JPH05134772A - 複合冷却制御システム - Google Patents

複合冷却制御システム

Info

Publication number
JPH05134772A
JPH05134772A JP16446891A JP16446891A JPH05134772A JP H05134772 A JPH05134772 A JP H05134772A JP 16446891 A JP16446891 A JP 16446891A JP 16446891 A JP16446891 A JP 16446891A JP H05134772 A JPH05134772 A JP H05134772A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
refrigerant
flow rate
digital controller
pump
sensor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP16446891A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadashi Ohashi
正 大橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP16446891A priority Critical patent/JPH05134772A/ja
Publication of JPH05134772A publication Critical patent/JPH05134772A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Feedback Control In General (AREA)
  • Control Of Non-Electrical Variables (AREA)
  • Control Of Temperature (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は複数の熱負荷を冷媒供給ユニットで
冷却する複合冷却制御システムに関し、簡単な構成で信
頼性のよい複合冷却制御システムを提供することを目的
としている。 【構成】 複数の冷媒供給ユニット2が対応する複数の
熱負荷1に冷媒を環流させ、各熱負荷1から流出される
暖まった冷媒を集合タンク3に戻し、該集合タンク3か
ら前記冷媒供給ユニット2にポンプ5を介して冷媒を流
入させるようにし、前記各ポンプ5の流量をディジタル
コントローラ6で制御するようにした複合冷却制御シス
テムにおいて、各冷却モジュールに関する熱負荷発熱
量,特性等を格納する制御テーブル10をディジタルコ
ントローラ6に接続し、前記集合タンク3内にタンク内
の温度を検出する温度センサ8を、同じく集合タンク3
の冷媒の入り口に冷媒の流量を検出する流量センサ11
を設け、前記ディジタルコントローラ6は、これら温度
センサ8及び流量センサ11の出力を受けて、前記制御
テーブル10に格納されている制御ルールに従って、各
ポンプ5の流量を制御するように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は複数の熱負荷を冷媒供給
ユニットで冷却する複合冷却制御システムに関する。
【0002】
【従来の技術】大型コンピュータ等においては、その動
作中に相当の発熱があり、冷却システムを用いて冷やし
てやらないと発熱のためにシステムがダウンするおそれ
がある。そこで、コンピュータシステムを複数のユニッ
トに分割し、それぞれのユニットを熱負荷と考えて、こ
れら熱負荷毎に冷媒供給ユニットで冷媒を環流させてや
りの、熱負荷の熱交換を行うことにより、熱負荷を冷却
することが行われている。
【0003】図6は従来システムの構成例を示すブロッ
ク図である。図において、1は複数(n個)の熱負荷
(TL)、2はこれら熱負荷ユニット対応に設けられた
冷媒供給ユニット(CSU)である。これら冷媒供給ユ
ニット2は、一種の熱交換機であり、この冷媒供給ユニ
ット2を冷媒(例えば水)が通過することにより、2次
側の温度が1次側入力に移り、2次側冷媒は再び冷却さ
れたものとなり、熱負荷1に供給される。
【0004】3は流体集合モジュール4を介して流入さ
れてくる各熱負荷1からの冷媒を集める集合タンクであ
る。5は集合タンク3からの冷媒を汲み上げる系統毎に
設けられたポンプ、6はこれらポンプ5の汲み上げ量を
制御するディジタルコントローラである。7は各冷媒供
給ユニット2から熱負荷に至る管路に設けられた流量セ
ンサ(FS)で、これら各流量センサ7の出力はディジ
タルコントローラ6に入っている。8は集合タンク3内
の温度を検出するための温度センサである。このように
構成された従来システムの動作を説明すれば、以下のと
おりである。
【0005】ディジタルコントローラ6から各系統のポ
ンプ5に送られる制御信号により、各ポンプ5は入力信
号に応じて集合タンク3から冷媒を汲み出し、冷媒供給
ユニット2次側に流入させる。これら冷媒供給ユニット
2を通過した冷媒は1次側冷媒との間に熱交換を行い、
冷却されたものになっている。この冷却された冷媒がそ
れぞれの熱負荷1を通過することにより、熱負荷1は冷
却されることになる。
【0006】熱負荷1が冷却されると同時に熱交換によ
り暖まった冷媒は、流体集合モジュール4を経て集合タ
ンク3に入る。この集合タンク3に入った冷媒の温度
は、温度センサ8で検出され、ディジタルコントローラ
6に送られる。また、各系統の冷媒流量は、流量センサ
7で検出され同じくディジタルコントローラ6に送られ
る。そして、ディジタルコントローラ6は、集合タンク
8の温度が高くなったら、ポンプ5の汲み上げ量を増や
すような制御を行う。また、各流量センサ7の出力が低
下したら、その系統のみ冷媒汲み上げ量を増やすように
ポンプ5を制御する。このような一連の制御により、熱
負荷1は必要な冷却を受けることになる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前述した従来のシステ
ムでは、以下に示すような問題がある。 各熱負荷1の冷却を保証させるために、各熱負荷1の
入り口に流量センサ7を設置する必要がある。 この流量センサ7は、高価であり、冷却システム全体
のコストをアップさせてしまう。 また、この流量センサ7は物理的にも大きく、冷却シ
ステム全体の規模が大きくなってしまう。 しかも、流量センサ7の信頼性がよくないので、冷却
システム全体の信頼性がよくない。
【0008】本発明はこのような課題に鑑みてなされた
ものであって、簡単な構成で信頼性のよい複合冷却制御
システムを提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理ブロ
ック図である。図6と同一のものは、同一の符号を付し
て示す。図において、10は各冷却モジュールに関する
熱負荷発熱量,特性等を格納する制御テーブルで、ディ
ジタルコントローラ6に接続されている。8は集合タン
ク3内に設けられたタンク内の温度を検出する温度セン
サ、11は同じくタンク3の冷媒の入り口に設けられた
冷媒の流量を検出する流量センサである。これら、温度
センサ8及び流量センサ11の出力はディジタルコント
ローラ6に接続されている。
【0010】
【作用】前記ディジタルコントローラ6は、これら温度
センサ8及び流量センサ11の出力を受けて、前記制御
テーブル10に格納されている制御ルールに従って、各
ポンプ5の流量を制御する。このような構成にすること
により、各系統毎に流量センサを設ける必要がなくな
り、簡単な構成で信頼性のよい複合冷却制御システムを
提供することができる。
【0011】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。図2は本発明の一実施例を示す構成ブロッ
ク図である。図1と同一のものは、同一の符号を付して
示す。図において、12は各熱負荷1から冷媒が漏れる
ことを検出する漏れセンサで、その出力はディジタルコ
ントローラ6に接続されている。なお、温度センサ8及
び流量センサ11はいずれもアナログセンサである。そ
の他の構成は図1と同じである。このように構成された
システムの動作を説明すれば、以下のとおりである。
【0012】ディジタルコントローラ6から各系統のポ
ンプ5に送られる制御信号により、各ポンプ5は入力信
号に応じて集合タンク3から冷媒を汲み出し、冷媒供給
ユニット2の2次側に流入させる。これら冷媒供給ユニ
ット2を通過した冷媒は、1次側との熱交換によって冷
却されたものになっている。この冷却された冷媒がそれ
ぞれの熱負荷1を通過することにより、熱負荷1は冷却
されることになる。
【0013】熱負荷1が冷却されると同時に熱交換によ
り暖まった冷媒は、流体集合モジュール4を経て集合タ
ンク3に入る。この集合タンク3に入った冷媒の温度
は、温度センサ8で検出され、ディジタルコントローラ
6に送られる。これにより、ディジタルコントローラ6
は、冷却システムが熱負荷1を正常に冷却していること
を確認することができる。
【0014】また、集合タンク3の入り口に設けられた
流量センサ11は、集合タンク3に流入する冷媒の流量
を検出し、ディジタルコントローラ6に通知する。これ
により、ディジタルコントローラ6は、冷媒が各熱負荷
1に正常に供給されていることを確認することができ
る。
【0015】一般に、図に示すような樹枝状管路網にお
いては、入力流量の和は出力流量となるので、各冷媒供
給ユニット2の流量の和は集合タンク3の流入量と等し
くなる。従って、タンクの流入量を測定することによ
り、冷媒が正常に供給されているかどうかを知ることが
できる。
【0016】ディジタルコントローラ6は、制御テーブ
ル10に格納されている制御ルールに従って、各ポンプ
(5)の流量をファジイ制御する。図3は制御テーブル
10の構成例を示す図である。冷却モジュール毎に、熱
負荷発熱量と特性が記憶されている。図に示すように、
各熱負荷1は熱負荷発熱量は一定ではなく異なってい
る。従って、その特性も異なる。
【0017】各特性は、各冷却モジュール毎に、制御テ
ーブル10内に格納されているが、その内容は図4に示
すようなものである。定常運転時データと過渡特性デー
タがそれぞれ格納されている。
【0018】ディジタルコントローラ6は、各ポンプ5
の汲み出し制御を行うにあたって図3,図4に示す制御
テーブルを参照し、一定のファジイ制御ルールに従っ
て、システム全体が最も効率よく機能するように制御動
作を行う。なお、ファジイ制御としては既存の技術を用
いる。
【0019】例えば、タンク流入量の特性は、各熱負荷
1から出力される冷媒量に従い、図5に示すような特性
になる。f1は最低流入量である。ここで、第1の熱負
荷#1から冷媒が流入すると、その特性はf2に示すよ
うに増加し、更に第2の熱負荷#2から冷媒が流入する
と、その特性はf3に示すように増加する。以下、同様
である。ここで、ポンプ起動及び停止等のために、その
流入量には図に示すような脈流が見られる。ディジタル
コントローラ6は、そこで制御テーブル10に記憶され
ている各冷却モジュールの特性とファジイ制御ルール及
びメンバシップ関数に知識表現させておいたものを利用
して、冷却システムが最適な動作をするように制御す
る。
【0020】例えば、冷媒供給ユニットCSU#1とC
SU#2のポンプ5を起動して1分経過した時のタンク
流入量が少し多いようならば、冷却は正常に行われてい
ると判断できる。これに対して、冷媒供給ユニットCS
U#1とCSU#2のポンプ5を起動して1分経過した
時のタンク水温が高いならば、冷却が十分でないので、
各冷媒供給ユニット2の共通1次冷媒の水量を少し増や
してやる。またはポンプ5の汲み出し量を増やしてや
る。
【0021】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば簡単な構成で信頼性のよい複合冷却制御システム
を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理ブロック図である。
【図2】本発明の一実施例を示す構成ブロック図であ
る。
【図3】制御テーブルの構成例を示す図である。
【図4】特性テーブルの例を示す図である。
【図5】タンク流入量特性を示す図である。
【図6】従来システムの構成例を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
1 熱負荷 2 冷媒供給ユニット 3 集合タンク 5 ポンプ 6 ディジタルコントローラ 8 温度センサ 10 制御テーブル 11 流量センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G05D 27/00 Z 7314−3H 27/02 7314−3H

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の冷媒供給ユニット(2)が対応す
    る複数の熱負荷(1)に冷媒を環流させ、各熱負荷
    (1)から流出される暖まった冷媒を集合タンク(3)
    に戻し、該集合タンク(3)から前記冷媒供給ユニット
    (2)にポンプ(5)を介して冷媒を流入させるように
    し、前記各ポンプ(5)の流量をディジタルコントロー
    ラ(6)で制御するようにした複合冷却制御システムに
    おいて、各冷却モジュールに関する熱負荷発熱量,特性
    等を格納する制御テーブル(10)をディジタルコント
    ローラ(6)に接続し、 前記集合タンク(3)内にタンク内の温度を検出する温
    度センサ(8)を、 同じく集合タンク(3)の冷媒の入り口に冷媒の流量を
    検出する流量センサ(11)を設け、 前記ディジタルコントローラ(6)は、これら温度セン
    サ(8)及び流量センサ(11)の出力を受けて、前記
    制御テーブル(10)に格納されている制御ルールに従
    って、各ポンプ(5)の流量を制御するようにしたこと
    を特徴とする複合冷却制御システム。
  2. 【請求項2】 前記複数の熱負荷(1)から冷媒が漏れ
    ることを検出する漏れセンサ(12)を設け、該漏れセ
    ンサ(12)が冷媒が漏れていることを検出したら、デ
    ィジタルコントローラ(6)からアラームを出力するよ
    うにしたことを特徴とする請求項1記載の複合冷却制御
    システム。
  3. 【請求項3】 前記ディジタルコントローラ(6)は、
    前記制御テーブル(10)に格納されている制御ルール
    に従って、ファジイ制御により各ポンプ(5)の流量を
    制御するようにしたことを特徴とする請求項1記載の複
    合冷却制御システム。
JP16446891A 1991-07-04 1991-07-04 複合冷却制御システム Withdrawn JPH05134772A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16446891A JPH05134772A (ja) 1991-07-04 1991-07-04 複合冷却制御システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16446891A JPH05134772A (ja) 1991-07-04 1991-07-04 複合冷却制御システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05134772A true JPH05134772A (ja) 1993-06-01

Family

ID=15793756

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16446891A Withdrawn JPH05134772A (ja) 1991-07-04 1991-07-04 複合冷却制御システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05134772A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104199498A (zh) * 2014-08-01 2014-12-10 镇江翼天计算机科技有限公司 一种带有除湿功能的降温系统

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104199498A (zh) * 2014-08-01 2014-12-10 镇江翼天计算机科技有限公司 一种带有除湿功能的降温系统

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5293754A (en) Liquid coolant circulating system
US6666042B1 (en) Sequencing of variable primary flow chiller system
EP0466102B1 (en) Liquid cooling apparatus
US3729051A (en) Process fluid flow regulation systems
US5347825A (en) Hydronic interface system, method and apparatus
JPH05189659A (ja) セントラル冷暖房装置の料金算出方法および同料金算出装置
JP2003294290A (ja) 熱源機器の台数制御装置および台数制御方法
JPH05134772A (ja) 複合冷却制御システム
US3964466A (en) Parallel fluid heating system
JP2509322B2 (ja) 複合熱負荷集中冷却制御方法
JP3320631B2 (ja) 冷温熱装置
JPH0765810B2 (ja) 温水ボイラにおける循環ポンプの能力低下検出方法
JP2726478B2 (ja) 冷房又は暖房用装置
CN112443985A (zh) 热水器的循环预热控制方法、装置以及系统
JP2566957B2 (ja) 運転支援装置
JPS5878043A (ja) 空調機の制御方式
JPH05172386A (ja) 吸収式冷温水機の監視制御方法および同監視制御装置
JPH07174436A (ja) 河川水利用熱回収システム
JPS6139046Y2 (ja)
JP3292763B2 (ja) 吸収冷凍機の制御方法及び装置
EP0359395A2 (en) Data input in an expert system
CN210292330U (zh) 一种用于多台换热装置的热能交换回收装置
JPH05248707A (ja) 熱交換器並列配置式排熱回収装置
JPH10148478A (ja) 復水器設備
WO2023182915A1 (en) A heat pump system with different operating modes, a method, and a computer program product therefor

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19981008