JPH05134032A - ノイズを伴う信号の識別方法及び回路装置 - Google Patents

ノイズを伴う信号の識別方法及び回路装置

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JPH05134032A
JPH05134032A JP3096665A JP9666591A JPH05134032A JP H05134032 A JPH05134032 A JP H05134032A JP 3096665 A JP3096665 A JP 3096665A JP 9666591 A JP9666591 A JP 9666591A JP H05134032 A JPH05134032 A JP H05134032A
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output
shift register
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counter
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JP3096665A
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Lars Hauschultz
ハウシユルツ ラース
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Elac Sonar GmbH
Original Assignee
Honeywell Elac Nautik GmbH
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Publication date
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    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K5/00Manipulating of pulses not covered by one of the other main groups of this subclass
    • H03K5/125Discriminating pulses
    • H03K5/1252Suppression or limitation of noise or interference
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01SRADIO DIRECTION-FINDING; RADIO NAVIGATION; DETERMINING DISTANCE OR VELOCITY BY USE OF RADIO WAVES; LOCATING OR PRESENCE-DETECTING BY USE OF THE REFLECTION OR RERADIATION OF RADIO WAVES; ANALOGOUS ARRANGEMENTS USING OTHER WAVES
    • G01S7/00Details of systems according to groups G01S13/00, G01S15/00, G01S17/00
    • G01S7/52Details of systems according to groups G01S13/00, G01S15/00, G01S17/00 of systems according to group G01S15/00
    • G01S7/523Details of pulse systems
    • G01S7/526Receivers
    • G01S7/527Extracting wanted echo signals

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  • Measurement Of Velocity Or Position Using Acoustic Or Ultrasonic Waves (AREA)
  • Radar Systems Or Details Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 有効信号に著しく大の振幅のノイズ信号が重
畳されている場合にもパルス状有効信号の識別を行ない
得る方法及び装置を実現することが本発明の目的であ
る。 【構成】 所定の最小持続時間のパルス状有効信号の識
別方法において、当該信号(ES)の振幅を絶えず移動
する時間窓内で連続的に所定の限界値(SW)と比較し
限界値超過の持続時間が所定の持続時間より長い際に限
って当該信号を有効信号であると識別し、その際、上記
所定持続時間の長さが上記時間窓のそれより小に選定さ
れているようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は例えば反射ビーム位置測
定技術、つまり、レーダ及びソナー機器において受信側
にて受信信号として生じるような、ノイズを伴なうパル
ス状信号の時間的に精確な識別を行なう方法及び回路装
置に係わる。
【0002】
【従来の技術】目標物の距離及び空間位置の測定のた
め、エコーパルスの戻りの精確な時点を検出することが
重要である。これらパルスはそれの形状及び持続時間の
点で送信されたパルスとは著しく異なる。これらパルス
は走行区間上にてひずみ変形を受ける。ソーナ信号の始
まり(始点)についてのデータは例えば局所的に別個の
ハイドロフォン(水中聴音器)を用いての方向識別の際
必要である。この情報は通常受信されたソーナ信号の立
上り前縁から得られる。このソーナ信号にノイズが重畳
すると、前縁のそのような検出によっては時間測定にお
いて不精確性が生じる。屡々、ノイズ信号のエネルギ内
容は受信された有効信号のそれと同じオーダである。そ
の際、有効信号及びノイズ信号を振幅的に識別、区別す
ることは不可能である。
【0003】
【発明の目的】本発明の目的ないし課題とするところ
は、有効信号に著しく大の振幅のノイズ信号が重畳され
ている場合にもパルス状有効信号の識別を行ない得る方
法及び装置を提供することにある。
【0004】
【発明の構成】本発明は有効信号及びノイズ信号の識
別、区別を行なう手段のほかに、そのようなノイズを伴
なう有効信号の始め(始点)と終り(終点)の測定の手
段にも係わる。上記課題は請求項1記載の方法により解
決される。本発明の方法の有利な態様は引用請求項に記
載されている。更に本発明の方法を実施する装置は簡単
な回路構成の特長を有し、この簡単回路は従来有効有用
に使用されて来た構成素子から構成され得るものであ
る。有効信号の長さがそれの識別のための判定基準とし
て用いられるので有効信号はたんに次のようなノイズ信
号から区別され得る、即ちそれの持続時間が受信された
有効信号の所定の(予期)最小長を(明瞭に)下回るノ
イズ信号から区別され得る。
【0005】次に図示の実施例を用いて本発明を詳述す
る。
【0006】
【実施例】第1図に示す回路装置は水中聴音機(ハイド
ロフォン)1により受信された信号を有効信号として識
別するために用いられる。方向識別のため複数の水中聴
音機が存在する場合、それら水中聴音機(ハイドロフォ
ン)の各々には図1による1つの評価回路が対応配属さ
れている。方向測定のため、個々の評価回路の出力信号
はここでは図示してないプロセッサに供給され、このプ
ロセッサは個々の水中聴音機(ハイドロフォン)に配属
された評価回路の応動時間を用いてソーナ信号の入射方
向を公知のように計算する。
【0007】水中聴音機(ハイドロフォン)1により受
信されプリアンプ2にて受信されプリアンプ2にて増幅
された受信信号はローパスフィルタ3に供給されるので
あり、このローパスフィルタの遮断(限界)周波数fP
はソナー信号の最大予期周波数例えば100kHzに相
応する。そのようにして帯域制限された信号は後置接続
の乗算器又は変調器4において搬送周波fTに重畳変調
される。その結果、例えば455kHzの中心周波数が
得られる。それによって、ひきつづいての帯域制限のた
め、中心周波数に比して狭幅の帯域幅を有するセラミッ
クフィルタの使用が可能になる。更に、変調によって検
出器の時間的分解能が高められる。乗算器4には乗算器
の出力信号を例えばfT±1kHzの帯域幅に制限する
バンドパスフィルタ5が後置接続されている。プログラ
ミング可能なアンプ6は信号レベルを後続の高速の限界
値検出器7のレベルに適合させ、上記限界値検出器では
バンドパスフィルタリングされた信号が、所定の限界値
SWと比較される。この限界値SWを越えると限界値検
出器7はデジタル信号を送出し、このデジタル信号はモ
ノフロップとして構成された後続の個別パルス発生器8
において例えば2.2μsの持続時間に延長される。例
えば2.2μsのパルス幅TFはバンドパスフィルタの
下限(遮断)周波数ここでは456kHzの逆数といつ
でも等しいか、それより常に大、即ち、TF≧1/(4
55kHz−df)でなければならない。
【0008】例えば1024ビットを有するシフトレジ
スタ9はデータ入力側Aと、クロック入力側T9と、出
力側Bとを有する。シフトレジスタ9にはアップ/ダウ
ンカウンタ10が後置接続されており、上記カウンタの
最大カウント状態1024はシフトレジスタ9の長さに
相応する。シフトレジスタのクロック入力側T9及びカ
ウンタ10のクロック入力側T10には例えば512k
Hz(>456kHz)のクロック信号fCLKが導かれ
る。シフトレジスタのデータ入力側Aはカウンタ10の
カウントアップ入力側AUFに接続されており、一方、
シフトレジスタ9のデータ出力側Bはカウンタ10のカ
ウントダウン入力側ABに接続されている。それにより
生じる動作法については図2に関連して説明する。従っ
て、シフトレジスタ9の内容は周波数fCLKのタイミン
グでシフトされる。図示の接続構成に基づき、カウンタ
10はそれの出力側にて、常時、シフトレジスタ9にて
正の信号Iで占有されたロケーションの数を指示する。
【0009】デジタル比較器11は上記カウンタ状態N
を連続的に所定の上限の限界カウンタ(レベル)状態N
O例えばN=768(N=1024の最大カウンタ状態
の75%)及び所定の下限の限界カウンタ(レベル)状
態NU例えばN=256(最大カウンタ状態の25%)
と比較する。上限の限界カウンタ状態NOの超過の際出
力側SOにデジタル信号が出力され、このデジタル信号
は有効信号が識別されたことを指示する。下限の限界カ
ウンタ状態を下回ると出力側SUにデジタル信号が出力
される。
【0010】同期フリップフロップ12は次のように接
続構成されている、即ち、有効信号が識別されるとセッ
トされ、一方、当該カウンタ状態が下限の限界カウンタ
状態(SU=1)を下回るとリセットされるように接続
構成されている。そのようにして、識別信号にてヒステ
リシス特性が得られる。
【0011】第2同期フリップフロップ13はフリップ
フロップ12の出力信号と、シフトレジスタ9の出力信
号とによって、制御される。フリップフロップ12がセ
ットされて(=有効信号が識別されて)有効信号の始ま
りがシフトレジスタ9の出力側に現われる(B=1)
と、フリップフロップ13はセットされる。フリップフ
ロップ12がリセットされて有効信号の端部(終り)が
シフトレジスタ9の出力側に現われると(B=0)、フ
リップフロップ13はリセットされる。従って出力側S
13からデジタル信号が送出され、この信号の始まりは
有効信号であると識別された受信信号の立上り側縁に対
して精確に窓長さだけ遅延される、即ち、N=0から最
大カウント状態N=1024まで必要とされる時間間隔
だけ遅延される。その際上記デジタル信号は少なくとも
NO−NU(例えば512)クロックサイクルの間加わ
る。受信された有効信号中に途絶(途切れ)が存在しな
い場合、出力側S13における信号の長さは有効信号の
長さに相応する。
【0012】限界値検出器7の出力信号は異なった幅の
パルスの列であるので、モノフロップ8におけるパルス
延長によって、上記信号はクロック周波fCLKのリズム
でシフトレジスタ9中にロードされるようになる。
【0013】当該回路装置の時間的分解能はバンドパス
フィルタ5の出力信号の2つの順次連続する半波間の間
隔に相応し、バンドパスフィルタ5の下限(遮断)周波
数の変化により選定され得る。バンドパスフィルタの帯
域幅は有効周波領域における検出帯域の帯域幅に相応
し、検出帯域の中心周波数は搬送周波数とバンドパスフ
ィルタの中心周波数との間の差に相応する。搬送周波数
の変化により検出帯域は有効周波領域内でシフトされ得
る。図1の回路装置は例えば0〜100kHzの周波数
領域全体を有し、2kHzの検出帯域の中心周波数が1
kHzと99kHzとの間でシフトされ得る。時間窓の
長さはここでは2msであり、時間分解能は2μsであ
る。受信された信号の振幅が1.5msより長い間限界
値を越えると、出力側S13にデジタル信号が現われ
る。
【0014】図2には限界値比較器7の入力信号の包路
線と、カウンタ10の状態Nないし検出器出力信号S1
3との間の時間的関係の例が示してある。ここでは、シ
フトレジスタ9中への受信信号の入力ないしローディン
グの状態は線A−AとB−Bとの間に存在する時間窓
の、受信信号ESに亙って(対して)のシフトとして示
してある。その際、線A−Aは入力Aの時間に依存する
位置を示し、線B−Bは受信信号に対して相対的なシフ
トレジスタ9の出力側Bの位置を表わす。
【0015】図2には、水平の時間軸TSに関してバン
ドパスフィルタリングされた入力信号ESが示してあ
り、この入力信号は限界値検出器7にて限界値SWと比
較され、時に限界値を下回り、時に上回る。垂直時間軸
Zに関してカウンタ10のカウント状態Nが示してあ
り、その際N=1024の最大カウント状態が仮定され
る。
【0016】時点t1までは受信信号は限界値SWを下
回る。シフトレジスタ9の入力側Aにも出力側Bにも信
号が現われない、換言すればA=0、B=0であり、カ
ウント10は休止する。信号ESが時点t1にてはじめ
て限界値SWを越えると直ちに、シフトレジスタ9の入
力側Aにおける信号はA=1に切換わる。この信号はカ
ウンタ10の入力側AUFに達し、その結果このカウン
タ10はカウントアップし始める。時点t2において信
号は再び限界値を下回り、その結果カウンタはカウント
状態N=275のところにとどまる(カウントを停止す
る)。シフトレジスタ9の入力信号Aと出力信号Bは今
やA=0、B=0にとどまる。シフトレジスタの入力側
T9におけるクロック周波数のリズムでそれの内容がシ
フトされる。要するに入力信号Aの状態はシフトレジス
タ9の長さdTだけ時間的に遅延して出力側Bに現われ
る。上記遅延期間dTは図2中の2つの対角線A−A、
B−Bの垂直方向間隔に相応する。従って垂直時間軸T
Zに関して時点t1にてシフトレジスタAの入力側に生
じた第1の信号パルスがそれの出力側Bに現われると直
ちに、出力信号B=1に切換わり、それまで停止されて
いたカウンタ10は時点t3にてダウンカウントし始
め、その際カウンタ状態N=275から起算する。時点
t4にて信号ESはあらためて限界値SWを超過し、そ
の結果今やシフトレジスタの入力信号がA=1に切換わ
る。それの出力信号はさらにB=1となる。入力信号
(これは同時にカウンタ10のカウントアップ入力側A
UFに加わる)の切換えに基づきカウンタ10は時点t
4にて停止される。時点t1とt2間でシフトレジスタ
9中に入力された入力信号が、シフトレジスタを通過す
ると直ちに、それの入力側は時点t5にて再びB=0に
切換わる。入力側はA=1に保たれる、それというのは
信号ESは時点t5にて依然として限界値SWを上回る
からである。従って時点t5にてカウンタ10はあらた
めてカウントアップし始める。このカウント過程は時点
t6にて中断される、それというのは、その際信号ES
は限界値SWを下回る、換言すればA=0となるからで
ある。要するに、カウンタはカウンタ状態N=490の
もとで停止される。
【0017】信号ESが時点t7にてあらためて限界値
SWを上回ると直ちに、カウンタ10はカウンタ状態N
=490から起算してあらためてカウントアップし始め
る。時間間隔t4〜t6にてシフトレジスタ9中に入力
された信号は時点t8にてシフトレジスタから送出され
ている。従って、この時点にてシフトレジスタ9の出力
側が、B=1に切換わり、カウンタ10は停止される。
入力側は依然としてA=1に保たれる。それというのは
時点t8にて信号ESはさらに限界値SWを上回るから
である。時点t9にてはじめて上記限界値を再び下回
り、シフトレジスタの入力信号A=0となる。シフトレ
ジスタの出力側になお常に信号B=1が存在するので、
カウンタ10はあらためて、カウントダウンし始め、即
ちカウンタ状態N=935からカウントダウンし始め
る。
【0018】シフトレジスタ内に入っている信号がシフ
トレジスタ外に送出されると直ちに時点t10にてシフ
トレジスタ9の出力信号がB=0となり、カウンタはカ
ウンタ状態N=740にて停止される。そこで信号間隙
(ギャップ)が時間間隔t6〜t7中シフトレジスタを
通過すると直ちに再び出力信号B=1が現われる(この
ことはt7とt8との間でシフトレジスタ外に送出され
る信号部分によって惹起される)。従って、時点t11
にてカウンタ10は再びダウンカウントし始める、それ
というのはこの時点ではシフトレジスタに対する入力が
なく、即ちA=0であるからである。このようなダウン
カウント過程中カウンタは時点t12にて下限カウンタ
状態NO=256に到達し、時点t13ではカウント状
態N=0に達する。それにより次のような状態生起まで
N=0にとどまる、即ち新たな入力信号が現われ、当該
過程を(時点t1を基点としたときの過程に就いて既に
述べたように)再び作動される(という状態生起)まで
N=0にとどまる。
【0019】シフトレジスタ9の入力信号A及び出力信
号Bに依存してのカウンタ10の動作は下記のように総
括的にまとめられ得る、即ち、 A=1及びB=0の場合アップカウント(N=1024
まで) その際A=0及びB=1のとき停止 A=0及びB=1の場合ダウンカウント(N=0まで) その際A=0及びB=0のとき停止 既述のように、デジタル比較器はカウンタ10のカウン
タ状態Nを連続的に、所定の上限カウント状態NO例え
ばNO=768及び所定の下限カウント状態NU例えば
N=256と比較し、カウントアップの場合は上限カウ
ンタ状態NOの超過の際線路SO上にデジタル出力信号
を送出し、カウントダウンの場合は下限カウンタ状態S
Uの際デジタル信号SUを送出する。上記信号はセット
及びリセット信号としてフリップフロップ12に達す
る。図2に示すように、カウントアップの場合時点t1
4にて上限カウント状態NOを超過し、カウントダウン
の場合は時点t12にて下限カウント状態NUを下回
る。上記の両時点t14とt12間の期間にて、フリッ
プフロップ12はセットされ、それの出力側にて信号F
=1を送出する。フリップフロップ13は一方ではフリ
ップフロップ12の出力信号Fにより制御され他方では
シフトレジスタ9の出力信号Bにより制御される。フリ
ップフロップ12がセットされた場合、即ちF=1であ
る場合、その後時点t8にてシフトレジスタ9の出力信
号がB=1になると直ちに、フリップフロップ13はセ
ットされる。フリップ12の出力信号が消失した場合、
即ちF=0の場合、時点t13にてシフトレジスタ9の
出力信号がB=0に切換わると直ちにフリップフロップ
13のリセットが行なわれる。出力信号S13は時点t
8とt13との間に延びており(亙って生起するもので
あり)、時点t4にて信号ESのはじめての(初日の)
発生に対して、t4〜t8の時間間隔(これは時間窓の
垂直方向寸法dTに相応する、即ちV=dT)だけ遅延
されている。
【0020】シフトレジスタ9及びフリップフロップは
併せて受信信号ESの固定遅延を生じさせるので、限界
値のはじめての(初日の)超過の時点t4を、出力信号
S13の初期時点t3からの、上記遅延Vの減算を行な
うことにより求めることができる。例から明かなよう
に、ソナー信号の最小長を越えないノイズはこれがt1
〜t2の期間におけるように有効信号の直前に発生する
としても、又は期間t6〜t7におけるように有効信号
がそれにより中断されるとしても出力信号S13の特性
に対する影響を及ぼさず従って有効に除去ろ波される。
【0021】受信信号ESが有効信号であるとして識別
され出力信号S13の形で指示されるか否かの判断基準
とは時間窓V内での限界値超過の全長が最小長(これは
クロック信号fCLKの周期期間との上限カウント状態N
Oの乗算により計算される、例えば、0.2μs・76
8=1.536ms)を越えることである。図示の例で
は有効信号は時点t4にて始まり、時間窓は時点t4ま
で延びている。但し時点t14にて既に、上限のカウン
ト状態NO=766を超過する。時間窓の持続時間はシ
フトレジスタの長さ及びクロック周波数により定まる、
例えばV=0.2μs・1024Bit=2.048m
sとなる。
【0022】
【発明の効果】本発明によれば有効信号に著しく大の振
幅のノイズ信号が重畳されている場合にもパルス状有効
信号の識別を行ない得るという効果が奏される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の回路装置の実施例のブロック接続図で
ある。
【図2】受信されたソナー信号の時間的経過及び図1に
示す回路装置による評価ステップを示す概念図である。
【符号の説明】
1 ハイドロフォン 2 プリアンプ 4 乗算器 5 バンドパスフィルタ 6 プログラミング可能なアンプ 7 限界値検出器

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の最小持続時間のパルス状有効信号
    の識別方法において、当該信号(ES)の振幅を絶えず
    移動する時間窓(dt)内で連続的に所定の限界値(S
    W)と比較し、上記時間窓内で限界値超過の持続時間が
    所定の持続時間より長い際に限って当該信号を有効信号
    であると識別し、その際、上記所定持続時間の長さが上
    記時間窓のそれより小に選定されているようにしたこと
    を特徴とするノイズを伴う信号の識別方法。
  2. 【請求項2】 電気音響受信機トランスジューサ又はレ
    ーダ受信機の出力信号中の有効信号をノイズ信号から識
    別する方法において、 該方法は下記の各ステップa)〜k)を有する、即ち、 a) 受信機信号ESを所定の最小値レベルSWと比較
    するステップと、 b) 前記最小レベルを越える上記受信機信号をパルス
    成形回路に供給するステップであって、上記成形回路は
    所定の振幅と所定の最小の長さを有する出力パルスを生
    じさせるものであるステップと、 c) 前記のパルス成形回路の出力パルスをシフトレジ
    スタのデータ入力側Aに供給するステップであって、こ
    こにおいて上記シフトレジスタのクロック入力側はクロ
    ック信号の共通ソースに接続されているものであるステ
    ップと、 d) 前記シフトレジスタの入力信号を該シフトレジス
    タを介してシフトさせるステップであって、当該シフト
    動作は前記クロック信号により制御されるものであるス
    テップと、 e) 前記シフトレジスタの出力信号Bをアップ/ダウ
    ンカウンタのダウン入力側に供給するステップであっ
    て、上記アップダウンカウンタのアップ入力側は上記シ
    フトレジスタの入力側に接続されており、上記アップダ
    ウンカウンタのクロック入力側はクロック信号の前記共
    通ソースに接続されており、ここにおいて上記カウンタ
    は前記シフトレジスタの段の数に相応する最大カウント
    状態NMAXを有しており、 f) 前記カウンタの瞬時のカウント状態Nに相応する
    信号をデジタルコンパレータのデータ入力側に永続的に
    加えるステップであって、上記コンパレータは所定の上
    限カウントレベル(上限カウント状態)NOと、下限の
    カウントレベル(下限カウント状態)NUを有するもの
    であるステップと、 g) アップカウント中の前記カウンタの瞬時カウント
    状態が上記上限カウント状態NOを越えると上記デジタ
    ルコンパレータから第1のデジタル出力信号SOが送出
    されるようにし、また、ダウンカウント中の上記カウン
    タの瞬時のカウント状態が上記の下限カウント状態NU
    を下回ると上記デジタルコンパレータから第2のデジタ
    ル出力信号SUが送出されるようにするステップと、 h) 上記コンパレータの上記第1、第2出力信号S
    O,SUを、夫々第1双安定回路のセット入力側及びリ
    セット入力側に供給するステップであって、上記第1双
    安定回路のクロック入力側は上記の共通のクロック信号
    ソースに接続されているステップと、 i) 上記第1双安定回路の出力信号Fを第2の双安定
    回路の制御入力側に加えるステップであって、上記第2
    双安定回路のクロック入力側は前記のクロック信号ソー
    スに接続されているステップと、 j) 前記シフトレジスタの出力信号Bを前記第2双安
    定回路のセット/リセット入力側に供給するステップで
    あって、上記第1双安定回路の出力信号Fが前記第2双
    安定回路の制御入力側に存在し、上記シフトレジスタか
    ら前記第2双安定回路のセット/リセット入力側に出力
    信号Bが送出される際に限り上記第2双安定回路からは
    有効受信機信号の存在を示す出力信号S13が送出され
    るようにしたステップと、 k) 前記第1双安定回路の出力信号Fと前記シフトレ
    ジスタの出力信号Bの双方が消失すると直ちに、前記第
    2双安定回路をリセットするステップを有することを特
    徴とするノイズを伴なう信号の識別方法。
  3. 【請求項3】 受信機信号を比較的に高い周波数の搬送
    波信号に重畳変調し、当該信号を前記の所定の最小のレ
    ベルSWと比較する前に前記の変調された搬送波信号の
    帯域幅を制限する付加的ステップを有する請求項2記載
    の方法。
  4. 【請求項4】 有効信号の実際のスタート時間を測定す
    る付加的ステップを有し、上記のスタート時間の測定の
    ため、1遅延期間の持続時間が上記第2双安定回路の出
    力信号S13の始めにおける実際の時間から差引かれ前
    記遅延期間又は時間窓は前記シフトレジスタの段の数と
    クロック信号の周期長との積(V=nSR/fCLK)に相
    応するステップを有する請求項2記載の方法。
  5. 【請求項5】 有効信号であると識別される受信機信号
    の最小長さLMINがクロック信号(NO=LMIN×
    CLK)の周波数fCLKと乗算されるようにして、上記の
    上限カウント状態レベルNOを選定する付加的ステップ
    を有する請求項2記載の方法。
  6. 【請求項6】 当該下限カウント状態レベルNUが前記
    カウンタの最大カウント状態NMAXと上記上限カウント
    状態レベルNO(NU=NMAX−NO)との間の差に相
    応するようにして、前記下限カウント状態レベルNUを
    選定する付加的ステップを有する請求項5記載の方法。
  7. 【請求項7】 電気音響受信機トランスジューサ又はレ
    ーダ受信機の出力信号中の有効信号をノイズから識別す
    る装置において、前記装置は下記の構成要素a)〜h)
    を有する、即ち、 a) 電磁的又は音響的信号を受信しそれらの信号を電
    気的受信機信号に変換するための受信機 b) 第1入力側にて前記受信機信号を受取り第2入力
    側にて最小レベル制御信号を受取り当該受信機信号が前
    記最小レベル信号を越えるときには出力信号を送出する
    信号レベル検出器 c) 当該データ入力側において前記信号レベル検出器
    の出力信号を受取り当該クロック入力側において共通の
    クロック信号ソースから発生されるクロック信号を受取
    るシフトレジスタ d) 前記シフトレジスタの段の数nSRに相応する最大
    カウントNMAXを有するアップ/ダウンカウンタであっ
    て、該カウンタのダウン入力側は前記シフトレジスタの
    出力側に接続されており、それのアップ入力側は前記シ
    フトレジスタのデータ入力側に接続されており、それの
    クロック入力側は共通のクロック信号ソース(源)に接
    続されているアップ/ダウンカウンタ、 e) 前記カウンタの出力信号を受取るデジタルコンパ
    レータ手段であって、前記出力信号は前記カウンタの実
    際のカウント状態Nを表わしており、アップカウント中
    実際のカウント状態Nが所定の上限カウントレベルNO
    を越えると前記カウンタの第1の出力側から第1の出力
    信号が送出され、ダウンカウント中実際のカウント状態
    Nが所定の下限カウント状態レベルNUを下回るとそれ
    の第2出力側SUから第2出力信号が送出されるように
    構成されているデジタルコンパレータ手段、 f) 第1の同期化フリップフロップであって、それの
    セット入力側は前記コンパレータ手段の第1出力側に接
    続されており、それのリセット入力側は上記コンパレー
    タ手段の第2出力側に接続されており、それのクロック
    入力側は共通のクロック信号源に接続されているように
    構成されている第1の同期化フリップフロップ、 g) 第2の同期化フリップフロップであって、前記の
    第1フリップフロップの出力側Fに接続された制御入力
    側と、前記シフトレジスタの出力側に接続されたセット
    /リセット入力側と、上記の共通のクロック信号源に接
    続されたクロック入力側とを有する第2同期化フリップ
    フロップ、 h) 上記第2フリップフロップが前記シフトレジスタ
    の出力信号によってセットされ上記第1フリップフロッ
    プから上記第2フリップフロップの制御入力側にデジタ
    ル出力信号が供給されると、またその間中、有効電気信
    号の存在を示すデジタル信号を送出する前記第2フリッ
    プフロップの出力手段を有することを特徴とするノイズ
    を伴なう信号の識別回路装置。
  8. 【請求項8】 前記信号レベル検出器の出力側と前記シ
    フトレジスタのデータ入力側との間に接続されたワンシ
    ョット回路を有し、前記ワンショット回路の出力側から
    は所定の最小の長さのデジタル出力信号が送出されるよ
    うに構成されている請求項7記載の装置。
  9. 【請求項9】 前記受信機と前記信号レベル検出器との
    間に接続された変調器手段を有し該変調器手段は前記受
    信機の出力信号を受取りかつ、前記受信機信号で前記搬
    送波信号を変調するための高周波搬送波信号を受信する
    ように構成され、かつ、被変調信号を前記信号レベル検
    出器に供給する前に被変調信号の帯域幅を制限するため
    のバンドパスフィルタを有している請求項7記載の装
    置。
  10. 【請求項10】 前記変調器手段と前記信号レベル検出
    器との間に接続された被制御アンプを有する請求項9記
    載の装置。
  11. 【請求項11】 前記受信機と前記変調器手段との間に
    プリアンプとローパスフィルタとが当該順序で接続され
    ている請求項9記載の装置。
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