JPH0513280U - 合成樹脂製床敷物 - Google Patents

合成樹脂製床敷物

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JPH0513280U
JPH0513280U JP7115391U JP7115391U JPH0513280U JP H0513280 U JPH0513280 U JP H0513280U JP 7115391 U JP7115391 U JP 7115391U JP 7115391 U JP7115391 U JP 7115391U JP H0513280 U JPH0513280 U JP H0513280U
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JP
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synthetic resin
floor covering
ridges
binder
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JP7115391U
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正治 寺本
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Teramoto Corp Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 合成樹脂からなる基板の表面が水で濡れてい
る場合にも、歩行者などが滑ることの防止を確実にす
る。 【構成】 合成樹脂からなる基板1の裏面に分散して支
脚を突設し、かつ基板1の表面に、その表面からやや突
出させてエンドレスの突条3a,3b を形成して、この突条
3aの外側と突条3bの内側に沿って通水孔4a,4b を設け
る。そして、突条3a,3b 間で基板1に粒状体5をバイン
ダで固着する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、屋内外の通路その他の床または建物の玄関などに敷いて使用される 合成樹脂製床敷物に関する。
【0002】
【従来の技術】
屋内外の通路その他の床または建物の玄関などに敷いて使用される合成樹脂製 床敷物として、例えば、実公平1−26306号公報に開示されたものが知られ ている。この敷物は、合成樹脂からなる棒状材を縦横などに配置して基板が形成 され、その裏面に支脚を分散して突設し、かつ前記棒状材の表面に、その径方向 の突条を小さい間隔をおいて突設したものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
前記従来の床敷物は、その全体が合成樹脂で形成されているから、着色が容易 であり、かつほぼ任意の形状の敷物をうることが可能である。しかし、この敷物 の上を歩行した場合に滑るおそれがあるから、表面に多くの突条を設けて滑るこ とを防いでいるが、敷物の表面が雨水などで濡れていると、その水が潤滑の役目 をするから、依然として滑るおそれが大きい課題がある。
【0004】 本考案は上記の課題を解決するものであって、合成樹脂からなる基板の表面が 水で濡れている場合にも、歩行者などが滑ることを確実に防ぐことが可能な合成 樹脂製床敷物をうることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案の合成樹脂製床敷物は、合成樹脂からなる基板の裏面に分散して支脚が 突設された床敷物において、前記基板の表面に、その表面からやや突出させてエ ンドレスの突条が形成され、かつ前記突条外側に沿って基板を貫通する通水孔が 設けられて、前記突条内側に粒状体がバインダで固着されたことを特徴とするも のである。
【0006】 前記基板を構成する合成樹脂は、その床敷物の用途その他に適したものを使用 することができ、例えば、塩化ビニル樹脂、ABS、ポリプロピレン、ポリエチ レンなどを挙げることができる。粒状体としては、滑り止めの効果を期待するこ とが可能な粒体、例えば、砂、寒水石、ガラスビーズ、または合成樹脂やゴムな どからなる粒体を挙げることができる。そして、この粒状体を固着するバインダ ーとしては、前記粒状体を固着することが可能な任意のものを使用することがで き、例えば、エポキシ樹脂、ポリウレタン、ポリメチルメタクリレート、水ガラ スなどを挙げることができる。
【0007】
【作用】
前記本考案の合成樹脂製床敷物は、その表面に固着した粒状体の凹凸で、歩 行者が滑る危険を防ぐものである。そして、粒状体はエンドレスの突条内に固着 しているから、この突条にはきものなどが接し、膜状になった粒状体の端縁に前 記はきものが接することを防いで、粒状体が剥離するようなことを阻止する。ま た、前記突条の外側に沿って基板に通水孔を設けているから、雨水などはこの通 水孔から排水されるとともに、粒状体の表面に付着するなどした土などは、前記 水と共に通水孔から流出するから、粒状体の滑り止めの効果を持続することが可 能であるとともに、体裁をよくする。
【0008】
【実施例】
本考案の合成樹脂製床敷物の実施例を図について説明する。
【0009】 図において、1は塩化ビニル樹脂からなる基板で、その裏面に支脚2を分散し て突設されている。3a,3b は同心円状にして、基板1の表面に突出形成された円 形の突条、4aは突条3aの外側に沿って基板1に形成された通水孔、4bは突条3bの 内側に沿って形成された通水孔、5は突条3a,3b 間において基板1の表面にポリ ウレタン樹脂からなるバインダで固着された粒状体で、砂を使用している。前記 粒状体5は、突条3a,3b の上面からやや突出させているいるが、ほぼ同じにする など任意である。6aは基板1の連続した2辺に設けた筒状の連結部材、6bは基板 1の他の連続した2辺に、前記連結部材6aに挿入係止可能に構成された連結部材 である。
【0010】 前記基板1に対するバインダによる粒状体5の固着手段は、例えば、基板1の 表面に前記バインダをあらかじめ塗布して、そのバインダの上に粒状体5を落下 させるなどして置いて固着、または粒状体5をバインダであらかじめシート状に 結合したものを、接着剤や粘着剤で基板1の所定の位置に接着、あるいは、粒状 体5を混合したバインダをリシンガンで吹付けるなど任意にすることが可能であ る。
【0011】 この床敷物は、その基板1を用途などに対応して必要数を連結部材6a,6b で連 結して使用されるが、その表面に砂からなる粒状体5を固着しているから、その 上を歩行する歩行者のはきものの裏面に対して粒状体5が引っ掛かる状態になっ て、その歩行者が滑るようなことを防ぐものである。そして、粒状体5の表面が 雨水などで濡れている場合も、前記歩行者が滑るようなことを確実に防ぐことが 可能である。しかも、基板1から粒状体5が剥離することをエンドレスの突条3a ,3b が防ぐから、粒状体5による滑り止め効果を長期間にわたって維持させるこ とが容易である。
【0012】 また、粒状体5の表面に、例えば、はきものに付着していた土その他が付着し た場合には、敷物が雨水などで濡れると、その水で流されるが、前記突条3a,3b の内外に沿って設けた通水孔4a,4b で、前記水を基板1の表面から効率よく排水 することがてきる。したがって、粒状体5に付着した土などのために粒状体5が 埋まった状態になることを防ぐことが容易であって、粒状体5による滑り止め効 果を継続して維持させることが可能である。また、基板1の表面が土になど汚れ ることを少なくして、体裁よく使用することができる。
【0013】 前記実施例は、突条3a,3b を同心円状に形成しているが、突条3bを設けること なく突条3a内の全体に粒状体5を固着することも可能である。また、エンドレス に形成する突条3a,3b の形状は、角形や波形その他任意の形状にすることが可能 である。また、通水孔4a,4b は突条3a,3b のほぼ全長にわたって形成されている が、一部に形成することも可能である。
【0014】
【考案の効果】
本考案の合成樹脂製床敷物は、上記のように、合成樹脂からなる基板の表面に エンドレスの突条を形成し、その内側に粒状体をバインダで固着している。した がって、粒状体の表面が水で濡れていても、歩行者のはきものなどが滑ることを 確実に防ぐことが可能であるとともに、粒状体をエンドレスの突条で包囲してい るから、はきものなどは前記突条に接触し、粒状体の端縁にはきものが直接に接 触することを阻止するから、粒状体の剥離を防いで長期間にわたって滑り止め効 果を維持することが可能である。また、基板上の雨水などを、前記突条に沿って 形成した通水孔で効率よく排出することができるから、粒状体の表面に付着した 土なども前記水で通水孔から効率よく排出することが可能である。このため、粒 状体の滑り止め効果の維持が容易であるとともに、体裁よく床敷物を使用するこ とが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】平面図である。
【図2】要部の拡大断面図である。
【符号の説明】
1 基板 2 支脚 3a,3b 突条 4a,4b 通水孔 5 粒状体

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 合成樹脂からなる基板の裏面に分散して
    支脚が突設された床敷物において、前記基板の表面に、
    その表面からやや突出させてエンドレスの突条が形成さ
    れ、かつ前記突条外側に沿って基板を貫通する通水孔が
    設けられて、前記突条内側に粒状体がバインダで固着さ
    れたことを特徴とする合成樹脂製床敷物。
JP1991071153U 1991-08-08 1991-08-08 合成樹脂製床敷物 Expired - Lifetime JPH0746216Y2 (ja)

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JPH0513280U true JPH0513280U (ja) 1993-02-23
JPH0746216Y2 JPH0746216Y2 (ja) 1995-10-25

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JPH0746216Y2 (ja) 1995-10-25

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