JPH05133459A - 自動変速機の制御装置 - Google Patents

自動変速機の制御装置

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JPH05133459A
JPH05133459A JP29439091A JP29439091A JPH05133459A JP H05133459 A JPH05133459 A JP H05133459A JP 29439091 A JP29439091 A JP 29439091A JP 29439091 A JP29439091 A JP 29439091A JP H05133459 A JPH05133459 A JP H05133459A
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Masayuki Furuya
雅之 古屋
Yuji Kato
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 変速制御で、運転者がリニアな加速を求める
領域での異和感の発生、変速ショックの要因となるダウ
ンシフトはこれを防止し、スムーズな加速を保証する。 【構成】 装置のコントローラは、アクセル踏込みによ
るダウンシフト線横断時近傍△tの時間におけるエンジ
ン吸入空気量の変化量△Qaを監視する(ステップ10
1,102)。△Qaが設定しきい値Xより大ならダウ
ンシフトを許し、通常の如く変速線特性に基づく選択変
速段へのダウンシフトを実行させる(同103,10
4)。△QaがX以下のときは、コントローラはダウン
シフトを禁止し、そのままのポジションをキープする
(同105,106)。後者の場合、アクセル分のみの
駆動力アップとなり、スムーズな加速が保証される。キ
ックダウン域でも△Qa≦X条件下ではダウンシフトは
しない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動変速機の制御装置に
関し、特に変速線特性に基づく変速制御に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】自動変速機は、車両の走行状態を検知
し、各種摩擦要素の選択的な作動により対応選択変速段
への自動変速を行う。変速制御では、例えば変速制御に
要するパラメータであるエンジン負荷を示すスロットル
開度(アクセル開度)、車速により設定された変速線特
性に従い燃費特性等が最適なものとなるようその変速点
を演算するなどして制御を実行させることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかして、スロットル
開度と車速で決定された変速線特性に専ら依存して変速
判断を行うとき、次のようなケースがあることを考える
と、アクセルペダル踏込み時に異和感が発生したり、変
速ショックを伴う場合も生ずる。即ち、アクセル開度と
車速で変速線を一律に決めてそれに従い変速を行うとき
は、運転者がリニアな加速を望んでいる場合にでも、変
速ダウン線を横切るとダウンシフトによって大幅な加速
が発生し、運転者に異和感を与える場合がある。特に、
キックダウン(K/D)領域のダウン線を横切るような
場合に該当するときは変速ショックを伴う場合もある。
【0004】図7は典型的な変速点特性モデル図の一部
を示しており、この場合のK/D領域の設定はスロット
ル開度TVOについてその7/8に設定されていて、T
VO7/8に沿った破線の部分が2→1変速でのK/D
領域のダウン線となっている。従って、これを越えるよ
うにアクセルペダルの踏込みがなされると、ケースで
もケースの場合でも、キックダウンによる自動的な1
速へのシフトが実行され、こうしたダウンシフトがケー
スのような急踏みでないケースでもなされれば、そ
のときの変速ショックでスムーズな加速を行わせにくい
ものとなる。
【0005】本発明の目的は、変速制御において上述の
ような異和感の発生等を防止し得て運転者の加速意図を
適確に反映させることのできる自動変速機の制御装置を
提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、下記の
自動変速機の制御装置が提供される。エンジン負荷と車
速により決定される所定の変速線特性に従い選択変速段
への変速を行う自動変速機において、エンジンの吸入空
気量の変化量を検出可能な検出手段と、該検出手段の出
力を用い、エンジン負荷と車速により、現在の変速段よ
り低い変速段への変速が決定された際のエンジン吸入空
気量変化が小のときは前記低い変速段への変速を禁止す
る手段を含む変速制御手段とを具備してなる自動変速機
の制御装置である。
【0007】
【作用】エンジン負荷と車速により変速制御手段が変速
段への変速を行うが、エンジンの吸入空気量の変化量を
検出可能な検出手段の出力を基に、現在の変速段より低
い変速段への変速が決定された際のエンジン吸入空気量
が小のときはその変速禁止手段が前記低い変速段への変
速を禁止する。これにより、運転者がリニアな加速を望
んでいる場合にそれを適確に判断して低い変速段への変
速を禁止することが可能で、かかる変速の禁止は異和感
の発生等をよく抑制乃至防止し、運転者の加速意図と合
致したスムーズな加速を行わしめることを可能にする。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき詳細に
説明する。図2は本発明制御装置の一実施例で、1はエ
ンジン、2は自動変速機を示す。自動変速機2は、トル
クコンバータ、変速機構(ギヤトレーン)、及びクラッ
チ、ブレーキなどの各種摩擦要素等から成る。更に、自
動変速機2はコントロールバルブ3を具え、このコント
ロールバルブには変速制御油圧回路を形成すると共に、
ライン圧ソレノイド4、第1シフトソレノイド5及び第
2シフトソレノイド6等を設ける。これらソレノイド4
〜6は夫々コントローラ7により電子制御し、このコン
トローラにはエンジン1のスロットル開度TVO(エン
ジン負荷)を検出するスロットルセンサ8からの信号、
車速VSPを検出する車速センサ9からの信号の他、エ
ンジン1に吸入される空気量Qaを検出するエンジン吸
入空気量センサ10からの信号を夫々入力する。ここ
に、センサ10は、例えば、エアフローメータでホット
ワイヤーフィルム式の質量流量計で構成されたものを使
用することができ、これにより吸入空気量の検出を行
い、その検出値を自動変速機用(A/T用)コントロー
ルユニットであるコントローラ7に供給する。
【0009】上記コントローラ7は、入力アナログ信号
をデジタル信号に変換(A/D変換)するなどの機能を
有する入力検出回路と、演算処理回路と、該演算処理回
路で実行される変速制御や後述のエンジン吸入空気量に
よる変速判断補正のための一定条件下でのダウンシフト
禁止制御用の演算プログラム等を格納した記憶回路と、
前記各シフトソレノイド5,6等に駆動信号を供給する
駆動回路等とで構成され(いずれも図示せず)、前記各
入力情報に基づき変速制御等を行う。記憶回路には、変
速制御のアップシフト、ダウンシフトにおいて適用され
るスロットル開度と車速により決められた変速点特性デ
ータ(変速特性)が格納されており、またダウンシフト
禁止制御で用いるエンジン吸入空気量の変化量について
の設定しきい値のデータも格納されている。
【0010】コントローラ7は、変速時、基本的には、
上記変速特性に従いスロットル開度TVO(アクセル開
度)及び車速VSPから現在の運転状態に最適な自動変
速機の変速段を判断してこの変速段が得られるようシフ
トソレノイド5,6のON、OFFの組み合わせを指令
し、これらシフトソレノイド5,6のON、OFFに応
じコントロールバルブ3は、デューティ比Dに応じソレ
ノイド4により調圧されたライン圧を自動変速機2内の
選択された摩擦要素に作動油圧(締結圧)として供給
し、これら摩擦要素の作動(締結)、非作動(解放)に
より上記の最適変速段を自動変速機に選択させる。自動
変速機2は、エンジン1の出力を、上記選択変速段に応
じたギヤ比でディファレンシャルギヤに入力し、このギ
ヤを介し左右後輪が駆動されることで車両を走行させる
ことができる。
【0011】コントローラ7はまた、上記変速制御にお
いては、スロットル開度TVOと車速VSPで決定され
る変速点に関し、その変速点を横切った際のエンジン吸
入空気変化量をパラメータとする制御を実行する。即
ち、エンジン吸入空気変化量を前記センサ10からの情
報に基づき監視し、ここでは、該変化量が所定値以下の
場合は、ダウンシフトを禁止することにより、スムーズ
な加速を保証するようになすダウンシフト禁止制御をも
実行する。
【0012】図3は、コントローラ7が行う変速制御プ
ログラムの一部であって、上記のシフトダウン禁止処理
部分を含むプログラムフローチャートの一例である。以
下、図4以下をも参照して説明すると、図3において、
ステップ101はアクセルペダル踏込みによるダウンシ
フト線横断をみるステップである。図4のシフトスケジ
ュールの例でいえば、これは変速線図の第1速、第2速
の部分での1→2アップシフト線(実線)、2→1ダウ
ンシフト線(破線)を示しているが、例えばケース
(イ)またはケース(ロ)のような状況であるかについ
て本ステップではみる。上記各ケースは、図5(a),
(b)にも併せて示す如く、ケース(イ)は、(ロ)に
対し比較的アクセルペダルを踏込んでいる状態(スロッ
トル開度TVOが大)からの、またケース(ロ)は、
(イ)に比しアクセルペダルをそれほど踏込んでいない
状態(スロットル開度TVOは小)からの、夫々の踏込
み時に該当しており、更にいえば前者は運転者がゆっく
りと踏込みを行っている状態、後者は早踏みが行われて
いる状態の例でもあるが、いずれも、ダウンシフト線
(図示の例ではキックダウン(K/D)領域のダウン
線)を横切る状況にある。なお、図5(b)中の破線
は、本制御例に従って制御が実行された場合の各ケース
(イ),(ロ)でのエンジン吸入空気量変化を表すもの
である。上記ステップ101は、いずれのケースでも、
該当するとき処理をステップ102以下へ進める。
【0013】ステップ102は、シフトダウン禁止、許
可のための切換え用のパラメータを導入する処理であ
る。ここでは、先に触れた如く、ダウン線横断時の近傍
△tの時間におけるエンジン吸入空気量Qaの変化量△
Qaを算出する。ここに、図6には、ダウンシフト線横
断時近傍の吸入空気量Qaの推移について、アクセルペ
ダルを急に踏み込んだ場合と、ゆっくり踏み込んだ場合
とで対比してその様子を示してある。スロットル開度T
VOの変化した後で、Qaは変化し、シフト線横断から
所定時間△tにおけるQaの変化△Qaは、図示の如
く、急踏みのときは大きく、ゆっくり踏みのときは小さ
い。ステップ102はこうした変化量△Qaを算出し、
次のステップ103で該△Qa値が所定値Xより大きい
か否かを判断する。ここに、値Xは、△Qaに関し、予
め定めた設定しきい値である。エンジンの出力状態をみ
るにあたり、スロットル開度TVO、車速VSPに専ら
依存しこれらよりエンジンの出力状態を判断するより
も、本制御のように更にエンジン吸入空気量の変化量△
Qaによってエンジンの出力状態の判断をする方が、よ
り一層正確にエンジン出力状態を把握でき(エンジンの
負荷状態を適確につかめ)、従って、運転者がたとえ同
じ車速で同じスロットル開度にまでアクセルを踏込む状
況でも、運転者がリニアな加速を求めているかそうでな
いかを含めてより適確な加速意図が分かる。上記しきい
値Xは、このような観点から設定することができる。
【0014】しかして、上記ステップ103の判別の結
果、答がYESで△Qa>xが成立するときは、運転者
のこのときのアクセルペダル踏込みによる加速は、迅速
なものを望んでいると判断し、即ち例えば図6のような
ゆっくり踏みではなく急踏みであり、図4、5の場合な
らそのケース(イ)ではなくケース(ロ)のような場合
に該当するとみて、それに応えるべくシフトダウンを許
可することとする(ステップ104)。上記ステップ1
04での△Qa>Xのときのシフトダウン許可の処理
は、例えば、その旨の指令を発するなどすることをその
内容とすることができ、この場合は、該指令に応答し、
前記シフトソレノイド5,6による変速制御用のプログ
ラム(不図示)が該当変速段(図4のシフトスケジュー
ル例では第1速)が得られるようシフトソレノイドのO
N,OFFの組み合わせを制御し、ダウンシフト(2→
1変速)を実行する。
【0015】上記に対し、ステップ103の答がNOの
場合、即ち△Qa≦xが成立し、従って変化量値△Qa
が前記したような観点から予め設定したしきい値以下な
らば、シフトダウンは行わない。即ち、この場合は、ア
クセルペダル踏込みでも、例えば図6のようなゆっくり
踏みであり、図4、5ならケース(イ)のような場合に
相当して運転者はリニアな加速を望んでいるとみて、そ
れに合わせるべく、ステップ105,106で△Qa≦
xの条件に基づくシフトダウン禁止をし、現在のポジシ
ョンキープをする。従って、このときは、前記の△Qa
が大なる場合の制御とは異なり、シフトソレノイドによ
る変速制御用プログラムでは、強制的にその変速段(図
4の例では第2速)が保たれるようそのシフトソレノイ
ドのON,OFFの組み合わせを維持することとし、た
とえ、そのダウンシフト線が、K/D領域のダウン線に
相当するもので、それを横切る場合であっても、△Qa
≦Xのときにはダウンシフト(図4の場合なら、2→1
変速)を実行させない。上記は、キックダウンSWをも
つ装置ならば、たとえ該SWが作動するときでさえ、△
Qa≦Xなら、それによる自動的なシフトダウンは行わ
せず、かかるキックダウン機能を停止させることを意味
し、△Qa≦xによるシフトダウン禁止を優先させるよ
うにすることをも意味する。こうして、ダウンシフトを
禁止することにより、スムーズな加速を保証する。
【0016】比較例としての図8の場合との対比でいえ
ば、同図(a),(b)のケース,によるアクセル
ペダル踏込みによる変速ダウン線の横断時、でもで
もダウンシフトし、同図(c)の実線に示す如くに駆動
力は推移する(なお、同図(c)において、破線は、夫
々のケースでのエンジン吸入空気量の変化を示す)。こ
れに対し、本制御に従う図5の場合をみると、前記した
ケース(ロ)の場合は、既述したようにダウンシフトが
実行される結果、そのダウンシフトによる駆動力アップ
は達成できる(図5(b)の(ロ)の実線)上、前記し
たケース(イ)のようなときは、駆動力は図5(b)の
(イ)の実線のような変化となる。即ち、運転者の意図
に合うよう、この場合は、アクセル分のみの駆動力アッ
プが実現でき、ダウンシフトはしない。従って、上記の
両立が図れ、比較例のように運転者がリニアな加速を望
んでいる場合においても大幅な加速が発生し異和感を与
えるといった事態等も緩和される。
【0017】以上のように、本実施例制御では、運転者
がリニアな加速を求める領域での不要なダウンシフトが
防止できる。また、エンジン吸入空気変化量を用いるこ
とから、アクセル開速度と比較した場合にでも、それに
対しより正確にエンジン出力を検出できるため、より正
確に加速意図が分かり、それを適切に反映させた制御を
実現できる。更に、本制御に従えば、即アップシフトの
ハンチング感を防止することもできる。例えば、図7に
おいて、ケースで2→1シフトダウンに引き続きスピ
ードがあがることに伴って1→2変速アップ線を越えて
2速へとアップシフトする、といったような状況は、リ
ニアな加速を望んでいる場合には本制御では防がれ、そ
ういったハンチング感も回避することもできる。
【0018】更にまた、リニアな加速を望んでいるにも
かかわらず、K/D領域のダウン線の横断でシフトダウ
ンがなされる場合に変速ショックを伴うといったこと
も、本制御では前記シフトダウン禁止の結果、避けられ
ると共に、次のような利点もある。図7におけるような
K/D領域の横線、即ち先に述べたようなスロットル開
度の例えば7/8相当の横線については、これをアクセ
ルペダル踏込み操作時、運転者に知らせるなどするた
め、既述した如き一定踏込み量で作動するキックダウン
SWなどのチェック機構等を設けることができる。しか
して、かかる場合、機械的なチェックが理由で、全ての
変速でK/D領域設定につき、一律に、アクセル開度T
VOは同一のものとなるという点では制限を受ける。例
えば、4段変速なら、4→3、3→2、2→1のK/D
領域でのダウン線は、夫々スロットル開度7/8相当の
ものになることとなる。そのように例えばキックダウン
SWをアクセルペダル上部に取り付けるなどするときは
全ての変速でK/D領域のTVOは一律とならざるを得
ないところ、本制御を適用することにより、チェック機
構を不要とするようにすることもできるし、また、自由
にK/D領域の設定(例えば、7/8以外の設定)をす
ることもできる。
【0019】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではない。例えば、変速制御のシフトパターンを2以
上とれるようになっている場合(例えばエコノミーパタ
ーンとパワーパターン等)、Qaの変化をみるのに用い
る判別値を異ならせるようにしてもよく、従って、その
値は一種類であることに限られるものではない。また、
主として2→1変速の場合を中心に説明したが、これに
限られるわけではなく、更にキックダウン領域でのダウ
ンシフト禁止に限定されないことも勿論である。また、
前記実施例では、スロットル開度と車速とで変速段を決
定していたが、スロットル開度の代わりに吸入空気量に
関する値と車速でも変速段が決定できることも勿論であ
る。更にまた、4段以外の5段変速等のものにも適用で
きる。
【0020】
【発明の効果】本発明によれば、変速制御において運転
者がリニアな加速を求める領域では適切に低い変速段へ
の変速の禁止をすることができるので、リニアな加速を
望んでいる場合にでも低い変速段への変速による所望以
上の加速が生じて運転者に異和感を与えるということを
緩和し得て、スムーズな加速を確保でき、また、より正
確にエンジン出力状態の判断をし得て的確に運転者の加
速意図を反映させつつ、上記を実現することが可能で、
設定された変速線特性に基づくダウンシフト実行による
加速との両立も図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明制御装置の概念図である。
【図2】本発明装置の一実施例を示すシステム図であ
る。
【図3】同例のコントローラが実行する制御プログラム
の一例を示すフローチャートである。
【図4】実施例装置による制御の内容の説明に供する図
にして、変速特性の一例を示すと共に、シフトスケジュ
ールの一例を表す図である。
【図5】同じく、スロットル開度、駆動力並びにエンジ
ン吸入空気量の変化の様子の一例を示す説明図である。
【図6】ダウンシフト線横断時近傍でのエンジン吸入空
気量の推移の一例を説明する図である。
【図7】典型的な変速点特性図の一部を表す図である。
【図8】(a)〜(c)は比較例として示すもので、
(a)はそのシフトスケジュールを、(b),(c)は
夫々図5と対比して示す図である。
【符号の説明】
1 エンジン 2 自動変速機 3 コントロールバルブ 5, 6 シフトソレノイド 7 コントローラ 8 スロットルセンサ 9 車速センサ 10 エンジン吸入空気量センサ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジン負荷と車速により決定される所
    定の変速段への変速を行う自動変速機において、 エンジンの吸入空気量の変化量を検出可能な検出手段
    と、 該検出手段の出力を用い、エンジン負荷と車速により、
    現在の変速段より低い変速段への変速が決定された際の
    エンジン吸入空気量変化が小のときは前記低い変速段へ
    の変速を禁止する手段を含む変速制御手段とを具備して
    なることを特徴とする自動変速機の制御装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013194858A (ja) * 2012-03-21 2013-09-30 Toyota Motor Corp 車両用駆動制御装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013194858A (ja) * 2012-03-21 2013-09-30 Toyota Motor Corp 車両用駆動制御装置

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