JPH0513347Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0513347Y2 JPH0513347Y2 JP19061187U JP19061187U JPH0513347Y2 JP H0513347 Y2 JPH0513347 Y2 JP H0513347Y2 JP 19061187 U JP19061187 U JP 19061187U JP 19061187 U JP19061187 U JP 19061187U JP H0513347 Y2 JPH0513347 Y2 JP H0513347Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- driver
- inner hook
- hook
- vertical feed
- support shaft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000009958 sewing Methods 0.000 claims description 4
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000000696 magnetic material Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Sewing Machines And Sewing (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔考案の目的〕
(産業上の利用分野)
この考案は正面釜ミシンのドライバー装置に関
し、当該装置における構造の改良に係るものであ
る。
し、当該装置における構造の改良に係るものであ
る。
(従来の技術)
従来、この種の装置として、特公昭57−37360
号公報に記載された技術が知られる。
号公報に記載された技術が知られる。
従来のドライバーは、駆動機構を別個に設けボ
ス孔を持つギヤーボツクスに大釜を固定し、その
同軸孔にドライバー軸を遊嵌して、前記ギヤーボ
ツクス内の駆動ギヤーでドライバーが駆動される
構造になつている。
ス孔を持つギヤーボツクスに大釜を固定し、その
同軸孔にドライバー軸を遊嵌して、前記ギヤーボ
ツクス内の駆動ギヤーでドライバーが駆動される
構造になつている。
そして、上記のものでは、中釜、駆動子間に互
いに磁気による斥力を発せしめて常に隙間を形成
させ、前記中釜を偏心せしめることなく、中釜を
駆動子と原理的に無接触の状態にて駆動せしめる
如く構成されている。
いに磁気による斥力を発せしめて常に隙間を形成
させ、前記中釜を偏心せしめることなく、中釜を
駆動子と原理的に無接触の状態にて駆動せしめる
如く構成されている。
(考案が解決しようとする問題点)
しかし、上記従来技術における釜関連部品の組
付けは、各々の部品仕上りの高精度が要求され、
また、正面及び底面の2方向から組付調整しなけ
ればならない。従つて、組付作業が煩わしく、手
法の熟練を必要とする。尚、部品点数も多く、複
雑で、非常に高価なものとなつている。そして、
各部品は所要の高精度が確保されていないと、ギ
ヤーの騒音発生が大きく、また、針折れ発生等に
よる中釜の急ロツク時、磁性体が破損したり外れ
る危険性がある。
付けは、各々の部品仕上りの高精度が要求され、
また、正面及び底面の2方向から組付調整しなけ
ればならない。従つて、組付作業が煩わしく、手
法の熟練を必要とする。尚、部品点数も多く、複
雑で、非常に高価なものとなつている。そして、
各部品は所要の高精度が確保されていないと、ギ
ヤーの騒音発生が大きく、また、針折れ発生等に
よる中釜の急ロツク時、磁性体が破損したり外れ
る危険性がある。
本考案では、コンパクトで一方向から容易に組
付けができ、しかも組付けに高精度を必要としな
い装置を得るための改良を計つたものである。
付けができ、しかも組付けに高精度を必要としな
い装置を得るための改良を計つたものである。
(問題点を解決するための手段)
上記課題を解決するため、本考案では次のよう
な手段を講じた。即ち、機枠に固定した支軸に中
釜を駆動するドライバー装置を回動自在に装着し
た。そして、このドライバー装置の一端に中釜を
駆動するドライバー部、中間部に上下送りカム
部、他端部にタイミングギヤー部を一体成形し
た。
な手段を講じた。即ち、機枠に固定した支軸に中
釜を駆動するドライバー装置を回動自在に装着し
た。そして、このドライバー装置の一端に中釜を
駆動するドライバー部、中間部に上下送りカム
部、他端部にタイミングギヤー部を一体成形し
た。
(作用)
中釜駆動のドライバー部、上下送りのカム部並
びにタイミングギヤー部が、ドライバー装置とし
て一体成形されているため、機枠に固定された支
軸上において、作用的に一方向面のみで転位によ
り組付調整なし得る。
びにタイミングギヤー部が、ドライバー装置とし
て一体成形されているため、機枠に固定された支
軸上において、作用的に一方向面のみで転位によ
り組付調整なし得る。
(実施例)
添付図面により本考案の実施例について説明す
る。図において、1は正面釜ミシンの大釜で、該
大釜1は機枠2に図示せぬネジにより固定されて
いる。1aは前記大釜1のレース部で、中釜3が
回動自在に嵌装され、押え部材4にてその前後方
向の盲動が規制されている。
る。図において、1は正面釜ミシンの大釜で、該
大釜1は機枠2に図示せぬネジにより固定されて
いる。1aは前記大釜1のレース部で、中釜3が
回動自在に嵌装され、押え部材4にてその前後方
向の盲動が規制されている。
5はドライバー体で、機枠2に固定した支軸6
に回動自在に挿入され、軸方向のスラストをネジ
7で規制されている。
に回動自在に挿入され、軸方向のスラストをネジ
7で規制されている。
このドライバー体5の前部には、前記中釜3を
駆動するためのドライバー部5aが形成され、後
部にはタイミングベルト8にて回動を伝達するた
めのタイミングギヤー部5bが、また中間部には
上下送り腕9との協動により、ミシンの送り歯1
0を上下動させるための上下送りカム部5cの
夫々が形成されている。本考案ドライバー装置は
以上の如く構成される。
駆動するためのドライバー部5aが形成され、後
部にはタイミングベルト8にて回動を伝達するた
めのタイミングギヤー部5bが、また中間部には
上下送り腕9との協動により、ミシンの送り歯1
0を上下動させるための上下送りカム部5cの
夫々が形成されている。本考案ドライバー装置は
以上の如く構成される。
従来から存在するドライバー装置の動力伝達部
と、上下送りカム部及び中釜駆動部の一体化によ
り、一方向からの組付け及び調整が極めて容易と
なり、部品点数の減少と共に、個々の部品精度確
保に要した手間が省け、装置全体のコンパクト化
が得られる。
と、上下送りカム部及び中釜駆動部の一体化によ
り、一方向からの組付け及び調整が極めて容易と
なり、部品点数の減少と共に、個々の部品精度確
保に要した手間が省け、装置全体のコンパクト化
が得られる。
第1図は本考案実施例の構成説明断面図、第2
及び第3図は、第1図の側面方向視説明図であ
る。 1……大釜、3……中釜、5……ドライバー
体、5a……ドライバー部、5b……タイミング
ギヤー部、5c……上下送りカム部、6……支
軸。
及び第3図は、第1図の側面方向視説明図であ
る。 1……大釜、3……中釜、5……ドライバー
体、5a……ドライバー部、5b……タイミング
ギヤー部、5c……上下送りカム部、6……支
軸。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 機枠に固定した支軸に回動自在に挿入され軸方
向の盲動を規制されたドライバー体、 前記ドライバー体には、一端に中釜を駆動する
ドライバー部と、中間部に上下送りカム部と、他
端部にタイミングギヤー部とが一体成形されてな
るミシンのドライバー装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19061187U JPH0513347Y2 (ja) | 1987-12-15 | 1987-12-15 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19061187U JPH0513347Y2 (ja) | 1987-12-15 | 1987-12-15 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0196178U JPH0196178U (ja) | 1989-06-26 |
JPH0513347Y2 true JPH0513347Y2 (ja) | 1993-04-08 |
Family
ID=31481565
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19061187U Expired - Lifetime JPH0513347Y2 (ja) | 1987-12-15 | 1987-12-15 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0513347Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-12-15 JP JP19061187U patent/JPH0513347Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0196178U (ja) | 1989-06-26 |
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