JPH05134624A - 気体放電表示素子の駆動方法 - Google Patents

気体放電表示素子の駆動方法

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JPH05134624A
JPH05134624A JP3294741A JP29474191A JPH05134624A JP H05134624 A JPH05134624 A JP H05134624A JP 3294741 A JP3294741 A JP 3294741A JP 29474191 A JP29474191 A JP 29474191A JP H05134624 A JPH05134624 A JP H05134624A
Authority
JP
Japan
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display
subfield
gas discharge
sub
image
Prior art date
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Pending
Application number
JP3294741A
Other languages
English (en)
Inventor
Takayoshi Nagai
孝佳 永井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Publication of JPH05134624A publication Critical patent/JPH05134624A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 最高輝度を低下させることなく階調表示を行
うことが可能な気体放電表示素子を得る。 【構成】 1フィールドを複数のサブフィールドに時分
割するに当たり、各サブフィールドの長さを、当該サブ
フィールドに割当てる画像表示時間の長短に応じ、例え
ばτ,τ/2,τ/4,・・・τ/2n-1 というように
異ならしめる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は壁掛けテレビなどへの
応用が期待されている気体放電表示素子、いわゆるプラ
ズマディスプレイの駆動方法に関し、特に階調表示を行
うための駆動方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図5は例えばテレビジョン学会技術報告
ED 546 IPD53−14に記載された従来の階
調表示を行うための駆動方法をメモリ方式気体放電表示
素子に適用した場合の表示原理を示すタイムチャートで
ある。同図において(a)はカラーテレビの複合映像信
号を示すが、これは、その一部(A区間)について詳細
を図6に示すように、3原色の映像信号がけい光体配列
と対応するようにGRGR・・・,BGBG・・・と切
替えられ複合化されたものである。
【0003】この複合映像信号はA−D変換器により6
ビットのディジタル信号に変換され、フィールドメモリ
ーにいったん記憶された後、ビットごとに高速度で読出
される。このディジタル映像信号を図5(b)に示す
が、A−D変換器によって得られた並列ディジタル信号
がビットごとに6個のサブフィールド順次信号に変換さ
れることになる。同図中MSBは最上位ビットのフィー
ルド情報、LSBは最下位ビットのフィールド情報を示
している。
【0004】この変換後のディジタル信号は1H順次−
同次変換回路により並列の信号となり、各々の表示陽極
に加えられる。そして陰極を上から下へ1回走査するこ
とにより、画面全体に1ビットのフィールド情報に従っ
たカラー画像の表示が行われる。図5(c)に各行の発
光状態を示す。6回の走査により1フィールドの画像を
64階調で表示するために、発光の持続時間をMSB以
下LSBまで、それぞれT,T/2,T/4,・・・,
T/32と設定する。
【0005】図7に、図5に示した駆動方法をリフレッ
シュ方式気体放電表示素子に適用した場合の各行の点灯
期間を示す。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述したような従来の
駆動方法では、1画面分の表示期間であるフィールドを
複数のサブフィールドに分割する際に等分割を行い、各
サブフィールドの期間を等しく保っているため、リフレ
ッシュ方式気体放電素子に適用した場合には、図7に示
したようにどの行にも表示を行わない表示の休止期間が
必然的に生ずる。このためデューティーが64階調の場
合で1/3、256階調の場合には1/4となり、輝度
が低下してしまう問題があった。
【0007】この発明の目的は、最高輝度を低下させる
ことなく階調表示を行うことが可能な気体放電表示素子
の駆動方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は、各サブフィ
ールドの長さを、当該サブフィールドに割当てる画像表
示時間の長短に応じて異ならしめるものである。
【0009】
【作用】画像表示時間が短いサブフィールドについては
それに合わせてサブフィールド自体の期間長を小さく設
定し、画像表示時間が長いサブフィールドについてはサ
ブフィールド自体の期間長を大きく設定することで、各
サブフィールド期間内における表示の休止時間をなく
し、輝度の低下を防止することが可能になる。
【0010】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図1および図2
を用いて説明する。図1は本実施例の駆動方法を示すタ
イムチャートである。1フィールドは、第1から第nま
でのn個のサブフィールドに時分割されているが、各サ
ブフィールドの長さは一定でなく、第1サブフィールド
から第nサブフィールドまでτ,τ/2,τ/4,・・
・,τ/2n-1 としてある。
【0011】図2はこのような駆動方法を適用する気体
放電表示素子の全体構成を示すブロック図であり、図中
1は背面基板、2は前面基板、3は陰極、4は陽極を示
す。陰極3は背面基板1上に複数のライン状の行をなす
ように形成され、陽極4は、背面基板1と放電空間をは
さんで対向する前面基板2上に、陰極3と直交する方向
に複数のライン状の列をなすように形成されている。5
は陽極駆動部、6は陰極駆動部、7は映像信号変換部、
8は制御信号発生部である。
【0012】次に動作について説明する。映像信号変換
部7によってnビットのディジタル信号に変換された画
像信号の各ビットのデータは、各サブフィールドごとに
読出され、画像として表示される。各サブフィールド内
での各行ごとの画像表示時間は、第1サブフィールドか
ら第nサブフィールドまでそれぞれT,T/2,T/
4,・・・,T/2n-1 とすることにより、2n 階調の
表示を行う。
【0013】各サブフィールドごとの全行を表示するの
に必要な時間は、リフレッシュ駆動方式の場合、第1サ
ブフィールドから第nサブフィールドまで1,1/2,
1/4,・・・,1/2n-1 の比となる。これに対し、
各サブフィールドの期間長自体も同じ比率に設定してあ
るため、1つのサブフィールドにおける表示が終了する
と同時に、つまり表示の休止期間を生ずることなく、次
のサブフィールドの表示を開始することができる。表示
の休止期間をなくした分だけデューティーが向上し、全
体として輝度の低下を抑制できる。
【0014】ところで、このような気体放電表示素子に
おいては、陰極の走査に当たって種火放電と呼ばれる微
小時間の補助的な放電を行うことにより、放電空間に荷
電粒子が残留し安定に表示放電を行わせることができ
る。図3は、上述した実施例にこのような種火放電を併
せて適用した場合の駆動方法の一例を示す。各行の表示
時間の冒頭部分に付した白丸が種火放電を行う時点を示
しており、図示の例では1行おきに行っている。
【0015】本実施例では、1フィールドを多くのサブ
フィールドに時分割しており、順次走査の速度が速いた
め、必ずしもすべての行において種火放電を行わなくて
も、例えば図示のように1行おき、ないしは2〜3行お
きに行うことによっても荷電粒子が残留し、十分に種火
放電の効果を得ることができる。このように種火放電の
頻度を減らすことにより、種火放電によるコントラスト
の低下が抑えられる。
【0016】その場合、各行ごとの表示時間に応じ、当
該表示時間が短いサブフィールド内においては長いサブ
フィールド内に比較してより低い頻度で種火放電を行う
ようにしてもよい。その例を図4に示す。種火放電の効
果はほぼ一定時間持続するため、このようにしてもほぼ
同様の種火効果が得られる。これにより、種火放電の頻
度およびコントラストの低下を一層減らすことができ
る。
【0017】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、各サブ
フィールドの期間長を当該サブフィールド内での画像表
示時間の長短に応じて異ならしめることにより、各サブ
フィールド内における表示の休止期間をなくし、最高輝
度を低下させることなく画像の中間調表示を行うことを
可能にする効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施例の駆動方法を示すタイ
ムチャートである。
【図2】図1の駆動方法を適用する気体放電表示素子の
ブロック図である。
【図3】第2の実施例を示すタイムチャートである。
【図4】第3の実施例を示すタイムチャートである。
【図5】従来例を示すタイムチャートである。
【図6】複合映像信号を示す波形図である。
【図7】従来例を示すタイムチャートである。
【符号の説明】
1 背面基板 2 前面基板 3 陰極 4 陽極

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の基板上に複数のライン状の行をな
    すように形成された陰極と、第1の基板と放電空間をは
    さんで対向する第2の基板上に、上記陰極と直交する方
    向に複数のライン状の列をなすように形成された陽極と
    を備え、陰極を順次走査しつつ陽極に表示データを与え
    ることにより画像表示を行う気体放電表示素子におい
    て、1画面分の表示期間を複数のサブフィールドに分割
    し、各サブフィールドにはそれぞれ異なる画像表示時間
    を割当て、かつ各サブフィールドにおいて実際に画像の
    表示を行うか否かを選択することにより画像の階調表示
    を行うとともに、各サブフィールドの長さを、当該サブ
    フィールドに割当てる画像表示時間の長短に応じて異な
    らしめることを特徴とする気体放電表示素子の駆動方
    法。
  2. 【請求項2】 陰極の走査に当たり、微小時間の補助的
    な放電を数行に1度の頻度で行うことを特徴とする請求
    項1記載の気体放電表示素子の駆動方法。
  3. 【請求項3】 1行当たりの画像表示時間の長いサブフ
    ィールド内においては補助的な放電の頻度を高く、1行
    当たりの画像表示時間の短いサブフィールド内において
    は補助的な放電の頻度を低く設定することを特徴とする
    請求項2記載の気体放電表示素子の駆動方法。
JP3294741A 1991-11-12 1991-11-12 気体放電表示素子の駆動方法 Pending JPH05134624A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100517861B1 (ko) * 1998-11-30 2005-11-25 오리온전기 주식회사 평판디스플레이의 구동방법
KR100517862B1 (ko) * 1998-11-30 2005-11-25 오리온전기 주식회사 플라즈마 표시패널의 구동방법
CN101937648A (zh) * 2010-09-03 2011-01-05 南京德普达电子技术有限公司 一种基于普通恒流源驱动芯片的led灰度显示控制方法

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KR100517862B1 (ko) * 1998-11-30 2005-11-25 오리온전기 주식회사 플라즈마 표시패널의 구동방법
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