JPH05133726A - パターン読取方法および装置 - Google Patents

パターン読取方法および装置

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JPH05133726A
JPH05133726A JP32520591A JP32520591A JPH05133726A JP H05133726 A JPH05133726 A JP H05133726A JP 32520591 A JP32520591 A JP 32520591A JP 32520591 A JP32520591 A JP 32520591A JP H05133726 A JPH05133726 A JP H05133726A
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JP
Japan
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wafer
reading
pattern
identification code
light
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JP32520591A
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English (en)
Inventor
Isao Miyazaki
功 宮崎
Masaomi Hamada
雅臣 浜田
Kazuhiko Matsuoka
一彦 松岡
Minoru Yajima
実 矢嶋
Haruo Nagai
晴夫 長井
Masayasu Akaiwa
正康 赤岩
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 パターンを常に適正に読み取ることができる
パターン読取技術を提供する。 【構成】 ウエハ1のペレット識別コード9を照明する
光の波長を適宜変更調整することにより、ペレット識別
コード9に対する照明光49a、49bの照明の状況を
波長毎に変調させる。 【効果】 照明光49a、49bの波長を適宜選択する
ことにより、最良の読み取り状況を作り出すことができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パターン読取技術、特
に、パターンが凹凸により形成されている被読取物に光
を照射し、その被読取物からの反射光を受光することに
より、パターンを読み取る技術に関し、例えば、半導体
製造工程において、半導体ウエハ(以下、ウエハとい
う。)に表示された識別コードを読み取るのに利用して
有効なものに関する。
【0002】
【従来の技術】半導体製造工程において、生産管理やデ
ータ管理のためにウエハに各ウエハ固有の識別コード
(以下、単に、コードという。)を表示し、必要に応じ
てこのコードを読み取ることが行われている。このウエ
ハに表示されるコードは、リソグラフィー処理によって
ウエハの主面に形成された凹凸から成るパターンにより
構成されている。
【0003】このように構成されているウエハのコード
を読み取るコード読取装置としては、ウエハを照明する
照明装置と、照明されたウエハのコードを撮映するテレ
ビカメラと、このテレビカメラの画像信号に基づいてウ
エハのコードを認識する画像処理装置とを備えている。
【0004】なお、光学検査技術を述べてある例として
は、株式会社工業調査会発行「電子材料1987年11
月号別冊」昭和62年11月20日発行 P233〜P
239、がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記のような
コード読取装置装置においては、照明装置から照射され
る光が一定の波長帯域の光であるため、画像のコントラ
ストが良好でコードが適正に読み取られる場合と、画像
のコントラストが悪くコードが適正に読み取られない場
合とが発生するという問題点があることが、本発明者に
よって明らかにされた。
【0006】そして、この症状は、ウエハにより製造さ
れる半導体装置の品種や、製造プロセスの相違に影響を
受けたり、各プロセスでのばらつきや、ウエハ内の処理
状態(膜厚や膜質等)のばらつきに影響を受けたりして
いる。前記症状がこれらに影響を受ける理由は、コード
がウエハへの回路パターンと同じプロセス(リソグラフ
ィー処理)を経て形成されており、そのプロセスでの膜
厚の変動やエッチングのばらつきが発生するため、さら
には、コード形成プロセス以降のプロセス変動の影響を
大きく受けるため、と考えられる。
【0007】本発明の目的は、パターンを常に適正に読
み取ることができるパターン読取技術を提供することに
ある。
【0008】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかに
なるであろう。
【0009】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち代表的なものの概要を説明すれば、次の通り
である。
【0010】すなわち、パターンが凹凸によって形成さ
れている被読取物に光を照射し、その被読取物からの反
射光を受けることによりパターンを読み取るパターン読
取方法において、前記照射光の波長を適宜選択すること
により、パターンの読み取り精度を高めることを特徴と
する。
【0011】
【作用】前記した手段によれば、パターンについての読
み取り状態が悪い場合に、照射光の波長が変更される
と、変更後、照射光のパターンからの反射状態が変更前
に対して変調されるため、パターンについての読み取り
状態が変更調整されることになる。そこで、照射光の波
長を適宜変更することによって、最良の読み取り状況を
作り出すことができる。
【0012】
【実施例】図1は本発明の一実施例であるコード読取装
置を示す模式図、図2はその斜視図、図3はその主要部
を示す概略正面断面図、図4はそのフローチャート図、
図5はウエハを示す平面図、図6はウエハカセットを示
す斜視図、図7(a)、(b)はコード読み取り作用を
説明するための各説明図である。
【0013】本実施例において、本発明に係るパターン
読取装置は、ウエハに付された識別コードを読み取るコ
ード読取装置として構築されている。コード読み取りの
対象物品であるウエハ1は、原則として複数枚が1ロッ
トとしてまとめられ、カセット7に収容されて取り扱わ
れるようになっている。さらに、カセット7はカセット
ケース(図示せず)に収容されて各工程間を搬送されて
行くようになっている。なお、例外もあるが、便宜上、
1ロット1カセットとして説明を進める。
【0014】図5に示されているように、ペレット識別
コード9はウエハ1の回路パターン(図示せず)が形成
された第1主面2におけるオリエンテーションフラット
3と反対側の位置に配されており、エッチング加工法や
レーザ刻印法等のような手段が用いられて数字および英
文字により描画されている。したがって、ペレット識別
コード9は実質的に凹凸によって形成されている。本実
施例において、ペレット識別コード9は、ウエハ1のロ
ット番号を表示する識別コード(以下、ロットコードと
いう。)5と、当該ロット中の個々のウエハ番号を表示
する識別コード(以下、ウエハコード)6とにより構成
されている。
【0015】また、図1および図5に示されているよう
に、ウエハ1にはペレット形成部8毎に各ペレット形成
部8を識別するためのペレット識別コード9が付されて
おり、このペレット識別コード9についての読み取りも
必要になる。本実施例においては、このペレット識別コ
ード9について代表的に説明する。
【0016】そして、ペレット識別コード9はウエハ1
の第1主面2に形成されているため、ウエハ1に処理が
施される毎に、ペレット識別コード9の上に処理膜が積
層されて行くことになる。したがって、この膜の状況や
ばらつき等によって、後述するようにペレット識別コー
ド9が光が照射されて読み取られる際、照射光の反射状
況が異なるため、読み取り精度が変動する。
【0017】ちなみに、図6に示されているように、ウ
エハ1を収容するためのカセット7には多数条の保持溝
(スロット)S1〜S25が、多数段(本実施例におい
ては、25段)列設されており、この保持溝S1〜S2
5内にウエハがそれぞれ挿入されることにより、複数枚
(本実施例においては、1ロット分)のウエハが規則的
に整列された状態で収納されるようになっている。そし
て、このカセット7は密閉可能なカセットケース(図示
せず)に収納されて搬送・保管されるようになってい
る。
【0018】本実施例において、コード読取装置11は
1台または複数台が各工程のモジュール(図示せず)内
に設備されており、コード読取装置11はウエハ1に付
されたペレット識別コード9を光学的手段により読み取
るように構成されている。
【0019】本実施例に係るコード読取装置11は箱形
状に形成されている機枠12を備えており、この機枠1
2上にはローダおよびアンローダ機能を持つローダ・ア
ンローダと、プリアライメント装置と、搬送装置として
の多関節ロボット(以下、ロボットという。)と、人工
視覚装置とがそれぞれ設備されている。ローダ・アンロ
ーダ13は機枠12上の片側位置に配設されている。ロ
ーダ・アンローダ13はコントローラ15により制御さ
れるエレベータ14を備えており、ウエハ1が複数枚収
納されている実カセット7からエレベータ14の制御に
より、ウエハ1を1枚宛払い出し、かつ、払い出したウ
エハ1をカセット7の元の位置に戻し得るように構成さ
れている。
【0020】プリアライメント装置17は機枠12上の
ローダ・アンローダ13の対向位置に配設されており、
位置合わせステージ18およびこれを制御するコントロ
ーラ20を備えている。位置合わせステージ18はコン
トローラ20の指令によって、ウエハ1のオリエンテー
ションフラット3を直線部19に当接することにより、
ウエハ1の姿勢を一定に合わせるように構成されてい
る。
【0021】搬送装置としてのロボット21は機枠12
上の略中央位置に配設されている。ロボット21はコン
トローラ22によって制御されるアーム23を備えてお
り、アーム23の先端部にはウエハ1を保持するための
グリップ24が装置されている。ロボット21はコント
ローラ22によって制御されるアーム23の操作によ
り、グリップ24においてローダ・アンローダ13にお
ける実カセット7からウエハ1を1枚宛取り出してプリ
アライメント装置17に搬送し、プリアライメントした
後、人工視覚装置30に搬送し、さらに、当該ウエハ1
を人工視覚装置30からローダ・アンローダ13へ搬送
して、カセット7の元のスロットに収納するように構成
されている。
【0022】人工視覚装置30は機枠12上の後側部分
における片側位置に配設されており、当該箇所に読み取
りステージ31が設備されている。読み取りステージ3
1はコントローラ31Aにより水平面に対してヨーイン
グ補正されるように構成されている。
【0023】この読み取りステージ31の片脇にはスタ
ンド32が機枠12上に立設されており、スタンド32
には照明装置33、光学装置34および反射光を受ける
受光装置としてのテレビカメラ35が支持されている。
照明装置33は後述するように構成されており、この照
明装置33により、所定の波長の光が光学装置34を介
してステージ31に向けて調光されて照射されるように
なっている。テレビカメラ35はステージ31上におい
て照明されたウエハ1のペレット識別コード9を光学装
置34を介して撮映するように構成されている。
【0024】テレビカメラ35には識別コード認識装置
36が電気的に接続されており、この識別コード認識装
置36は画像処理装置等から構成され、テレビカメラ3
5からの撮像信号に基づいてウエハ1に付されたペレッ
ト識別コード9を認識し得るように構成されている。識
別コード認識装置36にはモニタ37が接続されてお
り、このモニタ37によりテレビカメラ35の撮映状況
がモニタリングされるようになっている。
【0025】さらに、識別コード認識装置36には識別
コードを逐次記録するための記録手段としてのメモリー
38が接続されており、このメモリー38は識別コード
認識装置36により認識されたペレット識別コード9を
逐次記録するように構成されている。このメモリー38
はコンピュータ等から構築されているデータ処理装置3
9に接続されており、データ処理装置39によりメモリ
ー38に記録されたデータが随時読み出されるようにな
っている。なお、メモリー38はデータ処理装置39側
に装備してもよい。
【0026】データ処理装置39はローダ・アンローダ
13のコントローラ15、プリアライメント装置17の
コントローラ20、ロボット21のコントローラ22お
よび読み取りステージ31のコントローラ31Aにそれ
ぞれ接続されている。
【0027】本実施例において、図3に詳示されている
ように、照明装置33は広い波長帯域の光を含む白色光
の光源41を備えており、光源41には光フアイバ束等
からなる光導波路42が対向されている。光導波路42
の他端は光学装置34に接続されており、光導波路42
の途中には波長切換装置43が介設されている。
【0028】波長切換装置43は暗箱44を備えてお
り、暗箱44内にはモータ45が設備されている。モー
タ45はコントローラ46に回転を制御されるように構
成されており、このコントローラ46は前記識別コード
認識装置36に接続されている。モータ45の出力軸に
は回転板47が支持されており、この回転板47には複
数枚の光学フィルタ48a〜48nが同心円上において
周方向に等間隔にそれぞれ配設されている。回転板47
は、光学フィルタ48a〜48n群の光学中心が光導波
路42の光軸と略一致するように配設されている。ま
た、各光学フィルタ48a、48b、48c・・・は透
過する光の波長が互いにかつ規則的に異なるようにそれ
ぞれ設定されている。
【0029】本実施例において、光学装置34は暗箱5
1を備えており、暗箱51には前記光導波路42が光学
的に接続されている。暗箱51内にはハーフミラー52
が、光導波路42の光軸と前記テレビカメラ35の光軸
とが交差する位置において、略45度に傾斜するように
配設されている。また、ハーフミラー52の光軸の読み
取りステージ31側には対物レンズ53が配設されてお
り、このレンズ53はステージ31上のウエハ1に焦点
を結び得るように構成されている。
【0030】次に、前記構成に係るコード読取装置11
の作用を説明する。
【0031】ローダ・アンローダ13から払い出された
ウエハ1はロボット21によりプリアライメント装置1
7に搬送される。プリアライメント装置17において、
ウエハ1はオリエンテーションフラット3を直線部19
に当接されることにより、所定の姿勢に合わせられる。
【0032】位置合わせされたウエハ1はロボット21
により人工視覚装置30の読み取りステージ31に搬送
され、予め位置合わせされた姿勢をもって読み取りステ
ージ31上に移載される。読み取りステージ31におい
て、ウエハ1は読み取りステージ31により水平に支持
されるとともに、人工視覚装置30の照明装置33およ
びテレビカメラ35に光学装置34を介して光学的に正
対される。
【0033】ウエハ1が照明装置33およびテレビカメ
ラ35に正対されると、図4に示されているようなフロ
ーチャートにより、人工視覚装置30においてペレット
識別コード9の読み取り作業が実行される。
【0034】ここで、識別コード認識装置36における
認識が不能であった場合、まず、ヨーイング補正信号が
データ処理装置39からステージ31のコントローラ3
1Aに送られる。ステージ31のコントローラ31Aは
この補正信号に基づいて、ステージ31を操作すること
により、ウエハ1のテレビカメラ35に対する傾斜角や
高さ、位置等を適宜変更調整する。
【0035】第1段階としての認識が確保されない場合
には、光の波長切換信号が識別コード認識装置36から
波長切換装置43のコントローラ46に送られる。この
コントローラ46はこの補正信号に基づいてモータ45
を操作することにより、例えば、光導波路42の光軸上
に位置する第1光学フィルタ48aから第2光学フィル
タ48bに置き換える。
【0036】例えば、第1光学フィルタ48aを透過し
た波長の光(以下、第1波長光という。)49aがウエ
ハ1のペレット識別コード9に照射された場合における
反射の状況が図7(a)の示された通りであると、ペレ
ット識別コード9についての識別コード認識装置36に
おける認識は不適正になる。
【0037】すなわち、第1波長光49aはペレット識
別コード9上の処理膜10において反射されてしまうた
め、テレビカメラ35はその反射光50aを受光しても
ペレット識別コード9をコントラストが良好な状態で撮
映することはできない。したがって、コード認識装置3
6はそのテレビカメラ35の映像信号からペレット識別
コード9を充分明瞭に認識することができない。このコ
ード認識装置36の認識できない状態、すなわち、コン
トラストが悪い状況に基づいて、波長切換装置43のコ
ントローラ46の切換作動が自動的に実行される。
【0038】そして、例えば、第1光学フィルタ48a
が第2光学フィルタ48bに切り換えられる。第2光学
フィルタ48bに切り換えられた後、第2光学フィルタ
48bを透過した光(以下、第2波長光という。)49
bがウエハ1のペレット識別コード9に照射された場合
における反射の状況が図7(b)に示された通りである
と、ペレット識別コード9についての識別コード認識装
置36における認識は適正になる。
【0039】すなわち、この場合、第2波長光49bは
ペレット識別コード9上の処理膜10を透過してペレッ
ト識別コード9において反射されているため、テレビカ
メラ35はこの反射光50aを受光することにより、ペ
レット識別コード9をコントラストが良好な状態をもっ
て撮映することになる。したがって、コード認識装置3
6はそのテレビカメラ35の映像信号に基づいてペレッ
ト識別コード9を充分に認識することができる。
【0040】このようにして光学フィルタについての切
換作動がコード認識装置36のペレット識別コード9の
認識が実行されるまで繰り返されることにより、第2段
階としてペレット識別コード9についての適正な認識が
確保される。
【0041】以上のようにして読み取られたペレット識
別コード9は、識別コード認識装置36に接続されてい
るメモリー38に一時的に記録される。そして、この記
録データが適宜利用されることにより、ウエハのデータ
管理や物流管理等が実質的にリアルタイムに実行される
ことになる。なお、テレビカメラ35による映像はモニ
タ37に映し出され、作業者によって必要に応じて監視
される。
【0042】そして、ペレット識別コード9が全て読み
取られると、ウエハ1はロボット21により読み取りス
テージ31から下ろされてローダ・アンローダ13に搬
送され、図6に示されているように、ローダ・アンロー
ダ13のエレベータ14のカセット7における元のスロ
ットSnに挿入される。
【0043】前記実施例によれば次の効果が得られる。 ウエハの識別コードを照明する光の波長を適宜変更
調整することにより、識別コードに対する照明光の照明
の状況を波長毎に変調させることができるため、照明光
の波長を適宜選択することにより、最良のコード読み取
り状況を作り出すことができる。
【0044】 コード読取装置において最良の読み取
り状況を自動的に作り出すことにより、コード読取装置
を完全自動化することができるため、ウエハのデータ管
理および物流管理等の自動化を促進することができる。
【0045】 照明光の波長の変更調整を光学フィル
タの切換操作によって実行するように構成することによ
り、構造を簡単化することができる。
【0046】 波長の変更作動が映像のコントラスト
の良不良に基づいて自動的に実行されるように構成する
ことにより、簡単な構造によって波長の変更作動を自動
化することができる。
【0047】図8は本発明の他の実施例である識別コー
ド読取装置の主要部を示す模式図である。
【0048】本実施例2が前記実施例1と異なる点は、
複数の光導波路42A、42B、42Cが切換可能に光
学装置34に接続されているとともに、各光導波路43
A、43B、43Cに互いに波長の異なる複数枚の光学
フィルタ48a、48b、48cがそれぞれ介設されて
いる点にある。
【0049】本実施例2において、照明光の波長の切換
は光導波路43A、43B、43Cの切換作動によって
実施される。本実施例2による作用および効果は、前記
1と実質的に同一である。
【0050】図9は本発明の実施例3である識別コード
読取装置の主要部を示す模式図である。
【0051】本実施例3が前記実施例1と異なる点は、
光学フィルタの代わりに分光器48Dが使用されている
点にある。
【0052】本実施例3において、照明光の波長の切換
作動は分光器48Dの光導波路42に対する傾斜角を変
更することにより実行される。本実施例3による作用お
よび効果は、前記実施例1と実質的に同一である。
【0053】以上本発明者によってなされた発明を実施
例に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施例に
限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で
種々変更可能であることはいうまでもない。
【0054】例えば、コード読取装置の具体的構成、並
びに、照明光の波長切換装置の具体的構成は、前記実施
例1、2および3に限らず、使用条件や環境等に対応し
て適宜選定することができる。
【0055】以上の説明では主として本発明者によって
なされた発明をその背景となった利用分野であるウエハ
のコード読取技術に適用した場合について説明したが、
それに限定されるものではなく、ウエハに付されたアラ
イメント用ターゲットマークやウエハの回路パターン等
のパターン読取技術全般に適用することができる。ま
た、ウエハのパターンに限らず、液晶パネルやフロッピ
ディスク、コンパクトディスク等、非読取物にパターン
が付された後、非読取パターン上に処理が施されること
等により読取条件が異なる場合のパターン読取方法およ
び装置全般に適用することができる。
【0056】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、次
の通りである。被読取物の被読取パターンを照明する光
の波長を適宜変更調整することにより、読取パターンに
対する照明光の照明の状況を波長毎に変調させることが
できるため、照明光の波長を適宜選択することにより、
最良の読み取り状況を作り出すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるコード読取装置を示す
模式図である。
【図2】その斜視図である。
【図3】その主要部を示す模式図である。
【図4】コード読み取り作用を示すフローチャート図で
ある。
【図5】ウエハを示す平面図である。
【図6】ウエハカセットを示す斜視図である。
【図7】コード読み取り作用を説明するための各説明図
である。
【図8】本発明の実施例2であるコード読取装置の主要
部を示す模式図である。
【図9】本発明の実施例3であるコード読取装置の主要
部を示す模式図である。
【符号の説明】
1…ウエハ、2…第1主面、3…オリエンテーションフ
ラット、4…識別コード、5…ロットコード、6…ウエ
ハコード、7…カセット、8…ペレット形成部、9…ペ
レット識別コード、10…処理膜、11…コード読取装
置、12…機枠、13…ローダ・アンローダ、14…エ
レベータ、15…コントローラ、17…プリアライメン
ト装置、18…アライメントステージ、19…直線部、
20…コントローラ、21…ロボット、22…コントロ
ーラ、23…アーム、24…グリップ、30…人工視覚
装置、31…読み取りステージ、31A…コントロー
ラ、32…スタンド、33…照明装置、34…光学装
置、35…テレビカメラ、36…識別コード認識装置、
37…モニタ、38…メモリー、39…データ処理装
置、41…光源、42、42A、42B、42C…光導
波路、43…波長切換装置、44…暗箱、45…モー
タ、46…コントローラ、47…回転板、48a〜48
n…光学フィルタ、48D…分光器、49a、49b…
照明光、50a、50b…反射光、51…暗箱、52…
ハーフミラー、53…対物レンズ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 矢嶋 実 群馬県高崎市西横手町111番地 株式会社 日立製作所高崎工場内 (72)発明者 長井 晴夫 群馬県高崎市西横手町111番地 株式会社 日立製作所高崎工場内 (72)発明者 赤岩 正康 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所生産技術研究所内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パターンが凹凸によって形成されている
    被読取物に光を照射し、その被読取物からの反射光を受
    けることによりパターンを読み取るパターン読取方法に
    おいて、 前記照射光の波長を適宜選択することにより、パターン
    の読み取り精度を高めることを特徴とするパターン読取
    方法。
  2. 【請求項2】 パターンが凹凸によって形成されている
    被読取物に光を照射する照明装置と、その被読取物から
    の反射光を受ける受光装置とを備えているパターン読取
    装置において、 前記照明装置が照射光の波長を変更調整可能に構成され
    ていることを特徴とするパターン読取装置。
  3. 【請求項3】 前記照明装置は、光学的フイルタの選択
    により照射光の波長を変更調整するように構成されてい
    ることを特徴とする請求項2に記載のパターン読取装
    置。
  4. 【請求項4】 前記照明装置は、分光器により照射光の
    波長を変更調整するように構成されていることを特徴と
    する請求項2に記載のパターン読取装置。
  5. 【請求項5】 前記照明装置は、受光装置におけるコン
    トラストの程度に応じて照射光の波長を変更調整するよ
    うに構成されていることを特徴とする請求項2に記載の
    パターン読取装置。
JP32520591A 1991-11-13 1991-11-13 パターン読取方法および装置 Pending JPH05133726A (ja)

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JP32520591A JPH05133726A (ja) 1991-11-13 1991-11-13 パターン読取方法および装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7170648B2 (en) 2000-12-27 2007-01-30 Bobst, S.A. Device for scanning register marks into a polychrome printing machine
KR100789698B1 (ko) * 2007-01-10 2008-01-03 (주) 쎄믹스 웨이퍼 식별 코드 인식 장치
WO2008084982A1 (en) * 2007-01-10 2008-07-17 Semics Inc. Apparatus for optically recognizing wafer indentification code

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