aが嵌着されている。
サブケース60は、サブフレーム63の後側に
パツド材71を配したものを表皮材72で被覆
し、被覆したものの内面側に収納部70を取付け
て成るものである。表皮材72の背面がサブケー
ス60の背面62に成つている。
サブフレーム63の両側部には、その軸が略水
平な操作ロツド65が貫通するようにして架設さ
れている。操作ロツド65の各端部がサブフレー
ム63の両側部からそれぞれ側方へ突出し、一方
の端部がストツパ端66と成り、他方の端部には
操作ノブ67が固着されている。操作ロツド65
はばね部材65aにより第2図においてA方向へ
付勢されている。
バツクフレーム34の側部には、サブケース6
0を起立状態に位置決めするため操作ロツド65
のストツパ端66が嵌入する貫通孔35,36が
穿設されている。同じように、バツクフレーム3
4の側部にはプレート37が固着され、プレート
37には、サブケース60を略水平状態に位置決
めするため操作ロツド65のストツパ端66が嵌
入する貫通孔38,39が穿設されている。
第3図、第4図および第7図に示すように、サ
ブケース60の背面62を上にした状態でメイン
ケース50の取出口52を閉扉した際、シートバ
ツク30の裏面31に滑らかに連続するようにサ
ブケース60の背面62が形成されている。
同じように、サブケース60の内面61を上に
した状態でメインケース50の取出口52を閉扉
した際、シートバツク30の裏面31に滑らかに
連続するようにサブケース60の内面61が形成
されている。サブケース60の内面61側には収
納部70が設けられている。
次に作用を説明する。
第3図において、シートバツク30が起立した
通常の状態では、サブケース60は、操作ロツド
65のストツパ端66がバツクフレーム34の貫
通孔36に嵌入して起立状態に回転不能に拘束さ
れている。
それにより、コンソールボツクス40のメイン
ケース50の取出口52が開扉され、サブケース
60の内面61側の収納部70が前方へ向いた状
態にあり、メインケース50およびサブケース6
0の収納部70から小物を自由に出入れすること
ができる。
シートバツク30などを前倒していわゆるベツ
ド状態にする場合、操作ロツド65をばね部材6
5aの付勢力に抗して第2図においてA1方向へ
移動すると、ストツパ端66がバツクフレーム3
4の貫通孔36から抜け、サブケース60が枢軸
64を中心にして回転可能な状態となる。
サブケース60を第3図においてB方向から見
て時計方向へ回転すると、サブケース60の上端
部が下がり下端部が上がつて第5図に示すような
状態になる。さらにサブケース60を第3図にお
いてB方向から見て時計方向へ回転すると、その
内面61が完全に後方へ向いた第6図に示すよう
な状態に反転する。
反転した際操作ノブ67を離すと、ばね部材6
5aの付勢力で操作ロツド65が第2図において
A方向へ移動し、ストツパ端66がバツクフレー
ム34の貫通孔35に嵌入し、それにより、サブ
ケース60が第6図に示すような状態に回転不能
に拘束される。
次に、シートバツク30を前倒すると、サブケ
ース60も一体的に前倒し、サブケース60の内
面61側を上に向けてメインケース50の取出口
52を閉扉する第7図に示すベツド状態になる。
第7図に示すベツド状態では、メインケース5
0からは小物が出し入れできないが、サブケース
60の内面61側の収納部70が使用可能とな
り、その都度シートバツク30を起立してサブケ
ース60を起立させなくても、サブケース60の
収納部70から素早く小物を出入れすることがで
きる。
またサブケース60の内面61は、シートバツ
ク30の裏面31と滑らかに連続するようにな
り、サブケース60を簡易ベツドの一部として十
分に使用することができる。
第3図において、そのままシートバツク30を
前倒すると、サブケース60も一体的に前倒し、
サブケース60の内面61側を下に向けてメイン
ケース50の取出口52を閉扉する第4図に示す
ベツド状態になる。
第4図に示すベツド状態では、サブケース60
の背面62がシートバツク30の裏面31と滑ら
かに連続するようになり、サブケース60を簡易
ベツドの一部としてほぼ完全な形で使用すること
ができる。
第3図において、サブケース60をB方向から
見て反時計方向へ回転すると、サブケース60が
その内面61を下に向けた略水平な第8図に示す
アームレスト状態になる。
サブケース60が第8図に示すアームレスト状
態になつた際、操作ノブ67を離すと、ばね部材
65aの付勢力で操作ロツド65が第2図におい
てA方向へ移動し、ストツパ端66がバツクフレ
ーム34の貫通孔39に嵌入し、それにより、サ
ブケース60が第8図に示すアームレスト状態に
回転不能に拘束される。
アームレスト状態では、着座者が腕をサブケー
スの背面62に載せることができる。
さらに、第3図において、サブケース60をB
方向から見て時計方向へ回転すると、内面61側
の収納部70を上に向けた略水平な第5図に示す
状態になる。
サブケース60が第5図に示す状態になつた
際、際操作ノブ67を離すと、ばね部材65aの
付勢力で操作ロツド65を第2図においてA方向
へ移動し、ストツパ端66がバツクフレーム34
の貫通孔38に嵌入するようにすれば、サブケー
ス60が第5図に示す状態に回転不能に拘束され
る。
この状態では、センタシート10の後側から
も、メインケース50および収納部70から小物
を出し入れすることができ、着座者以外の人も自
由にコンソースボツクス40を使用することがで
きる。
「考案の効果」 本考案に係る車両用シートによれば、コンソー
ルボツクスのサブケースの内面側に収納部を設
け、その内面が上へ向いた状態でメインケースの
取出口を閉扉するとともに、サブケースの内面と
前倒したシートバツクの裏面とを滑らかに連続す
るようにしたので、いわゆるベツド状態におい
て、収納部から素早く小物の出入れをすることが
でき、極めて使い勝手がよく、またベツド面積を
狭くすることなく、楽な姿勢がとれて極めて居心
地がよくなる。
【図面の簡単な説明】
第1図から第8図は本考案の一実施例を示して
おり、第1図はシートバツクおよびサブケースそ
れぞれの分解斜視図、第2図はバツクフレームお
よびサブフレームの分解斜視図、第3図は通常状
態のセンタシートの斜視図、第4図はベツド状態
のセンタシートの斜視図、第5図は作用説明図、
第6図は作用説明図、第7図はベツド状態を示す
センタシートの斜視図、第8図はアームレスト状
態を示すセンタシートの斜視図、第9図および第
10図は従来例を示しており、それぞれセンタシ
ートなどの配置状態を示す斜視図である。 10……センタシート(車両用シート)、20
……シートクツシヨン、30……シートバツク、
40……コンソールボツクス、50……メインケ
ース、60……サブケース、61……サブケース
の内面、62……サブケースの背面、70……収
納部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 シートクツシヨンの側部に隣接してコンソール
    ボツクスが配設され、シートバツクを前倒して略
    水平になつた該シートバツクの裏面を簡易ベツド
    の一部として使用可能な車両用シートにおいて、 シートクツシヨンの側部に隣接してコンソール
    ボツクスのメインケースを配し、 シートバツクの側部に、サブケースの内面が前
    方へ向いた状態と前記サブケースの背面が前方へ
    向いた状態とに反転可能に前記サブケースを枢支
    し、前記サブケースの内面側に収納部を設け、 シートバツクが前倒した際、前記サブケースの
    背面を上にした状態および前記サブケースの内面
    を上にした状態の各状態で前記メインケースの取
    出口を閉扉可能にするとともに、前記各状態で、
    前記サブケースの背面および内面がシートバツク
    の裏面に滑らかに連続するように前記サブケース
    を配設したことを特徴とする車両用シート。
JP1988039949U 1988-03-26 1988-03-26 Expired - Lifetime JPH0513637Y2 (ja)

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JP1988039949U JPH0513637Y2 (ja) 1988-03-26 1988-03-26

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JPH01147739U JPH01147739U (ja) 1989-10-12
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2522455Y2 (ja) * 1990-09-04 1997-01-16 日野自動車工業株式会社 トラックの座席
JP2015067024A (ja) * 2013-09-27 2015-04-13 ジョンソン コントロールズ テクノロジー カンパニーJohnson Controls Technology Company 自動車用座席

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JPH01147739U (ja) 1989-10-12

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